JP2006278422A - 内燃機関用点火コイル及び自動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 組付けが容易で最適な構成の点火コイルを提供する。
【解決手段】 二次コイル7の二次ボビン30の内側に一次コイル6を配置する一方、二次ボビン30の外側に回路接続用のターミナル基板36を装着するコイル組立体CLを、コイルケース1に内蔵させて点火コイルを構成する。ターミナル基板36は、二次コイル7の高圧出力端子37,38を含む複数の接続端子を適所に配置した一体の導電板40に、その一部を露出させるように合成樹脂材を注入した後、導電板40の不要箇所を除去することで製造される。複数の接続端子には、二次ボビン30から突出する複数の全ての金属導線32b,33b,34b,35bの位置に対応して、それぞれ貫通穴45〜48が形成されており、各貫通穴45〜48に金属導線32b,33b,34b,35bを通して導体板40に固定することでコイル組立体CLを完成させる。
【選択図】 図5
【解決手段】 二次コイル7の二次ボビン30の内側に一次コイル6を配置する一方、二次ボビン30の外側に回路接続用のターミナル基板36を装着するコイル組立体CLを、コイルケース1に内蔵させて点火コイルを構成する。ターミナル基板36は、二次コイル7の高圧出力端子37,38を含む複数の接続端子を適所に配置した一体の導電板40に、その一部を露出させるように合成樹脂材を注入した後、導電板40の不要箇所を除去することで製造される。複数の接続端子には、二次ボビン30から突出する複数の全ての金属導線32b,33b,34b,35bの位置に対応して、それぞれ貫通穴45〜48が形成されており、各貫通穴45〜48に金属導線32b,33b,34b,35bを通して導体板40に固定することでコイル組立体CLを完成させる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、自動車などのエンジンのプラグホールに取り付けられ、先端部に点火プラグが装着されて使用される内燃機関用点火コイル、及びこの点火コイルを内蔵する自動車に関する。
内燃機関の単一気筒に複数の点火プラグを配置する構成に対応して、単一の装置で複数の点火プラグを駆動する点火コイルとして、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1に記載の点火コイルでは、二つの点火プラグに、同一位相の放電電圧を供給することによって、装置の絶縁性能を向上させると共に、エネルギー効率も有効に改善している。
特開2004−247571
しかしながら、点火コイルの更なる小型化及び高性能化の要請に基づいて、コイルケースの形状はどうしても複雑化せざるを得ず、このコイルケースに対応して、一次コイルや二次コイルの構成やこれらの組付け構造は、より適切なものに改善することが望まれている。すなわち、省略可能な部材や工程は、全て排除すべきであるし、組付けが容易でより適切な構成の点火コイルの完成が望まれる。
この発明は、上記の実情に基づくものであって、組付けが容易で最適な構成の点火コイルを提供することを課題とする。また、このような点火コイルを内蔵した自動車を提供することを課題とする。
上記目的を達成するために、本発明は、二次コイルの二次ボビンの内側に一次コイルを配置する一方、前記二次ボビンの外側に回路接続用のターミナル基板を装着するコイル組立体を、コイルケースに内蔵させて構成された点火コイルであって、前記ターミナル基板は、前記二次コイルの高圧出力端子を含む複数の接続端子を適所に配置した一体の導電板に、その一部を露出させるように合成樹脂材を注入した後、前記導電板の不要箇所を除去することで製造され、前記複数の接続端子には、前記二次ボビンから突出する複数の全ての金属導線の位置に対応して、それぞれ貫通穴が形成されており、前記各貫通穴に前記金属導線を通して前記導体板に固定することで前記コイル組立体を完成させることを特徴とする。
本発明のターミナル基板は、二次コイルの高圧出力端子を含む複数の接続端子を適所に配置した一体の導電板に、その一部を露出させるように合成樹脂材を注入した後、導電板の不要箇所を除去することで製造される。そのため、接続端子の位置精度が高く、特別な位置決め部材を要することなく、接続端子の貫通穴に前記金属導線を通すことができ、この金属導線を導体板に固定するだけでコイル組立体を完成させることができる。したがって、ターミナル基板には、自らを二次ボビンに固定させるための固定片を特に設ける必要ながない。
本発明に係る二次コイルの巻線は、互いに分離された第一部と第二部の巻線に区分されるのが好適であり、この場合には、前記第一部と第二部の巻線の各両端は、前記二次ボビンから突出する前記金属導線に接続されるのが効果的である。なお、第一部と第二部の巻線は、その巻回方向を逆転させるのが好適である。
また前記ターミナル基板には、ダイオードを配置すべき凹部が形成されているのが好適であり、更に好ましくは凹部に配置された複数個のダイオードは、その出力信号が導体板によって短絡されるべきである。また、ターミナル基板には、高圧出力端子のほかに、複数のダイオードの単一の出力端子が設けられているのか効果的である。また、本発明は、請求項1〜5の何れかに記載の点火コイルを備える自動車でもある。
以上説明した本発明によれば、組付けが容易で最適な構成の点火コイル、及びこのような点火コイルを内蔵した自動車を実現できる。
以下、実施例に係る内燃機関用点火コイルの構成を説明する。図1は、実施例に係る点火コイルについて、正面図(a)と、背面図(b)と、左側面図(c)とを図示したものである。なお、コイルケース1の内部には、エポキシ樹脂が充填されているため、正面図(a)には、一次コイルや二次コイルが現れない。
図1(a)に示すように、この点火コイルは、一次コイル及び二次コイルを収容するコイルケース1と、点火駆動回路からの出力信号を受ける入力端子部2と、二次コイルから発生される放電電圧を点火プラグに供給するプラグブーツ3とを中心に構成されている。
ここで、入力端子部2は、コイルケース1の側部に形成された収納穴4に、その半分程度が内挿されている。そして、入力端子部2の残り半分程度は、コイルケース1から突出している(図1(c))。この入力端子部2には、3本の接続端子2a〜2cが設けられているが、その二つ2a,2bは内部的に接続されており(図6)、実質的には二本の接続端子として機能する。
プラグブーツ3は、コイルケース1の底板から突出する2つの突出部5A,5B(図2(a))に外嵌されている。このプラグブーツ3には、導電性のスプリングSPが内蔵されており、スプリングSPを通して点火プラグに放電電圧が供給される。なお、図1には、点火コイルを取付けるためのボルトBTも図示されている。
図2は、コイルケース1を示す正面図(a)と、左側面図(b)と、平面図(c)である。また、図2には、一次コイル6と二次コイル7とを組み合わせ、その磁路に環状鉄芯8を配置してなるコイル組立体CLも示されている。そして、図2の矢印は、コイル組立体CLのコイルケース1に対する挿入方向を示している。
図2(c)に示す通り、コイルケース1は、薄い仕切り壁9に仕切られることで、略直方形のコイル収納空間10と、入力端子部2のための収納穴4とに区分されている。そして、コイル収納空間10の上下方向中央には、環状鉄芯8を受け入れるコ字状溝11がやや外側に広がって形成されている(図1(a)(b))。また、このコ字状溝11に合わせて、仕切り壁9のコイル収納空間側の側面には係止段部12が上下に形成されている。
また、コイルケースの底部には、補強リブ13,14,15が形成されると共に、円筒状の突出部5A,5Bが形成されている。突出部5A,5Bは、プラグブーツ3が外嵌される部分であり、コイルケース1の底板には、突出部5A,5Bに連通して貫通穴16,16が形成されている。この貫通穴16は、コイルケース1内にコイル組立体CLを固定するための取付けビスBS(図9(c))を通過させるものである。取付けビスBSは導電性を有しており、プラグブーツ3に内装されているスプリングSPと、二次コイルの出力端子とを電気的に接続している。
図3は、一次コイル6と、一次コイル6に配置される環状鉄心7とを図示したものである。図3(a)は、図2(c)に対応する平面図、図3(b)は、一次コイル6の背面図、図3(c)は、図3(b)の右側面図である。一次コイル6は、中空で四角柱状に形成された一次ボビン20と、一次ボビン20の外周に巻回された一次巻線21と、一次巻線21の巻線端子22,23とで構成されている。
ここで、巻線端子22は、L字状に屈曲された始点部22aと、始点部22aに直交して延設される接続部22bとが一体構成されている(図3(c))。また、巻線端子23は、直線的に延びる終点部23aと、終点部23aに直交して延設される接続部23bとが一体構成されている。始点部22aは一次巻線21の巻き始め箇所、また、終点部23aは一次巻線21の巻き終り箇所であり、それぞれ一次巻線21が巻き付けられ半田付けされている。また、始点部22aのL字状先端TOPは、後述するターミナル基板36のダイオード出力端子39に接続される。
一方、接続部22bと接続部23bは、それぞれ入力端子部の接続端子2cと接続端子2a(2b)に接続される。このような構成の一次ボビン20及び一次巻線21には、平面視コ字状で断面矩形状の積層珪素鋼板8A,8Bが両側から挿入されて環状鉄心8が配置される(図3(a)参照)。ここで、一次ボビン20から露出する各珪素鋼板8の外周面には、適当な弾性を有し耐熱性に優れたプラスチック製の緩衝カバーCVが設けられている。
これは、コイルケース1に充填されるエポキシ樹脂と環状鉄心(珪素鋼板)8との熱膨張率の差による冷熱ストレスによって、環状鉄心8の周りのエポキシ樹脂にクラックが発生するのを防止するためである。すなわち、一次ボビン20から露出する珪素鋼板の外周面を緩衝カバーCVで覆うことによって、珪素鋼板に対面する二次コイル7との絶縁を確実にすると共に、冷熱ストレスを緩和してクラックの発生を防止している。なお、2つの積層珪素鋼板8A,8Bの当接面や、一次ボビン20への挿入箇所は、珪素鋼板が露出している。
図4は、一次コイル6の外側に配置される二次コイル7を示す底面図(a)とその左右側面図(b)(c)、及びA−A断面図(d)である。図5は、二次コイル7の底面にターミナル基板36を装着した状態を示す底面図(a)とその左右側面図(b)(c)である。また、図6は、一次コイル6と二次コイル7の接続関係を示す等価回路である。なお、図5(d)(e)は、ターミナル基板36の二次ボビン30への装着方法を示している。
図4(a)及び図5(a)に示すように、二次コイル7は、中空SPを有する四角柱状で、多数のフランジFGを設けた二次ボビン30と、二次ボビン30に巻回される二次巻線31と、二次巻線31の巻線端子32,33,34,35と、ターミナル基板36とで構成されている。ターミナル基板36には、二次コイルの出力端子37,38と、ダイオード出力端子39とが設けられ、また、ダイオードD1,D2が搭載されるよう凹部50が形成されている(図8参照)。
二次コイル7は、詳細には、巻線端子32,33間の第一部7Aと、巻線端子34,35間の第二部7Bとに区分されており(図6)、第一部7Aと第二部7Bでは、巻線方向が逆転している。そのため、巻線端子35と巻線端子32の誘起電圧は、ダイオードD1,D2の接続点CTを基準に同位相となり、そのため2つのプラグPG1,PG2は同一タイミングで放電することになる(図6)。このことの利点は特許文献1に記載の通りであり、点火コイル全体の絶縁負荷を大きく軽減することができる。
図4(d)に示すように、巻線端子32〜35は、全てJ字状に形成され、それぞれの両端には、二次巻線31の巻着部32a,33a,34a,35aと、ターミナル基板36への連結部32b,33b,34b,35bが設けられている。連結部32b,33b,34b,35bは、二次コイル7の各部と、ターミナル基板36の各部とを電気的に接続すると共に、ターミナル基板36を二次ボビン30に固定する役目を果たしている。すなわち、ターミナル基板36は、二次ボビン30から突出する四本の連結部の金属導線32b,33b,34b,35bによって位置決めされて二次ボビン30に固定される。
図7及び図8は、ターミナル基板36の構成及びその製作方法を説明する図面である。この実施例では、インサート成形法によってターミナル基板36を製作しており、具体的には、図7(a)に示す導電板40を配置した状態で、プラスチック成形型にプラスチック材を流し込み、その後、導電板40の不要部分(図8(b)斜線部40a)を除去して、図8(a)に示すターミナル基板36を完成させる。なお、図8(a)において、網掛け部分が硬化したプラスチック材の部分である。
本実施例では、一体化した導電板40に、プラスチック材を流し込むインサート成形法を採用するので、導電板40に配置された各部材の位置精度が高く、そのため、二次ボビン30から突出する四本の連結部(金属導線)32b,33b,34b,35bだけで、ターミナル基板36を二次ボビン30に取り付けることができる。すなわち、ターミナル基板36を二次ボビン30に固定するための固定片を、ターミナル基板36や二次ボビン30に特に設ける必要がない。
図7(a)に示すように、導電板40には、ダイオード出力端子39と、ダイオードD1,D2のリード線を受け入れる係合爪41〜43と、巻線端子33,34の金属導線33b,34bを受け入れる位置決め穴45,46と、巻線端子32,35の金属導線32b,35bを受け入れる位置決め穴47,48と、二次コイルの出力端子37,38とが設けられている。要部拡大図に示すように、出力端子37,38は、他の部分より突出して形成され、また出力端子37,38にはネジ穴が形成されている。
先に説明したように、図7(a)に示す導電板40を保持した状態で、図8(a)の斜線の内側にプラスチック材が流し込まれる。そして、その後プラスチック材が硬化した状態で、六箇所の切断箇所C1〜C6を切断すると図8(b)に示すターミナル基板36が完成する。プラスチック成形型は、ターミナル基板36の複雑な凹凸形状に対応しており、ダイオードD1,D2を搭載する凹部50や、コイルケース1の補強リブ14に係合する係合溝51などが一気に形成される。
このようにして完成したターミナル基板36は、図4に示す二次コイル7の上に載置される。この場合、導体板40の各部材の位置精度が高く、且つ、位置決め穴45,46,47,48は、二次ボビン30から直立する各巻線端子の金属導線33b,34b,32b,35bのワイヤ径より適度に大きいので、金属導線33b,34b,32b,35bは、確実に位置決め穴45,46,47,48を通過してターミナル基板36から突出する。そして、二次ボビン30から突出する複数の金属導線33b,34b,32b,35bが、ターミナル基板36を通過することによって、二次ボビン30とターミナル基板36とが正しく位置決めされる。
そこで、次に、突出した巻線端子の金属導線33b,34b,32b,35bを約90度、折り曲げることによって、二次コイル7とターミナル基板36の組付けが完了し(図5(d)(e))、その後、該当箇所が半田付けされる。この作業によってターミナル基板36が二次コイル7(二次ボビン30)に固定されるので、この完成状態の二次コイル7の二次ボビン30の中空部SPに、図3(a)に示す一次コイル6が挿入される。この時、一次コイル6の巻線端子22における、L字状に屈曲された始点部22aが、ダイオード出力端子39の位置に合うように挿入される。
そして、一次コイル6の始点部22aとダイオード出力端子39とを半田付けすると共に、一次ボビン20の両側から環状鉄心8A,8Bを挿入する。図2(c)に略記したコイル組立体CLは、この状態を図示したものであり、一次巻線21の巻線端子23の接続部23bが現れている。
次に、一次巻線21の巻線端子22,23の接続部22b,23bに、入力端子部2の接続端子2a〜2cを接続する。具体的には、接続端子2aを接続部23bに固定し、接続端子2cを接続部22bに固定する。最後に、この状態で、図2の矢印に示すように、コイル組立体CLと入力端子部2をコイルケース1に挿入して収容する。この時、コイルケース1の補強リブ14と、ターミナル基板36の係合溝51とが係合することで、コイルケース1の中にターミナル基板36が正しく位置決めされる。
図9は、コイルケース1にコイル組立体CLと入力端子部2が収納された状態を示す正面図(a)、底面図(b)、及び右側面一部断面図(c)である。コイル組立体CLをコイルケース1の限界位置まで挿入すると、二次コイルの出力端子37,38と、コイルケース1の2つの貫通穴16,16の位置が合うようになっている。そこで、突出部5A,5Bを通して、取付けビスBSを挿入し、出力端子37,38にネジ込むことによって、コイル組立体CLの取り付けが完了する。
なお、貫通穴16,16は、取付けビスBSの外径より適度に大きく形成されているので、コイルケース1に対するターミナル基板36の位置ズレが仮にあっても、その位置ズレは、取付けビスBSをネジ込むことで解消される。そして、最後にエポキシ樹脂を充填して硬化させ、プラグブーツを装着すると点火コイルが完成する。
以上、本発明の実施例について具体的に説明したが、上記の記載内容は一例を示したに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱することなく適宜に変更可能である。
7 二次コイル
30 二次ボビン
6 一次コイル
36 ターミナル基板
CL コイル組立体
37,38 高圧出力端子37,38
40 導電板
32b〜35b 金属導線
45〜48 貫通穴
30 二次ボビン
6 一次コイル
36 ターミナル基板
CL コイル組立体
37,38 高圧出力端子37,38
40 導電板
32b〜35b 金属導線
45〜48 貫通穴
Claims (6)
- 二次コイルの二次ボビンの内側に一次コイルを配置する一方、前記二次ボビンの外側に回路接続用のターミナル基板を装着するコイル組立体を、コイルケースに内蔵させて構成された点火コイルであって、
前記ターミナル基板は、前記二次コイルの高圧出力端子を含む複数の接続端子を適所に配置した一体の導電板に、その一部を露出させるように合成樹脂材を注入した後、前記導電板の不要箇所を除去することで製造され、
前記複数の接続端子には、前記二次ボビンから突出する複数の全ての金属導線の位置に対応して、それぞれ貫通穴が形成されており、
前記各貫通穴に前記金属導線を通して前記導体板に固定することで前記コイル組立体を完成させることを特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 前記二次コイルの巻線は、互いに分離された第一部と第二部の巻線に区分されており、前記第一部と第二部の巻線の各両端は、前記二次ボビンから突出する前記金属導線に接続されている請求項1に記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記ターミナル基板には、ダイオードを配置すべき凹部が形成されている請求項1又は2に記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記ターミナル基板には、自らを前記二次ボビンに固定させるための固定片が設けられていない請求項1〜3の何れかに記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記ターミナル基板には、高圧出力端子のほかに、複数のダイオードの単一の出力端子が設けられている請求項1〜4の何れかに記載の内燃機関用点火コイル。
- 請求項1〜5の何れかに記載の点火コイルを備える自動車。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100914 |