JPH11116849A - 水系塗料用組成物 - Google Patents

水系塗料用組成物

Info

Publication number
JPH11116849A
JPH11116849A JP28083797A JP28083797A JPH11116849A JP H11116849 A JPH11116849 A JP H11116849A JP 28083797 A JP28083797 A JP 28083797A JP 28083797 A JP28083797 A JP 28083797A JP H11116849 A JPH11116849 A JP H11116849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
water
particles
parts
coating composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28083797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Sugimoto
博美 杉本
Satoru Kobayashi
悟 小林
Kazuhiko Maeda
一彦 前田
Kentaro Tsutsumi
憲太郎 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP28083797A priority Critical patent/JPH11116849A/ja
Publication of JPH11116849A publication Critical patent/JPH11116849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐候性、耐水性、耐汚染性などに優れた撥水
性塗料であり、しかも実質的に有機溶剤を含有せず、環
境への負荷の少ないエマルジョン塗料を調製するための
組成物を提供する。 【解決手段】 第1の樹脂からなる粒子および第2の樹
脂からなる粒子および水溶性樹脂または水膨潤性樹脂を
含み、さらに第2の樹脂からなる粒子がエマルジョンを
形成するのに充分な水と乳化剤を含んでなる水系塗料用
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撥水性と耐候性に優れ
た水系塗料用樹脂に関するものである。
【0002】
【従来技術】フッ素樹脂は一般に撥水性を持つが、その
中でも比較的撥水性の高いとされるポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)でさえ、普通は表面に付着する水
滴を完全に防止するほどの撥水効果はなく、その上、物
品を被覆するためにはライニング等の加工技術を要す
る。このような問題に対して、高い撥水性を持った被膜
を得るために、メッキ中にPTFE粒子を分散させる方
法(特開平4−283268号公報)があり高い撥水性
を発現したが、この方法は湿式メッキ技術に基づいてい
るので、処理装置を要したり適用できる被塗装体も限ら
れ、また常温での現場施工は不可能であった。
【0003】このため、簡便に撥水膜を得る方法とし
て、撥水性を極端に高めた撥水粒子を塗料ベース中に分
散した超撥水塗料が溶剤型塗料として開発され、その水
に対する接触角は140度を越えることが開示されてい
る(特開平6−122838号公報等)。
【0004】一方、大気内への有機溶剤排出を制限する
目的で水系塗料が数多く実用化され、耐候性塗料の分野
も例外ではなく、含ケイ素樹脂やフッ素樹脂の水系塗料
が上市されており、その将来性に大きな期待が寄せられ
ている。
【0005】水系のフッ素樹脂塗料としては、フッ素樹
脂の水性分散液が活発に検討されている。一般にそれら
分散液の製造は乳化重合法によって行われるが、その際
多量の乳化剤が使用され、この乳化剤は塗膜にまで残存
して吸水率を増加させるため、従来の溶剤型フッ素樹脂
塗料の塗膜に比べて撥水性が低く、また耐水性、耐汚染
性に問題点を残している。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
の特開平4−283268号公報に記載された超撥水塗
料が溶剤型塗料であることから判るように、撥水性粒子
を用いた水系塗料では、高い撥水性能を持った撥水粒子
ほど水中に分散するのが難しいことから、その撥水性能
の向上は困難であった。
【0007】そこで、本発明は、耐候性、耐水性、耐汚
染性などに優れた撥水性塗料であり、しかも実質的に有
機溶剤を含有せず、環境への負荷の少ないエマルジョン
塗料を調製するための組成物を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために水性塗料用の合成樹脂エマルジョンへ
の撥水剤添加方法について検討したところ、含フッ素樹
脂粉末と合成樹脂エマルジョンと水溶性樹脂または水膨
潤性樹脂を含む組成物が撥水性、耐水性、耐汚染性を満
足する水系塗料用となることを見いだし、本発明の完成
に至った。
【0009】すなわち、本発明は第1の樹脂からなる粒
子および第2の樹脂からなる粒子および水溶性樹脂また
は水膨潤性樹脂を含み、さらに第2の樹脂からなる粒子
がエマルジョンを形成するのに充分な水と乳化剤を含ん
でなる水系塗料用組成物である。
【0010】本発明に使用する第1の樹脂からなる粒子
は、形成された塗膜の接触角を高める目的で使用され
る。このため、水中に分散する程度に粒径が小さく、表
面撥水性の高い粒子である。第1の樹脂は、少なくとも
分子内にテトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレ
ン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、クロロトリフル
オロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、ヘキサフル
オロイソブテンなどのフルオロオレフィンに由来する構
造単位を含有する含フッ素樹脂である。フルオロオレフ
ィン構造単位は全構造単位の50モル%以上であること
が好ましい。50モル%未満では撥水性が高くならない
欠点がある。さらに、特に高い撥水性、例えば150°
以上の接触角を得ようとする際には第1の樹脂に含有さ
れるテトラフルオロエチレン構造単位は80%以上であ
ることが好ましい。
【0011】また第1の樹脂の分子量は、粉末の粒径を
小さく制御するために、小さいほど好ましい。本発明で
使用する分子量範囲としては500〜20,000であ
る。500未満では粒子の機械的強度が低く塗膜の撥水
性が持続せず、20,000を越えると粉砕時にフィブ
リル化し粉体化が困難であるため好ましくない。したが
って、本発明で好適に使用される第1の樹脂の粒子の粒
径としては平均粒径0.01〜10ミクロンの範囲であ
る。以上の条件を満足すれば第1の樹脂は制限なく使用
できるが、より撥水性を高めるためにはフルオロオレフ
ィン構造単位100%の樹脂を使用することが望まし
い。その際、分子中に水素、酸素などを含まないパーフ
ルオロ樹脂であればなお好適である。
【0012】具体的に例示すると、本出願人が既に提案
した製造法(特公平1−49404号公報、特公平6−
67859号公報)等で製造された低分子量ポリテトラ
フルオロエチレン、低分子量テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン(TFE−HFP)共重合体
等が使用できる。特公平1−49404号公報、特公平
6−67859号公報記載の方法による低分子量フッ素
樹脂は、ポリテトラフルオロエチレンまたはTFE−H
FP共重合体をF2、NF3、ハロゲン化フッ化物および
希ガスのフッ化物の少なくとも1種と接触させて反応す
ることを特徴としており、該低分子量フッ素樹脂の末端
基がCF3となっている割合がフッ素などのガスの非存
在下での熱分解や放射線分解またはテトラフルオロエチ
レンオリゴマー合成などの他法による低分子量フッ素樹
脂と比較して多いからか、撥水性が優れているため好適
に使用される。
【0013】さらに、第1の樹脂からなる粒子には、本
発明者らが既に提案した製造法(特開平7−25106
0号公報)、すなわち、機械的強度を高める目的で無機
化合物(例えば、チタンイエロー、コバルトブルー、酸
化チタン、弁柄等の無機顔料や炭素、シリカ、マイカ
等)の粒子上にポリテトラフルオロエチレンをフッ素ガ
スで処理した低分子量フッ素樹脂を被覆した複合粒子を
使用することもできる。
【0014】本発明の水系塗料用組成物は、第2の樹脂
100重量部に対し、第1の樹脂からなる粒子を10〜
1,000重量部であり、50〜800重量部が好まし
く、100〜500重量部がより好ましい。10重量部
未満では、充分な撥水性が発現せず、また、1,000
重量部を超えると、塗膜を形成したとき平滑な膜を得ら
れないことがあり好ましくない。
【0015】本発明における第2の樹脂からなる粒子
は、乳化剤の安定化作用によりエマルジョンを形成する
大きさの合成樹脂粒子である。第2の樹脂としては特に
限定はないが、一般にエマルジョン塗料として使用され
ている樹脂、例えば、フッ素樹脂、アクリル系樹脂、ア
クリルシリコン樹脂、ビニルエステル樹脂、ウレタン樹
脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リエステル系樹脂、ポリエーテル系樹脂等があげられ
る。本発明においては、これらの樹脂のうち耐候性をよ
り高め、長期に撥水性、耐水性などを持続させることの
できるフッ素樹脂が好ましく採用される。本発明に使用
する第2の樹脂としてのフッ素樹脂は、フルオロオレフ
ィンと炭化水素系単量体を共重合させて得られるフッ素
樹脂である。フルオロオレフィンのみを重合させて得ら
れたフッ素樹脂に配合された第1の樹脂からなる粒子は
分散性に富み、却って塗膜表面への第1の樹脂からなる
粒子の分布を損なうことがあるのに対して、炭化水素系
単量体を共重合させたフッ素樹脂では分散性が適度とな
るため塗膜の撥水性が発現するものと考えられる。この
様なフッ素樹脂は一般に溶剤可溶型フッ素樹脂として知
られるが、本発明においては、水と乳化剤の働きでエマ
ルジョンを形成しさえすればよいので必ずしも分子量が
大きい等の理由で溶剤に溶解しないものでもよい。
【0016】第2の樹脂としてのフッ素樹脂を製造する
のに用いるフルオロオレフィンとしては、例えば、テト
ラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、フッ化ビ
ニリデン、フッ化ビニル、クロロトリフルオロエチレ
ン、ヘキサフルオロプロピレン、ヘキサフルオロイソブ
テンなどが例示でき、特に、クロロトリフルオロエチレ
ンまたはテトラフルオロエチレンが好ましい。炭化水素
系単量体としては、カルボン酸ビニルエステル類、例え
ば、酢酸ビニル、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピ
バリン酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリル酸ビニ
ル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、シクロヘキ
サンカルボン酸ビニル、バーサチック酸ビニル、ベオバ
9またはベオバ10(シエル化学製ビニルエステル)な
ど、ビニルエーテル類、例えば、エチルビニルエーテ
ル、プロピルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエ
ーテルなど、カルボン酸アリルエステル類、例えば、酢
酸アリル、プロピオン酸アリル、酪酸アリル、イソ酪酸
アリル、カプロン酸アリル、カプリル酸アリル、ラウリ
ン酸アリル、シクロヘキサンカルボン酸アリルなど、ア
リルエーテル類、例えば、メチルアリルエーテル、エチ
ルアリルエーテル、ブチルアリルエーテルなど、水酸基
含有アリルエーテル類、例えば、ヒドロキシブチルアリ
ルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル、
プロピレングリコールモノアリルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノアリルエーテル、グリセリンモノアリ
ルエーテルなど、水酸基含有ビニルエーテル類、例え
ば、ヒドロキシエチルビニルエ−テル、ヒドロキシブチ
ルビニルエ−テル、ヒドロキシメチルビニルエ−テルな
ど、α−オレフィン類、例えば、エチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−オクテン、ポリエチレンオキシド
鎖、ポリプロピレンオキシド鎖などの親水性側鎖を持つ
不飽和エステル類または不飽和エーテル類(例えば、日
本油脂製のアリル化ポリエーテルであるPKA−500
3)など、ハロゲン化オレフィン類、例えば、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデンなど、芳香族ビニル化合物類、例え
ば、スチレン、αーメチルスチレン、ビニルトルエンな
ど、(メタ)アクリル酸エチル等の(メタ)アクリロイル化
合物、不飽和カルボン酸無水物類、例えば、無水マレイ
ン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、無水テトラ
ハイドロフタル酸等もしくはその誘導体、不飽和カルボ
ン酸類、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、ビ
ニル酢酸、10−ウンデシレン酸などが挙げられ、さら
にはスルホン酸含有単量体、アルコキシシラン含有のビ
ニル化合物などが挙げられる。これらのなかで脂肪酸ビ
ニルエステル類およびビニルエーテル類は、フルオロオ
レフィンとの共重合性がよく、その分散液から塗膜を形
成する際の造膜性に特に優れることから好ましいものと
して挙げることができる。本発明に使用する第2の樹脂
は、フルオロオレフィン20〜70モル%と炭化水素系
単量体30〜80モル%を共重合させたものであり、そ
れぞれ30〜60モル%と40〜70モル%が好まし
い。フルオロオレフィンが20モル%未満では塗膜の耐
候性の劣ることがあり、また、70モル%を超えると重
合が困難であるので好ましくない。
【0017】本発明の第2の樹脂はどの様に製造したも
のであってもよく、重合方法は通常のラジカル重合法が
採用でき、その重合形態としては乳化重合、溶液重合、
懸濁重合が可能であるが、生成樹脂が水系エマルジョン
として得られる乳化重合が特に好ましい。
【0018】かかる乳化重合に際して用いる乳化剤とし
てはアニオン系乳化剤、ノニオン系乳化剤またはそれら
を併せて用いることができる。アニオン系乳化剤として
は、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル
サルフェート塩、ポリオキシエチレンアルキルフェノー
ルサルフェート塩、ステレンスルホン酸塩、ビニルサル
フェート塩またはこれらの誘導体などがあげられる。こ
れらの塩としては、アルカリ金属塩、アンモニアまたは
トリエチルアミンなどの揮発性塩基による塩などをあげ
ることができる。ノニオン系乳化剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
高級脂肪酸エステル、エチレンオキサイド−プロピレン
オキサイドブロック共重合体、フルオロアルキルカルボ
ン酸塩、フルオロアルキル硫酸塩などがあげられる。こ
れらの乳化剤の使用量は、用いた単量体の組成、および
単量体の水中での濃度にもよるが乳化重合させるべき単
量体の総重量100重量部に対して0.5〜10重量部
の範囲で使用することが好ましい。使用量が0.5重量
部未満では重合の際に単量体が十分に分散されず、10
重量部を超えるとそれから調製された塗料から形成され
た塗膜の耐水性、耐候性が低下するので好ましくない。
【0019】かかる乳化重合に際して用いる水は、単量
体組成、乳化剤濃度などにもよるが単量体100重量部
に対して50〜400重量部の範囲で使用し、このうち
特に70〜150重量部の範囲が好ましい。40重量部
未満では得られたエマルジョンの粒子径が大きくなり、
水系塗料用組成物の保存安定性、塗膜の指触乾燥速度の
低下が生じ、400重量部を超えると得られた水系エマ
ルジョンの固形分濃度が低くなるので好ましくない。ま
た、得られた乳化重合物は適宜水を添加または除去し、
水系エマルジョンの固形分濃度を調整することが可能で
ある。
【0020】また、本発明にかかる第2の樹脂を乳化重
合以外の方法で製造した場合には、エマルジョン化して
粒子として使用する。例えば懸濁重合によって得られた
粉末を非水溶性有機溶剤に溶解した樹脂のワニス、また
は一般的な非水溶性有機溶剤を用いた溶液重合によって
得られた樹脂のワニスを水中に分散する方法によってエ
マルジョン化することができる。水中に分散する方法と
しては、特に限定されないが、例えば前記樹脂の非水溶
性有機溶剤溶液を乳化剤の存在下または非存在下で水中
に投入し分散させる方法がある。具体的には、乳化剤を
使用する場合、溶液を撹拌しながら、そこへ徐々に水を
加えていくのが好ましい。乳化剤としてはそれぞれ乳化
重合に使用する乳化剤として例示したアニオン系乳化
剤、ノニオン系乳化剤、アニオン系とノニオン系の複合
系、高分子乳化剤系など特に制限なく使用できる。
【0021】本発明における乳化剤は、第2の樹脂の1
00重量部に対して0.5〜10重量部の範囲で使用す
ることが好ましい。使用量が0.5重量部未満では調製
された水系塗料用組成物の安定性が良くなく、10重量
部を超えると調製された塗料から形成された塗膜の耐水
性、耐候性が低下するので好ましくない。
【0022】本発明における水は、第2の樹脂の100
重量部に対して50〜400重量部の範囲で使用し、こ
のうち特に70〜150重量部の範囲が好ましい。40
重量部未満では、保存安定性、塗膜の指触乾燥速度の低
下が生じ、400重量部を超えると得られた第2の樹脂
の固形分濃度が低くなるので好ましくない。
【0023】本発明における水溶性樹脂および/または
水膨潤性樹脂としては、水に可溶な樹脂として、ポリエ
チレンオキサイドとポリイソシアネートのブロック共重
合体からなる水溶性を適宜調製されたポリエーテルウレ
タン変性物(例えば、旭電化製アデカノールUH−14
0S、420、438、462、472、ロームアンド
ハース製RM−1020)、カゼインナトリウム、セル
ロース、セルロース誘導体、例えば、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルヒドロキシ
エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース
など、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレング
リコールエステル、デンプングリコール酸ナトリウム、
デンプンリン酸エステルナトリウム、ヒドロキシ基含有
樹脂類、例えば、ポリビニルアルコールなど、分子中に
ポリアクリル酸ナトリウムなどのアクリル酸、メタクリ
ル酸やその他のカルボキシル基含有単量体構造単位を有
する樹脂類、アミン含有樹脂類など特に制限なく使用で
きる。また、これらは2種以上を併用することもでき
る。これらは一般に水系塗料用の増粘剤、沈降防止剤と
して用いられており、これらの樹脂を添加することによ
り、本発明の水系塗料用組成物は増粘し、第1の樹脂か
らなる粒子である撥水剤を塗膜表面に保持する効果があ
る。
【0024】本発明の水系塗料用組成物は、第2の樹脂
100重量部に対して水溶性樹脂または水膨潤性樹脂を
0.01〜10重量部とし、0.1〜5重量部が好まし
い。0.01重量部未満では、水溶性樹脂または水膨潤
性樹脂の種類によっては塗膜へ第1の樹脂からなる粒子
を固定できず撥水性の維持に劣ることがあり好ましくな
く、また、10重量部を超えると塗膜の耐水性が低下す
ることがあり好ましくない。
【0025】本発明の水系塗料用組成物の製造方法は特
に限定されず、各成分を何れの順序で混合しても良い
が、予め第2の樹脂と水と乳化剤とから調製したエマル
ジョン、またはさらに水溶性樹脂または水膨潤性樹脂を
も含んだエマルジョンを調製しておき、そこへ第1の樹
脂からなる粉末を添加混合するのが好ましい。第1の樹
脂からなる粒子を予め調製された第2の樹脂からなるエ
マルジョンに分散する方法としては特に制限はされない
が、第1の樹脂からなる粒子を有機溶媒または水ととも
に添加する方法が好ましく採用される。すなわち、予め
乳化剤の存在下で分散させた第1の樹脂からなる粒子の
分散液として添加する方法や、有機溶剤を第1の樹脂か
らなる粉末に適量添加して分散液、または膨潤させたペ
ーストとして添加する方法等がある。これらの内、後者
が好ましく採用される。有機溶剤は一般に塗料に用いら
れるものなら特に限定はなく、メタノール、エタノー
ル、トルエン、キシレン、酢酸ブチル、酢酸エチル、プ
ロピレングリコールメチルアセテート、アルキルシリケ
ートなどが使用できる。なかでもヒドロキシ基を持った
アルコールが水との親和性が高いことから好ましい。こ
れらの有機溶剤は一般的には敢えて除去する必要はない
が、必要に応じて塗料化の後に塗料から留去することで
有機溶媒を含まない水系塗料とすることができる。
【0026】本発明の水系塗料用組成物は、そのままで
も塗料としての使用が可能であるが、塗料化に際しては
従来より添加されている各種添加剤、すなわち可塑剤、
有機溶媒、造膜助剤、分散剤、湿潤剤、顔料、粘度調節
剤、レベリング剤、凍結防止剤、防腐剤、消泡剤、紫外
線吸収剤や酸化防止剤等の安定剤などを1種または2種
以上混合してもよい。
【0027】本発明の水系塗料用組成物により、被覆さ
れる基材の材質や形状は特に限定はなく、一般に塗装が
可能なものであればどのようなものにでも使用できる。
以上のようにして得られた水系塗料用組成物を用いて基
材上に撥水層を形成した撥水性材料は、撥水性・耐候性
に優れ、長期間にわたり耐水性を維持できる。
【0028】以下に実施例を示して本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるも
のではない。なお、以下の実施例中の「部」は、特に断
りのない限り「重量部」を示すものである。
【0029】
【実施例】
〔合成例1〕窒素希釈5%フッ素ガスの雰囲気温度を5
00℃に保ち、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE
樹脂)を480℃に加熱して反応させることで発生した
反応生成ガスを反応器から取り出し100℃以下に冷却
して分子量約3,000、平均粒径約1μmの低分子量
PTFE樹脂粉末を得た。
【0030】〔合成例2〕テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体(FEP樹脂)を含有
した含フッ素樹脂を、合成例1と同様の方法で低分子量
化し、分子量約3,000、平均粒径2μmの低分子量
FEP樹脂粉末を得た。
【0031】〔合成例3〕合成例1で得られた低分子量
PTFE樹脂粉末を350℃で加熱溶融して、その中に
カーボン粉末(カーボンブラック)を投入し、十分に撹
拌混合した後室温まで冷却し、固結した複合粒子をカッ
ターミルで解砕し平均粒径約2μmのカーボン複合撥水
粒子を得た。
【0032】〔合成例4〕内容積2リットルのステンレ
ス製撹拌機付きオートクレーブに、酪酸ビニル40.2
部、シクロヘキシルビニルエーテル5部、ベオバ9(シ
ェル化学製ビニルエステル)298.8部、ウンデシレ
ン酸0.73部、イオン交換水570部、過硫酸カリウ
ム1.1部、炭酸ナトリウム10水和物1.6部、Ne
wcol566(日本乳化剤製ノニオン系乳化剤)48
部を仕込んだ。そしてオートクレーブを氷水にて冷却
し、窒素ガスで5kgf/cm2になるようにオートク
レーブを加圧した後に脱気する操作を3回繰り返した
後、約10mmHgまで脱気して溶存空気を除去した。
さらにオートクレーブ内にクロロトリフルオロエチレン
を230.3部導入した後に50℃で24時間反応を行
い、固形分46.2%のフッ素樹脂エマルジョンを得
た。
【0033】〔合成例5〕合成例4と同様の方法で、内
容積2リットルのステンレス製撹拌機付きオートクレー
ブにベオバ9 142.1部、ベオバ10(シェル化学
製ビニルエステル)152.9部、ウンデシレン酸3
5.5部、イオン交換水570部、過硫酸アンモニウム
2.58部、炭酸ナトリウム10水和物1.14部、N
ewcol504 11.4部を仕込んだ。窒素圧入、
脱気後にオートクレーブ内にクロロトリフルオロエチレ
ン180.0部、テトラフルオロエチレン38.6部導
入した後に50℃で24時間反応を行い、固形分48.
3%のフッ素樹脂エマルジョンを得た。
【0034】〔合成例6〕内容積2リットルのステンレ
ス製撹拌機付きオートクレーブにイオン交換水570
部、FC−126(住友3M製フッ素系界面活性剤)1
部を仕込み、窒素圧入、脱気後にオートクレーブ内にク
ロロトリフルオロエチレン68.4部、テトラフルオロ
エチレン79.8部、フッ化ビニリデン421.8部導
入した後に酢酸エチル3部、過硫酸アンモニウム0.4
部を圧入、45時間反応を行い、固形分40.0%のフ
ッ素樹脂エマルジョンを得た。さらに内容積0.2リッ
トルの反応器に、得られたエマルジョン70部を仕込
み、80℃まで加温したところでメタクリル酸メチル1
0部、メタクリル酸シクロヘキシル1.2部、PKA−
5003(日本油脂製アリル化ポリエーテル)1.5
部、t−ドデシルメルカプタン0.3部をNewcol
566の1重量%水溶液12部でで乳化したエマルジョ
ンを1時間かけて滴下した。さらに過硫酸アンモニウム
の2重量%水溶液1mlを添加し3時間反応を行い、固
形分42.5%のフッ素樹脂エマルジョンを得た。
【0035】〔合成例7〕撹拌羽根、冷却管、温度計を
備えた内容積0.2リットルの反応器に、イオン交換水
80部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部を
仕込み、ロンガリット0.4部を添加した。恒温槽中で
加温し50℃になったところでγ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン10部、アクリル酸1部、アク
リル酸ブチル30部、メタクリル酸メチル35部、メタ
クリル酸ブチル25部、パーブチルH(日本油脂製)
0.4部、イオン交換水50部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム2部を混合して乳化したエマルジョン
を10%アンモニア水溶液でpH7に調製後、3時間か
けて滴下した。滴下終了後、60℃に昇温し1時間熟成
後、固形分42.0%の合成樹脂エマルジョンを得た。
【0036】〔実施例1〕合成例1で得た低分子量PT
FE樹脂粉末300部にエタノールを300重量部添加
してペーストとし、これを合成例4で得たフッ素樹脂エ
マルジョン100部(樹脂固形分)に水溶性樹脂(旭電
化製:ポリエーテル系増粘剤アデカノールUH−42
0)1部を溶解させておいたエマルジョンに均一に混合
した後、エタノールをエバポレータで留去して水系塗料
用組成物を調製した。この水系塗料用組成物をアルミ基
板上にスプレーガンで塗布、常温で1週間乾燥させて膜
厚40μmの塗膜を得た。得られた塗膜の水に対する接
触角を測定し撥水性を評価し、併せて成膜性、耐候性の
観察も行った。結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】〈評価方法〉 ・初期接触角 撥水性評価試験は大気中(約25℃)での水に対する接触
角を、協和界面科学製接触角計CA−X型にて測定し
た。 ・成膜性 成膜後の表面状態、外観を目視で観察。
【0039】○:均一表面 △:若干不均一部分有り
×:凝集、ワレ等発生 ・促進耐候性 デュー光コントロールウエザオメーター(DPW)2,000時間
照射後の撥水性変化 ○:変化なし △:若干低下 ×:劣化 *1;ダイセル化学製ヒドロキシエチルセルロース 〔実施例2〜6〕実施例1と同様の方法で表1に示した
配合で水系塗料用組成物を調製し、それを用いて塗膜を
作成し評価した。結果を表1に示す。
【0040】〔比較例1〕合成例1で得た低分子量PT
FE樹脂粉末300部にエタノールを300重量部添加
してペーストとし、これを合成例4で得たフッ素樹脂エ
マルジョン100部(樹脂固形分)に均一に混合した
後、エタノールをエバポレータで留去して水系塗料用組
成物を調製した。この水系塗料用組成物をアルミ基板上
にスプレーガンで塗布、常温で1週間乾燥させて膜厚4
0μmの塗膜を得た。含フッ素樹脂粉末は表層に露出し
たが、乾燥中に凝集し均一な表面を得ることができなか
った。結果を表1に示す。
【0041】〔比較例2〕合成例4で得られたフッ素樹
脂エマルジョンに水溶性樹脂(アデカノールUH−42
0)1部を添加し均一に混合して水系塗料用組成物を調
製した。この水系塗料用組成物をアルミ基板上にスプレ
ーガンで塗布、常温で1週間乾燥させて膜厚40μmの
塗膜を得た。得られた塗膜は十分な撥水性を示さなかっ
た。結果を表1に示す。
【0042】
【発明の効果】本発明の水系塗料用組成物は、成膜性に
優れて平滑な塗膜が形成でき、その膜は撥水性が極めて
大きいのみならず耐候性に優れるという顕著な効果を奏
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 201/00 C09D 201/00 201/02 201/02 (72)発明者 堤 憲太郎 埼玉県川越市今福中台2805番地 セントラ ル硝子株式会社化学研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の樹脂からなる粒子および第2の樹脂
    からなる粒子および水溶性樹脂および/または水膨潤性
    樹脂を含み、さらに第2の樹脂からなる粒子がエマルジ
    ョンを形成するのに充分な水と乳化剤を含んでなる水系
    塗料用組成物。
  2. 【請求項2】第1の樹脂からなる粒子が分子量500〜
    20,000の樹脂からなり、且つ平均粒径が0.01
    〜10μmである請求項1記載の水系塗料用組成物。
  3. 【請求項3】第1の樹脂が一種以上のフルオロオレフィ
    ンに基づく構造単位が全単量体構造単位の50%以上で
    ある請求項1乃至2記載の水系塗料用組成物。
  4. 【請求項4】第1の樹脂がテトラフルオロエチレンに基
    づく構造単位を全単量体単位の80モル%以上含有する
    樹脂である請求項1乃至3記載の水系塗料用組成物。
  5. 【請求項5】第1の樹脂がポリテトラフルオロエチレン
    をフッ素ガスと反応させて得られた低分子量ポリテトラ
    フルオロエチレン樹脂である請求項1乃至4記載の水系
    塗料用組成物。
  6. 【請求項6】第1の樹脂からなる粒子が、無機化合物の
    粒子に第1の樹脂を被覆した複合粒子である請求項1乃
    至2記載の水系塗料用組成物。
  7. 【請求項7】第2の樹脂がフルオロオレフィンと少なく
    とも1種類の炭化水素系単量体との共重合体である請求
    項1記載の水系塗料用組成物。
  8. 【請求項8】第2の樹脂がアクリル系樹脂、アクリルシ
    リコン樹脂、ビニルエステル樹脂、ウレタン樹脂、メラ
    ミン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステ
    ル系樹脂またはポリエーテル系樹脂である請求項1記載
    の水系塗料用組成物。
  9. 【請求項9】水溶性樹脂または水膨潤性樹脂がヒドロキ
    シ基、カルボキシル基またはアミノ基を有する樹脂であ
    る請求項1記載の水系塗料用組成物。
  10. 【請求項10】乳化剤がノニオン系乳化剤および/また
    はアニオン系乳化剤である請求項1記載の水系塗料用組
    成物。
  11. 【請求項11】第1の樹脂からなる粒子10〜1,00
    0重量部および第2の樹脂からなる粒子100重量部お
    よび水溶性樹脂または水膨潤性樹脂0.01〜10重量
    部を含む請求項1記載の水系塗料用組成物。
  12. 【請求項12】乳化剤を、第2の樹脂100重量部に対
    して0.5〜10重量部配合した請求項1記載の水系塗
    料用組成物。
  13. 【請求項13】水媒体中に乳化剤と水溶性樹脂または水
    膨潤性樹脂を含む第2の樹脂のエマルジョンに対して、
    第1の樹脂からなる粒子を有機溶媒または水とともに添
    加することを含む請求項1記載の水系塗料用組成物の製
    造方法。
JP28083797A 1997-10-14 1997-10-14 水系塗料用組成物 Pending JPH11116849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28083797A JPH11116849A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 水系塗料用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28083797A JPH11116849A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 水系塗料用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11116849A true JPH11116849A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17630685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28083797A Pending JPH11116849A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 水系塗料用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11116849A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095825A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Daikin Industries, Ltd. ポリテトラフルオロエチレン水性分散液組成物、ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルム及びポリテトラフルオロエチレン樹脂含浸体
WO2006095826A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Daikin Industries, Ltd. ポリテトラフルオロエチレン水性分散液組成物、ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルム及びポリテトラフルオロエチレン樹脂含浸体
JP2014534988A (ja) * 2012-05-30 2014-12-25 エルジー・ケム・リミテッド 水系組成物、これを含む光学フィルム、これを用いた偏光板及び液晶表示装置
CN105348970A (zh) * 2015-12-18 2016-02-24 江苏格雷特复合材料有限公司 制备防水材料的工艺
CN108178961A (zh) * 2017-12-29 2018-06-19 安徽兴乐健身器材有限公司 一种耐油污玻璃涂料的制备方法
WO2019069821A1 (ja) * 2017-10-02 2019-04-11 Agc株式会社 水性塗料、塗膜及び塗膜付き基材の製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095825A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Daikin Industries, Ltd. ポリテトラフルオロエチレン水性分散液組成物、ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルム及びポリテトラフルオロエチレン樹脂含浸体
WO2006095826A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Daikin Industries, Ltd. ポリテトラフルオロエチレン水性分散液組成物、ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルム及びポリテトラフルオロエチレン樹脂含浸体
JPWO2006095826A1 (ja) * 2005-03-10 2008-08-14 ダイキン工業株式会社 ポリテトラフルオロエチレン水性分散液組成物、ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルム及びポリテトラフルオロエチレン樹脂含浸体
JP4766044B2 (ja) * 2005-03-10 2011-09-07 ダイキン工業株式会社 ポリテトラフルオロエチレン水性分散液組成物、ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルム及びポリテトラフルオロエチレン樹脂含浸体
US8105694B2 (en) * 2005-03-10 2012-01-31 Daikin Industries, Ltd. Polytetrafluoroethylene aqueous dispersion composition, polytetrafluoroethylene resin film and polytetrafluoroethylene resin impregnated article
JP2014534988A (ja) * 2012-05-30 2014-12-25 エルジー・ケム・リミテッド 水系組成物、これを含む光学フィルム、これを用いた偏光板及び液晶表示装置
CN105348970A (zh) * 2015-12-18 2016-02-24 江苏格雷特复合材料有限公司 制备防水材料的工艺
WO2019069821A1 (ja) * 2017-10-02 2019-04-11 Agc株式会社 水性塗料、塗膜及び塗膜付き基材の製造方法
JPWO2019069821A1 (ja) * 2017-10-02 2020-11-05 Agc株式会社 水性塗料、塗膜及び塗膜付き基材の製造方法
CN108178961A (zh) * 2017-12-29 2018-06-19 安徽兴乐健身器材有限公司 一种耐油污玻璃涂料的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3298321B2 (ja) ビニリデンフルオライド系共重合体水性分散液、ビニリデンフルオライド系シード重合体水性分散液およびそれらの製法
CN101434674B (zh) 核壳乳液多元共聚法制备的含氟水性树脂及其涂料
JP4325719B2 (ja) 含フッ素複合重合体粒子の水性分散体の製法、水性分散体および複合重合体粒子
JP3365366B2 (ja) 架橋性含フッ素樹脂水性分散液組成物
JPH11116849A (ja) 水系塗料用組成物
JP3376493B2 (ja) 水性硬化性樹脂組成物
JP3362396B2 (ja) 合成樹脂の表面保護コーティング方法
JP2000128934A (ja) フッ素系共重合体の水性分散液
JP3304788B2 (ja) 含フッ素樹脂水性分散体
JP2570827B2 (ja) 水性分散液の製造方法および水性塗料組成物
JP2910220B2 (ja) フッ素樹脂水性分散体、その製造法、それを含有する樹脂組成物及びその組成物を被覆してなる物品
JP3166862B2 (ja) フッ素樹脂水性分散体及びその水性分散体を含む水性塗料組成物
JP3177844B2 (ja) 水性塗料組成物
JP3146842B2 (ja) 含フッ素共重合体からなる水性塗料
JPH09194538A (ja) フッ素樹脂水性分散液
JP3255334B2 (ja) 含フッ素樹脂水性分散液の製造方法
JP2015199944A (ja) 含フッ素シード重合体粒子の水性分散液の製造方法
JP2954600B2 (ja) 水性塗料用組成物
JPH10316903A (ja) 水性塗料用耐汚染性付与剤及び水性塗料組成物
JP4013626B2 (ja) 含フッ素共重合体粒子の製造法および粉体塗料用組成物
JPH0797497A (ja) 含フッ素水性分散液
JP3326853B2 (ja) フッ素樹脂水性分散体および該水性分散体を含む水性塗料組成物
JP3128938B2 (ja) 水系フッ素重合体分散液の製造方法
JPH11116633A (ja) フッ素樹脂水性分散液
JP2013193366A (ja) 積層体