JPH11112184A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH11112184A
JPH11112184A JP27068197A JP27068197A JPH11112184A JP H11112184 A JPH11112184 A JP H11112184A JP 27068197 A JP27068197 A JP 27068197A JP 27068197 A JP27068197 A JP 27068197A JP H11112184 A JPH11112184 A JP H11112184A
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JP
Japan
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opening
housing
projection
electromagnetic waves
groove
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JP27068197A
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English (en)
Inventor
Motoko Tazaki
素子 田崎
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉用の扉あるいはカバー等の部品を備えた
電子機器で操作性に優れ、かつこの部品の装着時に電磁
波の漏洩を効果的に抑制することのできる電子機器を得
ること。 【解決手段】 電子機器の筐体本体12の前面11には
図示しないヒンジ機構によって扉13が開閉自在に取り
付けられている。扉の内側の外周部の金属製の第1の枠
14と筐体本体12側の金属性の第2の枠18は、扉1
3が閉じた状態で対向するようになっており、このうち
の第1の枠14には円筒状のシリコンゴムチューブを金
属のメッシュで覆ったガスケット15が閉ループを形成
するように取り付けられており、それらの頂上部分には
溝16が形成されている。第2の枠18には突起部19
が形成されており、これが溝16と嵌合することで、電
磁波の遮蔽が効果的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば電子交換機の
ように筐体内部に電子回路を収容した電子機器に係わ
り、特に電子機器内部で発生した電磁波が、開閉用の扉
の箇所から外部に漏れるのを抑制するように電磁的なシ
ールドを行った電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器内部で発生した電磁波が外部に
不用意に漏れると、他の電子機器の動作に悪影響を与え
る等の事態が発生する。そこで、従来から電子機器をシ
ールドして電磁波が外部に漏洩するのを抑制する工夫が
行われている。このような工夫の1つとして、電子機器
の本体あるいは開閉する扉側に導電性のガスケットを取
り付けることが行われている。すなわち、円筒形をした
導電性のガスケットを、電子機器の本体フレームあるい
は扉側に装着しておき、これに一定の圧力をかけて変形
させるようにしている。このようにガスケットと周囲の
部品との接触面積を大きくすることで、良好なEMI(電
磁波障害:Electro Magnetic Interference)特性を
実現しようとするものである。
【0003】例えば実開昭60-980号公報では、図
5に示すようにケース101とカバー102の間にEM
Iガスケット103を挟んだ状態で、平座金104を介
してネジ105で両者を固定するようにしている。実願
昭59-180497号公報でも、同様の技術を使用し
て金属製のEMIガスケットを取り付けるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような電子
機器では、ネジ105をカバー102に複数個取り付け
る必要があった。したがって、カバー102を頻繁に取
り外したり、カバー102の代わりにこの個所を扉にし
てケース101に対して開閉自在な構造にしようとして
も、ネジの着脱が必要とされるので、大変面倒であり、
またカバーあるいは扉の迅速な操作を行うことができな
いという問題があった。
【0005】そこで、たとえば実開平6−77297号
公報に記載された技術では、引出し機構のある電子機器
に装着したガスケットを挿抜時に、本体側とこすれて変
形しないように、この引出し機構にバネ機構を備えるよ
うにしている。しかしながら、この技術ではこの機構の
ための空間が必要とされ、この空間部分から電磁波が漏
洩する恐れがあった。
【0006】そこで、ケースとカバーあるいは扉との間
に、円筒状の導電性部材からなるガスケットを配置し、
この状態でたとえばケース側から圧力をかけて、ガスケ
ットがケースとカバーの間で広い面積で接触するように
して、電磁波の漏れを少なくするとともに、カバーの取
り外しや扉の開閉を容易にすることも提案されている。
ところがこの提案によれば、圧力によってガスケットを
押しつぶすようにしているので、圧力が均一にかからな
いような場合には圧接するべき場所に空間が生じてしま
い、この部分から電磁波がもれてしまって問題を生じさ
せることがあった。これを更に具体的に説明する。一般
に本体と扉との間の開閉機構には、把手を用いるのが通
常である。ところが、把手は扉の回転軸側と反対側の中
央部の1個所に設けることが通常である。したがって、
把手部から離れた位置に配置されたガスケットの圧縮力
が弱まり、本体と扉の密閉度が減少してこの部分から電
磁波が漏れることになる。
【0007】このため、導電性のガスケットをより強く
圧縮してケースと扉の隙間を狭くすることで電磁波に対
するシールド効果を上げることが考えられることにな
る。ところが、このような手法でシールド効果を上げる
ようにすると、把手を取り付ける扉の構造をより頑丈に
する必要がある。この結果として、扉がより強固に製造
される必要が生じ、その重量が重くなったり価格が上昇
するほかに、扉の開け閉めの操作性が劣ってくるといっ
た問題があった。
【0008】このように良好なEMI特性を得ること
と、扉あるいはカバーの開閉を容易にすることは相反す
る要請であり、両者を満足する電子機器を実現すること
は困難であった。
【0009】そこで本発明の目的は、開閉用の扉あるい
はカバー等の部品を備えた電子機器で操作性に優れ、か
つこの部品の装着時に電磁波の漏洩を効果的に抑制する
ことのできる電子機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)電磁波の発生する回路を内部に収容し、一ま
たは複数の開口部を備えると共に開口部周辺に突起部を
配置した筐体と、(ロ)この筐体の開口部を覆う形状で
電磁波の透過を遮断する部材により開口部の周辺の突起
部と対向する位置に開口部周辺を一周する形で弾性を有
する突起部材を配置し、その突起部材の頂上部分に突起
部と嵌合する溝部を備えると共に突起部材の少なくとも
表面が電磁波の通過を阻止する物質で覆われた開口部遮
蔽部材とを電子機器に具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、筐体側
の開口部の周辺に突起部を配置する一方、開口部遮蔽部
材における開口部の周辺の突起部と対向する位置に開口
部周辺を一周する形で弾性を有する突起部材を配置し、
この突起部材には突起部と嵌合する溝部を形成しておい
て、筐体側の突起部と開口部遮蔽部材側の突起部材の溝
が嵌合し、かつこの状態で突起部材が弾性変形して筐体
側と開口部遮蔽部材側の空間を密閉することで電磁波が
外部に放出するのを効果的に防止するようにした。
【0012】請求項2記載の発明では、(イ)電磁波の
発生する回路を内部に収容し、一または複数の開口部を
備えると共に開口部周辺に溝部を配置した筐体と、
(ロ)この筐体の開口部を覆う形状で電磁波の透過を遮
断する部材により開口部の周辺の溝部と対向する位置に
開口部周辺を一周する形で弾性を有する突起部材を配置
し、その突起部材の頂上部分に溝部と嵌合する突起部を
備えると共に突起部材の少なくとも表面が電磁波の通過
を阻止する物質で覆われた開口部遮蔽部材とを電子機器
に具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明における突起と溝の関係を逆にしたもので
ある。すなわち、筐体側の開口部の周辺に溝部を配置す
る一方、開口部遮蔽部材における開口部の周辺の溝部と
対向する位置に開口部周辺を一周する形で弾性を有する
突起部材を配置し、この突起部材には部と嵌合する突起
部を形成しておいて、筐体側の溝部と開口部遮蔽部材側
の突起部材の突起が嵌合し、かつこの状態で突起部材が
弾性変形して筐体側と開口部遮蔽部材側の空間を密閉す
ることで電磁波が外部に放出するのを効果的に防止する
ようにした。
【0014】請求項3記載の発明では、(イ)電磁波の
発生する回路を内部に収容し、一または複数の開口部を
備えると共に開口部周辺を一周する形で弾性を有する突
起部材を配置し、その突起部材の頂上部分に溝部を備え
ると共に突起部材の少なくとも表面が電磁波の通過を阻
止する物質で覆われた筐体と、(ロ)この筐体の開口部
を覆う形状で電磁波の透過を遮断する部材により開口部
の周辺の突起部材と対向する位置に溝部と嵌合する突起
部を備えた開口部遮蔽部材とを電子機器に具備させる。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、請求項
1記載の発明における突起部材と溝部の関係を逆にした
ものである。すなわち、筐体側の開口部の周辺に突起部
を配置すると共に突起部材の頂上部分に溝部を備える一
方、開口部遮蔽部材における開口部の周辺の突起部材の
溝部と対向する位置に溝部と嵌合する突起部を形成して
おいて、筐体側の突起部材の溝と開口部遮蔽部材側の突
起部が嵌合し、かつこの状態で突起部材が弾性変形して
筐体側と開口部遮蔽部材側の空間を密閉することで電磁
波が外部に放出するのを効果的に防止するようにした。
【0016】請求項4記載の発明では、(イ)電磁波の
発生する回路を内部に収容し、一または複数の開口部を
備えると共に開口部周辺を一周する形で弾性を有する突
起部材を配置し、その突起部材の頂上部分に突起を備え
ると共に突起部材の少なくとも表面が電磁波の通過を阻
止する物質で覆われた筐体と、(ロ)この筐体の開口部
を覆う形状で電磁波の透過を遮断する部材により開口部
の周辺の突起部材の突起と対向する位置にこれと嵌合す
る溝部を備えた開口部遮蔽部材とを電子機器に具備させ
る。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、請求項
2記載の発明における突起部材と溝部の関係を逆にした
ものである。すなわち、筐体側の開口部の周辺に突起部
を配置すると共に突起部材の頂上部分に突起を備える一
方、開口部遮蔽部材における開口部の周辺の突起部材と
対向する位置に突起と嵌合する溝部を形成しておいて、
筐体側の突起部材により突起と開口部遮蔽部材側の溝部
が嵌合し、かつこの状態で突起部材が弾性変形して筐体
側と開口部遮蔽部材側の空間を密閉することで電磁波が
外部に放出するのを効果的に防止するようにした。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項4記載の発明で、突起部材はチューブ状の弾性部材で
構成されていることを特徴としている。チューブ状とす
ることで、弾性部材の変形を容易とし、筐体と開口部遮
蔽部材の空間をより完全な形で遮蔽することができる。
【0019】請求項6記載の発明では、請求項1〜請求
項4記載の発明で、開口部遮蔽部材は、筐体とヒンジ機
構で連結された開閉自在の扉であることを特徴としてい
る。また、請求項7記載の発明では、請求項1〜請求項
4記載の発明で、開口部遮蔽部材は、筐体の開口部を着
脱自在で覆うカバーであることを特徴としている。この
ように、開口部遮蔽部材は開口部を遮蔽するものであれ
ば、その種類を問わない。
【0020】請求項8記載の発明では、請求項1〜請求
項4記載の発明で、突起部材の表面には金属ワイヤから
なるメッシュが覆われていることを特徴としている。こ
のようなメッシュの他に、導電性の皮膜を使用してもよ
い。
【0021】
【発明の実施の形態】
【0022】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例における電子機器
の構造の概要を表わしたものである。本実施例の電子機
器は、電子交換機であり、前面11を開放した箱状の筐
体本体12内に図示しない交換用の電子部品を配置して
いる。筐体本体12の前面11の右側部には、図示しな
いヒンジ機構が取り付けられており、これを中心として
扉13が開閉自在に配置されている。
【0024】扉13の内面側の外周部分に所定の幅で配
置された金属製の第1の枠14には、この枠の表面を一
周するような形でガスケット15が取り付けられてい
る。第1の枠14から突出するように配置されたガスケ
ット15の表面には、後で詳細に説明するように1本の
溝16が切られている。扉13の内面の窪んだ部分で、
図で右側部近傍には、この扉13を筐体本体12に対し
てロックするためのロック機構17が取り付けられてい
る。
【0025】筐体本体12の前面11側には、第1の枠
14と対向して金属性の第2の枠18が取り付けられて
いる。この第2の枠18には溝16とちょうど対向する
位置にそれぞれライン状の突起部19A、19B、19
C、19Dが配置されている。
【0026】図2は、図1に示した電子機器の要部を拡
大して示したものである。筐体本体の第1の枠14に
は、間隔を置いて長穴21、21、……が穿たれてい
る。ガスケット15は、これらの長穴21、21、……
に嵌入する固定部15Aを間隔を置いて配置した円筒状
のシリコンゴムチューブ15Bと、このシリコンゴムチ
ューブ15Bの周囲を覆うメッシュ部15Cとで構成さ
れている。シリコンゴムチューブ15Bの表面には、第
2の枠18上の突起部19A、19B、19C、19D
の基部の幅よりも若干狭く、かつ先端部の幅よりも若干
広い幅の溝16がシリコンゴムチューブ15Bを一周す
るようなループ状の形状で設けられている。本実施例の
メッシュ部15Cは、0.08ミリメートルの太さの金
属ワイヤを網状に織ったものである。
【0027】図3は、このガスケットの一部を表わした
ものである。このうち、同図Aは、ガスケットを長手方
向と垂直に切断したときの断面図を示しており、同図B
はこのガスケットの固定部が紙面と平行になるような配
置状態を表わしている。この図3から了解されるよう
に、シリコンゴムチューブ15Bおよびこれに間隔を置
いて固定された断面が矢印状の固定部15Aとは、一体
として、かつこれらの形状に沿うような形でメッシュ部
15Cによって覆われている。メッシュ部15Cは、溝
16の部分でもこれに沿って内部に折り返されている。
もちろん、ガスケット15は、シリコンゴムチューブ1
5Bの上にメッシュ部15Cを覆った後に固定部15A
を固定したものであってもよく、このような後者のタイ
プでは固定部15A以外の箇所のみがメッシュ部15C
で覆われることになる。
【0028】図4は、本実施例の電子機器についてその
扉が閉められた状態を表わしたものである。扉13が閉
められると、第2の枠18から突出した突起部19A、
19B、19C、19D(図では突起部19Aのみを表
示)がガスケットの溝16に嵌入する。ガスケット15
自体がメッシュ部15Cでその表面を覆われており、ま
たシリコンゴムチューブ15Bの弾性による変形で、ガ
スケット15が筐体本体12を構成する金属性の第2の
枠18および扉13を構成する同じく金属製の第1の枠
14と密着する。したがって、ガスケット15がループ
状に筐体本体12の前面の開口部周辺を一巡する形で密
着することで、この開口部から漏洩しようとする電磁波
を内部に閉じ込めることができ、外部への遺漏を完全に
防止することができる。
【0029】以上説明した実施例では、電子機器として
電子交換機を挙げたが、これに限るものではなく、ま
た、開閉する扉はどのような構造のものであってもよい
ことは当然である。更に実施例ではガスケットの弾性を
有する部材をシリコンゴムチューブ15Bで構成した
が、他の導電性あるいは絶縁性の部材で構成してもよ
い。またこの部材は中空の円筒状をしていなくてもよい
ことは当然である。更に本実施例では金属ワイヤでその
表面を覆うことにしたが、他の導電性のワイヤを使用し
たり、ガスケットの表面に導電性の薄膜を形成すること
によっても電磁波の漏洩を防止することができる。もち
ろん、ガスケットの本体自体が導電性とある程度の弾性
を備えていれば、金属ワイヤ等の電磁波をシールドする
部材を使用する必要がないことも当然である。
【0030】更に実施例では電子機器の本体12側に突
起部を配置してガスケットの凹部としての溝16と嵌合
させることにしたが、ガスケット15側を突起部として
電子機器の本体12側を凹部としても、同様に凹凸部分
の嵌合によって電磁波の漏れを効果的に防止することが
できる。
【0031】また、実施例では開口部を扉によって遮蔽
する構造の電子機器について説明したが、蓋によって開
口部を閉じる電子機器に対しても本発明を適用すること
ができることは当然である。
【0032】なお、実施例では扉13の金属製の第1の
枠14に、固定部15Aを挿入することにしたので、シ
リコンゴムチューブ15Bが劣化したような場合にも、
ガスケット15を容易に交換することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項4
記載の発明によれば、筐体と開口部遮蔽部材の間に、開
口部を一周する形で突起部材を配置し、開口部遮蔽部材
を開口部に閉じあわせるときに、突起部材が筐体あるい
は開口部遮蔽部材と対向する側を突起と溝の嵌合によっ
て密着させると共に、突起部材の弾性によってこれを変
形させることで筐体と開口部遮蔽部材の隙間を完全に覆
うことにしたので、電磁波の漏洩を効果的に減少させる
ことができる。しかもネジ等の部品で開口部遮蔽部材を
筐体に強固に固定する必要がなく、電磁波の遮蔽を効果
的に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子機器の構造の概
要を表わした斜視図である。
【図2】図1に示した電子機器の要部を拡大して示した
斜視図である。
【図3】本実施例のガスケットの断面および側面を表わ
した図である。
【図4】本実施例の電子機器についてその扉が閉められ
た状態を表わした断面図である。
【図5】従来提案された電子機器の取付け構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
12 筐体本体 13 扉 14 第1の枠 15 ガスケット 16 溝 18 第2の枠 19 突起部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波の発生する回路を内部に収容し、
    一または複数の開口部を備えると共に開口部周辺に突起
    部を配置した筐体と、 この筐体の前記開口部を覆う形状で電磁波の透過を遮断
    する部材により前記開口部の周辺の前記突起部と対向す
    る位置に開口部周辺を一周する形で弾性を有する突起部
    材を配置し、その突起部材の頂上部分に前記突起部と嵌
    合する溝部を備えると共に突起部材の少なくとも表面が
    電磁波の通過を阻止する物質で覆われた開口部遮蔽部材
    とを具備することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 電磁波の発生する回路を内部に収容し、
    一または複数の開口部を備えると共に開口部周辺に溝部
    を配置した筐体と、 この筐体の前記開口部を覆う形状で電磁波の透過を遮断
    する部材により前記開口部の周辺の前記溝部と対向する
    位置に開口部周辺を一周する形で弾性を有する突起部材
    を配置し、その突起部材の頂上部分に前記溝部と嵌合す
    る突起部を備えると共に突起部材の少なくとも表面が電
    磁波の通過を阻止する物質で覆われた開口部遮蔽部材と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 電磁波の発生する回路を内部に収容し、
    一または複数の開口部を備えると共に開口部周辺を一周
    する形で弾性を有する突起部材を配置し、その突起部材
    の頂上部分に溝部を備えると共に突起部材の少なくとも
    表面が電磁波の通過を阻止する物質で覆われた筐体と、 この筐体の前記開口部を覆う形状で電磁波の透過を遮断
    する部材により前記開口部の周辺の前記突起部材と対向
    する位置に前記溝部と嵌合する突起部を備えた開口部遮
    蔽部材とを具備することを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 電磁波の発生する回路を内部に収容し、
    一または複数の開口部を備えると共に開口部周辺を一周
    する形で弾性を有する突起部材を配置し、その突起部材
    の頂上部分に突起を備えると共に突起部材の少なくとも
    表面が電磁波の通過を阻止する物質で覆われた筐体と、 この筐体の前記開口部を覆う形状で電磁波の透過を遮断
    する部材により前記開口部の周辺の前記突起部材の突起
    と対向する位置にこれと嵌合する溝部を備えた開口部遮
    蔽部材とを具備することを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 前記突起部材はチューブ状の弾性部材で
    構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4記
    載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記開口部遮蔽部材は、筐体とヒンジ機
    構で連結された開閉自在の扉であることを特徴とする請
    求項1〜請求項4記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記開口部遮蔽部材は、筐体の開口部を
    着脱自在で覆うカバーであることを特徴とする請求項1
    〜請求項4記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記突起部材の表面には金属ワイヤから
    なるメッシュで覆われていることを特徴とする請求項1
    〜請求項4記載の電子機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183211A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Tomoe Corp 電磁波シールド扉のシールド性能測定装置および測定方法
KR101140256B1 (ko) 2011-08-04 2012-04-26 주식회사 누리플랜 이엠피 방호시설용 본체
KR101296379B1 (ko) * 2011-12-26 2013-08-14 (주)에이엔티 방수 및 전자파 차폐기능을 구비하는 함
KR101303028B1 (ko) * 2011-11-29 2013-09-03 한국철도기술연구원 호퍼형 적재함의 개폐장치

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