JP2006162170A - 電子レンジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子レンジ動作時に発生する2.45GHz帯の電磁波ノイズを低減させることが可能な電子レンジの提供。
【解決手段】 電子レンジ1は、加熱室3を有する電子レンジ本体2と、ドア5とを具備する。電子レンジ本体2とドア5との隙間を塞ぐ位置に配設したフェライトシート14がドアパネル7のチョーク溝6から漏洩する電波を低減させる。リヤ窓フィルム10の外側に配設したパンチングメタル板11及びフロント窓ガラス13の内側に配設したワイヤメッシュシート19がドア5の窓から漏洩する電波を遮蔽し、遮蔽した電波が銅箔テープ20,アルミテープ17,EMIガスケット18を介してドアケース8へと流れる。フェライトシート21,24がドア5の隙間から漏洩する電波を低減させる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、航空機内における無線LAN通信を妨げる加熱室内から漏洩する高周波の電波を低減させる電子レンジに関するものである。
高周波加熱装置の一種である電子レンジは、周波数2.45GHzのマイクロ波による発熱効果を応用したものである。
電子レンジの発振周波数と無線LAN(Local Area Network)通信の周波数とは、同じISM(Industrial Scientific Medical)バンドの2.45GHz帯を利用しているため、電子レンジから発生する電磁波ノイズが無線LAN通信を妨げ、通信エラーを引き起こす可能性がある。
一方、近年、航空機内におけるインターネットサービスのニーズが高まり、また、以前より顧客サービスに欠かせない電子レンジと無線LAN通信とを共存させたいというニーズにより、電子レンジ動作時に発生する電磁波ノイズを低減させる必要があった。
一般に、現在市販されている電子レンジの大部分は、出力電波を加熱室内から外部に漏洩させない手段として、そのドアに電波を減衰させるためのチョーク構造を備えている。
また、電子レンジの加熱室内を監視するためのドアの窓には、直径1mm程度の多数の孔の空いた電波を遮蔽するためのパンチングメタル板を使用し、ドアからの電波漏洩をパンチングメタル板により防止している。
従来、漏洩電波を減衰させるチョーク構造を備えたドアと漏洩電波を遮蔽するパンチングメタル板とを具備した電子レンジが特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特開平5−26458号公報 特開2000−97441号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2に開示された電子レンジでは、ドアのチョーク構造とパンチングメタル板で防ぎきれずに漏洩する電波が、無線LAN通信における電界強度レベルから見ると、大きな電波漏洩となり、無線LAN通信の妨げとなる。
したがって、現在の電子レンジの主流となっているドアのチョーク構造とパンチングメタル板で防ぎきれない2.45GHz帯の漏洩電波をさらに抑制することが課題であった。
しかも、2.45GHz帯の漏洩電波の抑制方法として、電子レンジのドアのチョーク構造に手を加えることは、DHHS(Department of Health and Human Services)規格に抵触するため、このチョーク構造に手を加えずに、電子レンジの加熱室内から外部に漏洩する電波を低減させなければならなかった。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、電子レンジ動作時に発生する2.45GHz帯の電磁波ノイズが低減するため、無線LAN通信の電波障害による通信エラーを減少させることが可能な電子レンジを提供することを目的とする。
本発明の電子レンジは、電子レンジ本体と、前記電子レンジ本体の内部に形成された被加熱物を入れて加熱する加熱室と、前記加熱室の開口部に臨んで前記電子レンジ本体に開閉自在に設けられたドアとを具備した電子レンジにおいて、前記ドアが、外周縁に沿って電波を減衰させるためのチョーク構造を形成した金属製のドアパネルと、前記ドアパネルの前面から周側面に跨って装着される金属製のドアケースと、前記ドアパネルの窓孔に臨んで配設された透明なリヤ窓フィルムと、前記リヤ窓フィルムの前記加熱室と反対側に配設された電波を遮蔽するパンチングメタル板と、前記ドアケースの窓孔に臨んで配設された透明なフロント窓ガラスとを備えており、前記電子レンジ本体と前記ドアとの隙間を塞ぐ位置に電波を吸収する第1の電波吸収体を配設し、前記第1の電波吸収体の外側に通過した電波を反射するための弾性を有する金属シールドカバーを配設して電波吸収トリムとし、前記フロント窓ガラスの外周縁に導電性を有するアルミテープを取付けると共に、前記フロント窓ガラスの前記加熱室と反対側の前記アルミテープ上に前記ドアケースと導通させるための導電性を有するEMIガスケットを取付け、前記フロント窓ガラスの内側に電波を遮蔽する金属製のワイヤメッシュシートを配設し、前記ワイヤメッシュシートの外周縁に前記アルミテープと導通させるための導電性を有する銅箔テープを取付け、前記ドアパネルのチョーク構造の前側と前記銅箔テープとの間に電波を吸収する第2の電波吸収体を配設し、前記ドアパネルのチョーク構造の外側壁と前記ドアケースの外周壁との間に電波を吸収する第3の電波吸収体を配設したことを特徴とする構成を有するものである。
上記に記載の本発明によれば、電子レンジ動作時のドアのチョーク溝からの漏洩電波低減対策として、電子レンジ本体とドアとの隙間を塞ぐ位置に第1の電波吸収体を取付け、第1の電波吸収体の外側に金属シールドカバーを取付けて電波吸収トリムとしたので、ドアのドアパネルのチョーク溝から漏洩する電波を第1の電波吸収体により吸収して低減させると共に、第1の電波吸収体を通過した電波を金属シールドカバーで反射して再度電波吸収体により吸収して低減させることができる。
また、電子レンジ動作時のドアの窓からの漏洩電波低減対策として、ドアケースの窓孔に臨んで配設したフロント窓ガラスの外周縁にアルミテープを取付けると共に、フロント窓ガラスの加熱室と反対側のアルミテープ上にEMIガスケットを取付け、フロント窓ガラスの内側に配設したワイヤメッシュシートの外周縁に銅箔テープを取付け、ドアのリヤ窓フィルムを通過して漏洩しようとする電波をワイヤメッシュシートで遮蔽し、ワイヤメッシュシートで遮蔽した電波を銅箔テープ,アルミテープ及びEMIガスケットを介してドアケースへと流れるので、ドアの窓からの漏洩する電磁波ノイズを低減させることができる。
さらに、電子レンジ動作時のドアの隙間からの漏洩電波低減対策として、ドアパネルのチョーク構造の前側と銅箔テープとの間に第2の電波吸収体を配設すると共に、ドアパネルのチョーク構造の外側壁とドアケースの外周壁との間に第3の電波吸収体を配設したので、ドアパネルとドアケースとの隙間から漏洩する電波を第2の電波吸収体及び第3の電波吸収体により吸収して低減させることができる。
本発明の電子レンジは、上記電波吸収トリムが、上記金属シールドカバーを介して上記電子レンジ本体とグランドされている。
上記に記載の本発明によれば、第1の電波吸収体で吸収したドアのドアパネルのチョーク構造から漏洩した電波が金属シールドカバーを介して電子レンジ本体へと流れるので、ドアのチョーク構造から漏洩する電磁波ノイズを低減させることができる。
以上に述べたように、本発明によれば、電子レンジ動作時に発生する2.45GHz帯の電磁波ノイズが低減するため、無線LAN通信の電波障害による通信エラーを減少させることが可能な電子レンジを得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る実施例の電子レンジの構成を示す正面図、図2は、図1の底面図、図3は、図1の左側面図、図4は、図1の右側面図、図5は、本発明に係る実施例の電子レンジのドア開放状態を示す要部斜視図、図6は、本発明に係る実施例の電子レンジの電波吸収トリムの構成を示す要部斜視図、図7は、本発明に係る実施例の電子レンジのドアの要部側断面図、図8は、本発明に係る実施例の電子レンジのドアの構成を示す分解斜視図である。
本発明の電子レンジ1は、電子レンジ本体2と、電子レンジ本体2の内部に形成された被加熱物となる食品(図示せず)を入れて加熱する食品加熱用の加熱室3と、電子レンジ本体2に加熱室3の前方に向って開口する開口部4に臨んで開閉自在に設けられたドア5とを具備している。
本発明の電子レンジ1は、ドア5が、外周縁に沿って電波を減衰させるためのチョーク構造となるチョーク溝6を形成した金属製のドアパネル7と、ドアパネル7の前面から周側面に跨って装着される金属製のドアケース8と、ドアパネル7の窓孔9に臨んで配設された透明なリヤ窓フィルム10と、リヤ窓フィルム10の加熱室3と反対側に配設された電波を遮蔽するパンチングメタル板11と、ドアケース8の窓孔12に臨んで配設された透明なフロント窓ガラス13とを備えている。
本発明の電子レンジ1は、電子レンジ本体2とドア5との上側,下側及び両側の隙間を塞ぐ位置に電波を吸収する第1の電波吸収体となるフェライトシート14を配設し、フェライトシート14の外側にこれを通過した電波を反射するための弾性を有する金属シールドカバー15を配設して電波吸収トリム16としている。
本発明の電子レンジ1は、フロント窓ガラス13の外周縁に導電性を有するアルミテープ17を取付けると共に、フロント窓ガラス13の加熱室3と反対側のアルミテープ17上にドアケース8と導通させるための導電性を有するEMI(Electro Magnetic Interference)ガスケット18を取付けてある。
本発明の電子レンジ1は、フロント窓ガラス13の内側に電波を遮蔽する金属製のワイヤメッシュシート19を配設し、ワイヤメッシュシート19の外周縁にアルミテープ17と導通させるための導電性を有する銅箔テープ20を取付けてある。
本発明の電子レンジ1は、ドアパネル7のチョーク溝6の前側と銅箔テープ20との間に電波を吸収する第2の電波吸収体となるフェライトシート21を配設してある。
本発明の電子レンジ1は、ドアパネル7のチョーク溝6の外側壁22とドアケース8の外周壁23との隙間に電波を吸収する第3の電波吸収体となるフェライトシート24を配設してある。
本発明の電子レンジ1は、電子レンジ本体2の両側に配置された電波吸収トリム16が、金属シールドカバー15を介して電子レンジ本体2とグランドされている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2の前側には、図1及び図5に示すように、加熱室3の開口部4に臨んでドア5がヒンジ(図示せず)を介して開閉自在に配置されている。
電子レンジ本体2は、図1及び図5に示すように、ドア5の上部に電子レンジ1を操作する操作部25を備えている。
電子レンジ1のドア5には、ヒンジ取付部の切欠孔(図示せず)に電波を吸収する第4の電波吸収体となるフェライトシート(図示せず)が取付けられている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2とドア5との上側の隙間を塞ぐ位置には、図1,図3及び図4に示すように、水平方向に沿ってフェライトシート14が配置され、フェライトシート14の外側にはこれを覆う金属シールドカバー15が被着されている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2とドア5との下側の隙間を塞ぐ位置には、図1及び図2に示すように、水平方向に沿ってフェライトシート14が配置され、フェライトシート14の外側にはこれを覆う金属シールドカバー15が被着されている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2とドア5との両側の隙間を塞ぐ位置には、図1,図3及び図4に示すように、垂直方向に沿ってフェライトシート14,14がそれぞれ配置され、フェライトシート14の外側にはこれを覆う金属シールドカバー15が被着されている。
電波吸収トリム16は、図6に示すように、フェライトシート14と金属シールドカバー15から構成されている。
金属シールドカバー15は、図6に示すように、フェライトシート14を嵌合して覆う断面コ字型のカバー本体150を有し、カバー本体150の片側には一側方に向って張出した取付片151が一体に形成されている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2とドア5の上側の隙間に臨む金属シールドカバー15の取付片151は、図1に示すように、ドア5のドアケース8の前板26にビス等の止め具により固定されている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2とドア5の下側の隙間に臨む金属シールドカバー15の取付片151は、図2に示すように、ドア5のドアケース8の下側の外周壁23にビス等の止め具により固定されている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2とドア5の両側の隙間に臨む金属シールドカバー15の取付片151は、図3及び図4に示すように、電子レンジ本体2の側壁27にビス等の止め具により固定されている。
電子レンジ1の電子レンジ本体2の操作部25の下面には、図5に示すように、ドア5の上縁に臨んで電波を吸収する第5の電波吸収体となるフェライトシート28が配設されている。
電子レンジ1のドア5のドアパネル7のドアパネル本体70には、図7及び図8に示すように、窓孔9が開設され、ドアパネル7のドアパネル本体70の外周縁には加熱室3側に向って開口する断面コ字型のチョーク溝6が形成され、ドアパネル7のチョーク溝6にはこれを閉塞する合成樹脂製のチョークカバー(図示せず)が装着されている。
電子レンジ1のドア5のドアパネル7のドアパネル本体70の内側には、図7及び図8に示すように、窓孔9に臨んでリヤ窓フィルム10が配設され、リヤ窓フィルム10の加熱室3と反対側には多数のパンチング孔を有するパンチングメタル板11が配設されている。
電子レンジ1のドア5のドアケース8の前板26には、図7及び図8に示すように、窓孔12が開設され、ドアケース8の前板26の一側縁寄りの外側にはドアパネル7と共締めで取手29が固設されている。
電子レンジ1のドア5のドアケース8の前板26の内側には、図7に示すように、窓孔12に臨んでフロント窓ガラス13が配設され、フロント窓ガラス13の外周縁には、図8に示すように、アルミテープ17が貼着され、フロント窓ガラス13の外周縁の加熱室3と反対側にはアルミテープ17上にドアケース8の前板26と接触するEMIガスケット18が装着され、アルミテープ17はEMIガスケット18を介してドアケース8と導通されている。
フロント窓ガラス13の内側には、図7に示すように、ステンレス製のワイヤメッシュシート19が配設され、ワイヤメッシュシート19の外周縁には、図8に示すように、アルミテープ17と接触する銅箔テープ20が貼着され、ワイヤメッシュシート19は銅箔テープ20を介してアルミテープ17と導通されている。
電子レンジ1のドア5のドアパネル7のチョーク溝6の前壁71の窓孔9の内周縁寄りの外側には、図7及び図8に示すように、ワイヤメッシュシート19の外周縁の銅箔テープ20と接触するフェライトシート21が配設されている。
電子レンジ1のドア5のドアパネル7の窓孔9の一側に位置するチョーク溝6の前壁71の外側には、図8に示すように、電波を吸収する第6の電波吸収体となるフェライトシート30,31が配設されている。
電子レンジ1のドア5のドアパネル7のチョーク溝6の外側壁22とドアケース8の外周壁23との隙間には、図7及び図8に示すように、フェライトシート24が配設されている。
まず、電子レンジのドアのチョーク構造からの漏洩電波低減対策について説明する。
電子レンジ1は、動作時に2.45GHz帯の電磁波ノイズが発生する。
電子レンジ1の電子レンジ本体2の開口部4から漏洩する電波を、ドア5のドアパネル7のチョーク溝6により減衰させる。
また、電子レンジ1のドア5のドアパネル7のチョーク溝6から漏洩する電波を、フェライトシート14及びフェライトシート28により吸収して低減させると共に、フェライトシート14を通過した電波は、金属シールドカバー15で反射して再度フェライトシート14により吸収して低減される。
さらに、電子レンジ1の両側に位置する電波吸収トリム16のフェライトシート14により吸収しきれず通過した電波は、金属シールドカバー15を介して電子レンジ本体2へと流れる。
次いで、電子レンジのドアの窓からの漏洩電波低減対策について説明する。
電子レンジ1のドア5のリヤ窓フィルム10を通過して漏洩しようとする電波を、パンチングメタル板11で遮蔽し、ドアパネル7とドアケース8との隙間から漏洩する電波を、フェライトシート21,フェライトシート24及びフェライトシート30,31により吸収して低減させる。
また、電子レンジ1のドア5のヒンジ取付部の切欠孔から漏洩する電波を、電波吸収体により吸収して低減させる。
パンチングメタル板11を通過して漏洩しようとする電波を、ワイヤメッシュシート19で遮蔽し、ワイヤメッシュシート19で遮蔽した電波は、銅箔テープ20,アルミテープ17及びEMIガスケット18を介してドア5のドアケース8へと流れる。
したがって、電子レンジ1の動作時に発生する2.45GHz帯の電磁波ノイズが低減するので、無線LAN通信の電波障害による通信エラーが減少する。
図9は、従来の電子レンジ動作時の電磁波ノイズの測定結果を表すグラフ、図10は、本発明に係る実施例の電子レンジ動作時の電磁波ノイズの測定結果を表すグラフである。
従来の電子レンジ動作時に発生する電磁波ノイズを電磁波ノイズ測定装置を用いて測定した測定結果を図9に示す。
図9において、横軸は周波数、縦軸は電磁波ノイズレベルである。
2.45GHz帯のノイズピーク値は、約134dBμV/MHzであった。
また、本実施例の電子レンジ動作時に発生する電磁波ノイズを電磁波ノイズ測定装置を用いて測定した測定結果を図10に示す。
図10において、横軸は周波数、縦軸は電磁波ノイズレベルである。
2.45GHz帯のノイズピーク値は、約112dBμV/MHzであった。
ここで、図9に示す従来の電子レンジ動作時の電磁波ノイズの測定結果のデータと図10に示す本実施例の電子レンジ動作時に発生する電磁波ノイズのデータとを比較すると、本実施例の電子レンジは、2.45GHz帯のノイズピーク値で22dBμV/MHzの減少を確認することができた。
本発明に係る実施例の電子レンジの構成を示す正面図。 図1の底面図。 図1の左側面図。 図1の右側面図。 本発明に係る実施例の電子レンジのドア開放状態を示す要部斜視図。 本発明に係る実施例の電子レンジの電波吸収トリムの構成を示す要部斜視図。 本発明に係る実施例の電子レンジのドアの要部側断面図。 本発明に係る実施例の電子レンジのドアの構成を示す分解斜視図。 従来の電子レンジ動作時の電磁波ノイズの測定結果を表すグラフ。 本発明に係る実施例の電子レンジ動作時の電磁波ノイズの測定結果を表すグラフ。
符号の説明
1 電子レンジ
2 電子レンジ本体
3 加熱室
4 開口部
5 ドア
6 チョーク溝(チョーク構造)
7 ドアパネル
8 ドアケース
9 窓孔
10 リヤ窓透明フィルム
11 パンチングメタル板
12 窓孔
13 フロント窓ガラス
14 フェライトシート(第1の電波吸収体)
15 金属シールドカバー
16 電波吸収トリム
17 アルミテープ
18 EMIガスケット
19 ワイヤメッシュシート
20 銅箔テープ
21 フェライトシート(第2の電波吸収体)
22 外側壁
23 外周壁
24 フェライトシート(第3の電波吸収体)
25 操作部
26 前板
27 側壁
28 フェライトシート(第5の電波吸収体)
29 取手
30 フェライトシート(第6の電波吸収体)
31 フェライトシート(第6の電波吸収体)
70 ドアパネル本体
71 前壁
150 カバー本体
151 取付片

Claims (2)

  1. 電子レンジ本体と、前記電子レンジ本体の内部に形成された被加熱物を入れて加熱する加熱室と、前記加熱室の開口部に臨んで前記電子レンジ本体に開閉自在に設けられたドアとを具備した電子レンジにおいて、
    前記ドアは、外周縁に沿って電波を減衰させるためのチョーク構造を形成した金属製のドアパネルと、前記ドアパネルの前面から周側面に跨って装着される金属製のドアケースと、前記ドアパネルの窓孔に臨んで配設された透明なリヤ窓フィルムと、前記リヤ窓フィルムの前記加熱室と反対側に配設された電波を遮蔽するパンチングメタル板と、前記ドアケースの窓孔に臨んで配設された透明なフロント窓ガラスとを備えており、前記電子レンジ本体と前記ドアとの隙間を塞ぐ位置に電波を吸収する第1の電波吸収体を配設し、前記第1の電波吸収体の外側に通過した電波を反射するための弾性を有する金属シールドカバーを配設して電波吸収トリムとし、前記フロント窓ガラスの外周縁に導電性を有するアルミテープを取付けると共に、前記フロント窓ガラスの前記加熱室と反対側の前記アルミテープ上に前記ドアケースと導通させるための導電性を有するEMIガスケットを取付け、前記フロント窓ガラスの内側に電波を遮蔽する金属製のワイヤメッシュシートを配設し、前記ワイヤメッシュシートの外周縁に前記アルミテープと導通させるための導電性を有する銅箔テープを取付け、前記ドアパネルのチョーク構造の前側と前記銅箔テープとの間に電波を吸収する第2の電波吸収体を配設し、前記ドアパネルのチョーク構造の外側壁と前記ドアケースの外周壁との隙間に電波を吸収する第3の電波吸収体を配設したことを特徴とする電子レンジ。
  2. 上記電波吸収トリムは、上記金属シールドカバーを介して上記電子レンジ本体とグランドされる請求項1に記載の電子レンジ。
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