JPH11103199A - 部品装着方法とその装置 - Google Patents

部品装着方法とその装置

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JPH11103199A
JPH11103199A JP9264685A JP26468597A JPH11103199A JP H11103199 A JPH11103199 A JP H11103199A JP 9264685 A JP9264685 A JP 9264685A JP 26468597 A JP26468597 A JP 26468597A JP H11103199 A JPH11103199 A JP H11103199A
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Japan
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suction nozzle
handling member
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JP9264685A
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English (en)
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Yuichi Motokawa
裕一 本川
Wataru Hirai
弥 平井
Muneyoshi Fujiwara
宗良 藤原
Satoshi Shida
智 仕田
Hiroshi Ota
博 大田
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着対象物の位置決めのための必要移動量を
少なくして、高精度な部品の装着を高速に達成できるよ
うにすることを目的とする。 【解決手段】 部品取り扱い部材15による部品保持位
置を部品取り扱い部材15を移動させる支持機構6上で
装着対象物2の位置決めに併せ調整して、装着対象物2
の対応する被装着位置2aに部品1を装着することによ
り、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種部品を各種の
装着対象物の所定位置に自動的に装着する部品装着方法
とその装置に関し、例えば電子部品を回路基板に実装し
て電子回路基板を製造するのに用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば各種の電子部品を回路基板
に自動的に実装するのに、図8に示すような装置が用い
られている。これにつき説明すると、部品供給部aと供
給された部品bを回路基板cに装着する部品装着位置d
との間を、装着ヘッドeの回転にて矢印で示す一定方向
に循環移動される吸着ノズルfにより、部品供給部aに
て供給される各種の部品bを保持して部品装着位置dに
持ち運び、装着される部品bに応じて位置決めされた回
路基板c上の所定の被装着位置hに持ち運んだ部品bを
装着する。
【0003】この部品装着のために吸着ノズルfはその
中心軸線iが旋回経路j上の移動点pに位置したとき供
給される部品bの吸着保持を行い、この保持した部品b
を移動点qまで持ち運び、この移動点qにて回路基板g
上に装着するようにしている。
【0004】また、この吸着ノズルfにより持ち運ばれ
てきた部品bの装着を、回路基板c上の所定の被装着位
置hに装着されるための回路基板cの位置決めは、平面
より見て互いに直行するXY2方向に移動するXYテー
ブルkの移動によって行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
部品実装方法および装置では、吸着ノズルfによって部
品bを装着できる位置は、移動点qに対応した一点に限
られる。従って、回路基板cは部品bの装着を受ける都
度、その部品bに対応する被装着位置hが前記移動点q
に対応する位置に必ず移動される必要があり、近時の電
子部品の小型化や回路基板cへの実装の高密度化によっ
て、高精度な位置決めが要求されている。
【0006】一方、吸着ノズルfの移動点pやqへの位
置決めは装着ヘッドeの間欠停止位置の制御によって、
高速な移動のもとに高精度に達成されるので、近時の高
速化の要求に対応した速度で運転されても、高精度な位
置決めは損なわれない。
【0007】しかし、XYテーブルkによる回路基板c
の位置決めは、高速では十分な位置決め精度が得られな
いので、装着ヘッドeを前記のように高速運転しても、
XYテーブルkによる位置決めは、従来速度のままで行
うしかなく、位置決めのための待ち時間が生じて実質的
な高速化の妨げになっている。
【0008】本発明の目的は、装着対象物の位置決めの
ための必要移動量を少なくして、高精度な部品の装着を
高速に達成できる部品の装着方法とその装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明の部品装着方法は、部品供給位置
と供給された部品を装着対象物に装着する部品装着位置
との間を繰り返し移動される部品取り扱い部材により、
部品供給位置にて供給される各種の部品を保持して部品
装着位置に持ち運び、装着される部品に応じて位置決め
された装着対象物上の所定の被装着位置に持ち運んだ部
品を装着するもので、部品取り扱い部材による部品保持
位置を部品取り扱い部材を移動させる支持機構上で前記
装着対象物の前記位置決めに併せ調整して、装着対象物
の対応する被装着位置に部品を装着することを特徴とす
る。
【0010】このような構成では、部品取り扱い部材に
より、部品供給位置にて供給される各種の部品を保持し
て部品装着位置に持ち運び、装着される部品に応じて位
置決めされた装着対象物上の所定の被装着位置に持ち運
んだ部品を装着するのに、部品取り扱い部材による部品
装着位置での部品保持位置を、部品取り扱い部材を移動
させる支持機構上で、例えば請求項2の発明のように部
品取り扱い部材の部品を取り扱う中心軸線から外れた偏
心位置を中心とした回動するなどして調整することを、
前記装着対象物の前記位置決めに併せ行うことにより、
部品保持位置の側を装着対象物の次の被装着位置に最も
近くなるようにその時々で位置設定して双方間の距離が
最短になるようにでき、請求項4の発明のように、装着
対象物の位置決めを平面より見て互いに直行する2方向
に従来通りに行う場合を含め、装着対象物が所定の被装
着位置に部品の装着を受けるための位置決めを行う必要
移動距離が、部品保持位置が一定している従来よりも短
縮させられるので、装着対象物の位置決め速度を必要な
位置決め精度が得られる従来通りに設定したままで、必
要移動距離が短縮した分だけ部品装着速度を高速化する
ことができ、作業能率が向上する。
【0011】また、請求項2の発明のような位置調整は
簡単な機構および制御で達成されるし、この場合、部品
に極性の無いものについてだけ行うことにより、極性の
ある部品がその部品保持位置の調整のために装着対象物
の被装着位置側の極性と一致させるのが困難になるよう
なことを回避することができる。
【0012】請求項5の発明の部品装着装置は、複数種
類の部品を供給する部品供給部と、部品が装着される装
着対象物を部品装着位置にて保持し、その所定の被装着
部に部品が装着されるように位置決めする位置決め部
と、部品を保持して持ち運び装着対象物の被装着位置に
装着する部品取り扱い部材と、この部品取り扱い部材を
部品供給部と部品装着位置との間を循環移動させてそれ
らの位置で一時停止させて部品の保持と装着とを行わせ
る装着ヘッドとを備えた部品装着装置において、部品取
り扱い部材をその部品を取り扱う中心軸線から外れた偏
心位置を中心に回動できるように装着ヘッドに保持し、
装着対象物の位置決めに応じて部品取り扱い部材を所定
角度回動させて部品保持位置を調整する位置調整機構を
設けたことを特徴とするものであり、請求項1から4の
方法の発明を実現し、それらによる作用効果を発揮する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な一実施の
形態について図1から図7を参照しながら説明する。
【0014】本実施の形態は、各種の電子部品1を回路
基板2の各部に装着して、電子回路基板を製造するのに
用いる部品装着装置の場合を示し、その全体構成を図1
に示している。しかし、そのような用途に限定されるこ
とはなく、各種の部品を各種の装着対象物に装着する全
ての場合に本発明は適用される。
【0015】図1の装置について説明すると、各種の電
子部品1を必要に応じて供給する部品供給部3と、電子
部品1が装着される回路基板2を部品装着位置5にて保
持し、その所定の被装着位置2aに電子部品1が装着さ
れるように部品装着の都度平面より見た互いに直行する
XY2方向に位置決めする位置決め部4と、電子部品1
を保持して持ち運び回路基板2の被装着位置2aに装着
する吸着ノズル15と、この吸着ノズル15を保持して
間欠回転により多数部品供給部3と部品装着位置5との
間を順次に循環移動させながら、それらの位置で一時停
止させて電子部品1の保持と装着とを行わせる装着ヘッ
ド6とを従来通り備え、位置決め部4も互いに直行する
XY2方向に移動する従来通りのXYテーブル10の移
動によって回路基板2の位置決めを行うようにしてい
る。
【0016】しかし、そのような構造に限られることは
なく、吸着ノズル15に代えて、チャックタイプのもの
など部品の種類に応じた各種の部品取り扱い部材を採用
することができるし、この部品取り扱い部材を部品供給
部3と部品装着位置5との間を繰り返し移動させる機構
も種々のものを採用することができる。吸着ノズル15
などの部品取り扱い部材を多数一度に取り扱う場合の繰
り返し移動は本実施の形態のような装着ヘッド6による
旋回移動とするのが、構成の簡略化と位置決めの高精度
化とから好適である。また、回路基板2の位置決めも種
々の方向に種々の機構によって行うこともできる。
【0017】本実施の形態では特に、吸着ノズル15を
図2、図3に示すように、これの(d)を取り扱う中心
軸線7から距離X外れた偏心位置に軸線8aを持った回
転軸8により回動されるように装着ヘッド6に保持し、
装着ヘッド6等に設けた位置調整機構9によって、回路
基板2の部品装着位置5での位置決めに応じて吸着ノズ
ル15を軸線8aのまわりに所定角度回動させて、吸着
ノズル15による部品装着位置5での部品保持位置を調
整するようにしている。この位置調節は、吸着ノズル1
5による部品装着位置5での部品保持位置を吸着ノズル
15を移動させる装着ヘッド6上で、回路基板2の前記
位置決め部4での位置決めに併せ行い、回路基板2の被
装着位置2aに対応する電子部品1装着するようにす
る。これによって、前記部品保持位置の調整を回路基板
2の位置決めのための移動方向と対向する方向に行うこ
とにより、回路基板2が所定の被装着位置2aに電子部
品1の装着を受ける位置決めのための必要移動距離が、
部品保持位置が一定である場合に比し、前記吸着ノズル
15による部品保持位置を位置調整した分だけ小さくな
り、また、必要移動距離が最短になるので、装着対象物
の位置決め速度を必要な位置決め精度が得られる従来通
りのままで、必要移動距離が小さくなり、また最短であ
る分だけ、部品装着速度を高速化することができ、装着
能率が向上し電子回路基板の生産性が向上する。
【0018】本実施の形態では、説明の簡単のため、吸
着ノズル15による装着ヘッド6上での電子部品1の保
持位置を、図3に示すように装着ヘッド6の接線方向の
2点である15a位置と15b位置と、および法線方向
の2点である15c位置と15d位置との4か所に位置
調整を行うようにしている。しかし、この限りでなく必
要などの方向にも位置調整することができるし、位置調
整のための機構もどのような機構を採用してもよい。
【0019】このような部品装着位置の具体的な調整例
を、図3から図6を参照して以下説明する。図3におい
て、装着ヘッド6は吸着ノズル15が円周上等間隔に設
けられているステーションST1からステーションST
12の1ピッチずつ順次に間欠回転し、停止位置で部品
供給部3と、部品認識部12と、極性判断部13と、部
品装着位置5とに、1つの吸着ノズル15が常に位置決
めされ、吸着ノズル15のそれぞれは部品供給部3にて
供給された電子部品1を吸着保持した後、装着ヘッド6
の間欠回転が進むにつれて部品認識部12、極性判断部
13、および部品装着位置5に順次到達し、部品装着位
置5にて保持している電子部品1を回路基板2の位置決
めされている所定の被装着位置2aに装着した後、部品
供給部3に戻ることを繰り返し、各種電子部品1をプロ
グラムに従って順次装着する。
【0020】図3の部品供給部3に位置決めされたステ
ーションST6の吸着ノズル15は、15a位置に位置
決めされ、部品供給部3の最も右側にある部品供給カセ
ット3aから3cの内の、右端にある部品供給カセット
3aにより供給される電子部品1を吸着して保持し、部
品の装着に供せるようにしている。
【0021】部品認識部12に位置決めされたステーシ
ョンST9にある吸着ノズル15は、一旦15dの位置
とされて電子部品1の保持姿勢を認識カメラ等により吸
着姿勢を画像認識され、例えば図1に示す姿勢矯正機構
17によって必要な姿勢に矯正される。
【0022】極性判断部13に位置決めされたステーシ
ョンST11の吸着ノズル15は、保持している電子部
品1の極性の有無を判断され、極性のあるものであれ
ば、部品保持位置の調整を行わず、極性の無いものにつ
き、部品保持位置の調整を行って装着速度の向上を図
る。これは、吸着ノズル15を偏心した軸線8aを中心
に回動させて部品保持位置の調整を行うと、装着する電
子部品1の極性の向きを、回路基板2の被装着位置2a
側の極性の向きに一致させるのが困難になるからであ
る。もっとも、これが解消されればこの限りではない。
【0023】極性判断部13にあるステーションST1
1では、電子部品1に極性がなく、かつ電子部品1の装
着向きが0度、あるいは180度であるとき、位置決め
部4による回路基板2の部品装着位置5への位置決めの
移動距離を最短にするために、前装着電子部品位置Aを
基準にし次装着電子部品位置Bの位置が、図3の斜線ハ
ッチング部の範囲のように左側である場合、および図3
の斜め格子ハッチング部の範囲のように吸着ノズル15
の軸線8aからの偏心量以下の右側の場合、吸着ノズル
15を15a位置に移動させる。また、前装着電子部品
位置Aを基準にし次装着電子部品位置Bの位置が、図4
の斜線ハッチング部の範囲のように右側である場合、お
よび図4の斜め格子ハッチング部の範囲のように吸着ノ
ズル15の軸線8aからの偏心量以下の左側の場合、吸
着ノズル15を15b位置に移動させる。これにより、
部品装着位置5での吸着ノズル15による部品保持位置
が、回路基板2の次装着電子部品位置Bとの間の距離が
最短となる。
【0024】一方、電子部品1に極性がなく、かつ電子
部品1の装着向きが90度、あるいは270度であると
き、位置決め部4による回路基板2の部品装着位置5へ
の位置決めの移動距離を最短にするために、前装着電子
部品位置Aを基準にし次装着電子部品位置Bの位置が、
図5の斜線ハッチング部の範囲のように上側である場
合、および図5の斜め格子ハッチング部の範囲のように
吸着ノズル15の軸線8aからの偏心量以下の下側の場
合、吸着ノズル15を15c位置に移動させる。
【0025】また、前装着電子部品位置Aを基準にし次
装着電子部品位置Bの位置が、図6の斜線ハッチング部
の範囲のように下側である場合、および図6の斜め格子
ハッチング部の範囲のように吸着ノズル15の軸線8a
からの偏心量以下の上側の場合、吸着ノズル15を15
d位置に移動させる。これにより、部品装着位置5での
吸着ノズル15による部品保持位置が、回路基板2の次
装着電子部品位置Bとの間の距離が最短となる。
【0026】このような部品装着の主な動作制御のシー
ケンスを図7に示してある。これにつき説明すると、ス
テップ1においてステーションST10の吸着ノズル1
5が保持している電子部品1の極性の有無を判断する。
極性がある場合ステップ2へ、極性がない場合はステッ
プ3へ進む。ステップ2において、吸着ノズル15の位
置を変更せずに装着ヘッド6の間欠回転動作によって吸
着ノズル15をステーションST12の装着位置に位置
決めし電子部品1を装着する。
【0027】ステップ3において、電子部品1の装着角
度を判断する。装着角度が0度または180度の場合は
ステップ4へ、90度または270度の場合はステップ
5へ、前記4種の装着角度以外の場合はステップ10へ
進む。
【0028】ステップ4において、吸着ノズル15を1
5a位置、15b位置のどちらに位置決めすれば位置決
め部4での回路基板2の位置決めのための移動量が最短
になるかを判断する。判断結果が15a位置であればス
テップ6へ、15b位置であればステップ7へ進む。
【0029】ステップ5において、吸着ノズル15を1
5c位置、15d位置のどちらに位置決めすれば位置決
め部4での回路基板2の位置決めのための移動量が最短
になるかを判断する。判断結果が15c位置であればス
テップ8へ、15d位置であればステップ9へ進む。
【0030】ステップ6において、装着ヘッド6の間欠
回転動作によって吸着ノズル15をステーションST1
1に位置決めし、15a位置に位置調整した後、ステッ
プ11に進む。
【0031】ステップ8において、装着ヘッド6の間欠
回転動作によって、吸着ノズル15をステーションST
11に位置決めし、吸着ノズル15を15c位置に位置
調整した後、ステップ11に進む。
【0032】ステップ9において、装着ヘッド6の間欠
回転動作によって、吸着ノズル15をステーションST
11に位置決めし、15d位置に位置調整した後、ステ
ップ11へ進む。
【0033】ステップ10において、装着ヘッド6の間
欠回転動作によって、吸着ノズル15をステーションS
T11に位置決めし、吸着ノズル15を任意の位置に調
整し、さらに装着ヘッド6の間欠回転動作によって吸着
ノズル15をステーションST12に位置決めし部品の
装着を行う。
【0034】ステップ11において、装着ヘッド6の間
欠回転動作によって吸着ノズル15をステーションST
12の部品装着位置5に位置決めし電子部品1の装着を
行う。
【0035】以上の工程を装着ヘッド6の周縁に取り付
けられた複数の吸着ノズル15が並行して繰り返し行う
ことで電子部品1を装着していく。
【0036】なお、部品供給部3に位置決めされる吸着
ノズル15に対し、どちらの側から、またどの位置から
移動してくる部品供給カセットにより電子部品1が供給
されるかによって、吸着ノズル15による部品保持位置
を15a位置と15b位置とに調整すると、部品供給部
3での必要移動量を少なくして高速化を図ることもでき
る。
【0037】
【発明の効果】本発明の部品装着方法および装置によれ
ば、部品を保持して持ち運び、装着される部品に応じて
位置決めされる装着対象物の被装着位置上に装着するの
に、部品取り扱い部材による部品保持位置の側を装着対
象物の次の被装着位置に最も近くなるようにその時々で
位置設定して双方間の距離が最短になるようにし、装着
対象物が所定の被装着位置に部品の装着を受けるための
位置決めを行う必要移動距離が、部品保持位置が一定し
ている従来よりも短縮させられるようにするので、装着
対象物の位置決め速度を必要な位置決め精度が得られる
従来通りに設定したままで、必要移動距離が短縮した分
だけ部品装着速度を高速化することができ、作業能率が
向上する。
【0038】特に、請求項2の発明のような位置調整を
行うと、簡単な機構および制御で達成されるし、この場
合、部品に極性の無いものについてだけ行うことによ
り、極性のある部品がその部品保持位置の調整のために
装着対象物の被装着位置側の極性と一致させるのが困難
になるようなことを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な一実施の形態の部品装着装置
を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の吸着ノズルの支持構造を示す斜視
図である。
【図3】図1の装置の部品装着時における部品保持位置
の第1の調整例を示す平面図である。
【図4】図1の装置の部品装着時における部品保持位置
の第2の調整例を示す平面図である。
【図5】図1の装置の部品装着時における部品保持位置
の第3の調整例を示す平面図である。
【図6】図1の装置の部品装着時における部品保持位置
の第4の調整例を示す平面図である。
【図7】図3から図6の部品保持位置の調整を含む部品
装着動作の制御シーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図8】従来の部品装着装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電子部品 2 回路基板 2a 被装着位置 3 部品供給部 4 位置決め部 5 部品装着位置 6 装着ヘッド 7 中心軸線 8 回転軸 8a 軸線 9 位置調整機構 10 XYテーブル 13 極性判断部 15 吸着ノズル 15a、15b、15c、15d 調整位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仕田 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大田 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給位置と供給された部品を装着対
    象物に装着する部品装着位置との間を繰り返し移動され
    る部品取り扱い部材により、部品供給位置にて供給され
    る各種の部品を保持して部品装着位置に持ち運び、装着
    される部品に応じて位置決めされた装着対象物上の所定
    の被装着位置に持ち運んだ部品を装着する部品装着方法
    において、 部品取り扱い部材による部品保持位置を部品取り扱い部
    材を移動させる支持機構上で前記装着対象物の前記位置
    決めに併せ調整して、装着対象物の対応する被装着位置
    に部品を装着することを特徴とする部品装着方法。
  2. 【請求項2】 部品保持位置の調整は部品取り扱い部材
    の部品を取り扱う中心軸線から外れた偏心位置を中心と
    した回動により行う請求項1に記載の部品装着方法。
  3. 【請求項3】 部品保持位置の調整は、極性のない部品
    について行う請求項2に記載の部品装着方法。
  4. 【請求項4】 装着対象物の位置決めは、平面より見て
    互いに直行する2方向に行う請求項1から3のいずれか
    一項に記載の部品装着方法。
  5. 【請求項5】 複数種類の部品を供給する部品供給部
    と、部品が装着される装着対象物を部品装着位置にて保
    持し、その所定の被装着部に部品が装着されるように位
    置決めする位置決め部と、部品を保持して持ち運び装着
    対象物の被装着位置に装着する部品取り扱い部材と、こ
    の部品取り扱い部材を部品供給部と部品装着位置との間
    を循環移動させてそれらの位置で一時停止させて部品の
    保持と装着とを行わせる装着ヘッドとを備えた部品装着
    装置において、部品取り扱い部材をその部品を取り扱う
    中心軸線から外れた偏心位置を中心に回動できるように
    装着ヘッドに保持し、装着対象物の位置決めに応じて部
    品取り扱い部材を所定角度回動させて部品保持位置を調
    整する位置調整機構を設けたことを特徴とする部品装着
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008016695A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 設定装置、部品装着システム、プログラム及び算出方法
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