JPH11102395A - 業務マップ表示装置、及び記憶媒体 - Google Patents

業務マップ表示装置、及び記憶媒体

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JPH11102395A
JPH11102395A JP26380397A JP26380397A JPH11102395A JP H11102395 A JPH11102395 A JP H11102395A JP 26380397 A JP26380397 A JP 26380397A JP 26380397 A JP26380397 A JP 26380397A JP H11102395 A JPH11102395 A JP H11102395A
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map
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maps
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JP26380397A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Kiuchi
啓義 木内
Toshiyuki Iguchi
敏之 井口
Junichi Shimizu
潤一 清水
Toshihito Terada
俊仁 寺田
Kazumasa Morichika
和正 森近
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、業務マップ間でリンク関係を設定
可能とし、そのリンク関係が設定された業務オブジェク
トをキーとして他の業務マップへの移動を容易にすると
ともに、階層関係を持つ業務マップをツリー表示して表
示マップの位置付けの確認を容易にすることである。 【解決手段】CPU2は、新規業務マップが関係するそ
の他の業務マップとの階層関係を示すためのツリー構造
図と、新規業務マップを作成するための白紙マップと、
を表示装置4の同一画面内に別枠で分割して表示し、当
該業務マップのマップIDを生成し、そのマップ名称を
設定させ、当該業務に係る業務オブジェクトや伝票オブ
ジェクト等の図形オブジェクトがオペレータにより描画
されると、その各オブジェクトIDを生成し、その各オ
ブジェクト名称を設定させ、オブジェクトIDに対応付
けてオブジェクト名称、及びオブジェクト描画位置を記
憶装置7に記憶し、マップIDに対応付けてマップ名称
と描画内容を記憶装置7に記憶し、ツリー構造図のルー
トの下に当該新規マップ名称を追加して識別表示すると
ともに、描画された当該新規業務マップを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝票に基づいて各
種業務を行う業務処理システムに適用される業務マップ
を表示する業務マップ表示装置、及びその各処理プログ
ラムを格納する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、企業において各種業務をシステ
ム化する場合には、コンピュータに関する専門知識が必
要となり、この専門知識を持っているシステムエンジニ
アに頼らなければならない。この場合、システムエンジ
ニアが各業務における処理内容を分析し、ユーザーの要
望に沿って概要設計、プログラミング設計等を行ってお
り、ユーザーである一般の業務担当者は、プログラミン
グ等の知識を有しておらず、業務処理におけるシステム
の全体像、及びその処理内容についてブラックボックス
になっているのが現状である。
【0003】このようなシステム化された業務処理の全
体像をシステムエンジニア以外の一般社員に対して理解
し易い形で示すため、業務マップの表示機能が実現され
ている。この業務マップ表示機能は、業務種類毎に業務
名称やその業務内容等を対応する図形オブジェクトをマ
ップ上に展開し、その図形オブジェクト間に接続関係を
示して表示するものであり、業務システム全体を一望可
能とするものである。この業務マップ表示機能により表
示される業務種類毎の業務マップは、それぞれ独立した
マップとして管理記憶されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、業務処理システムの全体像をシステムエンジニア
以外の一般社員に対して理解し易い形で示すため、その
業務マップの表示機能が実現されていたが、この業務マ
ップ表示機能により表示される業務種類毎の業務マップ
は、それぞれ独立したマップとして管理記憶されていた
ため、各マップ間の関連付けを行う機能は特に提供され
ていない。
【0005】このため、その業務マップ内に表示される
業務オブジェクトが、他の業務マップに表示される業務
オブジェクトと関連付けられる業務である場合、その関
連付けられた業務を含む当該他の業務マップを表示する
ことができないという問題があった。
【0006】また、各業務マップが階層関係を持ったマ
ップであったとしても、個々の業務マップは夫々個別に
指定して表示させる必要があり、例えば、任意に描画作
成した業務マップから下位の業務マップへ直ちにジャン
プする操作等はできず、操作性の面でも問題があった。
【0007】本発明の課題は、階層関係を持つ業務マッ
プ間でリンク関係を設定可能とし、その業務マップ内で
リンク関係が設定された業務オブジェクトをキーとして
他の業務マップへの移動を容易にするとともに、階層関
係を持つ業務マップをツリー表示して表示マップの位置
付けの確認を容易にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
業務内容を示す各種図形オブジェクトを描画して各種業
務に対応する各種業務マップを生成する業務マップ生成
手段と、この業務マップに描画された各種図形オブジェ
クトと、前記各種業務マップの描画情報と、この各種業
務マップに描画される図形オブジェクトに対してリンク
する他の業務マップとの間にリンク関係を設定するリン
ク情報と、を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
された業務マップ情報に基づいて各種業務マップを表示
手段に表示するとともに、その業務マップの表示画面に
おいて指定手段により図形オブジェクトが指定される
と、その指定図形オブジェクトに設定されたリンク情報
に基づいて、当該図形オブジェクトとリンクする業務マ
ップを前記記憶手段から読み出して表示する表示制御手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】この請求項1記載の発明の業務マップ表示
装置によれば、業務マップ生成手段により業務内容を示
す各種図形オブジェクトを描画して各種業務に対応する
各種業務マップを生成し、この業務マップに描画された
各種図形オブジェクトと、前記各種業務マップの描画情
報と、この各種業務マップに描画される図形オブジェク
トに対してリンクする他の業務マップとの間にリンク関
係を設定するリンク情報と、を記憶手段に記憶し、表示
制御手段により、記憶手段に記憶された業務マップ情報
に基づいて各種業務マップを表示手段に表示するととも
に、その業務マップの表示画面において指定手段により
図形オブジェクトが指定されると、その指定図形オブジ
ェクトに設定されたリンク情報に基づいて、当該図形オ
ブジェクトとリンクする業務マップを前記記憶手段から
読み出して表示する。
【0010】したがって、業務に関わる業務マップの作
成を、その表示枠内で業務内容を示す図形オブジェクト
の配置、及びその図形オブジェクトの名称を入力するだ
けで、業務マップを簡便に作成することができ、その業
務マップ内に描画された図形オブジェクトを指定するだ
けで、その上位と下位にリンクする業務マップを容易に
確認することができる。
【0011】請求項6記載の発明は、業務内容を示す各
種図形オブジェクトを描画して各種業務に対応する各種
業務マップを生成する業務マップ生成手段と、この業務
マップ生成手段により生成される各種業務マップ間に階
層関係に基づリンク関係を設定するリンク情報設定手段
と、このリンク情報設定手段によりリンク関係が設定さ
れた複数の業務マップを表示手段の表示画面に表示する
際に、当該各業務マップに設定された階層関係を対応す
るマップ識別情報によってツリー構造図とともに表示す
る表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】この請求項6記載の発明の業務マップ表示
装置によれば、業務マップ生成手段により業務内容を示
す各種図形オブジェクトを描画して各種業務に対応する
各種業務マップを生成し、リンク情報設定手段により、
この業務マップ生成手段により生成される各種業務マッ
プ間に階層関係に基づリンク関係を設定し、表示制御手
段により、このリンク情報設定手段によりリンク関係が
設定された複数の業務マップを表示手段の表示画面に表
示する際に、当該各業務マップに設定された階層関係を
対応するマップ識別情報によってツリー構造図とともに
表示する。
【0013】したがって、業務マップ内に描画された図
形オブジェクトの上位と下位にリンクする業務マップの
階層構造を、同時に表示されるツリー構造図上で確認す
ることができ、マップ全体に対する現在表示中の業務マ
ップの位置付けを容易に確認することができ、各種業務
マップの階層関係を容易に認識することができる。
【0014】請求項9記載の発明は、業務内容を示す各
種図形オブジェクトを描画して各種業務に対応する各種
業務マップを生成する業務マップ生成手段と、この業務
マップ生成手段により生成される各種業務マップに描画
される図形オブジェクトに対して他の業務マップとの間
に階層構造に基づくリンク関係を設定するリンク情報設
定手段と、このリンク情報設定手段によりリンク関係が
設定された図形オブジェクトが描画された業務マップの
うち下位の業務マップとの間にリンク関係が設定された
図形オブジェクトを含む複数の業務マップを、それぞれ
所定のマップ識別情報によって示すツリー構造図として
表示手段の表示画面に表示する表示制御手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0015】この請求項9記載の発明の業務マップ表示
装置によれば、業務マップ生成手段により、業務内容を
示す各種図形オブジェクトを描画して各種業務に対応す
る各種業務マップを生成し、リンク情報設定手段によ
り、この業務マップ生成手段により生成される各種業務
マップに描画される図形オブジェクトに対して他の業務
マップとの間に階層構造に基づくリンク関係を設定し、
表示制御手段により、このリンク情報設定手段によりリ
ンク関係が設定された図形オブジェクトが描画された業
務マップのうち下位の業務マップとの間にリンク関係が
設定された図形オブジェクトを含む複数の業務マップ
を、それぞれ所定のマップ識別情報によって示すツリー
構造図として表示手段の表示画面に表示する。
【0016】したがって、業務マップ内に描画された図
形オブジェクトの上位と下位にリンクする業務マップの
階層構造を、表示されるツリー構造図上で容易に確認す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本発明を適用
したコンピュータシステムの一実施の形態を示す図であ
る。
【0018】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態のコンピュータシステム1全体の概要を示す図であ
る。この図1において、コンピュータシステム1は、会
社内のローカルエリアネットワーク(LAN)に接続さ
れたオフィスコンピュータ等であり、このコンピュータ
システム1は、会社内の所定部門(例えば、業務管理部
門等)に設置され、構内専用回線を介して他の各部門に
設置されているコンピュータシステムと接続されてい
る。このコンピュータシステム1は、入力された伝票デ
ータを入力処理して伝票レコードを生成したり、この伝
票レコードに基づいて所定ファイルのレコードを更新し
たり、所定ファイルのレコードを集計してその集計結果
を帳表データとして印刷出力する等、各種の処理を実行
可能なものであるが、例えば、クライアントマシンとし
ての各ターミナル装置が構内専用回線を介して接続され
ている場合には、各ターミナル装置から送信されてきた
伝票レコードを取り込み、この伝票レコードに基づいて
ファイルの更新処理を行うようにしてもよい。
【0019】このコンピュータシステム1は、その本体
1aにキーボード3aとポインティングデバイスである
マウス3bとから構成された入力装置3、表示装置4、
及び印刷装置5が接続されており、これら各部の入出力
動作を制御する。
【0020】コンピュータシステム1の本体1a内に
は、図2に示す要部構成のブロック図のように、CPU
2、RAM6、記憶装置7、及び記憶媒体8が設けら
れ、記憶媒体8を除く各部、及び上記入力装置3、表示
装置5、及び印刷装置5はバス9を介して接続されてい
る。
【0021】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶装置7内に格納されているシステムプログラム
及び当該システムに対応する各種アプリケーションプロ
グラムの中から指定されたアプリケーションプログラム
をRAM6内の図示しないプログラム格納領域に展開
し、入力装置3から入力される各種指示あるいはデータ
をRAM6内に一時的に格納し、この入力指示及び入力
データに応じて記憶装置7内に格納されたアプリケーシ
ョンプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結
果をRAM6内に格納するとともに、表示装置5に表示
する。そして、RAM6に格納した処理結果を入力装置
3から入力指示される記憶装置7内の保存先に保存す
る。
【0022】また、CPU2は、後述する新規マップ作
成処理を実行し、その新規に展開する業務マップが関係
するその他の業務マップとの階層関係を示すためのツリ
ー構造図と、新規業務マップを作成するための白紙マッ
プと、を表示装置4の同一画面内に別枠で分割して表示
し、当該業務マップのマップIDを生成した後、そのマ
ップ名称を設定させ、白紙マップ上で当該業務に係る業
務オブジェクトや伝票オブジェクト等の図形オブジェク
トがオペレータにより描画されると、その描画された各
オブジェクトのオブジェクトIDを生成した後、その各
オブジェクト名称を設定させる。そして、CPU2は、
オブジェクトIDに対応付けてオブジェクト名称、及び
オブジェクト描画位置を記憶装置7に記憶し、マップI
Dに対応付けてマップ名称と描画内容を記憶装置7に記
憶し、ツリー構造図のルートの下に当該新規マップ名称
を追加して識別表示するとともに、描画された当該新規
業務マップを表示する。
【0023】また、CPU2は、後述するオブジェクト
指定処理を実行し、表示中の業務マップ上のオブジェク
ト指定により業務マップの展開が指示されると、その指
定業務オブジェクトには下位にリンクする業務マップが
有るか、更に下位リンクが指示されたかを判別し、下位
にリンクする業務マップが既に有る場合は、リンク先の
マップIDの業務マップを読み出し、ツリー構造図上で
当該マップIDのマップ名称を識別表示して、読み出し
た業務マップを表示する。また、CPU2は、下位リン
クが指示された場合は、指定オブジェクトのオブジェク
トIDを保持し、新規に下位の業務マップを作成するた
め、新規にマップIDを生成して指定オブジェクトのI
Dに対応付けて記憶装置7に記憶し、保持したオブジェ
クトIDのオブジェクト名称をマップ名称として設定
し、ツリー構造図上で当該マップIDのマップ名称を識
別表示して、白紙マップ上で当該指定オブジェクトの描
画、オブジェクトIDの生成、オブジェクト名称の設定
を行った後、そのオブジェクトID、オブジェクト名
称、及びオブジェクト描画位置を当該マップIDに対応
付けて記憶装置7に記憶するとともに、マップIDに対
応付けて描画内容を記憶装置7に記憶し、描画された当
該新規業務マップを表示する。
【0024】さらに、CPU2は、後述する上位指定処
理を実行し、表示中の業務マップ上のオブジェクト指定
により上位にリンクする業務マップの展開が指示される
と、その上位にリンクする業務マップのマップIDを記
憶装置7から読み出し、当該マップIDのマップ情報を
読み出して当該業務マップを表示するとともに、その業
務マップ上で下位リンクのあるオブジェクトを識別表示
する。
【0025】さらにまた、CPU2は、後述するツリー
上でのマップ名称指定処理を実行し、表示中のツリー構
造図上のマップ名称の指定により業務マップの展開が指
示されると、そのマップ名称対応のマップIDを記憶装
置7から読み出し、そのマップID対応のマップ情報を
記憶装置7から読み出して表示するとともに、ツリー構
造図上の指定マップID対応のマップ名称を反転表示
し、その表示したマップ上で下位にリンクのあるオブジ
ェクト図形を識別表示する。また、CPU2は、表示中
のツリー構造図上のマップ名称が、マップ上に表示され
たオブジェクトへのドラッグが指示されると、当該マッ
プ名称対応のマップIDを記憶装置7から読み出し、ド
ラッグされたマップ名称のオブジェクトへのドロップが
指定されると、そのドロップ指定されたオブジェクトの
オブジェクトIDの下位リンクとして読み出したマップ
IDを設定して、マップとオブジェクトとの間に下位リ
ンク関係を設定する。
【0026】入力装置3は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード3a及びマウ
ス3bを含み、キーボード3aにおいて押下されたキー
の押下信号やマウス3bの位置信号をCPU2に出力す
る。
【0027】表示装置4は、CRT(Cathode Ray Tub
e)等により構成され、CPU2から入力される表示デ
ータ(業務マップやツリー構造図等)を表示する。印刷
装置5は、CPU2から入力される印字データ(業務マ
ップやツリー構造図等)を所定の記録紙に印字して出力
する。
【0028】RAM(Random Access Memory)6は、C
PU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行す
る際に各種データを展開するメモリ領域を形成するとと
もに、CPU2により実行される上記新規マップ作成処
理に際して業務マップを作成するための白紙マップ、ツ
リー構造図、及び各種図形オブジェクト等の各基本フォ
ーマットを格納している。
【0029】記憶装置7は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒
体8は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体8には上記システムプログラム及び当
該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、新規マップ作成処理プログラム、オブジェクト指定
処理プログラム、上位指定処理プログラム、ツリー上で
のマップ名称指定処理プログラム、及び各処理プログラ
ムで処理されたデータ等を記憶する。
【0030】また、この記憶媒体8に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置を設け、この記憶媒体8に記憶されてい
るプログラム、データを通信回線を介して使用する構成
にしてもよい。
【0031】さらに、記憶装置7には、上記CPU2に
より実行される新規マップ作成処理により生成されたオ
ブジェクトID、オブジェクト名称、マップID、マッ
プ名称、マップ情報、リンク情報、及びツリー構造図情
報等を記憶する。
【0032】また、本実施の形態のコンピュータシステ
ム1には、図1に示すように、通常備えられているオペ
レーティングシステム13等の基本ソフトウエアや各種
のアプリケーションソフトの他、上述した本実施の形態
に特有の業務フロー描画処理、業務関連図の出力処理、
及び業務オブジェクトの選択処理を実現するため業務構
築システム11、業務運用システム12が組み込まれて
いる。
【0033】次に、本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、上記CPU2により実行される新規マップ作成処理
について図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。コンピュータシステム1では、表示装置4に各種処
理モード等を選択可能な処理モード選択画面等を表示
し、この処理モード選択画面において、「新規マップ作
成処理」が選択されると、CPU2は、図3に示す新規
マップ作成処理を開始する。
【0034】図3において、CPU2は、まず、RAM
6内に記憶されたツリー構造図の基本フォーマット、及
び白紙マップの基本フォーマットに基づいてツリー構造
図と白紙マップを表示装置4の同一画面内に別枠で分割
して表示する(ステップS1、S2)。今回作成する新
規業務マップのマップIDを生成し(ステップS3)、
当該業務マップのマップ名称の入力設定をオペレータに
促す入力画面を表示する(ステップS4)。マップ名称
が入力設定されると、白紙マップ上での当該業務に係る
業務オブジェクトや伝票オブジェクト等の図形オブジェ
クトの描画を促すメッセージを表示する(ステップS
5)。
【0035】オペレータの入力操作によりその白紙マッ
プ上で図形オブジェクトが描画されると、その図形オブ
ジェクトに対応するオブジェクトIDを生成し(ステッ
プS6)、その図形オブジェクトに対するオブジェクト
名称の入力設定を促すメッセージを表示する(ステップ
S7)。オペレータの入力操作によりオブジェクト名称
の入力設定が行われると、先に生成したオブジェクトI
D、入力設定されたオブジェクト名称、及びオブジェク
ト描画位置を、上記ステップS3の処理で生成したマッ
プIDに対応付けて記憶装置7に記憶する(ステップS
8)。
【0036】次いで、新規マップの作成の終了指示が入
力されたか否かを判別し(ステップS9)、新規マップ
の作成終了が指示されなければ、ステップS5の処理に
戻って、ステップS5〜ステップS8の図形オブジェク
トの描画処理、オブジェクトIDの生成処理、及びその
オブジェクト情報の記憶処理を繰返し実行する。新規マ
ップの作成終了が指示された場合は、上記ステップS3
の処理で生成したマップIDに対応付けてマップ名称と
白紙マップ内に描画されたオブジェクトに係る描画内容
を記憶装置7に記憶する(ステップS10)。
【0037】次いで、当該マップIDの上位リンクをツ
リー構造図のルートとして記憶装置7に記憶し(ステッ
プS11)、この記憶したツリー構造図のルートの下に
当該マップ名称を追加して(ステップS12)、このマ
ップ名称をツリー構造図上で識別表示して(ステップS
13)、描画された図形オブジェクトを含む業務マップ
をマップ表示枠内に表示して(ステップS14)、本新
規マップ作成処理を終了する。
【0038】以上の新規マップ作成処理により表示され
た業務マップとツリー構造図の一例を図4に示す。この
図4に示す図では、図中の左側の表示枠内に業務マップ
を表示しており、この業務マップは「輸出業務」に関係
するものであり、その輸出業務に関わる組織を示す図形
オブジェクトとして「事業本部,輸出業務室,海外配送
センター,統合物流部,海外乙沖,アジア課,得意先」
が表示され、その輸出業務室を示す図形オブジェクト内
には、業務内容を示す図形オブジェクトとして「在庫管
理,在庫引当業務,出荷指示,船積み管理」が表示され
ている。この業務内容を示す図形オブジェクトにおい
て、下位にリンクする業務マップが設定されているもの
には網掛け表示がなされている。
【0039】そして、図中の右側の表示枠内には業務マ
ップの階層構造を示すツリー構造図を表示しており、新
規のマップ名称として「輸出業務」が表示されるととも
に、この輸出業務マップを上位とする下位の各マップ名
称「在庫引き当て,在庫管理,出荷指示」が表示された
場合を示している。
【0040】以上の新規マップ作成処理では、業務に関
わる業務マップの作成を、予め用意されたマップ作成枠
内で業務内容を示す図形オブジェクトの配置、及びその
図形オブジェクトの名称を入力するだけで、業務マップ
が簡便に作成できるとともに、その業務マップ内に展開
された図形オブジェクトの上位と下位にリンクする業務
マップの階層構造を、同時に表示されるツリー構造図上
で確認することができ、マップ全体に対する現在表示中
の業務マップの位置付けを容易に確認することができ
る。
【0041】次に、上記CPU2により実行されるオブ
ジェクト指定処理について図5、図6に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。コンピュータシステム1で
は、表示装置4に各種処理モード等を選択可能な処理モ
ード選択画面等を表示し、この処理モード選択画面にお
いて、「オブジェクト指定処理」が選択されると、CP
U2は、図3に示すオブジェクト指定処理を開始する。
【0042】図3において、CPU2は、まず、上記新
規マップ作成処理により作成された業務マップ(ツリー
構造図を含む)の描画情報を記憶装置7から読み出して
表示装置4に表示し、オペレータによる指定操作によ
り、そのマップ上で指定された図形オブジェクトのマッ
プの展開が指示されたか否かを判別する(ステップS2
1)。マップの展開が指示された場合は、その指定され
た図形オブジェクトに下位にリンクする業務マップが設
定されているか否かを記憶装置7に記憶されたツリー構
造図の情報を参照して判別する(ステップS22)。
【0043】下位にリンクする業務マップが設定されて
いない場合は、ステップS27以降の処理に移行し、下
位にリンクする業務マップが設定されている場合は、そ
の下位リンク先のマップIDに対応する業務マップの描
画情報を記憶装置7から読み出す(ステップS23)。
そして、そのマップIDに対応するマップ名称を表示中
のツリー構造図上で識別表示し(ステップS24)、例
えば、図4に表示した業務マップ内において指定された
図形オブジェクトを枠を強調する等して識別表示し、ス
テップS23の処理で読み出した下位リンク先の業務マ
ップの描画情報をマップ表示枠に表示して(ステップS
25)、本オブジェクト指定処理を終了する。
【0044】また、上記ステップS21の処理におい
て、オペレータにより指定された図形オブジェクトに対
応する業務マップの展開が指示されなければ、下位リン
ク指示か否かを判別する(ステップS26)。下位リン
ク指示でもなければ、ステップS21の処理に戻り、下
位リンク指示であれば、その指定された図形オブジェク
トに対応する下位の業務マップを新規に作成するものと
判断し、指定された図形オブジェクトのオブジェクトI
Dを保持し(ステップS27)、マップ表示枠に白紙マ
ップを表示する(ステップS28)。
【0045】次いで、当該マップのマップIDを生成し
(ステップS29)、生成されたマップIDを指定され
た図形オブジェクトのオブジェクトIDに対応付けて記
憶装置7に記憶する(ステップS30)。そして、ツリ
ー構造図を参照して、当該新規業務マップの直前の上位
に位置する業務マップに設定されたマップIDを上位に
リンクするマップIDとして現マップIDに対応付けて
記憶装置7に記憶する(ステップS31)。上記ステッ
プS27の処理で保持された指定オブジェクトIDのオ
ブジェクト名称を現マップのマップ名称として設定し
(ステップS32)、表示中のツリー構造図において現
マップIDに対応するマップ名称を識別表示する(ステ
ップS33)。
【0046】次いで、白紙マップ上での当該業務に係る
業務オブジェクトや伝票オブジェクト等の図形オブジェ
クトの描画を促すメッセージを表示し(ステップS3
4)、オペレータの入力操作によりその白紙マップ上で
図形オブジェクトが描画されると、その図形オブジェク
トに対応するオブジェクトIDを生成し(ステップS3
5)、その図形オブジェクトに対するオブジェクト名称
の入力設定を促すメッセージを表示する(ステップS3
6)。オペレータの入力操作によりオブジェクト名称の
入力設定が行われると、先に生成したオブジェクトI
D、入力設定されたオブジェクト名称、及びオブジェク
ト描画位置を、上記ステップS3の処理で生成したマッ
プIDに対応付けて記憶装置7に記憶する(ステップS
37)。
【0047】次いで、オブジェクト指定処理の終了指示
が入力されたか否かを判別し(ステップS38)、オブ
ジェクト指定処理の終了が指示されなければ、ステップ
S34の処理に戻って、ステップS34〜ステップS3
7の図形オブジェクトの描画処理、オブジェクトIDの
生成処理、及びそのオブジェクト情報の記憶処理を繰返
し実行する。
【0048】また、オブジェクト指定処理の終了が指示
された場合は、上記ステップS29の処理で生成したマ
ップIDに対応付けてマップ名称と白紙マップ内に描画
されたオブジェクトに係る描画内容を記憶装置7に記憶
し(ステップS39)、指定オブジェクトの下位として
描画された図形オブジェクトを含む新規業務マップをマ
ップ表示枠内に表示して(ステップS40)、本オブジ
ェクト指定処理を終了する。
【0049】以上のオブジェクト指定処理により表示さ
れた下位リンクの業務マップの一例を図7に示す。この
図7に示す業務マップは、図4に示した業務マップ内に
表示された業務内容を示す図形オブジェクトのうち「船
積み管理」の図形オブジェクトが指定され、その下位リ
ンクの業務マップとして、「船積み管理」に関わる組織
を示す図形オブジェクトとその組織内で処理される業務
内容を示す図形オブジェクトを、記憶装置7から読み出
されて展開されたもの、あるいは新規業務マップとして
作成されたものである。
【0050】以上のオブジェクト指定処理では、予め作
成された業務マップ内に描画された図形オブジェクトに
対して下位マップへのリンクを設定することができるた
め、複数の業務マップにおいて各業務マップ内で描画さ
れた図形オブジェクトをキーとして指定するだけで他の
業務マップへの移動を直ちに行うことができる。
【0051】次に、図4あるいは図7で示したマップ表
示枠内に表示された業務マップ上で、オペレータによる
指定操作により、上位にリンクする業務マップが設定さ
れた図形オブジェクトが指定された場合に、上記CPU
2により実行される上位指定処理について図8に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0052】図4あるいは図7で示したマップ表示枠内
に表示された業務マップ上で、オペレータによる指定操
作により、上位にリンクする業務マップが設定された図
形オブジェクトが指定された場合、CPU2は、図8の
上位処理を開始し、その指定された図形オブジェクトに
設定された上位リンクのマップIDを記憶装置7に記憶
されたツリー構造図を参照して読み出す(ステップS5
1)。その読み出したマップIDに対応する業務マップ
の描画情報を記憶装置7から読み出し(ステップS5
2)、その上位リンクの業務マップを表示中のマップ表
示枠内に表示する(ステップS53)。
【0053】次いで、その表示した上位リンクの業務マ
ップ中に展開された図形オブジェクトのうち下位リンク
の業務マップが設定された図形オブジェクトを赤色で識
別表示して(ステップS54)、すなわち、本上位リン
クの業務マップ内で直前の業務マップで指定された図形
オブジェクトを含んで、他の下位リンクが設定された図
形オブジェクトも赤色で識別表示して、本上位指定処理
を終了する。
【0054】図7に示す「船積み管理」業務マップの場
合は、全ての図形オブジェクトに下位リンクする業務マ
ップが設定されているものとして、その全図形オブジェ
クトが赤色(図中では網掛で示す)で表示されているも
のとする。
【0055】次に、図4あるいは図7で示したツリー構
造図表示枠内に表示されたツリー構造図において、オペ
レータによる指定操作により、マップ名称が指定された
場合に、上記CPU2により実行されるツリー上でのマ
ップ名称指定処理について図9に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0056】図4あるいは図7で示したツリー構造図表
示枠内に表示されたツリー構造図において、オペレータ
による指定操作により、マップ名称が指定されると、C
PU2は、図9のツリー上でのマップ名称指定処理を開
始し、オペレータによる指定操作により、そのツリー構
造図上で指定されたマップ名称に対応するマップの展開
が指示されたか否かを判別する(ステップS61)。マ
ップの展開が指示された場合は、その指定されたマップ
名称に対応するマップIDを記憶装置7から読み出し
(ステップS62)、そのマップIDに対応する業務マ
ップの描画情報を記憶装置7から読み出して(ステップ
S63)、表示中のマップ表示枠に表示する(ステップ
S64)。
【0057】次いで、表示中のツリー構造図上の指定マ
ップIDに対応するマップ名称を反転表示し(ステップ
S65)、記憶装置7に記憶されたツリー構造図の情報
を参照して、表示した業務マップ内に展開された図形オ
ブジェクトのうち下位リンクのマップが設定された図形
オブジェクトを判別し、その下位リンクが設定された図
形オブジェクトを赤色で識別表示して(ステップS6
6)、本ツリー上のマップ名称指定処理を終了する。
【0058】また、上記ステップS61の処理におい
て、指定されたマップ名称に対応するマップの展開が指
示されない場合は、オペレータのマウス3bによるドラ
ッグ操作により、その指定マップ名称が表示中の業務マ
ップに展開された図形オブジェクト上へ移動されたか否
かを判別する(ステップS67)。ドラッグ操作が行わ
れない場合は、本ツリー上のマップ名称指定処理を終了
し、ドラッグ操作が行われて指定マップ名称が図形オブ
ジェクト上へ移動された場合は、その指定マップ名称に
対応するマップIDを記憶装置7から読み出す(ステッ
プS68)。
【0059】次いで、オペレータのマウス3bによるド
ロップ操作により、その図形オブジェクト上に移動され
た指定マップ名称のドロップ指定が行われると(ステッ
プS60)、そのドロップ指定された図形オブジェクト
に設定されたオブジェクトIDを記憶装置7から読み出
し、そのオブジェクトIDを当該指定マップ名称の下位
にリンクするマップIDとして設定し、その設定内容を
記憶装置7に記憶して(ステップS70)、本ツリー上
のマップ名称指定処理を終了する。
【0060】以上のツリー上のマップ名称指定処理で
は、ツリー構造図に表示されたマップ名称を指定してマ
ップ内で描画された図形オブジェクトに対してドラッグ
&ドロップ操作をするだけで、下位マップへのリンク設
定を容易に行うことができ、また、下位マップが存在す
る図形オブジェクトが識別表示されるため、下位マップ
が存在する図形オブジェクトを直ちに確認することがで
きる。
【0061】以上のように、本実施の形態のコンピュー
タシステム1では、新規マップ作成処理により、業務に
関わる業務マップの作成を、予め用意されたマップ作成
枠内で業務内容を示す図形オブジェクトの配置、及びそ
の図形オブジェクトの名称を入力するだけで、業務マッ
プが簡便に作成できるとともに、その業務マップ内に展
開された図形オブジェクトの上位と下位にリンクする業
務マップの階層構造を、同時に表示されるツリー構造図
上で確認することができ、マップ全体に対する現在表示
中の業務マップの位置付けを容易に確認することがで
き、各種業務マップの階層関係を容易に認識することが
できる。
【0062】また、本実施の形態のコンピュータシステ
ム1では、オブジェクト指定処理により、予め作成され
た業務マップに描画された図形オブジェクトに対して下
位マップへのリンクを設定することができるため、複数
の業務マップにおいて各業務マップ内で描画された図形
オブジェクトをキーとして指定するだけで他の業務マッ
プへの移動を直ちに行うことができ、業務マップから他
の業務マップへの移動操作を容易にすることができる。
【0063】さらに、本実施の形態のコンピュータシス
テム1では、ツリー上のマップ名称指定処理により、ツ
リー構造図に表示されたマップ名称を指定して、表示中
の業務マップ内で描画された図形オブジェクトに対して
ドラッグ&ドロップ操作をするだけで、下位マップへの
リンク設定を容易に行うことができ、また、下位マップ
が存在する図形オブジェクトが識別表示されるため、下
位マップが存在する図形オブジェクトを直ちに確認する
ことができ、同様に、下位マップでは、上位マップが存
在する図形オブジェクトが識別表示されるため、上位マ
ップが存在する図形オブジェクトを直ちに確認すること
ができる。
【0064】なお、上記実施の形態の新規マップ作成処
理、オブジェクト指定処理、上位指定処理、及びツリー
上でのマップ名称指定処理において、処理対象とした業
務内容は限定されるものではなく、様々な業種の業務内
容に対しても上記新規マップ作成処理、オブジェクト指
定処理、上位指定処理、及びツリー上でのマップ名称指
定処理を適用可能であることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明の業務マップ表示装
置によれば、業務に関わる業務マップの作成を、その表
示枠内で業務内容を示す図形オブジェクトの配置、及び
その図形オブジェクトの名称を入力するだけで、業務マ
ップを簡便に作成することができ、その業務マップ内に
描画された図形オブジェクトを指定するだけで、その上
位と下位にリンクする業務マップを容易に確認すること
ができる。
【0066】請求項2記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、業務マップ内に描画された図形オブジェクト
のうち下位にリンクする業務マップが設定された図形オ
ブジェクトを容易に認識することができる。
【0067】請求項3記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、業務マップ内で指定された図形オブジェクト
に対する新規業務マップの生成に際して、当該新規マッ
プを指定図形オブジェクトの下位マップとするリンク関
係の設定を自動的に行うことができ、リンク関係を設定
する手間を省略することができる。
【0068】請求項4記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、新規業務マップを生成する際に、指定図形オ
ブジェクトの識別情報を当該新規業務マップのマップ識
別情報とする設定を自動的に行うことができ、業務マッ
プの識別情報を設定する手間を省略することができる。
【0069】請求項5記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、作成済の業務マップに設定されたマップ識別
情報を表示中の業務マップ内に描画された図形オブジェ
クトへの対応付けを指示するだけで、その図形オブジェ
クトに対応付けて指定されたマップ識別情報を下位マッ
プとするリンク関係の設定を自動的に行うことができ、
リンク関係を設定する手間を省略することができる。
【0070】請求項6記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、業務マップ内に描画された図形オブジェクト
の上位と下位にリンクする業務マップの階層構造を、同
時に表示されるツリー構造図上で確認することができ、
マップ全体に対する現在表示中の業務マップの位置付け
を容易に確認することができ、各種業務マップの階層関
係を容易に認識することができる。
【0071】請求項7記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、表示されている業務マップの階層位置等をツ
リー構造図上で同時に認識することができる。
【0072】請求項8記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、ツリー構造図上に表示された所望のマップ識
別情報を指定するだけで、所望の業務マップを表示させ
ることができ、表示させる業務マップの指定操作を簡便
にすることができる。
【0073】請求項9記載の発明の業務マップ表示装置
によれば、業務マップ内に描画された図形オブジェクト
の上位と下位にリンクする業務マップの階層構造を、表
示されるツリー構造図上で容易に確認することができ
る。
【0074】請求項10記載の発明の業務マップ表示装
置によれば、ツリー構造図上に表示された複数のマップ
識別情報から任意の業務マップを同時に表示させること
ができる。
【0075】請求項11記載の発明の業務マップ表示装
置によれば、ツリー構造図に表示されたマップ識別情報
を指定して業務マップ内で描画された図形オブジェクト
に対してドラッグ&ドロップ操作をするだけで、下位マ
ップへのリンク設定を容易に行うことができる。
【0076】請求項12記載の発明の記憶媒体によれ
ば、業務に関わる業務マップの作成を、その表示枠内で
業務内容を示す図形オブジェクトの配置、及びその図形
オブジェクトの名称を入力するだけで、業務マップを作
成するとともに、その業務マップ内に描画された図形オ
ブジェクトを指定するだけで、その上位あるいは下位に
リンクする業務マップを表示するプログラムをコンピュ
ータで実行することができる。
【0077】請求項13記載の発明の記憶媒体によれ
ば、業務マップ内に描画された図形オブジェクトの上位
と下位にリンクする業務マップの階層構造をツリー構造
図上に表示するプログラムをコンピュータで実行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の一形態のコンピュータ
システム1全体の概要を示す図である。
【図2】図1のコンピュータシステム1における本体1
a内の要部構成を示すブロック図である。
【図3】図1のCPU2により実行される新規マップ作
成処理を示すフローチャートである。
【図4】図3の新規マップ作成処理により作成された新
規の業務マップの一例を示す図である。
【図5】図1のCPU2により実行されるオブジェクト
指定処理の一部を示すフローチャートである。
【図6】図5に続くオブジェクト指定処理の一部を示す
フローチャートである。
【図7】図5、図6のオブジェクト指定処理により展開
された業務マップの一例を示す図である。
【図8】図1のCPU2により実行される上位指定処理
を示すフローチャートである。
【図9】図1のCPU2により実行されるツリー上での
マップ名称指定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 1a 本体 2 CPU 3 入力装置 3a キーボード 3b マウス 4 表示装置 5 印刷装置 6 RAM 7 記憶装置 8 記憶媒体 9 バス 11 業務構築システム 12 業務運用システム 13 オペレーティングシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 俊仁 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 カシ オ計算機株式会社内 (72)発明者 森近 和正 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 カシ オ計算機株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】業務内容を示す各種図形オブジェクトを描
    画して各種業務に対応する各種業務マップを生成する業
    務マップ生成手段と、 この業務マップに描画された各種図形オブジェクトと、
    前記各種業務マップの描画情報と、この各種業務マップ
    に描画される図形オブジェクトに対してリンクする他の
    業務マップとの間にリンク関係を設定するリンク情報
    と、を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された業務マップ情報に基づいて各
    種業務マップを表示手段に表示するとともに、その業務
    マップの表示画面において指定手段により図形オブジェ
    クトが指定されると、その指定図形オブジェクトに設定
    されたリンク情報に基づいて、当該図形オブジェクトと
    リンクする業務マップを前記記憶手段から読み出して表
    示する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする業務マップ表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、前記表示中の業務マ
    ップにおいて前記指定手段により指定された図形オブジ
    ェクトに、前記リンク情報により下位にリンクする業務
    マップが設定されている場合は、当該図形オブジェクト
    を識別表示することを特徴とする請求項1記載の業務マ
    ップ表示装置。
  3. 【請求項3】前記業務マップ中に表示される前記図形オ
    ブジェクトに対して他の業務マップとの間にリンク関係
    を設定するリンク情報設定手段を更に備え、 前記業務マップ中に表示される前記図形オブジェクトに
    対して前記指定手段により新規業務マップの生成が指示
    された場合は、前記リンク情報設定手段は、当該新規業
    務マップを当該指定図形オブジェクトに対して下位にリ
    ンクする業務マップとしてリンク関係を設定することを
    特徴とする請求項1記載の業務マップ表示装置。
  4. 【請求項4】前記指示手段により新規業務マップの生成
    が指示され、前記業務マップ生成手段により当該新規業
    務マップが生成される際に、当該新規業務マップのマッ
    プ識別情報として設定することを特徴とする請求項3記
    載の業務マップ表示装置。
  5. 【請求項5】前記指定手段により前記業務マップ生成手
    段により既に生成された業務マップに設定されたマップ
    識別情報が指定され、当該マップ識別情報が前記表示画
    面に表示されている業務マップ内に描画された図形オブ
    ジェクトへの対応付けが指定されると、前記リンク情報
    設定手段は、その図形オブジェクトに対応付けて前記指
    定されたマップ識別情報を下位マップとしてリンク関係
    を設定することを特徴とする請求項3記載の業務マップ
    表示装置。
  6. 【請求項6】業務内容を示す各種図形オブジェクトを描
    画して各種業務に対応する各種業務マップを生成する業
    務マップ生成手段と、 この業務マップ生成手段により生成される各種業務マッ
    プ間に階層関係に基づリンク関係を設定するリンク情報
    設定手段と、 このリンク情報設定手段によりリンク関係が設定された
    複数の業務マップを表示手段の表示画面に表示する際
    に、当該各業務マップに設定された階層関係を対応する
    マップ識別情報によってツリー構造図とともに表示する
    表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする業務マップ表示装置。
  7. 【請求項7】前記表示制御手段は、前記表示画面に表示
    される業務マップのマップ識別情報を前記ツリー構造図
    上に識別表示することを特徴とする請求項6記載の業務
    マップ表示装置。
  8. 【請求項8】前記表示制御手段は、前記表示画面に表示
    される前記ツリー構造図上で所望のマップ識別情報が指
    定手段により指定されると、当該マップ識別情報に対応
    する業務マップを表示することを特徴とする請求項6記
    載の業務マップ表示装置。
  9. 【請求項9】業務内容を示す各種図形オブジェクトを描
    画して各種業務に対応する各種業務マップを生成する業
    務マップ生成手段と、 この業務マップ生成手段により生成される各種業務マッ
    プに描画される図形オブジェクトに対して他の業務マッ
    プとの間に階層構造に基づくリンク関係を設定するリン
    ク情報設定手段と、 このリンク情報設定手段によりリンク関係が設定された
    図形オブジェクトが描画された業務マップのうち下位の
    業務マップとの間にリンク関係が設定された図形オブジ
    ェクトを含む複数の業務マップを、それぞれ所定のマッ
    プ識別情報によって示すツリー構造図として表示手段の
    表示画面に表示する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする業務マップ表示装置。
  10. 【請求項10】前記表示制御手段は、前記ツリー構造図
    を表示する際に、前記複数の業務マップのうち任意の1
    つの業務マップを前記表示画面内において同時に表示す
    ることを特徴とする請求項9記載の業務マップ表示装
    置。
  11. 【請求項11】指定手段により前記表示画面に表示され
    る前記ツリー構造図上で所望のマップ識別情報が指定さ
    れるとともに、この指定されたマップ識別情報が該表示
    画面内に同時に表示される前記業務マップ内に描画され
    た図形オブジェクトへの対応付けが指定されると、前記
    リンク情報設定手段は、当該図形オブジェクトに対応付
    けて前記指定されたマップ識別情報を下位マップにリン
    クする業務マップとしてリンク関係を設定することを特
    徴とする請求項9記載の業務マップ表示装置。
  12. 【請求項12】コンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 業務内容を示す各種図形オブジェクトを描画して各種業
    務に対応する各種業務マップを生成するためのコンピュ
    ータが実行可能なプログラムコードと、 この業務マップに描画された各種図形オブジェクトと、
    前記各種業務マップの描画情報と、この各種業務マップ
    に描画される図形オブジェクトに対してリンクする他の
    業務マップとの間にリンク関係を設定するリンク情報
    と、を記憶手段に記憶するためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 この記憶手段に記憶された業務マップ情報に基づいて各
    種業務マップを表示手段に表示するとともに、その業務
    マップの表示画面において指定手段により図形オブジェ
    クトが指定されると、その指定図形オブジェクトに設定
    されたリンク情報に基づいて、当該図形オブジェクトと
    リンクする業務マップを前記記憶手段から読み出して表
    示するためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
    ドと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】コンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 業務内容を示す各種図形オブジェクトを描画して各種業
    務に対応する各種業務マップを生成するためのコンピュ
    ータが実行可能なプログラムコードと、 この生成される各種業務マップに描画される図形オブジ
    ェクトに対して他の業務マップとの間に階層構造に基づ
    くリンク関係を設定するためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 このリンク関係が設定された図形オブジェクトが描画さ
    れた業務マップのうち下位の業務マップとの間ににリン
    ク関係が設定された図形オブジェクトを含む複数の業務
    マップを、それぞれ所定のマップ識別情報によって示す
    ツリー構造図として表示手段の表示画面に表示するため
    のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134944A (ja) * 2009-12-28 2010-06-17 Fujitsu Ltd プログラム、編集方法、およびコンピュータ
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