JP5681939B2 - 帳票提供装置、帳票提供方法、及びプログラム - Google Patents

帳票提供装置、帳票提供方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、帳票提供方法に関する。
例えば、特許文献1には、部品フォームにおいてはフィールドデータを合成するためのフィールドが順序を含めて定義されており、少なくともひとつの部品フォームによりページが構成され、複合フォームは少なくとも1つのページを含み、注目ページに含まれる部品フォームに定義された各フィールドについて、各部品フォーム内における順序に基づいて注目ページ内で一意的に順序づけるフォーム編集方法が開示されている。
また、特許文献2には、追加する部品フォームを指定し、注目ページに対して指定された部品フォームを追加した状態のフォームにフィールドデータを重ね合わせた帳票データを形成するフォーム編集装置が開示されている。
特開2000−222495号公報 特開2002−366880号公報
帳票の作成又は運用を効率化する帳票提供装置を提供することを目的とする。
本発明に係る帳票提供装置は、帳票のテンプレートを格納するテンプレート格納手段と、ユーザにより選択された前記テンプレートに対する編集処理に関する情報を、選択された前記テンプレートに関連付けて格納する編集情報格納手段と、前記編集情報格納手段により格納されている編集処理に関する情報と、この情報に関連付けられたテンプレートとに基づいて、編集された帳票をユーザに提供する帳票提供手段とを有する。
好適には、ユーザの指示に応じて、前記テンプレート格納手段に格納されているテンプレートのうち、ユーザにより選択されたテンプレートに対して編集処理を行う編集手段をさらに有し、前記編集情報格納手段は、前記編集手段により編集処理が施されたテンプレートに関連付けて、このテンプレートに施された編集処理に関する情報を格納する。
好適には、前記編集手段は、テンプレートに対して画像要素を追加する処理、又は、帳票を構成する画像要素の属性を変更する処理であり、前記編集情報格納手段は、テンプレートに追加された画像要素、又は、変更された属性を示す属性情報を、前記編集処理に関する情報として格納する。
好適には、前記編集情報格納手段は、前記テンプレート格納手段よりもセキュリティレベルの高い状態で、情報を格納する。
好適には、前記編集情報格納手段は、前記テンプレート格納手段とは物理的に分離された記録装置に、情報を格納する。
好適には、帳票を構成する画像要素又はこれの属性に対する編集権限を管理する権限管理手段をさらに有し、前記編集手段は、前記権限管理手段により管理されている編集権限に応じて、テンプレートに対する編集処理を許可又は禁止する。
好適には、前記権限管理手段は、ユーザのグループにより編集された帳票それぞれに関して、グループに属するユーザに対する、各帳票の画像要素又は属性の編集権限を管理し、前記編集手段は、前記グループにより編集された帳票に関して、このグループに属するユーザの編集権限に応じて、編集された帳票の画像要素又は属性に対する編集処理を許可又は禁止する。
また、本発明の帳票提供装置は、少なくとも帳票の基本的なレイアウトが含まれた帳票定義体を格納する第1の格納手段と、ユーザにより選択された前記帳票定義体に対して追加された画像要素、又は、選択された帳票定義体を構成する画像要素の属性情報を、選択された前記帳票定義体に関連付けて格納する第2の格納手段と、前記第2の格納手段により格納されている画像要素又は属性情報と、前記第1の格納手段に格納された帳票定義体とに基づいて、ユーザに帳票を提供する帳票提供手段とを有する。
本発明の帳票提供方法は、帳票のテンプレートの中から、テンプレートを選択するステップと、ユーザの指示に応じて、選択されたテンプレートに対して編集処理を行うステップと、前記編集処理に関する情報を、前記テンプレートとは異なる記録装置に格納するステップと、格納された編集処理に関する情報と、選択されたテンプレートとに基づいて、ユーザに帳票を提供するステップとを有する。
本発明のプログラムは、帳票のテンプレートの中から、テンプレートを選択するステップと、ユーザの指示に応じて、選択されたテンプレートに対して編集処理を行うステップと、前記編集処理に関する情報を、前記テンプレートとは異なる記録装置に格納するステップと、格納された編集処理に関する情報と、選択されたテンプレートとに基づいて、ユーザに帳票を提供するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、帳票の作成又は運用を効率化することができる。
帳票管理方法の概要を説明する図である。 業務システムの全体構成を模式的に示す図である。 (A)は、帳票提供装置10の機能構成を例示する図であり、(B)は、帳票提供装置10に管理される権限管理テーブルを例示する図である。 帳票編集フェーズのシーケンス図である。 帳票出力フェーズのシーケンス図である。 帳票出力時の帳票提供装置10の動作を説明するフローチャートである。 編集情報の管理テーブルを例示する図である。 属性情報の内容と、帳票出力時の属性情報及び名入れ情報の適用方法とを説明する図である。 編集情報の活用例を説明する図である。 帳票の共通箇所の更新を説明する図である。 帳票提供方法の比較例を説明する図である。 比較例の問題点を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、帳票管理方法の概要を説明する図である。
図1に例示するように、本実施形態の帳票管理システム1は、帳票を、帳票定義体と、名入れ情報と、各項目の属性情報とに分離して管理する。帳票定義体とは、帳票の基本的なレイアウトなどを含む帳票の基本骨格情報である。本例の帳票定義体は、帳票の基本的なレイアウトと、使用するデータ項目種とを含む。名入れ情報とは、本発明に係る編集情報の一例であり、固定の文字列(例えば、帳票上の「売上伝票」、「商品名」、「数量」、「単価」など)、又は、ロゴなどのイメージデータ(ユーザにより追加される画像要素)である。各項目の属性情報とは、帳票を構成する画像要素(項目など)の属性(例えば、表示態様)を規定する情報であり、例えば、フォント種、フォントサイズ、フォントの色、線種、線幅、又は、線の色などである。
本実施形態の帳票管理システム1は、帳票を、帳票定義体、名入れ情報及び属性情報に分離して管理することにより、帳票の作成又は運用を効率化する。
なお、以下の説明では、帳票定義体が帳票管理システム1からテンプレートとして提供され、名入れ情報又は属性情報がユーザの編集操作により生成される場合を具体例として説明する。
図2は、業務システムの全体構成を模式的に示す図である。
図2に例示するように、業務システムは、帳票管理システム1と、業務データ管理システム2とを有する。
帳票管理システム1は、帳票提供装置10及び編集情報記録装置12を有する。帳票提供装置10の記録領域は、本発明に係る第1の格納手段の一例であり、編集情報記録装置12は、本発明に係る第2の格納手段の一例である。帳票提供装置10は、ファイアウォールなどのネットワークセキュリティ機器を介して、編集情報記録装置12に接続している。すなわち、編集情報記録装置12のセキュリティレベルは、帳票提供装置10の記録領域よりも高い。
本例の帳票管理システム1は、ユーザからの要求に応じて、帳票のテンプレート提供及びそのカスタマイズを行うと共に、業務データ管理システム2で管理されている業務データを、カスタマイズされた帳票に挿入してユーザに提供する。
業務データ管理システム2は、業務データを格納する業務データベース22を有し、業務データを管理する。
帳票提供装置10は、後述する帳票提供プログラム5がインストールされたコンピュータ端末である。本例の帳票提供装置10は、ウェブサーバでもあり、ユーザのクライアント端末9に対して、テンプレート表示機能102、編集画面表示機能104、編集情報の保存機能106、全社帳票の表示機能108、さらなる編集のための編集画面表示機能110、さらなる編集による編集情報の保存機能112、及び帳票生成機能114を提供する。
以下の実施形態では、全社の帳票管理者がクライアント端末9aを操作して、帳票のテンプレートの選択と、選択されたテンプレートに対する全社共通部分のカスタマイズ(編集)とを行い、各部門の帳票管理者がクライアント端末9bを操作して、全社共通部分のカスタマイズがなされた帳票に対して、部門特有の編集を行い、帳票出力者がクライアント端末9cを操作して、カスタマイズされた帳票を出力する場合を具体例として説明する。すなわち、帳票提供装置10は、テンプレートとなる帳票を格納したテンプレートデータベース100を有し、テンプレート表示機能102として、クライアント端末9aに対して、帳票のテンプレートを表示し、所望のテンプレートの選択操作を受け付ける。
また、帳票提供装置10は、編集画面表示機能104として、選択されたテンプレートに対する編集操作をクライアント端末9aから受け付け、選択されたテンプレートへの編集処理を行う。さらに、帳票提供装置10は、保存機能106として、その編集情報(カスタマイズ情報1)を編集情報記録装置12に保存する。
また、帳票提供装置10は、全社帳票表示機能108として、クライアント端末9aによりカスタマイズされた帳票を、クライアント端末9bに表示し、編集画面表示機能110として、さらなる編集操作を受け付けて、カスタマイズされたテンプレートへのさらなる編集処理を行う。さらに、帳票提供装置10は、保存機能112として、その編集情報(カスタマイズ情報2)を編集情報記録装置12に保存する。
最後に、帳票提供装置10は、帳票生成機能114として、クライアント端末9cからの要求に応じて、カスタマイズ情報1及びカスタマイズ情報2が適用された帳票を生成し、生成された帳票(カスタマイズ済み)に業務データを挿入する。
図3(A)は、帳票提供装置10の機能構成を例示する図であり、図3(B)は、帳票提供装置10に管理される権限管理テーブルを例示する図である。
図3(A)に例示するように、帳票提供プログラム5は、テンプレート選択部500、編集部502、帳票提供部504、編集情報登録部506、及び権限管理部508を有する。
テンプレート選択部500は、帳票提供装置10に設けられたテンプレートデータベース100を参照して、テンプレートデータベース100に格納されている帳票のテンプレートをユーザに提示し、ユーザの選択操作に応じて、編集対象のテンプレートを選択する。また、テンプレート選択部500は、カスタマイズされたテンプレートをユーザに提示し、ユーザの選択操作に応じて、さらなる編集操作の対象として、カスタマイズされたテンプレートを選択する。すなわち、テンプレート選択部500は、図2のテンプレート表示機能102及び全社帳票表示機能108を実現する。
編集部502は、ユーザの操作に応じて、テンプレート選択部500により選択されたテンプレートに対する編集処理を行う。編集処理は、固定文字列やロゴイメージなどの画像要素の追加(名入れ)、又は、画像要素の属性変更などである。すなわち、編集部502は、図2の編集画面表示機能104及び110を実現する。
帳票提供部504は、テンプレートデータベース100に格納されている帳票のテンプレートと、編集情報記録装置12の編集情報データベース120に格納されている編集情報とに基づいて、カスタマイズされた帳票を生成し、生成された帳票をユーザに提供する。すなわち、帳票提供部504は、図2の帳票生成機能114を実現する。
編集情報登録部506は、編集部502によりなされた編集処理に関する情報を、編集対象となったテンプレートに関連付けて編集情報記録装置12に登録する。より具体的には、編集情報記録装置12には編集情報データベース120が設けられており、編集情報登録部506は、編集部502によりなされた編集処理の名入れ情報又は属性情報を、編集対象となったテンプレートに関連付けて編集情報データベース120に登録する。
本例の編集情報登録部506は、図7に例示するように、編集情報のファイル名、編集権限保持者及び優先度を、帳票名、テンプレートのファイル名および保存先に関連付けて、編集情報のファイルを編集情報記録装置12に格納する。優先度は、編集の適用順序を指定する情報であり、編集が競合する場合の優先順位を示す。また、編集情報は、図8に例示するように、編集処理の内容である属性情報(例えば、フォント種、フォントサイズ、色、線種、又は線幅)と、編集対象の画像要素を特定するための情報(インデックス又は画像位置情報)とを含む。本例の編集情報は、図8に例示するように、追加した画像要素(名入れ情報)が配置された名入れレイヤ、又は、属性情報と画像要素の位置とが関連付けられた属性レイヤである。
権限管理部508は、帳票を構成する画像要素又はこれの属性に対する編集権限を管理する。より具体的には、権限管理部508は、ユーザのグループ(例えば、会社)により編集された帳票それぞれに関して、グループに属するユーザに対する、各帳票の画像要素又は属性の編集権限を管理する。本例の権限管理部508は、図3(B)に例示するように、画像要素毎に異なる権限をユーザ(全社の帳票管理者、部門の帳票管理者、及び帳票出力者)に付与し、各画像要素に対する各ユーザの編集を許可又は禁止する。
図4は、帳票編集フェーズのシーケンス図である。
図4に示すように、ユーザは、クライアント端末9を操作して、帳票のテンプレートの表示を指示すると(S100)、帳票管理システム1の帳票提供装置10は、ユーザからの指示に応じて、テンプレートデータベース100に格納されている帳票のテンプレートをクライアント端末9に表示させる(S102)。
ユーザは、クライアント端末9を操作して、表示されたテンプレート(すなわち、選択されたテンプレート)に対する編集処理を指示すると(S104)、帳票管理システム1の帳票提供装置10は、ユーザの編集指示に応じて、選択されたテンプレートに対して編集処理を施し、編集されたテンプレート(カスタマイズされたテンプレート)をクライアント端末9に表示させる(S106)。
ユーザがクライアント端末9を操作して、編集されたテンプレートの保存を指示すると(S108)、帳票管理システム1の帳票提供装置10は、保存指示に応じて、編集処理に対応する編集情報(名入れ情報又は属性情報)を編集情報記録装置12に格納する。
図5は、帳票出力フェーズのシーケンス図である。
図5に例示するように、ユーザは、クライアント端末9を操作して、帳票の出力指示を業務データ管理システム2に送信すると(S120)、業務データ管理システム2は、帳票管理システム1に対して、帳票の出力指示を行う(S122)。
帳票管理システム1は、帳票の出力指示に応じて、カスタマイズされた帳票を生成し、業務データ管理システム2に対して、生成された帳票に挿入すべき業務データの送信を要求する(S124)。業務データ管理システム2は、送信要求に応じて、帳票に挿入すべき業務データを帳票管理システム1に送信する(S126)。
帳票管理システム1は、受信した業務データを、生成された帳票に挿入し、業務データが挿入された帳票を業務データ管理システム2に送信する(S128)。
業務データ管理システム2は、帳票管理システム1から送信された帳票を登録すると、登録が成功した旨を帳票管理システム1に通知する(S130)。
帳票管理システム1は、帳票の出力完了を業務データ管理システム2に通知すると(S132)、業務データ管理システム2は、帳票の出力完了をユーザのクライアント端末9に通知する(S134)。
図6は、帳票出力時の帳票提供装置10の動作を説明するフローチャートである。
図6に例示するように、ステップ200(S200)において、帳票提供装置10の帳票提供部504は、ユーザにより選択された帳票のテンプレートを、テンプレートデータベース100から読み出す。
ステップ202(S202)において、帳票提供部504は、選択された帳票の編集情報(カスタマイズ情報)を、編集情報データベース120から読み出す。読み出される編集情報には、名入れ情報と、属性情報とが複数存在することもある。
ステップ204(S204)において、帳票提供部504は、読み出された編集情報の優先度ルール(図7の「優先度」)を取得する。
ステップ206(S206)において、帳票提供部504は、読み出された編集情報の数だけ、S208〜S210の処理を繰り返して、編集情報を優先度に従って重ね合わせる。
具体的には、ステップ208(S208)において、帳票提供部504は、読み出された編集情報のうち、最も優先度の高い編集情報を、次に優先度の高い編集情報に上書きする。
ステップ210(S210)において、帳票提供部504は、読み出された編集情報のうち、最も優先度の高い編集情報を適用済みとして解放する。すなわち、帳票提供部504は、優先度の高い編集情報から順に重ね合わせ、重ね合わせが終了した編集情報を順に除外していく。
ステップ212(S212)において、帳票提供部504は、すべての編集情報を重ね合わせたか否かを判断し、すべての編集情報を重ね合わせた場合に、S214の処理に移行する。
ステップ214(S214)において、帳票提供部504は、重ね合わせた編集情報を、読み出されたテンプレートに上書きする。
ステップ216(S216)において、帳票提供部504は、帳票に挿入すべき業務データを業務データ管理システム2から取得する。
ステップ218(S218)において、帳票提供部504は、取得した業務データを、編集情報を上書きしたテンプレート(完成した帳票)に挿入する。
ステップ220(S220)において、帳票提供部504は、業務データが挿入された帳票をユーザのクライアント端末9に出力する。
以上説明したように、本実施形態の帳票管理システム1は、帳票のテンプレートと、このテンプレートに対する編集処理に関する情報(カスタマイズ情報)とを分離して管理することにより、帳票の作成又は運用を効率化できる。
図11は、帳票提供方法の比較例を説明する図であり、図12は、比較例の問題点を説明する図である。
比較例として、図11に示すように、帳票定義体を帳票毎に作成し、これに入力データ(業務データ)を挿入して帳票を出力する形態が考えられる。すなわち、可変部分は、入力データだけであり、帳票定義体が固定である形態である。この場合、図12に例示するように、帳票定義体の一部の属性(フォントサイズ及び色)のみが変更になった場合や、一部の固定文字列(「売上伝票」から「売上明細」)のみが変更になった場合に、それぞれに帳票定義体を新規に作成する必要がある。すなわち、既存の帳票から一部しか変更のない帳票であっても、名入れ情報や各項目に対する属性等の情報を別途作成する必要がある。また、名入れ情報、または、各項目に対する属性の情報を、複数の帳票で共通にする場合、変更の都度、各帳票がもつ情報を個別に変更する必要がある。すなわち、帳票の作成・保守作業に時間や労力が必要になる。
また、帳票の作成または編集を行う場合、帳票定義に関する多くの知識を身につける必要があるし、既存の帳票をベースとして新規に作成を行う場合であっても、編集すべき点を理解するためには、やはり帳票定義に関する知識を身につける必要がある。すなわち、帳票の作成・保守にはスキルが必要になる。
さらに、複数の帳票で共通に利用する固定文字列や属性の変更が必要になった場合でも、図12に例示するように、それぞれの帳票に対して、固定文字列の変更作業や、属性の変更作業を行う必要がある。
一方、本実施形態の帳票管理システム1は、図9に例示するように、テンプレート(帳票定義体)に対する差分(名入れ情報又は項目の属性情報)を、テンプレートとは分離して管理することにより、差分(すなわち、カスタマイズ情報)の共有及び再利用を可能にする。特に、企業や部門などのグループで、共通のロゴ、フォント、又は電話番号(固定文字列)を使用する場合などに好適である。
また、帳票管理システム1は、複数の帳票の共通部分(テンプレートの未編集部分、又は、共通して適用する編集情報)を単一のデータファイルとして管理できるため、帳票定義の管理において、データサイズを抑えることができる。
また、上記のように、テンプレートを外部に公開して利用させる場合であっても、名入れ情報や属性情報などのカスタマイズ情報は、所有者の管理下に置きたい情報である場合が多い。そこで、本実施形態の帳票管理システム1は、テンプレートとは別の記録装置(ファイアウォール等でセキュリティが確保された編集情報記録装置)に、カスタマイズ情報(編集情報)を格納することにより、企業ロゴなどの不正利用を防止する。編集部分(例えば、企業独自のロゴ)の著作権管理の観点からも好適である。
本実施形態の帳票管理システム1は、帳票の画像要素毎に編集権限を管理することにより、帳票編集のスキルにユーザ間で差がある場合などに、各ユーザのスキルや責任範囲に応じて編集権限を付与し、業務上の障害を低減させることができる。さらに、帳票管理システム1は、編集情報に対して優先度を設定することにより、スキル又は責任範囲に応じた編集処理、又は、部門等のサブグループ特有の事情に応じた階層的な再編集を可能にする。
また、図10に例示するように、複数の帳票で共通に利用する固定文字列や属性の変更が必要になった場合にも、複数の帳票に対して、一律に編集を行うことができるため、帳票更新の業務効率が向上する。
[変形例1]
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
上記実施形態では、帳票管理システム1の内部に設けられた編集情報記録装置12に、編集情報を格納する形態を説明したが、ユーザのクライアント端末9に編集情報を格納させてもよい。ユーザが企業ロゴなどのデータを外部で保存したくない場合などに好適である。
1…帳票管理システム
2…業務データ管理システム
10…帳票提供装置
12…編集情報記録装置
100…テンプレートデータベース
120…編集情報データベース
5…帳票提供プログラム
500…テンプレート選択部
502…編集部
504…帳票提供部
506…編集情報登録部
508…権限管理部

Claims (9)

  1. 帳票のテンプレートを格納するテンプレート格納手段と、
    ユーザにより選択された前記テンプレートに対する編集処理に関する情報を、選択された前記テンプレートに関連付けて格納する編集情報格納手段と、
    前記編集情報格納手段により格納されている編集処理に関する情報と、この情報に関連付けられたテンプレートとに基づいて、編集された帳票をユーザに提供する帳票提供手段と
    を有し、
    前記編集情報格納手段は、前記テンプレート格納手段とは物理的に分離された記録装置に、情報を格納する
    帳票提供装置。
  2. ユーザの指示に応じて、前記テンプレート格納手段に格納されているテンプレートのうち、ユーザにより選択されたテンプレートに対して編集処理を行う編集手段
    をさらに有し、
    前記編集情報格納手段は、前記編集手段により編集処理が施されたテンプレートに関連付けて、このテンプレートに施された編集処理に関する情報を格納する
    請求項1に記載の帳票提供装置。
  3. 前記編集手段は、テンプレートに対して画像要素を追加する処理、又は、帳票を構成する画像要素の属性を変更する処理であり、
    前記編集情報格納手段は、テンプレートに追加された画像要素、又は、変更された属性を示す属性情報を、前記編集処理に関する情報として格納する
    請求項2に記載の帳票提供装置。
  4. 前記編集情報格納手段は、前記テンプレート格納手段よりもセキュリティレベルの高い状態で、情報を格納する
    請求項1に記載の帳票提供装置。
  5. 帳票を構成する画像要素又はこれの属性に対する編集権限を管理する権限管理手段
    をさらに有し、
    前記編集手段は、前記権限管理手段により管理されている編集権限に応じて、テンプレートに対する編集処理を許可又は禁止する
    請求項2に記載の帳票提供装置。
  6. 前記権限管理手段は、ユーザのグループにより編集された帳票それぞれに関して、グループに属するユーザに対する、各帳票の画像要素又は属性の編集権限を管理し、
    前記編集手段は、前記グループにより編集された帳票に関して、このグループに属するユーザの編集権限に応じて、編集された帳票の画像要素又は属性に対する編集処理を許可又は禁止する
    請求項5に記載の帳票提供装置。
  7. 少なくとも帳票の基本的なレイアウトが含まれた帳票定義体を格納する第1の格納手段と、
    ユーザにより選択された前記帳票定義体に対して追加された画像要素、又は、選択された帳票定義体を構成する画像要素の属性情報を、選択された前記帳票定義体に関連付けて格納する第2の格納手段と、
    前記第2の格納手段により格納されている画像要素又は属性情報と、前記第1の格納手段に格納された帳票定義体とに基づいて、ユーザに帳票を提供する帳票提供手段と
    を有し、
    前記第2の格納手段は、前記第1の格納手段とは物理的に分離された記録装置に、情報を格納する
    帳票提供装置。
  8. コンピュータが、帳票のテンプレートの中から、テンプレートを選択するステップと、
    コンピュータが、ユーザの指示に応じて、選択されたテンプレートに対して編集処理を行うステップと、
    コンピュータが、前記編集処理に関する情報を、前記テンプレートとは物理的に分離された異なる記録装置に格納するステップと、
    コンピュータが、格納された編集処理に関する情報と、選択されたテンプレートとに基づいて、ユーザに帳票を提供するステップと
    を有する帳票提供方法。
  9. 帳票のテンプレートの中から、テンプレートを選択するステップと、
    ユーザの指示に応じて、選択されたテンプレートに対して編集処理を行うステップと、
    前記編集処理に関する情報を、前記テンプレートとは物理的に分離された異なる記録装置に格納するステップと、
    格納された編集処理に関する情報と、選択されたテンプレートとに基づいて、ユーザに帳票を提供するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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