JP2001250077A - 帳票処理装置、及び、記憶媒体 - Google Patents

帳票処理装置、及び、記憶媒体

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JP2001250077A
JP2001250077A JP2000059087A JP2000059087A JP2001250077A JP 2001250077 A JP2001250077 A JP 2001250077A JP 2000059087 A JP2000059087 A JP 2000059087A JP 2000059087 A JP2000059087 A JP 2000059087A JP 2001250077 A JP2001250077 A JP 2001250077A
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JP2000059087A
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Shinichiro Tabata
信一郎 田端
Mitsugi Yoshioka
貢 吉岡
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、帳票のフォームカスタマイ
ズ作業時に設定した内容を学習し、次のフォームカスタ
マイズを行う際に利用可能とすることである。 【解決手段】 CPU2は、フォームカスタマイズする
帳票のイメージをRAM5内に展開し、予め設定された
数で分割する。次いで、CPU2は、配置された項目が
分割したイメージのどのエリアに位置するかを検出し、
検出されたエリアを該項目の相対位置とする。そして、
該項目の名称、属性、及びその相対位置とを設定項目フ
ァイルに書込み、記憶装置6に記憶させる。更に、CP
U2は、生成した設定項目ファイルを、該帳票とは異な
る帳票のフォームカスタマイズする際に記憶装置6から
読み出して、記憶された各項目を記憶された属性に従っ
て前回と同数で分割した帳票のイメージ上の相対位置に
仮配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票の形式設定時
において、自動的に設定する各種項目を帳票上に配置す
る帳票処理装置、及び、記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスコンピュータ等の帳票処理装置
を用いて各種帳票に対する記入項目のレイアウト等のフ
ォームカスタマイズを行う場合、まず、作成する帳票の
枠等を表記したイメージを表示画面上に表示し、必要な
項目をそのイメージ上にレイアウトすることで所望する
帳票のフォームを作成している。また、一般的に、帳票
のイメージ上にレイアウトされる各種項目は、項目一覧
表に予め用意されており、選択できるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、予め用
意される項目一覧表には、複数の業種・業務に適応する
ために多くの項目が設定されており、必要な項目を選択
する作業に手間がかかった。また、複数の似通った帳票
のフォームをカスタマイズするユーザにとっては、選択
する項目、項目の属性、帳票上のレイアウト位置等がほ
ぼ同じであるにも関わらず、各帳票のフォームを作成す
る度に、新規に各設定を行わなければならず、不便であ
った。
【0004】本発明の課題は、帳票のフォームカスタマ
イズ作業時に設定した内容を学習し、次のフォームカス
タマイズを行う際に利用可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
帳票に対して所望する項目を所望する位置に設定してフ
ォームカスタマイズを行う帳票処理装置において、帳票
のイメージを表示する表示手段(例えば、図1の表示部
3)と、前記表示手段により表示された前記帳票のイメ
ージに対して所望する項目を所望する位置に配置する入
力手段(例えば、図1の入力部4)と、前記入力手段に
より配置された項目の相対位置を検出する相対位置検出
手段(例えば、図1のCPU2;図14の項目設定処理
のステップS9)と、前記入力手段により配置された項
目の名称及び属性と前記相対位置検出手段により検出さ
れた相対位置とを帳票の基準フォームとして記憶する記
憶手段(例えば、図1の記憶装置6;図6及び図7の設
定項目ファイル21・41)と、前記帳票とは異なる帳
票のフォームカスタマイズを行う際に、前記記憶手段に
より記憶された前記基準フォームに基づいて、記憶され
た項目名称及び属性を、フォームカスタマイズする帳票
のイメージ上の前記記憶された相対位置に配置して前記
表示手段に表示する表示制御手段(例えば、図1のCP
U2;図14の項目設定処理のステップS4〜S5)
と、を備えることを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、帳票に対し
て所望する項目を所望する位置に設定してフォームカス
タマイズを行う帳票処理装置において、表示手段は、帳
票のイメージを表示し、入力手段は、前記表示手段によ
り表示された前記帳票のイメージに対して所望する項目
を所望する位置に配置し、相対位置検出手段は、前記入
力手段により配置された項目の相対位置を検出し、記憶
手段は、前記入力手段により配置された項目の名称及び
属性と前記相対位置検出手段により検出された相対位置
とを帳票の基準フォームとして記憶し、表示制御手段
は、前記帳票とは異なる帳票のフォームカスタマイズを
行う際に、前記記憶手段により記憶された前記基準フォ
ームに基づいて、記憶された項目名称及び属性を、フォ
ームカスタマイズする帳票のイメージ上の前記記憶され
た相対位置に配置して前記表示手段に表示する。
【0007】従って、帳票のフォームカスタマイズ作業
時に設定した項目の名称、属性、及び、その相対位置を
基準フォームとして記憶するので、異なる帳票のフォー
ムカスタマイズを行う際に記憶した項目を、記憶した属
性で、記憶した相対位置に自動的に配置できる。また、
項目を配置する位置を相対位置として記憶するため、サ
イズが異なる帳票に対しても記憶した項目を自動的に配
置できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本実施の形態
を詳細に説明する。まず、構成を説明する。図1は、本
発明の実施の形態における帳票処理装置1の内部構成を
示すブロック図である。
【0009】図1において、帳票処理装置1は、CPU
2、表示部3、入力部4、RAM5、記憶装置6、記憶
媒体7、及び伝送制御部8により構成されており、記憶
媒体7を除く各部は、バス9によって接続されている。
【0010】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶装置6に記憶されている当該帳票処理装置1に
対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定
されたアプリケーションプログラム、入力部4から入力
される各種指示や各種データをRAM5内のワークメモ
リエリアに格納し、この入力指示及び入力データに応じ
てRAM5内に格納したアプリケーションプログラムに
従って各種処理を実行する。そして、その処理結果をR
AM5内のワークメモリエリアに格納すると共に、表示
部3に表示する。また、ワークメモリエリアに格納した
処理結果を入力部4から入力指示される記憶媒体7内の
保存先に保存する。
【0011】また、CPU2は、入力部4から帳票のフ
ォームをカスタマイズする指示が入力されると、後述す
る項目設定処理をすることで、ユーザにより配置された
各項目の座標を検出し、指定された帳票のフォームを生
成すると共に、各項目が配置された相対位置を検出して
記憶装置6に記憶させる。
【0012】例えば、図2に示す納品書のイメージ10
のフォームカスタマイズをする場合、CPU2は、入力
部4から入力される指示信号に従って、指定された納品
書イメージ10を記憶装置6から呼び出してRAM5内
のワークメモリエリアに展開する。また、CPU2は、
図2に示すように、納品書イメージ10を複数の項目が
設定された項目一覧表11と共に表示部3に出力して表
示させる。納品書イメージ10は、予め記憶装置6に記
憶させたフォーマットに基づくものでもよいし、ユーザ
が作成したものやスキャナ等の外部機器から取り込んだ
ものでもよい。
【0013】ユーザは、項目一覧表11から設定する項
目を選択すると、入力部4のマウス等を用いて納品書イ
メージ10上の配置位置を設定する。図2における矢印
は、ユーザが選択した項目とその配置位置を示すもので
ある。
【0014】CPU2は、入力部4から項目の配置位置
を示す座標信号が入力されると、その指示内容に従って
各項目をRAM5内のワークメモリエリアに展開された
納品書イメージ10上の指定された位置に配置し、図3
に示すような納品書フォーム13を生成し、表示部3に
出力して表示させる。そして、指定された項目名と、各
項目の桁数や入力・表示などの属性、配置する絶対座標
等を記憶する納品書フォームファイル20(図4参照)
を作成し、納品書イメージ10を示すコードと共に記憶
装置6に出力して記憶させる。
【0015】なお、図4に示す納品書フォームファイル
20に表示される各項目の絶対座標は、例えば、図3に
示す各項目12a〜cを囲む点線の左上点の座標を取
り、納品書イメージ10の左上点をこの絶対座標系の原
点10aとする。また、各項目12a〜cの大きさ(点
線で囲まれた領域)は、属性として設定された桁数を意
味している。
【0016】また、CPU2は、納品書イメージ10上
に配置された各項目12a〜cの相対位置を解析する。
ここでの相対位置とは、イメージ展開された各帳票のサ
イズや形に対応する位置のことである。例えば、カスタ
マイズする帳票のイメージを予め設定した数で分割し、
分割された任意のエリアに項目が配置されると、そのエ
リアを該項目の相対位置とする。但し、分割数は、帳票
の種類によらず一定のものとする。
【0017】具体的には、CPU2は、図3に示す各種
項目が配置された納品書イメージ10を9分割する(図
5参照)。そして、ユーザにより配置された各項目12
a〜cがどのエリアに位置するかを検出する。図5にお
いて、項目「得意先コード」12aの絶対座標はエリア
に位置し、同様に、「商品コード」12bの絶対座標
はエリアに、「金額」12cの絶対座標はエリア
に、それぞれ位置している。従って、CPU2は、検出
した各項目のエリア番号を相対位置とし、各項目の名
称、属性、相対位置を記載した設定項目ファイル21
(図6参照)を作成し、記憶装置6に記憶させる。
【0018】作成した設定項目ファイル21は、今回作
成した帳票とは異なる帳票のフォームをカスタマイズす
る際に用いられる。
【0019】例えば、図7に示す売上伝票のイメージ3
0のフォームを設定項目ファイル21に基づいてカスタ
マイズする場合、CPU2は、指定された売上伝票イメ
ージ30、及び、設定項目ファイル21を記憶装置6か
ら呼び出して、RAM5内のワークメモリエリアに展開
し、売上伝票イメージ30を図8に示すように9分割す
る。次いで、CPU2は、設定項目ファイル21に記憶
された各項目32a〜cを9分割した売上伝票イメージ
30上の相対位置に仮配置する。そして、図9に示すよ
うに、仮配置図34を生成すると、項目一覧表31と共
に表示部3に出力して表示させる。
【0020】なお、図9に示す売上伝票イメージ30の
絶対座標系における原点30aは、売上伝票イメージ3
0の左上点とする。また、表示部3に表示される項目一
覧表31は、売上伝票イメージ30上に既に配置された
項目を他の項目とは異なる色で表示している。つまり、
図9に示す項目一覧表31には、「得意先コード」32
a、「商品コード」32b、「金額」32cが仮配置さ
れているため、「得意先コード」31a、「商品コー
ド」31c、「金額」31fは、他の項目とは異なる色
で表示されている。
【0021】ユーザは、表示部3に表示された仮配置図
34の各項目32a〜cの配置位置を入力部4のマウス
等により訂正する。或いは、ユーザは、仮配置図34上
の内容に追加、変更等の操作をしてもよい。例えば、図
10に示すように、「合計」32dを項目一覧表31か
ら選択して所望する位置に追加したり、「金額」32c
の桁数(点線で囲まれた領域)を9桁から6桁に変更す
る。
【0022】そして、CPU2は、入力部4から入力さ
れる指示信号に従ってRAM5内のワークメモリエリア
に展開した仮配置図34の訂正、追加、変更等の編集を
実行し、図10に示すような売上伝票フォーム35を生
成すると、表示部3に出力して表示させる。また、編集
された各項目32a〜dの名称、絶対座標、及び属性を
記載した売上伝票フォームファイル40(図11参照)
を生成すると、売上伝票イメージ30を示すコードと共
に記憶装置6に記憶させる。
【0023】更に、CPU2は、各項目32a〜dの絶
対座標が位置するエリア番号を検出し、相対位置を検出
すると、納品書イメージ10のフォームカスタマイズ時
に生成した項目ファイル21を更新して、図12に示す
ような設定項目ファイル41を生成する。
【0024】図13は、売上伝票イメージ30のフォー
ムをカスタマイズする際に作成した項目ファイル41に
基づいて各項目を仮配置した領収書50の仮配置図53
を示す図である。
【0025】表示部3は、CRT(Cathode Ray Tub
e)、液晶表示画面等により構成されており、CPU2
から入力される表示データを表示する。
【0026】入力部4は、カーソルキー、数字入力キ
ー、各種機能キー等を備えたキーボード、及びマウス等
のポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて
押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU
2に出力する。
【0027】RAM(Random Access Memory)5は、C
PU2が前記各種アプリケーションプログラムを実行す
る際に、該プログラムや入力部4から入力される入力指
示、入力データ、処理結果等を一時的に格納するワーク
メモリエリアを有する。
【0028】記憶装置6は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体7を有しており、この記憶媒
体7は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体7は、記憶装置6に固
定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するもので
あり、この記憶媒体7には上記システムプログラム及び
当該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ、文書
データ等を記憶する。
【0029】また、この記憶媒体7に記憶するプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクラ
イアント等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒
体を介して伝送制御部8から受信して記憶する構成にし
てもよく、更に、記憶媒体7は、ネットワーク上に構築
されたサーバの記憶媒体であってもよい。更に、前記プ
ログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサー
バやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストー
ルするように構成してもよい。
【0030】伝送制御部8は、モデム(MODEM:MO
dulator/DEModulator )またはターミナルアダプタ(T
A:Terminal Adapter)等によって構成され、電話回
線、ISDN回線等の通信回線を介して外部機器との通
信を行うための制御を行う。モデムは、電話回線を介し
てパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行う
ために、CPU2によって処理されたデジタルデータを
電話回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、
また、電話回線を介して入力されたアナログ信号をデジ
タル信号に復調する装置であり、ターミナルアダプタ
は、ISDN回線を介してパーソナルコンピュータ等の
外部機器との通信を行うために、既存のインタフェース
をISDNに対応するインタフェースに変換する装置で
ある。
【0031】次に、動作を説明する。図14は、CPU
2が実行する項目設定処理を説明するフローチャートを
示す図である。ここで、図14のフローチャートに記述
されている各機能を実現するためのプログラムは、読み
取り可能なプログラムコードの形態で記憶媒体7に格納
されており、CPU2は、このプログラムコードに従っ
た動作を逐次実行する。また、CPU2は、伝送媒体を
介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った
動作を逐次実行することもできる。即ち、記憶媒体7の
他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/デー
タを利用してこの実施の形態特有の動作を実行すること
もできる。
【0032】まず、図2に示す納品書イメージ10のフ
ォームカスタマイズを実行して新規に設定項目ファイル
21を生成する場合に、CPU2が実行する項目設定処
理について説明する。
【0033】図14において、CPU2は、入力部4か
ら納品書イメージ10のフォームカスタマイズを開始す
る指示信号が入力されると、図2に示す納品書イメージ
10を記憶装置6から読み込み(ステップS1)、RA
M5内のワークメモリエリアに展開する。
【0034】そして、CPU2は、RAM5内のワーク
メモリエリアに展開した納品書イメージ10、及び、項
目一覧表11を表示部3に出力して表示させる(ステッ
プS2)。また、CPU2は、過去に生成した設定項目
ファイルがあるか否かを確認する(ステップS3)。ス
テップS3において、参照する設定項目ファイルがなく
新規に生成する場合には、ステップS6移行する。
【0035】ユーザは、図2に示すように、項目一覧表
11から項目を選択すると、納品書イメージ10上の所
望する位置に選択した項目を入力部4のマウス等で移動
させる(ステップS6)。
【0036】CPU2は、入力部4から入力指示される
指示に従って、指定された項目をRAM5上に展開され
た納品書イメージ10上の指定された位置に配置する。
そして、入力部4から設定の終了を意味する信号が入力
されたか否かを判断する(ステップS7)。設定の終了
指示が入力されていないと判断した場合には、CPU2
は、ステップS6に戻り、入力部4から入力される指示
信号を待つ。
【0037】一方、ステップS7において、設定の終了
指示が入力されたと判断した場合には、CPU2は、各
項目が配置された絶対座標を検出して、各項目の名称
と、属性と共に図4に示す納品書フォームファイル20
に記憶し(ステップS8)、記憶装置6の所定の位置に
格納する。
【0038】更に、CPU2は、RAM5に展開した納
品書イメージ10を9分割し、各項目の座標が分割した
納品書イメージ10のどのエリアに位置するかを検出
し、相対位置を決定する。そして、設定した項目の名
称、属性、相対位置を記憶した図6に示す設定項目ファ
イル21を生成し(ステップS9)、記憶装置6に記憶
させると、本項目設定処理を終了する。
【0039】次に、納品書イメージ10のフォームカス
タマイズ作業時に生成した設定項目ファイル21に基づ
いて図7に示す売上伝票イメージ30のフォームカスタ
マイズをする場合に、CPU2が実行する設定項目処理
について説明する。
【0040】前述と同様に、図14において、CPU2
は、入力部4から売上伝票イメージ30のフォームカス
タマイズを開始する指示信号が入力されると、売上伝票
イメージ30を記憶装置6から読み込み(ステップS
1)、RAM5内のワークメモリエリアに展開する。そ
して、CPU2は、RAM5内のワークメモリエリアに
展開した売上伝票イメージ30、及び、項目一覧表31
を表示部3に出力して表示させる(ステップS2)。ま
た、CPU2は、過去に生成した設定項目ファイルがあ
るか否かを確認する(ステップS3)。
【0041】ステップS3において、納品書イメージ1
0のフォームカスタマイズ作業時に生成した設定項目フ
ァイル21があるため、CPU2は、その設定項目ファ
イル21を記憶装置6から読み出し(ステップS4)、
RAM5内のワークメモリエリアに展開する。
【0042】更に、CPU2は、RAM5に展開した売
上伝票イメージ30を図8に示すように9分割し、設定
項目ファイル21に記憶された各項目を相対位置に仮配
置する。つまり、「得意先コード」32aをエリア
に、「商品コード」32bをエリアに、「金額」32
cをエリアにそれぞれ配置する。そして、CPU2
は、各項目を表示部3に出力して、RAM5上に展開し
た各項目の配置位置に従ってステップS2で既に表示部
3に表示させた売上伝票イメージ30上に各項目32a
〜cを仮配置させ、図9に示すような仮配置図34を表
示させる(ステップS5)。
【0043】なお、CPU2は、各項目を仮配置した売
上伝票イメージ30を表示部3に表示させると共に、ス
テップS2で既に表示部3に表示させた項目一覧表31
の項目のうち、売上伝票イメージ30上に配置した項目
「得意先コード」31a、「商品コード」31c、及び
「金額」31fを、図9に示すように他の項目と異なる
色で表示させる。
【0044】ユーザは、各項目の仮配置位置の訂正・項
目の追加・変更等の指示を入力部4から入力する(ステ
ップS6)。例えば、ステップS5の表示部3に表示さ
れた仮配置図34では、各項目32a〜cが売上伝票イ
メージ30に表記された枠とは無関係な位置に配置され
ている。従って、ユーザは、これらの項目32a〜cを
入力部4のマウス等を用いて所望する位置に訂正する。
或いは、図10に示すように、「金額」32cの点線で
囲まれた領域の大きさを変更して桁数を変更したり、新
しい項目「合計」32dを追加したりする。
【0045】CPU2は、入力部4から入力指示される
各種設定をRAM5に展開された売上伝票イメージ30
上で実行し、更に、入力部4から設定・変更の終了を意
味する信号が入力されたか否かを判断する(ステップS
7)。設定・変更の終了指示が入力されていないと判断
した場合には、CPU2は、ステップS6に戻り、入力
部4から入力される指示信号を待つ。
【0046】一方、ステップS7において、設定・変更
の終了指示が入力されたと判断した場合には、CPU2
は、各項目が配置された座標を検出して、各項目の名称
と、属性と共に図11に示す売上伝票フォームファイル
40に記憶し(ステップS8)、記憶装置6の所定の位
置に格納する。
【0047】そして、CPU2は、各項目の座標が9分
割したどのエリアに位置するかを検出し、相対位置を決
定すると、参照した図6の設定項目ファイル21の内容
を更新して、図12にしめすように設定項目ファイル4
1を生成する(ステップS9)。そして、この設定項目
ファイル41を記憶装置6に記憶させると、本項目設定
処理を終了する。
【0048】以上のように、本実施の形態の帳票処理装
置1によれば、CPU2は、フォームカスタマイズする
帳票のイメージをRAM5内に展開し、予め設定された
数で分割する。次いで、CPU2は、配置された各項目
が分割した帳票のどのエリアに位置するかを検出し、検
出されたエリアを各項目の相対位置とする。そして、各
項目の名称、属性、及びその相対位置とを設定項目ファ
イルに書込み、記憶装置6に記憶させる。更に、CPU
2は、生成した設定項目ファイルを、該帳票とは異なる
帳票のフォームカスタマイズする際に記憶装置6から読
み出して、記憶された各項目を、記憶された属性に従っ
て、前回と同数で分割した帳票の相対位置に仮配置す
る。
【0049】このため、一度帳票のフォームカスタマイ
ズをすれば、似たような帳票のカスタマイズをする場
合、前回のフォームカスタマイズ作業時に設定した内容
を利用できる。従って、改めて設定する項目を考察する
必要がなく、作業効率が向上する。更に、項目の配置位
置を相対位置として記憶するようにしたので、前回にフ
ォームカスタマイズした帳票と著しくサイズが異なる帳
票のフォームカスタマイズを行う場合にも対応できる。
【0050】なお、本発明は、上記実施の形態で示した
内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施の形態
では、RAM5に展開した帳票を分割する数を9つに設
定したが、他の如何なる数に変更してもよい。
【0051】また、帳票を分割し、分割されたどのエリ
アに各項目が存在するかを検出することで各項目の相対
位置を決定したが、帳票のサイズを考慮したものであれ
ば、如何なる相対位置の決定方法を用いてもよい。例え
ば、前回フォームカスタマイズした帳票と今回の帳票の
縦・横の長さをそれぞれ比較して倍率を設定し、該倍率
を前回設定した各項目の配置位置(座標)に掛けて今回
の仮配置位置を算出するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明の帳票処理装置、及
び、請求項3記載の発明の記憶媒体によれば、一度帳票
のフォームカスタマイズを行えば、選択した項目、その
属性、及び、当該項目を配置するための相対位置をデフ
ォルトとして記憶するため、当該帳票とは異なる帳票の
フォームカスタマイズ作業をする際に、記憶した項目
を、記憶した属性で、記憶した相対位置に配置できる。
このため、似通った帳票のフォームカスタマイズを複数
行う場合には、一々新規に各項目を設定する必要がな
く、作業効率が向上する。
【0053】請求項2記載の帳票処理装置によれば、帳
票のイメージ全体を複数のエリアに分割し、これらの分
割エリアの1つを示す識別情報を相対位置として記憶す
るため、サイズが異なる帳票のフォームカスタマイズを
行う場合にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帳票処理装置1の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図2】納品書イメージ10、及び、項目の一覧表11
を示す図である。
【図3】納品書フォーム13を示す図である。
【図4】納品書フォームファイル20を示す図である。
【図5】納品書イメージ10を9分割した図である。
【図6】設定項目ファイル21を示す図である。
【図7】売上伝票イメージ30を示す図である。
【図8】売上伝票イメージ30を9分割し、各項目を配
置した図である。
【図9】項目の一覧表31と仮配置図34を示す図であ
る。
【図10】売上伝票フォーム35を示す図である。
【図11】売上伝票フォームファイル40を示す図であ
る。
【図12】更新した項目ファイル41を示す図である。
【図13】領収書の仮配置図53を示す図である。
【図14】CPU2が実行する項目設定処理を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1 帳票処理装置 2 CPU 3 表示部 4 入力部 5 RAM 6 記憶装置 7 記憶媒体 8 伝送制御部 9 バス 10 納品書イメージ 11 項目一覧表 20 納品書フォームファイル 21 設定項目ファイル 30 売上伝票イメージ 31 項目一覧表 40 売上伝票フォームファイル 41 設定項目ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票に対して所望する項目を所望する位置
    に設定してフォームカスタマイズを行う帳票処理装置に
    おいて、 帳票のイメージを表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された前記帳票のイメージに対
    して所望する項目を所望する位置に配置する入力手段
    と、 前記入力手段により配置された項目の相対位置を検出す
    る相対位置検出手段と、 前記入力手段により配置された項目の名称及び属性と前
    記相対位置検出手段により検出された相対位置とを帳票
    の基準フォームとして記憶する記憶手段と、 前記帳票とは異なる帳票のフォームカスタマイズを行う
    際に、前記記憶手段により記憶された前記基準フォーム
    に基づいて、記憶された項目名称及び属性を、フォーム
    カスタマイズする帳票のイメージ上の前記記憶された相
    対位置に配置して前記表示手段に表示する表示制御手段
    と、 を備えることを特徴とする帳票処理装置。
  2. 【請求項2】前記相対位置検出手段は、前記帳票のイメ
    ージ全体を複数のエリアに分割し、前記入力手段により
    配置された項目が位置する分割エリアを当該項目の相対
    位置として検出し、前記記憶手段は、前記相対位置検出
    手段により検出された分割エリアを示す識別情報を記憶
    することを特徴とする請求項1記載の帳票処理装置。
  3. 【請求項3】帳票に対して所望する項目を所望する位置
    に設定してフォームカスタマイズを行うためのコンピュ
    ータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、 帳票のイメージを表示するためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 表示された前記帳票のイメージに対して所望する項目を
    所望する位置に配置するためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 配置された項目の相対位置を検出するためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 配置された項目の名称、属性、及び、検出した相対位置
    とを帳票の基準フォームとして記憶するためのコンピュ
    ータが実行可能なプログラムコードと、 前記帳票とは異なる帳票のフォームカスタマイズを行う
    際に、記憶した前記基準フォームに基づいて、記憶した
    項目の名称、及び、属性を、フォームカスタマイズする
    帳票のイメージ上の前記記憶した相対位置に配置して表
    示するためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
    ドと、 を含むプログラムを格納することを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007122670A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Toshiba Corp 帳票作成システムおよびプログラム
CN102637159A (zh) * 2011-02-11 2012-08-15 汉王科技股份有限公司 文档显示方法及装置
JP2012250507A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Seiko Epson Corp 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム

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