JPH08263190A - データ管理装置及びその方法 - Google Patents

データ管理装置及びその方法

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JPH08263190A
JPH08263190A JP7036834A JP3683495A JPH08263190A JP H08263190 A JPH08263190 A JP H08263190A JP 7036834 A JP7036834 A JP 7036834A JP 3683495 A JP3683495 A JP 3683495A JP H08263190 A JPH08263190 A JP H08263190A
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Kiyoshi Iwabuchi
清 岩渕
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より効率的なデータの入力、修正が可能なデ
ータ管理装置及びその方法を提供する。 【構成】 複数の項目を持つ記録データにおいて、既に
記憶されているデータと同じ内容の項目がある場合、既
に記憶されている項目を特定する情報を当該項目の内容
として記憶する。また、複数の項目を持つ記録データを
特定する情報にて当該項目を登録する。更に、複数の項
目を持つ記録データにおいて、既に記憶されている記録
データの特定の項目だけの記録データを表示し、当該項
目の修正を一括して修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の項目データを有す
る記録データを管理するデータ管理装置及びその方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯型電子アドレス帳のような小
型のデータ記憶装置は、1件の記録データに対し、氏名
・会社名・住所等の複数の項目を持って構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の携帯型電子アドレス帳においては、組織替えで
部署名が変わったり、事業所の移転で住所が変わったと
き、対象となる記録データを、一件一件呼び出し該当項
目を修正する作業を、変更する全ての記録データで繰り
返す必要があり、手間がかかるという問題があった。
【0004】また、同じ内容の項目を、複数の記録デー
タで各々持っている為、メモリが非効率的に使われると
いう問題もあった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数の項目を持つ記録データにおいて、既に
記憶されているデータと同じ内容の項目がある場合、既
に記憶されている項目を特定する情報を当該項目の内容
として記憶することを可能とし、より効率的な記録デー
タの記憶が可能なデータ管理装置及びその方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、複数の項目を持つ記
録データを特定する情報にて当該項目を登録することを
可能とし、効率的に記録データの入力が可能なデータ管
理装置及びその方法を提供することにある。
【0007】更に本発明の他の目的は、登録済みの複数
の項目を有する記録データの項目データの修正に際し
て、修正された項目データの修正前のデータと同一内容
を示す項目を有する記録データについては、それらの項
目データを当該修正された項目を特定する情報に変更す
ることを可能とし、記録データの修正が容易なデータ管
理装置及び方法を提供することにある。
【0008】更に本発明の他の目的は、複数の項目を持
つ記録データにおいて、既に記憶されている記録データ
の複数項目のデータを表示し、更に、所望の項目を修正
して記録データの当該項目の登録を行うことを可能と
し、より効率的な記録データの入力が可能なデータ管理
装置及びその方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による記憶装置は以下の構成を備える。即
ち、複数の項目データを有する記録データを管理するデ
ータ管理装置であって、複数の項目データを有する記録
データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段における記
録データの記憶において、他の記録データ中に同一内容
の項目データが存在する場合、当該項目データを該他の
記録データ中の該当項目を特定する特定情報にて記憶す
る特定情報記憶手段と、を備える。
【0010】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる記憶装置は以下の構成を備える。即ち、複数の項目
データを有する記録データを管理するデータ管理装置で
あって、記録データを入力する入力手段と、前記入力手
段により入力された記録データを記憶する記憶手段と、
前記入力手段による記録データの入力に際して、前記記
憶手段に既に記憶されている他の記録データ中に該記録
データの項目データと同一内容の項目が存在する場合、
前記他の記録データ中の該当する項目を特定する特定情
報を当該記録データの項目データとして記憶する特定情
報記憶手段とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記記憶手段に記憶さ
れた記録データの項目データを修正する修正手段と、前
記修正手段によって修正された項目データの修正前の内
容と同一の内容を示す項目データの内容を、該修正され
た項目データを特定する特定情報に更新する更新手段に
よって、同一内容を示す複数の項目の修正が効率的に行
えるからである。
【0012】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる記憶装置は以下の構成を備える。即ち、複数の項目
データを有する記録データ管理するデータ管理装置であ
って、複数の項目データを有する記録データを記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に記憶手段に記憶されている
記録データの一覧を表示する表示手段と、前記表示手段
によって表示された記録データの一つを参照情報として
選択する選択手段前記選択手段によって選択された参照
情報のうちの所望の項目データを修正する修正手段と、
前記修正手段で修正された項目はその修正内容を記憶
し、修正されなかった項目は前記選択手段で選択した記
録データの各該当項目を特定する特定情報で記憶する登
録手段とを備える。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
データ管理方法は以下の構成を備える。即ち、複数の項
目データを有する記録データを管理するデータ管理方法
であって、複数の項目データを有する記録データを記憶
する工程と、前記記憶手段における記録データの記憶に
おいて、他の記録データ中に同一内容の項目データが存
在する場合、当該項目データを該他の記録データ中の該
当項目を特定する特定情報にて記憶する工程とを備え
る。
【0014】上記の他の目的を達成するための本発明に
よるデータ管理方法は以下の構成を備える。即ち、複数
の項目データを有する記録データを管理するデータ管理
方法であって、記録データを入力する工程と、前記入力
手段により入力された記録データを記憶する工程と、前
記入力手段による記録データの入力に際して、前記記憶
手段に既に記憶されている他の記録データ中に該記録デ
ータの項目データと同一内容の項目が存在する場合、前
記他の記録データ中の該当する項目を特定する特定情報
を当該記録データの項目データとして記憶する工程とを
備える。
【0015】また、好ましくは、前記記憶手段に記憶さ
れた記録データの項目データを修正する工程と、前記修
正手段によって修正された項目データの修正前の内容と
同一の内容を示す項目データの内容を、該修正された項
目データを特定する特定情報に更新する工程によって、
同一内容を示す複数の項目の修正が効率的に行えるから
である。
【0016】上記の他の目的を達成するための本発明に
よるデータ管理方法は以下の構成を備える。即ち、複数
の項目データを有する記録データ管理するデータ管理方
法であって、複数の項目データを有する記録データを記
憶する工程と、前記記憶手段に記憶手段に記憶されてい
る記録データの一覧を表示する工程と、前記表示手段に
よって表示された記録データの一つを参照情報として選
択する工程と、前記選択手段によって選択された参照情
報のうちの所望の項目データを修正する工程と、前記修
正手段で修正された項目はその修正内容を記憶し、修正
されなかった項目は前記選択手段で選択した記録データ
の各該当項目を特定する特定情報で記憶する工程とを備
える。
【0017】
【作用】上記の構成により、複数の項目を持つ記録デー
タを記憶し、他の記録データ中に同一内容の項目データ
が存在する場合、当該項目データを該他の記録データ中
の該当項目を特定する特定情報にて記憶するので、記録
データを効率的に記憶できる。
【0018】また、複数の項目を持つ記録データを記憶
し、新たに記録データを入力するに際して、記憶手段に
既に記憶されている他の記録データ中に該記録データの
項目データと同一内容の項目が存在する場合、他の記録
データ中の該当する項目を特定する特定情報を当該記録
データの項目データとして記憶する。
【0019】更に、他の構成によれば複数の項目を持つ
記録データを記憶し、記憶されている記録データの一覧
を表示する。表示された記録データの一つを参照情報と
して選択し、選択された参照情報のうちの所望の項目デ
ータを修正する。修正された項目はその修正内容を記憶
し、修正されなかった項目は選択した記録データの各該
当項目を特定する特定情報で記憶する。既に、記憶され
ている記録データと同じ内容の項目を含む記録データを
登録する場合に、記憶済みの記録データを利用できるの
で、入力の効率が向上する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。
【0021】<実施例1>図1は実施例1の携帯型電子
アドレス帳の概略構成を示すブロック図である。
【0022】図1において、10は制御部であり、各種
制御を実行するCPU1、プログラム用ROM5及び作
業用RAM6で構成される。プログラム用ROM5は、
データ登録を制御する登録部11とデータ修正を制御す
る修正部13を有する。更に登録部11は、RAM3に
登録されている複数の項目を持つ記録データを参照しな
がら新たなデータの登録を行う参照記憶部12を含む。
また、修正部13は、RAM3に登録されている複数の
項目を持つ記録データの一括修正を行う一括修正部14
を含む。また、文字・数字の入力、制御用のキーを含む
キーボード2、氏名、会社名、住所等の複数の項目から
なる記録データを記憶、保存するRAM3、記録データ
やメッセージを表示する表示器4から構成されている。
【0023】図2は実施例1のRAM3の記録データ構
成を示す図である。
【0024】RAM3に、氏名欄31、会社名欄32、
部署名欄33、電話番号名欄34、住所欄35で構成さ
れる記録データが複数記憶されている。32から35の
欄で、「#」と数字が書かれている項目は、例えば「#
1」なら1番目の記録データ、「#3」なら3番目の記
録データの該当する項目の内容を参照することを表して
いる。
【0025】図3は実施例1の参照記憶部12において
新たに記録データを1件登録する処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0026】本例では、1件の記録データについて各項
目毎に順次記録データを登録していく。まず、ステップ
S100でキーボード2よりキーの入力の操作を行う。
続いて、ステップS110で入力操作されたキーの判断
を行う。もし、RAM3内に登録されている記録データ
の参照を指示するキー操作がされたならば、ステップS
120へ進む。それ以外のキーならばステップS200
で当該項目の入力処理を行った後、ステップS300へ
進む。
【0027】ステップS120では、入力中の項目につ
いて既に登録されている記録データをRAM3から検索
し得られた、候補を作業用RAM6に格納し、表示器4
に一覧表示をする。この一覧表示中に、入力したい記録
データがある場合は、ステップS125よりステップS
130へ進む。ステップS130では、一覧表示した参
照データの候補から入力したい記録データを選択する
為、キーボード2からのキー入力を受け付ける。そして
ステップS140では、ステップS130で選択された
記録データの参照番号(またはアドレス)をセットし、
ステップS300へ進む。また、一覧表示の中に入力し
たい記録データがない場合は(ステップS125でN
O)、ステップS200で、入力したい記録データの入
力処理を行う。
【0028】そして、ステップS300で、1件の記録
データの全項目の入力が完了したかをチェックし、まだ
完了していない場合はステップS100へ戻って同様の
処理を繰り返し、完了した場合は登録処理を終了する。
【0029】図4は実施例1の参照記憶部12において
記録データを1件登録する処理の操作例を示す図であ
る。
【0030】一番上の段から、氏名欄、会社名欄、部署
名欄、電話番号名欄、住所欄の順で入力している。
(a)で、1番上の段(氏名欄)に「山本」と入力する
(S100、S110、S200)。カーソルが会社名
欄にある時に、記録データの参照を指示するキー入力を
キーボード2から与えると、参照記憶部12は、図2の
RAM3内の会社名欄32を順に検索し、「#と数字」
で表されている以外の項目内容を表示する(S100、
S110、S200)。この結果、(b)のような一覧
表示となる。この一覧の中から、1)を選択すると
(c)の表示になり、登録中の記録データの会社名欄に
はXXXX(株)が登録されている記録データを示す
「#1」が格納される。次の部署名も参照による入力を
指示すると、ここでは、図2の会社名欄32が、「XX
XX(株)」または、「#1」である記録データで部署
名欄33が「#と数字」で表されている以外の項目内容
を表示する。この結果、(d)のような一覧表示とな
る。ここで1)を選択すると、(e)の表示となり、登
録中の記録データの部署名欄には「開発部」の登録され
ている記録データを示す「#1」が格納される。電話番
号名欄を直接入力にすると、(f)のように表示され
る。住所欄を参照による入力を指示すると(g)のよう
に表示され、1)を選択すると(h)のように表示さ
れ、1件の記録データの入力が完了する。
【0031】図5は実施例1の一括修正部14において
RAM3に既に登録されている記録データを修正する処
理の流れを示すフローチャートである。
【0032】ステップS500で、修正する記録データ
をRAM3から検索し表示器4に表示し、修正すべき項
目の修正をキーボード2からの入力指示で行い、修正結
果をRAM3に登録する。ステップS510で、現在修
正している記録データの項目の中から、修正した項目の
修正前と同じ内容の項目を持つ記録データをRAM3内
から順次検索し、見つかった記録データを表示器4に表
示する。このとき、該当する項目は反転表示や下線を引
くなどして、他の表示と区別がつくようにする。また、
ステップS500と同様な修正を行うかどうかの問い合
わせをする表示も行う。このように、検索で同一項目を
持つ記録データが存在すればステップS520からステ
ップS530へ進む。一方、同一項目が無い場合は本修
正処理を終了する。
【0033】ステップS530で、キーボード2からの
入力を受け付ける。ステップS540で、キーボード2
からの入力を判断しNの入力ならステップS510へ戻
り、次の記録データを検索する。Yの入力なら、ステッ
プS550へ進む。ステップS550で、ステップS5
10で見つかった記録データに対し、ステップS500
と同様の修正処理を行った後、ステップS510へ戻
る。
【0034】図6は実施例1の一括修正部14において
RAM3に既に登録されている記録データを修正する処
理の操作例を示す図である。
【0035】ここでは、ある記録データの部署名欄を修
正する処理について説明する。(i)で、まず修正する
記録データを呼び出し、(j)のように部署名欄を書き
換える(ステップS500)。ここで、修正した記録デ
ータの登録を指示するキー入力をキーボード2から与え
ると、一括修正部14は、図2の会社名欄32が、「X
XXX販売(株)」または、「#3」である記録データ
で、部署名欄33が「営業第1課」または、「#3」で
ある記録データを探す(ステップS510)。記録デー
タが見つかった場合は(k)に示す様に、変更の対象と
なる部署名欄を反転表示し、右上に「(Y/N)」と変
更を行うかどうかの問い合わせの表示をする(ステップ
S510)。ここでキーボード2から「Y」と指示する
と、(l)の様に変更を確定する(ステップS530、
ステップS540、ステップS550)。以下同様に、
該当する記録データが無くなるまで続けられ、該当する
記録データが無くなると、一括修正処理が終了となる。
【0036】以上説明したように、実施例1によれば、
組織替えによる部署名変更や事業所の移転による住所の
変更時に、対象となる記録データの修正を一括して行う
ことができるので、1件毎に記録データの修正を行う必
要がない。また、複数の記録データの同じ内容の項目の
記憶は、2個め以降は参照アドレスまたは参照番号だけ
の記憶で済み、効率的に記憶することができる。
【0037】尚、ステップS500の修正において、図
3のステップS120〜ステップS140で説明した参
照記憶の手段を用いてもよい。
【0038】また、参照アドレスまたは参照番号の入力
を、表示された参照データより選択して行うので、登録
内容が長いような場合でも容易に登録できる。更に、
「#1」、「#2」等の参照用のデータを直接キーボー
ドから入力できるように構成することも可能であり、こ
の結果、入力効率が向上する。
【0039】<実施例2>実施例1では一つの項目毎に
参照データの読み出しと利用を行うが、実施例2では複
数項目について参照データの読み出しと利用を可能とす
る。
【0040】尚、実施例2の電子携帯アドレス帳の制御
構成も実施例1と同様であり、詳細な説明は省略する。
【0041】図7は実施例2の参照記憶部12にて実行
される参照記憶の処理の流れを示すフローチャートであ
る。本フローチャートで示される制御を実現するための
プログラムもプログラム用ROM5に格納されCPU1
により実行される。
【0042】ステップS600で、RAM3内に登録さ
れている全記録データの参照を指示するキー入力をキー
ボード2から与えると、表示器4に全記録データが一覧
表示される。
【0043】ステップS610で、参照する記録データ
を選択し、ステップS620で選択された記録データの
修正する項目を修正し、表示器4に表示される。次のス
テップS630で、修正した記録データを登録する為、
キーボード2からのキー入力を受け付け、ステップS6
40で新たな参照番号をセットした後、ステップS64
0へ進む。
【0044】そして、ステップS640で、修正項目の
入力が終了したかをチェックし、まだ、完了していない
場合はステップS600へ戻って同様の処理を繰り返
し、完了した場合は参照記憶処理を終了する。
【0045】図8は実施例2の参照記憶部12による参
照記憶の操作例を示す図である。
【0046】ここでは、氏名欄と電話番号名欄を修正す
る際の参照記憶の操作例について説明する。(m)は記
録データを入力する前の画面である。ここで記録データ
の参照を指示するキー入力をキーボード2から与える
と、参照記憶部12は全記録データの一覧を表示する画
面(n)となる(ステップS600)。この一覧の中か
ら、参照する記録データ(ここでは1))を選択する
と、氏名欄以外を参照した画面表示(o)となる(ステ
ップS610)。その後、氏名欄に氏名を入力すると
(p)のような表示になる。変更のある欄(ここでは電
話番号名)を変更すると(q)のような表示になる(ス
テップS620)。そして、登録を指示する入力をキー
ボード2から与えると、変更されなかった項目(ここで
は、会社名欄、部署名欄、住所欄)には、元の記録デー
タ(n)の1)を示す参照番号が記憶される。
【0047】尚、図8の例では、(m)で、何も入力さ
れていない状態から参照を始めたが、ここでいくつかの
項目を入力した後に、入力されていない項目の参照を行
うこともできる。また、会社名が入力されていた場合、
(n)での一覧は同じ会社名を持つもののみに限定する
こともできる。
【0048】以上説明したように、本実施例2によれ
ば、複数の項目が同一である記録データが既に存在して
いる時、その記録データを参照して、異なる項目の修正
だけを行えば良いので、より効率的な入力を行うことが
できる。
【0049】また、一括修正される個所の選択・確認が
行えるので、意図していない記録データが間違って修正
されてしまうのを防ぐことができ、心理的にも安心でき
ると共に、1つの部署名が2つに分れるような場合にも
対応でき、より便利な修正を行うことができる。
【0050】<実施例3>上記実施例1、実施例2では
RAM3の記録データ構成は、図2に示す様な構成とし
ているが、これに限らない。
【0051】図9は実施例3のRAM3の記録データ構
成を示す図である。
【0052】RAM3の内部は、3a,32b,33
b,34b,35bの5つのテーブルに分れている。
【0053】3aはメインとなる記録データテーブル
で、氏名欄31、会社名欄32a、部署名欄33a、電
話番号名欄34a、住所欄35aで構成される。32a
から35aの欄は、各々32bから35bのテーブルへ
の参照番号となっている。このメインデータテーブル
は、各々の項目が固定の長さで構成される。
【0054】32bのテーブルは、会社名欄32a用の
テーブルであり、会社名が格納される。33bのテーブ
ルは、部署名と、その部署名が所属する会社名32bへ
の参照番号が格納される。同様に、34bは電話番号名
と32bへの参照番号、35bは住所と32bへの参照
番号が格納される。
【0055】上記の構成を取る事により、ある項目の一
覧表示処理を行う場合、例えば、会社名だけの一覧表示
処理ならば32bの内容をそのまま表示すればよい。ま
た、部署名、電話番号名、住所を含めた場合の一覧表示
ならば、各々33b、34b、35bのテーブルで、該
当する会社名を参照している内容を表示するだけでよ
い。
【0056】また、ある項目を一括修正した時も、該当
するテーブルだけの書き換えだけで済む。
【0057】例えば、同一の会社名の記録データに絞る
ことにより、同一でない会社名の記録データを除外でき
るので、参照時の検索を素早くできると共に、一括変更
時の検索処理も短くすることができる。
【0058】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、複数の項目を持つ記録データにおいて、既
に記憶されているデータと同じ内容の項目がある場合、
既に記憶されている項目を特定する情報を当該項目の内
容として記憶するデータ管理装置及びその方法を提供で
きる。また、複数の項目を持つ記録データを特定する情
報にて当該項目を登録するデータ管理装置及びその方法
を提供できる。更に、複数の項目を持つ記録データにお
いて、既に記憶されている記録データの特定の項目だけ
の記録データを表示し、当該項目の修正を一括して修正
するデータ管理装置及びその方法を提供できる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の携帯型電子アドレス帳の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】実施例1のRAM3の記録データ構成を示す図
である。
【図3】実施例の参照記憶部12において新たに記録デ
ータを1件登録する処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図4】実施例1の参照記憶部12において記録データ
を1件登録する処理の操作例を示す図である。
【図5】実施例1の一括修正部14においてRAM3に
既に登録されている記録データを修正する処理の流れを
示すフローチャートである。
【図6】実施例1の一括修正部14においてRAM3に
既に登録されている記録データを修正する処理の操作例
を示す図である。
【図7】実施例2の参照記憶部12にて実行される参照
記憶の処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施例2の参照記憶部12による参照記憶の操
作例を示す図である。
【図9】実施例3のRAM3の記録データ構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 RAM 4 表示器 5 プログラム用ROM 6 作業用RAM 10 制御部 11 登録部 12 参照記憶部 13 修正部 14 一括修正部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の項目データを有する記録データを
    管理するデータ管理装置であって、 複数の項目データを有する記録データを記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段における記録データの記憶において、他の
    記録データ中に同一内容の項目データが存在する場合、
    当該項目データを該他の記録データ中の該当項目を特定
    する特定情報にて記憶する特定情報記憶手段と、 を備えることを特徴とするデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 複数の項目データを有する記録データを
    管理するデータ管理装置であって、 記録データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された記録データを記憶する記
    憶手段と、 前記入力手段による記録データの入力に際して、前記記
    憶手段に既に記憶されている他の記録データ中に該記録
    データの項目データと同一内容の項目が存在する場合、
    前記他の記録データ中の該当する項目を特定する特定情
    報を当該記録データの項目データとして記憶する特定情
    報記憶手段とを備えることを特徴とするデータ管理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記特定情報憶手段は、 前記記憶手段に既に記憶された記録データ中の項目デー
    タを表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された項目データより該当する
    項目データを選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された項目データを前記記録手段中
    において特定する特定情報を現在入力中の項目データと
    して登録する登録手段とを備えることを特徴とする請求
    項2に記載のデータ管理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、現在入力中の記録デー
    タにおいて登録済みとなった項目に特定情報がある場
    合、該特定情報を有する項目が表す項目データと同一の
    項目データを有する記録データを前記記憶手段より検索
    し、検索された記録データの項目データを表示すること
    を特徴とする請求項3に記載のデータ管理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された記録データの
    項目データを修正する修正手段と、 前記修正手段によって修正された項目データの修正前の
    内容と同一の内容を示す項目データの内容を、該修正さ
    れた項目データを特定する特定情報に更新する更新手段
    とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ管理装置。
  6. 【請求項6】 前記更新手段は、 前記修正手段によって修正された項目データの修正前の
    内容と同一の内容を示す項目データを有する記録データ
    を表示する表示手段と、 前記表示手段で表示された記録データについて前記修正
    手段による修正を実行するか否かを指示する指示手段
    と、 前記指示手段で修正を実行すると指示された場合、前記
    表示手段で表示中の記録データの該当する項目データ
    を、前記修正手段で修正された項目データを特定する特
    定情報に変更する変更手段とを備えることを特徴とする
    請求項5に記載のデータ管理装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記修正手段によって
    修正された項目データの修正前の内容と同一の内容を示
    す項目データを有する記録データを、当該項目データを
    修正した内容で表示することを特徴とする請求項6に記
    載のデータ管理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記修正手段によって
    修正された項目データの修正前の内容と同一の内容を示
    す項目データを有する記録データを、当該項目データを
    修正した内容で表示するとともに、他の項目と区別でき
    る形式で前記表示手段に表示することを特徴とする請求
    項6に記載のデータ管理装置。
  9. 【請求項9】 複数の項目データを有する記録データ管
    理するデータ管理装置であって、 複数の項目データを有する記録データを記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶されている記録データの一覧を表示
    する表示手段と、 前記表示手段によって表示された記録データの一つを参
    照情報として選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された参照情報のうちの所望
    の項目データを修正する修正手段と、 前記修正手段で修正された項目はその修正内容を記憶
    し、修正されなかった項目は前記選択手段で選択した記
    録データの各該当項目を特定する特定情報で記憶する登
    録手段とを備えることを特徴とするデータ管理装置。
  10. 【請求項10】 各項目について項目データを入力する
    入力手段を更に備え、 前記表示手段は、前記記憶手段
    に記憶されている記録データのうち、前記入力手段によ
    って入力された項目データと同じ内容の項目データを有
    する記録データについて一覧表示することを特徴とする
    請求項9に記載のデータ管理装置。
  11. 【請求項11】 複数の項目データを有する記録データ
    を管理するデータ管理方法であって、 複数の項目データを有する記録データを記憶する工程
    と、 前記記憶手段における記録データの記憶において、他の
    記録データ中に同一内容の項目データが存在する場合、
    当該項目データを該他の記録データ中の該当項目を特定
    する特定情報にて記憶する工程と、 を備えることを特徴とするデータ管理方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段に記憶された記録データ
    の項目データを修正する工程と、 前記修正手段によって修正された項目データの修正前の
    内容と同一の内容を示す項目データの内容を、該修正さ
    れた項目データを特定する特定情報に更新する工程とを
    更に備えることを特徴とする請求項11に記載のデータ
    管理方法。
  13. 【請求項13】 複数の項目データを有する記録データ
    を管理するデータ管理方法であって、 記録データを入力する工程と、 前記入力手段により入力された記録データを記憶する工
    程と、 前記入力手段による記録データの入力に際して、前記記
    憶手段に既に記憶されている他の記録データ中に該記録
    データの項目データと同一内容の項目が存在する場合、
    前記他の記録データ中の該当する項目を特定する特定情
    報を当該記録データの項目データとして記憶する工程と
    を備えることを特徴とするデータ管理方法。
  14. 【請求項14】 複数の項目データを有する記録データ
    管理するデータ管理方法であって、 複数の項目データを有する記録データを記憶する工程
    と、 前記記憶手段に記憶手段に記憶されている記録データの
    一覧を表示する工程と、 前記表示手段によって表示された記録データの一つを参
    照情報として選択する工程と、 前記選択手段によって選択された参照情報のうちの所望
    の項目データを修正する工程と、 前記修正手段で修正された項目はその修正内容を記憶
    し、修正されなかった項目は前記選択手段で選択した記
    録データの各該当項目を特定する特定情報で記憶する工
    程とを備えることを特徴とするデータ管理方法。
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US8060838B2 (en) * 2004-11-01 2011-11-15 Nec Corporation Portable terminal and display data editing method for the same

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