JP3064719B2 - グラフ作成装置 - Google Patents

グラフ作成装置

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JP3064719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、グラフ化の対象とな
るデータを構成する複数の要素データ及び属性データか
ら所定形式のグラフを作成するグラフ作成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグラフ作成装置において
は、グラフを作成するには、元のデータ(グラフ化すべ
きデータ)をグラフ・アプリケーションに入力し(他の
アプリケーションのデータを参照する場合も含む)、ま
たグラフの種類を選択し、更にそのグラフに必要なパラ
メータを指定して作成(画面上へのグラフの描画、描画
データの保管、プリンタへの描画データの出力のいずれ
か、あるいは全て)を指示していた。
【0003】このようなグラフ作成装置では、折れ線グ
ラフ、棒グラフ、円グラフなどのグラフを作成すること
ができるのが一般的である。また様々な目的に合わせ
た、その他のグラフを作成することも可能な装置や、上
記各グラフを組み合わせて(重ね合わせて)使用するこ
とが可能なシステムも実現されている。
【0004】こうしたグラフ作成装置には、各グラフ毎
にグラフを作成するためのグラフ作成処理機能(プログ
ラム)が設けられているか、各グラフの作成をサポート
するグラフ作成処理機能(プログラム)が設けられてい
る。
【0005】また従来のグラフ作成装置には、通信回線
を介して他の装置(例えばグラフ作成機能を有するコン
ピュータ等)と接続されるものもあり、このようなグラ
フ作成装置においては、文書要求に応じて、通信回線を
介して他の装置で作成された電子文書が転送されるよう
になっている。この電子文書には特殊なグラフを含んで
いる場合も少なくない。
【0006】なお従来のグラフ作成としては特開平3−
164969号公報に開示されたものが知られており、
この公報に開示されたものでは、種類の異なるグラフを
同一画面上に同時に表示するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のグラフ作成装置では、特殊なグラフ(以下、特殊グ
ラフという)を含んだ電子文書を当該特殊グラフを処理
する機能を有していない場合(プログラムを起動してい
ない場合)は、その電子文書を受け取った際に、特殊グ
ラフのデータが電子文書から消滅されてしまう。良くて
も、特殊グラフを単なる図形の集合体として認識するの
が限度であった。
【0008】このため、グラフ作成に使用される数値デ
ータを見たいとか、数値データを変更してグラフを再作
成(グラフの種類は変更される)したいとか等のグラフ
処理を行うことはできなかった。
【0009】このような問題に対処すべく、上記特殊グ
ラフも含め複数種類のグラフ全てのプログラム(グラフ
作成処理機能)をグラフ作成装置に設けておき、これら
のプログラムを起動させておくことにより、特殊グラフ
を作成したり、その数値データを参照したりすることが
可能となる。
【0010】しかしこの場合は、殆ど使用することのな
い特殊グラフを処理するプログラムを常に起動させてお
かなければならないので、メモリ資源のムダであった。
また一般のユーザにとっては、そのようなプログラムを
購入しなければならないという不便さがあった。
【0011】この発明は、自己の装置で処理不可能な所
定形式のグラフを自己の装置で処理可能な他の形式のグ
ラフに変換することができるグラフ作成装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の第1の要素データと第1のグラフ
形式を含むグラフ化に関する属性データとを含むグラフ
化すべきデータを記憶する第1の記憶手段を有し、該第
1の記憶手段の記憶内容に基づいてグラフを作成するグ
ラフ作成装置において、複数の第2の要素データと第2
のグラフ形式を含むグラフ化に関する属性データとを含
む他の装置で作成されたグラフ化すべきデータを記憶す
る第2の記憶手段と、該第2の記憶手段に記憶されてい
る属性データに含まれている第2のグラフ形式を認識す
るグラフ形式認識手段と、該グラフ形式認識手段により
認識された第2のグラフ形式が、前記第1の記憶手段に
記憶されている属性データに含まれる第1のグラフ形式
とは異なっている場合は、前記第2の記憶手段に記憶さ
れている複数の第2の要素データと、前記第1の記憶手
段に記憶されている第1のグラフ形式を含むグラフ化に
関する属性データとに基づいてグラフを作成するグラフ
作成手段とを具備している。
【0013】
【作用】この発明においては、グラフ作成手段は、自己
装置で作成される、複数の第1の要素データと第1のグ
ラフ形式を含むグラフ化に関する属性データとを含むグ
ラフ化すべきデータを基にグラフを作成する。他の装置
で作成されたグラフ化すべきデータ(複数の第2の要素
データと第2のグラフ形式を含むグラフ化に関する属性
データ)を基にグラフを作成するに際し、最初に、グラ
フ形式認識手段によって当該グラフ化すべきデータ中の
属性データに含まれている第2のグラフ形式が認識され
る。次に、グラフ作成手段は、グラフ形式認識手段によ
り認識された第2のグラフ形式が、自己が作成すること
のできるグラフの第1のグラフ形式とは異なっている場
合は、他の装置で作成されたグラフ化すべきデータ中の
複数の第2の要素データと、上記第1のグラフ形式を含
むグラフ化に関する属性データとに基づいてグラフを作
成する。このため、自己のグラフ作成装置のグラフ作成
手段で作成不可能な、他の装置で作成された第2のグラ
フ形式のグラフを、当該グラフ作成手段で作成可能な第
1のグラフ形式のグラフに変換して出力することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0015】図1は、本発明に係るグラフ作成装置の一
実施例を機能ブロック図で示したものである。
【0016】同図において、グラフ作成装置は、グラフ
作成基本部10と、個別グラフ作成部20、30と、表
示部40とを有して構成されている。
【0017】グラフ作成基本部10は、グラフ化すべき
データを入力するデータ入力部11と、グラフの描画の
際に使用されるパラメータ(属性データ)を指定するパ
ラメータ入力部12と、データのフローを司る制御装置
13と、他の装置で作成されたグラフ化すべきデータを
受け取って制御装置13に転送すと共に制御装置13の
指令に従ってデータを個別グラフ作成部20、30に転
送する転送装置14と、グラフ作成部20、30で作成
することのできないグラフ(以下、未知グラフという)
のデータを格納する未知グラフ格納装置15と、未知グ
ラフを読み取る未知グラフ読み取り装置16とを有して
構成されている。
【0018】個別グラフ作成部20は、転送装置14か
ら受け取ったグラフ化されているグラフのデータ及びパ
ラメータ(属性データ)を格納する格納装置21と、他
の装置で作成されたグラフ化されているグラフからデー
タ及びパラメータ(属性データ)を読み取って格納装置
21に格納する読取装置22と、格納装置21内のデー
タ及びパラメータに基づいて実際にグラフを作成するグ
ラフ作成部23とを有して構成されている。またグラフ
作成部23は、作成したグラフに当該グラフの種類を認
識することのできる識別情報(以下、グラフIDとい
う)を付加する。なお格納装置21には、上述したよう
に、自己の装置のデータ入力部11及びパラメータ入力
部12によって入力グラフ化すべきデータ及びパラメー
タが転送装置14によって格納され、他の装置で作成さ
れたグラフ化すべきデータ及びパラメータが読取装置2
2によって格納されることになる。
【0019】また個別グラフ作成部30も、個別グラフ
作成部20と同様の構成になっている。
【0020】個別グラフ作成部20と個別グラフ作成部
30とは異なったグラフ形式のグラフを作成するように
設定されているので、この実施例では、2種類のグラフ
を作成することができる。勿論、これら2種類のグラフ
に限定されること無く、一般的に使用される種類の複数
のグラフ(棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ、積み上
げグラフ等)にそれぞれ対応してグラフ作成部を設ける
ことにより、3種類以上のグラフを作成することができ
るということは、言うまでもない。
【0021】表示部40は、個別グラフ作成部20ある
いは個別グラフ作成部30によって作成されたグラフを
表示する。
【0022】なおグラフ化すべきデータには、グラフを
構成する各構成要素をそれぞれ示す要素データから構成
されるテーブル、棒グラフや円グラフ等のグラフの種類
を示すグラフ形式やタイトルや各パラメータ等のグラフ
化に関する属性データが含まれており、要素データに
は、少なくとも、要素名(ラベル)とそれに対応する数
値データ又は文字列データとが含まれている。
【0023】なおこの実施例では、上述したグラフ作成
手段は図1に示した個別グラフ作成部20、30(特
に、グラフ作成部23、33)に対応し、上述した記憶
手段は図1に示した未知グラフ格納装置14に対応し、
上述したグラフ形式認識手段は制御装置13に対応し、
上述した処理手段は図1に示した制御装置13及び転送
装置14に対応している。
【0024】図2は、図1に示した実施例の装置を実現
するためのハードウェア構成を示すブロック図である。
具体的には、パーソナルコンピュータ、汎用コンピュー
タ、ワークステーション等の情報処理装置に適用するこ
とができる。
【0025】同図において、ディスク装置210は、本
発明に係るグラフ作成処理を含むグラフ作成機能を実現
するためのアプリケーション・プログラムが組み込まれ
ている文書作成アプリケーション・プログラム、グラフ
化するデータ、グラフ作成用の各パラメータを入力する
ためのプロパティシートデータを格納する。ディスク制
御部220はディスク装置210に対するアクセス制御
を行う。
【0026】キーボード230は、各種のデータ及びコ
マンド等を入力するためのものであり、マウス240は
表示装置の表示画面における所望の部位を指定するため
のポインティングデバイスである。キーボード/マウス
制御部250は、キーボード230及びマウス240か
ら入力された各種のデータ及び指令等を入力制御してい
る。
【0027】主メモリ260は、ディスク装置210か
らロードされたデータやプログラム等を記憶すると共
に、キーボード230及びマウス240から入力された
各種のデータ及び指令等を記憶する。
【0028】表示装置270はビットマップ形式のディ
スプレイであり、マルチウィンドウやプロパティシート
や作成されたグラフを表示する。表示制御部280は表
示装置270に対する表示制御を行う。
【0029】通信制御装置290は、通信回線を介して
他の装置との電子文書等のデータの送受を行う。この通
信制御装置290によって受信された電子文書等のデー
タは主メモリ260に記憶されると共に、必要に応じて
ディスク装置210に格納される。
【0030】中央処理装置(以下、CPUという)30
0は共通バスBUS200に接続され、共通バスBUS
200に接続された上記各制御部及び主メモリを制御す
ると共に、ディスク装置210から主メモリ260に上
記文書作成アプリケーション・プログラムをロードし実
行することにより、グラフ作成処理を実行する。
【0031】ここで、図1に示した機能プロック図の構
成要素と図2に示したブロック図の構成要素との対応関
係について説明する。
【0032】図1に示したデータ入力部11、パラメー
タ入力部12は図2に示したキーボード230やマウス
240に対応し、図1に示した制御装置13、未知グラ
フ読取装置16、読取装置22、32、グラフ作成部2
3、33は図2に示したCPU300に対応し(実際に
は、CPU300が、上記グラフ作成機能を実現するた
めのアプリケーション・プログラムを実行することによ
り実現される)、図1に示した転送装置14は図2に示
したCPU300に対応し、図1に示した未知グラフ格
納装置15、格納装置21、31は図2に示した主メモ
リ260、ディスク装置210に対応し、図1に示した
表示部40は図2に示した表示装置270に対応してい
る。
【0033】次に本実施例のグラフ作成処理について図
3を参照して説明する。図3はその処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【0034】ここでは、自己のグラフ作成装置内の個別
グラフ作成部で作成されたグラフについては、自己のグ
ラフ作成装置によってグラフの表示、変更、数値データ
の参照等のグラフ処理を実施することができるので、他
の装置から転送されていた電子文書内に含まれているグ
ラフを処理する動作について説明する。
【0035】最初に、通信回線を経て、他の装置からの
グラフを含む電子文書がグラフ作成装置に転送されてく
ると、その電子文書は、転送装置14を経て制御装置1
3に入力される。
【0036】制御装置13では、グラフを含む電子文書
をオープンすると共に(ステップ401)、グラフに付
加されているグラフIDを参照して、そのグラフIDに
対応する個別グラフ作成部が起動されているか否かを判
断する(ステップ402)。ここで、個別グラフ作成部
が起動されている場合は、制御装置13は、その該当す
る個別グラフ作成部に、グラフ作成処理を依頼する(ス
テップ403)。このときグラフのデータ及びパラメー
タが、転送装置14を経て上記該当する個別グラフ作成
部に入力されるので、当該個別グラフ作成部において
は、読取装置によって、グラフのデータ及びパラメータ
が読み取られて格納装置に格納されると共に、グラフ作
成部によって、格納装置内のグラフのデータ及びパラメ
ータに基づいてグラフが作成される。この作成されたグ
ラフは表示部40に表示されると共に、必要に応じて格
納装置にも格納される。
【0037】ステップ402において個別グラフ作成部
が起動されていない場合は、制御装置13は、未知グラ
フ読取装置16にグラフ作成処理を依頼する(ステップ
404)。未知グラフ読取装置16では、制御装置13
に展開されているグラフのデータ及びパラメータの内、
数値データ等の基本データを読み込んで(ステップ40
5)、未知グラフ格納装置15に格納し(ステップ40
6)、その後、処理を終了した旨を制御装置13へ通知
する。この場合、例えば棒グラフであった際には、棒グ
ラフを示すグラフの種類(グラフ形式)や、グラフを作
成するための棒のパターン情報などは格納されない。
【0038】制御装置13は、未知グラフ読取装置16
からの格納処理を終了した旨を受け取ると、自己の個別
グラフ作成部が作成不可能なグラフを含む電子文書を入
力した場合に、そのグラフの種類を変更する変更要求が
あるか否かを判断する(ステップ407)。この場合の
変更要求は、自己の個別グラフ作成部が作成可能なグラ
フに限られる。
【0039】ステップ407において変更要求がある場
合は、未知グラフ格納装置16に格納されている基本デ
ータを転送装置14に渡して、該当する個別グラフ作成
部に転送するよう依頼する。この結果として、上記基本
データは該当する個別グラフ作成部に転送されることと
なり、ここで、読取装置によって読み取られた後、格納
装置に格納される(ステップ408)。
【0040】このようにして基本データが該当する個別
グラフ作成部の格納装置に格納されると、制御装置14
は、その個別グラフ作成部に対してグラフ作成処理を依
頼する(ステップ409)。この該当する個別グラフ作
成部のグラフ作成部は、転送装置14から転送されてき
た制御装置13からの上記依頼に基づいてグラフを作成
して、表示部40に表示する。
【0041】ステップ407において変更要求がない場
合は、グラフを作成することができないので、処理を終
了する。
【0042】次に本実施例のグラフ作成処理を、図4の
具体例を用いて説明する。
【0043】図4において、パーソルコンピュータ(以
下、コンピュータという)500とコンピュータ600
とは通信回線600を介して接続されており、互いに通
信回線700を介してグラフを含む電子文書等のデータ
の送受を行う。コンピュータ500、600は本発明に
係るグラフ作成装置を適用したものであり、グラフ作成
基本部510、610は図1に示したグラフ作成基本部
10と同様の構成であり、棒グラフ作成部520、円グ
ラフ作成部620は図1に示したグラフ作成部20と同
様の構成であり、折れ線グラフ作成部530、630は
図1に示したグラフ作成部30と同様の構成であり、表
示部540、640は図1に示した表示部40と同様の
構成である。
【0044】従ってここでは、コンピュータ500にお
いては、棒グラフ作成部520と折れ線グラフ作成部5
30が起動されていることになり、一方、コンピュータ
600においては、円グラフ作成部620と折れ線グラ
フ作成部630が起動されていることになる。
【0045】コンピュータ500においては次のような
処理を実施する。ユーザは、データ入力部11によって
グラフ化したい数値データを入力すると共にパラメータ
入力部12によってグラフ化したいグラフの種類を含む
パラメータを入力する。この場合のグラフの種類は、起
動されているグラフ作成部がサポートする棒グラフと折
れ線グラフに限られる。ここでは棒グラフを指定するも
のとする。ユーザによって入力された数値データや棒グ
ラフ作成に必要なパラメータは、転送装置14を介して
棒グラフ作成部520の格納装置21に格納される。棒
グラフ作成部520では、数値データ、パラメータに基
づいて棒グラフを作成して、表示部540に表示する。
このとき棒グラフであることを認識できる識別情報(I
D)を作成された棒グラフに同時に記憶するようにす
る。
【0046】次に、コンピュータ600からの、折れ線
グラフ作成部630によって上記同様にして作成された
折れ線グラフを含む電子文書が、通信回線700を経て
コンピュータ500に転送されてくると、この電子文書
は、転送装置14を経て制御装置13に入力される。制
御装置13は、受け取った電子文書内の折れ線グラフに
付加されているグラフIDを参照して、このグラフ(折
れ線グラフ)を処理する折れ線グラフ作成部が起動され
ているか否かを判断する。この場合は、折れ線グラフ作
成部530が起動されているので、転送装置に対して、
電子文書を折れ線グラフ作成部530へ転送するよう指
示する。すると、折れ線グラフ作成部530には折れ線
グラフを含む電子文書が転送されるので、読取装置32
は電子文書から、折れ線グラフのデータ、パラメータを
読み取って、格納装置31に格納する。この結果として
グラフ作成部33によって折れ線グラフが作成され、そ
のグラフが表示部630に表示されることになる。
【0047】続いて、コンピュータ600からの、円グ
ラフ作成部630によって上記同様にして作成された円
グラフを含む電子文書が、通信回線700を経てコンピ
ュータ500に転送されてくると、この電子文書は、上
記同様に転送装置14を経て制御装置13に入力される
ので、制御装置13は、受け取った電子文書内の円グラ
フに付加されているグラフIDを参照して、このグラフ
(円グラフ)を処理する円グラフ作成部が起動されてい
るか否かを判断する。この場合は、起動されていないの
で、未知グラフ読取装置16にグラフ作成処理を依頼す
る。
【0048】未知グラフ読取装置16では、制御装置1
3に展開されている円グラフのデータ及びパラメータの
内、数値データ等の基本データを読み込んで、未知グラ
フ格納装置15に格納し、その後、処理を終了した旨を
制御装置13へ通知する。制御装置13は、未知グラフ
読取装置16からの格納処理を終了した旨を受け取る
と、グラフの種類の変更要求があるか否かを判断する。
【0049】ここで、変更要求がない場合は、既にユー
ザによって指定されている棒グラフの描画要求を元に、
電子文書に含まれている円グラフのイメージデータを、
パーソナルコンピュータ500に転送するよう転送装置
14に指示する。すると円グラフのイメージデータが個
別グラフ作成部20を介して表示部40に入力され、こ
の表示部40に円グラフ(図形的に)が表示される。し
かし、この円グラフにおいては、グラフ中では元のデー
タ(基本データなど)を把握することができず、割合と
して表示されるのみである。このとき、円グラフ(図形
的に)のまま、所定の操作により上記元のデータを参照
することができる。
【0050】ここで、ユーザによってグラフの変更要求
(グラフの再作成要求)があると、制御装置13は、未
知グラフ格納装置16に格納されている基本データを転
送装置14に渡して、コンピュータ500の棒グラフ作
成部520に転送するよう依頼する。この結果として、
上記基本データは棒グラフ作成部520に転送されるこ
ととなり、ここで、読取装置22によって読み取られた
後、格納装置21に格納される。
【0051】このようにして基本データが棒グラフ作成
部520の格納装置21に格納されると、制御装置14
は、棒グラフ作成部520に対してグラフ作成処理を依
頼する。結果として棒グラフ作成部520のグラフ作成
部23によって、格納装置21に格納された基本データ
に基づいて棒グラフが作成されることとなる。
【0052】このようにコンピュータ500では、本
来、グラフ処理操作することができない円グラフを棒グ
ラフに変更して、グラフを作成することができる。また
グラフ化となる数値データを操作することができるの
で、数値データを変更して新たなグラフ(例えば棒グラ
フ)を作成することができる。
【0053】以上説明したように本実施例によれば、グ
ラフの種類が豊富になったからといって、全てのグラフ
作成処理機能(プログラム)を起動(あるいは購入)す
ることなく、起動されていないグラフ作成処理機能で作
成されるグラフを、取り敢えず、起動されているグラフ
作成処理機能でグラフ処理することができるので、ハー
ドウェア資源の有効利用、コストの低減を図ることがで
きる。また入力されたグラフ化不可能なグラフ形式のグ
ラフのデータに基づいて、グラフ化可能なグラフ形式の
グラフとして作成することができるので、グラフ形式が
異なっているが、そのグラフを参照して、データの大勢
を認識することができる。
【0054】次に本実施例の応用例について説明する。
【0055】最近、コンピュータには、文書処理も単純
なテキスト、図形の処理だけでなく、イメージ、数式、
その他多様な機能が設けられるようになってきている。
これらの機能を1つの文書処理システムで構築しようと
した場合には、それらの機能を実現するためのソフトウ
ェア(プログラム)をメインメモリ上に常駐させておか
なければならない。しかし殆ど使用することのないプロ
グラムもメインメモリに常駐させておかなければならな
いので、メモリ資源の無駄である。
【0056】そこで、文書処理を機能単位に分解し、必
要な機能のみをメインメモリ上で起動し、不必要な機能
をディスク装置に格納しておく。
【0057】例えば単純なテキスト処理、図形の処理、
イメージ処理、数式処理毎のプログラムを用意し、通常
は頻繁に使用されるテキスト処理、図形の処理の各プロ
グラムを起動させておき、イメージ処理、数式処理の各
プログラムはディスク装置に格納しておく。そして、数
式処理のプログラムを起動していない場合に、数式処理
を含んだ電子文書を処理する際に、ディスク装置からメ
インメモリに数式処理のプログラムをローディングして
実行することにより、数式処理を実施することが可能と
なる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グラフ作成手段は、他の装置で作成されたグラフ化すべ
きデータを基にグラフを作成するに際し、グラフ形式認
識手段により認識された第2のグラフ形式が、自己が作
成することのできるグラフの第1のグラフ形式とは異な
っている場合は、他の装置で作成されたグラフ化すべき
データ中の複数の第2の要素データと、上記第1のグラ
フ形式を含むグラフ化に関する属性データとに基づいて
グラフを作成するようにしているので、自己のグラフ作
成装置のグラフ作成手段で作成不可能な、他の装置で作
成された第2のグラフ形式のグラフを、当該グラフ作成
手段で作成可能な第1のグラフ形式のグラフに変換して
出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラフ作成装置の一実施例を示す
機能ブロック図。
【図2】図1に示した実施例の装置を実現するためのハ
ードウェア構成を示すブロック図。
【図3】本実施例におけるグラフ作成処理動作を示すフ
ローチャート。
【図4】本実施例におけるグラフ作成処理を説明するた
めの図。
【符号の説明】
10…グラフ作成基本部、11…データ入力部、12…
パラメータ入力部、13…制御装置、14…転送装置、
15…未知グラフ格納装置、16…未知グラフ読取装
置、20、30…個別グラフ作成部、21、31…格納
装置、22、32…読取装置、23、33…グラフ作成
部、40…表示部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の第1の要素データと第1のグラフ形
    式を含むグラフ化に関する属性データとを含むグラフ化
    すべきデータを記憶する第1の記憶手段を有し、該第1
    の記憶手段の記憶内容に基づいてグラフを作成するグラ
    フ作成装置において、 複数の第2の要素データと第2のグラフ形式を含むグラ
    フ化に関する属性データとを含む他の装置で作成された
    グラフ化すべきデータを記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶されている属性データに含ま
    れている第2のグラフ形式を認識するグラフ形式認識手
    段と、 前記グラフ形式認識手段により認識された第2のグラフ
    形式が、前記第1の記憶手段に記憶されている属性デー
    タに含まれる第1のグラフ形式とは異なっている場合
    は、前記第2の記憶手段に記憶されている複数の第2の
    要素データと、前記第1の記憶手段に記憶されている第
    1のグラフ形式を含むグラフ化に関する属性データとに
    基づいてグラフを作成するグラフ作成手段とを具備する
    ことを特徴とするグラフ作成装置。
JP1278893A 1993-01-28 1993-01-28 グラフ作成装置 Expired - Fee Related JP3064719B2 (ja)

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