JP2002024020A - 画面制御プログラム、動的表示情報取得プログラム、画面表示トランザクションプログラム、画面コンポーネントインタフェースプログラム、画面プログラム作成方法 - Google Patents

画面制御プログラム、動的表示情報取得プログラム、画面表示トランザクションプログラム、画面コンポーネントインタフェースプログラム、画面プログラム作成方法

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JP2002024020A
JP2002024020A JP2001048494A JP2001048494A JP2002024020A JP 2002024020 A JP2002024020 A JP 2002024020A JP 2001048494 A JP2001048494 A JP 2001048494A JP 2001048494 A JP2001048494 A JP 2001048494A JP 2002024020 A JP2002024020 A JP 2002024020A
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program
dynamic display
function
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Daisuke Imamura
大輔 今村
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/30Creation or generation of source code
    • G06F8/38Creation or generation of source code for implementing user interfaces

Abstract

(57)【要約】 【課題】画面プログラムの開発・変更を効率化する。 【解決手段】コンピュータに、動的に変化する表示内容
を得るために予め用意されている動的表示処理を指定す
る動的表示処理識別情報と、この動的表示処理識別情報
で指定されている動的表示処理で利用する表示属性情報
とを取得する動的表示情報取得機能3、動的表示情報取
得機能3によって取得された動的表示処理識別情報で指
定されている動的表示処理に対してその動的表示処理に
対応する表示属性情報を提供する属性情報提供機能4a
を実現させるための画面制御プログラム1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイに画
面を表示し、ユーザからの対話的な入力を受け付けるた
めの画面プログラムを構成する画面制御プログラム、動
的表示情報取得プログラム、画面表示トランザクション
プログラム、画面コンポーネントインタフェースプログ
ラム、画面プログラム作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが対話的にデータを入力するため
の画面プログラムを作成する場合において、プログラム
言語により画面プログラムを記述して作成する方法が利
用されている。
【0003】また、他の画面プログラムの作成方法とし
て、開発ツールを用いて画面イメージを作画的に編集し
ながら画面に関するプログラムソースを生成する方法が
ある。
【0004】さらに、ファイルなどに画面のレイアウト
情報を定義しておき、実行時にプログラムがこの画面の
レイアウト情報を読み込んで画面を表示する方法も利用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の3種類の画面プ
ログラム作成方法のうち、プログラム言語により画面プ
ログラムを記述する方法を利用した場合には、プログラ
ムの自由度は高くなるが記述量が多くなる。また、プロ
グラムを変更する場合にプログラムの編集及びコンパイ
ル等の作業が必要である。したがって、開発効率の向上
が困難である。
【0006】また、画面プログラムの開発ツールを利用
する場合には、画面のレイアウト作成は容易になる。し
かしながら、画面表示のために必要とされる処理につい
ては、プログラム言語で記述する必要がある。したがっ
て、この方法を利用しても画面プログラムの作成が困難
な場合がある。また、この方法ではレイアウトの変更が
必要な場合にコンパイルする必要がある。したがって、
画面プログラムの作成・変更に手間がかかる。
【0007】画面のレイアウト情報を予め定義しておい
て実行時に読み込む場合には、画面のレイアウトを変更
する場合であってもプログラムソースの編集及びコンパ
イルが不要である。したがって、この方法を利用すれ
ば、プログラムの開発効率はよくなる。しかしながら、
この方法では、プログラム外部に定義できるレイアウト
情報の情報量に限りがあり、自由度と拡張性が高くな
い。例えば、この方法を利用すると、画面を構成する部
品の大きさ、位置、色の種類、画面上に配置される文字
の指定などについては、レイアウト情報として定義可能
である。その一方、この方法を利用した場合には、画面
表示のために必要とされる処理についてプログラム内で
定義する必要があり、レイアウト情報などのようにプロ
グラム外部で定義できない。したがって、画面表示のた
めに必要とされる処理についてはプログラムで記述する
必要がある。また、画面表示のために必要とされる処理
を変更する場合には、作成したプログラムをコンパイル
する必要がある。
【0008】このように、上記3種類の画面プログラム
作成方法を利用する場合には、画面表示のために必要と
される処理をプログラム言語により記述する必要があ
る。また、処理の変更時にコンパイルする必要がある。
このため、開発労力がかかるという問題がある。
【0009】さらに、各種のアプリケーション・プログ
ラム(以下、アプリケーションという)で問題になるの
は、障害発生時のアプリケーションの状態管理である。
業務処理の障害に応じてデータベースの内容を復帰させ
ることは、通常行われている。その一方、業務処理の障
害が発生した場合に、画面の入力状態についても同様に
復帰させることが望まれる。アプリケーションが障害か
ら復帰した場合に、障害発生前において入力済みの内容
を、ユーザが画面に対して再入力するのは効率的ではな
い。
【0010】しかしながら、画面の表示状態を適切な状
態に復帰させるプログラム開発には多くの労力がかか
る。
【0011】加えて、従来において、アプリケーション
の画面プログラムにおいて実行する処理は、データのキ
ー入力受付処理、一覧に基づく選択受付処理、プログラ
ム(業務ロジック)の実行依頼処理などに定形化するこ
とができる。
【0012】ここで、データのキー入力受付処理とは、
テキストフィールドを表示し、ユーザのテキスト入力を
受け付ける処理である。データのキー入力受付処理は、
入力されたテキストのチェックとチェック結果に応じた
動作を実行する。
【0013】一覧に基づく選択受付処理とは、選択肢と
なる一覧をデータベースやファイルから取得して表示
し、ユーザの選択を受け付ける処理である。
【0014】プログラムの実行依頼処理とは、実行ボタ
ンの押下などにより、入力されたデータを収集し、その
収集したデータをプログラムに渡してそのプログラムの
実行を依頼する処理、または収集したデータをサーバプ
ログラムに送信する処理である。
【0015】従来において、データのキー入力受付処理
を実行する画面プログラムを作成する場合には、開発者
は、ボタン、テキストフィールドなどの画面コンポーネ
ントの配置を定めた後、部品毎にキー入力イベントによ
り入力チェックを行うプログラムを記述する必要があ
る。
【0016】また、開発者は、一覧に基づく選択受付処
理を実行する画面プログラムを作成する場合には、一覧
データを取得し、かつ画面コンポーネントに対して取得
したデータを設定するためのプログラムを記述する必要
がある。
【0017】また、プログラムの実行を依頼する画面プ
ログラムを作成する場合には、開発者は、ボタンの押下
イベントにより画面に配置された各画面コンポーネント
のデータを取得し、プログラム又はサーバに渡す形式に
変換し、プログラム又はサーバを呼び出すためのプログ
ラムを記述する必要がある。
【0018】しかしながら、画面プログラムを作成する
度にこのような作業を行うのは労力がかかる。
【0019】さらに、複雑な画面プログラムを作成する
場合には、1画面を複数の開発者で分担して作成する必
要が生じる。しかしながら、従来は、画面を複数の部分
に分割し、それぞれの部分について画面プログラムを作
成することが困難であった。
【0020】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、拡張性の高い画面プログラムを効率的かつ
容易に開発し、画面プログラムの耐障害性を向上させる
ための画面制御プログラム、動的表示情報取得プログラ
ム、画面表示トランザクションプログラム、画面コンポ
ーネントインタフェースプログラム、画面プログラム作
成方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するにあた
って講じた具体的手段について以下に説明する。
【0022】第1の発明は、コンピュータに、動的に変
化する表示内容を得るために予め用意されている動的表
示処理を指定する動的表示処理識別情報と、この動的表
示処理識別情報で指定されている動的表示処理で利用す
る表示属性情報とを取得する動的表示情報取得機能、動
的表示情報取得機能によって取得された動的表示処理識
別情報で指定されている動的表示処理に対してその動的
表示処理に対応する表示属性情報を提供する属性情報提
供機能、を実現させるための画面制御プログラムであ
る。
【0023】この第1の発明の骨子は、動的に変化する
表示内容を得るために動的表示処理が予め用意されてお
り、この動的表示処理の指定及びこの動的表示処理で利
用する属性の指定によって画面プログラムを構成可能な
点にある。
【0024】この第1の発明における画面制御プログラ
ムを利用する場合においては、開発者は、動的表示処理
と表示属性情報とを指定すればよい。これにより、開発
者は、表示する時点で動的に変化する内容を画面上に表
示させる処理をプログラム言語により記述する必要がな
く、容易に画面プログラムを作成できる。また、開発者
は、画面プログラムの作成時あるいは変更時に、作成中
の画面プログラムをコンパイルする必要もない。
【0025】したがって、開発者は、拡張性の高い画面
プログラムを効率的に開発できる。
【0026】第2の発明は、第1の発明と同様の画面制
御プログラムである。この第2の発明における属性情報
提供機能は、動的表示情報取得機能によって取得された
動的表示処理識別情報で指定されている動的表示処理を
組み込む。
【0027】この第2の発明においては、予め用意され
ている動的表示処理にうち、開発者によって指定された
動的表示処理が属性情報提供手段に対してプラグインさ
れ、表示属性情報に基づく利用が可能となる。
【0028】これにより、開発者は、画面プログラム作
成時あるいは変更時にプログラムを記述する労力を削減
できる。
【0029】すなわち、開発者は、単に動的表示処理と
表示属性情報を指定するのみで、画面プログラムに組み
込むべき処理を利用・変更できる。
【0030】第3の発明は、第1又は第2の発明と同様
の画面制御プログラムである。この第3の発明における
動的表示処理は、表示属性情報の内容に基づいて検索を
行う処理であるという特徴を持つ。
【0031】これにより、あるキーにしたがって検索さ
れたデータを画面に表示する画面プログラムを作成する
場合に、開発者は、検索を行う動的表示処理を指定し、
そのキーを表示属性情報として指定するのみでよい。し
たがって、上記と同様の効果を得ることができる。
【0032】なお、動的表示処理の他の例としては、入
力内容をチェックしてエラーの場合にその旨を返す入力
チェック処理、新規の画面をポップアップするポップア
ップ処理などがある。
【0033】第4の発明は、コンピュータに、動的に変
化する表示内容を得るために予め用意されている動的表
示処理を指定する動的表示処理識別情報と、この動的表
示処理識別情報で指定されている動的表示処理で利用す
る表示属性情報とを取得する取得機能、動的表示処理識
別情報で指定されている動的表示処理にその動的表示処
理で利用する表示属性情報を提供する画面制御機能に対
して、取得機能によって取得された動的表示処理識別情
報と表示属性情報とを提供する提供機能、を実現させる
ための画面制御プログラムである。
【0034】この第4の発明における動的表示情報取得
プログラムは、先の第1の発明における動的表示情報取
得機能としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ムである。
【0035】第5の発明は、第4の発明と同様の動的表
示情報取得プログラムである。この第5の発明における
動的表示情報取得プログラムは、所定のフォーマットで
記述されている動的表示処理識別情報と表示属性情報と
を画面制御機能で取り扱い可能なフォーマットに変換す
るフォーマット変換機能をコンピュータに実現させる。
【0036】これにより、例えばXML(Extensible M
arkup Language)ファイル、HTML(HyperText Mark
up Language)ファイル,CSVファイル等のような所
定の形式で記述されたファイルとして動的表示処理識別
情報と表示属性情報とを受け付け、その内容を後段の画
面制御機能で取り扱い可能に変換し、変換後のファイル
を画面制御機能に提供できる。
【0037】第6の発明は、コンピュータに、画面に対
する入力内容が正常か否かを判断し、正常であると判断
した場合にその入力内容を画面表示トランザクション情
報として記憶する記憶機能、再表示指示を受け付けた場
合に、記憶機能によって記憶された画面表示トランザク
ション情報を参照し、任意の時点での正常な入力内容を
画面上に再現する再現機能、を実現させるための画面表
示トランザクションプログラムである。
【0038】この第6の発明における画面表示トランザ
クションプログラムは、上記の動的表示処理の一つとし
て利用可能である。この画面表示トランザクションプロ
グラムを利用すると、画面への入力作業中に障害が発生
し、その後障害から復帰した場合に、障害発生前の任意
の時点での正常な入力内容を再表示することができる。
【0039】したがって、ユーザの操作を効率化でき、
画面プログラムの耐障害性を向上させることができる。
【0040】第7の発明は、コンピュータに、画面プロ
グラムを構成するために階層的に組み合わされる画面コ
ンポーネント間で、データを交換するためのインタフェ
ース機能を実現させるための画面コンポーネントインタ
フェースプログラムである。
【0041】この第7の発明を利用することにより、管
理型の画面コンポーネントと非管理型の画面コンポーネ
ントとの間のデータ交換を容易に行うことができ、画面
プログラムの作成を容易化できる。
【0042】第8の発明は、コンピュータに、画面プロ
グラムを構成するために用意されている画面コンポーネ
ントと、この画面コンポーネントに対して機能とデータ
とのうちの少なくとも一方を付加するために装着される
カスタムコンポーネントとの間で、データを交換するた
めのインタフェース機能を実現させるための画面コンポ
ーネントインタフェースプログラムである。
【0043】この第8の発明を利用することにより、画
面コンポーネントとこの画面コンポーネントに装着され
るカスタムコンポーネントとの間のデータ交換を容易に
行うことができる。また、カスタムコンポーネントの作
成が容易になる。したがって、画面プログラムの作成を
容易化できる。
【0044】なお、上記のようなプログラム、及びこの
プログラムを記録した記録媒体を用いることによって、
上述した機能を有していない計算機システム、サーバや
クライアント等の計算機に対して、簡単に上述した機能
を付加することができる。
【0045】第9の発明は、コンピュータシステムによ
り画面プログラムを作成する方法に関する。この第9の
発明の画面プログラム作成方法は、画面プログラムを構
成するために用意されている画面コンポーネントとその
配置位置をユーザに選択させるための画面をディスプレ
イに表示するステップと、ユーザによる画面コンポーネ
ントとその配置位置の選択内容を入力手段により入力す
るステップと、ユーザによって選択された画面コンポー
ネントに対して機能とデータとのうちの少なくとも一方
を付加するために装着されるカスタムコンポーネント
を、ユーザに選択させるための画面をディスプレイに表
示するステップと、ユーザによるカスタムコンポーネン
トの選択内容を入力手段により入力するステップと、ユ
ーザによって選択された画面コンポーネントにカスタム
コンポーネントを装着して画面プログラムの構成要素と
するステップとからなる。
【0046】この方法を利用することで、開発者の画面
プログラムの作成が容易になる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。なお、以下に示す各図
において、同一の部分については同一の符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳し
く説明する。
【0048】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、レイアウト情報に加えて、画面表示のために必要
とされる処理を指定する動的表示情報を取得し、アプリ
ケーション(業務アプリケーション)の画面を表示する
画面制御プログラムについて説明する。
【0049】図1は、本実施の形態に係る画面制御プロ
グラムによって計算機上で実現される機能を示すブロッ
ク図である。
【0050】本実施の形態に係る画面制御プログラム1
は、主にレイアウト情報取得機能2、動的表示情報取得
機能3、制御機能4を計算機や計算機システム上で実現
する。また、画面制御プログラム1は、検索処理インタ
フェース5a、入力チェック処理インタフェース5b、
ポップアップ処理インタフェース5cを持つ。さらに、
画面制御プログラム1は、データ入出力機能6、画面表
示トランザクション機能7を計算機や計算機システム上
で実現する。
【0051】画面制御プログラム1は、例えば検索処理
や、入力チェック処理、ポップアップ処理などのよう
に、画面に表示される時点で動的に変化する表示内容を
得るために予め作成されている動的表示処理(以下、
「コンポーネント」という)8a〜8cを利用する。コ
ンポーネント8a〜8cは既にコンパイルされており、
そのままの状態で実行可能なプログラムである。
【0052】開発者(画面表示プログラム作成者)は、
アプリケーション11の画面についてのレイアウト情報
9と動的表示情報10とを入力する。
【0053】レイアウト情報9には、先に述べたよう
に、例えば画面を構成するための部品の配置位置、大き
さ、色などのような、画面を構成する場合に固定的に決
定される静的情報が主に記述されている。
【0054】動的表示情報10には、ユーザが利用した
いコンポーネントを指定した動的表示処理識別情報や、
このコンポーネントの処理内容を決定するために必要な
表示属性情報が記述されている。ここでは、例として検
索処理、入力チェック処理、ポップアップ処理を指定す
る旨の動的表示処理識別情報が、動的表示情報10に記
述されている。また、動的表示情報10には、検索処理
においてテーブルT1の内容が検索対象となる旨の表示
属性情報が記述されている。
【0055】レイアウト情報取得機能2は、レイアウト
情報9に定義されている内容を解析し、解析結果を制御
機能4に伝える。
【0056】動的表示情報取得機能3は、動的表示情報
10に定義された内容を解析し、解析結果を制御機能4
に伝える。この動的表示情報取得機能3は、主に取得機
能3aと、変換機能3bと、提供機能3cとから構成さ
れている。
【0057】所定のフォーマットで記述されている動的
表示情報10が取得機能3aによって読み込まれると、
その記述内容は変換機能3bによって制御機能4で取り
扱い可能なフォーマットに変換され、提供機能3cによ
って制御機能4に提供される。
【0058】制御機能4の備える属性情報提供機能4a
は、動的表示情報取得機能3から提供された動的表示処
理識別情報によって指定されているコンポーネントを、
プラグインするための制御を行う。また、属性情報提供
機能4aは、プラグインされたコンポーネントに対して
該当する表示属性情報を提供し、結果を取得する。
【0059】加えて、制御機能4は、フィールド(画面
上で入出力を行うための部品、例えばテキストフィール
ド)の表示や動作の制御を行う。
【0060】検索処理インタフェース5aは、検索処理
用のコンポーネント8aをプラグインし、動的表示情報
10で定義された検索用の表示属性情報に基づいてファ
イルやデータベースのテーブルを検索し、検索結果を制
御機能4に返却する。
【0061】入力チェック処理インタフェース5bは、
入力チェック処理用のコンポーネント8bをプラグイン
し、レイアウト情報9もしくは動的表示情報10に定義
された入力チェック用の表示属性情報に基づいてフィー
ルドに入力された値をチェックし、そのチェック結果を
制御機能4に返却する。
【0062】ポップアップ処理インタフェース5cは、
ポップアップ処理用のコンポーネント8cをプラグイン
し、動的表示情報10で定義されたポップアップ処理用
の表示属性情報に基づいてポップアップウィンドウを表
示し、ポップアップウィンドウ上で決定されたデータを
制御機能4に反映する。
【0063】データ入出力機能6は、画面上のフィール
ドに対して入力されたデータを取得し、またアプリケー
ション11から提供されたデータを画面上のフィールド
にセットする。
【0064】画面表示トランザクション処理機能7は、
入出力の状態が正常な場合にその入出力状態を示すオブ
ジェクトを作成し、保存する。また、画面に対するトラ
ンザクションの開始を指示された場合に、保存されてい
るオブジェクトを用いて画面表示の復帰を行う。
【0065】以下に、上記構成により実現される動作を
具体的に説明する。
【0066】図2は、レイアウト情報9の具体例を示す
図である。このレイアウト情報9の例では、XMLを用
いて記述されている場合を示しているが、その他にもC
SV形式、特定の文字をデリミタとする形式、固定長フ
ァイル形式が利用できる。
【0067】図3は、本実施の形態に係る画面制御プロ
グラム1がレイアウト情報9を読み込んだ場合の処理手
順を例示するシーケンス図である。
【0068】まず、アプリケーション11が、レイアウ
ト情報取得機能2に対してレイアウト情報9をセットす
る(301)。レイアウト情報取得機能2は、先の図2
に示すレイアウト情報9の2行目〜21行目に示す〈fi
eld〉〜〈/field〉を1フィールド分の定義として展開
する(302)。XML文書の展開にはXMLパーザと
いった既存の技術を用いることができる。
【0069】展開されたフィールド毎のレイアウト情報
は、レイアウト情報取得機能2から制御機能4に対して
セットされる(303)。
【0070】制御機能4は、セットされたレイアウト情
報にしたがってフィールドを作成する(304)。以
下、処理302〜304が〈field〉タグの数だけ繰り
返される(305)。
【0071】図4は、〈field〉タグの数だけ繰り返さ
れる各フィールドの作成処理を例示するフローチャート
である。
【0072】制御機能4は、先の図2に示すレイアウト
情報9の2行目の〈field〉タグ内に指定されているI
Dを関連付けたフィールドオブジェクトを作成する(4
01)。
【0073】次に、先の図2に示すレイアウト情報9の
3行目〜11行目に定義されている位置属性などのフィ
ールドの表示に関する情報を、作成されたフィールドオ
ブジェクトに対してセットする(402)。
【0074】例えば、制御機能4は、先の図2に示すレ
イアウト情報9の7行目の〈label〉タグに囲まれた属
性により、フィールドのラベルをフィールドオブジェク
トにセットする。
【0075】次に、制御機能4は、レイアウト情報9に
入力チェック属性が定義されているか否かを判断する
(403)。先の図2に示すレイアウト情報9について
は、13行目の〈validation〉タグの有無により判断可
能である。
【0076】ここで、入力チェック属性が指定されてい
る場合には、先の図2に示すレイアウト情報9の15行
目の〈component〉タグで指定された入力チェック用の
コンポーネントを作成するか、あるいはコンポーネント
のインスタンスを取得する(404)。Java言語の
場合、クラス名からオブジェクトの作成が可能であり、
この処理404に用いることができる。
【0077】次に、制御機能4は、入力チェック用コン
ポーネントをフィールドに登録する(405)。
【0078】次に、制御機能4は、先の図2に示すレイ
アウト情報9の14行目に示す入力チェックのトリガー
となるキーと、16行目〜19行目に示すエラー時の動
作とをフィールドに登録する(406)。
【0079】そして、制御機能4は、フィールドを先の
図2に示すレイアウト情報9の12行目に指定するよう
に初期状態にし、処理を完了する(407)。この例で
は、初期状態は「UNEDITABLE」と指定される。
【0080】図5は、上記のようなレイアウト情報9に
基づく制御機能4の処理によって構成される画面を示す
図である。
【0081】レイアウト情報9に基づいて作成された画
面12は、ラベル12a〜12cや初期状態のフィール
ド12d〜12fなどのような画面要素を表示してい
る。
【0082】例えば、先の図2に示すレイアウト情報9
の7行目の〈label〉タグに囲まれた属性は、フィール
ド12dのラベル12aに相当する。このため、ラベル
12aには「数量」と表示される。
【0083】また、先の図2に示すレイアウト情報9の
12行目において、初期状態は「UNEDITABLE」と指定す
る旨が記載されているため、フィールド12dの初期状
態は編集不可能状態となっている。
【0084】図6は、画面制御プログラム1がレイアウ
ト情報9を読み込んだ場合の処理手順の変形例を示すシ
ーケンス図である。
【0085】この変形例において、アプリケーション1
1は、レイアウト情報取得機能2に対してレイアウト情
報9をセットする(601)。
【0086】レイアウト情報取得機能2は〈field〉〜
〈/field〉までを1フィールド分の定義として展開する
(602)。
【0087】次に、レイアウト情報取得機能2が1フィ
ールド分のレイアウト情報を格納したレイアウト情報オ
ブジェクト94を作成し(603、604)、このレイ
アウト情報オブジェクト94を制御機能4にセットする
(605)。
【0088】制御機能4は、フィールドを作成し、属性
をセットする(606)。
【0089】その後、処理602から処理606までの
動作がフィールドの数だけ繰り返される(607)。
【0090】図7は、レイアウト情報9において定義さ
れた入力チェック属性にしたがって画面制御プログラム
1が実行する入力チェック処理の処理手順を例示するシ
ーケンス図である。
【0091】ユーザは、フィールドに値を入力した後、
入力チェックのトリガーとなる操作を行う(701)。
先の図2に示すレイアウト情報9の14行目に〈trigge
r〉タグで囲まれた属性として「VK_ENTER」が指定され
ている。この「VK_ENTER」は、エンターキーの入力が入
力チェックのトリガーになることを示している。
【0092】このトリガーキーの入力によって、制御機
能4は、フィールドに入力された値を入力チェック処理
インタフェース5bに対して渡し、入力のチェックを指
示する(702)。
【0093】入力チェック処理インタフェース5bは、
値の入力されたフィールドに登録された入力チェック処
理用のコンポーネント8bに対して入力チェックを指示
する(703)。
【0094】入力チェック処理用のコンポーネント8b
は、渡された値を自分の実装により判断し、エラーか否
かを入力チェック処理インタフェース5bに返却する
(704)。
【0095】入力チェック処理インタフェース5bは、
得られた結果を制御機能4に返却する(705)。
【0096】制御機能4は、チェック結果がエラーだっ
た場合に先の図2に示す16行目〜19行目に定義され
た内容にしたがってフィールドの属性変更を行う。
【0097】このような動作は、共通的に必要とされる
性質であるためフィールドを構成するプログラムに予め
用意されている。レイアウト情報9が記述されているフ
ァイルでは、作り込まれているプログラムの中から選択
的に利用する処理を指定している。この例では、〈typ
e〉タグに「CHANGE_BACKGROUND_COLOR」と定義されてお
り、また〈param〉タグで「background」が#FF0000と指
定されている。
【0098】したがって、図8に例示するように、入力
チェックの結果がエラーだった場合には、そのフィール
ド12dの背景色が赤になる。
【0099】続いて、本実施の形態において特徴的な情
報である動的表示情報10について説明する。なお、上
記のレイアウト情報9において説明した入力チェック属
性は、この動的表示情報10で指定されてもよい。
【0100】図9は、動的表示情報10の具体例を示す
図である。
【0101】この動的表示情報10の例では、レイアウ
ト情報9と同様にXMLを用いて記述された場合を示し
ているが、他にもCSV形式、特定の文字をデリミタ
(Delimiter)とする形式、固定長ファイル形式で記述
してもよい。
【0102】図10は、本実施の形態に係る画面制御プ
ログラム1が動的表示情報10を読み込んだ場合の処理
手順を例示するシーケンス図である。
【0103】まず、アプリケーション11が、動的表示
情報取得機能3に対して動的表示情報10をセットする
(1001)。動的表示情報取得機能3は、先の図9に
示す動的表示情報10の2行目〜13行目に示す〈fiel
d〉〜〈/field〉を1フィールド分の定義として展開す
る(1002)。XML文書の展開にはレイアウト情報
9の場合と同様にXMLパーザといった既存の技術を用
いることができる。
【0104】展開されたフィールド毎の動的表示情報
は、動作表示情報取得機能3から制御機能4に対してセ
ットされる(1003)。
【0105】制御機能4は、セットされた動的表示情報
にしたがってフィールドの表示属性をセットする(10
04)。以下、処理1002〜1004の処理が〈fiel
d〉タグの数だけ繰り返される(1005)。この結
果、画面上のそれぞれのフィールドについての表示属性
が変更され、かつ動作に必要な情報が各フィールドにセ
ットされる。
【0106】図11は、上記のような動的表示情報10
に基づく制御機能4の処理によって構成される画面を示
す図である。
【0107】この画面12においては、先の図9に示す
動的表示情報10における3行目の指定にしたがって、
「area」というIDのフィールド12eが〈state〉タ
グで囲まれた「COMBO」という表示属性となる。この「C
OMBO」という表示属性は、一覧に基づく選択を可能と
し、かつフィールドに対する直接の文字入力を可能とす
るコンポーネントを示す動的表示処理識別情報である。
「COMBO」という表示属性を指定することで、画面要素
14aに示すような動的な表示形態が採用される。
【0108】また、先の図9に示す動的表示情報10に
おける15行目の指定にしたがって、「product」とい
うIDを持つフィールド12fが「POPUP」という表示
属性となる。この「POPUP」はフィールドにポップアッ
プウィンドウを表示する時に押下するためのボタンを付
属するコンポーネントを示す動的表示処理識別情報であ
る。「POPUP」という表示属性を指定することで、画面
要素14bに示すような動的な表示形態が採用される。
このフィールドにセットされる表示属性毎の処理につい
ては後述する。
【0109】図12は、画面制御プログラム1が動的表
示情報10を読み込んだ場合の処理手順の変形例を示す
シーケンス図である。
【0110】この変形例において、アプリケーション1
1は、動的表示情報取得機能3に対して動的表示情報1
0をセットし(1201)、〈field〉〜〈/field〉ま
でを1フィールド分の定義として展開する(120
2)。
【0111】次に、動的表示情報取得機能3は、1フィ
ールド分の動的表示情報の格納された動的表示情報オブ
ジェクト95を作成し(1203、1204)、この動的
表示情報オブジェクト95を制御機能4にセットする
(1205)。
【0112】制御機能4は、フィールドに属性をセット
する(1206)。
【0113】そして、処理1202から1206と同様
の動作がフィールドの数だけ繰り返される(120
7)。
【0114】図13は、フィールドにセットされた表示
属性が検索だった場合に画面制御プログラム1が実行す
る処理の手順を例示するシーケンス図である。
【0115】また、図14は、フィールドにセットされ
た表示属性が検索だった場合の画面制御プログラム1の
処理を例示するフローチャートである。
【0116】制御機能4に動的表示情報10がセットさ
れると、制御機能4はそれぞれのフィールド毎にフィー
ルドの表示属性を変更する(1401)。
【0117】制御機能4は、フィールドの表示属性が
「COMBO」、「PULLDOWN」といった一覧選択を行うもの
であるか否か(検索についての動的表示処理識別情報か
否か)を判断する(1402)。
【0118】制御機能4は、フィールドの表示属性が一
覧選択を行うものである場合に、一覧に格納するデータ
を検索するために必要な属性(表示属性情報)が動的表
示情報にあるか否かを判断する(1403)。
【0119】検索に必要な属性がある場合には、制御機
能4は、検索処理インタフェース5aにテーブル名、検
索するカラム名、検索条件といった検索のための属性を
渡して検索の指示を出す(1301)。
【0120】検索処理インタフェース5aは、プラグイ
ンされた検索処理用のコンポーネント8aを用いて検索
処理を行う(1302)。プラグインされた検索処理用
のコンポーネント8aは、渡された検索のための属性を
利用し、自らの実装に基づいてデータベースやファイル
のテーブルを検索する(1303、1404)。
【0121】検索結果は、検索処理用のコンポーネント
8aから検索処理インタフェース5aを経由し(130
4)、制御機能4に渡され(1305)、フィールドの
一覧データに格納される(1306、1405)。
【0122】上記の処理の結果、図15に示すように、
検索処理用のコンポーネント8aが動的な表示内容を取
得する。画面12のフィールド12eはユーザの操作に
基づいて検索された一覧15aを表示する。
【0123】図16は、フィールドにセットされた表示
属性がポップアップだった場合に画面制御プログラム1
が実行する処理の手順を例示するシーケンス図である。
【0124】制御機能4に動的表示情報がセットされる
と、制御機能4は、検索処理の場合と同様にフィールド
の表示属性を変更する。また、制御機能4は、フィール
ドの表示属性がポップアップを示すものか否か(ポップ
アップについての動的表示処理識別情報か否か)を判断
する。例えば、先の図9に示す動的表示情報10におけ
る15行目に指定する「POPUP」がポップアップを示す
表示属性である。
【0125】表示属性がポップアップの場合には、制御
機能4は、ポップアップウィンドウに表示するコンポー
ネント名、ポップアップウィンドウのタイトルバー部分
に表示するタイトル、大きさ、ポップアップウィンドウ
に付属するボタンのラベル名といった属性(表示属性情
報)をポップアップ処理インタフェース5cに対して渡
し、ポップアップ処理8cの登録を指示する(160
1)。
【0126】ポップアップ処理インタフェース5cに渡
す属性は、先の図9に示す動的18行目〜22行目に記
述するように定義可能である。
【0127】ポップアップ処理インタフェース5cは、
プラグインされたポップアップ用のコンポーネント8c
を作成し、インスタンスを取得する(1602、160
3)。また、ポップアップ処理インタフェース5cは、
取得したポップアップ用のコンポーネント8cの表示処
理を、フィールドヘの操作の結果起動される処理として
制御機能4に登録する(1604)。これはJava言
語を例にとると、ボタン押下のイベントにより起動する
モジュールをボタンに登録するという処理で実現可能で
ある。
【0128】図17は、ユーザによるフィールドヘの操
作によって起動されるポップアップ処理の手順を例示す
るシーケンス図である。
【0129】ユーザは、制御機能4により表示されてい
るフィールドに対し、ポップアップ表示を命ずる操作を
行う(1701)。
【0130】制御機能4は、ポップアップ処理インタフ
ェース5cに対し、ポップアップウィンドウの表示を指
示する(1702)。
【0131】ポップアップ処理インタフェース5cは、
プラグインされたポップアップ処理用のコンポーネント
8cをウィンドウ上に表示する(1703)。
【0132】この状態での画面の具体例を図18に示
す。この図18における画面12の要素16aがプラグ
インされたポップアップ処理用のコンポーネント8cで
ある。
【0133】ここで、ユーザからの入力操作を待ち、ユ
ーザはポップアップウィンドウに対してデータを入力す
る(1704)。図18の例では、画面要素16bにお
ける選択操作がこの入力操作に該当する。
【0134】ユーザによってポップアップウィンドウに
付属している決定ボタンの押下などの確定操作が行われ
ると(1705)、ポップアップ処理インタフェース5
cはポップアップウィンドウを閉じる(1706)。
【0135】ポップアップウィンドウに付属している決
定ボタンとは、図18の画面要素16cのように、ポッ
プアップウィンドウ自体への操作のために予め用意され
ているボタンである。
【0136】そして、ポップアップ処理インタフェース
5cは、プラグインされたポップアップ処理用のコンポ
ーネント8cに対し、ユーザが入力したデータを取得す
るための指示を発行する(1707)。
【0137】その結果、ポップアップ処理用のコンポー
ネント8cは、入力されたデータのIDとデータの値を
ポップアップ処理インタフェース5cに返却する(17
08)。ここでテータのIDとは、ポップアップ処理イ
ンタフェース5cとポップアップ処理用のコンポーネン
ト8cとの間の規約により必要とされるもので、制御機
能4の任意のフィールドにつけられたIDと同値であ
る。
【0138】ポップアップ処理インタフェース5cは、
得られたデータを表示するフィールドをデータのIDを
キーにして検索し、制御機能4の該当するフィールドに
セットする(1709)。
【0139】この状態での画面の具体例を図19に示
す。この図19における画面12のフィールド12cに
は、ユーザがポップアップウィンドウで選択したデータ
がセットされ、表示される。
【0140】図20は、画面表示トランザクション機能
7を利用して画面表示を復帰させる処理手順を例示する
シーケンス図である。
【0141】アプリケーション11は、画面表示トラン
ザクション機能7に対して画面表示トランザクションの
開始を指示する(2001)。
【0142】画面表示トランザクション機能7は、制御
機能4に対し、現在の画面状態の取得を指示する(20
02)。
【0143】制御機能4は、現在の画面状態を示す情報
として、セットされているレイアウト情報、セットされ
ている動的表示情報、各フィールドの活性データを格納
した画面表示トランザクション情報オブジェクト96を
作成する(2003、2004)。ここで、活性データ
とは、ユーザがフィールドに入力したデータやアプリケ
ーションの実行によってフィールドに表示されたデータ
である。
【0144】制御機能4は、画面表示トランザクション
情報オブジェクト96を画面表示トランザクション機能
7に返却する(2005)。
【0145】画面表示トランザクション機能7はアプリ
ケーション11に画面表示トランザクション情報オブジ
ェクト96を返却する(2006)。
【0146】この時点での画面表示トランザクション情
報オブジェクト96は、表1に示すようにレイアウト情
報、動的表示情報、活性データを管理している。
【0147】
【表1】
【0148】なお、画面表示トランザクション情報オブ
ジェクト96自体の返却に代えて、画面表示トランザク
ション情報オブジェクト96を画面表示トランザクショ
ン機能7あるいは制御機能4によって特定のIDと対応
づけて管理し、アプリケーション11にIDのみを返却
するとしてもよい。
【0149】その後、アプリケーション11は、業務処
理を続け(2007)、業務処理が失敗し画面状態の復
帰が必要になった場合に、画面表示トランザクション機
能7に対しトランザクションの復帰を指示する(200
8)。この時、アプリケーション11は、画面表示トラ
ンザクション情報オブジェクト96、もしくは画面表示
トランザクション情報オブジェクト96を示すIDを画
面表示トランザクション機能7に渡し、復帰を指示す
る。
【0150】画面表示トランザクション機能7は、渡さ
れた画面表示トランザクション情報オブジェクト96、
もしくは画面表示トランザクション情報オブジェクト9
6を示すIDを制御機能4にセットして状態の復帰を指
示する(2009)。
【0151】制御機能4は、画面表示トランザクション
情報オブジェクト96がセットされると、画面表示トラ
ンザクション情報オブジェクト96からレイアウト情
報、動的表示情報、活性データに基づき、画面の状態を
トランザクションが開始された時点の状態を含んだ任意
の状態へ復帰する(2010)。または、制御機能4
は、画面表示トランザクション情報オブジェクト96を
示すIDがセットされると、IDから画面表示トランザ
クション情報オブジェクト96を検索し、以下同様の手
順で画面の状態を復帰する。
【0152】以上説明したように、本実施の形態に係る
画面制御プログラム1を利用することにより、開発者
は、表示を要求する時点毎に動的に変化する表示内容に
ついても、この動的な表示内容を取得するために予め用
意されている動的表示処理を指定し、またこの動的な表
示内容を得るために利用される属性を指定するのみで、
動的な表示内容を画面上に表示させるプログラムを作成
できる。
【0153】したがって、表示内容が変化する画面プロ
グラムを開発・変更する場合であってもプログラムを記
述する必要がなく、コンパイルする必要もない。
【0154】ゆえに、開発者は、画面プログラムを容易
かつ効率的に開発することができ、開発労力を軽減でき
る。
【0155】また、本実施の形態に係る画面制御プログ
ラム1を利用することにより、正常な入力内容を保持し
ておき、アプリケーション11が障害から復帰した場合
に、画面に障害発生前の正常な入力状態を再現すること
ができる。
【0156】したがって、ユーザは画面に再入力する必
要がなく、入力操作を効率化できる。また、開発者はこ
のような入力操作を効率化させる画面プログラムを容易
に開発できる。
【0157】なお、本実施の形態においては、画面制御
プログラム1が画面表示トランザクション機能7を備え
ている場合について説明している。しかしながら、画面
表示トランザクション機能7の実装形態は、この手法に
限定されるものではない。例えば、画面表示トランザク
ション機能を実現するためのコンポーネントをプラグイ
ンする形態を採用してもよい。
【0158】また、本実施の形態においてレイアウト情
報取得機能2と動的表示情報取得機能3とは、画面を表
示する際にそれぞれがレイアウト情報9と動的表示情報
10とを取得し、変換し、変換結果を制御機能4に提供
する。しかしながら、これに代えて、レイアウト情報取
得機能2及び動的表示情報取得機能3は、それぞれレイ
アウト情報9及び動的表示情報10を予め取得、変換し
ておき、画面を表示する際に制御機能4がこの変換済み
の情報を読み込むとしてもよい。
【0159】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、レイアウト情報のセットを複数回に分けて行う画
面制御プログラムについて説明する。
【0160】図21は、本実施の形態に係る画面制御プ
ログラムが計算機上で実現する機能を示すブロック図で
ある。
【0161】この画面制御プログラム17におけるレイ
アウト情報取得機能18は、レイアウト情報のセットを
複数回に分けて行う場合に対応している。このレイアウ
ト情報取得機能18は、複数に分割されたレイアウト情
報19を入力する。
【0162】図22は、本実施の形態に係る画面制御プ
ログラム17がレイアウト情報を読み込んだ場合の処理
手順を例示するシーケンス図である。
【0163】処理2201〜2205は、先の図3にお
ける処理301〜305と同様である。これらの処理に
より制御機能4に対してレイアウト情報が設定され、画
面にはフィールドが初期状態で表示される。
【0164】次に、分割された別のレイアウト情報を指
定してレイアウト情報の追加指示が、アプリケーション
11からレイアウト情報取得機能18に対して行われる
(2206)。
【0165】レイアウト情報取得機能18は、処理22
02と同様の手順でフィールドの属性情報を展開し(2
207)、制御機能4に対してレイアウト情報の追加を
指示する(2208)。
【0166】制御機能4は、追加されたフィールドのオ
ブジェクトを作成し、属性をセットする(2209)。
以下、処理2207〜2208が追加されたフィールド
の数だけ繰り返される(2210)。以上により必要に
応じたレイアウトの初期化が可能になる。
【0167】なお、動的表示情報取得機能3も、このレ
イアウト情報取得機能18と同様に、動的表示情報10
を複数回に分けて読み込み可能としてもよい。
【0168】本実施の形態に係る画面制御プログラム1
7を利用しても、上記第1の実施の形態と同様の作用効
果を得ることができる。
【0169】(第3の実施の形態)本実施の形態におい
ては、レイアウト情報、動的表示情報がネットワーク上
に配置された環境で利用される画面制御プログラムにつ
いて説明する。
【0170】図23は、本実施の形態に係る画面制御プ
ログラムが計算機システム上で実現する機能を例示する
ブロック図である。
【0171】画面制御プログラム20を備える計算機2
1は、ネットワーク22を介してWWWサーバ23と接
続されている。
【0172】レイアウト情報取得機能24は、レイアウ
ト情報9をネットワーク22を経由してダウンロードす
る。
【0173】動的表示情報取得機能25は、動的表示情
報10をネットワーク22を経由してダウンロードす
る。
【0174】WWWサーバ23は、レイアウト情報9、
動的表示情報10のダウンロードを可能とするサーバプ
ロセスの具体例である。
【0175】レイアウト情報9をネットワーク22を経
由してダウンロードする場合には、先の図3に示す処理
301においてレイアウト情報9のURI(Uniform Re
source Identifiers)を指定する。
【0176】レイアウト情報取得機能24は、WWWサ
ーバ23にアクセスして指定されたURIへのコネクシ
ョンを確立し、レイアウト情報9を読み込む。
【0177】動的表示情報10をネットワーク22を経
由してダウンロードする場合もレイアウト情報9の場合
と同様に行われ、先の図10に示す処理1001におい
て動的表示情報10のURIを指定する。
【0178】Java言語ではURIで指定されたファ
イルを扱うクラスが用意されている。このクラスを用い
ることで上記の動作は、実現可能である。
【0179】本実施の形態に係る画面制御プログラム2
0を利用しても、上記第1の実施の形態と同様の作用効
果を得ることができる。
【0180】(第4の実施の形態)本実施の形態におい
ては、各インタフェースにプラグインされるコンポーネ
ントをネットワーク上に分散させた環境で利用される画
面制御プログラムについて説明する。
【0181】図24は、本実施の形態に係る画面制御プ
ログラムが計算機システム上で実現する機能を示すブロ
ック図である。
【0182】画面制御プログラム26は、計算機上で動
作する。画面制御プログラム26における検索処理イン
タフェース27は、検索処理スタブ28と接続されてい
る。
【0183】この検索処理スタブ28は、検索処理イン
タフェース27にプラグインされる検索処理用のコンポ
ーネントである。検索処理スタブ28は、ネットワーク
29を介して検索処理リモートオブジェクト30に検索
処理を依頼し、検索処理リモートオブジェクト30が行
った検索処理結果を受け取り、検索処理インタフェース
27に返却する。
【0184】同様に、入力チェック処理インタフェース
31は、入力チェック処理スタブ32と接続されてい
る。
【0185】この入力チェック処理スタブ32は、入力
チェック処理インタフェース31にプラグインされる入
力チェック処理用のコンポーネントである。入力チェッ
ク処理スタブ32は、ネットワーク29を介して入力チ
ェック処理リモートオブジェクト33に入力チェック処
理を依頼し、入力チェック処理リモートオブジェクト3
3が行った入力チェック処理結果を受け取り、入力チェ
ック処理インタフェース31に返却する。
【0186】本実施の形態に係る画面制御プログラム2
6を利用しても、上記第1の実施の形態と同様の作用効
果を得ることができる。
【0187】(第5の実施の形態)本実施の形態におい
ては、画面表示トランザクション情報がサーバに保持さ
れ、サーバがクライアントの画面状態を制御するために
利用される画面制御プログラムについて説明する。
【0188】図25は、本実施の形態に係る画面制御プ
ログラムが計算機システム上で実現する機能を示すブロ
ック図である。
【0189】画面制御プログラム34は、クライアント
上で動作する。画面制御プログラム34における画面表
示トランザクション機能35は、画面表示トランザクシ
ョン情報送受信部36に接続されている。
【0190】画面表示トランザクション情報送受信部3
6は、画面表示トランザクション機能35から画面表示
トランザクション情報(画面の状態情報)を取得し、ネ
ットワーク37を介して画面表示トランザクション管理
サーバ38に送信する。
【0191】また、画面表示トランザクション情報送受
信部36は、画面表示トランザクション管理サーバ38
から受信した画面表示トランザクション情報を画面表示
トランザクション機能35にセットする。
【0192】画面表示トランザクション管理サーバ38
は、画面表示トランザクション送受信部36から受信し
た画面表示トランザクション情報をクライアント毎に管
理する。
【0193】そして、画面表示トランザクション管理サ
ーバ38は、管理している画面表示トランザクション情
報を必要に応じて取り出し、画面表示トランザクション
情報送受信部36に送信する。
【0194】本実施の形態に係る画面制御プログラム3
4を利用しても、上記第1の実施の形態と同様の作用効
果を得ることができる。
【0195】(第6の実施の形態)本実施の形態におい
ては、業務処理をプラグインする画面制御プログラムに
ついて説明する。
【0196】図26は、本実施の形態に係る画面制御プ
ログラムが計算機上で実現する機能を示すブロック図で
ある。
【0197】画面制御プログラム39の制御機能40
は、業務処理インタフェース41と接続されている。
【0198】業務処理用のコンポーネント(各種のプロ
グラム)42は、他の画面表示に関わるコンポーネント
と同様の手法により、業務処理インタフェース41にプ
ラグインされる。
【0199】アプリケーション11は、画面表示に関す
る処理のみではなく、業務処理もこの画面制御プログラ
ム39を利用して実行可能である。
【0200】開発者は、この業務処理用のコンポーネン
ト42の利用を望む場合には、他の画面表示に関わるコ
ンポーネントと同様に、コンポーネント42を指定し、
必要な属性を指定するのみでよい。
【0201】これにより、画面プログラムの開発のみで
はなく、アプリケーションの開発も効率化できる。
【0202】なお、上記各実施の形態で説明した発明
は、それぞれを自由に組み合わせることができる。ま
た、上記各実施の形態で説明した各機能、各要素は、同
様の作用・機能を実現可能であれば配置を変更させても
よく、また各機能、各要素を自由に組み合わせてもよ
い。
【0203】上記各実施の形態で説明した画面制御プロ
グラムの各機能、各要素は、コンピュータに実行させる
ことのできるプログラムである。このプログラムは、例
えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DV
D等)、半導体メモリなどの記録媒体97に書き込んで
コンピュータに適用可能である。また、このプログラム
は通信媒体により伝送して、計算機、計算機システムに
適用可能である。
【0204】上記各実施の形態で説明した画面制御プロ
グラムの各機能を実現するコンピュータは、記録媒体に
記録されたプログラムを読み込み、プログラムによって
動作が制御されることにより、上述した処理を実行す
る。
【0205】(第7の実施の形態)本実施の形態におい
ては、動的表示処理識別情報及び表示属性情報の入力に
より画面が実際にどのように変更されるかを説明する。
【0206】図27は、変更前の画面の構成状態を例示
する図である。
【0207】この画面43の構成要素である「国」フィ
ールド44及び「振り込み先」フィールド45に対して
は、プルダウンメニューを利用可能とする表示属性が初
期設定されている。
【0208】一方、「取引相手」フィールド46には、
ポップアップ検索を利用可能とする表示属性が初期設定
されている。
【0209】図28は、動的表示処理識別情報及び表示
属性情報の入力による変更後の画面の構成状態を例示す
る図である。
【0210】この画面47においては、「国」フィール
ド44に対してコンボボックスを利用可能とする動的表
示属性が設定されている。さらに、画面47において
は、新たに検索処理用のコンポーネント8aと入力チェ
ック処理用のコンポーネント8bがプラグインされてい
る。
【0211】開発者は、「国」フィールド44に対して
検索処理用のコンポーネント8aと入力チェック処理用
のコンポーネント8bをプラグインする旨を記述した動
的表示処理識別情報を入力する。また、開発者は、入力
内容が四桁の数字と1以上の文字であるか否かをチェッ
クする旨を記述した表示属性情報(動的表示属性情報)
を入力する。
【0212】これにより、「国」フィールド44の入力
チェックを容易に行うことができる。
【0213】また、「国」フィールド44の一覧表示ボ
タン98を押すことで、データベースが検索され、図2
9に示すような検索結果の一覧52が表示される。そし
て、一覧に対するユーザからの選択を受付可能な状態と
なる。
【0214】画面47においては、同様の手法により、
「振り込み先」フィールド45に対しても、入力チェッ
ク処理用のコンポーネント8bがプラグインされてい
る。また、このコンポーネント8bに対する表示属性情
報(動的表示属性情報)も入力されている。
【0215】さらに、この「振り込み先」フィールド4
5に対しては、ポップアップ処理用のコンポーネント8
cがプラグインされている。このポップアップ処理用の
コンポーネント8cに対する表示属性情報では、ポップ
アップウィンドウに表示すべき画面を構成するクラスが
指定されている。
【0216】さらに、この画面47の「取引相手」フィ
ールド46には、ポップアップ検索を利用可能とする表
示属性に代えてプルダウンメニューを利用可能とする表
示属性が設定されている。また、このフィールド46に
対して検索処理用のコンポーネント8aもプラグインさ
れている。
【0217】さらに、画面47上には、「設備費別」フ
ィールド48に対して、上記「取引相手」フィールド4
6と同様に、プルダウンメニューを利用可能とする表示
属性が設定されており、検索処理用のコンポーネント8
aがプラグインされている。また、この画面47には、
「計上年月」フィールド49、「年」フィールド50が
追加されている。これらのフィールド49、50には、
テキストフィールドとして利用可能とする表示属性が設
定されている。
【0218】図30は、「振り込み先」フィールド45
に対してプラグインされたポップアップ処理用のコンポ
ーネント8cが起動された画面の状態を例示する図であ
る。
【0219】画面53において、「振り込み先」フィー
ルド45の検索ボタン99が押されると、ポップアップ
ウィンドウ54が表示される。このポップアップウィン
ドウ54に検索結果が表示される。
【0220】図31は、検索結果の選択を行った画面5
3の状態を例示する図である。
【0221】検索された結果のうちのいずれかの要素が
ユーザによって選択されると、ポップアップウィンドウ
54は閉じられ、自動的に「振り込み先」フィールド4
5に選択された値がセットされる。
【0222】(第8の実施の形態)本実施の形態におい
ては、画面を構成するGUIコンポーネント間でデータ
を交換するためのインタフェースを定義する。
【0223】また、本実施の形態においては、GUIコ
ンポーネントとこのGUIコンポーネントに付加される
プログラムやデータなどのカスタムコンポーネントとの
間で、データを交換するためのインタフェースを定義す
る。
【0224】なお、GUIコンポーネントとは、ユーザ
・インタフェースの実現するための画面コンポーネント
である。
【0225】図32は、本実施の形態に係るGUIコン
ポーネントのインタフェース機能によるデータ交換状態
を例示するブロック図である。
【0226】画面を構成するGUIコンポーネントは、
アプリケーションに依存しない部分のプログラムを持
つ。
【0227】また、GUIコンポーネントは、階層的な
関係を持つ。管理型コンポーネントは、他のGUIコン
ポーネントの親として動作する。被管理型コンポーネン
トは、管理型コンポーネントの上で動作する。
【0228】この図32において、パネル55は管理型
コンポーネントである。テキストフィールド56、コン
ボボックス57、ボタン58は被管理型コンポーネント
である。
【0229】本実施の形態では、GUIコンポーネント
間のインタフェース、及びGUIコンポーネントとカス
タムコンポーネントとの間のインタフェースとを予め定
義している。
【0230】すなわち、管理型コンポーネント及び被管
理型コンポーネントは、自身に装着されるカスタムコン
ポーネントとの間でデータ交換を行うためのインタフェ
ース機能59を持つ。また、管理型コンポーネント及び
被管理型コンポーネントは、他のGUIコンポーネント
との間でデータ交換を行うためのインタフェース機能6
0を持つ。
【0231】さらに、管理型コンポーネント及び被管理
型コンポーネントにおいては、例えば、キー入力された
ら入力チェック処理の実行を依頼する、一覧を取得する
条件が設定されたら検索を依頼し検索結果を受け取って
表示する、ボタンが押されたらプログラムの呼び出しを
行う、などのようなGUIコンポーネントの基本動作部
分が、フレームワークとして予め定義されている。これ
により、GUIコンポーネントの基本動作部分は、GU
Iコンポーネントの一部となる。
【0232】GUIコンポーネントに装着されるカスタ
ムコンポーネントは、アプリケーションに依存する部分
のプログラムやデータを含んでいる。このアプリケーシ
ョンに依存するプログラムには、例えば入力チェック処
理用プログラム61a、検索処理用プログラム61b、
データ収集処理用プログラム61cなどがある。
【0233】この画面において、入力チェック処理用プ
ログラム61aは、テキストフィールド56からインタ
フェース機能59を利用して入力チェック処理の実行依
頼を受け取り、入力チェック処理を実行し、その結果に
応じた動作を実行する。
【0234】検索処理用プログラム61bは、コンボボ
ックス57からインタフェース機能60を利用して検索
依頼を受け取り、この依頼の内容に基づいて所定のデー
タベース62に対する検索を実行し、インタフェース機
能59を利用して検索結果をコンボボックス57に返
す。
【0235】データ収集処理用プログラム61cは、呼
び出されるとインタフェース機能59を利用してパネル
55上の入力内容を取得する。
【0236】データ61dは、ボタン58が押された場
合にインタフェース機能59を利用してアプリケーショ
ン11に読み込まれる。
【0237】例えば、ボタン58が押された場合、この
ボタン58は、インタフェース機能59を利用して自己
に装着されているデータ61dを読み込む。データ61
dでは、データ収集処理用プログラム61cのメソッド
を指定している。
【0238】すると、ボタン58は、GUIコンポーネ
ント間のインタフェース機能60を利用してデータ収集
処理用プログラム61cを呼び出す。
【0239】データ収集処理プログラム61cは、呼び
出されると、インタフェース機能59及びインタフェー
ス機能60を利用し、テキストフィールド56に入力さ
れているデータを取得する。さらに、データ収集処理プ
ログラム61cは、呼び出されると、インタフェース機
能59及びインタフェース機能60を利用し、コンボボ
ックス57に入力されているデータを取得する。
【0240】そして、データ収集処理プログラム61c
は、収集したデータをアプリケーション11に送信す
る。
【0241】ここで、本実施の形態におけるGUIコン
ポーネントとカスタムコンポーネントとを利用して画面
プログラムを作成する手順を以下に示す。
【0242】まず、画面作成ツールを起動する。起動さ
れた画面作成ツールは、図33に示すような初期状態の
画面を表示する。
【0243】例えば、開発者は、図34に示すように、
パネル55を配置する操作を行う。そして、図35に示
すように、パネル55上にテキストフィールド56を配
置する。
【0244】すると、テキストフィールド56に装着可
能なカスタムコンポーネントの一覧を列挙したウィンド
ウ63が表示される。
【0245】ここで、開発者は、このウィンドウ63上
で入力チェック処理用プログラム61aを指定したとす
る。
【0246】すると、このテキストフィールド56のプ
ロパティとして、入力チェック処理用プログラムの属性
を設定するためのウィンドウ64が表示される。
【0247】開発者は、このウィンドウ64上で入力チ
ェック結果に応じた動作の属性を設定する。
【0248】以上のように、本実施の形態においては、
GUIコンポーネントとカスタムコンポーネントとを組
み合わせて画面プログラムを作成する手法を実現してい
る。
【0249】これにより、開発者は、入力チェックのル
ール及びチェック結果に応じた動作、検索条件などのよ
うなアプリケーションに依存する部分だけを属性として
指定するのみで、様々な動作を行う画面プログラムを作
成できる。
【0250】したがって、開発者の作業を軽減できる。
また、インタフェースが定められているため、画面を構
成する部分を複数の開発者で分担し、後で組み合わせる
ことができる。
【0251】(第9の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第8の実施の形態に係るGUIコンポーネン
トとカスタムコンポーネントとについて具体的に説明す
る。
【0252】図36は、GUIコンポーネントとカスタ
ムコンポーネントとの構成を示すクラス図である。
【0253】全てのGUIコンポーネントは、共通に扱
えるデータ型である「GUIコンポーネントテキスト6
5」を持つ。
【0254】全てのGUIコンポーネントは、「GUI
コンポーネントコンテキスト65」をやり取り可能なイ
ンタフェース「GUIコンポーネントインタフェース6
6」にしたがって作成される。
【0255】GUIコンポーネントには、自らの上に他
のGUIコンポーネントを配置可能なコンポーネントが
あり、管理型コンポーネントと定義する。このコンポー
ネントは、配置されたコンポーネントを管理可能であ
る。管理型コンポーネントは、自らに部品を配置し管理
するための「管理型コンポーネントインタフェース6
7」にしたがって作成される。このインタフェースにし
たがって実際に動作するGUIコンポーネントとして作
成されたコンポーネントが「管理型ベースコンポーネン
ト68」である。これは具体的にはパネルのようなGU
Iコンポーネントである。管理型コンポーネントは、他
の管理型コンポーネントも管理可能である。
【0256】一方、他のコンポーネントを管理しないコ
ンポーネントを、被管理型コンポーネントと定義する。
この被管理型コンポーネントは、管理型コンポーネント
に管理されるための「被管理型コンポーネントインタフ
ェース69」にしたがって作成される。このインタフェ
ースにしたがって実際に動作するGUIコンポーネント
として作成されたものが「被管理型ベースコンポーネン
ト70」である。
【0257】以上が、アプリケーションに依存しない基
本動作部分を提供するコンポーネントである。
【0258】アプリケーションに依存する部分は、カス
タムコンポーネントと称する着脱可能なプログラムとし
て定義し、基本動作を行うベースコンポーネントに装着
する。この装着により、基本動作に加えてアプリケーシ
ョンに依存した動作が加わる。
【0259】ベースコンポーネントとカスタムコンポー
ネントは、その性質により複数種類に分類されており、
ベースコンポーネントとカスタムコンポーネントの対応
関係は予め規定されている。
【0260】管理型コンポーネントには、1種類以上の
カスタムコンポーネントを装着することが可能である。
カスタムコンポーネントの種類によって、ベースコンポ
ーネントから起動されるインタフェースは決まってい
る。ベースコンポーネントから起動されるインタフェー
スを図36では「カスタムコンポーネント1インタフェ
ース71」としている。このインタフェースにしたがっ
て具体的な動作を記述したプログラム72を作成する。
【0261】同様に、被管理型コンポーネントにも1種
類以上のカスタムコンポーネントを装着することが可能
である。ベースコンポーネントからカスタムコンポーネ
ントを呼び出すインタフェースは決まっている。このイ
ンタフェースを図36では「カスタムコンポーネント2
インタフェース73」としている。このインタフェース
にしたがって具体的な動作を記述したプログラム74を
作成する。
【0262】図37に、管理型コンポーネントと被管理
型コンポーネントの関係を示す。
【0263】管理型コンポーネントインタフェース67
は、管理型コンポーネントが持つべきインタフェースで
ある。Java言語ではinterfaceという形態で定義さ
れる。Interfaceには外部に対してどんな操作を提供す
べきか定義されている。管理型コンポーネントインタフ
ェース67には、コンポーネントを配置し管理対象に加
えるための操作、自分自身のIDを設定/取得するため
の操作、自分自身が持つコンテキストを設定/取得する
ための操作、管理対象のコンポーネントをそのコンポー
ネントのIDをキーにして取得するための操作、管理対
象のコンポーネントが持つコンテキストを取得するため
の操作が定義されている。
【0264】一方、被管理型コンポーネントインタフェ
ース69は、被管理型コンポーネントが持つべきインタ
フェースである。被管理型コンポーネントインタフェー
ス69には、自分自身のIDを設定/取得するための操
作、自分自身が持つコンテキストを取得するための操作
が定義されている。
【0265】管理型コンポーネントインタフェース67
と被管理型コンポーネントインタフェース69の関係は
1対多であり、また管理型コンポーネントインタフェー
ス67は自分と同じタイプのコンポーネントも管理可能
で、その関係も1対多である。
【0266】図38は、管理型コンポーネントと被管理
型コンポーネントとの間の処理手順を例示するシーケン
ス図である。ここで説明する手順は、アプリケーション
から画面上に表示されるデータ、またはユーザから入力
/選択されたデータを収集する処理の手順である。アプ
リケーションが収集すべき画面の現在のデータは、先で
述べた活性データである。
【0267】アプリケーション75は、本実施の形態に
おいて作成される画面プログラムを利用するアプリケー
ションである。
【0268】管理型コンポーネント76は、管理型コン
ポーネントのインスタンスである。
【0269】被管理型コンポーネント77は、管理型コ
ンポーネント76上に配置されて管理されるGUIコン
ポーネントである。
【0270】コンテキスト78は、GUIコンポーネン
トが持つコンテキストである。
【0271】アプリケーション75から管理型コンポー
ネント76に対し、活性データを取得する処理の呼び出
しが行われる(3801)。
【0272】すると、管理型コンポーネント76は自分
が管理しているGUIコンポーネントの一覧を取得する
(3802)。
【0273】次に、取得した一覧に格納されているGU
Iコンポーネントに対し、コンテキストを取得する処理
の呼び出しが行われる(3803)。GUIコンポーネ
ント77は、自分のコンテキストを戻り値として返す
(3804)。
【0274】コンテキストには、そのGUIコンポーネ
ントの活性データが格納されているので、管理型コンポ
ーネント76は得られたコンテキストに対し、活性デー
タを取得する処理の呼び出しを行う(3805)。
【0275】コンテキスト78は、活性データを戻り値
として返す(3806)。
【0276】管理型コンポーネント76は、自分が管理
しているGUIコンポーネント分、上記処理を繰り返
す。そして、得られた活性データをコンポーネントのI
Dと組にして一覧形式にし、戻り値としてアプリケーシ
ョンに返す(3807)。
【0277】これにより、アプリケーションの開発者
は、どんな種類のGUI部品が配置されているか、GU
I部品毎に値を取り出すにはどのような処理を呼び出す
べきかを考慮することなく画面データを取得可能であ
る。
【0278】次に、図39〜図44に、ベースコンポー
ネントとカスタムコンポーネントとの関係を示す。
【0279】まず、管理型コンポーネントの一種である
パネルコンポーネントの例を示す。
【0280】図39は、パネルコンポーネントにおける
ベースコンポーネントとカスタムコンポーネントの関係
を示している。
【0281】パネルコンポーネント79が外部に提供す
べき操作は、パネル型ベースコンポーネントインタフェ
ース80として定義されている。実際に動作するパネル
コンポーネント79は、パネル型ベースコンポーネント
インタフェース80を実装して作成される。ベースコン
ポーネントのインタフェースには、どんなカスタムコン
ポーネントが装着されるかも定義されている。パネル型
ベースコンポーネントインタフェース80には、決定実
行型カスタムコンポーネントインタフェース81と一覧
検索型カスタムコンポーネントインタフェース82が装
着される。
【0282】カスタムコンポーネントの具体的な動作
は、決定実行型カスタムコンポーネントインタフェース
81を実装して決定実行型カスタムコンポーネント83
が作成され、一覧検索型カスタムコンポーネントインタ
フェース82を実装して一覧検索型カスタムコンポーネ
ント84が作成される。
【0283】図40〜図42は、パネルコンポーネント
におけるベースコンポーネントとカスタムコンポーネン
トとの間の処理手順を示す。
【0284】図40は、アプリケーションからパネルコ
ンポーネントに対して決定操作がなされた時の処理を示
すシーケンス図である。
【0285】アプリケーション75からパネルコンポー
ネント79に決定操作の呼び出しが行われる(400
1)。
【0286】パネルコンポーネント79は、自分自身に
決定実行型カスタムコンポーネント83が設定されてい
るか否かを判断し、設定されている場合は決定実行型カ
スタムコンポーネント83の実行操作を呼び出す(40
02)。
【0287】図41は、ユーザによるボタン操作をきっ
かけとしてパネルコンポーネント79の決定操作が行わ
れた場合の処理を示すシーケンス図である。
【0288】ボタンコンポーネント85は、パネルコン
ポーネント79上に配置されたコンポーネントである。
【0289】アプリケーションを操作するユーザがパネ
ルコンポーネント85上に配置されたボタンコンポーネ
ント79を押下する(4101)。ボタンコンポーネン
ト85は、自分の配置されているパネルコンポーネント
79の決定操作を呼び出す(4102)。パネルコンポ
ーネント603は自分自身に決定実行型カスタムコンポ
ーネントが設定されているか否かを判断し、設定されて
いる場合は決定実行型カスタムコンポーネント83の実
行操作を呼び出す(4103)。
【0290】図42は、パネルコンポーネント79と一
覧検索型カスタムコンポーネント84との間の処理手順
を示したシーケンス図である。
【0291】検索条件オブジェクト86は、一覧データ
を検索するための検索条件を格納するオブジェクトであ
る。
【0292】一覧表示コンポーネント87は、パネルコ
ンポーネント79上に配置された一覧データを表示する
タイプのGUIコンポーネントである。
【0293】アプリケーション75で一覧検索するため
の条件を格納する検索条件オブジェクト86が作成され
る(4201)。この検索条件オブジェクト86は検索
条件が与えられると生成される。検索条件オブジェクト
86の生成は、一覧データを作成したいコンポーネント
分、繰り返される。
【0294】アプリケーション75は、こうして得られ
た検索条件をコンポーネントのIDと組にしてパネルコ
ンポーネント79に設定する(4202)。
【0295】パネルコンポーネント79は、一覧検索型
カスタムコンポーネント84が自分自身に設定されてい
るか否かを判別し、設定されていたら検索条件オブジェ
クト86を渡して一覧検索型カスタムコンポーネント8
4の検索操作を呼び出す(4203)。
【0296】一覧検索型カスタムコンポーネント84
は、与えられた検索条件にしたがってデータベースやフ
ァイルの検索処理を行い、検索結果を戻り値としてパネ
ルコンポーネント79に返す(4204)。
【0297】パネルコンポーネント79は、得られた検
索結果をIDで対応関係が定義された一覧表示コンポー
ネント87に設定する。そして、処理4202〜420
4を与えられた条件の組の数だけ繰り返す(420
5)。
【0298】次に、被管理型コンポーネントの例を示
す。被管理型コンポーネントには、その用途によってい
くつかの種類があり、それぞれの種類のベースコンポー
ネントとカスタムコンポーネントの関係が決められてい
る。その例が以下の表2である。ここでは、テキストフ
ィールドコンポーネントの例を示す。
【0299】
【表2】
【0300】図43は、テキストフィールドコンポーネ
ントにおけるベースコンポーネントとカスタムコンポー
ネントの関係を示したシーケンス図である。
【0301】テキストフィールドコンポーネント88が
外部に提供すべき操作は、テキスト入力型ベースコンポ
ーネントインタフェース89として定義されている。実
際に動作するテキストフィールドコンポーネント88
は、テキスト入力型ベースコンポーネントインタフェー
ス89を実装して作成される。ベースコンポーネントの
インタフェースには、どんなカスタムコンポーネントが
装着されるかも定義されている。テキスト入力型ベース
コンポーネントインタフェース89には、評価型カスタ
ムコンポーネントインタフェース90と実行型カスタム
コンポーネントインタフェース91が装着される。カス
タムコンポーネントの具体的な動作を定めるために、評
価型カスタムコンポーネント91は、評価型カスタムコ
ンポーネントインタフェース90を実装して作成され
る。また、実行型カスタムコンポーネント93は、実行
型カスタムコンポーネントインタフェース91を実装し
て作成される。
【0302】図44は、テキストフィールドコンポーネ
ント88におけるベースコンポーネントとカスタムコン
ポーネント間の処理手順を示すシーケンス図である。
【0303】評価型カスタムコンポーネント921は、
上記図43に示す評価型カスタムコンポーネント92の
インスタンスの一つである。
【0304】実行型カスタムコンポーネント931は、
上記図43に示す実行型カスタムコンポーネント93の
インスタンスの一つである。この実行型カスタムコンポ
ーネント931は、評価型カスタムコンポーネント92
1と対応付けられている。
【0305】評価型カスタムコンポーネント922は、
上記図43に示す評価型カスタムコンポーネント92の
インスタンスの一つである。この評価型カスタムコンポ
ーネント922は、評価型カスタムコンポーネント92
1とは別のコンポーネントである。
【0306】実行型カスタムコンポーネント932は、
上記図43に示す実行型カスタムコンポーネント93の
インスタンスの一つである。この実行型カスタムコンポ
ーネント932は、実行型カスタムコンポーネント93
1とは別のコンポーネントであり、評価型カスタムコン
ポーネント922と対応付けられている。
【0307】実行型カスタムコンポーネント933は、
上記図43に示す実行型カスタムコンポーネント93の
インスタンスの一つである。この実行型カスタムコンポ
ーネント933は、他の実行型カスタムコンポーネント
931、932とそれぞれ別のコンポーネントである。
【0308】ユーザは、テキストフィールドコンポーネ
ント88にテキストを入力した後、入力チェックのトリ
ガーとなるキーを打鍵する(4401)。入力チェック
のトリガーとなるキーは自由に設定可能である。
【0309】テキストフィールドコンポーネント88
は、登録されている評価型カスタムコンポーネントのう
ち最初のコンポーネントである評価型カスタムコンポー
ネント921の入力値の評価操作を呼び出す(440
2)。
【0310】評価型カスタムコンポーネント921は、
テキストフィールドコンポーネント88から渡された値
を評価し、結果を戻り値として返す(4403)。
【0311】もしここで、評価結果が偽であった場合、
エラー処理を行うために評価型カスタムコンポーネント
921と対応付けられており登録されている実行型カス
タムコンポーネント931の実行操作を呼び出し、処理
を終える(4404)。
【0312】評価結果が真であった場合、次の評価を行
うために、登録されている評価型カスタムコンポーネン
トのうち2番目のコンポーネントである評価型カスタム
コンポーネント922の入力値の評価操作を呼び出す
(4405)。
【0313】評価型カスタムコンポーネント922は、
テキストフィールドコンポーネント88から渡された値
を評価し、結果を戻り値として返す(4406)。
【0314】もしここで、評価結果が偽であった場合、
エラー処理を行うために、評価型カスタムコンポーネン
ト922と対応付けられ登録されている実行型カスタム
コンポーネント932の実行操作を呼び出し、処理を終
える(4407)。
【0315】以上のように、全ての評価型カスタムコン
ポーネント921、922による評価を繰り返し、全て
の評価結果が真だった場合、デフォルト動作として登録
されている実行型カスタムコンポーネント933の実行
操作が呼び出される(4408)。
【0316】この処理は、以下のように、より具体的に
説明できる。
【0317】上記図44の評価型カスタムコンポーネン
ト921は、入力された値が半角数字か否かを判断する
コンポーネントとする。
【0318】実行型カスタムコンポーネント931は、
「半角数字を入力してください」というメッセージを表
示するコンポーネントとする。
【0319】評価型カスタムコンポーネント922は、
入力された値が所定の桁数以下であるか否かを判断する
コンポーネントであって、判断する桁数の属性値が8桁
と設定されているとする。
【0320】実行型カスタムコンポーネント932は、
「8桁以下の数値を入力してください」というメッセー
ジを表示するコンポーネントとする。
【0321】実行型カスタムコンポーネント933は、
入力された値にカンマ編集を施して返すコンポーネント
であるとする。
【0322】また、入力チェックのトリガーとしてEnte
rキーが指定されていたとする。
【0323】この場合、ユーザがテキストフィールドコ
ンポーネント88にテキストを入力してEnterキーを打
鍵すると、例えば「123456787」のように、入力された
値が8桁以下の半角数字の場合には、カンマ編集された
値「12,345,678」が表示される。
【0324】例えば「a1234567」のように、入力された
値が半角数字以外の文字を含んだ値の場合には、「半角
数字を入力してください」というメッセージが表示され
る。
【0325】例えば「123456789」のように、入力され
た値が半角数字のみからなるが8桁以上の場合には、
「8桁以下の数値を入力してください」というメッセー
ジが表示される。
【0326】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、アプリケーションに依存しない共通の性質に基づ
く部分は、画面を構成するGUIコンポーネントに持た
せている。その一方で、アプリケーションに依存し、あ
る程度変更が必要になる部分は、GUIコンポーネント
に装着するとしている。そして、GUIコンポーネント
間、及びGUIコンポーネントとこのGUIコンポーネ
ントに装着されるカスタムコンポーネントとの間は、所
定のインタフェースにしたがってデータを交換する。
【0327】これにより、画面プログラムの開発効率が
飛躍的に向上する。具体的には、以下のような効果が得
られる。
【0328】データベースやファイルから一覧データを
検索して画面に表示するプログラムを作成する場合に、
SQL文を書いて検索用クラスを作成し、検索用クラス
を呼ぶコードを書き、検索結果をGUIコンポーネント
にセットするコードを書く、という作業を削減できる。
【0329】また、ユーザのテキスト入力をチェックす
るプログラムを作成する場合に、ユーザのキー入力イベ
ントを取得するコードを書き、ユーザのキー入力イベン
トによって起動されるクラスを作成し、そのクラスに入
力チェックルーチンを書き、また入力チェック結果のメ
ッセージ出力やフォーマット編集のコードを書く、とい
う作業を削減できる。
【0330】ポップアップウィンドウを表示し、ポップ
アップウィンドウで入力された値をメイン画面のコンポ
ーネントに反映するプログラムを作成する場合に、ボタ
ンの押下イベントによりポップアップウィンドウを表示
するコードを書き、ポップアップウィンドウで入力され
た値を取得するコードを書き、取得した値をメイン画面
のコンポーネントに設定するコードを書く、という作業
を削減できる。
【0331】アプリケーションに入力データを提供する
ためのプログラムを作成する場合に、画面に入力された
データを個々のコンポーネントから収集し、それをまと
めるというコードを書き、そのデータを業務ロジックに
渡して呼び出すというコードを書く、という作業を削減
できる。
【0332】画面プログラムを分割して作成する場合
に、パネル経由でコンポーネントのデータにアクセスす
る統一された方法が提供されているため、パネルにコン
ポーネントが配置されただけでそのまま再利用可能とな
る。よって分散開発が容易になる。
【0333】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
動的に変化する表示内容を得るために予め用意されてい
る動的表示処理を指定し、この動的表示処理で利用する
属性を指定するのみで、動的な表示内容を取得し画面に
表示させることができる。
【0334】したがって、画面プログラムの開発や変更
においてプログラムを記述する必要がなく、コンパイル
する必要もない。ゆえに、ユーザは画面プログラムを効
率的かつ容易に開発・変更でき、ユーザの労力を軽減で
きる。
【0335】また、本発明においては、正常な入力を保
持しておき、障害発生後にはこの保持しておいた内容に
基づいて、入力内容を再現できる。
【0336】したがって、ユーザの操作が効率化され、
容易に画面プログラムの耐障害性を向上させることがで
きる。
【0337】さらに、本発明においては、画面を構成す
るために用意されている画面コンポーネント間のデータ
交換のためのインタフェースを定義している。また、画
面コンポーネントとこの画面コンポーネントに装着され
るカスタムコンポーネントとの間のデータ交換のための
インタフェースを定義している。
【0338】これにより、画面プログラムの開発が容易
であり、分散して開発することも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画面制御プロ
グラムによって計算機上で実現される機能を示すブロッ
ク図。
【図2】レイアウト情報の具体例を示す図。
【図3】レイアウト情報が画面制御プログラムに読み込
まれた場合の処理手順を例示する図。
【図4】〈field〉タグの数だけ繰り返される各フィー
ルドの作成処理を例示するフローチャート。
【図5】レイアウト情報に基づく制御機能の処理によっ
て構成される画面を例示する図。
【図6】レイアウト情報が画面制御プログラムによって
読み込まれた場合の処理手順の変形例を示す図。
【図7】レイアウト情報において定義された入力チェッ
ク属性にしたがって、画面制御プログラムによって実行
される入力チェック処理の処理手順を例示するシーケン
ス図。
【図8】入力チェックの結果がエラーだった場合の画面
を例示する図。
【図9】動的表示情報の具体例を示す図。
【図10】動的表示情報が画面制御プログラムによって
読み込まれた場合の処理手順を例示するシーケンス図。
【図11】動的表示情報に基づく制御機能の処理によっ
て構成される画面を例示する図。
【図12】動的表示情報が画面制御プログラムによって
読み込まれた場合の処理手順の変形例を示すシーケンス
図。
【図13】フィールドにセットされた表示属性が検索だ
った場合に画面制御プログラムによって実行される処理
の手順を例示するシーケンス図。
【図14】フィールドにセットされた表示属性が検索だ
った場合の画面制御プログラムの処理を例示するフロー
チャート。
【図15】検索処理用のコンポーネントによって動的な
表示内容が取得され、検索された一覧がユーザの操作に
基づいて表示された画面を例示する図。
【図16】フィールドにセットされた表示属性がポップ
アップだった場合に画面制御プログラムによって実行さ
れる処理の手順を例示するシーケンス図。
【図17】ユーザによるフィールドへの操作によって起
動されるポップアップ処理の手順を例示するシーケンス
図。
【図18】ポップアップウィンドウが表示されている画
面を示す図。
【図19】ポップアップウィンドウで選択されたデータ
がフィールドにセットされた画面を示す図。
【図20】画面表示トランザクション機能を利用して画
面表示を復帰させる処理手順を例示するシーケンス図。
【図21】本発明の第2の実施の形態に係る画面制御プ
ログラムによって計算機上で実現される機能を示すブロ
ック図。
【図22】同実施の形態に係る画面制御プログラムによ
ってレイアウト情報が読み込まれた場合の処理手順を例
示するシーケンス図。
【図23】本発明の第3の実施の形態に係る画面制御プ
ログラムによって計算機上で実現される機能を示すブロ
ック図。
【図24】本発明の第4の実施の形態に係る画面制御プ
ログラムによって計算機システム上で実現される機能を
示すブロック図。
【図25】本発明の第5の実施の形態に係る画面制御プ
ログラムによって計算機システム上で実現される機能を
示すブロック図。
【図26】本発明の第6の実施の形態に係る画面制御プ
ログラムが計算機上で実現する機能を示すブロック図。
【図27】本発明の第7の実施の形態における変更前の
画面を示す図。
【図28】動的表示処理識別情報及び表示属性情報の入
力による変更後の画面の構成状態を例示する図。
【図29】一覧表示ボタンが押された画面の状態を例示
する図。
【図30】「振り込み先」フィールドに対してプラグイ
ンされたポップアップ処理用のコンポーネントが起動さ
れた画面の状態を例示する図。
【図31】検索結果の選択を行った画面の状態を例示す
る図。
【図32】本発明の第8の実施の形態に係るGUIコン
ポーネントのインタフェース機能によるデータ交換状態
を例示するブロック図。
【図33】同実施の形態における画面作成ツールの初期
状態の画面を示す図。
【図34】同実施の形態における画面作成ツールの画面
上でパネルを配置した状態を示す図。
【図35】同実施の形態における画面作成ツールにより
パネル上にテキストフィールドを配置した状態を示す
図。
【図36】本発明の第9の実施の形態に係るGUIコン
ポーネントとカスタムコンポーネントとの構成を示すク
ラス図。
【図37】管理型コンポーネントと被管理型コンポーネ
ントの関係を例示する図。
【図38】管理型コンポーネントと被管理型コンポーネ
ントとの間の処理手順を例示するシーケンス図。
【図39】パネルコンポーネントにおけるベースコンポ
ーネントとカスタムコンポーネントの関係を例示する
図。
【図40】アプリケーションからパネルコンポーネント
に対して決定操作がなされた時の処理を示すシーケンス
図。
【図41】ユーザによるボタン操作に基づいてパネルコ
ンポーネントの決定操作が行われた場合の処理を示すシ
ーケンス図。
【図42】パネルコンポーネントと一覧検索型カスタム
コンポーネントとの間の処理手順を示したシーケンス
図。
【図43】テキストフィールドコンポーネントにおける
ベースコンポーネントとカスタムコンポーネントの関係
を示したシーケンス図。
【図44】テキストフィールドコンポーネントにおける
ベースコンポーネントとカスタムコンポーネント間の処
理手順を示すシーケンス図。
【符号の説明】
1、17、20、26、34、39…画面制御プログラ
ム 2、18、24…レイアウト情報取得機能 3、25…動的表示情報取得機能 3a…取得機能 3b…変換機能 3c…提供機能 4、40…制御機能 4a…属性情報提供機能 5a、27…検索処理インタフェース 5b、31…入力チェック処理インタフェース 5c…ポップアップ処理インタフェース 6…データ入出力機能 7、35…画面表示トランザクション機能 8a〜8c…コンポーネント 9、19…レイアウト情報 10…動的表示情報 11…アプリケーション 21…計算機 22、29、37…ネットワーク 23…WWWサーバ 28…検索処理スタブ 30…検索処理リモートオブジェクト 32…入力チェック処理スタブ 33…入力チェック処理リモートオブジェクト 36…画面表示トランザクション情報送受信部 38…画面表示トランザクション管理サーバ 41…業務処理インタフェース 42…業務処理用のコンポーネント 59、60…インタフェース機能

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに、 動的に変化する表示内容を得るために予め用意されてい
    る動的表示処理を指定する動的表示処理識別情報と、こ
    の動的表示処理識別情報で指定されている動的表示処理
    で利用する表示属性情報とを取得する動的表示情報取得
    機能、 前記動的表示情報取得機能によって取得された動的表示
    処理識別情報で指定されている動的表示処理に対してそ
    の動的表示処理に対応する前記表示属性情報を提供する
    属性情報提供機能を実現させるための画面制御プログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画面制御プログラムであ
    って、 前記属性情報提供機能は、前記動的表示情報取得機能に
    よって取得された動的表示処理識別情報で指定されてい
    る動的表示処理を組み込むことを特徴とする画面制御プ
    ログラム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の画面制御プ
    ログラムであって、 前記動的表示処理は、表示属性情報の内容に基づいて検
    索を行う処理であることを特徴とする画面制御プログラ
    ム。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、 動的に変化する表示内容を得るために予め用意されてい
    る動的表示処理を指定する動的表示処理識別情報と、こ
    の動的表示処理識別情報で指定されている動的表示処理
    で利用する表示属性情報とを取得する取得機能、 動的表示処理識別情報で指定されている動的表示処理に
    その動的表示処理で利用する前記表示属性情報を提供す
    る画面制御機能に対して、前記取得機能によって取得さ
    れた動的表示処理識別情報と表示属性情報とを提供する
    提供機能を実現させるための画面制御プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の動的表示情報取得プログ
    ラムであって、 所定のフォーマットで記述されている動的表示処理識別
    情報と表示属性情報とを前記画面制御機能で取り扱い可
    能なフォーマットに変換するフォーマット変換機能を、
    コンピュータに実現させる動的表示情報取得プログラ
    ム。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、 画面に対する入力内容が正常か否かを判断し、正常であ
    ると判断した場合にその入力内容を画面表示トランザク
    ション情報として記憶する記憶機能、 再表示指示を受け付けた場合に、前記記憶機能によって
    記憶された画面表示トランザクション情報を参照し、任
    意の時点での正常な入力内容を画面上に再現する再現機
    能を実現させるための画面表示トランザクションプログ
    ラム。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、 画面プログラムを構成するために階層的に組み合わされ
    る画面コンポーネント間で、データを交換するためのイ
    ンタフェース機能を実現させるための画面コンポーネン
    トインタフェースプログラム。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、 画面プログラムを構成するために用意されている画面コ
    ンポーネントと、この画面コンポーネントに対して機能
    とデータとのうちの少なくとも一方を付加するために装
    着されるカスタムコンポーネントとの間で、データを交
    換するためのインタフェース機能を実現させるための画
    面コンポーネントインタフェースプログラム。
  9. 【請求項9】 コンピュータシステムにより画面プログ
    ラムを作成する方法において、 画面プログラムを構成するために用意されている画面コ
    ンポーネントとその配置位置をユーザに選択させるため
    の画面を、ディスプレイに表示するステップと、 ユーザによる画面コンポーネントとその配置位置の選択
    内容を入力手段により入力するステップと、 ユーザによって選択された画面コンポーネントに対して
    機能とデータとのうちの少なくとも一方を付加するため
    に装着されるカスタムコンポーネントを、ユーザに選択
    させるための画面をディスプレイに表示するステップ
    と、 ユーザによるカスタムコンポーネントの選択内容を、入
    力手段により入力するステップと、 ユーザによって選択された画面コンポーネントにカスタ
    ムコンポーネントを装着して画面プログラムの構成要素
    とするステップとからなる画面プログラム作成方法。
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