JPH11296541A - 構造化データ管理システム及び構造化データ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

構造化データ管理システム及び構造化データ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11296541A
JPH11296541A JP10102271A JP10227198A JPH11296541A JP H11296541 A JPH11296541 A JP H11296541A JP 10102271 A JP10102271 A JP 10102271A JP 10227198 A JP10227198 A JP 10227198A JP H11296541 A JPH11296541 A JP H11296541A
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Nobuhisa Shigemi
修久 重見
Hiroyuki Yamamoto
博之 山本
Gengo Tazaki
玄吾 田崎
Makoto Yoshioka
誠 吉岡
Mitsuhiro Kokubu
光裕 国分
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理的構造の定義を容易に変更でき、且つ、
定義された構造に適合するデータに記述されるセマンテ
ィクスが構造を定義した人の意図通りとなるようにす
る。 【解決手段】 内容モデル11は、内容記述12の内部
構造を定義する。内容記述12は、内容モデル11に準
じ、管理データを記述する。動作記述13は、内容モデ
ル11と結び付けられて、内容記述12内のデータの構
造に応じて、内容記述12内のデータを操作する。この
動作記述13は内容モデル11において定義される構造
の各要素のセマンティクスを定義するために機能する。
動作記述実行手段21は、内容モデル11と結び付いて
いる動作記述13を実行する。構造管理手段22は、内
容モデル11に従った内容記述12の構造を検証・管理
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構造化された電子デ
ータの作成を支援する構造化データ管理システム及び構
造化データ管理プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関し、特に変化の多い非定型業務
に利用するための電子データの作成を支援する構造化デ
ータ管理システム及び構造化データ管理プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書などの電子的なデータを扱う
場合には、内容の論理的構造に合わせてデータを構造化
させることが行われている。これは、構造化していない
文書では、電子的に再利用するのが困難だからである。
例えば、構造化されていない文書から内容の一部分を抜
きだして見出しを作成したり、他の文書に引用したりす
るには、複雑な解析処理が必要である。
【0003】ところが、電子データを構造化しそのデー
タを扱うシステムを作成しても、その構造が固定である
と、データ構造を変更する度にシステムも変更しなけれ
ばならない。また、古いデータをその新しいシステムで
も使用できるようにするため、古いデータの形式の構造
を新しい構造に変換するか、新しいシステムで新旧両方
の構造に対処できるようにするということがなされてき
た。その例は、HTML(Hyper Text Markup language)
とウェブブラウザに見ることができる。以前のHTML
では使用されていたタグが、新しいHTMLでは使用さ
れなくなったり、独自のタグを定義しているウェブブラ
ウザが存在したりする。
【0004】このように、データの構造を変える度にシ
ステムを変更していたのでは、データ構造を変える際の
手間が多すぎる。その一方で、企業内の業務形態は随時
変化しており、それに応じて業務で取り扱うデータ構造
も変化させる必要がある。そこで、データ構造を自由に
変更できるようにするために、各データが適合している
べき論理的構造を定義するための手段が提供されてい
る。その例を以下に説明する。
【0005】文書を処理対象とする場合には、SGML
(Standard Generalized Markup Language)/XML(eXt
ensible Markup Language)を用いることができる。SG
MLはISO8879、JIS X4151に規定され
ている文書記述のための規格である。XMLはWorld Wi
de Web Consortium のSGMLワーキンググループによ
り制定された、SGML規格のサブセット規格である。
SGMLやXMLでは、文書型定義(DTD:Document
Type Definition)という文書の論理的構造を定義する
ための記述手法がある。SGML/XMLでは文書の論
理的構造とレイアウトを分離しており、文書内のタグに
よりその論理的構造が明確に示されているので、コンピ
ュータで処理を行いやすく、大量のデータを管理するこ
とが容易になる。
【0006】リレーショナルデータベースを処理対象と
する場合には、SQL(StructuredQuery Language) を
用いることができる。SQLはJIS X3005に規
定されている、リレーショナルデータベースの定義や問
い合わせに使用されるデータベース言語である。このS
QLにより、リレーショナルデータベースのスキーマを
定義する。スキーマは、構造を定義するものであり、構
造化文書の文書型定義に相当する。
【0007】このように、データの論理的構造を定義す
る手法を用意しておくことで、大量のデータを電子的に
処理し、絶えず変化する要求に応じてデータの論理的構
造を変更することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような手
法が用意されているSGMLでも、論理的構造を定義す
る人と文書の内容を作成する人とが異なると、そこに記
述される文書のセマンティクス(情報の意味)が統一で
きないという問題が生じる。一般に構造を定義する人よ
りも文書を作成する人の方がはるかに多いため、この問
題はしばしば発生する。そのため、構造を定義した人の
意図したように文書が作成されないということが生じて
いる。
【0009】その解決策として、SGMLの要素名を曖
昧さのない言葉で付けるようにしたり、SGMLのタグ
について、その要素にはどのような記述を書くのかの説
明文を曖昧さのない文章で記述するといったことが行わ
れている。しかし、このような方法を用いても完全に曖
昧性を無くすことはできず、またそれにかかる時間や労
力が膨大なものとなる。
【0010】また、SQLでは、リレーショナルデータ
ベースのスキーマ定義において各カラムのセマンティク
スを定義するために型(例えば、数型、文字列型、日時
型)が、用意してあり、各カラムにどのような型の内容
が記入されるかを定義する。しかし、SQLは、あらか
じめ用意されている型によって限定された範囲でしか内
容を定義することができない。例えば、日時でも、休日
を除く過去の日時しか書いてはならないといった詳細な
内容を指定した項目を定義することができない。
【0011】なお、文書のセマンティクスが統一できな
いという問題に対する別の解決策として、Dynami
cHTMLを用いることも考えられる。Dynamic
HTMLは、HTML文書とスクリプトを結び付けて、
HTML文書を活用する記述手法である。具体的には、
HTML文書の記述の中にスクリプトを埋め込むことに
より、HTML文書の一部を動的に生成したり、インタ
ラクティブなHTML文書を作成する。そこで、要素の
記入部分にスクリプトを埋め込んでおき、そのスクリプ
トでセマンティクスの動作内容を定義しておけば、曖昧
さのない記述のみを受け付けることができる。
【0012】ただし、DynamicHTMLのよう
に、HTML文書とスクリプトのような複数の表現方法
が同一HTML文書内に混在して記述されていると、H
TML文書もスクリプトも読み辛く、それらを修正する
際の作業能率の悪化を招いてしまう。また、各HTML
文書に共通のサービスを記述するために、別ファイルに
スクリプトを書いて、各HTML文書のスクリプトから
そのファイルを読み込むこともできるが、そのスクリプ
トがHTML文書のどういった場面でどういう使われ方
をしているのかわからないので、すべてのHTML文書
への影響を考えなければメンテナンスできない。また、
DynamicHTMLでは、スクリプトがHTML文
書内に散らばって記述され、しかも、それらは関連を持
っているため、一部分を直す場合であっても、スクリプ
ト全体への影響を考慮しなければならない。
【0013】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、論理的構造の定義を容易に変更でき、且つ、
定義された構造に適合するデータに記述されるセマンテ
ィクスが構造を定義した人の意図通りとなるように電子
データを作成させることができる構造化データ管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0014】また、本発明の他の目的は、論理的構造の
定義を容易に変更でき、且つ、定義された構造に適合す
るデータに記述されるセマンティクスが構造を定義した
人の意図通りとなるように電子データを作成させるよう
な処理をコンピュータに行わせることができる構造化デ
ータ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、構造化された電子データの処理を行う構
造化データ管理システムにおいて、管理すべきデータの
構造を定義した内容モデル11、前記内容モデル11に
準じて管理すべきデータを記述した内容記述12、及び
前記内容モデル11と関係付けられ、前記内容記述12
内のデータに対応した処理内容が記述された動作記述1
3で構成された管理オブジェクト10a,10bを保持
する管理オブジェクト保持手段10と、前記管理オブジ
ェクト10a,10bに対する要求を受け取ると、前記
管理オブジェクト10a,10bを解釈して前記動作記
述13に従った処理を行うとともに、前記内容記述12
が前記内容モデル11の定義から外れないように監視す
る監視処理手段20と、を有することを特徴とする構造
化データ管理システムが提供される。
【0016】このような構造化データ管理システムによ
れば、内容モデル11に準じて作成される内容記述のデ
ータのセマンティクスを動作記述13において定義して
おけば、前記内容記述を操作する処理命令が入力された
際においても、構造を定義した者の意図に合ったセマン
ティクスのデータのみが入力される。また、内容記述1
2と、その内容モデル11のデータに対応する処理内容
が記述された動作記述13とが、別々に設けられている
ため、その内容の認識が容易である。さらに、管理オブ
ジェクト10a,10bの内容を変更することで論理構
造を変更できる。
【0017】また、上記課題を解決するために、構造化
された電子データの処理を行う構造化データ管理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
おいて、管理すべきデータの構造を定義した内容モデ
ル、前記内容モデルに準じて管理すべきデータを記述し
た内容記述、及び前記内容モデルと関係付けられ、前記
内容記述内のデータに対応した処理内容が記述された動
作記述で構成された管理オブジェクトを保持する管理オ
ブジェクト保持手段、前記管理オブジェクトに対する要
求を受け取ると、前記管理オブジェクトを解釈して前記
動作記述に従った処理を行うとともに、前記内容記述が
前記内容モデルの定義から外れないように監視する監視
処理手段、としてコンピュータを機能させることを特徴
とする構造化データ管理プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0018】このような記録媒体に記録された構造化デ
ータ管理プログラムをコンピュータで実行すれば、上記
本発明に係る構造化データ管理システムがコンピュータ
によって実現される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成図であ
る。本発明は、管理オブジェクト保持手段10と監視処
理手段20とからなる。
【0020】管理オブジェクト保持手段10は、複数の
管理オブジェクト10a,10bを保持している。管理
オブジェクト10a,10bは、内容モデル11、内容
記述12、及び動作記述13を一括して管理するために
概念的にまとめたものである。内容モデル11は、管理
したいデータの記述である内容記述12の、内部構造を
定義するものである。内容記述12は、内容モデル11
に準じ、管理データを記述するものである。動作記述1
3は、内容記述12内のデータの振舞い(そのデータに
関連した処理)を記述するものであり、内容モデル11
あるいは内容記述12と結び付けられて、内容記述12
内のデータの構造に応じて、内容記述12内のデータを
操作するものである。この動作記述13は内容モデル1
1において定義される構造の各要素のセマンティクスを
定義するため、また、その各要素に付随したサービスを
行うために機能する。さらに動作記述13は内容記述1
2における各要素に付随した、その内容記述に特有のサ
ービスも行う。
【0021】監視処理手段20は、ユーザまたは他のシ
ステムから管理オブジェクトに対する要求に応じて、動
作記述実行手段21と構造管理手段22を呼び出すもの
である。動作記述実行手段21は、GUI(Graphical U
ser Interface)や他システムから受けとったメッセージ
情報をもとに、メッセージの指示対象である内容モデル
11と、あるいは内容記述12と結び付いている動作記
述13を求めて読み込み、解釈し実行する。構造管理手
段22は、内容モデル11を解釈し、内容モデル11に
従った内容記述12の構造を検証・管理する。
【0022】この構造化データ処理装置では、管理対象
としての電子データに対し、利用者によるルール定義
(動作記述13)とそのルールに基づいて動作する処理
系(監視処理手段20)が切り離されている。このと
き、ルール定義である動作記述13を可読性のある単一
の言語(スクリプト言語)を用いて表現する。また、デ
ータを構造化して、その構造定義である内容モデル11
と実際のデータの記述である内容記述12を切り離し、
単一の表現形式で記述し、かつ、構造の各要素に記述す
るセマンティクスやサービスを定義する仕組みと、利用
者と内容記述12のインタラクション定義を容易に実現
する仕組みを、内容モデル11と動作記述13とを関連
付けるか、あるいは内容記述12と動作記述13とを関
連付けることにより実現している。これにより、人間系
に依存した内容記述12と機械処理系に依存した動作記
述13とのそれぞれの保守をリアルタイムに行うことが
できる。
【0023】次に、本発明を用いることによる効果を、
具体例をあげて説明する。まず、本発明を用いると、セ
マンティクスの定義の曖昧さを排除することができる。
【0024】図2は、セマンティクスの定義の曖昧さの
排除手段について説明する図である。図中上段に、従来
のSGML/XMLを用いた場合の定義の曖昧さの排除
手段を示し、下段に、本発明を用いた場合の定義の曖昧
さの排除手段を示している。
【0025】従来のSGML/XMLでは、セマンティ
クス定義の曖昧さを排除するために、内容モデル501
において、曖昧さのない要素名(タグ名)を付けてい
た。また、なるべく曖昧さのないようなコメント(説明
文)の追加により、統一したセマンティクスの入力を促
していた。例えば、「氏名」という要素に対して、「名
字」と「名前」というようなコメントを追加している。
しかし、このようにしても曖昧さは残り、しかも、拘束
力がないため、誤ったデータが入力されても、それをチ
ェックすることができない。
【0026】一方、本発明では、内容モデル11aにお
ける構造の各要素に対する内容記述のデータのセマンテ
ィクス定義、および、入力支援するサービスを、スクリ
プトにより動作記述13a〜13dとして用意し、内容
モデル11aの各要素、あるいは、内容記述の各要素と
結びつけている。そのため、要素に対応した動作記述に
より、その要素の入力支援を行えば、データ作成者がデ
ータ構造の各要素に何を書くところなのかを理解でき
る。また、動作記述実行手段21により、データのセマ
ンティクスが記述する構造の各要素に適した内容である
かを自動で検証したり、記入する内容を一覧に表示しユ
ーザに選択させるといった支援を行うことができる。そ
の結果、電子データ作成において人為的な間違いがなく
なる。
【0027】また、本発明を用いると、セマンティクス
の多重定義よる弊害がなくなる。すなわち、従来のSG
ML/XMLやSQLでは、定義された各要素のセマン
ティクスを検証する処理をアプリケーション毎に実装し
ている。そのため、検証処理の内容が異なることによ
り、アプリケーション毎にセマンティクスが異なり、セ
マンティクスを変更しようとすると全てのアプリケーシ
ョンを変更しなければならない。
【0028】図3は、セマンティクスの多重定義につい
て説明する図である。図中左側に従来のSQLによるセ
マンティクスの定義を示しており、右側に本発明による
セマンティクスの定義を示している。
【0029】図に示すように、従来のRDBMS(Relat
ional DataBase Management System) では、RDBMS
内で型によるスキーマ定義514を行い、さらに、アプ
リケーションプログラム511〜513上で、セマンテ
ィクスが定義されていた。このとき、場合によっては、
アプリケーションプログラムの作成者が意識せずにセマ
ンティクスの定義が組み込まれる場合もある。
【0030】一方、本発明では、内容モデル11と動作
記述13を結びつけ、動作記述内でセマンティクスを定
義している。そして、これらを1つの管理オブジェクト
として監視処理手段20が解釈するため、個別のアプリ
ケーションが独自にセマンティクス定義の処理を組み込
む必要がなくなる。その結果、セマンティクスを変更す
る際には動作記述の内容を変更すればよく、全てのアプ
リケーションを変更する必要はない。
【0031】また、本発明を用いれば、文書構造に関す
る部分と動作記述との内容が理解しやすくなる。例え
ば、オンラインでの商品注文の発注書作成支援を行う場
合を考える。
【0032】図4は、DynamicHTMLによる発
注書作成用文書の例を示す図である。このように、構造
化文書のある要素に動作記述を関連づけることは、Dy
namicHTML520においても可能である。
【0033】図5は、発注書作成支援画面の例を示す図
である。これは、図4のDynamicHTML520
が実行された際にユーザの表示装置に表示される画面を
示している。この例では、発注書作成支援画面の表示要
求を受けると、サービス時間内か否かを判断される。サ
ービス時間外であれば、その旨のアナウンスを表示する
画面531が表示され、サービス時間内であれば発注書
作成画面532が表示される。発注書作成画面532に
は、「所属」、「氏名」、及び「個数」の入力項目が設
けられている。これらの入力項目に必要事項を入力し
「発注」のボタンを押すことで、発注書作成指令が出さ
れる。このとき、入力された項目のセマンティクスが検
証され、適合していなければ、正しい入力を促すための
画面533が表示され、適合していれば商品を注文する
旨のメッセージが書かれた画面534が表示される。
【0034】このようにして、DynamicHTML
520によって、セマンティクスの曖昧さをなくすこと
もできるが、図4に示すように、DynamicHTM
L520では、HTMLとスクリプトとの複数の表現方
法が、同一文書内に入れ子構造で混在して記述されてい
る。そのため、HTML文書の内容もスクリプトの内容
も読み取りづらいものとなっていた。
【0035】そこで、本発明を用いて同様の発注書作成
支援を行うには、次のような管理オブジェクトを作成す
る。図6は、本発明の発注書作成用管理オブジェクトの
例を示す図である。図に示すように、注文の文書型を定
義した内容モデル11b、その内容モデル11bに従っ
た文書構造の内容記述12a、及び内容モデル11b内
の要素に関連づけられた動作記述13e〜13jを管理
オブジェクトとして用いる。動作記述13e〜13jに
は、各要素に対する内容記述のデータのセマンティクス
定義、及び入力支援サービスの内容が、スクリプトで記
述されている。そして、監視処理手段で適宜スクリプト
が実行されることで、所望の発注書を示す内容記述12
bが得られる。
【0036】このように、データと、データの振舞いと
が分離されていることにより、一連の記述内に、複数の
表現形式が混在することがない。そのため、データやス
クリプトが読みやすくなり、メンテナンスが容易とな
る。これは、文書の記述量が増大した際に特に効果が現
れる。
【0037】図7は、データとスクリプトとの関係を示
す図である。図中左側に、DynamicHTML54
1を示し、右側に本発明の管理オブジェクトを示してい
る。DynamicHTML541では、HTMLによ
る記述とスクリプトによる記述とが混在しており、どの
スクリプトがどのHTMLを操作しているのかが不明確
である(対応関係を図中では点線で示しているが、実際
には対応関係を示す特別な情報は存在しない)。一方、
本発明の管理オブジェクトでは、内容モデル11cに対
応付けられた動作記述13kの各スクリプト(オペレー
タともいう)が、内容モデル11cの各要素に明確に対
応付けられている。同様に、内容記述12cに対応付け
られた動作記述13mの各スクリプトが、内容記述12
cの各要素に明確に対応付けられている。なお、動作記
述13mからの内容記述12cの操作は、例えば、Xpo
inter などのロケータ記述を用いて構造管理手段に指示
を出すことによって実現できる。
【0038】このようにして、内容モデルによって定義
される構造、あるいは内容記述の構造と動作記述の結び
付きがはっきりし、内容モデルや動作記述の変動が他に
影響する範囲が明確になる。
【0039】また、本発明では内容モデル11と動作記
述13を結びつけたことにより、同じ内容モデル11に
従った多数の内容記述12に対する共通のサービスを記
述できる。従来、同じ構造を持つデータに共通のサービ
スは、システムにハードコーディングされ組み込まれて
いた。そのため、データの構造に変更が生じたり、その
変更により共通のサービスを変更しなければならない時
にシステムを作り直さなければならなかった。本発明に
よれば、同じ構造を持つデータに共通なサービスも、動
作記述13として監視処理手段20の外にあるため、容
易に変更することができる。さらに、動作記述13は内
容モデル11内の各要素と結び付いており、その動作記
述13は他の動作記述とは関係がないため、全ての動作
記述を考慮しなくても、一部分を変更することができ
る。そのため、作業の分担も容易に行うことができ、メ
ンテナンス性が向上する。
【0040】また、本発明では内容記述12と動作記述
13を結びつけたことにより、インスタンスに特有のサ
ービスを動作記述13として用意し使用することができ
る。これにより、内容モデル11と結びつく共通サービ
スの動作記述13でなく、内容記述12に特有なサービ
スを用意することができる。そうすることにより、同じ
内容モデル11である他の内容記述12に対するサービ
スに影響せずに動作記述13を変更することができる。
【0041】さらに、本発明では、内容モデル11にお
ける構造の各要素に対する内容記述12のデータのセマ
ンティクス定義や、入力支援するサービスを監視処理手
段20内にハードコーディングして持つのではなく、動
作記述13としてスクリプト言語で記述できるようにし
た。これにより、処理の内容をユーザが容易に理解する
ことができ、ユーザが独自にサービス定義をすることが
できる。また、メンテナンス作業にかかる時間を少なく
できる。また、内容記述12と動作記述13を別々にす
ることにより、DynamicHTMLのように同じフ
ァイル内に複数の言語が混在して存在することがなく、
メンテナンスの際混乱することがなく、サービス内容の
変化に応じて、短時間でその振舞いを変更でき、対象が
変化の多い環境でのシステム、例えば非定型業務を支援
することができる。
【0042】また、本発明では、内容モデル11と内容
記述12と動作記述13を論理的に一括して扱うことに
より環境の変更によってユーザの要求が変化し、内容モ
デル11の構造定義や動作記述13の振舞いを変更する
ことになっても、既存の内容記述12は既存の内容モデ
ル11と動作記述13によって支援することができる。
また、監視処理手段20が配布先に存在すれば、管理オ
ブジェクト10a,10bをその括りで配布することが
可能になる。
【0043】また、本発明では、内容記述12の構造が
内容モデル11によって定義されているかどうかを管理
する構造管理手段22と、内容記述12に対するサービ
スやセマンティクスの検証を行う動作記述13を処理す
る動作記述実行手段21を、処理として分けたことによ
り、動作記述13内で内容記述12を書きかえる際に内
容モデル11に従ってデータを整形して出力するように
書かなくてもよくなる。また、内容記述12の読み込み
の際に、動作記述13には、構造を指定して各要素のデ
ータを読み込むように記述することができ、構造に関す
る複雑な処理を記述しなくてすむ。
【0044】図8は、SGMLインスタンスの内容を取
得するスクリプトの比較例を示す図である。この例で
は、図に示したような内容モデル11dに従って作成さ
れた内容記述12dから作成日時を抜き出すためのスク
リプトを示している。
【0045】構造解析手段を用いない場合のスクリプト
550では、内容記述12dの構造を解析しつつ、目的
のデータにたどり着けるように、非常に長い処理手順を
記述しなければならない。
【0046】一方、構造解析手段を用いた場合のスクリ
プト13nでは、内容記述12dの構造に関する複雑な
処理を記述せずに、目的の情報を簡単に指定する事がで
きる。この場合、内容記述12dの構造解析は、構造管
理手段22が行う。
【0047】また、監視処理手段20と管理オブジェク
ト保持手段10を分け、データ自身およびその構造定義
と振舞いの記述を管理オブジェクトとして管理オブジェ
クト保持手段10に保持し、処理内容の変更に影響され
ないスクリプト実行処理やデータの構造定義や内容を管
理する部分を監視処理手段20とし、本システムにおけ
る振舞いの内容を、ユーザの要求に依存する部分と依存
しない部分に明確に分けた。そのため、ユーザの要求に
従い変更される部分と、要求によって変更されることが
ない処理が明確に区別でき、ユーザの要求を早急にシス
テムに反映させることができる。また、監視処理手段2
0は同一アーキテクチャで様々な管理オブジェクトを管
理することが可能となる。
【0048】このような本発明の構造化データ管理シス
テムを、企業内の業務に関するデータ処理を支援するた
めの業務支援システムに適用することで、様々な業務の
効率化を図ることができる。以下に、本発明を適用した
業務支援システムについて説明する。
【0049】図9は、業務支援システムの構成図であ
る。これは、構造化された電子文書を対象とした業務支
援システム100を示している。業務支援システム10
0は、管理オブジェクト110、監視処理部120及び
SGMLエディタ131で構成されている。
【0050】管理対象である電子文書は、管理オブジェ
クト110として管理される。管理オブジェクト110
は、データ型定義(DTD)111、SGMLインスタ
ンス112、MIPSスクリプト113、及び関係記述
114a,114bからなる。
【0051】電子文書は、構造化電子文書の世界標準記
述仕様であるSGMLにより構造化して記述されてい
る。原理説明図(図1) での内容モデル11がSGML
仕様のDTD111に相当し、内容記述12がSGML
インスタンス112に相当する。
【0052】MIPSスクリプト113は、原理説明図
(図1)における動作記述13に相当し、MIPS言語
(Micro Post Script) で記述されたスクリプトである。
MIPS言語は、スクリプトを利用する人や修正する人
が、どのような処理を行うスクリプトなのかを理解しや
すいように日本語表現の言語仕様を持つスクリプト言語
である。
【0053】MIPSスクリプト113を構成する動作
実行命令であるオペレータの種類には、例えば、管理オ
ブジェクト110読み込み時に実行される開始オペレー
タ、終了時に実行される終了オペレータ、及び、SGM
Lインスタンス112の要素に対応する処理を行うため
のオペレータを用意するものとする。要素に対応する処
理を行うためのオペレータは、DTD111の要素に関
する定義と関係付けられるものと、特定のSGMLイン
スタンス112の要素に関係付けられるものとがある。
MIPSスクリプト113に記述される内容は、例え
ば、SGMLインスタンス112の作成や修正及び表
示、データベース300へのアクセス、他システム13
1の起動や終了である。これにより、例えば、人の情報
を蓄えているデータベースにアクセスして、人の名前や
所属部署を記入する際の間違いをなくすことができる。
【0054】関係記述114a,114bは、SGML
の要素名、メッセージ名、オペレータ名の3項の組から
なるテーブルである。人や他システムがSGMLインス
タンス112の要素に対してメッセージを送ると、関係
記述114a,114bにより、その要素名とメッセー
ジに対応するMIPSスクリプト113内のオペレータ
が特定される。そして、特定されたオペレータがMIP
Sインタプリタ121で実行される。
【0055】ここで、関係記述114aは、DTD11
1に対する関係記述であり、関係記述114bは、SG
MLインスタンス112に対する関係記述である。DT
D111に対しての関係記述114aは、そのDTD1
11に従うSGMLインスタンス112に共通して利用
され、その要素のセマンティクスを定義するオペレータ
と結び付ける働きをする。SGMLインスタンス112
に対する関係記述114bは、そのSGMLインスタン
ス112のある要素に特有のオペレータを定義したいと
きに、その要素とオペレータを結び付ける働きをする。
【0056】関係記述114a,114bは3項組でな
くても要素名とオペレータ名が関係付けてあればよい。
例えば要素名とオペレータ名のペアからなるテーブルと
し、SGMLインスタンス112の要素をマウスクリッ
クすると、その要素と結び付いているオペレータの一覧
を表示してユーザに選択させるようにしてもよい。ま
た、関係記述114a,114bは1つのDTD111
や1つのSGMLインスタンス112に対して1つに限
るものではない。例えば、文書作成、レビュー、承認、
保管、配布、更新、参照といった、目的や担当者に応じ
た関係記述114a,114bを複数用意してもよい。
【0057】監視処理部120は、MIPSインタープ
リタ121とオブジェクトマネージャ122とを有して
おり、それらを制御する。MIPSインタープリタ12
1は、原理説明図(図1)の動作記述実行手段21に相
当する。すなわち、ユーザがSGMLエディタ131を
用いてSGMLインスタンス112の要素に対するメッ
セージを入力すると、MIPSインタープリタ121が
関係記述114a,114bを解釈し、受け取ったメッ
セージに対して実行すべきMIPSスクリプト113の
オペレータを選択する。そして、MIPSインタープリ
タ121が選択したオペレータを解釈し、実行する。そ
のため、MIPSインタープリタ121は、MIPSス
クリプト113を解釈実行するために必要な機能を備え
ている。例えば、データベース300へのアクセス機
能、他システムとの連携機能、SGMLを管理している
オブジェクトマネージャ122に対してSGMLインス
タンス112の読み書きを指示するための機能がある。
【0058】オブジェクトマネージャ122は、原理説
明図(図1)の構造管理手段22に相当し、DTD11
1を解釈し、SGMLインスタンス112がDTD11
1に定義されている構造に従っているか検証し、MIP
Sインタープリタ113からのSGMLインスタンス1
12変更指示に応じて、DTD111に定義されている
構造を守りながら変更を行う。また、SGMLインスタ
ンス112読み込みのために、構造を指定して各要素の
文書を読み込みができる機能をMIPSインタープリタ
121に提供する。
【0059】SGMLエディタ131は、監視処理部1
20へ入力すべき情報の入力環境をユーザに提供する。
具体的には、監視処理部120から受け取ったSGML
インスタンスや各種メッセージを、ユーザが使用してい
る表示装置の画面に表示したり、入力装置からのユーザ
入力を受け付け、受け付けた情報を監視処理部120に
渡す。
【0060】処理対象となる構造化文書は、データベー
ス300に格納されている。データベース300には、
様々な種類のデータが格納されている。例えば、RDB
(Relational DataBase) 310、CSV(Comma Separat
ed Value) ファイル320、文書ファイル330などで
ある。
【0061】図10は、業務支援システムの処理の流れ
を示す図である。処理の流れの概略は、まず、監視処理
部120が管理オブジェクト110を読み込む(S1
0)。次に、SGMLエディタ131が、文書の内容を
表示する(S20)。そして、ユーザがSGMLエディ
タ131に対して指示を入力する(S30)。その入力
内容は、SGMLエディタ131によって監視処理部1
20に送られる。すると、入力内容に応じて、監視処理
部120がMIPSスクリプト113を実行する(S5
0)。以上の処理が繰り返し行われる。
【0062】続いて、それぞれの処理の詳細を説明す
る。監視処理部120が管理オブジェクト110を読み
込む処理(S10)は、まず、オブジェクトマネージャ
122がSGMLのDTD111とSGMLインスタン
ス112を読み込み、SGMLインスタンス112がそ
のDTD111で定義されている構造に従っているか検
証する(S11)。次にMIPSインタープリタ121
が、MIPSスクリプト113の開始オペレータを読み
込み実行する(S12)。開始オペレータを実行するこ
とにより、監視処理部120において以下のことが行わ
れる。まず、データベース300にアクセスして情報収
集し、その情報に基づいてSGMLインスタンス112
を書き変える。次に、SGMLエディタ131にSGM
Lインスタンス112の内容を送り、ディスプレイ上に
SGMLインスタンス112を表示させる。
【0063】SGMLエディタ131は、監視処理部1
20から送られたSGMLインスタンス112の内容を
表示装置の画面に表示する(S20)。次に、ユーザが
SGMLエディタ131上で、カーソルを移動し文字を
入力したり、マウスクリックしたりする(S30)と、
SGMLエディタ131はどのSGMLの要素(タグ)
に対してどのようなイベントが行われたかを監視処理部
120に送る(S40)。
【0064】監視処理部120ではMIPSインタプリ
タ121が、SGMLエディタ131から送られた要素
名とイベントの種類( キーボードのコード、マウスのク
リック、ダブルクリック等) の情報を元に関係記述11
4a、114bから、該当するMIPSスクリプト11
3のオペレータ名を調べ(S51)、実行する(S5
2)。その際、まずSGMLインスタンス用の関係記述
114bを調べ、そのテーブルに該当する項目が存在す
れば、そのオペレータを実行する。存在しなかった場合
は、DTD用の関係記述114aを調べ、そのテーブル
に該当する項目が存在すれば、そのオペレータを実行す
る。どちらにも存在しなかった場合には何も行わない。
【0065】MIPSスクリプト113には、SGML
インスタンス112の変更、SGMLインスタンス11
2が要素に応じた内容の記述になっているかの検証、他
の管理オブジェクト110内のSGMLインスタンス1
12の表示、他の管理オブジェクト110の呼び出し、
データベース300とのやりとり、他システムの実行、
終了オペレータの呼び出しが記述されている。他の管理
オブジェクトが呼び出されると、別のプロセスとして同
様の処理手順が並行して行われる。また、終了オペレー
タの呼び出しが行われると、MIPSインタプリタ12
1が終了オペレータを読み込み実行する(S53)。
【0066】このように、DTD111とMIPSスク
リプト113を関連づけることにより、文書に記述され
るセマンティクスを定義することが可能となる。すなわ
ち、SGML仕様では、SGMLインスタンス112に
記述される文書の構造を定義する手法は用意されている
が、その文書に記述されるセマンティクスを定義する手
法は用意されていない。そのため、DTD111作成に
おいて、構造の要素名を決定する際に曖昧性のない単語
を選ぶことや、その要素がどのような意味を表している
かを説明するための文書を曖昧さなく記述することに、
労力がかかっていた。
【0067】そこで、本発明に係る業務支援システムで
は、文書に記述されるセマンティクスを定義する手法と
して、文書の構造の各要素に対して、記述を支援するM
IPSスクリプト113を用意する。そのスクリプトに
より、文書の構造とともにその構造の各要素に記述され
るセマンティクスを定義することができ、また、情報の
検索や入力支援等のサービスを提供することができる。
【0068】図11は、文書作成日を記入するスクリプ
トの例を示す図である。このように、文書の作成日を記
入する要素に対して、作成している日付を求めてそこの
要素内に記入するためのMIPSスクリプト113aを
用意することにより、作成日の要素の中に文書を作成し
ている日付が間違いなく記入されることが保証される。
また、作成者が記入しなくても、作成の日付が自動的に
記入されるため、作成にかかる手間が省ける。
【0069】また、文書の構造を管理する専用のオブジ
ェクトマネージャ122を用意したことにより、データ
のモデルとデータの処理が明確に分離され、データのモ
デルに関する記述をスクリプトに書かなくてよくなる。
例えば、データの構造を守るように内容を整形して出力
する記述をスクリプトに書く必要がなくなる。
【0070】また、オブジェクトマネージャ122が構
造を指定して各要素の文書を読み込みができる機能を提
供していることにより、SGMLインスタンス112か
ら内容を読み込む際に、SGMLインスタンス112の
文頭から要素名の検索を繰り返すようなスクリプトを書
く必要がなくなる。
【0071】以下に、会議の議事録を作成する場合を例
にとり、業務支援システムの処理を、図10に示したス
テップ番号を用いて具体的に説明する。図12は、議事
録作成用のDTDとSGMLインスタンスの例を示す図
である。
【0072】まず、監視処理部120が、図に示すよう
な「議事録」文書を扱う管理オブジェクトを読み込む
(S10)。具体的には、オブジェクトマネージャ12
2が、DTD111cとSGMLインスタンス112c
とを読み込み、SGMLインスタンス112cの構造を
検証する(S11)。構造が正しいことが確認される
と、開始オペレータが実行される(S12)。
【0073】図13は、議事録作成用の動作記述の例を
示す図である。図に示したMIPSスクリプト113c
では、開始オペレータとして、会議室予約データベース
を検索し、その情報を元に会議開催日時、開催場所を、
それぞれの書くべき構造のところに自動で記入する処理
が記述されている。
【0074】図14は、開始オペレータ実行後の表示内
容を示す図である。開始オペレータが実行された結果、
SGMLエディタ131のSGMLビュー131aに
は、会議開催日時と開催場所とが記入された状態で、S
GMLインスタンス112cの内容が表示される(S2
0)。
【0075】ユーザが、このSGMLビュー131aの
画面内の「4.出席者」の位置にマウスポインタを移動
し、マウスのボタンをクリックする(S30)と、要素
名「出席者」、イベント「クリック」という情報がSG
MLエディタ131から監視処理部120へ送られる。
【0076】すると、管理処理部120のMIPSイン
タプリタ121が、SGMLエディタ131からの情報
に該当するMIPSスクリプトを関係記述から調べる
(S51)。
【0077】図15は、DTDと動作記述との間の関係
記述の例を示す図である。この関係記述114cでは、
要素名「出席者」の「クリック」のイベントに対して、
出席者入力オペレータが対応付けられている。そこで、
MIPSインタプリタ121が、出席者入力オペレータ
を読み込み、実行する(S52)。
【0078】図13の例では、出席者入力オペレータと
して、人事データベースを検索し、その情報をダイアロ
グに表示し、そこから選択させて、選択された人の名前
と所属と電子メールアドレスを、それぞれの書くべき構
造のところに自動で記入するという処理が記述されてい
る。
【0079】図16は、出席者入力用のダイアログを示
す図である。ユーザは、画面に表示されたダイアログ1
31bの中から、該当する者を選択すればよい。出席者
の選択が終了したら、MIPSインタプリタ121によ
って、SGMLインスタンス112cの所定の位置に出
席者の情報が追加される。
【0080】図17は、出席者の情報が追加されたSG
MLインスタンスを示す図である。このSGMLインス
タンス112dでは、「出席者」のタグの下に「人」の
タグが設けられ、ユーザが選択した者に関する情報が記
載されている。
【0081】このように、出席者の要素と人事データベ
ースとを結び付けておき、データの選択のみで出席者の
入力を行えるようにしたことにより、出席者を記入する
ことが容易になり、しかも文字の入力ミスなどといった
人為的なミスがなくなる。
【0082】また、SGMLインスタンスの内容を、他
システムである文書校正システムで校正した後、出席者
に記入されている人の電子メールアドレスに送るという
処理を、終了オペレータとして記述しておくことで、議
事録作成後に、校正、配布するという処理を支援でき
る。
【0083】さらに、SGMLインスタンスの要素の属
性として電子署名を記入するというオペレータを用意
し、そのオペレータと要素を結び付けることにより、そ
れぞれの作成者の著作権を守ることが可能になる。
【0084】上述の実施の形態では、文書のみを対象と
しているが、例えば、業務プロセス、組織体系、文書体
系などの複数種類の情報を管理オブジェクトとして持つ
ことにより、より柔軟で動的に支援を変更できる業務支
援システムを作成することが可能である。以下に、管理
オブジェクトとして組織図を扱った例について説明す
る。
【0085】図18は、組織図を扱った管理オブジェク
トの例を示す図である。組織図のDTD210に対し
て、組織図共通の動作記述としてMIPSスクリプト2
30が設けられており、これらは組織図共通の関係記述
241によって対応関係が定義されている。また、DT
D210の定義に従った複数のSGMLインスタンス2
21,222が設けられている。
【0086】MIPSスクリプト230の内容には、例
えば、連絡事項をその部署の長に電子メールで送信する
ように記述されている。この記述は、「連絡事項送信」
オペレータとして、DTD210における部と課のタグ
に結び付けるよう関係記述241に記述されている。こ
うすることにより、このDTD210に従って記述され
たそれぞれの組織の内容記述において、部や課をマウス
クリックすると、メッセージを入力するよう促される。
そして、メッセージを記入するとそれぞれの部長や課長
にメッセージが電子メールで送られる。このように、全
ての部署に対する基本的なサービスが提供できる。
【0087】また、共通のサービスではなく、その部署
特有のサービスに変更したい場合には、その部署毎のS
GMLインスタンスに対して動作記述を関連づければよ
い。それは、SGMLインスタンスの特定の要素に対す
る動作記述が存在していれば、その動作記述がDTDに
対応する動作記述よりも優先されるからである。
【0088】図19は、「○○事業部」のSGMLイン
スタンスに付随したMIPSスクリプトの例を示す図で
ある。「○○事業部」の組織図を示すSGMLインスタ
ンス221に対応する動作記述としてMIPSスクリプ
ト231が設けられている。そして、SGMLインスタ
ンス221とMIPSスクリプト231との関係が、関
係記述242によって定義付けられている。
【0089】このようにオペレータを記述し、そのSG
MLインスタンスに付随する関係記述において、部のタ
グと結び付けることで、○○事業所設計管理部への報告
が、部長ではなく秘書宛に送られるようになる。
【0090】また、共通のサービスを行ったうえで別の
処理を追加することもできる。その例を以下に示す。図
20は、「××事業部」のSGMLインスタンスに付随
したMIPSスクリプトの例を示す図である。「××事
業部」の組織図を示すSGMLインスタンス222に対
応する動作記述としてMIPSスクリプト232が設け
られている。そして、SGMLインスタンス222とM
IPSスクリプト232との関係が、関係記述243に
よって定義付けられている。これにより、××事業所品
質保証部第一品質保証課への報告は、課長だけではなく
部長にも送られるようになる。
【0091】このように、課長宛だけでなくその上司で
ある部長宛にも電子メールを送るように変更する場合に
は、新しく記述するオペレータから共通のオペレータを
呼び出すことにより実現することができる。
【0092】こうすることで、同じDTDを用いている
他の部署へ影響することなく、サービスを変更すること
ができる。なお、上記の処理機能は、コンピュータによ
って実現することができる。その場合、構造化データ管
理システムが有すべき機能の処理内容は、コンピュータ
で読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記
述しておく。そして、このプログラムをコンピュータで
実行することにより、上記処理がコンピュータで実現さ
れる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体として
は、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場に流通
させる場合には、CD−ROM(Compact DiskRead Only
Memory) やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体に
プログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介
して接続されたコンピュータの記憶装置に格納してお
き、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送する
こともできる。コンピュータで実行する際には、コンピ
ュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納し
ておき、メインメモリにロードして実行する。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構造化デー
タ管理システムでは、構造化された電子データに記述さ
れるセマンティクスを動作記述により定義でき、構造の
各要素のセマンティクスが統一され、電子データを効率
的に処理することが可能となる。また、内容記述と動作
記述とが個別に存在していることにより、データと、シ
ステムの振舞いとが分離されているため、記述内容の理
解が容易となり、内容の変更時の作業効率が向上する。
【0094】また、本発明の構造化データ管理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
は、記録された構造化データ管理プログラムをコンピュ
ータに実行させることで、構造化された電子データに記
述されるセマンティクスを動作記述により定義し、構造
の各要素のセマンティクスが統一された電子データの効
率的な処理を、コンピュータに行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】セマンティクスの定義の曖昧さの排除手段につ
いて説明する図である。
【図3】セマンティクスの多重定義について説明する図
である。
【図4】DynamicHTMLによる発注書作成用文
書の例を示す図である。
【図5】発注書作成支援画面の例を示す図である。
【図6】本発明の発注書作成用管理オブジェクトの例を
示す図である。
【図7】データとスクリプトとの関係を示す図である。
【図8】SGMLインスタンスの内容を取得するスクリ
プトの比較例を示す図である。
【図9】業務支援システムの構成図である。
【図10】業務支援システムの処理の流れを示す図であ
る。
【図11】文書作成日を記入するスクリプトの例を示す
図である。
【図12】議事録作成用のDTDとSGMLインスタン
スの例を示す図である。
【図13】議事録作成用の動作記述の例を示す図であ
る。
【図14】開始オペレータ実行後の表示内容を示す図で
ある。
【図15】DTDと動作記述との間の関係記述の例を示
す図である。
【図16】出席者入力用のダイアログを示す図である。
【図17】出席者の情報が追加されたSGMLインスタ
ンスを示す図である。
【図18】組織図を扱った管理オブジェクトの例を示す
図である。
【図19】「○○事業部」のSGMLインスタンスに付
随したMIPSスクリプトの例を示す図である。
【図20】「××事業部」のSGMLインスタンスに付
随したMIPSスクリプトの例を示す図である。
【符号の説明】
10 管理オブジェクト保持手段 10a,10b 管理オブジェクト 11 内容モデル 12 内容記述 13 動作記述 20 監視処理手段 21 動作記述実行手段 22 構造管理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田崎 玄吾 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 吉岡 誠 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 国分 光裕 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通インターナショナルエンジニ アリング株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化された電子データの処理を行う構
    造化データ管理システムにおいて、 管理すべきデータの構造を定義した内容モデル、前記内
    容モデルに準じて管理すべきデータを記述した内容記
    述、及び前記内容モデルと関係付けられ、前記内容記述
    内のデータに対応した処理内容が記述された動作記述で
    構成された管理オブジェクトを保持する管理オブジェク
    ト保持手段と、 前記管理オブジェクトに対する要求を受け取ると、前記
    管理オブジェクトを解釈して前記動作記述に従った処理
    を行うとともに、前記内容記述が前記内容モデルの定義
    から外れないように監視する監視処理手段と、 を有することを特徴とする構造化データ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記監視処理手段は、前記管理オブジェ
    クトの処理指令をもとに、指示対象である前記内容モデ
    ルと結び付いている前記動作記述を読み込み、読み込ん
    だ前記動作記述を解釈し実行する動作記述実行手段と、
    前記内容モデルを解釈し、前記内容モデルに従った前記
    内容記述の構造を検証するとともに、前記動作記述実行
    手段により前記内容記述の操作指令があれば、前記内容
    モデルに適合した構造となるように、前記内容記述を操
    作する構造管理手段と、を有することを特徴とする請求
    項1記載の構造化データ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記管理オブジェクト保持手段に保持さ
    れた前記動作記述は、スクリプト言語で記述されている
    ことを特徴とする請求項1記載の構造化データ管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記管理オブジェクト保持手段に保持さ
    れた前記動作記述は、前記内容モデルと関係付けられて
    おり、前記内容モデルに準じて作成された全ての前記内
    容記述のデータに対応する処理内容が記述された内容モ
    デル対応動作記述と、前記内容モデルに準じて作成され
    た特定の内容記述と関係付けられており、特定の内容記
    述のデータに対応する処理内容が記述された内容記述対
    応動作記述とで構成されることを特徴とする請求項1記
    載の構造化データ管理システム。
  5. 【請求項5】 前記管理処理手段は、特定のデータに対
    して前記内容モデル対応動作記述による処理と、前記内
    容記述対応動作記述による処理とが存在した場合には、
    前記内容記述対応動作記述による処理を優先して実行す
    ることを特徴とする請求項4記載の構造化データ管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記管理オブジェクト保持手段に保持さ
    れた前記動作記述は、前記内容記述のデータのセマンテ
    ィクスを定義していることを特徴とする請求項1記載の
    構造化データ管理システム。
  7. 【請求項7】 前記管理オブジェクト保持手段に保持さ
    れた前記動作記述は、前記内容記述のデータに応じて行
    われるべきサービスの内容が記述されていることを特徴
    とする請求項1記載の構造化データ管理システム。
  8. 【請求項8】 前記管理オブジェクト保持手段に保持さ
    れた前記動作記述は、前記内容モデルを構成する要素に
    対応した処理を記述することで、前記内容記述内の個々
    のデータに対応する処理を定義していることを特徴とす
    る請求項1記載の構造化データ管理システム。
  9. 【請求項9】 構造化された電子データの処理を行う構
    造化データ管理プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 管理すべきデータの構造を定義した内容モデル、前記内
    容モデルに準じて管理すべきデータを記述した内容記
    述、及び前記内容モデルと関係付けられ、前記内容記述
    内のデータに対応した処理内容が記述された動作記述で
    構成された管理オブジェクトを保持する管理オブジェク
    ト保持手段、 前記管理オブジェクトに対する要求を受け取ると、前記
    管理オブジェクトを解釈して前記動作記述に従った処理
    を行うとともに、前記内容記述が前記内容モデルの定義
    から外れないように監視する監視処理手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とする構造
    化データ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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