JP2001184344A - 情報処理システム、プロキシサーバ、ウェブページ表示制御方法、記憶媒体、及びプログラム伝送装置 - Google Patents

情報処理システム、プロキシサーバ、ウェブページ表示制御方法、記憶媒体、及びプログラム伝送装置

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JP2001184344A
JP2001184344A JP36348599A JP36348599A JP2001184344A JP 2001184344 A JP2001184344 A JP 2001184344A JP 36348599 A JP36348599 A JP 36348599A JP 36348599 A JP36348599 A JP 36348599A JP 2001184344 A JP2001184344 A JP 2001184344A
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JP36348599A
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English (en)
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Junji Maeda
潤治 前田
Makoto Kobayashi
真 小林
Shinichi Torihara
信一 鳥原
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/957Browsing optimisation, e.g. caching or content distillation
    • G06F16/9577Optimising the visualization of content, e.g. distillation of HTML documents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書のレイアウトを保持したまま、当該文書
の内容を所望の表示条件で表示できるようにする。 【解決手段】 レイアウトの定められた文書を表示する
ウェブブラウザと、このウェブブラウザによる文書の表
示方法を制御する表示制御部20とを備え、表示制御部
20は、文書のレイアウト構造を解析するレイアウト構
造解析部21と、所望の表示条件の文字でこの文書の内
容を表示することを条件として、この文書を表示するペ
ージを、レイアウト構造解析部21の解析により得られ
たこの文書のレイアウト構造を反映させた割付枠により
区分けする枠配置決定部22と、枠配置決定部22によ
り決定された割付枠ごとに、この割付枠内に表示する文
書の内容を決定する枠内表示内容決定部23とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブページ等の
文書の本来のレイアウトを保持しながら、かかる文書の
文字を所望の表示条件で表示し、必要に応じて内容を要
約するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】エンドユーザがコンピュータを使用する
場合、ディスプレイ装置に表示された文字や図を視認し
ながら、キーボードやマウスなどの入力デバイスを用い
てデータやコマンドを入力するといった操作を行うこと
が一般的である。そのため、ディスプレイ装置に表示さ
れた内容を拡大して見やすくする技術が必要とされる場
合がある。特に、高齢者や弱視者がコンピュータを使用
する場合には、衰えた視力を補助してディスプレイ装置
に表示された文字を読むために、拡大表示することが強
く要請される。
【0003】近年、コンピュータネットワークが広く普
及してきており、その基礎部分の一つであるウェブペー
ジへのアクセスにおいても、同様に文字などの拡大表示
が必要な場合がある。一般に、ウェブページは、ウイン
ドウサイズやフォントサイズに応じてレイアウトが勝手
に変更されてしまう。そのため、標準的なフォントサイ
ズでは文字を読みづらいユーザが自分に適したフォント
サイズでそのようなウェブページを表示した場合、レイ
アウトが大幅に崩れてしまう。また、特に商用に提供さ
れているようなウェブページは、レイアウト自体も情報
として重視しているため、これを崩してしまわないよう
に表示幅の指定などによりレイアウトを部分的に固定し
ている場合がある。この場合、ウェブページのレイアウ
トは、フォントが標準的なサイズで見られることを前提
として設定されている。そのため、このようなウェブペ
ージを、ユーザが自分に適したフォントサイズで表示し
た場合、ウェブページの縦方向などの固定されていない
方向にレイアウトが崩れてしまう。また、フォントサイ
ズを大きくする以外にも、ウェブページの内容を読みや
すくするために行間隔や文字間隔を当該ウェブページの
本来の状態(すなわち、ウェブページの制作者により指
定された状態)よりも広げた場合、同様にウェブページ
のレイアウトが崩れてしまう。
【0004】以上のように、ウェブページにおいて単純
に文字のフォントサイズや行間隔、文字間隔などの表示
条件を変えると、当該ウェブページのレイアウトを崩し
てしまうため、ユーザは当該ウェブページ本来のレイア
ウトからの情報を得ることができなくなってしまう。ま
た、不適当な箇所に改行が入ってしまって、文章が読み
にくくなる。さらに、フォントサイズや行間隔を大きく
取ることによって、ウェブページの内容を表示するため
に必要な領域が広くなるため、ウェブページの全体を見
るためには、元のウェブページよりも多くのスクロール
操作を行うことが要求されるといった不都合が生じる。
同様に、表示幅の方向にレイアウトが固定されている場
合であっても、縦方向にはレイアウトが崩れてしまうた
め、ウェブページが縦方向に延び、ウェブページの全体
を見るために、元のウェブページよりも多くのスクロー
ル操作を行うことが要求される。
【0005】そこで、ウェブページの元のレイアウトを
保ったままディスプレイに表示された文字を拡大する技
術が必要となる。従来、この種の技術として、表示スク
リーンを拡大する方法と、虫眼鏡ツールを用いる方法と
がある。表示スクリーンを拡大する方法は、例えば表示
画面を二つに区切り、通常の表示領域と、マウスカーソ
ルで指示された範囲をビットマップ的に拡大して表示す
る領域とに分けて表示を行う。この方法では、大きな領
域を一度に拡大して見ることができる。また、虫眼鏡ツ
ールを用いる方法は、拡張ボタンを用いたドラッグによ
って虫眼鏡として機能する小領域(拡大領域と称す)を
表示する。そして、当該拡大領域に、表示画面中の当該
拡大領域の下に位置する表示内容を拡大されたビットマ
ップとして表示する。この方法では、拡大領域に表示さ
れる内容が本来の表示画面において当該拡大領域の下に
位置する表示内容である。このため、使用者は視点を移
動することなく拡大表示された内容を見ることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
において、表示スクリーンを拡大する方法は、大きな領
域を一度に拡大して見ることができるものの、表示画面
を分割しているため、通常の表示領域が狭くなってしま
う。また、同一の表示内容が、通常の表示領域と拡大表
示する領域の2カ所に表示されるため、使用者は、当該
2カ所に注意を払いながら表示内容を見る必要がある。
したがって、使用者にとって必ずしも使いやすいもので
はなかった。また、虫眼鏡ツールを用いる方法は、指定
された小領域でのみ拡大表示を行うため、拡大して表示
できる領域が狭くなってしまう。これに対して、拡大領
域を広くすると、当該拡大領域の下に隠されてしまう部
分が大きくなるため、本来の表示画面における表示内容
が分かり難くなってしまう。すなわち、いずれの従来技
術であっても、表示画面の一部だけを拡大するために、
全体の概略を一覧して把握することが困難になってしま
う。
【0007】本発明は以上のような技術的課題を解決す
るためになされたものであって、文書のレイアウトを保
持したまま、当該文書の内容を所望のフォントサイズや
行間隔、文字間隔といった表示条件で表示できるように
することを目的とする。また、レイアウトを保持したま
ま拡大表示を行った場合にも、当該文書中の重要な情報
が削除されないように表示内容を編集することを他の目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明は、情報処理システムにおいて、レイアウトの定めら
れた文書を表示する文書表示手段と、この文書表示手段
による文書の表示方法を制御する表示制御手段とを備
え、表示制御手段は、文書のレイアウト構造を解析する
レイアウト構造解析部と、所望の表示条件の文字でこの
文書の内容を表示することを条件として、この文書を表
示するページを、レイアウト構造解析部の解析により得
られたこの文書のレイアウト構造を反映させた割付枠に
より区分けする枠配置決定部と、枠配置決定部により決
定された割付枠ごとに、この割付枠内に表示する文書の
内容を決定する枠内表示内容決定部とを備えることを特
徴としている。
【0009】文書表示手段としては、文書のデータ形式
に応じた手段を用いることができる。例えばウェブペー
ジ(HTML文書)を処理対象とするならば、文書表示
手段はウェブブラウザである。また、ワードプロセッサ
などで作成された文書を処理対象とするならば、文書表
示手段は当該アプリケーションプログラムで提供される
表示手段である。さらに、表示制御手段は、レイアウト
構造解析部、枠配置決定部及び枠内表示内容決定部とし
ての機能を実現できれば、その実装形態は問わない。し
たがって、ユーザのクライアントマシンに常駐するロー
カルプロキシとして実装してもよく、プラグインによる
ウェブブラウザの追加機能として実装しても良い。さら
に、ネットワーク上に置かれたプロキシサーバとして提
供することもできる。表示条件としては、文字のフォン
トサイズ、行間隔、文字間隔等を設定することができ
る。すなわち、割付枠により文書のレイアウト構造を保
存した上で、指定された文字のフォントサイズや行間
隔、文字間隔を反映させて、割付枠ごとに文書の内容を
表示する。この場合、フォントサイズを大きくしたり行
間隔を広げると、割付枠内に元の内容の全てを表示する
ことができない場合が生ずる。そこで、枠内表示内容決
定部にて、重要な内容を残すように表示内容を決定す
る。
【0010】ここで、表示手段の前記レイアウト構造解
析部は、この文書のレイアウトを決定するこの文書にお
ける部分ごとの区切りの強さを検出し、この文書のレイ
アウト構造として、この文書の各部分をノードとし、か
つ区切りの強さを階層に反映させた木構造を生成するこ
とを特徴としている。このような構成とすれば、文書の
レイアウトの論理構造を階層構造として的確に抽出でき
る点で好ましい。
【0011】さらにここで、枠配置決定部は、この文書
における木構造の各ノードに対応する部分の位置を保持
する枠であって、この文書の内容のうち少なくとも一部
を所望の表示条件の文字で表示できる大きさを持ち、か
つこの文書のレイアウト構造に関する所定の規則を満足
する枠を、この文書を表示するページを区分けする割付
枠として設定することを特徴としている。このような構
成とすれば、割付枠の組み合わせにより、文書のレイア
ウトの論理構造をできる限り忠実に保存することができ
る点で優れている。また、レイアウト構造に関する所定
の規則を適切に設定することにより、割付枠の大きさや
割付枠相互の位置関係を制御することができる。一般
に、割付枠の面積を小さくすると、ウェブページのレイ
アウトはよりオリジナルに近いものになるが、オリジナ
ルページ内の重要度の高いコンテンツが欠落しやすい。
これに対し、割付枠の面積を大きく取ると、重要度の高
いコンテンツは残るが、オリジナルのレイアウトからは
離れてしまう。そこで、割付枠の大きさや位置を制御す
ることにより、文書のレイアウト構造を保存すること
と、文書の中の重要な内容が欠落しないようにすること
とのバランスを取ることができる。
【0012】さらにここで、枠内表示内容決定部は、こ
の文書の書式を制御する制御情報に対して優先順位を設
定し、この優先順位にしたがって、この文書の部分ごと
に、対応する割付枠内に表示する内容を決定することを
特徴としている。このような構成とすれば、文字を拡大
することによって割付枠内に元の文書の全てを表示でき
ない場合であっても、重要な記述が削除されない点で特
に優れている。
【0013】さらに情報処理システムは、この文書にお
ける、表示制御手段の枠配置決定部により設定された割
付枠の位置に対応する部分の内容を、枠内表示内容決定
部により決定された内容とは別に表示する詳細内容表示
手段をさらに備えることを特徴としている。このような
構成とすれば、文字を拡大することによって割付枠内に
元の文書の全てを表示できない場合に、削除された情報
を取得することができる点で好ましい。詳細内容を表示
する手法としては、例えば、マウスなどを用いて所望の
割付枠を指定することにより、この割付枠における内容
が表示されるようにする。指定された領域に関連づけら
れた情報を表示するこのような手法は、公知技術を用い
て実現できる。
【0014】さらに情報処理システムは、前記文書にお
ける、前記表示制御手段の前記枠配置決定部により設定
された前記割付枠の位置に対応する部分の内容を、音声
にて出力する詳細内容読み上げ手段をさらに備えること
を特徴としている。このような構成とすれば、文字を拡
大することによって割付枠内に元の文書の全てを表示で
きない場合に、削除された情報を音声により取得するこ
とができる点で好ましい。音声を用いることにより、表
示されている文書を他の表示で隠すことなく、所望の割
付枠における内容を知ることができる。指定領域に関連
づけられた情報を音声により出力するこのような手法
は、公知技術を用いて実現できる。
【0015】また、本発明は、レイアウトの定められた
文書を表示する情報処理システムにおいて、この文書の
レイアウト構造をいくつかの領域の組み合わせとして抽
出し、この領域の大きさ及び位置を略保存したまま各領
域に含まれる文字のフォントサイズを拡大し、所定の条
件にしたがって、この各領域に含まれる文字を選択的に
表示することを特徴としている。このような構成とすれ
ば、レイアウトを保存したまま文字を拡大して表示する
と共に、予め定められた条件に基づいて文書の要約を作
成して表示するため、文字を拡大しても重要な情報を削
除することなく表示できる点で優れている。ここで、条
件としては、文書の制作者の意図を推定して設定された
優先度や重要度を用いたり、元のフォントサイズやボー
ルド、イタリック、下線などの強調を示す書式が設定さ
れているかどうかに基づいて機械的に定めたりする事が
できる。なお、フォントサイズを拡大するほか、文書の
行間隔や文字間隔を広げる場合についても、同様の条件
にしたがって、各領域に含まれる文字を選択的に表示す
ることができる。
【0016】また、本発明は、ウェブサーバとクライア
ント端末との間に介在させ、ウェブサーバから受け取っ
たウェブページに所定の処理を施してクライアント端末
に送信するプロキシサーバにおいて、ウェブサーバから
受け取ったウェブページのレイアウト構造を解析するレ
イアウト構造解析部と、所望の表示条件で前記ウェブペ
ージの内容を表示することを条件として、このウェブペ
ージを、レイアウト構造解析部の解析により得られたこ
のウェブページのレイアウト構造を反映させた割付枠に
より区分けする枠配置決定部と、この枠配置決定部によ
り決定された割付枠ごとに、この割付枠内に表示するこ
のウェブページの内容を決定する枠内表示内容決定部と
を備えることを特徴としている。プロキシサーバとして
提供することにより、情報処理システムやウェブサーバ
に特別の構成を設けることなく、ウェブページの表示制
御を行うことができる点で優れている。
【0017】ここで、レイアウト構造解析部は、ウェブ
ページをブラウザにて表示する際に用いる書式情報のう
ち、このウェブページのレイアウトを定義する書式情報
に対して区切りの強さを定義し、ウェブサーバから受信
したこのウェブページに記述された書式情報における区
切りの強さを検出し、このウェブページのレイアウト構
造として、この書式情報で区切られるこのウェブページ
の各部分をノードとし、このノードの区切りの強さを階
層に反映させた木構造を生成することを特徴としてい
る。このような構成とすれば、ウェブページのレイアウ
トの論理構造を階層構造として的確に抽出できる点で好
ましい。
【0018】また、本発明は、ブラウザにおけるウェブ
ページの表示を制御するためのウェブページ表示制御方
法において、このウェブページのレイアウト構造を解析
するステップと、所望の表示条件でこの文書の内容を表
示することを条件として、このウェブページを、レイア
ウト構造の解析ステップにより得られたこのウェブペー
ジのレイアウト構造を反映させた割付枠により区分けす
るステップと、このウェブページを区分けするステップ
により決定された割付枠ごとに、この割付枠内に表示す
るウェブページの内容を決定するステップと、このウェ
ブページを表示するウインドウに、このウェブページを
区分けするステップにより決定された割付枠を配置し、
この割付枠内に、割付枠内の表示内容を決定するステッ
プにより決定されたこのウェブページの内容を表示する
ステップとを含むことを特徴としている。このアルゴリ
ズムは、例えば、ウェブページを構成するHTML文書
の中に、JavaScript等のスクリプトにより埋め込んでお
くことによって実行することが可能である。また、Ja
vaアプレット等をオブジェクトとして埋め込んでおく
ことによっても、実行することが可能である。
【0019】ここで、ウェブページのレイアウト構造解
析ステップは、このウェブページに記述された書式情報
を利用して、この書式情報で区切られるこの文書の各部
分をノードとする第1の木構造を抽出するステップと、
この書式情報に対してあらかじめ設定された区切りの強
さに基づいてこの第1の木構造の各ノードをランク付け
し、区切りの強さが最も強い書式情報に対応するノード
をルートノードとして、かつ区切りの強さを階層に反映
させた第2の木構造を生成するステップとを含むことを
特徴としている。このような構成とすれば、書式情報に
基づいて作成される木構造を、ウェブページのレイアウ
ト構造を反映させた木構造に適切に変形できる。ルート
ノードを設定する際、第1の木構造において区切りの強
さが最も強い書式情報に対応するノードが複数存在する
場合は、適当な規則を設けてルートノードを決定すれば
よい。一般には、ウェブページにおいて最初に現れる該
当ノードをルートノードとするのが好ましい。
【0020】さらにここで、ウェブページを区分けする
ステップは、このウェブページ中のノードにて特定され
る部分の位置にこのノードにて特定される部分の内容の
少なくとも一部を所望の表示条件で表示できるかどうか
を調べる処理を、この第2の木構造におけるルートノー
ドから順に、表示が可能であった場合はこの第2の木構
造における階層を一段ずつ下がっていきながら、各ノー
ドに対して再帰的に実行し、表示が不可能であった場合
は、最後に表示が可能であったノードにて特定される部
分の位置及び大きさを持つ割付枠を用いてこのウェブペ
ージを区分けすることを特徴としている。このような構
成とすれば、文書のレイアウトの論理構造をできる限り
忠実に保存できる割付枠を設定できる点で好ましい。ま
た、文書のレイアウト構造を保存することと、文書の中
の重要な内容が欠落しないようにすることとのバランス
を取るために、選択的な条件を設けて、表示の可否を調
べる処理の再帰的な実行を途中でやめるようにしても良
い。この選択的な条件としては、割付枠の大きさや割付
枠相互の位置関係を制御する規則を設定することができ
る。
【0021】さらに、本発明のウェブページ表示制御方
法において、ウェブページの内容を表示するステップの
後に、このウェブページを区分けするステップにおいて
設定された割付枠を指定してなされた要求に応じて、こ
のウェブページのうちでこの割付枠の位置に対応する部
分の内容を表示するステップをさらに含むことを特徴と
している。このような構成とすれば、文字を拡大するこ
とによって割付枠内に元の内容の全てを表示できない場
合に、欠落した情報を取得することができる点で好まし
い。
【0022】また、本発明によれば、以下に示すよう
な、ブラウザにおけるウェブページの表示を制御するた
めのウェブページ表示制御方法を提供する。すなわち、
このウェブページのレイアウト構造をいくつかの領域の
組み合わせとして抽出するステップと、この領域の大き
さ及び位置を略保存したまま各領域に含まれる文字のフ
ォントサイズを拡大するステップと、HTMLタグに対
して定義された条件にしたがって、この各領域に含まれ
る文字を、この領域内に表示できる限り表示するステッ
プとを含むことを特徴としている。このような構成とす
れば、レイアウトを保存したまま文字を拡大して表示す
ると共に、所定の条件に基づいて文書の要約を作成して
表示するため、文字を拡大しても重要な情報を削除する
ことなく表示できる点で優れている。ここで、条件とし
ては、HTMLタグに対して文書の制作者の意図を推定
して設定された優先度や重要度を用いたり、HTMLタ
グの種類により定義されるフォントサイズやボールド、
イタリック、下線などの強調を示す書式が設定されてい
るかどうかに基づいて機械的に定めたりする事ができ
る。なお、フォントサイズを拡大するほか、文書の行間
隔や文字間隔を広げる場合についても、同様の条件にし
たがって各領域に含まれる内容を選択し、要約を作成す
ることができる。
【0023】また、本発明は、コンピュータに実行させ
るプログラムを当該コンピュータの入力手段が読取可能
に記憶した記憶媒体において、このプログラムは、ウェ
ブページのレイアウト構造を解析する処理と、所望の表
示条件でこのウェブページの内容を表示することを条件
として、このウェブページを、レイアウト構造の解析に
より得られたこのウェブページのレイアウト構造を反映
させた割付枠により区分けする処理と、ブラウザにてこ
のウェブページを表示するために、このウェブページを
区分けする割付枠ごとに、この割付枠内に表示するウェ
ブページの内容を決定する処理とをこのコンピュータに
実行させることを特徴としている。このようにすれば、
このプログラムをロードしたコンピュータにおいて、レ
イアウト構造を保存したまま文字のフォントサイズや行
間隔を変更したウェブページの表示を行うようにウェブ
ブラウザを制御することができる。
【0024】また、本発明は、コンピュータに実行させ
るプログラムを当該コンピュータの入力手段が読取可能
に記憶した記憶媒体において、このプログラムは、ウェ
ブページのレイアウト構造を解析する処理と、所望の表
示条件で前記ウェブページの内容を表示することを条件
として、このウェブページを、レイアウト構造の解析に
より得られたこのウェブページのレイアウト構造を反映
させた割付枠により区分けする処理と、このウェブペー
ジを区分けする割付枠ごとに、この割付枠内に表示する
ウェブページの内容を決定する処理と、ウェブページを
表示するウインドウに、このウェブページを区分けする
割付枠を配置し、この割付枠内に、表示するとして決定
されたこのウェブページの内容を表示する処理とをこの
コンピュータに実行させることを特徴としている。この
ようにすれば、このプログラムをロードしたコンピュー
タにおいて、ウェブページのレイアウト構造を保存した
まま文字のフォントサイズや行間隔を変更した表示を行
うことができる。
【0025】また、本発明は、コンピュータに、ウェブ
ページのレイアウト構造を解析する処理と、所望の表示
条件で前記ウェブページの内容を表示することを条件と
して、このウェブページを、レイアウト構造の解析によ
り得られたこのウェブページのレイアウト構造を反映さ
せた割付枠により区分けする処理と、ブラウザにてこの
ウェブページを表示するために、このウェブページを区
分けする割付枠ごとに、この割付枠内に表示するウェブ
ページの内容を決定する処理とを実行させるプログラム
を記憶する記憶手段と、この記憶手段からこのプログラ
ムを読み出してこのプログラムを送信する送信手段とを
備えたことを特徴としている。このようなプログラム伝
送装置により、プログラムの提供形態としてCD−RO
M等の記憶媒体を介すことなく、顧客に対して本発明の
技術を提供することが可能となる。
【0026】ここで、記憶手段は、このプログラムをス
クリプトまたはオブジェクトとして埋め込んだウェブペ
ージを記憶することを特徴としている。これにより、プ
ログラム伝送装置から、当該スクリプトまたはオブジェ
クトを実行するアプリケーションと共に当該ウェブペー
ジを伝送する事によって、これらをダウンロードする装
置において特別な構成を設けることなく、ウェブページ
の表示制御を行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態における文書の表示制御機能を備えた情報処理端
末の構成を示すブロック図である。本発明の表示制御機
能は、図1に示すように情報処理端末に搭載したり、ネ
ットワーク上に置かれたプロキシサーバの機能として提
供したりするなど、種々の実施態様が考えられる。本実
施の形態では、情報処理端末が文書の表示を制御する表
示制御部を備える構成について説明する。その他の種々
の構成例に関しては後述する。また、本実施の形態は、
ウェブページを処理対象とし、ウェブブラウザにおける
ウェブページ(HTML文書)の表示を制御する。
【0028】図1を参照すると、本実施の形態の情報処
理端末100は、ウェブページを表示するウェブブラウ
ザ10と、ウェブブラウザ10におけるウェブページの
表示を制御する表示制御部20とを備える。また、情報
処理端末100は、図示しない送受信部を備えてインタ
ーネット等の通信ネットワークに接続し、ウェブサーバ
にリクエストを出してウェブページを取得する。
【0029】ウェブブラウザ10は、図示しない送受信
部を介してウェブサーバからダウンロードしたウェブペ
ージを表示する。ウェブブラウザ10としては、ネット
スケープ・コミュニケーションズ社のネットスケープ・
ナビゲータや、マイクロソフト社のインターネット・エ
クスプローラ等の一般的なウェブブラウザを使用するこ
とができる。
【0030】表示制御部20は、ウェブブラウザ10に
よるウェブページの表示を制御する。具体的には、ウェ
ブページを構成する文字列や画像などの要素を、当該ウ
ェブページの本来の表示条件(すなわちウェブページの
制作者により指定された表示条件)に関わらず、使用者
により指定された表示条件で表示する。ここで、表示条
件には、表示サイズや行間隔、文字間隔などが含まれ
る。ウェブページを表示する際、ウェブページをいくつ
かのブロックに分けて、当該ブロックの位置及び大きさ
を固定し、要素の表示条件だけを変更することにより、
当該ウェブページのレイアウトが崩れないようにする。
表示制御部20の主要な使用態様としては、高齢者や弱
視者にとってウェブページの本来のフォントサイズでは
読むことが困難である場合に、当該使用者が指定した大
きなフォントサイズで当該ウェブページを表示すること
により読みやすくすることがあげられる。この場合、表
示する文字を大きくしてもウェブページ全体のレイアウ
トは崩れないので、一覧してウェブページのデザインを
把握することが可能である。また、ウェブページのレイ
アウトを保持したまま表示される文字を拡大することに
より、文書の一部が表示できなくなる場合があるが、そ
のような場合に重要な情報が削除されてしまわないよう
に、ウェブページの内容の要約を作成する。本実施の形
態では、HTMLタグを用いて文書の内容の重み付けを
行い、その重み付けに基づいて重要な語句を残すように
して要約を作成する。
【0031】図2は、表示制御部20の構成を示すブロ
ック図である。図2を参照すると、表示制御部20は、
ウェブページのレイアウト構造を解析するレイアウト構
造解析部21と、レイアウト構造解析部21により解析
されたレイアウト構造を反映させた割付枠を設定してウ
ェブページを区分けする枠配置決定部22と、枠配置決
定部22により決定された割付枠ごとに当該割付枠内に
表示する内容を決定する枠内表示内容決定部23とを備
える。
【0032】レイアウト構造解析部21は、ウェブペー
ジをいくつかの部分で区切り、当該部分の相互の関係に
基づいて、当該ウェブページのレイアウト構造と等価の
木構造を作成する。その具体的な方法について説明す
る。なおここでは、HTML文書を対象とし、HTML
タグを用いてウェブページのレイアウト構造を解析する
場合を例として説明する。
【0033】HTML文書では制御情報を記述するため
にHTMLタグを用いている。HTML文書で用いられ
るHTMLタグには、画面上で表示制御や論理構造の制
御を行う領域を定めるために使われるブロックレベルエ
レメントと呼ばれる種類と、矩形領域とは関係なく文字
列を修飾するために使われるインラインエレメント(ま
たはテキストレベルエレメント)と呼ばれる種類があ
る。ブロックレベルエレメントで指定される領域は矩形
であるため、ブロックレベルエレメントに属するHTM
Lタグは、ウェブブラウザ10にて表示される際に改行
を伴う。これに対し、インラインエレメントに属するH
TMLタグは、ウェブブラウザ10にて表示される際に
改行を伴わない。ブロックレベルエレメントの例として
は、見出しを示すタグ<H1>、<H2>や段落を示す
タグ<P>等がある。また、インラインエレメントの例
としては、テキストのボールド体を指定する<B>やフ
ォントを指定する<FONT>等がある。
【0034】図3にHTMLタグを記入したHTML文
書のソースリストと、当該HTML文書の表示例を示
す。図3を参照すると、HTML文書の表示内容全体を
括るタグ<BODY>の中に、さらにHTML文書の表
示内容全体を制御する中央そろえのタグ<CENTER
>があり、さらにその中に、見出しを示すタグ<H1
>、<H2>や段落を示すタグ<P>で区切られた文書
が記述されている。また、図3に示すように、当該HT
ML文書がウェブブラウザ10にて表示される際、各H
TMLタグは自分自身の矩形領域(図中の点線で囲んだ
部分)を持つ。この矩形領域は、当該HTMLタグによ
る制御を実行する範囲であり、実際にHTML文書がウ
ェブブラウザ10にて表示される際には表示されない。
そして、<CENTER>と<H1>との関係のよう
に、所定のタグで区切られた範囲が他のタグを包含する
場合は、表示した際にこれらのタグが持つ矩形領域も包
含関係を持つ。また、共通の親を持つノード(兄弟ノー
ド)の矩形領域は、互いに隣接する。図5は、他のHT
ML文書のソースリストと、当該HTML文書の表示例
を示す。この例において、テキストのイタリック体を指
定するタグ<I>、ボールド体を指定するタグ<B>、
標準よりも大きなフォントサイズを指定する<BIG>
はインラインエレメントである。したがって、表示画面
上に固有の矩形領域は持たない。
【0035】ここで、一つのHTMLタグを一つのノー
ドとすることにより、HTML文書の書式の制御構造を
木構造で表現することができる。図4は、図3に示した
HTML文書の各HTMLタグをノードとして作成した
木構造である。また、図6は、図5に示したHTML文
書の各HTMLタグをノードとして作成した木構造であ
る。なお、木構造の各ノードのうちブロックレベルエレ
メントに対応するノードには、対応するHTMLタグの
識別情報と、後述する該当HTMLタグの強さと、後述
する該当HTMLタグの重要度と、当該HTMLタグが
持つ矩形領域の位置及び大きさとを示す情報が格納され
ている。また、インラインエレメントに対応するノード
には、後述する該当HTMLタグの重要度が格納されて
いる。上述したように、ブロックレベルエレメントに属
するHTMLタグは、段落などの所定の領域を設定する
ため、HTML文書のレイアウトを特定する。そのた
め、上記のようにHTMLタグをノードとして作成され
た木構造は、当該HTML文書のレイアウト構造をある
程度反映することとなる。
【0036】なお、上記のHTMLタグをノードとする
木構造の作成には、インターネット・エクスプローラ等
では、w3c(world wide web consortium)が標準とし
て策定しているDOMツリー(Document Object Model t
ree)がそのまま使える。これによれば、ウェブブラウザ
10が自動的にHTML文書を木構造に変換するため、
変換された木構造をレイアウト構造解析部21に読み込
むようにすれば良い。しかし、DOMツリーを利用でき
ないブラウザにおいても、上記のようにHTMLタグの
相対関係から同等の木構造を作成することが可能であ
る。
【0037】次に、ウェブページの制作者が意図するH
TML文書のレイアウト構造を推測するために、上記の
HTMLタグをノードとして作成された木構造を変形す
る。なお、図5及び図6の例では、文書のレイアウト構
造に関わる部分として、<BODY>に対応するノード
及びその下位のノードの部分に対してのみ変形を行う。
まず、ブロックレベルエレメントのHTMLタグに対し
て文章の区切りの強さ(以下、HTMLタグの強さと称
す)を設定しておく。この設定はウェブページを読み込
むたびに行われるのではなく、予め設定しておいて、図
示しない記憶装置にデータファイルとして格納してお
き、表示制御部20がウェブページを読み込むたびに記
憶装置からレイアウト構造解析部21に供給される。図
7に、HTMLタグの強さの例を示す。図示の例では、
例えば図表全体を表すタグ<TABLE>は、図表内の
一つのセルを表すタグ<TD>よりも強くなっている。
これは、図表の内と外を区切る区切りの方が、一つの図
表の中の所定のセルとその隣のセルとの間の区切りより
も強いことを表している。なお、図7に示したHTML
タグの強さ及びその値は単なる例示にすぎない。HTM
Lタグの強さの相対関係や値は、ウェブページの作者の
意図を的確に反映させるために、適宜変更が可能であ
る。また、HTMLの改訂によってHTMLタグそのも
のが変更される場合もあり、これに伴ってHTMLタグ
の強さの定義も適切に更新されるべきである。
【0038】次に、レイアウト構造解析部21が、上記
のように設定されたHTMLタグの強さを用いて、HT
MLタグをノードとして作成された木構造を変形する動
作を、図8のフローチャートと図9乃至図12の状態説
明図とを参照して説明する。図9乃至図12は、ウェブ
ページにおける文書のレイアウト構造と、当該レイアウ
ト構造を反映した木とを示す図である。ここでは、文書
のレイアウト構造を抽出するため、上記のHTMLタグ
をノードとして作成された木構造の中から、<BODY
>に対応するノードの下位に位置するノードであって、
図7に例示したようにHTMLタグの強さを定義されて
いるHTMLタグに対応するノードを並べ、当該HTM
Lタグの強さに基づいて改めて木構造を構築する。な
お、図9乃至図12に示す木構造おいて、最下層のノー
ド(図では最上位に記述されている)は、長方形で表示
されている。そして、各長方形の高さがHTMLタグの
強さの相対的な関係を示している。また、ノードの上の
チャプター1、セクション1等の表記は、当該ノードに
対応するHTMLタグにて制御される文書の内容であ
る。<P>にて制御される(段落分けされる)文書の内
容はパラグラフを構成し、通常、ある程度の長さを持っ
た文章であるので、図には表記していない。
【0039】図8において、ステップ801の前処理
は、コメントの除去、開始タグのない終了タグの除去や
中味のないブロックレベルエレメントの除去といったH
TML文法エラーの処理、<BODY>の直子でブロッ
クレベルエレメントでないものを<P>と</P>で囲
む等の準備段階の処理である。また、ステップ802の
木構造の作成処理は、上述したHTMLタグをノードと
する木構造を作成する処理である。ここまでの処理で、
図9に示す状態が得られる。図9を参照すると、この時
点では、HTML文書の兄弟ノード(共通の親を持つノ
ード)で表される表示領域には階層構造はない。
【0040】次に、着目するHTMLタグの強さを表す
変数としてパラメータSを設定し、図7に例示したHT
MLタグの強さのうちで最も小さい値(最も弱いHTM
Lタグの強さ)を代入する(ステップ803)。これに
より、処理対象であるHTML文書に存在するHTML
タグのうちで、当該強さを持つHTMLタグが着目対象
となる。なお、同じ強さのHTMLタグが複数ある場合
は全てが着目対象となる。次に、パラメータSの値が、
処理中のHTML文書に含まれているHTMLタグの強
さのうちで最高の値を超えているかどうかを判定し、越
えていれば(判定結果がイエスならば)処理を終了する
(ステップ804)。この時点では、当然判定結果はノ
ーとなり、次へ進む。
【0041】次に、作成された木構造を走査し、HTM
Lタグの強さがSであるノードが隣接する部分を全て検
出する。そして、隣接ノード処理として、そのような部
分に対して、当該隣接するノードを子として持つような
新たなノードを作成する(ステップ805)。新たに作
成されたノードは、当該ノードの子ノードと同じHTM
Lタグの強さを持ち、ウェブページにおいては、全ての
子ノードが表示画面上で占める矩形を包含するような矩
形を表す。図9に示したレイアウト構造及び木に対し、
HTMLタグの強さの値が最小である<P>に対応する
ノードを対象として上記隣接ノード処理を行った状態を
図10に示す。図10を参照すると、セクション1の内
容を持つ<H2>のノードとチャプター2の内容を持つ
<H1>のノードとに挟まれた二つの<P>のノードが
互いに隣接し、セクション2の内容を持つ<H2>のノ
ードの後方(図では右側)に位置する二つの<P>のノ
ードが互いに隣接している。そこで、これらのノードに
隣接ノード処理を実行し、それぞれ二つの<P>のノー
ドを子として持つ<P>と同じ強さのノードが上位に生
成される。また、ウェブページのレイアウト構造を参照
すると、当該二つの隣接する<P>のノードに対応する
パラグラフが、新しく生成されたノードに対応する大き
な矩形に包含されている。
【0042】次に、さらに木構造を走査し、HTMLタ
グの強さがSであるノードと、当該ノードの文頭方向
(図では左側)に位置する自分よりもHTMLタグの強
さが強いノードとが隣接する部分を検出する。そして、
それらのノードを子として持つような新たなノードを作
成する(ステップ806)。新たに作成されたノード
は、子として持つノードのうちのHTMLタグの強さが
強い方の子ノードと同じHTMLタグの強さを持つ。そ
して、ウェブページにおいては、全ての子ノードが表示
画面上で占める矩形を包含するような矩形を表す。図1
0に示したレイアウト構造及び木に対し、上記の処理を
行った状態を図11に示す。図11を参照すると、左か
ら2番目に位置する<P>のノードと、その文頭方向に
位置するチャプター1の内容を持つ<H1>のノードと
が併合されて、それらのノードを子として持つ<H1>
と同じ強さのノードが上位に生成される。同様にして、
セクション1の内容を持つ<H2>のノードとその直後
の<P>のノードとが併合されて、<H2>の強さのノ
ードが生成される。また、チャプター2の内容を持つ<
H1>のノードの後方において、セクション1の内容を
持つ<H2>のノードとその直後の<P>のノードとが
併合されて、<H2>の強さのノードが生成される。さ
らに、セクション2の内容を持つ<H2>のノードとそ
の直後の<P>のノードとが併合されて、<H2>の強
さのノードが生成される。なお、チャプター2の内容を
持つ<H1>のノードの直後には、HTMLタグの強さ
がSであるノード(<P>のノードまたは<P>と同じ
強さのノード)が存在しないため、ここでは併合する処
理を行わない。ウェブページのレイアウト構造を参照す
ると、併合されたノードに対応する矩形が、新しく生成
されたノードに対応する大きな矩形に包含されている。
【0043】次に、パラメータSに現在よりも一段大き
い値を代入する(ステップ807)。そして、ステップ
804から同様の処理を繰り返す。すなわち、前回より
も一段強いHTMLタグの強さを持つノードに対して同
様の処理を行う。以上の処理を繰り返してゆき、パラメ
ータSの値が、処理中のHTML文書に含まれているH
TMLタグの強さのうちで最高の値を超えたならば、処
理を終了する。図9乃至図11に示したレイアウト構造
及び木に対し、上記の処理を繰り返し実行した後、最終
的に得られたレイアウト構造及び木を図12に示す。図
12を参照すると、文書全体を包含する<H1>と同じ
強さのノードをルートノードとして、各ノードにおける
HTMLタグの強さが階層に反映された木構造が生成さ
れている。また、ウェブページのレイアウト構造を参照
すると、ルートノードに対応する矩形によって、文書の
全体が包含されている。
【0044】枠配置決定部22は、レイアウト構造解析
部21により生成されたHTMLタグの強さを反映した
木構造を用いて、ウェブページにおけるレイアウトを決
定する割付枠を生成する。ここで、割付枠は、ウェブペ
ージのレイアウトを決定するものであるから、ウェブペ
ージ内に配置された割付枠どうしが重ならず、かつ全て
の割付枠を集めると元のウェブページの画面全体を表す
ように設定することが必要である。レイアウト構造解析
部21により生成された木構造はノードとHTML文書
中のHTMLタグとを対応させていることから、上記の
条件を満足するようにノードを選択すれば、各ノードの
HTMLタグが持つ矩形領域を割付枠として用いること
ができる。したがって、レイアウト構造解析部21によ
り当該木構造が生成された時点では、当該木構造を構成
するノードの全てが割付枠候補となる。そして、上記の
条件を満足するようにノードを選択して割付枠を決定す
る。
【0045】ウェブページの内容を使用者により指定さ
れたフォントサイズや行間隔で表示する場合、ウェブペ
ージ制作者により指定されたフォントサイズや行間隔よ
りも大きい値が指定されたとすると、当該HTMLタグ
の制御を受ける文書の全てを上述したHTMLタグが持
つ矩形領域内に表示できなくなる。そのため、割付枠
は、使用者が当該割付枠の表示内容を把握し易いよう
に、少なくとも当該割付枠内に表示される文書のうちで
最も重要なものが完全に表示できる大きさがなくてはな
らない。したがって、割付枠とするノードは木構造のル
ートノードから順に階層を降りながら、適切な大きさの
矩形領域を持つHTMLタグに対応するノードを選択す
る。すなわち、木構造では、親ノードが画面上で表す矩
形は子ノードが画面上で表す矩形をすべて包含するとい
う関係があるので、木構造を親から子に辿るということ
は、画面上での矩形を分割していくことに相当する。
【0046】また、当該割付枠内に表示する文書の部分
を特定するため、ブロックレベルエレメント及びインラ
インエレメントのHTMLタグに対して重要度(以下、
HTMLタグの重要度と称す)を設定しておく。このH
TMLタグの重要度は、当該HTMLタグにて制御され
る文書の重要度を示す。また、ウェブブラウザ10にて
表示される際の優先度である。この設定はウェブページ
を読み込むたびに行われるのではなく、予め設定してお
いて、図示しない記憶装置にデータファイルとして格納
しておき、表示制御部20がウェブページを読み込むた
びに記憶装置から枠配置決定部22に供給される。図1
3に、HTMLタグの重要度の例を示す。図示の例で
は、例えば最も高いレベルの見出しを表すタグ<H1>
が最大の重要度を持っている。これは、<H1>で示さ
れる内容がウェブページ全体の中で最も重要であること
を表す。なお、図13に示したHTMLタグの重要度及
びその値は単なる例示にすぎない。これらは、HTML
タグに定義付けられている論理構造や、文書において重
要な項目を示すために一般的に用いられる書式に基づい
て設定されたものである。したがって、ウェブページの
作者の意図を的確に反映させるために、適宜変更が可能
である。また、HTMLの改訂によってHTMLタグそ
のものが変更される場合もあり、これに伴ってHTML
タグの重要度の定義も適切に更新されるべきである。
【0047】次に、枠配置決定部22がレイアウト構造
解析部21により生成された木構造から割付枠を決定す
る動作を、図14のフローチャートと図15乃至図18
の状態説明図とを参照して説明する。上述したように、
本動作は、最初にウェブページの画面全体に対応するル
ートノードに着目して実行し、順に階層を降りながら子
孫ノードへ移り再帰的に実行する。子孫ノードへ処理を
移すことは、画面上では、親ノードの表す矩形領域を子
ノードたちが表す矩形領域に分割することに相当する。
図14のフローチャートはこれら一つのノードごとの処
理を示す。
【0048】まず、割付枠候補である着目中のノード
が、割付枠候補でない子ノードを持っているかどうかを
判定する(ステップ1401)。そのような子ノードを
持っているということは、画面上において、割付枠候補
である子ノード全てが表す矩形領域を全部合わせても、
当該着目中のノードが表す矩形領域に足りないというこ
とを意味する。したがって、このような場合は、これ以
上の分割は行わず、着目中のノードの表す矩形領域を割
付枠として確定する(ステップ1402)。
【0049】着目中のノードが割付枠候補でない子ノー
ドを持たない場合、次に、当該着目中のノードが割付枠
候補である子ノードを持っているかどうかを判定する
(ステップ1403)。そのような子ノードを持ってい
なければ、それ以上木を子孫方向へ辿れないので、当該
着目中のノードが表す矩形領域を割付枠として確定する
(ステップ1404)。
【0050】着目中のノードが子ノードを持っている場
合、次に、当該着目中のノードが所定の分割終了条件に
該当するかどうかを判定する(ステップ1405)。分
割終了条件とは、木構造から自動的に行われる判定条件
ではなく、選択的に設けられる判定条件であり、用途に
応じた判定基準を設定することができる。例えば、着目
中のノードとルートノードとの距離や、着目中のノード
が画面上で表す矩形領域の面積を判定基準とすることが
考えられる。実際の判定条件としては、ルートノードの
2階層下までしか分割しないとか、画面上で表す矩形領
域が200画素四方の正方形より小さくならないように
するといった処理が考えられる。このような判定条件を
導入することによって、最終的に表示されるウェブペー
ジの画面構成を制御することができる。図19を参照し
て具体的に説明する。一般に、割付枠の面積を小さくす
る(矩形領域の分割をできるだけ進める)と、ウェブペ
ージのレイアウトはよりオリジナルに近いものになる
が、オリジナルページ内の重要度の高いコンテンツが失
われやすい。図19を参照すると、細かな分割を行った
画面は、画面全体における「第1章」と「第2章」の占
める割合がオリジナルページに近い。これに対し、割付
枠の面積を大きいままにしておく(矩形領域の分割を控
えめにする)と、重要度の高いコンテンツはダイジェス
ト内に残りやすくなるが、オリジナルのレイアウトから
は離れてしまう。図19を参照すると、大まかな分割を
行った画面は、「第1章」に関してはより多くの情報が
表示されているが、「第2章」の割合が狭く、オリジナ
ルページのレイアウトから離れている。なお、分割終了
条件は、選択的に設定されるものであり、その内容は任
意に定めることができ、特に何らの条件も設定しなくて
も良い、分割終了条件を設定しない場合は、ステップ1
403からステップ1407へ直接移行することとな
る。ステップ1405の判定において、着目中のノード
が分割終了条件に該当する場合は、当該着目中のノード
が表す矩形領域を割付枠として確定する(ステップ14
06)。
【0051】着目中のノードが分割終了条件に該当しな
い場合は、次に、当該着目中のノードの1階層下に位置
する子ノードを全て列挙する(ステップ1407)。当
該ステップに至るということは、ステップ1401、1
403の判定結果により、当該着目中のノードが子ノー
ドを持ち、それらはすべて割付枠候補であるということ
を意味する。そこで、次に、当該着目中のノードの子ノ
ードの全てについて、各子ノードが、画面上で表す矩形
領域内で、最も重要な内容を完全に表示できるかどうか
を判定する(ステップ1408)。この判定処理の詳細
な内容については後述する。
【0052】着目中のノードの子ノードのうち、最重要
の内容を表示できないノード、すなわち、最重要の内容
を表示するのに必要な面積より小さな矩形領域しか持た
ないノードが一つでも存在する場合は、着目中のノード
の表す矩形領域をさらに分割することができないことに
なるので、ここで分割を終了し、当該着目中のノードが
表す矩形領域を割付枠として確定する(ステップ140
9)。これに対し、全ての子ノードが、それぞれ最も重
要な内容を表示できる場合は、次に、当該全ての子ノー
ドを改めて着目対象とし、以上の処理をステップ140
1から再帰的に実行する(ステップ1410)。全ての
子ノードについて当該処理が終了したならば、当該ノー
ドに対する処理も終了する。
【0053】以上の処理を、図15乃至図18を参照し
て具体的に説明する。図15乃至図18は、図9乃至図
12と同様の形式で、割付枠候補とウェブページの表示
の様子とを示す図である。図15乃至図18において、
処理対象として着目中のノード、すなわち、その時点で
の割付枠候補は、当該ノードを囲む円を記載して明示す
る。また、ウェブページの画面には、使用者によって拡
大指定されたフォントサイズの文字が表示されているも
のとする。図15は、ルートノードに着目した場合の割
付枠候補と、着目中のノードであるルートノードの表す
矩形領域を示す。図15を参照すると、着目中のノード
(ルートノード)の表す矩形領域はウェブページの画面
全体を占め、当該着目中のノードにおけるHTMLタグ
<H1>の内容のうちで最も重要な「チャプター1」の
文字が全て表示されている。したがって、ルートノード
に関して、図14のステップ1401、1403、14
05の各判断を経て、ステップ1408へ進み、子ノー
ドである二つの<H1>のノードがそれぞれ最重要の内
容を表示可能かどうかを調べる。後述のように、表示可
能であるので、ステップ1410へ進み、子ノードであ
る二つの<H1>のノードに着目して処理を行う。
【0054】図16は、図15の状態からルートノード
の1階層下のノードへ着目対象を移行した場合の、割付
枠候補である二つのノードと、着目中の二つのノードの
表す矩形領域を示す。図15を参照すると、着目中の二
つのノードの表す矩形領域に、当該着目中の二つのノー
ドにおけるHTMLタグ<H1>の内容のうちで最も重
要な「チャプター1」、「チャプター2」の文字が全て
表示されていることがわかる。図16で着目している二
つのノードに対して、図14の処理を実行すると、それ
ぞれステップ1401、1403、1405の各判断を
経て、ステップ1408へ進む。そして、チャプター1
側の<H1>のノードにおける二つの子ノードとチャプ
ター2側の<H1>のノードにおける二つの子ノードと
に対してそれぞれ最重要の内容を表示可能かどうかを調
べる。後述のように、チャプター1側では着目対象を二
つの子ノードに移せるのに対し、チャプター2側では着
目対象を子ノードに移せない。
【0055】図17は、図16の状態から着目していた
二つのノードの1階層下のノードへ着目対象を移動しよ
うとした場合の、割付枠候補であるノードと、着目中の
各ノードの表す矩形領域を示す。図17を参照すると、
チャプター1側における二つの子ノード(着目中のノー
ド)については、当該ノードにおけるHTMLタグ<H
1><H2>の内容のうちで最も重要な「チャプター
1」、「セクション1」の文字が全て表示されている。
これに対し、チャプター2側における二つの子ノード
(着目中のノード)では、HTMLタグ<H1>の内容
である「チャプター2」が完全に表示されていない。し
たがって、チャプター1側においては図17に示すよう
に、二つの子ノード(チャプター1を表す<H1>とセ
クション1を表す<H2>)に着目対象を移せるのに対
して、チャプター2側においては、図14のステップ1
408の判断において、全子ノードの表示が不可能と判
断され、2階層目のHTMLタグ<H1>のノードで割
付枠が確定する。これ以降の処理については説明を省略
するが、チャプター1側についても3階層目のHTML
タグ<H1><H2>のノードで割付枠が確定する。こ
の状態における割付枠として確定したノードと、当該割
付枠であるノードの表す矩形領域を図18に示す。図1
8を参照すると、3個の割付枠によってウェブページの
レイアウトが決定されている。
【0056】次に、図14のステップ1408における
全ての子ノードの表示可否判定について詳細に説明す
る。図20は、当該判定処理の手順を示すフローチャー
トである。図20を参照すると、まず、木構造における
着目中の子ノード(図14の処理において着目中のノー
ドとしていたノードの子ノードのうちの一つ)以下の部
分木を走査し、最も重要な葉ノード(最下端のノード)
を抽出する(ステップ2001)。この葉ノードを最重
要子孫と呼ぶ。ここで、葉ノードの重要度は図13に例
示されたHTMLタグの重要度を用いて算出する。ま
た、葉ノードの重要度とは、その葉ノード単体の重要度
ではなく、その葉ノードから着目中のノードに至る経路
上にあるすべてのノードの重要度の和とする。図6の木
構造を例に取ると、着目中のノードが<BODY>のノ
ードの直下の階層における右端の<P>のノードである
場合、葉ノード<BIG>の重要度は、HTMLタグ<
BIG>の重要度と、その親ノードのHTMLタグ<I
>の重要度との和となる。
【0057】次に、ステップ2001で抽出された最重
要子孫の内容を、使用者による指定に応じてフォントサ
イズや行間隔を変更する。ここで、使用者による指定
は、表示制御部20がウェブページを読み込むたびに、
要求を出して外部から入力させても良いし、使用者個人
に対応付けて予め登録しておいても良い。すなわち、図
示しない記憶装置に「このユーザは24ポイント以上の
フォントで表示することが必要」といった内容の指示を
格納しておき、表示制御部20がウェブページを読み込
んだ際に、枠配置決定部22が読み出す。この場合、最
重要子孫を24ポイントに拡大することとなる。そし
て、変更後の内容が、着目中の子ノードが画面上で表す
矩形領域内に納まるかどうか(はみ出さずに表示できる
かどうか)を判定する(ステップ2002)。
【0058】拡大された最重要子孫の方が大きく、矩形
領域内に表示しきれない場合は、着目中の子ノードは、
その最も重要な内容を自分が画面上で表す矩形領域内に
表示できないことがわかった(ステップ2003)。図
14のステップ1408の判定において、このような子
ノードが一つでもあれば、ステップ1409の処理へ移
行し、割付枠が確定する。これに対し、拡大された最重
要子孫が矩形領域内に収まる場合は、着目中の子ノード
は、その最も重要な内容を自分が画面上で表す矩形領域
内に表示できることがわかった(ステップ2004)。
図14のステップ1408の判定において、全ての子ノ
ードがこの答えを返したならば、ステップ1410の処
理へ移行し、さらに下の階層の子ノードに対する処理を
開始する。
【0059】枠内表示内容決定部23は、枠配置決定部
22により決定された割付枠の情報と、ウェブページに
おけるHTML文書の当該割付枠を反映させた木構造と
を受け取る。そして、各割付枠に対して、当該割付枠が
画面上で占める矩形領域内に表示する内容を決定する。
ここで決定された表示内容にしたがって、ウェブブラウ
ザ10が表示制御されたウェブページを情報処理端末1
00の図示しない表示画面に表示する。
【0060】枠内表示内容決定部23が、枠配置決定部
22によりウェブページに設定された割付枠に表示する
内容を決定する動作を、図21乃至図23のフローチャ
ートと、図24、図25の状態説明図とを参照して説明
する。図24及び図25は、図14及び図15乃至図1
8を用いて説明した動作において決定された3個の割付
枠を設定したウェブページと、当該ウェブページにおけ
る表示内容としてチャプター2を含む割付枠(図示の一
番下の割付枠)における表示内容の具体例を説明する図
である。
【0061】図18からわかるように、当該割付枠の中
身は1つの<H1>、2つの<H2>及び3つの<P>
である。ここで、割付枠の大きさは、HTMLタグの矩
形領域から求めているので、ウェブページの本来のフォ
ントサイズに対応している。このため、使用者の指定に
基づいて文字を拡大表示しようとすると、当該割付枠に
対応するノードの中身を全て表示することができない。
図24の網掛けを施した領域が割付枠に表示されない部
分である。この部分を単純にクリッピングして捨てる
と、重要な情報(例えば「セクション2」という見出
し)も失ってしまうことになる。そこで、当該割付枠に
対応するノードの中味をHTMLタグ単位で分け、それ
をHTMLタグの重要度の順にソートして、当該割付枠
内に表示できるだけ表示する。この場合のHTMLタグ
としては、ブロックレベルエレメント及びインラインエ
レメントのいずれも含む。図24の例の場合、一般の段
落(パラグラフ)中にもフォント拡大(large)、ボール
ド体(bold)、強調(strong)等の修飾された文字があり、
これらはウェブページ制作者の意図を反映していると考
えられる。したがって、これらは一般の段落中の他の部
分に優先して表示される。図25は、以上のようにして
割付枠に対応するノードの中身のうちで重要な内容を、
当該割付枠の大きさに応じて表示した様子を示す図であ
る。
【0062】次に、枠内表示内容決定部23による割付
枠内に表示する表示内容を決定する処理の手順を説明す
る。図21のフローチャートを参照すると当該処理は、
見出し部分に対する処理(ステップ2101)と、それ
以外の一般の内容部分に対する処理(ステップ210
2)とに分かれる。ステップ2101による見出しに対
する処理の詳細な内容を図22に示し、ステップ210
2による一般の内容部分に対する処理の詳細な内容を図
23に示す。
【0063】見出しに対する処理について説明する。図
22を参照すると、まず、見出しレベルを表す自然数と
してパラメータnを定義し、nに値1を代入する(ステ
ップ2201)。これにより、<H1>を処理対象とし
て着目したこととなる。なお、見出しのレベルは、パラ
メータnの値が1であるとき(すなわち<H1>)が最
高で、数が大きくなるにつれてレベルが下がる。また、
HTML4.0では、パラメータnの範囲は1≦n≦6
である。
【0064】次に、処理対象であるHTML文書におい
て、パラメータnにより特定される見出しレベルにおけ
るi番目の見出しであることを表すパラメータiを定義
し、iに値1を代入する(ステップ2202)。そし
て、i個目の<Hn>が処理対象のHTML文書に存在
するかどうかを調べる(ステップ2203)。i個目の
<Hn>が処理対象のHTML文書にない場合は、パラ
メータnの値に1を足す(ステップ2204)。これ
は、見出しレベルを一段階落とすことに相当する。そし
て、パラメータnの値があり得る見出しレベルを超えた
かどうかを判定する(ステップ2205)。上述したよ
うにHTML4.0ではパラメータnの値は6が最大で
あるから、n>6かどうかを判定する。そして、パラメ
ータnの値が6を超えたならば処理を終了し、超えてい
なければステップ2202へ戻って処理を継続する。
【0065】ステップ2203において、i個目の<H
n>が処理対象のHTML文書にある場合は、当該i個
目の<Hn>の中身である文字の表示条件を、使用者に
よる指定に応じて変更し、変更された当該文字列を割付
枠内に表示できるかどうかを判定する(ステップ220
6)。文字の表示条件の変更として、フォントサイズを
拡大したり、行間隔や文字間隔を広げたりした場合、元
々の当該<Hn>の矩形領域の大きさである割付枠内に
は、当該文字列を表示しきれなくなる場合がある。文字
列を全く表示できない場合は、当該見出しに対する処理
(ステップ2101)を終了する。この場合、着目中の
割付枠にはこれ以上何も表示できないことを意味するの
で、これ以降、一般の内容部分に対する処理(ステップ
2102)も実行しない。割付枠内に当該文字列の一部
でも書き込める場合は、i個目の<Hn>の中身である
当該文字列を当該割付枠内に書き込む(ステップ220
7)。文字列が拡大されていることにより、当該割付枠
内に当該文字列の一部しか書き込めない場合は、その旨
を使用者に知らせるために表示内容を変更する。例え
ば、<Hn>の中身である見出しが「私のホームペー
ジ」という8文字の文字列であって、割付枠には6文字
しか表示できない場合に、当該見出しの末尾の3文字を
省略し、省略があることを表す記号「…」を加えて、
「私のホーム…」と表示することができる。この後、パ
ラメータiの値に1を足し(ステップ2208)、ステ
ップ2203へ戻って処理を継続する。
【0066】次に、一般の内容部分に対する処理につい
て説明する。図23を参照すると、まず、HTMLタグ
の重要度を示すパラメータnを定義し、nに値1を代入
する(ステップ2301)。パラメータnは、当該HT
MLタグが当該HTML文書中のHTMLタグの中でn
番目に重要度の高いHTMLタグであることを示す。し
たがって、nの値が大きくなるにつれて重要度が下がる
こととなる。
【0067】次に、処理対象であるHTML文書におい
て、パラメータnにより特定される重要度におけるi番
目のHTMLタグであることを表すパラメータiを定義
し、iに値1を代入する(ステップ2302)。n番目
の重要度を持つHTMLタグのうちでi個目のHTML
タグ(図23ではエレメント(n,i)と表示)が、処
理対象のHTML文書に存在するかどうかを判定する
(ステップ2303)。i個目のHTMLタグが処理対
象のHTML文書にない場合は、パラメータnの値に1
を足す(ステップ2304)。これは着目中のHTML
タグの重要度を1段下げることに相当する。そして、パ
ラメータnの値があり得る見出しレベルを超えたかどう
かを判定する(ステップ2305)。パラメータnの最
大値は、HTMLタグに対して設定された重要度に応じ
て定まる。例えば図13に例示した重要度ならば、18
段階の重要度が設定されているので、パラメータnの最
大値は18であり、n>18かどうかを判定する。そし
て、パラメータnの値が18を超えたならば処理を終了
し、超えていなければステップ2302へ戻って処理を
継続する。
【0068】ステップ2303において、i個目のHT
MLタグが処理対象のHTML文書にある場合は、当該
n番目の重要度を持つi個目のHTMLタグ(エレメン
ト(n,i))の中身である文字の表示条件を、使用者
による指定に応じて変更し、変更された当該文字列を割
付枠内に表示できるかどうかを判定する(ステップ23
06)。文字の表示条件の変更として、フォントサイズ
を拡大したり、行間隔や文字間隔を広げたりした場合、
元々の当該エレメントの矩形領域の大きさである割付枠
内には、当該文字列を表示しきれなくなる場合がある。
全く表示できない場合は、一般コンテンツの処理(ステ
ップ2102)を終了する。
【0069】割付枠内に当該文字列の一部でも書き込め
る場合は、当該n番目の重要度を持つi個目のエレメン
ト(n,i)が箇条書の一部かどうかを判定する(ステ
ップ2307)。HTML文書において箇条書を作るに
は、<UL>、<OL>、<DIR>、<MENU>、
<DL>(HTML4.0ではこの5種類)といったタ
グで明示される場合と、通常のテキストに対して<BR
>(改行)を用いて見かけ上の箇条書を作る場合とがあ
る。通常のテキストから見かけ上の箇条書を認識する方
法としては、例えば、1行だけで改行されるテキストが
定められた数(たとえば3個)以上連続する場合に箇条
書であると認識する方法がある。箇条書の一部であると
判定された場合は、箇条書に対する固有の表示処理とし
て、箇条書の各要素の行数がオリジナルのレイアウトと
同じになるように表示を行う(ステップ2308)。す
なわち、もともと1行である要素は、ユーザの視覚特性
に合わせて拡大した後も1行になるようにする。n番目
の重要度を持つi個目のエレメント(n,i)が当該箇
条書の要素のどの位置にあるかに応じて、当該n番目の
重要度を持つ該当エレメントの中身が表示されるよう
に、必要に応じて、当該要素の文末、文頭または文中の
部分を省略する。そして、省略箇所を使用者に知らせる
ために、適当な表示変更を行う(例えば、省略を示す記
号に置き換えるなど)。なお、ステップ2307、23
08による箇条書に対する処理は、オプションとして選
択的に実行される処理であり、必ずしも箇条書に対して
特別の処理を行う必要はない。その場合は、ステップ2
307の判定処理を飛び越えて次の処理へ移行し、ステ
ップ2308の処理も行われない。
【0070】当該n番目の重要度を持つi個目のエレメ
ント(n,i)が箇条書でないと判定されたならば、次
に、当該エレメント(n,i)が文章の一部なのかどう
かを判定する(ステップ2309)。当該エレメントが
文章の一部かどうかの判定は、当該エレメントの中身で
ある文字列中に「句点」や「ピリオドとホワイトスペー
スの連続」等の文の区切りを示す文字があるかどうかを
調べることにより行う。当該文字列中に文の区切りを示
す文字がある場合、当該エレメントは文章の一部である
と判断し、固有の表示処理として、当該文字列を含む文
章全体を表示する(ステップ2310)。当該文章全体
を着目中の割付枠内に表示できない場合は、当該文にお
ける当該エレメントの位置に応じて、当該エレメントが
表示内容に残るように、当該文章の文末、文頭、または
文中の部分を省略する。そして、省略箇所を使用者に知
らせるために、適当な表示変更を行う(例えば、省略を
示す記号に置き換えるなど)。なお、ステップ230
9、2310による文章の一部に対する処理は、オプシ
ョンとして選択的に実行される処理であり、必ずしも文
章の一部に対して特別の処理を行う必要はない。その場
合は、ステップ2309の判定処理を飛び越えて次の処
理へ移行し、ステップ2310の処理も行われない。
【0071】ステップ2306の判定において、割付枠
内に当該文字列の一部でも書き込めると判定され、当該
n番目の重要度を持つi個目のエレメント(n,i)が
箇条書の一部でも文章の一部でもない場合、またはステ
ップ2307、2309の判定が行われなかった場合
は、当該エレメントの中身である当該文字列を当該割付
枠内に書き込む(ステップ2311)。文字列が拡大さ
れていることにより、当該割付枠内に当該文字列の一部
しか書き込めない場合は、その旨を使用者に知らせるた
めに表示内容を変更する。この後、パラメータiの値に
1を足し(ステップ2312)、ステップ2303へ戻
って処理を継続する。
【0072】以上の動作により、ウェブページに対して
そのレイアウトを保存したままフォントサイズや行間隔
を変更して表示するための表示制御の処理が完了する。
上述したように、本実施の形態の主要な使用態様は、高
齢者や弱視者にとってウェブページの本来のフォントサ
イズでは読むことが困難である場合に、当該使用者が指
定したフォントサイズで当該ウェブページを表示するこ
とにより読みやすくするというものである。したがっ
て、ウェブページのレイアウトを保持したまま表示され
る文字を拡大することにより、文書の一部が表示できな
くなる場合がある。上述した表示制御によれば、このよ
うな場合、重要な情報が削除されてしまわないように、
各割付枠の中身である文書のうち、重要な語句を残すよ
うにして要約を作成し、表示することができる。
【0073】ここで、使用者が、要約の作成により該当
する割付枠に表示されなくなった情報を取得しようとす
る場合に、当該情報を出力する手段を設けることができ
る。具体的には、マウスなどを用いて、ウェブページが
表示されたウインドウ画面における情報を取得しようと
する割付枠上にカーソルを移動させ、クリックする。こ
れにより、当該ウェブページが表示されているウインド
ウとは別に詳細表示用のウインドウを開き、当該割付枠
における全ての情報を表示する。この詳細表示において
は、ウェブページのレイアウトとは無関係に表示を行う
ので、表示される文書を指定されたフォントサイズや行
間隔で表示することが可能である。また、要約の作成に
より該当する割付枠に表示されなくなった情報を、詳細
表示として別個に表示する代わりに、音声出力システム
を用いて読み上げるようにしても良い。これらの詳細表
示を行ったり、音声により情報を読み上げる技術につい
ては、一般的な情報表示手段や音声出力システムの公知
技術を用いることができる。
【0074】図26は、上記のように構成された本実施
の形態におけるウェブページ(HTML文書)の表示制
御部20を備えた情報処理端末100の使用態様を説明
する概略図である。図26を参照すると、情報処理端末
100は、インターネットに接続されており、一般のウ
ェブサーバ200に対してhttpリクエストを発行し、そ
の回答としてリクエストにかかるウェブページのオリジ
ナルコンテンツを受信する。ウェブページのオリジナル
コンテンツを受け取った情報処理端末100は、本実施
の形態における表示制御部20においてウェブページの
レイアウトを保存しつつ編集処理を行う。そして、ウェ
ブブラウザ10により当該編集されたウェブページを表
示する。表示制御部20による編集作業として、使用者
の指定によりウェブページの文字を拡大する場合、重要
な情報が削除されてしまわないように、上述した処理に
より、HTMLタグの重要度を用い、重要度の高い語句
を残すようにして要約を作成する。情報処理端末100
の表示制御部20は、情報処理端末100に常駐するロ
ーカルプロキシとして、アプリケーションプログラムに
より提供したり、ウェブブラウザ10に対してプラグイ
ンによる追加機能として提供したりする事ができる。
【0075】表示制御部20をプロキシにより実現する
場合の、ウェブページに対する表示制御を行う具体的な
手段としては、上記表示制御部20におけるレイアウト
構造解析部21、枠配置決定部22及び枠内表示内容決
定部23の各処理のアルゴリズムを、スクリプト言語を
用いてHTML文書に埋め込み、ウェブブラウザ10で
表示する際に、当該スクリプトに基づいて処理を行う方
法が考えられる。図27は、HTML文書に、JavaScri
ptを用いて表示制御のアルゴリズムを実装する例を示す
図である。同図における編集後のHTML文書におい
て、下線の部分が改変内容である。ここで、<SCRIPT>か
ら</SCRIPT>までがアルゴリズムそのものであり、onloa
d="msin()"が当該アルゴリズムのうち最初に実行される
部分の指定である。このようにJavaScriptが記述された
HTML文書をウェブブラウザ10にて表示することに
より、当該スクリプトのアルゴリズムにしたがって表示
が制御されることとなる。なお、当該JavaScriptは、on
load指定により、自動的に実行される。
【0076】また、HTML文書に上記の表示制御を行
うためのスクリプトを埋め込む処理は、情報処理端末1
00のウェブブラウザ10にてウェブページを表示する
までに行われていれば良い。したがって、情報処理端末
100に表示制御部20を設ける代わりに、図28に示
すように、インターネット上にプロキシサーバ300を
設けておき、プロキシサーバ300の機能としてスクリ
プトの埋め込みを行うことも可能である。すなわち、情
報処理端末100からプロキシサーバ300を介してウ
ェブサーバ200にhttpリクエストが発行された場合、
ウェブサーバ200から送付されるウェブページが、プ
ロキシサーバ300にて編集されて情報処理端末100
に転送される。なお、フォントサイズや行間隔の指定
は、例えば、使用者ごとにプロキシサーバ300に登録
しておき、ウェブサーバ200へのアクセスの際に使用
者の認証を行うようにすれば、各使用者に対して個別の
表示制御を行うことができる。
【0077】さらに、図29に示すように、表示制御を
行うためのスクリプトをHTML文書に埋め込む処理を
行う構成をウェブサーバ200に設けることもできる。
図29の例では、ウェブサーバ200のページ編集部2
10が情報処理端末100における表示制御部20に相
当する。この態様では、情報処理端末100からのhttp
リクエストに表示制御を要求するコマンドが付加されて
いた場合に、ウェブサーバ200のページ編集部210
がリクエストにかかるウェブページに対して編集を行っ
た後に、情報処理端末100へ送信する。この場合も、
フォントサイズや行間隔の指定を使用者ごとにウェブサ
ーバ200に登録しておき、ウェブサーバ200へのア
クセスの際に使用者の認証を行うようにすれば、各使用
者に対して個別の表示制御を行うことができる。あるい
は、情報処理端末100から発せられる表示制御を要求
するコマンドにフォントサイズや行間隔の指定コマンド
を付加することによっても、各使用者ごとの個別の表示
制御を行うことができる。
【0078】なお、本実施の形態においては、ウェブペ
ージを処理対象としてウェブブラウザにおけるウェブペ
ージの表示を制御する場合を例として説明したが、本発
明の適用対象がウェブページに限られないことは言うま
でもない。ワードプロセッサ等の種々の文書編集システ
ムにおいて、文書の書式を設定する制御情報が取得でき
れば、当該制御情報による文書の区切りの強さ及び語句
や文の重要度を定義することにより、当該区切りの強さ
及び重要度を用いて、同様のレイアウトを保存した編集
処理を行うことができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文書のレイアウトを保持したまま、当該文書の内容を所
望の表示条件(フォントサイズ、行間隔、文字間隔等)
で表示できるようにすることができる。また、レイアウ
トを保持したまま拡大表示を行った場合にも、当該文書
中の重要な情報が削除されないように表示内容を編集す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における表示制御部20を搭載
した情報処理端末の全体構成を説明するための図であ
る。
【図2】 本実施の形態における表示制御部20の構成
を説明するための図である。
【図3】 HTMLタグを記入したHTML文書のソー
スリストと、当該HTML文書の表示例を示す図であ
る。
【図4】 図3に示したHTML文書の各HTMLタグ
をノードとして作成した木構造を示す図である。
【図5】 HTMLタグを記入した他のHTML文書の
ソースリストと、当該HTML文書の表示例を示す図で
ある。
【図6】 図5に示したHTML文書の各HTMLタグ
をノードとして作成した木構造を示す図である。
【図7】 HTMLタグの強さを説明する図である。
【図8】 レイアウト構造解析部21がHTMLタグを
ノードとして作成された木構造を変形する動作を説明す
るフローチャートである。
【図9】 ウェブページのレイアウト構造と、当該レイ
アウト構造を反映した木とを示す図であり、HTMLタ
グの強さを反映した階層が抽出されていない初期状態を
示す。
【図10】 ウェブページのレイアウト構造と、当該レ
イアウト構造を反映した木とを示す図であり、隣接ノー
ド処理を行った状態を示す。
【図11】 ウェブページのレイアウト構造と、当該レ
イアウト構造を反映した木とを示す図であり、HTML
タグの強さの弱いノードを強いノードに併合する処理を
行った状態を示す。
【図12】 ウェブページのレイアウト構造と、当該レ
イアウト構造を反映した木とを示す図であり、レイアウ
ト構造解析部21の処理により最終的に得られたレイア
ウト構造及び木を示す。
【図13】 HTMLタグの重要度を説明する図であ
る。
【図14】 枠配置決定部22がレイアウト構造解析部
21により生成された木構造から割付枠を決定する動作
を説明するフローチャートである。
【図15】 割付枠候補とウェブページの表示の様子と
を示す図であり、ルートノードに着目した場合の割付枠
候補と該当ノードの表す矩形領域とを示す。
【図16】 割付枠候補とウェブページの表示の様子と
を示す図であり、第2階層のノードに着目した場合の割
付枠候補と該当ノードの表す矩形領域とを示す。
【図17】 割付枠候補とウェブページの表示の様子と
を示す図であり、第3階層のノードに着目した場合の割
付枠候補と該当ノードの表す矩形領域とを示す。
【図18】 割付枠候補とウェブページの表示の様子と
を示す図であり、枠配置決定部22の処理により最終的
に得られた割付枠と該当ノードの表す矩形領域とを示
す。
【図19】 割付枠の違いに応じて表示内容が異なる様
子を説明する図である。
【図20】 図14の処理における子ノードの表示可否
を判定する処理の手順を説明するフローチャートであ
る。
【図21】 枠内表示内容決定部23が、枠配置決定部
22によりウェブページに設定された割付枠に表示する
内容を決定する動作を説明するフローチャートである。
【図22】 図21の処理における見出し部分に対する
処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図23】 図21の処理における一般の内容部分に対
する処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図24】 枠配置決定部22により決定された割付枠
内にオリジナルの内容を全て表示することが不可能であ
ることを説明する図である。
【図25】 図24の割付枠に対して、枠内表示内容決
定部23の処理により決定された内容を表示した様子を
説明する図である。
【図26】 本実施の形態における表示制御部20を備
えた情報処理端末の使用態様を説明する概略図である。
【図27】 HTML文書に、JavaScriptを用いて表示
制御のアルゴリズムを実装する例を示す図である。
【図28】 ネットワーク上に設けられたプロキシサー
バにて文書編集の機能を実現する構成を説明する図であ
る。
【図29】 ウェブサーバにおいて文書編集の機能を実
現する構成を説明する図である。
【符号の説明】
10…ウェブブラウザ、20…表示制御部、21…レイ
アウト構造解析部、22…枠配置決定部、23…枠内表
示内容決定部、100…情報処理端末、200…ウェブ
サーバ、300…プロキシサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 潤治 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 小林 真 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 鳥原 信一 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 Fターム(参考) 5B009 NC07 QA09 RA06 VC01 5B082 GC06 5B089 GA19 GB01 GB03 GB04 JA22 KA02 KC47 KC53 LB13 LB20 5E501 AA13 AB15 BA03 FA13 FA32 FB04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイアウトの定められた文書を表示する
    文書表示手段と、 前記文書表示手段による文書の表示方法を制御する表示
    制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、 前記文書のレイアウト構造を解析するレイアウト構造解
    析部と、 所望の表示条件の文字で前記文書の内容を表示すること
    を条件として、前記文書を表示するページを、前記レイ
    アウト構造解析部の解析により得られた前記文書の前記
    レイアウト構造を反映させた割付枠により区分けする枠
    配置決定部と、 前記枠配置決定部により決定された割付枠ごとに、当該
    割付枠内に表示する前記文書の内容を決定する枠内表示
    内容決定部とを備えることを特徴とする情報処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記表示手段の前記レイアウト構造解析
    部は、 前記文書のレイアウトを決定する前記文書における部分
    ごとの区切りの強さを検出し、前記文書の前記レイアウ
    ト構造として、前記文書の各部分をノードとし当該区切
    りの強さを階層に反映させた木構造を生成することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記枠配置決定部は、 前記文書における前記木構造の各ノードに対応する部分
    の位置を保持する枠であって、前記文書の内容のうち少
    なくとも一部を前記所望の表示条件の文字で表示できる
    大きさを持ち、かつ前記文書の前記レイアウト構造に関
    する所定の規則を満足する枠を、前記文書を表示するペ
    ージを区分けする割付枠として設定することを特徴とす
    る請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記枠内表示内容決定部は、 前記文書の書式を制御する制御情報に対して優先順位を
    設定し、当該優先順位にしたがって、前記文書の部分ご
    とに、対応する前記割付枠内に表示する内容を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記文書における、前記表示制御手段の
    前記枠配置決定部により設定された前記割付枠の位置に
    対応する部分の内容を、前記枠内表示内容決定部により
    決定された内容とは別に表示する詳細内容表示手段をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    システム。
  6. 【請求項6】 前記文書における、前記表示制御手段の
    前記枠配置決定部により設定された前記割付枠の位置に
    対応する部分の内容を、音声にて出力する詳細内容読み
    上げ手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 レイアウトの定められた文書を表示する
    情報処理システムにおいて、 前記文書のレイアウト構造をいくつかの領域の組み合わ
    せとして抽出し、 前記領域の大きさ及び位置を略保存したまま各領域に含
    まれる文字のフォントサイズを拡大し、 所定の表示条件にしたがって、前記各領域に含まれる文
    字を選択的に表示することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 ウェブサーバとクライアント端末との間
    に介在させ、当該ウェブサーバから受け取ったウェブペ
    ージに所定の処理を施して当該クライアント端末に送信
    するプロキシサーバにおいて、 前記ウェブサーバから受け取った前記ウェブページのレ
    イアウト構造を解析するレイアウト構造解析部と、 所望の表示条件で前記ウェブページの内容を表示するこ
    とを条件として、前記ウェブページを、前記レイアウト
    構造解析部の解析により得られた前記ウェブページの前
    記レイアウト構造を反映させた割付枠により区分けする
    枠配置決定部と、 前記枠配置決定部により決定された割付枠ごとに、当該
    割付枠内に表示する前記ウェブページの内容を決定する
    枠内表示内容決定部とを備えることを特徴とするプロキ
    シサーバ。
  9. 【請求項9】 前記レイアウト構造解析部は、 前記ウェブページをブラウザにて表示する際に用いる書
    式情報のうち、前記ウェブページのレイアウトを定義す
    る書式情報に対して区切りの強さを定義し、 前記ウェブサーバから受信した前記ウェブページに記述
    された前記書式情報における前記区切りの強さを検出
    し、 前記ウェブページの前記レイアウト構造として、前記書
    式情報で区切られる前記ウェブページの各部分をノード
    とし当該区切りの強さを階層に反映させた木構造を生成
    することを特徴とする請求項8に記載のプロキシサー
    バ。
  10. 【請求項10】 ブラウザにおけるウェブページの表示
    を制御するためのウェブページ表示制御方法において、 前記ウェブページのレイアウト構造を解析するステップ
    と、 所望の表示条件で前記ウェブページの内容を表示するこ
    とを条件として、前記ウェブページを、前記レイアウト
    構造の解析ステップにより得られた前記ウェブページの
    前記レイアウト構造を反映させた割付枠により区分けす
    るステップと、 前記ウェブページを区分けするステップにより決定され
    た割付枠ごとに、当該割付枠内に表示する前記ウェブペ
    ージの内容を決定するステップと、 前記ウェブページを表示するウインドウに、前記ウェブ
    ページを区分けするステップにより決定された割付枠を
    配置し、当該割付枠内に、前記割付枠内の表示内容を決
    定するステップにより決定された前記ウェブページの内
    容を表示するステップとを含むことを特徴とするウェブ
    ページ表示制御方法。
  11. 【請求項11】 前記ウェブページのレイアウト構造解
    析ステップは、 前記ウェブページに記述された書式情報を利用して、当
    該書式情報で区切られる前記ウェブページの各部分をノ
    ードとする第1の木構造を抽出するステップと、 前記書式情報に対してあらかじめ設定された区切りの強
    さに基づいて前記第1の木構造の各ノードをランク付け
    し、当該区切りの強さが最も強い書式情報に対応するノ
    ードをルートノードとして、当該区切りの強さを階層に
    反映させた第2の木構造を生成するステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項10に記載のウェブページ表示制
    御方法。
  12. 【請求項12】 前記ウェブページを区分けするステッ
    プは、 前記ウェブページ中の前記ノードにて特定される部分の
    位置に、前記ノードにて特定される部分の内容の少なく
    とも一部を前記所望の表示条件で表示できるかどうかを
    調べる処理を、前記第2の木構造における前記ルートノ
    ードから順に、表示が可能であった場合は前記第2の木
    構造における階層を一段ずつ下がっていきながら、前記
    各ノードに対して再帰的に実行し、 表示が不可能であった場合は、最後に表示が可能であっ
    た前記ノードにて特定される部分の位置及び大きさを持
    つ割付枠を用いて前記ウェブページを区分けする特徴と
    する請求項10に記載のウェブページ表示制御方法。
  13. 【請求項13】 前記ウェブページの内容を表示するス
    テップの後に、 前記ウェブページを区分けするステップにおいて設定さ
    れた前記割付枠を指定してなされた要求に応じて、前記
    ウェブページのうちで前記割付枠の位置に対応する部分
    の内容を表示するステップをさらに含むことを特徴とす
    る請求項10に記載のウェブページ表示制御方法。
  14. 【請求項14】 ブラウザにおけるウェブページの表示
    を制御するためのウェブページ表示制御方法において、 前記ウェブページのレイアウト構造をいくつかの領域の
    組み合わせとして抽出するステップと、 前記領域の大きさ及び位置を略保存したまま各領域に含
    まれる文字のフォントサイズを拡大するステップと、 HTMLタグに対して定義された条件にしたがって、前
    記各領域に含まれる文字を、前記領域内に表示できる限
    り表示するステップとを含むことを特徴とするウェブペ
    ージ表示制御方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 ウェブページのレイアウト構造を解析する処理と、 所望の表示条件で前記ウェブページの内容を表示するこ
    とを条件として、前記ウェブページを、前記レイアウト
    構造の解析により得られた前記ウェブページの前記レイ
    アウト構造を反映させた割付枠により区分けする処理
    と、 ブラウザにて前記ウェブページを表示するために、前記
    ウェブページを区分けする割付枠ごとに、当該割付枠内
    に表示する前記ウェブページの内容を決定する処理とを
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 ウェブページのレイアウト構造を解析する処理と、 所望の表示条件で前記ウェブページの内容を表示するこ
    とを条件として、前記ウェブページを、前記レイアウト
    構造の解析により得られた前記ウェブページの前記レイ
    アウト構造を反映させた割付枠により区分けする処理
    と、 前記ウェブページを区分けする割付枠ごとに、当該割付
    枠内に表示する前記ウェブページの内容を決定する処理
    と、 前記ウェブページを表示するウインドウに、前記ウェブ
    ページを区分けする割付枠を配置し、当該割付枠内に、
    表示するとして決定された前記ウェブページの内容を表
    示する処理とを前記コンピュータに実行させることを特
    徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 コンピュータに、 ウェブページのレイアウト構造を解析する処理と、所望
    の表示条件で前記ウェブページの内容を表示することを
    条件として、前記ウェブページを、前記レイアウト構造
    の解析により得られた前記ウェブページの前記レイアウ
    ト構造を反映させた割付枠により区分けする処理と、ブ
    ラウザにて前記ウェブページを表示するために、前記ウ
    ェブページを区分けする割付枠ごとに、当該割付枠内に
    表示する前記ウェブページの内容を決定する処理とを実
    行させるプログラムを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記プログラムを読み出して当該プロ
    グラムを送信する送信手段とを備えたことを特徴とする
    プログラム伝送装置。
  18. 【請求項18】 前記記憶手段は、前記プログラムをス
    クリプトまたはオブジェクトとして埋め込んだウェブペ
    ージを記憶することを特徴とする請求項17に記載のプ
    ログラム伝送装置。
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