JP2007334730A - 制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信やシステムのリソースの消費を抑え、汎用性の高い制御システムを提供する。
【解決手段】制御システム1は、遠隔から操作指示を行うクライアント端末10と機器の制御・監視に係るコントローラ20との間の通信をHTTP通信で行い、クライアント端末10からコントローラ20への指示はCGIメッセージ解釈部23を介し、コントローラ20からクライアント端末10への機器の監視情報などのデータ出力はXMLメッセージで行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、工業用プラントなどのコントローラを端末から制御する制御システムに関する。
従来、工業用プラントなどの制御システムにおいては、当該プラントの各部に配置されたコントローラの監視・制御をそのコントローラと通信可能に接続するPC(Personal Computer)やWS(Work Station)などのクライアント端末で遠隔から行っていた。
例えば、図3(a)に従来の一形態である制御システム100の構成を示す。制御システム100は、専用プロトコルを用いて互いに通信を行うクライアント端末110とコントローラ120を有する構成である。クライアント端末110は、専用の管理アプリケーションプログラムを実行することで、専用プロトコルを介した通信によりコントローラ120の制御指示や状態管理などを行う構成である。コントローラ120は、各部を制御する制御部121、クライアント端末110から送信される専用プロトコルを解釈して制御部121へ出力する専用プロトコル解釈部122、制御部121からの指示に基づいてクライアント端末110へ返信するための専用プロトコルを作成する専用プロトコル返信作成部123を有する。
上記構成により、制御システム100は、クライアント端末110からの指示に応じたコントローラ120での特に図示しない調整弁の開閉駆動等の制御や、コントローラ120における特に図示しないセンサで測定された測定データのクライアント端末110への出力を専用プロトコルを介した通信で行う構成である。
また、図3(b)に従来の一形態である制御システム200の構成を示す。制御システム200は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で互いに通信を行うクライアント端末210、コントローラ220を有する構成である。クライアント端末210は、WebブラウザなどによるHTTP通信でコントローラ220の制御指示や状態管理を行う構成である。コントローラ220は、各部を制御する制御部221、クライアント端末210から送信されるHTTP通信を解釈して制御部221における所定の制御・管理プログラムの実行を指示するCGIメッセージ解釈部222(Common Gateway Interface)、制御部221での制御・管理プログラムの実行結果などに基づいてクライアント端末210へ返信するHTML(HyperText Markup Language)ドキュメントを作成するHTMLドキュメント作成部223を有する。
上記構成により、制御システム200は、クライアント端末210からの指示に応じてコントローラ220での特に図示しない調整弁の開閉駆動等の制御をHTTP通信で行い、コントローラ220における特に図示しないセンサで測定された測定データのクライアント端末210への出力をHTTP通信によるHTMLドキュメント(Webページ)で行う構成である。
また、図3(c)に従来の一形態である制御システム300を示す。制御システム300は、SOAP(Simple Object Access Protocol)を用いたHTTP通信で互いに通信を行うクライアント端末310、コントローラ320を有する構成である。クライアント端末310は、JavaAppletなどのプラグインを有するWebブラウザ等のSOAPを用いたHTTP通信でコントローラ320の制御指示や状態管理を行う構成である。コントローラ320は、各部を制御する制御部321、クライアント端末310から送信されるSOAPを解釈して制御部321で実行する制御・管理プログラムへの指示を出力するSOAPメッセージ解釈部322、制御部321での制御・管理プログラムの実行結果などに基づいてクライアント端末310へ返信するためのSOAPによるメッセージを作成するSOAPメッセージ作成部323を有する。
上記構成により、制御システム300は、クライアント端末310からの指示に応じてコントローラ320での特に図示しない調整弁の開閉駆動等の制御をSOAPを用いたHTTP通信で行い、コントローラ320における特に図示しないセンサで測定された測定データのクライアント端末310への出力をSOAPを用いたHTTP通信で行う構成である。このSOAPを用いたコントローラの制御については、特許文献1にも開示されている。
特開2002−223211号公報
しかしながら、上述した従来技術には、以下に示すような問題があった。図3(a)に示すような制御システム100では、専用の通信プロトコルを使用し、クライアントも専用のアプリケーションで制御・監視を行う構成であるため、汎用性が低くなってしまう。また、制御システム100では、通信プロトコルが専用(特殊)であるため、クライアント端末110とコントローラ120の間の通信をファイアーウォール(Firewall)を超えて行う場合、そのファイアーウォールに専用プロトコルを透過させる設定を行う必要がある。しかし、この設定を行うことで、制御システム100はセキュリティ的に脆弱性を持ってしまう虞がある。
また、図3(b)に示すような制御システム200は、B2C(B to C:Business to Consumer)などで使用されている方法であり、Webでのセキュリティ技術などをそのまま適用することができる。しかし、情報の更新がブラウザのページ単位になってしまうため、コントローラ220はページを構成するために監視データ以外のデータも送信する必要があり、通信量が増加してしまう。この欠点は、更新が頻繁にある場合には特に問題となり、クライアント端末210側でもページ全体のレンダリングを高頻度で行うため、ちらつきなどの問題が生じる。
また、図3(c)に示すような制御システム300は、通信プロトコルにSOAPを使用し、そのSOAPはXML(eXtensible Markup Language)で構成されているため、コントローラ320へのRPC(Remote Procedure Cell)を行うことができる。しかし、SOAPのスキーマも冗長であり、通信量の削減を行うことが難しい。また、SOAPのパース処理は複雑であり、CPU(Central Processing Unit)の処理能力やメモリなどリソースに制限のあるコントローラ320では負荷の高い処理となってしまう。このため、コントローラ320が本来行うべきプラントの制御処理への影響が出てしまうことがある。また、クライアント端末310のWebブラウザにもSOAPを使用するためにJavaAppletなどのプラグインを別途インストールすることが必要であり、汎用性が高くなかった。
本発明の課題は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、通信やシステムのリソースの消費を抑え、汎用性の高い制御システムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力される制御指示に基づいて、接続する機器の制御及び/又は当該機器の監視情報を出力するコントローラと、当該コントローラと通信可能に接続され、前記当該コントローラへの制御指示の出力及び/又は前記コントローラから出力される監視情報に基づいて前記コントローラに接続する機器の制御及び/又は監視を行うクライアント端末と、を有する制御システムにおいて、前記クライアント端末は、前記機器の制御及び/又は監視に係る前記コントローラとの通信をHTTP通信で行うWebブラウザ処理部を有し、前記コントローラは、前記クライアント端末からのHTTP通信に含まれる前記機器の制御指示及び/又は監視情報の出力指示を当該機器の制御及び/又は監視に係る制御部へ出力するCGIメッセージ解釈部と、前記制御部が取得する前記機器の監視情報を含むXMLメッセージを作成し、当該XMLメッセージをHTTP通信で前記クライアント端末へ出力するXMLメッセージ作成部と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記クライアント端末のWebブラウザ処理部は、前記コントローラとの通信における前記機器の制御及び/又は監視に係る指示を前記HTTP通信におけるHTTPコマンドで行い、前記コントローラのCGIメッセージ解釈部は、前記HTTPコマンドに基づいた前記機器の制御及び/又は監視に係る指示を前記制御部へ出力することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記クライアント端末のWebブラウザ処理部は、Webブラウザ通信部とWebブラウザ描画部とを有し、前記Webブラウザ通信部は、前記コントローラとの間でHTTP通信を行い、前記Webブラウザ描画部は、前記機器の制御・監視に係るHTMLドキュメント及び/又は前記Webブラウザ通信部で受信される前記コントローラからのXMLメッセージに基づいた画像を表示部に描画することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記クライアント端末のWebブラウザ描画部は、前記HTMLドキュメントのスクリプト言語及び/又はプログラムモジュールに基づいて、前記Webブラウザ通信部を介した前記コントローラとの通信による前記XMLメッセージの取得を指示することを特徴とする。
本発明によれば、入力される制御指示に基づいて、接続する機器の制御及び/又は当該機器の監視情報を出力するコントローラと、当該コントローラと通信可能に接続され、前記当該コントローラへの制御指示の出力及び/又は前記コントローラから出力される監視情報に基づいて前記コントローラに接続する機器の制御及び/又は監視を行うクライアント端末と、を有する制御システムにおいて、クライアント端末とコントローラとの通信をHTTP通信で行い、当該HTTP通信で機器の制御指示及び/又は監視情報の出力指示をクライアント端末からコントローラに送り、コントローラからクライアント端末へはXMLメッセージで監視情報を出力することができ、HTTP通信により汎用性が高く、XMLメッセージを用いて通信やシステムのリソースの消費を抑えることができる。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定しない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の用途や用語はこれに限定するものではない。
図1(a)は、本発明である制御システム1の機能的構成を模式的に示す概念図であり、図1(b)は、制御システム1aの機能的構成を模式的に示す概念図である。図2は、制御システム1の処理を示すラダーチャートである。
先ず、制御システム1の構成について説明する。図1(a)に示すように、制御システム1は、特に図示しない有線又は無線による通信ネットワークを介し、HTTP通信により互いに通信可能に接続するクライアント端末10とコントローラ20を有する構成である。
クライアント端末10は、特に図示しないCPUやROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えて当該クライアント端末10の各部を制御する制御部、各種データを格納する光学的・磁気的記憶媒体や半導体メモリなどの記憶部、キーボードやマウスなどからユーザの操作入力を受け付ける操作部、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部、外部機器と有線や無線で通信可能に接続する通信インターフェイスを備えるPCやWSなどの情報機器である。
クライアント端末10は、CPUがROMや記憶部に格納された各種アプリケーションプログラムをRAMの作業領域に展開して順次実行することで、コントローラ20と接続する機器の制御や監視に関する画面の表示部への表示や、当該画面に表示された操作ボタンの操作部からの指示を受け付けるWebページ(HTMLドキュメント)のWebブラウザであるブラウザ処理部11として機能する。
ブラウザ処理部11は、HTML、XML、ECMA(European Computer Manufacturer Association)Scriptに準拠したJavaScript、ActionScriptなどのスクリプト言語やAppletなどのプログラムモジュールに基づいた画面表示を行うブラウザ描画部12と、当該画面上のリンクの選択などに基づいて外部機器に対してHTTP通信でのデータ要求や外部からのHTTP通信を受信するブラウザ通信部13とを有する。
なお、ブラウザ処理部11が処理するコントローラ20と接続する機器の制御や監視に関するWebページについては、予めクライアント端末10の記憶部に格納されるHTMLデータを読み出してもよいし、コントローラ20などの外部のWebサーバのURLを指定して取得したWebページであってもよい。
コントローラ20は、特に図示しないCPU、RAM、ROM、記憶部、通信インターフェイスなどを備え、当該CPUがROMに格納された各種制御プログラムをRAMの作業領域に展開して順次実行することで、制御部21や通信部22としての機能を実現する。
制御部21は、コントローラ20の各部の制御及び当該コントローラ20と接続する特に図示しないセンサの監視や同じく図示しない調整弁の開閉駆動等の制御を行う。通信部22は、通信インターフェイスを介したデータ通信の制御を司る。また、通信部22は、外部との通信をHTTPを用いて行い、少なくともWebサーバのサブセットとして構築される。なお、コントローラ20のリソースに余裕がある場合は、フルセットのWebサーバとしてもよい。
また、通信部22には、クライアント端末10から送信されるHTTP通信を解釈し、制御部21における機器の制御や監視に係るプログラムの実行を指示するCGIメッセージ解釈部23、制御部21での機器の制御や監視の結果に基づいてクライアント端末10へ返信するXMLメッセージを作成するXMLメッセージ作成部24を備える。
コントローラ20から制御や監視が可能な制御対象(センサや調整弁)には、URL(Uniform Resource Locator)が予め割り当てられている。例えば、コントローラ20で複数のセンサを使用して温度などを収集する場合、それぞれのセンサに個別のURLを割り振る。これにより、CGIメッセージ解釈部23における制御部21への制御・監視の指示は、HTTP通信で解釈されたURLに基づいた機器に対して行われる。また、ログファイルなどの閲覧可能な情報や、収集開始コマンドなどの制御コマンドにもURLを割り当ててもよい。
なお、制御システム1は、図1(b)に示すような制御対象としての機器である制御装置30、機器管理装置31、ログ管理装置32とクライアント端末10との通信を仲介するコントローラ20aを有する制御システム1aの形態であってもよい。なお、クライアント端末10とCGIメッセージ解釈部23a又は通信部22aとの通信は上記と同様に行い、CGIメッセージ解釈部23a又はXMLメッセージ作成部24aと制御装置30、機器管理装置31、ログ管理装置32との通信はHTTP通信や専用プロトコルなどのいずれで行ってもよい。制御システム1aは、クライアント端末10における各制御対象の制御・監視をポータル的なコントローラ20aで一括して扱うことができるため、利用者はシステム全体の状況を閲覧しながら個別の制御を行うことができる。
ここで、クライアント端末10のブラウザ通信部13と、コントローラ20の通信部22及びCGIメッセージ解釈部23との間のHTTP通信について説明する。HTTP通信には「GET」、「PUT」、「POST」、「DELETE」などのコマンドがあるが、クライアント端末10とコントローラ20との間のHTTP通信では、それをそのままURLが示すコントローラ20の制御対象へのコマンドとして使用する。つまり、コントローラ20に接続する制御対象にはそれぞれURLが割り当てられており、HTTP通信におけるコマンドがその制御対象へのコマンドとなる。
「GET」は、コントローラ20と接続する制御対象の情報収集を行わせる。例えば、温度センサの現在値や記憶部などに格納された温度履歴を取得するために使用する。「PUT」は、制御コマンドの実行やログのレベルを変更するなど、何らかの制御処理を制御対象に行わせる場合に使用する。基本的にはこの2種類のコマンドでコントローラ20を遠隔から制御する。
「POST」は、コントローラ20の制御対象に対してURLを割り付けるときに使用する。例えば、コントローラ20に新たな制御対象としてのI/O(Input/Output)が付加され、その制御対象の割り当てを遠隔から行うような場合に使用する。また、「DELETE」は記憶部に格納される履歴に関する情報であるログファイルなどの消去や使用されなくなったURLを削除する時などに使用する。
上述したHTTP通信に係るコマンドで引数を使用する場合には、一般的なCGIで使用されるパラメータの指定方法を用いる。具体的な例としては、CGIはパラメータを「キー=値」の形式で送信する。複数のパラメータがある場合は「&」をセパレータとして使用する。
具体的には、クライアント端末10からIPアドレスが「xxx.xxx.xxx.xxx」のコントローラ20に対して「GET http://xxx.xxx.xxx.xxx/hoge?pv」などのHTTP通信が行われた場合、「hoge」が制御対象、「GET]がその制御対象へのコマンド、「pv」がコマンドにおけるパラメータなどを示すものである。
制御システム1は、このHTTP通信による手法を用いることで、SOAPなどに比較してパース処理が非常に容易に行えるため、コントローラ20のリソースが限られている場合においても、CPUやメモリなどのリソースの影響を抑えることができ、コントローラ20の本来の用途である制御処理に影響を与えることがない。また、HTTP通信とCGIとを使用することで、クライアント端末10側において専用のアプリケーションプログラムを起動せずとも、汎用的なWebブラウザを起動するだけよい。
ここで、制御システム1において、クライアント端末10からのコントローラ20に接続する機器への制御に関する処理について説明する。なお、処理の詳細は、いずれのHTTP通信に係るコマンドでもほぼ同じであるため、情報の取得を行うHTTP通信の「GET」コマンドを用いた処理を例示して説明する。
図2に示すように、クライアント端末10では、ブラウザ描画部12で操作部からのリンクの選択やスクリプト言語又はプログラムモジュールなどの実行による所定の機器に関するブラウザの描画更新(データ更新)依頼をブラウザ通信部13へ出力する(ステップS11)。なお、このステップS11における描画更新は、JavaScriptのHTTP通信機能を用いてページのリロードを行わずにXMLメッセージを要求するAJAX(Asynchronous JavaScript + XML)を用いてよい。ブラウザ通信部13は、ブラウザ描画部12からの指示に基づいて、コントローラ20に対して所定の機器の最新のデータを要求する指示(「GET http://xxx.xxx.xxx.xxx/hoge?pv」)をHTTP通信で出力する(ステップS12)。
次いで、コントローラ20では、CGIメッセージ解釈部23でクライアント端末10からのHTTP通信による指示を元に、コマンド(「GET」)、制御対象(「hoge」)、パラメータ(「pv」)を切り出して制御部21へ出力する(ステップS13)。制御部21では、CGIメッセージ解釈部23から出力された機器に関する情報をパラメータ等を指定して取得してXMLメッセージ作成部24へ出力する(ステップS14)。XMLメッセージ作成部24では、制御部21で取得された機器に関する情報をXMLに変換してクライアント端末10へHTTP通信で出力する(ステップS15)。
次いで、クライアント端末10では、ブラウザ通信部13でコントローラ20から送信されたXMLから機器に関する情報を抽出してブラウザ描画部12へ出力し(ステップS16)、ブラウザ描画部12でその情報に基づいて描画更新を行い機器に関するデータを更新する(ステップS17)。
以上のように、制御システム1は、遠隔から操作指示を行うクライアント端末10と機器の制御・監視に係るコントローラ20との間の通信をHTTP通信で行い、クライアント端末10からコントローラ20への指示はCGIメッセージ解釈部23を介し、コントローラ20からクライアント端末10への機器の監視情報などのデータ出力はXMLメッセージで行う構成である。
このため、制御システム1は、クライアント端末10からの指示を解析する際にXMLのパース処理などの過度にリソースを消費する処理を行う必要がない。また、制御システム1は、コントローラ20からクライアント端末10へのデータ量がSOAPのように冗長性がないXMLメッセージを用いるため、通信量を抑えることができる。また、制御システム1は、クライアント端末10とコントローラ20との通信においてWebで使用されるセキュリティ技術をそのまま流用することができ、汎用性の高い通信構成で構築することができる。
また、制御システム1は、クライアント端末10からコントローラ20への指示をHTTP通信における「GET」、「PUT」などのHTTPコマンドで行う構成である。このため、制御システム1は、CGIメッセージ解釈部23での解釈を容易に行わせることができ、コントローラ20のリソース消費を抑えることができる。
また、制御システム1は、クライアント端末10のブラウザ処理部11が処理するHTMLドキュメントのスクリプト言語やプログラムモジュールに基づいてブラウザ描画部12で表示部に描画する構成である。このため、制御システム1は、スクリプト言語やプログラムモジュールによるページ遷移を起こすことのない、例えば、AJAXを用いた描画を行うことができ、クライアント端末10で監視している機器の情報を更新する際の画面のちらつきなどを抑えることができる。
なお、本実施の形態における記述は、発明の一例を示すものであり、これに限定しない。本発明における制御システム1の細部構成や動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
(a)は、本発明である制御システム1の機能的構成を模式的に示す概念図であり、(b)は、制御システム1aの機能的構成を模式的に示す概念図である。 制御システム1の処理を示すラダーチャートである。 (a)は、従来の一形態である制御システム100の構成を示す概念図であり、(b)は、従来の一形態である制御システム200の構成を示す概念図であり、(c)は、従来の一形態である制御システム300の構成を示す概念図である。
符号の説明
1、1a 制御システム
10 クライアント端末
11 ブラウザ処理部
12 ブラウザ描画部
13 ブラウザ通信部
20、20a コントローラ
21 制御部
22、22a 通信部
23、23a CGIメッセージ解釈部
24、24a XMLメッセージ作成部
30 制御装置
31 機器管理装置
32 ログ管理装置

Claims (4)

  1. 入力される制御指示に基づいて、接続する機器の制御及び/又は当該機器の監視情報を出力するコントローラと、当該コントローラと通信可能に接続され、前記当該コントローラへの制御指示の出力及び/又は前記コントローラから出力される監視情報に基づいて前記コントローラに接続する機器の制御及び/又は監視を行うクライアント端末と、
    を有する制御システムにおいて、
    前記クライアント端末は、
    前記機器の制御及び/又は監視に係る前記コントローラとの通信をHTTP通信で行うWebブラウザ処理部を有し、
    前記コントローラは、
    前記クライアント端末からのHTTP通信に含まれる前記機器の制御指示及び/又は監視情報の出力指示を当該機器の制御及び/又は監視に係る制御部へ出力するCGIメッセージ解釈部と、
    前記制御部が取得する前記機器の監視情報を含むXMLメッセージを作成し、当該XMLメッセージをHTTP通信で前記クライアント端末へ出力するXMLメッセージ作成部と、
    を有することを特徴とする制御システム。
  2. 前記クライアント端末のWebブラウザ処理部は、
    前記コントローラとの通信における前記機器の制御及び/又は監視に係る指示を前記HTTP通信におけるHTTPコマンドで行い、
    前記コントローラのCGIメッセージ解釈部は、
    前記HTTPコマンドに基づいた前記機器の制御及び/又は監視に係る指示を前記制御部へ出力することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記クライアント端末のWebブラウザ処理部は、Webブラウザ通信部とWebブラウザ描画部とを有し、
    前記Webブラウザ通信部は、前記コントローラとの間でHTTP通信を行い、
    前記Webブラウザ描画部は、前記機器の制御・監視に係るHTMLドキュメント及び/又は前記Webブラウザ通信部で受信される前記コントローラからのXMLメッセージに基づいた画像を表示部に描画することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。
  4. 前記クライアント端末のWebブラウザ描画部は、前記HTMLドキュメントのスクリプト言語及び/又はプログラムモジュールに基づいて、前記Webブラウザ通信部を介した前記コントローラとの通信による前記XMLメッセージの取得を指示することを特徴とする請求項3に記載の制御システム。
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