JP4640758B2 - 携帯情報端末及び携帯通信端末 - Google Patents

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本発明は、携帯情報端末及び携帯通信端末に係り、さらに詳しくは、キャラクタを画面表示する際、表示キャラクタのアスペクト比を制御可能な情報情報端末、特に、小型の表示画面が用いられる携帯通信端末の改良に関する。
一般に、情報端末において取り扱われる文字及び記号はキャラクターと呼ばれる。各キャラクターには、キャラクタコードがそれぞれ割り当てられており、情報端末内では、文字及び記号がキャラクタコードとして取り扱われている。
また、情報端末において画面表示される文字及び記号の書体(つまり画像情報)は、情報端末内にフォントとして保持されており、キャラクタコードを指定すれば、画面上に所望の文字又は記号を表示させることができる。
さらに、最近の多くの情報端末では、表示サイズを指定してキャラクタを画面表示させることができる。例えば、文字及び記号の書体がベクトル情報からなるベクトルフォントを用いている場合であれば、キャラクタコードとともにキャラクタサイズを指定すれば、文字又は記号を所望の大きさで表示させることができる。
ただし、この様なベクトルフォントを用いる表示処理は一般に処理負荷が大きい。このため、多くの携帯電話機では、同じキャラクタコードに対し、ピクセル数の異なる3種類のフォントを保持し、これらのフォントを必要に応じて使い分けている。例えば、横5×縦7ピクセルの小フォント、7×10ピクセルの中フォント、10×14ピクセルの大フォントが使い分けられている。
ここで、携帯電話機に代表される携帯情報端末は表示画面が狭いため、十分な文字数を表示することができず、電子メールの本文やウェブページが読みにくいという問題があった。このような問題への対策として、表示の種類に応じてキャラクタサイズを変更する端末があった。例えば、ユーザが入力したキャラクタを大フォントを用いて表示し、端末側からのメッセージを小フォントで表示する場合ような方法である。また、表示するキャラクタ数に応じて、キャラクタサイズを切り替える端末も提案されている(例えば特許文献1)。
特開平10−333665号公報
特許文献1に開示された技術によれば、キャラクタサイズを小さくして、同一の表示エリア内に、より多くの文字を表示させることができる。この場合、当然のことながら、各キャラクタが読みにくくなる。逆に、キャラクタサイズを大きくすれば、各キャラクタが読み易くなるが、表示できる文字数が少なくなってしまう。
さらに、キャラクタサイズを変化させることによって、1行当たりの文字数が変化し、表示画面上における改行位置が変化する。このため、表示画面内のレイアウトが、当該コンテンツの作成者の意図とは異なるレイアウトになってしまうという問題もあった。
すなわち、改行コードを含まない文字列の文字数が、1行当たりの表示文字数を越えている場合、当該文字列が複数行にわたって表示される。この場合、キャラクタサイズを変更し、1行当たりの表示文字数を変化させれば、表示画面上で上記文字列が折り返される改行位置が変化する。その結果、例えば、ウェブページを表示する場合であれば、画面レイアウトが崩れてしまうことになる。また、電子メール本文に、キャラクタを用いて複数行にわたる絵文字が描かれている場合も、当該絵文字が崩れてしまう。
さらに、キャラクタが表示されるキャラクタ表示エリアが表示画面内の一部である場合、このキャラクタ表示エリアの幅を変更されると、1行当たりの文字数が変化する。従って、キャラクタサイズを変更した場合と同様、表示画面内のレイアウトが崩れるという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、画面レイアウトを崩すことなく、キャラクタを読み易く表示する携帯情報端末を提供することを目的とする。また、画面レイアウトを崩すことなく、キャラクタ数を増大させる携帯情報端末を提供することを目的とする。また、画面レイアウトを崩すことなく、キャラクタ表示エリアを変更することができる携帯情報端末を提供することを目的とする。特に、画面レイアウトを崩すことなく電子メール又はウェブページを見やすく表示する携帯通信端末を提供することを目的とする。
第1の本発明による携帯情報端末は、複数のキャラクタが横書き表示されるキャラクタ表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、キャラクタ表示幅を指定するキャラクタサイズ指定部と、ベクトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え、上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示幅に基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記キャラクタ表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示幅及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成するように構成される。
このような構成により、改行位置の変動による画面表示の乱れを招くことなく、文字を読み易く表示することができる。
第2の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示エリアの幅に基づいて、上記キャラクタ表示幅を指定する。この様な構成により、キャラクタ表示エリアが任意の幅を有する場合であっても、1行当たりのキャラクタ数を所定数とすることができ、メールウェブページなどを表示する際に画面表示が崩れることがない。
第3の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタ表示エリアの幅が予め定められ、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示幅として予め定められた値を指定するように構成される。この様な構成により、キャラクタ表示エリアが一定の幅を有する場合に、1行当たりのキャラクタ数を所定数とすることができ、メールウェブページなどを表示する際に画面表示が崩れることがない。
第4の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第1閾値以上の場合には、キャラクタ表示高さとして標準サイズを指定し、第1閾値未満の場合には、上記キャラクタ表示高さを上記標準サイズよりも増大させる。
この様な構成により、キャラクタサイズを増大させる際、キャラクタ表示高さのみを伸張させることにより、1行当たりの文字数を一定に維持しつつ、キャラクタサイズを増大させることができる。従って、改行位置の変動によって画面表示が崩れることなく、文字を読み易くすることができる。
第5の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第2閾値未満の場合に、キャラクタ表示高さを標準サイズよりも増大させるとともに、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタに含まれる特定キャラクタが第3閾値以上である場合に、上記キャラクタ表示幅として上記標準サイズを指定する一方、第3閾値未満である場合に、上記キャラクタ表示幅を上記標準サイズよりも増大させる。
この様な構成により、表示されるキャラクタ数が少ない場合にキャラクタサイズを増大させて読み易くする際、表示される文字列に改行位置が変動することにより読みにくくなる絵文字が含まれていれば、キャラクタ表示高さのみを伸張することにより、1行当たりの文字数を一定に維持しつつ、キャラクタサイズを増大させることができる。一方、絵文字が含まれていない場合には、キャラクタ表示高さ及び表示幅をともに伸張することにより、キャラクタサイズを増大させ、キャラクタ自体を読み易くすることができる。
第6の本発明による携帯情報端末は、複数のキャラクタが縦書き表示されるキャラクタ表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、キャラクタ表示高さを指定するキャラクタサイズ指定部と、ベクトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え、上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示高さに基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記キャラクタ表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示高さ及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成するように構成される。
この様な構成により、縦書き表示の場合であっても、画面表示を崩すことなく、キャラクタ表示エリア内に表示される表示キャラクタ数を調整することができる。
第7の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示エリアの高さに基づいて、上記キャラクタ表示高さを指定するように構成される。
第8の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタ表示エリアの高さが予め定められ、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示高さとして予め定められた値を指定するように構成される。
第9の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第1閾値未満の場合には、キャラクタ表示幅として標準サイズを指定し、第1閾値以上である場合に、上記キャラクタ表示幅を上記標準サイズよりも低減させるように構成される。
第10の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加えて、上記キャラクタサイズ指定部が、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第2閾値を超える場合に、キャラクタ表示幅を標準サイズよりも低減させるとともに、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタに含まれる特定キャラクタが第3閾値以上である場合に、上記キャラクタ表示高さとして上記標準サイズを指定する一方、第3閾値未満である場合に、上記キャラクタ表示高さを上記標準サイズよりも低減させるように構成される。
第11の本発明による携帯通信端末は、無線基地局を介して電子メールを受信する無線通信手段と、複数のキャラクタからなる電子メール本文が横書き表示されるメール表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、上記メール表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、キャラクタ表示幅を指定するキャラクタサイズ指定部と、ベクトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え、上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示幅に基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記メール表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記メール表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示幅及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成するように構成される。
第12の本発明による携帯通信端末は、無線基地局を介してウェブページデータを受信する無線通信手段と、複数のキャラクタからなるウェブページが表示されるウェブページ表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、上記ウェブページ表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、キャラクタ表示幅を指定するキャラクタサイズ指定部と、ベクトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え、上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示幅に基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記ウェブページ表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記ウェブページ表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示幅及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成するように構成される。

本発明によれば、画面レイアウトを崩すことなく、キャラクタを読み易く表示する携帯情報端末を提供することができる。また、画面レイアウトを崩すことなく、キャラクタ数を増大させる携帯情報端末を提供することができる。また、画面レイアウトを崩すことなく、キャラクタ表示エリアを変更することができる携帯情報端末を提供することができる。特に、画面レイアウトを崩すことなく電子メール又はウェブページを見やすく表示する携帯通信端末を提供することを目的とする。
実施の形態1.
図1は、本発明による携帯情報端末の一例を示した外観図であり、携帯情報端末の一例として携帯電話機が示されている。この携帯電話機は、ヒンジにより取り畳み可能なクラムシェル型の端末であり、内側にメインディスプレイ11、外側にサブディスプレイ12が設けられており、ともに小型の液晶表示パネルからなる。本実施の形態では、本発明をメインディスプレイ11に適用する場合の例について説明するが、全く同様にして、サブディスプレイ12にも適用することができる。
図2は、図1の携帯情報端末の内部構成の一例を示したブロック図である。無線部22は、アンテナ15を介して、図示しないセルラー無線基地局との間で電波の送受信を行っている。通信制御部21は、主制御部20の指示に基づいて、上記無線通信を制御している。主制御部20は、種々のアプリケーションプログラムが実行されるプロセッサからなる。この主制御部20において、通話プログラム、電子メールプログラム、ウェブブラウザなどのアプリケーションプログラムが実行されることによって、ユーザは、通話の発着信、電子メールの送受信及び閲覧、ウェブページの閲覧などを行うことができる。
カメラ14は、CCDやCMOSイメージセンサなどの撮像手段からなり、撮影された画像データは、主制御部20によって画像メモリM3へ格納される。キー操作部13は、ユーザが操作入力を行うための多数の操作キーからなり、その操作信号は、主制御部20へ出力される。音声制御部23は、受話用レシーバ及び送話用マイクロフォンが接続され、主制御部20の指示に基づいて通話音の入出力制御を行っている。
LCDコントローラ24は、メインディスプレイ11及びサブディスプレイ12の表示制御を行っている。メインディスプレイ11及びサブディスプレイ12に表示されるピクセル単位の画面データは、主制御部20において生成され、LCDコントローラ24内の表示メモリM5に書き込まれる。この画面データに基づいて、LCDコントローラ24が各ディスプレイ11,12を構成する液晶表示パネルを駆動制御することによって、上記画面データが表示される。
プログラムメモリM1には、主制御部20において実行されるアプリケーションプログラムが格納されている。例えば、通話プログラム、電子メールプログラム、ウェブブラウザ、電話帳プログラム、電卓プログラムなどが格納されている。データメモリM2には、主制御部20が使用する各種のデータが格納される。例えば、電話帳データ、送受信された電子メール、ダウンロードされたウェブページなどのデータが格納されている。画像メモリM3には、カメラ14により撮影され、ダウンロードされ、あるいは、予め用意された画像データが格納されている。フォントメモリM4には、メインディスプレイ11及びサブディスプレイ12に表示される各キャラクタのフォントデータが格納されている。
上記フォントデータは、文字書体をベクトルデータとして保持するベクトルフォントからなる。従来の携帯電話機において採用されていたビットマップフォントは、各キャラクタを構成するピクセルデータを保持している。これに対し、ベクトルフォントは、各キャラクタの特徴点をベクトルデータとして保持するフォントデータであり、表示品質を低下させることなく、様々なサイズについてキャラクタデータ(ビットマップデータ)を生成することができる。主制御部20は、文字を含む画面データを生成する際、上記ベクトルフォントに基づいて、所望のキャラクタサイズからなるキャラクタデータを生成している。
図3は、図2の主制御部20の一構成例を示したブロック図である。上述した通り、主制御部20はプロセッサからなり、図3に示された各ブロックは、いずれもプログラムの実行によって実現される機能ブロックである。
アプリケーション実行処理部30は、通話プログラム、電子メールプログラム、ウェブブラウザなどのアプリケーションプログラムを実行する。画面表示を伴うアプリケーションプログラムの場合、その実行中、アプリケーション実行処理部30からレイアウト処理部31へ表示データが出力される。当該アプリケーションプログラムが文字のみで構成されるキャラクタベースの画面表示を行う場合には、上記表示データとして、文字列データが出力される。各文字にはキャラクタコードが割り当てられており、上記文字列データは一連のキャラクタコードからなる。
レイアウト処理部31は、画面内のレイアウトを決定している。携帯電話機では、通常、メインディスプレイ11の画面の一部が、アプリケーションプログラムのための表示エリアとして割り当てられる。このため、レイアウト処理部31は、アプリケーション実行処理部30によって指定されたキャラクタ及び画像データを所定の表示エリア内に表示するための処理を行っている。
図4は、メインディスプレイ11のレイアウトの一例を示した図である。画面上の一方の端部には、電波状態や電池残容量などがピクト表示されるピクト表示エリアA1が設けられている。また、画面上の他方の端部には、操作キーへの機能割り当てが表示されるキー表示エリアA3設けられている。画面上の残る中央部に、アプリケーションプログラムによって表示が行われるアプリ表示エリアA2が設けられている。レイアウト処理部31は、各表示エリアA1〜A3内に所定の表示を行うためのレイアウト処理を行っている。以下の各実施の形態では、アプリ表示エリアA2内にキャラクタが表示される場合について詳しく説明する。
キャラクタサイズ指定部33は、アプリ表示エリアA2に表示するキャラクタサイズを決定している。キャラクタサイズは、レイアウト処理部31により指定されたアプリ表示エリアA2のサイズと、当該エリア内に表示するキャラクタ数に基づいて決定される。その際、キャラクタの表示高さ及び表示幅をそれぞれ独立して決定することができる。つまり、キャラクタサイズ指定部33において決定されるキャラクタサイズには、キャラクタの表示高さと表示幅の比であるアスペクト比も含まれる。
キャラクタデータ生成部34は、フォントメモリM4内のフォントデータを読み出して、画面上に表示されるキャラクタデータを生成している。すなわち、文字の特徴を示すベクトルデータに基づいて所定の演算処理を行って、画面表示用のビットマップデータを生成している。その際、フォントデータは、アプリケーション実行処理部30によって指定されたキャラクタコードに基づいて、フォントメモリM4から読み出される。また、キャラクタサイズ指定部33によって指定されたキャラクタサイズに基づいて、所望の高さ及び幅を有するキャラクタデータが生成される。
表示データ合成部32は、画像メモリM3から読み出された画像データと、キャラクタデータ生成部34において生成されたキャラクタデータを合成して、画面データを生成している。その際、画面内におけるキャラクタデータ及び画像データの配置は、レイアウト処理部31によって指定される。また、画像データは、アプリケーション実行処理部30によって指定されたデータが画像メモリM3から読み出される。この様にして生成された画面データは、LCDコントローラ24へ出力され、表示メモリM5に書き込まれる。
図5は、本発明の実施の形態1による画面表示の一例を示した図である。図中の(a)〜(c)は、いずれも受信メールの閲覧中における画面表示例であり、アプリ表示エリアA2内に一連のキャラクタが横書き表示されている。(a)及び(b)には、比較例として従来の表示画面が示され、(c)には、本発明による表示画面が示されている。
(a)では、各キャラクタが従来の中フォント(ビットマップデータ)を用いて表示されている。ここでは、従来の中フォントのキャラクタサイズを標準サイズとすることにする。(a)では、表示されているメッセージが短いため、標準サイズのキャラクタを使用した場合、アプリ表示エリアA2の一部しか使用されず、当該エリア内の下側には、キャラクタが表示されない空白行になっている。
(b)では、各キャラクタが従来の大フォント(ビットマップフォント)を用いて表示されている。標準サイズよりも大きなキャラクタを使用することにより、(a)の場合と比較すれば、文字が見やすくなり、また、アプリ表示エリアA2を有効に利用することができる。ところが、キャラクタサイズを変更することによって、1行当たりの文字数が変化し、改行位置も変化する。このため、文字列中に2以上のキャラクタの組み合わせからなる絵文字が含まれている場合には、当該文字列が崩れて読みにくくなる。特に、2行以上にわたってキャラクタを配置して構成される絵文字の場合、改行位置が変化すれば、当該絵文字が崩れ、原形を判別することは困難になる。
これに対し、(c)では、標準サイズに対して、キャラクタの表示幅を変化させず、表示高さのみを伸張させた縦長キャラクタを用いて表示が行われている。このため、改行位置を変化させることなく、文字を大きくすることができる。つまり、アプリ表示エリアA2を有効に利用して文字を見やすく表示することができるとともに、絵文字も崩れることはない。
ここで、1個のキャラクタに注目すれば、キャラクタサイズを変更する場合、アスペクト比を維持したまま拡大縮小させるのが一般的であり、また、望ましいと考えられている。ところが、横書き表示されたキャラクタベースの画面表示を崩さずにキャラクタサイズを変更しようとすれば、各キャラクタの表示高さのみを変化させる必要がある。つまり、各キャラクタの表示幅を一定にしたまま、そのアスペクト比を変更すれば、画面表示を崩さずにキャラクタサイズを変更することができる。
一般に、漢字は仮名文字やアルファベットに比べて画数が多いため、キャラクタサイズを小さくし、ピクセル数を減少させた場合、画数の多い複雑な漢字になるほど読み取りにくくなる。漢字の場合、画数が多くなれば、漢字を構成する線分は、縦線に比べて横線が多くなるという傾向がある。このため、複雑な漢字を少ないピクセル数で表示させようとする場合、横長に表示するよりも、縦長に表示する方が読み取り易くなる。従って、日本語や中国語のキャラクタは、同じキャラクタ面積であれば、横長表示するよりも、縦長表示する方が読み取り易さが増すことになる。つまり、(c)では、絵文字が崩れていないだけでなく、同じ表示面積で比較すれば、各キャラクタの読み易さについても(b)の場合に比べて優れているということができる。
図6のステップS101〜S105は、図3のキャラクタサイズ指定部33の動作の一例を示したフローチャートである。キャラクタサイズ指定部33は、アプリ表示エリアA2のサイズと、当該アプリ表示エリアA2内に表示されるキャラクタ数とに基づいて、各キャラクタの表示高さを決定している。
まず、レイアウト処理部31より指定されたアプリ表示エリアA2の幅及び高さに基づいて、標準サイズのキャラクタを用いた場合に関して、1行当たりの文字数nと当該エリア内に表示可能な行数Nとを求める(ステップS101)。次に、レイアウト処理部31より指定されたキャラクタ数に基づいて、上記1行当たりの文字数nを用いて、標準サイズのキャラクタを用いて表示した場合における行数Mを求める(ステップS102)。そして、上記行数N,Mを比較し、アプリ表示エリアA2の下方に空白行ができるか否かを判別する(ステップS102)。
アプリ表示エリアA2が予め定められている場合、標準サイズのキャラクタを用いてアプリ表示エリアA2内に表示することができる1行当たりの文字数n及び行数Nは既知である。このため、レイアウト処理部31より指定されたキャラクタ数と(n×(N−1))を比較すれば、空白行が生ずるか否かを判別することができ、ステップS101及びS102を省略することができる。すなわち、(n×(N−1))が閾値として予め与えられていれば、ステップS103において指定されたキャラクタ数を当該閾値と比較すればよい。
ステップS103の結果、M<Nであり、標準サイズで空白行が生ずる場合には、キャラクタサイズとして、表示幅を標準サイズと同一にしたまま、表示高さを標準サイズよりも伸張させた縦長サイズが指定される(ステップS104)。この場合、表示高さの増大率を空白行数(M−N)に応じて決定し、アプリ表示エリアA2全体にキャラクタを表示させることにより、アプリ表示エリアA2を有効利用することが望ましい。
一方、M≧Nであり、標準サイズで空白行が生じない場合には、キャラクタサイズとして標準サイズが指定される(ステップS105)。つまり、読みやすさよりも表示文字数が優先され、従来の中フォントを用いた図中の(a)の場合と同様の表示が行われる。
本実施の形態によれば、各キャラクタのアスペクト比を変化させ、縦長サイズのキャラクタを用いることにより、キャラクタ面積に対し、漢字を読み易く表示することができる。また、キャラクタの表示幅を一定にしたまま、表示高さを変化させることによって、改行位置の変動による画面表示の乱れを招くことなく、文字を読み易く表示することができる。さらに、表示されるキャラクタ数に応じてキャラクタ表示高さを変化させているため、アプリ表示エリアA2内に表示される文字数を減少させることなく、見やすい表示を行うことができる。
本実施の形態では、空白行が生ずる場合に縦長サイズのキャラクタを用いる場合の例について説明したが、絵文字が含まれるか否かを判別して縦長サイズのキャラクタを用いてもよい。絵文字が含まれるか否かは、予め定められたキャラクタコードが、一連のキャラクタコード中に所定数以上含まれるか否かにより判別することができる。
一般に、絵文字を構成するキャラクタには、通常の文章中では使用頻度の低い特定のキャラクタが、高い頻度で用いられる傾向がある。例えば、記号、単位、罫線などの文字が、繰り返し使用される傾向がある。このため、キャラクタサイズ指定部33は、アプリケーション実行部30により指定された一連のキャラクタコード中に含まれる予め定められた特定キャラクタコードを計数する。この計数値を所定の閾値と比較し、当該閾値を超えている場合にのみ、上述した方法により縦長サイズのキャラクタが使用されるようにしてもよい。
例えば、標準サイズのキャラクタを用いると、アプリ表示エリアA2内に空白行が生ずる場合(M<Nの場合)、キャラクタ表示幅及び表示高さをともに伸張させたキャラクタを用いて表示すれば、各キャラクタ単体では最も読み易く表示できる。この様な場合でも、文字列中に特定文字が所定数以上含まれている場合には、キャラクタ表示幅は拡大せず一定に維持し、キャラクタ表示高さのみを拡大させた縦長サイズのキャラクタを用いれば、絵文字が含まれている場合にだけ縦長サイズのキャラクタを表示させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、アプリ表示画面を左右に分割して使用する場合におけるキャラクタサイズについて説明する。
図7は、本発明の実施の形態2による画面表示の一例を示した図である。図中の(a)には本発明による表示画面が示され、(b)及び(c)には、比較例として従来の表示画面が示されている。
図中の(a)〜(c)は、いずれもアプリ表示エリアA2を左右に2分割し、比較的長いメッセージからなる受信メールを2頁分にわたって同時に閲覧可能にする画面表示例である。本実施の形態では、実施の形態1におけるアプリ表示エリアA2が2等分割され、2つのアプリ表示エリアA21,A22が形成されている。ここでは、表示対象となる受信メールの1頁目が左のアプリ表示エリアA21に表示され、続く2頁目が右のアプリ表示エリアA22に表示されている。このようにして、連続頁を各アプリ表示エリアA21,A22に割り当てて、2頁を同時に閲覧可能にしている。
(a)には、従来の中フォントを用いた画面表示例が示されている。アプリ表示エリアA2の分割後も、分割前と同じ標準サイズのキャラクタを表示しているため、1行当たりの文字数が半分に減少し、改行位置も変化している。このため、画面表示が崩れ、絵文字の読み取りが困難になっている。なお、この場合、画面分割を行っても表示できる文字数は非分割の場合と変わらない。つまり、アプリ表示エリアA2を分割したことによる特段の効果は得られず、画面表示が崩れるのみであるため、実用的ではない。
(b)には、従来の小フォントを用いた画面表示例が示されている。ここでは、1行あたりの文字数が、非分割時に同じになる様に、小フォントのキャラクタサイズを中フォントの半分にしている。このため、アプリ表示エリアを分割しても、1行当たりの文字数を維持することができ、画面表示は崩れない。しかしながら、各キャラクタが小さくなり過ぎているために読みにくく、また、各キャラクタを構成するピクセル数が不足して画数の多い文字は判別できなくなる。従って、やはり実用的ではない。
(c)には、本実施の形態による縦長キャラクタを用いた画面表示例が示されている。(c)では、各アプリ表示エリアA21,A22の幅に応じて、各キャラクタの表示幅を狭めることによって、1行当たりの文字数を維持している。分割された各アプリ表示エリアA21,A22は、元のアプリ表示エリアA2よりも幅が狭くなっているが、各キャラクタの表示幅を狭めることにより、改行位置はアプリ表示エリアA2の非分割時と同じになり、画面表示が崩れることはない。例えば、アプリ表示エリアA21,A22が、アプリ表示エリアを2等分割したエリアであれば、キャラクタの表示幅を半分にすればよい。このとき、各キャラクタの表示高さとしては、標準サイズの場合と同じ表示高さが用いられる。ただし、各キャラクタの表示高さを標準サイズよりも伸張させて、文字をより読み易くしてもよい。
キャラクタの表示幅は、レイアウト処理部31が指示するアプリ表示エリアA21,A22の幅に基づいて、キャラクタサイズ指定部33において決定される。また、キャラクタの表示高さも、実施の形態1の場合と同様にして、キャラクタサイズ指定部33において決定される。
本実施の形態によれば、アプリ表示エリアA21,A22の幅に応じて、各キャラクタの表示幅を決めているため、アプリ表示エリアの幅を任意に変化させても、改行位置の変動による画面表示の乱れを招くことがなく、文字を読み易く表示することができる。特に、アプリ表示エリアA2を左右方向に分割した場合であっても、分割された各アプリ表示エリアA21,A22内において画面表示が崩れることがない。
なお、本実施の形態では、アプリ表示エリアA2を2等分割する場合の例について説明したが、アプリ表示エリアA2を3以上のアプリ表示エリアに分割する場合にも本発明を適用することができる。また、本発明は、アプリ表示エリアA2を不等分割する場合にも適用することができる。その場合、キャラクタ表示幅として、分割後の各アプリ表示エリアごとに異なる値が採用される。
実施の形態3.
実施の形態2では、アプリ表示エリアA2を左右に分割し、比較的長い受信メールについて2頁分のメッセージを表示させる際、縦長サイズのキャラクタを用いることによって比較的読み易く表示させる場合の例について説明した。これに対し、実施の形態3及び4では、同様の画面分割によって実現される他の具体的な応用例について更に説明する。
図8は、本発明の実施の形態3による画面表示の一例を示した図である。図中の(a)及び(b)は、いずれもアプリ表示エリアA2を2分割し、一方のアプリ表示エリアA21に受信メールのメッセージを表示させ、他方のアプリ表示エリアA22に返信メールを表示させる画面表示例である。(a)には、比較例として従来の表示画面が示され、(b)には、本発明による表示画面が示されている。
(a)は、アプリ表示エリアA2を上下に分割した従来の表示画面である。従来の携帯電話機では、受信メールの閲覧画面と、返信メールの編集画面とを同時に表示させる場合、アプリ表示エリアA2を上下に分割し、一方のアプリ表示エリアA21に受信メールを表示させ、他方のアプリ表示エリアA22内において返信メールの入力及び編集が行われていた。この様にしてアプリ表示エリアA2を上下に分割すれば、画面表示を崩すことなく、受信メッセージの表示と返信メッセージの編集とを同時に行うことができるが、いずれも表示される行数が少なく、使いづらいものであった。
(b)は、アプリ表示エリアA2を左右に分割し、縦長サイズのキャラクタが用いられる本実施の形態による画面表示である。分割された各アプリ表示エリアA21,A22内では、それぞれのアプリ表示エリアA21,A22の幅に基づいて、表示幅を縮小させたキャラクタが表示されいている。このため、各アプリ表示エリアA21,A22内における1行当たりの文字数は、非分割時と同じになっており、画面表示が崩れることはない。しかも、各キャラクタの表示高さを変化させないため、各アプリ表示エリアA21,A22内に表示される行数も非分割時と同じであり、合計で2倍の文字数を表示することができる。
この場合、各キャラクタの面積は半分になっているが、表示幅を半分に縮小して縦長サイズのキャラクタを用いているため、複雑な漢字でも比較的読み易く表示することができる。なお、キャラクタの表示高さを非分割の場合よりも伸張させれば、文字を更に読み易く表示させることができる。その際、表示高さを非分割時の2倍未満にしておけば、(a)の場合や非分割時に比べて、より多くの文字を表示することができる。
図9は、本発明の実施の形態3による画面表示の他の例を示した図である。この図には、アプリ表示エリアA2を2分割し、分割された一方のアプリ表示エリアA21に選択項目をリスト表示させ、その選択結果に基づいて他方のアプリ表示エリアA22の表示を行っている。つまり、一方がメニュー表示エリア、他方が詳細表示エリアになっている。
アプリ表示エリアA21には、受信トレイ内に格納されている受信メールがリスト表示されている。ここでは、各受信メールについて、ヘッダ情報(題名と発信者名)及び受信時刻が表示されている。また、アプリ表示エリアA21内には、選択された受信メールを示すフォーカスFが表示されている。このフォーカスFはユーザのキー操作によって移動させることができ、常にいずれか1つの受信メールがフォーカスFによって選択されている。
一方、アプリ表示エリアA22には、アプリ表示エリアA21内において選択された受信メールの本文メッセージが表示されている。従って、アプリ表示エリアA21内においてフォーカスFを移動させれば、アプリ表示エリアA22内の表示も変化する。
この場合、アプリ表示エリアA22には受信メールのメッセージが表示されているため、少なくともアプリ表示エリアA22については、その画面表示を崩さないように表示することが望ましい。このため、アプリ表示エリアA22内では、当該アプリ表示エリアA22の幅に応じた表示幅のキャラクタが使用される。なお、アプリ表示エリアA21については、当該アプリ表示エリアA21の幅に応じた表示幅のキャラクタを用いてもよいし、異なる表示幅を用いてもよい。
実施の形態4.
上記の各実施の形態では、1つのアプリ表示エリア内に表示される全てのキャラクタについて、同一のキャラクタサイズを適用する場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、1つのアプリ表示エリア内の一部のキャラクタのみに対し、縦長サイズを適用する場合の例について説明する。
図10は、本発明の実施の形態4による画面表示例を示した図である。図中のアプリ表示エリアA2には、入力編集中の返信メールのメッセージが表示されている。また、このアプリ表示エリアA2内には、ユーザのキー操作により移動するカーソルCが表示されている。
上記メッセージは、標準サイズのキャラクタ(従来の中フォント)を用いて表示される。ただし、カーソルが属する行については、表示幅が標準サイズと同一であり、表示高さを伸張させた縦長サイズのキャラクタが用いられる。キャラクタの表示幅を同一にし、行単位でキャラクタの表示高さを異ならせれば、画面表示を崩すことなく、同一のアプリ表示エリアA2内に異なるキャラクタサイズを混在させることができる。通常、カーソルCの位置は、ユーザが注目している位置であるため、カーソルCの属する行について、キャラクタの表示高さを増大させれば、アプリ表示エリアA2内に表示可能な行数を大きく減少させることなく、ユーザが注目している文字を読み易く表示させることができる。
本実施の形態では、カーソルCが属する行について、縦長サイズのキャラクタを用いる場合の例について説明したが、リスト表示画面の場合には、フォーカスFが属する行について、縦長サイズのキャラクタを用いてもよい。また、カーソルCやフォーカスFが属する行だけでなく、その前後の行を含めた複数行、例えば、カーソルCやフォーカスFが属する行を中心とする3行について縦長サイズのキャラクタを用いてもよい。
実施の形態5.
上記の各実施の形態では、電子メールの閲覧又は編集画面において縦長サイズのキャラクタを用いる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、ウェブページの閲覧画面において縦長サイズのキャラクタを用いる場合について説明する。
図11は、本発明の実施の形態5による画面表示の一例を示した図である。図中の(a)〜(c)は、いずれもウェブブラウザによるウェブページの閲覧中における画面表示例であり、(a)及び(b)は比較例として従来の表示画面、(c)には本発明による表示画面が示されており、電子メールの閲覧画面に関する図5(実施の形態1)の(a)〜(c)に対応している。
(a)では、各キャラクタが標準サイズ(従来の中フォント)を用いて表示されている。(b)では、各キャラクタがより大きなサイズ(従来の大フォント)を用いて表示されている。(b)では、標準サイズよりも大きなキャラクタを使用することにより、(a)の場合と比較すれば、文字が見やすくなり、また、アプリ表示エリアA2を有効に利用することができる。ただし、キャラクタサイズの変更により1行当たりの文字数が変化し、改行位置も変化するため、表示エリアA2内のレイアウトが崩れ、ウェブページ作成者の意図の通りには表示されなくなる。
これに対し、(c)では、標準サイズに対して、キャラクタの表示幅を変化させず、表示高さのみを伸張させた縦長サイズのキャラクタを用いて表示されている。このため、改行位置を変化させることなく、文字を大きくすることができる。つまり、アプリ表示エリアA2を有効に利用して文字を見やすく表示することができるとともに、ウェブページのレイアウトが崩れることはない。
なお、実施の形態1の場合と同様、図6のフローチャートに従って、ウェブページを構成するキャラクタ数に応じて、キャラクタ表示高さを変化させてもよいし、ユーザの選択に従って、キャラクタ数にかかわらず常にキャラクタ表示高さを標準サイズよりも伸張させ、表示されるキャラクタ数よりも見やすさを優先させてもよい。
実施の形態6.
本実施の形態では、マルチタスク処理時における画面表示の例について説明する。マルチタスク処理が可能な携帯電話機の場合、アプリケーション実行処理部30において、タスク管理プログラムが実行され、このタスク管理プログラムの管理下において、2以上のアプリケーションプログラムが並列実行される。この場合、タスク管理プログラム及び各アプリケーションプログラムの表示データが、アプリケーション実行処理部30からレイアウト処理部31へ出力される。
携帯電話機など携帯情報端末は表示画面が小さいため、通常、2以上のアプリケーションプログラムが並列実行されている場合であっても、画面表示されるアプリケーションプログラムは1つのみである。画面表示されるアプリケーションは、ユーザ指示に基づいて、タスク管理プログラムが決定している。レイアウト処理部31は、この決定に基づいて、いずれかのアプリケーションをアプリ表示エリアA2に割り当てている。
図12は、本発明の実施の形態6による画面表示の一例を示した図である。図中の(a)及び(b)には、マルチタスク処理時における画面表示例が示されている。ここでは、アプリ表示エリアA2を左右に不等分割し、左側の狭いエリアがタスク表示エリアAtとして使用され、残りのエリアがアプリ表示エリアA21として使用されている。
タスク表示エリアAtには、実行中のアプリケーションプログラムがリスト表示されるとともに、アプリケーションプログラムを選択するためのフォーカスFが表示されている。つまり、ユーザがアプリケーションプログラムを起動することにより生成される1又は2以上のタスクがメニュー表示されており、ユーザ操作に基づいて移動可能なフォーカスFにより、表示中のタスクのいずれか1つがフォアグランドで実行されるタスクとして選択されている。
アプリ表示エリアA21は、タスク表示エリアAtにおいて選択されたアプリケーションプログラムに割り当てられる。図中の(a)は、タスク表示エリアAtにおいて「メール」が選択された場合であり、アプリ表示エリアA21には、実行中の電子メールプログラムの出力が表示されている。一方、図中の(b)は、「WEB」が選択された場合であり、アプリ表示エリアA21には、実行中のウェブブラウザの出力が表示されている。
図12では、タスク表示エリアAtを表示していることから、アプリ表示エリアA21は、元のアプリ表示エリアA2に比べて幅が狭くなっている。しかしながら、キャラクタサイズ指定部33が、アプリ表示エリアA21の幅に基づいてキャラクタ表示幅を指定しているため、1行当たりの文字数を変化させず、アプリ表示エリアA21内に電子メールやウェブページを表示させることができる。つまり、予め意図されている画面表示を崩すことなく、タスクメニューを同時に表示させることができる。
図13は、本発明の実施の形態6による画面表示の他の例を示した図であり、マルチタスク処理時における画面表示例が示されている。ここでは、アプリ表示エリアA2を左右に不等分割し、2つのアプリ表示エリアA21,A22を形成している。左側の広いアプリ表示エリアA21がフォアグランド用として使用され、右側の狭いアプリ表示エリアA21がバックグランド用として使用される。
通常のマルチタスク処理では、実行中の2以上のタスクのうち、いずれか1つのタスクが選択され、選択されたタスクが、ユーザ操作の受付や画面への表示出力などのユーザインターフェースを他のタスクに優先して使用する。つまり、選択された1つのタスクのみがフォアグランドで実行され、他の1又は2以上のタスクは、バックグランドで実行される。
図中のアプリ表示エリアA21には、フォアグランドで実行中の電子メールプログラムの出力が表示されている。ここでは、受信メールの閲覧画面が表示されており、キャラクタの表示幅として、アプリ表示エリアA21の幅に応じた値が用いられている。このため、1行当たりの文字数を維持して表示され、絵文字も崩れることなく表示されている。
一方、アプリ表示エリアA22には、バックグランドで実行中のウェブブラウザの出力の一部のみが表示されている。ここでは、ウェブブラウザの表示画面のうち左端の一部のみが表示されている。このため、アプリ表示エリアA22では、標準サイズ又はアプリ表示エリアA21と同じサイズのキャラクタが用いられる。
実施の形態7.
本実施の形態では、スクロールバーの表示時における画面表示例について説明する。アプリ表示エリア内に全てのキャラクターが表示できない場合、表示内容をスクロールさせながら閲覧する場合がある。この場合、表示中の内容の画面全体に対する位置を示すためのスクロールバーが表示されることが少なくない。例えば、横書き表示される文字列が長い場合、縦方向のスクロールバーが、アプリ表示エリアの左右のいずれか一方の端部に表示される。
ところが、携帯電話機など携帯情報端末は表示画面が小さいため、スクロールバーを表示しようとすれば、アプリ表示エリアの幅を狭めざるを得ない。この場合、アプリ表示エリアの幅に応じた表示幅を有するキャラクタを用いることにより、スクロールバーの有無にかかわらず、1行当たりの文字数を一定にすることができ、画面表示が崩れることがない。
図14は、本発明の実施の形態7による画面表示の例を示した図である。図中の(a)及び(b)はいずれも受信メールの閲覧表示画面であり、(a)では、表示すべきキャラクタ数が少なく、全てのキャラクタがアプリ表示エリアA2内に表示されている。これに対し、(b)では、表示すべきキャラクタ数が多いため、アプリ表示エリアA2を左右に不等分割し、右側の狭いエリアがスクロールバー表示エリアAsとして使用され、残りのエリアがアプリ表示エリアA21として使用されている。(a)では標準サイズのキャラクタが使用されているのに対し、(b)では、縦長サイズのキャラクタが使用され、1行当たりの文字数は同一になっている。
図15のステップS201〜S206は、本発明の実施の形態7によるレイアウト処理部31及びキャラクタサイズ指定部33の動作の一例を示したフローチャートである。レイアウト処理部31は、アプリケーション実行処理部30からの表示データを画面表示する際、スクロールバーの表示が必要であるか否かを判別する(ステップS201〜S203)。
すなわち、レイアウト処理部31が、アプリ表示エリアA2の幅及び高さに基づいて、標準サイズのキャラクタを用いた場合に関して、1行当たりの文字数nと当該エリア内に表示可能な行数Nとを求める(ステップS201)。次に、アプリケーション実行処理部30より指定されたキャラクタ数に基づいて、上記1行当たりの文字数nを用いて、標準サイズのキャラクタを用いて表示した場合における行数Mを求める(ステップS202)。そして、上記行数N,Mを比較し、全てのキャラクタが、スクロールバーを表示しないアプリ表示エリアA2内に表示可能であるか否かが判別される(ステップS203)。
アプリ表示エリアA2が予め定められている場合、標準サイズのキャラクタを用いてアプリ表示エリアA2内に表示することができる1行当たりの文字数n及び行数Nは既知である。このため、レイアウト処理部31より指定されたキャラクタ数と(n×N)を比較すれば、空白行が生ずるか否かを判別することができ、ステップS201及びS202を省略することができる。すなわち、(n×N)が閾値として予め与えられていれば、ステップS203において指定されたキャラクタ数を当該閾値と比較すればよい。
この結果、表示するキャラクタ数が閾値以下の場合には、レイアウト処理部31は、スクロールバーを表示せず、アプリ表示エリアA2の高さ及び幅と、表示すべき全てのキャラクタコードとをキャラクタサイズ指定部33へ出力する。キャラクタサイズ指定部33は、これらのデータに基づいて、キャラクタサイズを指定する。例えば、キャラクタサイズとして標準サイズが指定される(ステップS206)。
一方、表示するキャラクタ数が閾値を越えている場合には、レイアウト処理部31は、アプリ表示エリアA2をスクロールバー表示エリアAs及びアプリ表示エリアA21に分割し、スクロールバー表示エリアAsにスクロールバーを表示させる(ステップS204)。また、アプリ表示エリアA21の高さ及び幅と、当該エリアA21内に表示すべきキャラクタコードとをキャラクタサイズ指定部33へ出力する。キャラクタサイズ指定部33は、キャラクタ表示高さとして標準サイズと同一の値を指定し、キャラクタ表示幅として、アプリ表示エリアA21の幅に応じた値に指定し、1行当たりの文字数を一定にする。
本実施の形態によれば、表示するキャラクタ数が多い場合には、アプリ表示エリアの幅を縮小させてスクロールバーを表示するとともに、アプリ表示エリアの幅に応じてキャラクタ表示幅も縮小させ、スクロールバーの有無にかかわらず、1行当たりの文字数を一定にしている。このため、キャラクタ数が少ない場合には、より読み易い文字を用いて表示する一方、文字数が多い場合でも画面表示を崩さないように表示することができる。また、スクロールバー表示時でも、キャラクタ表示幅のみを縮小した縦長サイズのキャラクタを用いているため、比較的読み易く表示することができる。
実施の形態8.
上記の各実施の形態では、一連のキャラクタが横書き表示される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、一連のキャラクタを縦書き表示する場合の例について説明する。
図16は、本発明の実施の形態8による画面表示の一例を示した図である。図中の(a)〜(d)は、いずれも受信メールを縦書き表示させた場合の様子が示されている。(a)及び(b)には、本発明の実施例が示され、(c)及び(d)には、比較例として従来の表示例が示されている。
(a)は、電子メールの文字数が少ない場合の表示例であり、標準サイズのキャラクタを用いて表示され、従来技術の場合と異なるところはない。この場合、アプリ表示エリアA2の左側に余白の行が生じている。
(b)〜(d)は、いずれも電子メールの文字数が多い場合の表示例であり、(b)では、表示高さが標準サイズと同一であり、表示幅を標準サイズよりも狭めた縦長サイズのキャラクタを用いて表示した例が示されている。(c)には、標準サイズのキャラクタを用いて表示した比較例が示されている。(d)には、アスペクト比を変化させずに、表示幅及び表示高さをともに縮小させたキャラクタ(従来の小フォント)を用いて表示した比較例が示されている。
(c)では、表示可能な文字数が(a)の場合と同じであり、長い文字列の場合にはスクロールしながら読まなければならず読みにくい。一方、(d)の場合には表示可能な文字数が多くなるが、各文字が小さくなり過ぎて読みにくい。ところが、(b)の場合には、表示高さを維持し、表示幅のみを縮小したキャラクタを用いているため、各文字の読み易さを大きく損ねることなく、表示可能な行数を増大させることができる。また、1行当たりの文字数は維持されるため、改行位置の変動によって画面表示が変化することもない。
図17のステップS301〜S305は、本発明の実施の形態8によるキャラクタサイズ指定部33の動作の一例を示したフローチャートである。キャラクタサイズ指定部33は、アプリ表示エリアA2のサイズと、当該エリア内に表示されるキャラクタ数とに基づいて、各キャラクタの表示幅を決定している。
まず、レイアウト処理部31より指定されたアプリ表示エリアA2の幅及び高さに基づいて、標準サイズのキャラクタを用いた場合について、1行当たりの文字数nと当該エリア内に表示可能な行数Nとを求める(ステップS301)。次に、レイアウト処理部31より指定されたキャラクタ数に基づいて、上記1行当たりの文字数nを用いて、標準サイズのキャラクタを用いて表示した場合の行数Mを求める(ステップS302)。そして、上記行数N,Mを比較し、アプリ表示エリアA2内にすべてのキャラクタが表示できるか否かを判別する(ステップS302)。
アプリ表示エリアA2が予め定められている場合、標準サイズのキャラクタを用いて表示することができる1行当たりの文字数n及び行数Nは既知となる。このため、レイアウト処理部31より指定されたキャラクタ数と(n×N)を比較すれば、全キャラクタが表示できるか否かを判別することができ、ステップS301及びS302を省略することができる。すなわち、(n×N)が閾値として予め与えられていれば、ステップS303において指定されたキャラクタ数を当該閾値と比較すればよい。
ステップS303の結果、M>Nであり、標準サイズを用いると全キャラクタが表示できない場合には、キャラクタサイズとして、表示高さを標準サイズと同一にしたまま、表示幅を標準サイズよりも縮小させた縦長サイズが指定される(ステップS304)。この場合、表示幅の縮小率を(M−N)に応じて決定すれば、アプリ表示エリアA2内に全キャラクタを表示させることができる。ただし、読みやすさを考慮し、キャラクタ表示幅には下限値を予め定めておくことが望ましい。一方、M≦Nであるため、標準サイズを用いて全キャラクタを表示できる場合には、キャラクタサイズとして標準サイズが指定される(ステップS305)。
本実施の形態によれば、各キャラクタのアスペクト比を変化させ、縦長のキャラクタを用いることにより、キャラクタ面積に対し、漢字を読み易く表示することができる。また、表示幅を一定にしたまま、表示高さを変化させることによって、改行位置の変動による画面表示の乱れを招くことなく、文字を読み易くすることができる。さらに、表示されるキャラクタ数に応じてキャラクタ表示高さを変化させているため、アプリ表示エリアA2内に表示される文字数を減少させることなく、見やすい表示を行うことができる。
なお、実施の形態1の場合と同様、縦書き表示の場合でも、絵文字が含まれるか否かを判別して縦長サイズのキャラクタを用いてもよい。例えば、標準サイズのキャラクタを用いると、全キャラクタがアプリ表示エリアA2内に表示できない場合(M>Nの場合)、キャラクタ表示幅及び表示高さをともに縮小させたキャラクタを用いれば、アプリ表意エリアA2内に表示できる文字数を増大させることができる。ただし、この様な場合でも、文字列中に特定文字が所定数以上含まれている場合には、キャラクタ表示高さは縮小せず一定に維持し、キャラクタ表示幅のみを縮小させた縦長サイズのキャラクタを用いれば、絵文字が含まれている場合にだけ、縦長サイズのキャラクタを表示させることができる。
また、実施の形態1〜7において説明した横書き表示に関するその他の説明は、縦書き表示する場合にも適用することができる。つまり、「キャラクタ表示幅」及び「キャラクタ表示高さ」を入れ替え、また、アプリ表示エリアについての「高さ」及び「幅」を入れ替えて読めば、横書き表示に関する上記説明は、縦書き表示にも適用することができる。このため重複する説明は省略する。
本発明による携帯情報端末の一例を示した外観図である。 図1の携帯情報端末の内部構成の一例を示したブロック図である。 図2の主制御部20の一構成例を示したブロック図である。 メインディスプレイ11のレイアウトの一例を示した図である。 本発明の実施の形態1による画面表示の一例を示した図である。 図3のキャラクタサイズ指定部33の動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2による画面表示の一例を示した図である。 本発明の実施の形態3による画面表示の一例を示した図である。 本発明の実施の形態3による画面表示の他の例を示した図である。 本発明の実施の形態4による画面表示例を示した図である。 本発明の実施の形態5による画面表示の一例を示した図である。 本発明の実施の形態6による画面表示の一例を示した図である。 本発明の実施の形態6による画面表示の他の例を示した図である。 本発明の実施の形態7による画面表示の例を示した図である。 本発明の実施の形態7によるレイアウト処理部31及びキャラクタサイズ指定部33の動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態8による画面表示の一例を示した図である。 本発明の実施の形態8によるキャラクタサイズ指定部33の動作の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
11 メインディスプレイ
12 サブディスプレイ
20 主制御部
24 LCDコントローラ
30 アプリケーション実行処理部
31 レイアウト処理部
32 表示データ合成部
33 キャラクタサイズ指定部
34 キャラクタデータ生成部
A1 ピクト表示エリア
A2,A21,A22 アプリ表示エリア
As スクロールバー表示エリア
At タスク表示エリア
C カーソル
F フォーカス

Claims (12)

  1. 複数のキャラクタが横書き表示されるキャラクタ表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、
    上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、
    ャラクタ表示幅を指定するキャラクタサイズ指定部と、
    クトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、
    上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え
    上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示幅に基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記キャラクタ表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、
    上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示幅及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示エリアの幅に基づいて、上記キャラクタ表示幅を指定することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 上記キャラクタ表示エリアは、その幅が予め定められ、
    上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示幅として予め定められた値を指定することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第1閾値以上の場合には、キャラクタ表示高さとして標準サイズを指定し、第1閾値未満の場合には、上記キャラクタ表示高さを上記標準サイズよりも増大させることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  5. 上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第2閾値未満の場合に、キャラクタ表示高さを標準サイズよりも増大させるとともに、
    上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタに含まれる特定キャラクタが第3閾値以上である場合に、上記キャラクタ表示幅として上記標準サイズを指定する一方、第3閾値未満である場合に、上記キャラクタ表示幅を上記標準サイズよりも増大させることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  6. 複数のキャラクタが縦書き表示されるキャラクタ表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、
    上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、
    ャラクタ表示高さを指定するキャラクタサイズ指定部と、
    クトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、
    上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え
    上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示高さに基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記キャラクタ表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、
    上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示高さ及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成することを特徴とする携帯情報端末。
  7. 上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示エリアの高さに基づいて、上記キャラクタ表示高さを指定することを特徴とする請求項6に記載の携帯情報端末。
  8. 上記キャラクタ表示エリアは、その高さが予め定められ、
    上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示高さとして予め定められた値を指定することを特徴とする請求項6に記載の携帯情報端末。
  9. 上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第1閾値未満の場合には、キャラクタ表示幅として標準サイズを指定し、第1閾値以上である場合に、上記キャラクタ表示幅を上記標準サイズよりも低減させることを特徴とする請求項6に記載の携帯情報端末。
  10. 上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタ数が第2閾値を超える場合に、キャラクタ表示幅を標準サイズよりも低減させるとともに、
    上記キャラクタ表示エリア内に表示されるキャラクタに含まれる特定キャラクタが第3閾値以上である場合に、上記キャラクタ表示高さとして上記標準サイズを指定する一方、第3閾値未満である場合に、上記キャラクタ表示高さを上記標準サイズよりも低減させることを特徴とする請求項6に記載の携帯情報端末。
  11. 無線基地局を介して電子メールを受信する無線通信手段と、
    複数のキャラクタからなる電子メール本文が横書き表示されるメール表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、
    上記メール表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、
    ャラクタ表示幅を指定するキャラクタサイズ指定部と、
    ベクトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、
    上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え
    上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示幅に基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記メール表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記メール表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、
    上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示幅及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成することを特徴とする携帯通信端末。
  12. 無線基地局を介してウェブページデータを受信する無線通信手段と、
    複数のキャラクタからなるウェブページが表示されるウェブページ表示エリアを含む表示画面を有する表示手段と、
    上記ウェブページ表示エリア内に表示されるキャラクタを一連のキャラクタコードにより指定するレイアウト処理部と、
    ャラクタ表示幅を指定するキャラクタサイズ指定部と、
    ベクトルフォントからキャラクタデータを生成するキャラクタデータ生成部と、
    上記キャラクタデータに基づいて、画面データを生成する画面データ生成部とを備え
    上記キャラクタサイズ指定部は、上記キャラクタ表示幅に基づいて、1行当りのキャラクタ数を求め、上記ウェブページ表示エリア内に表示されるキャラクタ数及び上記1行当りのキャラクタ数に基づいて、上記ウェブページ表示エリア内に表示される行数を求めるとともに、当該行数に基づいて、空白行の有無を判別し、この判別結果に基づいて上記キャラクタのアスペクト比を指定し、
    上記キャラクタデータ生成部は、上記キャラクタコード、上記キャラクタ表示幅及び上記アスペクト比に基づいて、上記キャラクタデータを生成することを特徴とする携帯通信端末。
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