JPH1095592A - 原子炉建屋のクレーン - Google Patents
原子炉建屋のクレーンInfo
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- JPH1095592A JPH1095592A JP25203996A JP25203996A JPH1095592A JP H1095592 A JPH1095592 A JP H1095592A JP 25203996 A JP25203996 A JP 25203996A JP 25203996 A JP25203996 A JP 25203996A JP H1095592 A JPH1095592 A JP H1095592A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震が生じた場合、ガーダに加わる地震応答
を低減することができる原子炉建屋のクレーンを提供す
る。 【解決手段】 クレーン1は原子炉建屋6内に配置され
た走行レール10上を走行するガーダ2を備えている。
ガーダ2上を吊下げフック5を有するトロリ4が走行す
るようになっており、このトロリ4上にダイナミックダ
ンパ15が設けられている。ダイナミックダンパ15は
トロリ4に、ばね14bと減衰部15cと介して連結さ
れたおもり15aを有している。
を低減することができる原子炉建屋のクレーンを提供す
る。 【解決手段】 クレーン1は原子炉建屋6内に配置され
た走行レール10上を走行するガーダ2を備えている。
ガーダ2上を吊下げフック5を有するトロリ4が走行す
るようになっており、このトロリ4上にダイナミックダ
ンパ15が設けられている。ダイナミックダンパ15は
トロリ4に、ばね14bと減衰部15cと介して連結さ
れたおもり15aを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
トの建屋に設置される原子炉建屋のクレーンに係り、耐
震性に優れたクレーンに関する。
トの建屋に設置される原子炉建屋のクレーンに係り、耐
震性に優れたクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントの原子炉建屋内に
は、各種機器の搬出入あるいは搬送を行う天井クレーン
が走行自在に設置されている。この天井クレーン1は図
11および図12に示すように、対をなすクレーンガー
ダ2を両側のサドル3で結合して一体的に構成してあ
る。クレーンガーダ2上にトロリ4が移動自在に跨設さ
れ、このトロリ4から吊下げフック5が昇降自在に垂下
されている。
は、各種機器の搬出入あるいは搬送を行う天井クレーン
が走行自在に設置されている。この天井クレーン1は図
11および図12に示すように、対をなすクレーンガー
ダ2を両側のサドル3で結合して一体的に構成してあ
る。クレーンガーダ2上にトロリ4が移動自在に跨設さ
れ、このトロリ4から吊下げフック5が昇降自在に垂下
されている。
【0003】サドル3の詳細を、図13の走行車輪の要
部拡大断面図に示す。図13に示すように原子炉建屋6
内の頂部近くの両側に水平方向に突出した段部6aが形
成され、この段部6aにバックガーダ7で補強されたラ
ンウェイガーダ8が設けられている。
部拡大断面図に示す。図13に示すように原子炉建屋6
内の頂部近くの両側に水平方向に突出した段部6aが形
成され、この段部6aにバックガーダ7で補強されたラ
ンウェイガーダ8が設けられている。
【0004】このランウェイガーダ8上には、図14お
よび図15に示すように、クリップ9a及びシアプレー
ト9bにより固定された走行レール10が敷設され、こ
の走行レール10上を自走式のガーダ2の走行車輪11
が走行するようになっている。走行車輪11は図13に
示すように、車輪フランジ11a,11bを両側に有
し、この車輪フランジ11a,11bにより、通常時の
ガーダ2の走行を円滑に案内して蛇行走行や脱線を効果
的に防止している。
よび図15に示すように、クリップ9a及びシアプレー
ト9bにより固定された走行レール10が敷設され、こ
の走行レール10上を自走式のガーダ2の走行車輪11
が走行するようになっている。走行車輪11は図13に
示すように、車輪フランジ11a,11bを両側に有
し、この車輪フランジ11a,11bにより、通常時の
ガーダ2の走行を円滑に案内して蛇行走行や脱線を効果
的に防止している。
【0005】また特に原子炉用の天井クレーン1には地
震が発生した際に、ガーダ2等が落下しないように落下
防止装置が設けられている。この落下防止装置は、クレ
ーンガーダ2に固定されるとともにランウェイガーダ8
と間隙をもって設けられた脱線防止ラグ12と、前記サ
ドル3に固定され走行レール10と間隙をあけて対峙さ
せた落下防止ラグ13とからなっている。
震が発生した際に、ガーダ2等が落下しないように落下
防止装置が設けられている。この落下防止装置は、クレ
ーンガーダ2に固定されるとともにランウェイガーダ8
と間隙をもって設けられた脱線防止ラグ12と、前記サ
ドル3に固定され走行レール10と間隙をあけて対峙さ
せた落下防止ラグ13とからなっている。
【0006】地震が発生した際に生じる水平地震力及び
鉛直地震力は、原子炉建屋6から天井クレーン1に伝達
される。この時、脱線防止ラグ12により、天井クレー
ン1はランウェイガーダ8上に安全に保持される。万
一、水平地震力並びに鉛直地震力を受けて走行車輪11
の車輪フランジ11a,11bや走行レール10が破損
しても、天井クレーン1は落下防止ラグ13によりラン
ウェイガーダ8上に保持され、床面への落下が防止され
る。
鉛直地震力は、原子炉建屋6から天井クレーン1に伝達
される。この時、脱線防止ラグ12により、天井クレー
ン1はランウェイガーダ8上に安全に保持される。万
一、水平地震力並びに鉛直地震力を受けて走行車輪11
の車輪フランジ11a,11bや走行レール10が破損
しても、天井クレーン1は落下防止ラグ13によりラン
ウェイガーダ8上に保持され、床面への落下が防止され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら大きい地
震が発生すると、走行車輪11の車輪フランジ11a,
11bは走行レール10と激しく当り、この時に発生す
る衝撃力により、車輪フランジ11a,11bや車輪1
1を駆動するユニバーサルジョイント14を破損させる
ことがある。
震が発生すると、走行車輪11の車輪フランジ11a,
11bは走行レール10と激しく当り、この時に発生す
る衝撃力により、車輪フランジ11a,11bや車輪1
1を駆動するユニバーサルジョイント14を破損させる
ことがある。
【0008】また車輪フランジ11a,11bを介して
衝撃力が走行レール10やクリップ9a、クリップボル
ト9c及びシアプレート9bを経てランウェイガーダ8
や脱線防止ラグ12にも伝達され、これ等を破損させる
恐れがある。特に車輪フランジ11a,11bが破損す
ると、天井クレーン1は落下防止ラグ13によりランウ
ェイガーダ8上に保持されるが、その際ランウェイガー
ダ8には大きな衝撃力が加わるため、ランウェイガーダ
8を破損させる恐れがある。もしもこれが破損すると、
走行車輪11が走行レール10から脱線して、落下防止
ラグ13が走行レール10やその近傍に着地する。この
場合は、極めて大きな天井クレーン1の重量が鉛直力と
して走行レール10やランウェイガーダ8に直接伝達さ
れ、大きな衝撃力を与える。このためランウェイガーダ
8の破損を生じさせた最悪の場合、天井クレーン1の落
下も想定される。
衝撃力が走行レール10やクリップ9a、クリップボル
ト9c及びシアプレート9bを経てランウェイガーダ8
や脱線防止ラグ12にも伝達され、これ等を破損させる
恐れがある。特に車輪フランジ11a,11bが破損す
ると、天井クレーン1は落下防止ラグ13によりランウ
ェイガーダ8上に保持されるが、その際ランウェイガー
ダ8には大きな衝撃力が加わるため、ランウェイガーダ
8を破損させる恐れがある。もしもこれが破損すると、
走行車輪11が走行レール10から脱線して、落下防止
ラグ13が走行レール10やその近傍に着地する。この
場合は、極めて大きな天井クレーン1の重量が鉛直力と
して走行レール10やランウェイガーダ8に直接伝達さ
れ、大きな衝撃力を与える。このためランウェイガーダ
8の破損を生じさせた最悪の場合、天井クレーン1の落
下も想定される。
【0009】このような場合の対策として、例えば特開
昭61−120095号公報による提案がなされてい
る。これはランウェイガーダの内側に沿ってガイドレー
ルを敷設し、このガイドレールに沿って案内されるガイ
ドローラ機構を天井クレーンの走行車輪近傍に設けたも
のである。ガイドローラ機構はガイドレールに内側から
接触可能に案内されて、天井クレーンの蛇行走行を防止
している。この構造によれば、通常の運転に際して、走
行車輪が車輪フランジを有する必要はなく、地震発生時
に走行車輪や走行レール、ランウェイガーダ等に大きな
衝撃力が作用するのを防止することができる。しかしな
がらこの構造では、ガイドローラとガイドレールが天井
クレーンの走行に対する案内機構となるため、ガイドレ
ールは全走行距離にわたり精度良く、真直ぐに敷設され
なければならない。万一、施工精度が悪くこのため走行
時にガイドレールとガイドローラがロック状態になる
と、天井クレーンの走行に支障が生じてしまう。
昭61−120095号公報による提案がなされてい
る。これはランウェイガーダの内側に沿ってガイドレー
ルを敷設し、このガイドレールに沿って案内されるガイ
ドローラ機構を天井クレーンの走行車輪近傍に設けたも
のである。ガイドローラ機構はガイドレールに内側から
接触可能に案内されて、天井クレーンの蛇行走行を防止
している。この構造によれば、通常の運転に際して、走
行車輪が車輪フランジを有する必要はなく、地震発生時
に走行車輪や走行レール、ランウェイガーダ等に大きな
衝撃力が作用するのを防止することができる。しかしな
がらこの構造では、ガイドローラとガイドレールが天井
クレーンの走行に対する案内機構となるため、ガイドレ
ールは全走行距離にわたり精度良く、真直ぐに敷設され
なければならない。万一、施工精度が悪くこのため走行
時にガイドレールとガイドローラがロック状態になる
と、天井クレーンの走行に支障が生じてしまう。
【0010】一方、従来よりR/B天井クレーンの鉛直
方向の設計に関し、「発電用原子炉施設に関する耐震設
計審査指針」(原子力安全委員会 昭和56年制定)に
基づいて、静的な一律の加速度が適用されている。しか
しながら、将来、鉛直方向の設計においても水平方向と
同様に、地震動を適用することが予想されている。この
ような場合には鉛直方向に対しても比較的柔らかな構造
物であるR/B天井クレーンの地震応答が、鉛直地震動
との共振関係によって従来より大きくなることが考えら
れる。
方向の設計に関し、「発電用原子炉施設に関する耐震設
計審査指針」(原子力安全委員会 昭和56年制定)に
基づいて、静的な一律の加速度が適用されている。しか
しながら、将来、鉛直方向の設計においても水平方向と
同様に、地震動を適用することが予想されている。この
ような場合には鉛直方向に対しても比較的柔らかな構造
物であるR/B天井クレーンの地震応答が、鉛直地震動
との共振関係によって従来より大きくなることが考えら
れる。
【0011】鉛直地震動によりR/B天井クレーンの地
震応答が大きくなると、ガーダに生じる応力が過大とな
り、また脱線防止ラグ及びランウェイガーダ8に対して
過大な力が作用する。
震応答が大きくなると、ガーダに生じる応力が過大とな
り、また脱線防止ラグ及びランウェイガーダ8に対して
過大な力が作用する。
【0012】万が一、脱線防止ラグ及びランウェイガー
ダが破損すると、走行車輪が走行レールより浮き上が
り、これを起因として最悪の場合、天井クレーンの落下
も想定される。
ダが破損すると、走行車輪が走行レールより浮き上が
り、これを起因として最悪の場合、天井クレーンの落下
も想定される。
【0013】本発明は上述した事情を考慮してなされた
ものであり、鉛直方向の地震応答を低減して落下等の危
険を未然に防止することができる原子炉建屋のクレーン
を提供することを目的とする。
ものであり、鉛直方向の地震応答を低減して落下等の危
険を未然に防止することができる原子炉建屋のクレーン
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原子炉建屋内に配置された走行レール上を走行するガー
ダと、ガーダ上を走行するとともに吊下げフックを有す
るトロリとを備え、ばね部と減衰部とおもりを有するダ
イナミックダンパを、トロリ上部に設けたことを特徴と
する原子炉建屋のクレーンである。
原子炉建屋内に配置された走行レール上を走行するガー
ダと、ガーダ上を走行するとともに吊下げフックを有す
るトロリとを備え、ばね部と減衰部とおもりを有するダ
イナミックダンパを、トロリ上部に設けたことを特徴と
する原子炉建屋のクレーンである。
【0015】請求項2記載の発明は、原子炉建屋内に配
置された走行レール上を走行するガーダと、ガーダ上を
走行するとともに吊下げフックを有するトロリとを備
え、ばね部と減衰部とおもりを有するダイナミックダン
パを、ガーダ上部またはガーダ下部に設けたことを特徴
とする原子炉建屋のクレーンである。
置された走行レール上を走行するガーダと、ガーダ上を
走行するとともに吊下げフックを有するトロリとを備
え、ばね部と減衰部とおもりを有するダイナミックダン
パを、ガーダ上部またはガーダ下部に設けたことを特徴
とする原子炉建屋のクレーンである。
【0016】請求項3記載の発明は、原子炉建屋内に配
置された走行レール上を走行するガーダと、ガーダ上を
走行するとともに吊下げフックを有するトロリとを備
え、トロリはガーダ上を走行する車輪と、車輪に支持さ
れたトロリ本体とを有し、ダイナミックダンパのばね部
と減衰部を車輪とトロリ本体との間に介在させたことを
特徴とする原子炉建屋のクレーンである。
置された走行レール上を走行するガーダと、ガーダ上を
走行するとともに吊下げフックを有するトロリとを備
え、トロリはガーダ上を走行する車輪と、車輪に支持さ
れたトロリ本体とを有し、ダイナミックダンパのばね部
と減衰部を車輪とトロリ本体との間に介在させたことを
特徴とする原子炉建屋のクレーンである。
【0017】請求項4記載の発明は、原子炉建屋内に配
置された走行レール上を走行するガーダと、ガーダ上を
走行するとともに吊下げフックを有するトロリとを備
え、ばね部と減衰部とおもりを有するダイナミックダン
パを、トロリの吊下げフックにおもりが下方へくるよう
に吊下げたことを特徴とする原子炉建屋のクレーンであ
る。
置された走行レール上を走行するガーダと、ガーダ上を
走行するとともに吊下げフックを有するトロリとを備
え、ばね部と減衰部とおもりを有するダイナミックダン
パを、トロリの吊下げフックにおもりが下方へくるよう
に吊下げたことを特徴とする原子炉建屋のクレーンであ
る。
【0018】請求項1、2および4記載の発明によれ
ば、地震が生じた場合ガーダに伝達された地震力は、ガ
ーダからばね部と減衰部とおもりとからなるダイナミッ
クダンパに伝達され、ガーダとダイナミックダンパとの
間の相互作用により、ガーダの地震応答が低減する。
ば、地震が生じた場合ガーダに伝達された地震力は、ガ
ーダからばね部と減衰部とおもりとからなるダイナミッ
クダンパに伝達され、ガーダとダイナミックダンパとの
間の相互作用により、ガーダの地震応答が低減する。
【0019】請求項3記載の発明によれば、地震が生じ
た場合ガーダに伝達された地震力は、ガーダからばね部
と減衰部を介してトロリ本体に伝達され、ガーダと、ば
ね部、減衰部およびおもりとの相互作用により、ガーダ
の地震応答が低減する。
た場合ガーダに伝達された地震力は、ガーダからばね部
と減衰部を介してトロリ本体に伝達され、ガーダと、ば
ね部、減衰部およびおもりとの相互作用により、ガーダ
の地震応答が低減する。
【0020】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明による原子炉建屋のクレー
ンの実施の形態について説明する。図1、図2、図9お
よび図10は、原子炉建屋のクレーンの第1の実施の形
態について説明する。
ンの実施の形態について説明する。図1、図2、図9お
よび図10は、原子炉建屋のクレーンの第1の実施の形
態について説明する。
【0021】図1および図2に示すように、原子炉建屋
6内に機器用プール20と、原子炉ウェル遮へいプラグ
18と、使用済燃料プール21とが順次連結されて配置
され、これら機器用プール20、原子炉ウェル遮へいプ
ラグ18および使用済燃料プール21上方にクレーン1
が配置されている。このクレーン1は原子炉建屋6内に
設けられた段部6aに支持されている。
6内に機器用プール20と、原子炉ウェル遮へいプラグ
18と、使用済燃料プール21とが順次連結されて配置
され、これら機器用プール20、原子炉ウェル遮へいプ
ラグ18および使用済燃料プール21上方にクレーン1
が配置されている。このクレーン1は原子炉建屋6内に
設けられた段部6aに支持されている。
【0022】すなわち原子炉建屋のクレーン1はガーダ
2と、ガーダ2上を走行するとともに吊下げフック5が
吊下げられたトロリ4とを備えている。このうち、ガー
ダ2は両端部にサドル3を有しており、またガーダ2
は、段部6a上にランウェイガーダ8を介して敷設され
た走行レール10上を車輪11によって走行するように
なっている。
2と、ガーダ2上を走行するとともに吊下げフック5が
吊下げられたトロリ4とを備えている。このうち、ガー
ダ2は両端部にサドル3を有しており、またガーダ2
は、段部6a上にランウェイガーダ8を介して敷設され
た走行レール10上を車輪11によって走行するように
なっている。
【0023】またトロリ4はトロリ本体4aと、ガーダ
2上を走行する車輪4bとを有しており、トロリ4のト
ロリ本体4a上にはダイナミックダンパ15が設けられ
ている。このダイナミックダンパ15はおもり15aを
有し、このおもり15aはばね15bと減衰部15cと
を介してトロリ4に接続されている。
2上を走行する車輪4bとを有しており、トロリ4のト
ロリ本体4a上にはダイナミックダンパ15が設けられ
ている。このダイナミックダンパ15はおもり15aを
有し、このおもり15aはばね15bと減衰部15cと
を介してトロリ4に接続されている。
【0024】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0025】地震発生時に、鉛直方向の地震力は原子炉
建屋6より段部6aを介してランウェイガーダ8および
走行レール10に伝達され、その後地震力は走行車輪1
1を介してサドル3およびガーダ2へと順次伝達され
る。クレーン1のガーダ2は構造上、車輪11を支点と
する両端支持の単純はりとみなすことができ、地震力が
このように車輪11からガーダ2へ伝達した場合、ガー
ダ2中央部がたわんで一次モードが支配的な振動形を呈
すこととなる。
建屋6より段部6aを介してランウェイガーダ8および
走行レール10に伝達され、その後地震力は走行車輪1
1を介してサドル3およびガーダ2へと順次伝達され
る。クレーン1のガーダ2は構造上、車輪11を支点と
する両端支持の単純はりとみなすことができ、地震力が
このように車輪11からガーダ2へ伝達した場合、ガー
ダ2中央部がたわんで一次モードが支配的な振動形を呈
すこととなる。
【0026】次にガーダ2の地震力は、車輪4bを介し
てトロリ本体4a、およびトロリ本体4a上部に設けた
ダイナミックダンパ15へと伝達される。これにより、
ガーダ2とダイナミックダンパ15との間の相互作用が
開始する。
てトロリ本体4a、およびトロリ本体4a上部に設けた
ダイナミックダンパ15へと伝達される。これにより、
ガーダ2とダイナミックダンパ15との間の相互作用が
開始する。
【0027】次に図9および図10により、ガーダ2と
ダイナミックダンパ15との間の相互作用について述べ
る。まず図9に示すように、ばね定数Kのばね17aで
支持された質量Mのおもり19aと、おもり19aにば
ね定数kのばね17bで支持された質量mのおもり19
bとの相互作用について簡単に説明する。
ダイナミックダンパ15との間の相互作用について述べ
る。まず図9に示すように、ばね定数Kのばね17aで
支持された質量Mのおもり19aと、おもり19aにば
ね定数kのばね17bで支持された質量mのおもり19
bとの相互作用について簡単に説明する。
【0028】図9に示すように、質量Mのおもり19a
とばね定数Kのばね17aよりなる振動系に周期的な外
力P=P0 cos ωtが作用するとき、ωが(K/
M)1/ 2 に近いときは共振のおそれがある。そのとき質
量mのおもり19bとばね定数kのばね17bよりなる
振動系を付加することにより、本体(M,K)の共振を
防ぐことができる。
とばね定数Kのばね17aよりなる振動系に周期的な外
力P=P0 cos ωtが作用するとき、ωが(K/
M)1/ 2 に近いときは共振のおそれがある。そのとき質
量mのおもり19bとばね定数kのばね17bよりなる
振動系を付加することにより、本体(M,K)の共振を
防ぐことができる。
【0029】ここで付加する振動系の固有振動の速さ
(k/m)1/2 を外力の振動の速さωに等しく定める
と、この小振動系だけが振動して、本体は静止したまま
でいる。質量Mのおもり19aの変位をX、質量mのお
もり19bの変位をxとすれば、運動方程式は次式とな
る。
(k/m)1/2 を外力の振動の速さωに等しく定める
と、この小振動系だけが振動して、本体は静止したまま
でいる。質量Mのおもり19aの変位をX、質量mのお
もり19bの変位をxとすれば、運動方程式は次式とな
る。
【0030】
【数1】 (1)(2)式の一般解は、 X=X0 cos ωt,x=x0 cos ωt ……(3) の形の「外力と同じ速さの振動」に「自由振動」を重ね
たものになる。
たものになる。
【0031】(3)式を(1)式に代入し、共通な因子
cos ωtを除けば、 −Mω2 X0 =−(K+k)X0 +kx0 +P0 ……(4) −mω2 x0 =−kx0 +kX0 ……(5) となる。
cos ωtを除けば、 −Mω2 X0 =−(K+k)X0 +kx0 +P0 ……(4) −mω2 x0 =−kx0 +kX0 ……(5) となる。
【0032】ここでω=(k/m)1/2 という条件を考
えると、(4)および(5)式よりX0 =0となり、こ
れにより(4)(5)式からx0 =−P0 /kが得られ
る。すなわち、本体(M,K)は静止し、付加した振動
系だけが振動する。そしてその振幅は、ばね17aの力
Pとちょうど釣り合うだけの値になる。
えると、(4)および(5)式よりX0 =0となり、こ
れにより(4)(5)式からx0 =−P0 /kが得られ
る。すなわち、本体(M,K)は静止し、付加した振動
系だけが振動する。そしてその振幅は、ばね17aの力
Pとちょうど釣り合うだけの値になる。
【0033】以上の原理により作用する図9に示す付加
された振動系のうち、おもり19bが本発明のダイナミ
ックダンパ15のおもり15aに相当し、ばね19bが
本発明のばね15bに相当する。また本体(M,K)は
本発明のトロリ4を含むガーダ2に相当する。
された振動系のうち、おもり19bが本発明のダイナミ
ックダンパ15のおもり15aに相当し、ばね19bが
本発明のばね15bに相当する。また本体(M,K)は
本発明のトロリ4を含むガーダ2に相当する。
【0034】本発明においては、ダイナミックダンパ1
5にさらに減衰部15cを設け、減衰比を最適減衰とす
ることにより、トロリ4およびガーダ2の振動を大幅に
抑えることができる。
5にさらに減衰部15cを設け、減衰比を最適減衰とす
ることにより、トロリ4およびガーダ2の振動を大幅に
抑えることができる。
【0035】ところで、本発明によればガーダ2及びダ
イナミックダンパ15は、トロリ4の車輪4bを介して
接しているため、図10に示すようにばね17a,15
bのバネ剛性は下向き地震力のみに対して作用するもの
である。従ってガーダ2の振動をダイナミックダンパ1
5で完全にゼロとする事は不可能であるが、両者の相互
作用によりガーダ2の地震応答を低減することができ
る。
イナミックダンパ15は、トロリ4の車輪4bを介して
接しているため、図10に示すようにばね17a,15
bのバネ剛性は下向き地震力のみに対して作用するもの
である。従ってガーダ2の振動をダイナミックダンパ1
5で完全にゼロとする事は不可能であるが、両者の相互
作用によりガーダ2の地震応答を低減することができ
る。
【0036】このようにガーダ2の地震応答を低減する
ことにより、地震時にガーダ2に発生する応力を低減さ
せ、かつ、ガーダ2両端に設けられた脱線防止ラグ12
(図13参照)及びランウェイガーダ8にかかる力を低
減することができる。
ことにより、地震時にガーダ2に発生する応力を低減さ
せ、かつ、ガーダ2両端に設けられた脱線防止ラグ12
(図13参照)及びランウェイガーダ8にかかる力を低
減することができる。
【0037】このように地震時のガーダ2、脱線防止ラ
グ12、およびランウェイガーダ8に作用する力を低減
させることにより、クレーン1の地震時の健全性を一層
向上させることができ、このことにより、脱線防止ラグ
12及びランウェイガーダ8の破損によるクレーン1の
落下を未然に防止することが可能となる。
グ12、およびランウェイガーダ8に作用する力を低減
させることにより、クレーン1の地震時の健全性を一層
向上させることができ、このことにより、脱線防止ラグ
12及びランウェイガーダ8の破損によるクレーン1の
落下を未然に防止することが可能となる。
【0038】第2の実施の形態 次に図3乃至図6により本発明の第2の実施の形態につ
いて説明する。図3乃至図6に示す第2の実施の形態
は、トロリ4にダイナミックダンパ15を設ける代わり
にガーダ2にダイナミックダンパ15を設けたものであ
り、他は図1および図2に示す第1の実施の形態と略同
一である。
いて説明する。図3乃至図6に示す第2の実施の形態
は、トロリ4にダイナミックダンパ15を設ける代わり
にガーダ2にダイナミックダンパ15を設けたものであ
り、他は図1および図2に示す第1の実施の形態と略同
一である。
【0039】図3乃至図6において、図1および図2に
示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0040】図3および図4において、ガーダ2の略中
央部に鋼製の枠体22が設けられており、トロリ4上に
枠体22に支持されたダイナミックダンパ15が配設さ
れている。このダイナミックダンパ15はおもり15a
と、枠体22とおもり15aとの間に介在されたばね1
5bおよび減衰部15cとを有している。
央部に鋼製の枠体22が設けられており、トロリ4上に
枠体22に支持されたダイナミックダンパ15が配設さ
れている。このダイナミックダンパ15はおもり15a
と、枠体22とおもり15aとの間に介在されたばね1
5bおよび減衰部15cとを有している。
【0041】なお図5および図6に示すように、おもり
15aと、ばね15bと、減衰部15cとからなるダイ
ナミックダンパ15を、ガーダ2の略中央下部に設けて
もよい。
15aと、ばね15bと、減衰部15cとからなるダイ
ナミックダンパ15を、ガーダ2の略中央下部に設けて
もよい。
【0042】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
用について説明する。
【0043】地震発生時に、鉛直方向の地震力は原子炉
建屋6よりランウェイガーダ8、走行レール10、およ
び車輪11を介してサドル3とガーダ2へ伝達される。
建屋6よりランウェイガーダ8、走行レール10、およ
び車輪11を介してサドル3とガーダ2へ伝達される。
【0044】ガーダ2は構造上、両端支持の単純はりと
みなすことができ、地震力がこのように車輪11からガ
ーダ2へ伝達した場合、ガーダ中央部がたわんで一次モ
ードが支配的な振動形を呈すこととなる。
みなすことができ、地震力がこのように車輪11からガ
ーダ2へ伝達した場合、ガーダ中央部がたわんで一次モ
ードが支配的な振動形を呈すこととなる。
【0045】次にガーダ2の地震力は車輪4bを介して
トロリ本体4aに伝達されるとともに、ガーダ2に設け
られたダイナミックダンパ15へと伝達される。これに
より、ガーダ2とダイナミックダンパ15との相互作用
が前述と同様開始し、両者の相互作用によりガーダ2の
地震応答を低減することができる。
トロリ本体4aに伝達されるとともに、ガーダ2に設け
られたダイナミックダンパ15へと伝達される。これに
より、ガーダ2とダイナミックダンパ15との相互作用
が前述と同様開始し、両者の相互作用によりガーダ2の
地震応答を低減することができる。
【0046】第3の実施の形態 次に図7により、本発明の第3の実施の形態について述
べる。図7に示す第3の実施の形態は、ダイナミックダ
ンパ15をトロリ4に設ける代わりにトロリ本体4aと
車輪4bとの間に、ばね15bと減衰部15cとを介在
させたものであり、他は図1および図2に示す第1の実
施の形態と略同一である。
べる。図7に示す第3の実施の形態は、ダイナミックダ
ンパ15をトロリ4に設ける代わりにトロリ本体4aと
車輪4bとの間に、ばね15bと減衰部15cとを介在
させたものであり、他は図1および図2に示す第1の実
施の形態と略同一である。
【0047】図7において、図1および図2に示す第1
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0048】図7において、車輪4bは車軸23に固着
され、この車軸23に、ばね15bと減衰部15cを介
してトロリ本体4aが連結されている。この場合トロリ
本体4aと、ばね15bと、減衰部15cとによってダ
イナミックダンパが構成されている。
され、この車軸23に、ばね15bと減衰部15cを介
してトロリ本体4aが連結されている。この場合トロリ
本体4aと、ばね15bと、減衰部15cとによってダ
イナミックダンパが構成されている。
【0049】図7において、ガータ2に伝達された地震
力は、その後車輪4bおよび車軸23を介して、トロリ
本体4a、ばね部15bおよび減衰部15cからなるダ
イナミックダンパへ伝達される。これによりガーダ2と
ダイナミックダンパ4a、15b、15cとの相互作用
が開始して、両者の相互作用によりガーダ2の地震応答
が低減する。
力は、その後車輪4bおよび車軸23を介して、トロリ
本体4a、ばね部15bおよび減衰部15cからなるダ
イナミックダンパへ伝達される。これによりガーダ2と
ダイナミックダンパ4a、15b、15cとの相互作用
が開始して、両者の相互作用によりガーダ2の地震応答
が低減する。
【0050】第4の実施の形態 次に図8により本発明の第4の実施の形態について説明
する。図8に示す第4の実施の形態は、ダイナミックダ
ンパ15をトロリ4に設ける代わりに、吊下げフック5
にダイナミックダンパ15を吊下げたものであり、他は
図1および図2に示す第1の実施の形態と略同一であ
る。
する。図8に示す第4の実施の形態は、ダイナミックダ
ンパ15をトロリ4に設ける代わりに、吊下げフック5
にダイナミックダンパ15を吊下げたものであり、他は
図1および図2に示す第1の実施の形態と略同一であ
る。
【0051】図8において、図1および図2に示す第1
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0052】図8において、ガーダ2上を走行するトロ
リ4はトロリ本体4aと車輪4bとを有し、トロリ本体
4aにはロープ24を介してフック5が吊下げられてい
る。
リ4はトロリ本体4aと車輪4bとを有し、トロリ本体
4aにはロープ24を介してフック5が吊下げられてい
る。
【0053】フック5には、ばね15bおよび減衰部1
5cを介しておもり15aが吊下げられており、この場
合おもり15aとばね15bと減衰部15cとによって
ダイナミックダンパ15が構成されている。
5cを介しておもり15aが吊下げられており、この場
合おもり15aとばね15bと減衰部15cとによって
ダイナミックダンパ15が構成されている。
【0054】図8において、ガーダ2に伝達された地震
力は、その後ロープ24およびフック5を介してダイナ
ミックダンパ15へ伝達される。これによりガーダ2と
ダイナミックダンパ15との相互作用が開始して、両者
の相互作用により、ガーダ2の地震応答が低減する。
力は、その後ロープ24およびフック5を介してダイナ
ミックダンパ15へ伝達される。これによりガーダ2と
ダイナミックダンパ15との相互作用が開始して、両者
の相互作用により、ガーダ2の地震応答が低減する。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地震発生
時におけるガーダの地震応答を低減することができる。
このため、ガーダの落下等の危険を防止することができ
る。
時におけるガーダの地震応答を低減することができる。
このため、ガーダの落下等の危険を防止することができ
る。
【図1】本発明による原子炉建屋のクレーンの第1の実
施の形態を示す側面図。
施の形態を示す側面図。
【図2】図1に示すクレーンの平面図。
【図3】本発明による原子炉建屋のクレーンの第2の実
施の形態を示す側面図。
施の形態を示す側面図。
【図4】図3に示すクレーンの正面図。
【図5】本発明による原子炉建屋のクレーンの変形例を
示す側面図。
示す側面図。
【図6】図5に示すクレーンの正面図。
【図7】本発明による原子炉建屋のクレーンの第3の実
施の形態を示す正面図。
施の形態を示す正面図。
【図8】本発明による原子炉建屋のクレーンの第4の実
施の形態を示す側面図。
施の形態を示す側面図。
【図9】本発明による原子炉建屋のクレーンの作用原理
を示す図。
を示す図。
【図10】本発明による原子炉建屋のクレーンの作用を
示す図。
示す図。
【図11】従来の原子炉建屋のクレーンを示す正面図。
【図12】従来の原子炉建屋のクレーンを示す側面図。
【図13】従来の原子炉建屋のクレーンの詳細図。
【図14】従来の原子炉建屋のクレーンの走行レールを
示す図。
示す図。
【図15】図14のXV−XV線方向断面図。
1 クレーン 2 ガーダ 4 トロリ 4a トロリ本体 4b 車輪 5 吊下フック 6 原子炉建屋 6a 段部 10 走行レール 11 車輪 15 ダイナミックダンパ 15a おもり 15b ばね 15c 減衰部 22 枠体 24 ロープ
Claims (4)
- 【請求項1】原子炉建屋内に配置された走行レール上を
走行するガーダと、 ガーダ上を走行するとともに吊下げフックを有するトロ
リとを備え、 ばね部と減衰部とおもりを有するダイナミックダンパ
を、トロリ上部に設けたことを特徴とする原子炉建屋の
クレーン。 - 【請求項2】原子炉建屋内に配置された走行レール上を
走行するガーダと、 ガーダ上を走行するとともに吊下げフックを有するトロ
リとを備え、 ばね部と減衰部とおもりを有するダイナミックダンパ
を、ガーダ上部またはガーダ下部に設けたことを特徴と
する原子炉建屋のクレーン。 - 【請求項3】原子炉建屋内に配置された走行レール上を
走行するガーダと、 ガーダ上を走行するとともに吊下げフックを有するトロ
リとを備え、 トロリはガーダ上を走行する車輪と、車輪に支持された
トロリ本体とを有し、 ダイナミックダンパのばね部と減衰部は車輪とトロリ本
体との間に介在されていることを特徴とする原子炉建屋
のクレーン。 - 【請求項4】原子炉建屋内に配置された走行レール上を
走行するガーダと、 ガーダ上を走行するとともに吊下げフックを有するトロ
リとを備え、 ばね部と減衰部とおもりを有するダイナミックダンパ
を、トロリの吊下げフックにおもりが下方へくるように
吊下げたことを特徴とする原子炉建屋のクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25203996A JPH1095592A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 原子炉建屋のクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25203996A JPH1095592A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 原子炉建屋のクレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1095592A true JPH1095592A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17231731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25203996A Pending JPH1095592A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 原子炉建屋のクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1095592A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200451190Y1 (ko) | 2010-09-02 | 2010-12-03 | 주식회사 한국종합기술 | 원자력 발전소의 주배기덕트의 진동저감장치 |
JP2013146782A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Fuji Heavy Ind Ltd | スポット溶接装置 |
CN103523678A (zh) * | 2013-11-01 | 2014-01-22 | 太原重工股份有限公司 | 起重机 |
CN104229637A (zh) * | 2013-06-09 | 2014-12-24 | 新乡市中原起重机械总厂有限公司 | 拔伸机环模更换装置 |
CN107792788A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-13 | 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 | 一种冶金厂房内天车减速机、卷筒吊装方法 |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP25203996A patent/JPH1095592A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200451190Y1 (ko) | 2010-09-02 | 2010-12-03 | 주식회사 한국종합기술 | 원자력 발전소의 주배기덕트의 진동저감장치 |
JP2013146782A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Fuji Heavy Ind Ltd | スポット溶接装置 |
CN104229637A (zh) * | 2013-06-09 | 2014-12-24 | 新乡市中原起重机械总厂有限公司 | 拔伸机环模更换装置 |
CN104229637B (zh) * | 2013-06-09 | 2016-08-03 | 陈松涛 | 拔伸机环模更换装置 |
CN103523678A (zh) * | 2013-11-01 | 2014-01-22 | 太原重工股份有限公司 | 起重机 |
CN107792788A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-03-13 | 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 | 一种冶金厂房内天车减速机、卷筒吊装方法 |
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