JPH1095026A - メタリック樹脂成形方法およびその金型 - Google Patents

メタリック樹脂成形方法およびその金型

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JPH1095026A
JPH1095026A JP25123996A JP25123996A JPH1095026A JP H1095026 A JPH1095026 A JP H1095026A JP 25123996 A JP25123996 A JP 25123996A JP 25123996 A JP25123996 A JP 25123996A JP H1095026 A JPH1095026 A JP H1095026A
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JP
Japan
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resin
weld mark
product
mold
magnetic metal
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JP25123996A
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English (en)
Inventor
Norimitsu Suzuki
紀充 鈴木
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエルドマ−クの発生を防止し、製品の外
観、強度および応力割れが発生しないようにすると共
に、メタリックな色調を出す製品においてもウエルドマ
−クの影響を少なくしてその外観が損なわれないように
すること。 【解決手段】 射出成形する樹脂に磁性体金属フレーク
を混在したものを、金型8のキャビティ6内に射出し、
ウエルドマ−クが発生する部分3を挟んで設けた磁石埋
設部7a、7bに埋設した磁石の磁力を交互に発生させて、
ウエルドマ−クが発生する部分を横切るように、交互に
磁性体金属フレークを吸引して溶融している樹脂内で移
動させ、ウエルドマ−ク発生部分の樹脂の流れを交互に
変える。これにより、ウエルドマ−クの発生を防止し、
製品の外観、強度および応力割れが発生しないようにす
ると共に、メタリックな色調を出す製品においてもウエ
ルドマ−クの影響を少なくしてその外観が損なわれない
ようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタリック樹脂成
形方法およびその金型の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形によって成形される製品には、
かなり複雑な形状をしたものがある。したがって、この
ような複雑な形状をした製品を成形するための金型も複
雑な構造となり、この金型内に樹脂を注入して成形した
場合に、金型内での樹脂の流れも複雑になる。例えば製
品が、図5に示すように孔1が複数あけられたホイール
キャップのような場合に、ゲート2から溶融した樹脂を
注入すると、孔1を形成する金型の回りで、樹脂の流れ
が矢印(イ)で示すように二つに別れ、この二つの流れ
が互いに衝突するようになる。
【0003】図6は製品の肉厚Tの内部での樹脂の流れ
を模式図で示したものであり、上記二つに別れた樹脂の
流れが矢印のように互いに衝突して、いわゆる線状のウ
エルドマ−ク3ができるようになる。このように、樹脂
の二つ以上の流れが互いに融合しないで衝突した場合
に、その衝突した部分に線状のウエルドマ−クが発生す
ることが一般に知られている。
【0004】そして、このウエルドマ−クは製品の外観
を損なうと共に、このウエルドマ−クに直行する方向の
強度は、ウエルドマ−クが発生していない部分に比べて
かなり低くなり、また応力割れを起こし易い。このよう
な理由により、射出成形にあっては、できるだけウエル
ドマ−クが発生しないようにする必要がある。
【0005】従来のこのウエルドマ−クの発生防止対策
の一つとしては、製品の形状を考えて、金型内での樹脂
の複数の流れが互いに融合し合うように、樹脂を注入す
るゲートの位置を適切な位置にするようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のように、
樹脂を注入するゲートの位置を適切な位置にすることに
より、製品の形状によっては一応ウエルドマ−クの発生
を防止することができるが、例えば図5に示すように孔
1が複数あけられたホイールキャップのような製品の場
合に、樹脂を注入するためのゲートを孔の数だけ設けな
ければならない。そのために、金型の構造が複雑にな
り、高価な金型となって経済的な問題があり、また射出
成形機を孔1の数だけ用意することも考えられるが、こ
れも装置全体が大型化して問題である。
【0007】また、射出成形によって生産される樹脂成
形品には、メタリックな色調を出すために、射出される
樹脂にアルミフレ−クが混入される。このように、メタ
リックな色調を出す製品においては、アルミフレ−クに
反射する光りによってその外観が左右される。そこで、
メタリックな色調が要求されない製品では、気にならな
い程度のウエルドマークであっても、メタリックな色調
が要求される製品ではその外観が損なわれることがあ
り、メタリックな色調の外観が損なわれないよう二つ以
上の樹脂の流れが互いに融合するように、ゲートの位置
を予め決めるのは技術的に困難であるという問題があ
る。
【0008】また、従来においてはアルミフレ−クを樹
脂に混入するようにして、樹脂の流れにまかせてアルミ
フレ−クを樹脂内で分散するようにしていたので、図7
に示すように、製品4の全体に分散した状態になり、メ
タリックな色調を出すのに寄与しないアルミフレ−クが
大部分となって、余分なアルミフレ−クが必要になると
いう問題がある。
【0009】本発明は金型の構造を簡単にしてウエルド
マ−クの発生を防止し、製品の外観、強度および応力割
れが発生しないようにすると共に、メタリックな色調を
出す製品においてもウエルドマ−クの影響を少なくして
その外観が損なわれないようにし、かつ、樹脂内に混入
されるメタリックな色調を出すためのフレ−クの量を少
なくしたメタリック樹脂成形方法およびその金型を提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る請求項1の記載から把握される手段は、
射出成形する樹脂に磁性体金属フレークを混在したもの
を、金型のキャビティ内に射出し、ウエルドマ−クが発
生する部分を挟んで設けた磁石の磁力を交互に発生させ
て、磁性体金属フレークを溶融している樹脂内で移動す
ることによって、ウエルドマ−ク発生部分の樹脂の流れ
を交互に変えることを特徴とする。
【0011】次に、請求項2の記載から把握される手段
は、射出成形する樹脂に磁性体金属フレークを混在した
ものを、金型のキャビティ内に射出し、キャビティに設
けた磁石によって、樹脂に混在している磁性体金属フレ
−クを吸引して、製品の表面に磁性体金属フレ−クを偏
在させることを特徴とする。
【0012】次に、請求項3の記載から把握される手段
は、射出成形用金型のウエルドマ−クが発生する部分の
両側に、電磁石を埋設したことを特徴とする。
【0013】次に、請求項4の記載から把握される手段
は、射出成形用金型のウエルドマ−クが発生する部分の
両側に、永久磁石を抜き差し可能に設けたことを特徴と
する。
【0014】次に、請求項5の記載から把握される手段
は、射出成形される製品の表面側になるキャビティに磁
石を埋設したことを特徴とする。
【0015】次に、上記各手段から把握される発明によ
って、課題がどのように解決されるかについて説明す
る。先ず、請求項1の記載から把握される本発明におい
て、射出成形する樹脂に磁性体金属フレークを混在した
ものを、金型のキャビティ内に射出することによって、
この金属フレークは磁性体であることから、磁石により
吸引させて移動させることができ、そして、ウエルドマ
−クが発生する部分を挟んで設けた磁石の磁力を交互に
発生させて、ウエルドマ−クが発生する部分を横切るよ
うに、交互に磁性体金属フレークを吸引して溶融してい
る樹脂内で移動させ、ウエルドマ−ク発生部分の樹脂の
流れを交互に変える。
【0016】次に、請求項2の記載から把握される手段
は、射出成形する樹脂に磁性体金属フレークを混在した
ものを、金型のキャビティ内に射出することによって、
この金属フレークは磁性体であることから、キャビティ
に設けた磁石によって、樹脂に混在している磁性体金属
フレ−クを吸引して、樹脂の流れ方向を磁石側に発生さ
せると共に、製品の表面に磁性体金属フレ−クを偏在さ
せることができる。
【0017】次に、請求項3の記載から把握される手段
は、射出成形用金型のウエルドマ−クが発生する部分の
両側に、電磁石を埋設したので、電磁石のコイルへの通
電を切り替えることにより、ウエルトマ−クが発生する
部分の両側に交互に磁力を発生させることができる。
【0018】次に、請求項4の記載から把握される手段
は、射出成形用金型のウエルドマ−クが発生する部分の
両側に、永久磁石を抜き差し可能に設けることにより、
永久磁石を交互に抜き差しして、ウエルドマ−クの両側
の磁力の強さを交互に切り替えることができる。
【0019】次に、請求項5の記載から把握される手段
は、射出成形される製品の表面側になるキャビティに磁
石を埋設することにより、樹脂の流れ方向を磁石側に流
れるようにしながら、樹脂に混在している磁性体金属フ
レークを、製品の表面側に偏在させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】上記各請求項の記載から把握され
る発明について、実施の形態を説明する。請求項1の記
載から把握される本発明において、射出成形する樹脂に
磁性体金属フレークを混在したものを、図3に示す金型
のキャビティ5内に射出し、ウエルドマ−ク3が発生す
る部分を挟んで設けた磁石埋設部7a,7bに埋設した磁石
の磁力を交互に発生させて、磁性体金属フレークを溶融
している樹脂内で移動することによって、ウエルドマ−
ク3が発生する部分の樹脂の流れを、実線の矢印および
点線の矢印のように交互に樹脂の流れ方向を変えるよう
にする。
【0021】次に、請求項2の記載から把握される本発
明において、射出成形する樹脂に磁性体金属フレークを
混在したものを、図2に示す金型のキャビティ6内に射
出し、キャビティ6に設けた磁石7によって、樹脂に混
在している磁性体金属フレ−クを吸引して、図4に示す
ように、製品4の表面に磁性体金属フレ−ク9を偏在さ
せる。
【0022】次に、請求項3の記載から把握される本発
明において、図1に示すように、射出成形用金型のウエ
ルドマ−ク3が発生する部分の両側に設けた磁石埋設部
7a,7bに、電磁石を埋設する。
【0023】次に、請求項4の記載から把握される本発
明において、図1に示すように、射出成形用金型のウエ
ルドマ−ク3が発生する部分の両側に、磁石埋設部7a、
7bを設け、この磁石埋設部7a、7bに永久磁石を抜き差し
可能に設ける。
【0024】次に、請求項5の記載から把握される本発
明において、図2に示すように、射出成形される製品の
表面側になるキャビティ6に磁石7を埋設する。
【0025】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。図
1に示すように、射出成形用金型のウエルドマ−ク3が
発生する部分の両側に、磁石埋設部7a、7bを設ける。こ
の磁石埋設部7a、7bには、電磁石を埋設するか、または
永久磁石を抜き差し可能に設ける。また、金型8には注
入された樹脂の流動性をよくするために、通常の金型の
温度よりも30℃〜50℃高くする容量を持ったヒータが設
けられている。この通常の温度は樹脂の流動性の良いも
のと悪いもので異なり、例えばポリプロピレン(PP)
の場合には、通常の金型の温度が40℃であるので、70℃
〜90℃にする。
【0026】この金型を使用した射出成形は次のように
して行う。まず、射出成形する樹脂に磁性体金属フレー
クを混在させる。そして、図1に示す金型8のキャビテ
ィ6内に射出し、ウエルドマ−ク3が発生する部分を挟
んで設けた磁石埋設部7a,7bに埋設した磁石の磁力を交
互に発生させる。例えば、磁石埋設部7a,7bに電磁石を
埋設して、図3に示すように磁石埋設部7a側のコイルに
通電して励磁し、7b側の通電をOFF にして消磁すると、
樹脂に混在している磁性体金属フレークは磁力に吸引さ
れて、溶融している樹脂内で点線の矢印の方向に移動
し、逆に磁石埋設部7a側を消磁し、7b側を励磁すると実
線の矢印の方向に磁性体金属フレークが移動する。この
磁性体金属フレークの移動に伴って溶融している樹脂も
流動し、ウエルドマ−ク3を横切るように樹脂の流れを
交互に変えることができる。
【0027】このように、ウエルドマ−ク3が発生する
部分の樹脂の流れを、実線の矢印および点線の矢印のよ
うに交互に樹脂の流れ方向を変えることにより、樹脂の
流れを衝突させないで融合させることができる。また、
磁石埋設部7a,7bに永久磁石を抜き差し可能に設けて、
交互に抜き差しして磁力の強さを交互に切り替えること
により、同様にウエルドマ−クが発生する部分を横切る
ように樹脂の流れ方向を変え、双方の流れを融合させる
ことができる。
【0028】このように、樹脂の流れを衝突させないで
融合させることにより、磁性体金属フレークはウエルド
マ−ク3が発生しない部分とほぼ同一の状態で散らばる
と共に、樹脂の流れに乗って磁性体金属フレーク(極く
微細な短冊状)の配列もほぼ均一になり、特にこの磁性
体金属フレークによって、メタリックの色調を出す場合
には、製品の表面全体をほぼ均一な色調にすることがで
きる。
【0029】次に、他の実施例について説明する。図2
に示すように、射出成形される製品の表面側になるキャ
ビティ6に磁石7を埋設する。この金型8を使用した射
出成形は次のようにして行う。射出成形する樹脂内に磁
性体金属フレークを混在して、図2に示す金型のキャビ
ティ6内に射出し、キャビティ6に設けた磁石7によっ
て、樹脂に混在している磁性体金属フレ−クを吸引し
て、図4に示すように、製品4の表面に磁性体金属フレ
−ク9を偏在させる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した通り請求項1の記載に基づ
いて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれ
ば、射出成形する樹脂に磁性体金属フレークを混在した
ものを、金型のキャビティ内に射出し、ウエルドマ−ク
が発生する部分を挟んで設けた磁石の磁力を交互に発生
させて、ウエルドマ−クが発生する部分を横切るよう
に、交互に磁性体金属フレークを吸引して溶融している
樹脂内で移動させ、ウエルドマ−ク発生部分の樹脂の流
れを交互に変えることにより、金型の構造を簡単にして
ウエルドマ−クの発生を防止し、製品の外観、強度およ
び応力割れが発生しないようにすると共に、メタリック
な色調を出す製品においてもウエルドマ−クの影響を少
なくしてその外観が損なわれないようにすることができ
る。
【0031】次に、請求項2の記載に基づいて発明の詳
細な説明から把握される本発明によれば、射出成形する
樹脂に磁性体金属フレークを混在したものを、金型のキ
ャビティ内に射出し、キャビティに設けた磁石によっ
て、樹脂に混在している磁性体金属フレ−クを吸引し
て、樹脂の流れ方向を磁石側に発生させると共に、製品
の表面に磁性体金属フレ−クを偏在させることができる
ので、樹脂内に混入されるメタリックな色調を出すため
の高価なフレ−クの量を少なくして、安価な製品にする
ことができる。
【0032】次に、請求項3の記載に基づいて発明の詳
細な説明から把握される本発明によれば、射出成形用金
型のウエルドマ−クが発生する部分の両側に、電磁石を
埋設し、電磁石のコイルへの通電を切り替えることによ
り、ウエルトマ−クが発生する部分の両側に交互に磁力
を発生させることができるので、射出成形する樹脂内に
磁性体金属フレークを混在して、金型のキャビティ内に
射出した場合に、ウエルドマ−クが発生する部分を横切
るように、交互に磁性体金属フレークを吸引して溶融し
ている樹脂内で移動させ、ウエルドマ−ク発生部分の樹
脂の流れを交互に変えることができ、金型の構造を簡単
にしてウエルドマ−クの発生を防止し、製品の外観、強
度および応力割れが発生しないようにすると共に、メタ
リックな色調を出す製品においてもウエルドマ−クの影
響を少なくしてその外観が損なわれないようにすること
ができる。
【0033】次に、請求項4の記載に基づいて発明の詳
細な説明から把握される本発明によれば、射出成形用金
型のウエルドマ−クが発生する部分の両側に、永久磁石
を抜き差し可能に設け、永久磁石を交互に抜き差しし
て、ウエルドマ−クの両側の磁力の強さを交互に切り替
えることにより、射出成形する樹脂内に磁性体金属フレ
ークを混在して、金型のキャビティ内に射出した場合
に、ウエルドマ−クが発生する部分を横切るように、交
互に磁性体金属フレークを吸引して溶融している樹脂内
で移動させ、ウエルドマ−ク発生部分の樹脂の流れを交
互に変えることができ、金型の構造を簡単にしてウエル
ドマ−クの発生を防止し、製品の外観、強度および応力
割れが発生しないようにすると共に、メタリックな色調
を出す製品においてもウエルドマ−クの影響を少なくし
てその外観が損なわれないようにすることができる。
【0034】次に、請求項5の記載に基づいて発明の詳
細な説明から把握される本発明によれば、射出成形され
る製品の表面側になるキャビティに磁石を埋設し、樹脂
の流れ方向を磁石側に流れるようにしながら、樹脂に混
在している磁性体金属フレークを、製品の表面側に偏在
させるようにしたので、樹脂内に混入されるメタリック
な色調を出すための高価なフレ−クの量を少なくし、安
価な製品にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である金型の一部を縦断面し
て示した模式図である。
【図2】本発明の一実施例である金型の一部を縦断面し
て示した模式図である。
【図3】図1の金型を使用して射出成形した場合の磁性
体金属フレークの移動状態を示す模式図である。
【図4】図2の金型を使用して射出成形した場合の磁性
体金属フレークの移動状態を示す模式図である。
【図5】ウエルドマ−クが発生する樹脂の流れを平面で
示した説明用図である。
【図6】図5におけるウエルドマ−ク発生部において、
製品の肉厚内での樹脂の移動状態を模式図で示した説明
用図である。
【図7】従来の金型によって、メタリックな色調を出す
ために、フレ−クが混在した樹脂を射出成形した時のフ
レークの分布状態を示した模式図をである。
【符合の説明】
3 ウエルドマ−ク 4 製品 6 キャビティ 7 磁石埋設部 8 金型 9 磁性体金属フレーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形する樹脂に磁性体金属フレーク
    を混在したものを、金型のキャビティ内に射出し、ウエ
    ルドマ−クが発生する部分を挟んで設けた磁石の磁力を
    交互に発生させて、磁性体金属フレークを溶融している
    樹脂内で移動することによって、ウエルドマ−ク発生部
    分の樹脂の流れを交互に変えることを特徴とするメタリ
    ック樹脂成形方法。
  2. 【請求項2】 射出成形する樹脂に磁性体金属フレーク
    を混在したものを、金型のキャビティ内に射出し、キャ
    ビティに設けた磁石によって、樹脂に混在している磁性
    体金属フレ−クを吸引して、製品の表面に磁性体金属フ
    レ−クを偏在させることを特徴とするメタリック樹脂成
    形方法。
  3. 【請求項3】 射出成形用金型のウエルドマ−クが発生
    する部分の両側に、電磁石を埋設したことを特徴とする
    メタリック樹脂成形金型。
  4. 【請求項4】 射出成形用金型のウエルドマ−クが発生
    する部分の両側に、永久磁石を抜き差し可能に設けたこ
    とを特徴とするメタリック樹脂成形金型。
  5. 【請求項5】 射出成形される製品の表面側になるキャ
    ビティに磁石を埋設したことを特徴とするメタリック樹
    脂成形金型。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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