JP2003109835A - プラスチックマグネットの成形方法およびそれに用いる着磁ヨーク - Google Patents

プラスチックマグネットの成形方法およびそれに用いる着磁ヨーク

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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    • H01F41/0273Imparting anisotropy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックマグネットに対する所要の着磁
パターンを、多くのノウハウを要することなく短時間の
うちに実現する。 【解決手段】 着磁ヨーク4によって磁場を形成した成
形キャビティ3内へ、磁性粉を配合した樹脂材料を射出
してプラスチックマグネットを成形するに当り、着磁ヨ
ーク4の狭幅突部5で、その成形キャビティ3に強い磁
場を形成するとともに、この強い磁場の形成域の一方側
の所定領域で、後退部分7によって、成形キャビティ3
内に、相対的に弱い磁場を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、複写
機、プリンターの現像用ロール等として用いられマグネ
ットロールの構成部品としての、断面形状がほぼ扇形等
をなすマグネットピースその他のプラスチックマグネッ
トの成形方法およびそれに用いる着磁ヨークに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】断面形状がほぼ扇形をなすマグネットピ
ースの従来の成形方法としては、たとえば図5に成形金
型の要部縦断面図を磁束線とともに例示するように、上
型31と下型32との間に、断面形状がほぼ扇形をなす
成形キャビティ33を区画するとともに、上型31に形
成されて成形キャビティ33を区画する弧状面34の、
たとえばほぼ中央部と対応する位置で、着磁ヨーク35
を、その狭幅突部先端面を弧状面34に近接させて上型
31に固定配置したところにおいて、着磁ヨーク35に
よって磁場を形成した成形キャビティ33内へ、磁性粉
を配分した樹脂材料を射出するものがあり、これによれ
ば、マグネットピースの、着磁ヨーク35に近接した部
分で磁性粉を集中配向させてそこに磁極を形成すること
ができる。
【0003】ところで、このようにして成形した複数の
マグネットピースを貼り合わせて、図6(a)に示すよ
うなマグネットロールを構成したところにおいて、マグ
ネットロールに対する要求磁気特性が、たとえば、各マ
グネットピースMpの中央部に磁極が存在することにあ
る場合に、製造された実際のマグネットロールの磁極、
たとえばN極がその中央部から一方側へ偏って位置し、
そして、そこでの着磁パターンが、図6(b)に例示す
るような肩部Shを有するものであるときは、その着磁
パターンを、図7に示すような滑らかなパターンに修正
ないしは変更することが必要になる。
【0004】なお、以上の説明において、マグネットピ
ースMpを射出成形により形成する場合についての問題
点を説明したが、マグネットピースMpを押出成形する
場合にも同様の問題点がある。
【0005】すなわち、押出成形の場合、着磁ヨークに
よって磁場を形成したダイ開口部に、磁性粉を配合した
樹脂材料を押出したあと、これを所定の長さに切断して
マグネットピースを形成するが、このダイおよびダイ開
口部の断面図は、図13に示す断面図と類似のものとな
っていて、ダイ開口部を区画する弧状面のたとえばほぼ
中央部と対応する位置で、着磁ヨークを、その狭幅突部
先端面をこの弧状面に近接させてダイに固定配置したと
ころにおいて、着磁ヨークによって磁場を形成したダイ
開口部内に、磁性粉を混合分散した樹脂材料を通過させ
てマグネットピースを押出成形することにより、マグネ
ットピースの、着磁ヨークに近接した部分で磁性粉を集
中配向させてそこに磁極を形成することができるが、そ
の着磁ヨークの配置と形状ゆえに、これを射出成形にて
形成した場合と同様、その周方向磁力パターンは肩部S
hを有するものとなってしまい、この磁力パターンを修
正しなければならないという問題点がある。
【0006】そこで、マグネットロールの試作段階でこ
のような着磁パターンが生じた場合には、扇形をなすマ
グネットピースMpの側面を削って扇形形状に変更を加
える等して、着磁パターンを確認しながらマグネットピ
ースMpの最終形状を特定し、この最終形状をともに成
形金型を製作することとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この従来技
術にあっては、マグネットロールの試作からから成形金
型の製作に至るまでに長時間を要する他、多くのノウハ
ウが必要になるという問題があり、場合によっては、試
作を何度行っても所要の磁力性能を十分満足させられな
いことも生じている。
【0008】この発明は、従来技術が抱えるこのような
問題点を解決することを課題とするものであり、それの
目的とするところは、所要の着磁パターンを、マグネッ
トピース等のプラスチックマグネットの形状等はそのま
まに、とくには、着磁ヨークの形状ないしは構造の変更
によって実現することで、従来技術に比し、着磁パター
ンの修正ないしは変更を、多くのノウハウを必要とする
ことなく短時間のうちに行うことができ、しかも、プラ
スチックマグネットの常なる射出成形を可能としたプラ
スチックマグネットの成形方法およびそれに用いる着磁
ヨークを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプラスチ
ックマグネットの成形方法は、着磁ヨークによって磁場
を形成した成形キャビティ内へ、磁性粉を配合した樹脂
材料を射出して、もしくは、着磁ヨークによって磁場を
形成したダイ開口部に磁性粉を配合した樹脂材料を押出
して、プラスチックマグネットを成形するに当り、着磁
ヨークの、成形キャビティもしくはダイ開口部に最も近
接する部分で、その成形キャビティもしくはダイ開口部
に強い磁場を形成するとともに、この強い磁場の形成域
の少なくとも一方側の所定領域で、成形キャビティ内も
しくはダイ開口部内に、相対的に弱い磁場を形成するも
のである。
【0010】この方法では、磁性粉を配合した溶融樹脂
材料を成形キャビティ内へ射出して、もしくは、着磁ヨ
ークによって磁場を形成したダイ開口部に磁性粉を配合
した樹脂材料を押出して、形成されるプラスチックマグ
ネットに、磁場の強い部分で磁性粉を集中配向させてそ
こに磁極を形成することができる。
【0011】ところで、キャビティ内もしくはダイ開口
部内への強い磁場だけの形成をもってしては、着磁パタ
ーンに、図6(b)に例示するような肩部Shが発生す
るときは、この発明の方法に従って、強い磁場の形成域
の少なくとも一方側の所定領域、たとえば、上記肩部S
hと対応する領域で、成形キャビティ内もしくはダイ開
口部内に、相対的に弱い磁場を形成し、この磁場の弱い
部分にて磁性粉に幾分の配向を行わせることにより、着
磁パターン上の、図6(b)に示すような肩部Shを実
質的に消去して、図7に示すような滑らかな着磁パター
ンをもたらすことができる。
【0012】従ってここでは、プラスチックマグネット
の形状の変更等を伴うそれの最終形状の特定、その最終
形状に基づく成形金型もしくは押出ダイの製作等なし
に、所期した通りの着磁パターンを、短時間のうちに容
易に実現することができる。
【0013】以上のような方法の実施に用いて好適な、
この発明に係る着磁ヨークは、磁性材料からなり、プラ
スチックマグネットの成形キャビティもしくはダイ開口
部に近接させて配置されて、成形キャビティもしくはダ
イ開口部に磁場を形成するものであり、着磁ヨークの幅
方向断面内で、成形キャビティもしくはダイ開口部に最
も近接して位置する狭幅突部の少なくとも一方側に、そ
の狭幅突部から遠ざかるにつれて、傾向的に成形キャビ
ティから離隔する後退部分を設けたものであり、この後
退部分は、傾斜面状の、または、一もしくは複数のステ
ップ状の後退部分とすることができる。
【0014】ここで、「傾向的」とするのは、成形キャ
ビティもしくはダイ開口部の形状、後退部分の形状等と
の関連において、後退部分が狭幅突部から遠ざかる途中
で、成形キャビティに部分的に接近する場合をも、上記
発明中に含ませることを意図したものである。
【0015】このような着磁ヨークでは、狭幅突部をも
って成形キャビティ内もしくはダイ開口部に強い磁場を
形成することができ、また後退部分によって、相対的に
弱い磁場を形成することができるので、それを、前述し
た方法の実施に用いて、先に述べた通りの作用効果をも
たらすことができる。
【0016】かかる着磁ヨークで、狭幅突部に設けた後
退部分は、要求される磁気特性と、後退部分を設けない
元の磁気特性との関連において、図7で述べたように、
図6(b)に示す肩部の消去のために、または、元来肩
部の発生していない部分の磁力を作為的に高めるために
機能させることができ、これらのことは、狭幅突部の一
方側でだけ行わせることも、両側でも行わせることもで
きる。
【0017】ところで、この後退部分を傾斜面状のもの
としたときは、成形キャビティもしくはダイ開口部に形
成される磁場を、狭幅突部から遠ざかるにつれて漸次弱
めることができ、また、ステップ状のものとしたときは
段階的に弱めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基づいて説明する。図1は、この発明
に係る着磁ヨークの適用例を示す成形金型の縦断面図で
あり、図中1は上型を、2は下型をそれぞれ示し、3
は、上下型間に形成されて、断面形状がほぼ扇形をなす
成形キャビティを示す。
【0019】ここでは、上型1に着磁ヨーク4を固定配
置して、この着磁ヨーク4の狭幅突部5の先端面を、成
形キャビティ3を区画する上型円弧面6の中央部と対応
する位置で、その円弧面6に近接させて位置させるとと
もに、着磁ヨーク4の幅方向断面内の、その狭幅突部5
の一方側、図では左方側に、狭幅突部5から遠ざかるに
つれて成形キャビティ3から次第に離隔する、傾斜面状
の後退部分7をその着磁ヨーク4に設ける。
【0020】この成形金型では、このような着磁ヨーク
4を、非磁性材8によって囲繞するとともに、その上面
を磁性材9によってバックアップして上型1に取付けて
おり、そしてまた、成形キャビティ3を区画する下型2
の窪み部10を磁性材11に形成している。
【0021】以上のような成形金型12は、たとえば、
図2に部分断面図で示すように、その四個を一組みとし
て金型装置13とされて射出成形に供される。この場
合、各金型12の着磁ヨーク4は、装置13の周りに配
設した着磁コイル14への通電に基づいて、成形キャビ
ティ3内に磁場を形成し、また、図示しない射出ノズル
から射出された、磁性粉を含む溶融樹脂材料は、スプル
ー15からランナ16および、図外のゲートを経て成形
キャビティ3内に加圧充填される。
【0022】このようにして成形キャビティ3内へ充填
された樹脂材料は、図1に磁束線を破線で示すように、
その密度の高い、着磁ヨーク4の狭幅突部5と対応する
領域で強い磁場の影響を受け、これより、その領域では
磁性粉が集中配向され、そこに磁極が付与される。一
方、後退部分7と対応する領域17では、樹脂材料が相
対的に弱い磁場の影響を受けることに基づいて、磁性粉
の幾分の配向が行われる。
【0023】そしてこれらのことにより、後退部分7を
設けない従来の着磁ヨーク35を用いた場合には、図6
(b)に示すような、肩部Sh付きの着磁パターンとな
るところ、後退部分7を設けた、この発明に係る着磁ヨ
ーク4では、図7に示すような着磁パターンを容易に実
現することができる。
【0024】なおこの場合において、図1に示す後退部
分7に代えてもしくは加えて、狭幅突部5の右方側に、
先の場合と同様の、または形状を変えた後退部分を設け
ることもでき、これによれば、前記着磁パターンの、ピ
ークの反対側の磁力を増加させることができる。
【0025】図3は、着磁ヨークの他の実施形態を示す
断面図であり、これは、成形されるマグネットピースの
一方の側部、図では右側部に偏せて磁極を形成するとと
もに、着磁パターンの、磁極近傍への肩部の発生を防止
することを目的とし、狭幅突部5の左方側に、先の場合
より広幅になる傾斜面状の後退部分7を設けたものであ
る。この場合にもまた、後退部分7の作用下で、それと
対応する領域17に弱い磁場を形成して、そこでの磁性
粉の配向をもたらすことによって所期の目的を達成する
ことができる。
【0026】図4は、着磁ヨークの後退部分の変更例を
示す図であり、図4(a)は、その後退部分7を狭幅突
部5の先端面に直接連続する傾斜面状に形成したもので
あり、図1,3に示すところから、成形キャビティ3か
ら離隔する方向のステップダウン部分を省いたものに相
当する。また、図4(b)は、後退部分7を、狭幅突部
5の先端面からステップダウンする一段の水平面状とし
たものである。
【0027】これらによれば、後退部分7の形状に基づ
いて、その後退部分7にて形成される磁場の強さを所要
に応じて選択することができる。従って、図4(a)に
示すところにおいて、後退部分7の傾斜角度を適宜変更
すること、図4(b)に示すところにおいて、後退部分
7を二段以上のステップ状とすることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、この発明によれば、とくに、着磁ヨークの、成形キ
ャビティに最も近接する部分で、成形キャビティ内に強
い磁場を形成することに加え、その強い磁場の形成域の
少なくとも一方側の所定領域で、成形キャビティ内に、
相対的に弱い磁場を形成することにより、プラスチック
マグネットの着磁パターンの所要に応じた修正ないしは
変更を、従来技術のように多くのノウハウを必要とする
ことなく、また短時間のうちに容易に実現することがで
き、併せて、プラスチックマグネットの、常なる射出成
形を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 着磁ヨークの適用例を示す縦断面図である。
【図2】 射出成形に供される金型装置を例示する要部
断面図である。
【図3】 着磁ヨークの他の実施形態を示す縦断面図で
ある。
【図4】 後退部分の変更例を示す図である。
【図5】 従来の着磁ヨークを用いた成形金型の縦断面
図である。
【図6】 マグネットロールの断面、および着磁パター
ンを例示する図である。
【図7】 修正後の着磁パターンを例示する図である。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 成形キャビティ 4 着磁ヨーク 5 狭幅端部 6 円弧面 7 後退部分 10 窪み部 12 成形金型 13 金型装置 14 着磁コイル 17 領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着磁ヨークによって磁場を形成した成形
    キャビティ内へ磁性粉を配合した樹脂材料を射出して、
    もしくは、着磁ヨークによって磁場を形成したダイ開口
    部に磁性粉を配合した樹脂材料を押出して、プラスチッ
    クマグネットを成形するに当り、 着磁ヨークの、成形キャビティもしくはダイ開口部に最
    も近接する部分で、その成形キャビティもしくはダイ開
    口部に強い磁場を形成するとともに、この強い磁場の形
    成域の少なくとも一方側の所定領域で、成形キャビティ
    内もしくはダイ開口部内に、相対的に弱い磁場を形成す
    るプラスチックマグネットの成形方法。
  2. 【請求項2】 プラスチックマグネットの成形キャビテ
    ィもしくはダイ開口部に近接させて配置されて、成形キ
    ャビティもしくはダイ開口部に磁場を形成する、磁性材
    料からなる着磁ヨークであって、 着磁ヨークの幅方向断面内で、成形キャビティもしくは
    ダイ開口部に最も近接して位置する狭幅突部の少なくと
    も一方側に、狭幅突部から遠ざかるにつれて、傾向的に
    成形キャビティもしくはダイ開口部から離隔する後退部
    分を設けてなる着磁ヨーク。
  3. 【請求項3】 前記後退部分を、傾斜面状の後退部分ま
    たはステップ状の後退部分としてなる請求項2に記載の
    着磁ヨーク。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003151825A (ja) * 2001-11-12 2003-05-23 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd マグネットローラ
JP2005217168A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Tdk Corp マグネットロール及び現像装置
JP2006093174A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Tdk Corp マグネットピース及びマグネットロール、並びにマグネットピースの着磁方法及び装置
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CN105034243A (zh) * 2015-07-10 2015-11-11 彭晓领 静磁场中磁性复合材料的注射成型制备方法

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