JPH0338673A - マグネットローラの製造方法 - Google Patents
マグネットローラの製造方法Info
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- JPH0338673A JPH0338673A JP17289989A JP17289989A JPH0338673A JP H0338673 A JPH0338673 A JP H0338673A JP 17289989 A JP17289989 A JP 17289989A JP 17289989 A JP17289989 A JP 17289989A JP H0338673 A JPH0338673 A JP H0338673A
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Links
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Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電子式複写機のトナー搬送に用いられるマグネ
ットローラの改良に関する。
ットローラの改良に関する。
[従来の技術]
電子式複写機においては磁性現像剤(トナー)の搬送手
段として非磁性スリーブの内部に円周方向に複数の磁極
を有するマグネットローラを設置している。このマグネ
ットローラとしては樹脂磁石が多く使用される。その樹
脂磁石は異方性樹脂磁石であり、強磁性体粉末と高分子
化合物よりなる混練物を励磁界をもった金型のキャビテ
ィへ射出成形し、冷却固化が完了するまでの間にその強
磁性体粉末を磁化させると同時に磁化容易軸を磁力線の
方向に配向させたものである。
段として非磁性スリーブの内部に円周方向に複数の磁極
を有するマグネットローラを設置している。このマグネ
ットローラとしては樹脂磁石が多く使用される。その樹
脂磁石は異方性樹脂磁石であり、強磁性体粉末と高分子
化合物よりなる混練物を励磁界をもった金型のキャビテ
ィへ射出成形し、冷却固化が完了するまでの間にその強
磁性体粉末を磁化させると同時に磁化容易軸を磁力線の
方向に配向させたものである。
マグネットローラは円筒状のローラ部とそのローラ部の
両端から突出するシャフト部からなるが、このようなマ
グネットローラを製造するには励磁界をもった金型キャ
ビティへ溶融樹脂磁石を射出充填しつつ、強磁性粉の磁
化容易軸を配向磁化させる。その後、この溶融樹脂磁石
を全部固化してマグネットローラに成形する。
両端から突出するシャフト部からなるが、このようなマ
グネットローラを製造するには励磁界をもった金型キャ
ビティへ溶融樹脂磁石を射出充填しつつ、強磁性粉の磁
化容易軸を配向磁化させる。その後、この溶融樹脂磁石
を全部固化してマグネットローラに成形する。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来の製造方法においては、ローラの一
端に設けたゲートから射出された強磁性体粉末と高分子
化合物との溶融混合物は励磁界によって配向しながら、
冷却キャビティ内面に付着固化する。しかじa−テ径に
比しローラ長が長いから、高圧でローラ中心部を流動す
る溶融樹脂がキャビティ内壁の固化層を破壊して流動層
と共に押し流してゆくことが考えられる。この様に配向
した固化層の小さなかたまりが乱れて充填される為ロー
ラ軸方向の磁束密度が均一にならず、変動(リップル)
が太きくなるという問題があった。
端に設けたゲートから射出された強磁性体粉末と高分子
化合物との溶融混合物は励磁界によって配向しながら、
冷却キャビティ内面に付着固化する。しかじa−テ径に
比しローラ長が長いから、高圧でローラ中心部を流動す
る溶融樹脂がキャビティ内壁の固化層を破壊して流動層
と共に押し流してゆくことが考えられる。この様に配向
した固化層の小さなかたまりが乱れて充填される為ロー
ラ軸方向の磁束密度が均一にならず、変動(リップル)
が太きくなるという問題があった。
第4図に複写機のトナー搬送の説明図を示すが、マグネ
ットローラ2はスリーブ3に挿入され固定される。スリ
ーブ3は回転し、その表面に形成される磁気ブラシによ
りトナー7を現像ローラ1に搬送する。したがって、マ
グネットローラの極のうち特に図中のA極に相当する極
の軸方向表面磁束密度変動が重要でこの極の変動が大き
いとトナーの搬送が不均一となり良好な複写が得られな
いという問題があった。
ットローラ2はスリーブ3に挿入され固定される。スリ
ーブ3は回転し、その表面に形成される磁気ブラシによ
りトナー7を現像ローラ1に搬送する。したがって、マ
グネットローラの極のうち特に図中のA極に相当する極
の軸方向表面磁束密度変動が重要でこの極の変動が大き
いとトナーの搬送が不均一となり良好な複写が得られな
いという問題があった。
本発明はこの問題を解決するためになされたものであり
、その目的とするところは1強磁性粉末を溶融樹脂の射
出先横時に、剥離した配向固化層のEt動を規制し、A
極の軸方向磁束密度を均一にすることにある。
、その目的とするところは1強磁性粉末を溶融樹脂の射
出先横時に、剥離した配向固化層のEt動を規制し、A
極の軸方向磁束密度を均一にすることにある。
[課題を解決するための手段]
前記目的を遠戚するため、本発明の特徴とする手段は、
第1図に示すように、ローラ部21とシャフト部22が
一体のマグネットローラ2を磁JjA成形する際、ロー
ラのA極に相当する部位のキャビティにプレートを挿入
して成形し、溝部8を有するマグネットローラを1次成
形する。
第1図に示すように、ローラ部21とシャフト部22が
一体のマグネットローラ2を磁JjA成形する際、ロー
ラのA極に相当する部位のキャビティにプレートを挿入
して成形し、溝部8を有するマグネットローラを1次成
形する。
次にその溝部8に強磁性粉末を含有した溶融樹脂を射出
して2次成形し、第3図に示す円柱形のマグネットロー
ラ2を得ることにある。
して2次成形し、第3図に示す円柱形のマグネットロー
ラ2を得ることにある。
[作用J
第2図に溝部8を有するマグネットローラ2の断面を示
すが、溝幅が狭いこと及びこの溝部8がA極の励磁界に
相当するので、2次射出充填時に配向固化層が破壊して
流動層と共に流動充填してもその円周方向の移動が規制
されている為、磁束変動が小さくなる。
すが、溝幅が狭いこと及びこの溝部8がA極の励磁界に
相当するので、2次射出充填時に配向固化層が破壊して
流動層と共に流動充填してもその円周方向の移動が規制
されている為、磁束変動が小さくなる。
尚、第1図、第2図ではA極にのみ溝部8を設けたロー
ラを示しているが、本発明はA極に限定するものではな
く、6極に溝部を設けることも、又は溝を有するシャフ
トを用いたインサー)J&形でもよい。
ラを示しているが、本発明はA極に限定するものではな
く、6極に溝部を設けることも、又は溝を有するシャフ
トを用いたインサー)J&形でもよい。
充填初期段階でキャビティ内壁に付着固化した配向固化
層が流[1と共に破壊流動して再充填する流れの範囲を
規制することにより軸方向の磁束密度変動を小さくする
。
層が流[1と共に破壊流動して再充填する流れの範囲を
規制することにより軸方向の磁束密度変動を小さくする
。
[実施例]
本発明のマグネットローラ製造方法を実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図及び第2図に示すマグネットローラ2は直径13
.6φで成形金型のA極相当部に第2間断面に示す幅5
mm高さ約4 m mのプレートを挿入して第1図に示
す溝部8を有するマグネットローラ2を成形した。
.6φで成形金型のA極相当部に第2間断面に示す幅5
mm高さ約4 m mのプレートを挿入して第1図に示
す溝部8を有するマグネットローラ2を成形した。
次に、同一のマグネットローラキャビティにおいて、上
記プレートを外した金型のキャビティに、上記1次成形
した溝部8を有するマグネットローラ2をインサートし
、溝部に2次成形して第3図に示すマグネットローラ2
を得た。
記プレートを外した金型のキャビティに、上記1次成形
した溝部8を有するマグネットローラ2をインサートし
、溝部に2次成形して第3図に示すマグネットローラ2
を得た。
このようにして製造したマグネットローラA極の軸方向
表面磁束密度変化を測定したところ、極めて変動の少な
い良好なローンが得られた。
表面磁束密度変化を測定したところ、極めて変動の少な
い良好なローンが得られた。
なお、B、C,Dに相当する他の極についても、1次成
形時にプレートにより、溶融樹脂の流動が多少規制され
るので、従来より磁束密度の均一性が向上していること
が判明した。
形時にプレートにより、溶融樹脂の流動が多少規制され
るので、従来より磁束密度の均一性が向上していること
が判明した。
[発明の効果]
上記のとおり、本発明のマグネットローラ製造方法によ
れば、トナー搬送する主磁極の軸方向表面磁束密度の均
一なマグネットローラが得られ、したがって電子式複写
機において良好な複写が得られる。
れば、トナー搬送する主磁極の軸方向表面磁束密度の均
一なマグネットローラが得られ、したがって電子式複写
機において良好な複写が得られる。
第1図は本発明の1次成形した溝付きマグネットローラ
の斜視図である。 第2図は溝付きマグネットローラの断面図である。 第3図は2次成形後のマグネットローラの斜視図である
。 第4図は電子式複写機のトナー搬送要部の説明図である
。 図中、符号1は現像ローラ、2はマグネットローラ、3
はスリーブ、7はトナー、8は溝部(又は1次成形時の
挿入プレート)をそれぞれ示す。
の斜視図である。 第2図は溝付きマグネットローラの断面図である。 第3図は2次成形後のマグネットローラの斜視図である
。 第4図は電子式複写機のトナー搬送要部の説明図である
。 図中、符号1は現像ローラ、2はマグネットローラ、3
はスリーブ、7はトナー、8は溝部(又は1次成形時の
挿入プレート)をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 円柱状のローラ部とこのローラ部の両端に設けられた
シャフト部とからなり、周方向に複数磁極をもつマグネ
ットローラを強磁性粉末を含有した樹脂により磁場成形
するマグネットローラの製造方法において、複写機内ス
リーブを介して現像ローラと対向する主磁極部を溝状に
削ったマグネットローラを一次成形し、次にその溝部に
強磁性粉末を含有した樹脂を2次射出成形して円柱状ロ
ーラ部とすることを特徴とするマグネットローラの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17289989A JPH0338673A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | マグネットローラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17289989A JPH0338673A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | マグネットローラの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0338673A true JPH0338673A (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=15950403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17289989A Pending JPH0338673A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | マグネットローラの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0338673A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05243981A (ja) * | 1991-10-04 | 1993-09-21 | Alcatel Cit | ディジタルフェーズロックループの動作モードの制御方法及び装置 |
US20150197045A1 (en) * | 2014-01-10 | 2015-07-16 | Earth Magnets (Hong Kong) Company Limited | Method for manufacturing magnetic rollers and system thereof |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP17289989A patent/JPH0338673A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05243981A (ja) * | 1991-10-04 | 1993-09-21 | Alcatel Cit | ディジタルフェーズロックループの動作モードの制御方法及び装置 |
US20150197045A1 (en) * | 2014-01-10 | 2015-07-16 | Earth Magnets (Hong Kong) Company Limited | Method for manufacturing magnetic rollers and system thereof |
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