JP3232222B2 - 金属材料の射出成形用ホットランナ金型 - Google Patents
金属材料の射出成形用ホットランナ金型Info
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- mold
- injection molding
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料を射出成
形するための金属射出成形機に用いられる金属材料の射
出成形用ホットランナ金型に関するものである。
形するための金属射出成形機に用いられる金属材料の射
出成形用ホットランナ金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属材料を射出成形するための金
型としては、コールドランナ金型が用いられている。
型としては、コールドランナ金型が用いられている。
【0003】コールドランナ金型は、図5に示すよう
に、複数個のキャビティ103を有する固定側金型10
1と可動側金型102とかならり、各キャビティ103
にはスプル部104がランナ部105を介して連通され
ており、可動側金型102には成形品を突出すための突
出しピン107が配設されている。
に、複数個のキャビティ103を有する固定側金型10
1と可動側金型102とかならり、各キャビティ103
にはスプル部104がランナ部105を介して連通され
ており、可動側金型102には成形品を突出すための突
出しピン107が配設されている。
【0004】このコールドランナ金型は、スプル部10
4およびランナ部105からなる流路が長いため、溶融
した金属材料の流動抵抗が大きく、また、廃材となるス
プルおよびランナも大きくなる。
4およびランナ部105からなる流路が長いため、溶融
した金属材料の流動抵抗が大きく、また、廃材となるス
プルおよびランナも大きくなる。
【0005】ところで、プラスチックを射出成形するた
めの金型としては、スプルおよびランナが発生しないホ
ットランナ金型が提案されている。
めの金型としては、スプルおよびランナが発生しないホ
ットランナ金型が提案されている。
【0006】このホットランナ金型は、図6に示すよう
に、流路205が内設されたマニホルド201とノズル
板202を備え、マニホルド201およびノズル板20
2にまたがって設けられた空所207にホットランナノ
ズル203を配設したものであって、ホットランナノズ
ル203は図示しないキャビティに開口する断面形状が
円形の1個の孔206からなるゲートを有するとともに
その外周面にはヒータ204が設けられている。
に、流路205が内設されたマニホルド201とノズル
板202を備え、マニホルド201およびノズル板20
2にまたがって設けられた空所207にホットランナノ
ズル203を配設したものであって、ホットランナノズ
ル203は図示しないキャビティに開口する断面形状が
円形の1個の孔206からなるゲートを有するとともに
その外周面にはヒータ204が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
のうち、コールドランナ金型は、廃材となるスプルおよ
びランナが大きいため、製品歩留まりが悪くコスト高を
招くとともに、前記スプルおよびランナを再利用するた
めには溶解炉で再溶解しなければならない。また、スプ
ルおよびランナの冷却固化が急速に進むためにゲートシ
ール時間が非常に短く、射出充填後に保圧を行なっても
保圧力がキャビティ内の成形品に有効に働かないという
問題点があった。
のうち、コールドランナ金型は、廃材となるスプルおよ
びランナが大きいため、製品歩留まりが悪くコスト高を
招くとともに、前記スプルおよびランナを再利用するた
めには溶解炉で再溶解しなければならない。また、スプ
ルおよびランナの冷却固化が急速に進むためにゲートシ
ール時間が非常に短く、射出充填後に保圧を行なっても
保圧力がキャビティ内の成形品に有効に働かないという
問題点があった。
【0008】他方、プラスチック射出成形用のホットラ
ンナ金型は、ゲートの直径が0.6mm以上に設定され
ており、溶融粘度が0.02ポイズ程度である金属材料
の射出成形に用いると、ゲートから溶融した金属材料が
漏れてしまい、金属材料の射出成形用金型としては用い
ることができないという問題点があった。
ンナ金型は、ゲートの直径が0.6mm以上に設定され
ており、溶融粘度が0.02ポイズ程度である金属材料
の射出成形に用いると、ゲートから溶融した金属材料が
漏れてしまい、金属材料の射出成形用金型としては用い
ることができないという問題点があった。
【0009】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、廃材となるスプルおよ
びランナが発生せず歩留まりが良好で、しかもゲートか
ら溶融した金属材料の漏れが発生しない金属材料の射出
成形用ホットランナ金型を実現することを目的とするも
のである。
に鑑みてなされたものであって、廃材となるスプルおよ
びランナが発生せず歩留まりが良好で、しかもゲートか
ら溶融した金属材料の漏れが発生しない金属材料の射出
成形用ホットランナ金型を実現することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の金属材料の射出成形用ホットランナ金型
は、固定側金型に埋設された流路に連通されたホットラ
ンナノズルを備え、前記ホットランナノズルのゲート
は、前記ゲートを通る溶融した金属材料の流動抵抗が前
記流路に滞留している溶融した金属材料の残圧よりも高
いことを特徴とするものである。
め、本発明の金属材料の射出成形用ホットランナ金型
は、固定側金型に埋設された流路に連通されたホットラ
ンナノズルを備え、前記ホットランナノズルのゲート
は、前記ゲートを通る溶融した金属材料の流動抵抗が前
記流路に滞留している溶融した金属材料の残圧よりも高
いことを特徴とするものである。
【0011】また、2個以上の断面形状が円形の孔から
なるゲートを備え、前記孔の直径が0.1mmないし
0.5mmの範囲以内とするとよい。
なるゲートを備え、前記孔の直径が0.1mmないし
0.5mmの範囲以内とするとよい。
【0012】さらに、断面形状が矩形のスリット、ほぼ
平行に設けた複数の断面形状が矩形のスリット、また
は、ほぼ中央部で互いに交差する2個以上の断面形状が
矩形のスリットからなるゲートを備え、前記スリット
は、その短辺の長さが0.1mmないし0.5mmの範
囲以内であるとともに、長辺の長さが1.0mmないし
10mmの範囲以内とすると効果的である。
平行に設けた複数の断面形状が矩形のスリット、また
は、ほぼ中央部で互いに交差する2個以上の断面形状が
矩形のスリットからなるゲートを備え、前記スリット
は、その短辺の長さが0.1mmないし0.5mmの範
囲以内であるとともに、長辺の長さが1.0mmないし
10mmの範囲以内とすると効果的である。
【0013】
【作用】ホットランナノズルのゲートは、ゲートを通る
溶融した金属材料の流動抵抗がホットランナノズルに連
通されている流路に滞留している溶融した金属材料の減
圧よりも高いため、ゲートから溶融樹脂の漏れが発生し
ない。
溶融した金属材料の流動抵抗がホットランナノズルに連
通されている流路に滞留している溶融した金属材料の減
圧よりも高いため、ゲートから溶融樹脂の漏れが発生し
ない。
【0014】加えて、スプル部およびランナ部がないた
め、溶融した金属材料の金型内における流路の長さが短
くなり、成形性が向上する。また、廃材となるスプルお
よびランナが発生せず、ひいては各成形サイク毎に必要
な溶融した金属材料の消費量が大幅に低減する。
め、溶融した金属材料の金型内における流路の長さが短
くなり、成形性が向上する。また、廃材となるスプルお
よびランナが発生せず、ひいては各成形サイク毎に必要
な溶融した金属材料の消費量が大幅に低減する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】図1は、本発明の金属材料の射出成形用ホ
ットランナ金型の一実施例を一部断面図で示す説明図、
図2は図1に示す金属材料の射出成形用ホットランナ金
型におけるホットランナノズルおよびその近傍部分の模
式断面図である。
ットランナ金型の一実施例を一部断面図で示す説明図、
図2は図1に示す金属材料の射出成形用ホットランナ金
型におけるホットランナノズルおよびその近傍部分の模
式断面図である。
【0017】本実施例の金属材料の射出成形用ホットラ
ンナ金型は、図1に示すように、マニホルド1とノズル
板2等を有する固定側金型Maと、可動側型板5と突出
しピン7等を有する可動側金型Mbからなり、ノズル板
2および可動側型板5の互いに対向する面には複数個取
り(図1には2個取りのものを示す)のキャビティ6が
設けられている。ノズル板2およびマニホルド1の互い
に対向する面には、各キャビティ6毎に対応して空所8
が形成されており、各空所8にはヒータ9によって加熱
されるホットランナノズル3がそれぞれ配設されている
とともに、各ホットランナノズル3はマニホルド1に内
設された溶融した金属材料が通る流路4に連通されてい
る。
ンナ金型は、図1に示すように、マニホルド1とノズル
板2等を有する固定側金型Maと、可動側型板5と突出
しピン7等を有する可動側金型Mbからなり、ノズル板
2および可動側型板5の互いに対向する面には複数個取
り(図1には2個取りのものを示す)のキャビティ6が
設けられている。ノズル板2およびマニホルド1の互い
に対向する面には、各キャビティ6毎に対応して空所8
が形成されており、各空所8にはヒータ9によって加熱
されるホットランナノズル3がそれぞれ配設されている
とともに、各ホットランナノズル3はマニホルド1に内
設された溶融した金属材料が通る流路4に連通されてい
る。
【0018】各ホットランナノズル3は、図2および図
3に示すように、それぞれキャビティ6に開口する断面
形状が円形の2個の孔3aからなるゲートを有し、しか
も各孔3aは直径が0.1mmないし0.5mmの範囲
以内に設定されている。また、各ホットランナノズル3
の先端外周面とノズル板2との間には、断熱リング2a
が介在されている。
3に示すように、それぞれキャビティ6に開口する断面
形状が円形の2個の孔3aからなるゲートを有し、しか
も各孔3aは直径が0.1mmないし0.5mmの範囲
以内に設定されている。また、各ホットランナノズル3
の先端外周面とノズル板2との間には、断熱リング2a
が介在されている。
【0019】本実施例において、マニホルド1を図示し
ない温度調節手段により流路4中の溶融した金属材料が
固化しない温度に維持し、溶融した金属材料の射出を行
なうと、流路4を経て各ホットランナノズル3を介して
各キャビティ6内へ溶融した金属材料が充填される。そ
ののち、各キャビティ6中で成形品を冷却固化させ、つ
いで型開きを行なうと、この型開き時に各孔3aの開口
面を境界面として前記成形品が分離されて各孔3aが開
放状態になる。しかし、各孔3aの直径は0.1mmな
いし0.5mmの範囲以内に設定されているので、各孔
3aを通る溶融した金属材料の流動抵抗が流路4に滞留
している溶融した金属材料の残圧よりも高くなるため、
開放状態にある各孔3aから溶融した金属材料が漏れ出
すことがない。
ない温度調節手段により流路4中の溶融した金属材料が
固化しない温度に維持し、溶融した金属材料の射出を行
なうと、流路4を経て各ホットランナノズル3を介して
各キャビティ6内へ溶融した金属材料が充填される。そ
ののち、各キャビティ6中で成形品を冷却固化させ、つ
いで型開きを行なうと、この型開き時に各孔3aの開口
面を境界面として前記成形品が分離されて各孔3aが開
放状態になる。しかし、各孔3aの直径は0.1mmな
いし0.5mmの範囲以内に設定されているので、各孔
3aを通る溶融した金属材料の流動抵抗が流路4に滞留
している溶融した金属材料の残圧よりも高くなるため、
開放状態にある各孔3aから溶融した金属材料が漏れ出
すことがない。
【0020】本実施例において、ゲートを構成する各孔
3aの直径が0.1mmより小さい場合は、溶融金属の
ゲート通過における圧力損失が大きくなり、射出圧力が
充分金型に伝達せず成形不良を招き、逆に各孔3aの直
径が0.5mmより大きい場合は、溶融した金属の漏れ
が発生する。
3aの直径が0.1mmより小さい場合は、溶融金属の
ゲート通過における圧力損失が大きくなり、射出圧力が
充分金型に伝達せず成形不良を招き、逆に各孔3aの直
径が0.5mmより大きい場合は、溶融した金属の漏れ
が発生する。
【0021】本実施例では、各ホットランナノズル3毎
に2個の断面形状が円形の孔3aからなるゲートを設け
たものを示したが、これに限らず、3個以上の孔からな
るものとすることができる。
に2個の断面形状が円形の孔3aからなるゲートを設け
たものを示したが、これに限らず、3個以上の孔からな
るものとすることができる。
【0022】次に、本発明に係るホットランナノズルに
おけるゲートの変形例について説明する。
おけるゲートの変形例について説明する。
【0023】図4の(a)はゲートの第1変形例を示
し、ホットランナノズル13は、断面形状が矩形のスリ
ット13aからなるゲートを有する。
し、ホットランナノズル13は、断面形状が矩形のスリ
ット13aからなるゲートを有する。
【0024】図4の(b)はゲートの第2変形例を示
し、ホットランナノズル23は、ほぼ中央部で互いに交
差する2個の断面形状が矩形のスリット23aからなる
ゲートを有する。
し、ホットランナノズル23は、ほぼ中央部で互いに交
差する2個の断面形状が矩形のスリット23aからなる
ゲートを有する。
【0025】図4の(c)はゲートの第3変形例を示
し、ホットランナノズル33は、ほぼ中央部で互いに交
差する3個の断面形状が矩形のスリット33aからなる
ゲートを有する。
し、ホットランナノズル33は、ほぼ中央部で互いに交
差する3個の断面形状が矩形のスリット33aからなる
ゲートを有する。
【0026】また、第4変形例として、図示しないが、
ゲートが、ほぼ平行に設けた複数の断面形状が矩形のス
リットからなるものとすることができる。
ゲートが、ほぼ平行に設けた複数の断面形状が矩形のス
リットからなるものとすることができる。
【0027】上記各変形例において、ゲートを構成する
断面形状が矩形のスリットは、その長辺の長さを1.0
mmないし10mmの範囲以内、その短辺の長さを0.
1mmないし0.5mmの範囲以内に設定すると、ゲー
トを構成する前記スリットを通る溶融した金属材料の流
動抵抗が流路4に滞留する溶融した金属の残圧よりも高
くなり、前記スリットから溶融した金属材料が漏れ出す
ことがない。なお、スリットの数は、上記各変形例の数
に限定する必要はない。
断面形状が矩形のスリットは、その長辺の長さを1.0
mmないし10mmの範囲以内、その短辺の長さを0.
1mmないし0.5mmの範囲以内に設定すると、ゲー
トを構成する前記スリットを通る溶融した金属材料の流
動抵抗が流路4に滞留する溶融した金属の残圧よりも高
くなり、前記スリットから溶融した金属材料が漏れ出す
ことがない。なお、スリットの数は、上記各変形例の数
に限定する必要はない。
【0028】ゲートを構成する断面形状が矩形のスリッ
トは、その長辺の長さが1.0mmよりも短く、また短
辺の長さが0.1mmよりも短くても、溶融金属のゲー
ト通過における圧力損失が大きくなり、射出圧力が充分
金型に伝達せず成形不良を招き、逆に長辺の長さが10
mmよりも長く、また短辺の長さが0.5mmよりも長
くても、ゲートから溶融した金属材料の漏れが発生す
る。
トは、その長辺の長さが1.0mmよりも短く、また短
辺の長さが0.1mmよりも短くても、溶融金属のゲー
ト通過における圧力損失が大きくなり、射出圧力が充分
金型に伝達せず成形不良を招き、逆に長辺の長さが10
mmよりも長く、また短辺の長さが0.5mmよりも長
くても、ゲートから溶融した金属材料の漏れが発生す
る。
【0029】なお、上記以外は第1実施例と同様でよい
ので説明は省略する。
ので説明は省略する。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【0031】開放状態にあるゲートから溶融した金属材
料の漏れが発生しない。
料の漏れが発生しない。
【0032】加えて、廃材となるスプルやランナが発生
しないため、製品歩留まりが向上するとともに、従来の
技術の如く廃材の再生処理のために必要な再生処理費用
が不必要となるため、成形品の製造コストを大幅に低減
することができる。また、金型における溶融した金属が
流れる流路の長さが大幅に短くなるとともに、スプルや
ランナとして、キャビティ以外で消費される金属材料が
なくなるため、各成形サイクル毎に必要な溶融した金属
材料の消費量が大幅に減少する。その結果、溶融した金
属材料の計量時間が短くてすみ、成形サイクル時間の短
縮が可能となる。
しないため、製品歩留まりが向上するとともに、従来の
技術の如く廃材の再生処理のために必要な再生処理費用
が不必要となるため、成形品の製造コストを大幅に低減
することができる。また、金型における溶融した金属が
流れる流路の長さが大幅に短くなるとともに、スプルや
ランナとして、キャビティ以外で消費される金属材料が
なくなるため、各成形サイクル毎に必要な溶融した金属
材料の消費量が大幅に減少する。その結果、溶融した金
属材料の計量時間が短くてすみ、成形サイクル時間の短
縮が可能となる。
【図1】本発明に係る金属材料の射出成形用ホットラン
ナ金型の一実施例を一部断面図で示す説明図である。
ナ金型の一実施例を一部断面図で示す説明図である。
【図2】図1に示す金属材料の射出成形用ホットランナ
金型におけるホットランナノズルおよびその近傍部分の
模式部分断面図である。
金型におけるホットランナノズルおよびその近傍部分の
模式部分断面図である。
【図3】図2に示すホットランナノズルにおけるゲート
の説明図である。
の説明図である。
【図4】本発明に係るホットランナノズルにおけるゲー
トの変形例の説明図である。
トの変形例の説明図である。
【図5】従来の金属材料の射出成形に用いられるコール
ドランナ金型を示す説明図である。
ドランナ金型を示す説明図である。
【図6】従来のプラスチックの射出成形に用いられるホ
ットランナ金型の主要部を示す模式部分断面図である。
ットランナ金型の主要部を示す模式部分断面図である。
1 マニホルド 2 ノズル板 2a 断熱リング 3,13,23,33 ホットランナノズル 4 流路 5 可動側型板 6 キャビティ 7 突出しピン 8 空所 9 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 17/22 B29C 33/02 B29C 45/27
Claims (5)
- 【請求項1】 固定側金型(Ma)に埋設された流路
(4)に連通されたホットランナノズル(3)を備え、
前記ホットランナノズル(3)のゲートは、前記ゲート
を通る溶融した金属材料の流動抵抗が前記流路(4)に
滞留している溶融した金属材料の残圧よりも高いことを
特徴とする金属材料の射出成形用ホットランナ金型。 - 【請求項2】 2個以上の断面形状が円形の孔(3a)
からなるゲートを備え、前記孔(3a)の直径が0.1
mmないし0.5mmの範囲以内であることを特徴とす
る請求項1記載の金属材料の射出成形ホットランナ金
型。 - 【請求項3】 断面形状が矩形のスリット(13a)か
らなるゲートを備え、前記スリット(13a)は、その
短辺の長さが0.1mmないし0.5mmの範囲以内で
あるとともに、長辺の長さが1.0mmないし10mm
の範囲以内であることを特徴とする請求項1記載の金属
材料の射出成形用ホットランナ金型。 - 【請求項4】 ゲートが、ほぼ平行に設けた複数の断面
形状が矩形のスリットからなることを特徴とする請求項
3記載の金属材料の射出成形用ホットランナ金型。 - 【請求項5】 ゲートが、ほぼ中央部で互いに交差する
2個以上の断面形状が矩形のスリット(23a,33
a)からなることを特徴とする請求項3記載の金属材料
の射出成形用ホットランナ金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26348895A JP3232222B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 金属材料の射出成形用ホットランナ金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26348895A JP3232222B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 金属材料の射出成形用ホットランナ金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0985416A JPH0985416A (ja) | 1997-03-31 |
| JP3232222B2 true JP3232222B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=17390218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26348895A Expired - Fee Related JP3232222B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 金属材料の射出成形用ホットランナ金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3232222B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000047352A1 (en) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Ju-Oh Inc. | Metal mold of hot runner type injection molding machine and method of manufacturing the metal mold |
| CN113997518A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-02-01 | 安徽天舰文具科技有限公司 | 一种不需要额外加热装置的热流道喷嘴 |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP26348895A patent/JP3232222B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0985416A (ja) | 1997-03-31 |
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