JPS5842107Y2 - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

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Publication number
JPS5842107Y2
JPS5842107Y2 JP6466477U JP6466477U JPS5842107Y2 JP S5842107 Y2 JPS5842107 Y2 JP S5842107Y2 JP 6466477 U JP6466477 U JP 6466477U JP 6466477 U JP6466477 U JP 6466477U JP S5842107 Y2 JPS5842107 Y2 JP S5842107Y2
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JP
Japan
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torpedo
heating element
central heating
runner
bush
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Expired
Application number
JP6466477U
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English (en)
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JPS53158757U (ja
Inventor
則久 本勝
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱可塑性の樹脂材料で、ホットランナ−を使
用し、1点ゲート(ダイレクトまたはピン)で、重量の
比較的大きい物を成形する場合、その成形面が大形箱状
の製品であるときには、ゲート付近にウェルドマークが
発生し易いという欠点がある。
すなわち、従来の射出成形金型は、第1図に示すような
コールドランナーのダイレクトゲートで成形するものが
多く、この場合、スプルー1と成形面2とを分離する必
要があり、スプルー1を切断した後、ゲート跡を丁寧に
仕上げる必要があった。
そして最近このようなゲート仕上げを廃止する手段とし
て、ホットライナーシステムが用いられてきている。
特に、流動抵抗の比較的大きな材料でしかも1シヨツト
の射出量が大きいものについては、樹脂の通路中央部に
加熱部を設けたものが用いられている。
しかしそれでも第2図に示すようにウェルドマーク3が
発生し易いという難点がある。
すなわち、従来のホットライナーの構造は第3図、第4
図に示されるようなもので、成形機ノズル(図示せず)
から射出された溶融樹脂がスプルーブツシュ7から入り
トーピード6の通路13.14を通過し、さらに中央加
熱体4とランナーブツシュ5の間の通路18を通ってゲ
ート11から金型キャビティ内に射出され成形面を得る
このとき、成形機ノズルから射出された樹脂の温度低下
を防ぐため、トーピード6の温度を熱電対10を用いて
バンドヒータ9で制御し、さらに中央加熱体4により樹
脂の温度をコントロールしている。
しかしながら、ローケートリング8より左側の部分Aは
バンドヒータ9によって樹脂温度を制御しているものの
、ヒータ容量が最大540W(200V)であり、容量
的にこれ以上のものを作ることは困難である。
またローケートリング8より右側の部分Bでは、樹脂の
熱がランナーブツシュ5と金型の固定側12に奪われ、
熱の補給は中央加熱体4から供給されるわずかな熱エネ
ルギーのみであって十分ではない。
さらにまた、成形機ノズルから射出された溶融樹脂がト
ーピード6の左右の通過孔13.14を通って中央加熱
体4の先端4aで再び合流するが、左右の通過孔13.
14を通る間の温度差を生じ易い。
このように樹脂の温度降下と、樹脂温度の不均一のため
に、トーピード6の支持部6aと同一方向にウェルドマ
ーク3が発生するのである。
本考案はこのような従来の欠点を改良するもので、以下
本考案をその一実施例を示す第5図および第6図を参考
に説明する。
4は中央加熱体、5はランナーブツシュ、6はトーピー
ド、7はスプルーブツシュ、8はローヶートノング、9
はバンドヒータ、10は熱電対、11はゲート、12は
金型の固定側、13.14はトーピード6の左右に形成
した通過孔である。
また、15はランナーブツシュ5の外側に装着したバン
ドヒータ、16はローケートリング8の右側に配設した
熱電対である。
さらにまた中央加熱体4の支持部5aがトーピード6の
支持部6aに対し90°づれた直交関係に配設しである
(第6図a、l)参照)したがってトーピード6はバン
ドヒータ9で加熱され、ランナーブツシュ5もバンドヒ
ータ15で加熱され、これらの加熱状態が熱電対10.
16でコントロールされているので、成形機ノズル(図
示せず)から射出された溶融樹脂17はスプルーブツシ
ュ7から入ってトーピード6の二つの通路13.14に
分岐して流れ、さらにランナーブツシュ5と中央加熱体
4の間の通路18.19を通りゲート11より金型キャ
ビティ内に射出される。
この結果、溶融樹脂がスプルーブツシュ7からゲート1
1に至る間に温度が大きく低下したり、温度差が生ずる
ことを防ぎ、溶融粘度の変化を抑制できる。
上記実施例から明らかなように、本考案の射出成形金型
はホットランナ−を形成するスプルーブツシュ、トーピ
ード、ランナーブツシュを順次配設し、このランナーブ
ツシュの中央に中央加熱体を設け、このトーピードの支
持部と、中央加熱体の支持部を互いに直交関係位置に配
設したもので、溶融樹脂がスプルーブツシュからゲート
に至る間に温度が大きく低下したり温度差が生ずること
を防ぎ、溶融粘度の変化を抑制でき、材料のミキシング
効果が良くなるので、小さなゲートで多量の樹脂を流す
ことが可能となり、ゲートの切れが良く仕上りが美しく
なり成形面にウェルドマークが生じないものである。
また、中央加熱体に支持部を持たないものに比べて、射
出圧力による中央加熱体の変形(曲げ)がなく、中央加
熱体の先端を常にゲート穴の中心に保持することが出来
、ウェルドマークが発生しにくいという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の成形面の斜視図、第3図は従来
の射出成形金型の縦断面図、第4図は第3図のIV−I
V’線断面図、第5図は本考案の一実施例を示す射出成
形金型の縦断面図、第6図aは第5図のa −a ’線
断面図、第6図すは第5図のb−b’線断面図である。 4・・・・・・中央加熱体、5・・・・・・ランナーブ
ツシュ、6・・・・・・トーピード、7・・・・・・ス
プルーブツシュ、5a、6a・・・・・・支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホットランナ−を形成するスプルーブツシュ。 トーピード、ランナーブツシュを順次配設し、このラン
    ナーブツシュの中央に中央加熱体を設け、このトーピー
    ドを支持するようトーピードとスプルーブツシュとの間
    にトーピードの支持部及び沖央加熱体を支持するよう中
    央加熱体とランナーブツシュとの間に中央加熱体の支持
    部を各々設け、両者の支持部を互いに直交関係位置に配
    設してなる射出成形金型。
JP6466477U 1977-05-19 1977-05-19 射出成形金型 Expired JPS5842107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6466477U JPS5842107Y2 (ja) 1977-05-19 1977-05-19 射出成形金型

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JP6466477U JPS5842107Y2 (ja) 1977-05-19 1977-05-19 射出成形金型

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Publication Number Publication Date
JPS53158757U JPS53158757U (ja) 1978-12-12
JPS5842107Y2 true JPS5842107Y2 (ja) 1983-09-22

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ID=28968988

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