JPH04168012A - 多層成形品の射出成形方法 - Google Patents

多層成形品の射出成形方法

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JPH04168012A JP2296338A JP29633890A JPH04168012A JP H04168012 A JPH04168012 A JP H04168012A JP 2296338 A JP2296338 A JP 2296338A JP 29633890 A JP29633890 A JP 29633890A JP H04168012 A JPH04168012 A JP H04168012A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、多層成形される成形品の射出成形方法に関し
、特に射出キャビティ型とホットランナ−ノズルとの間
の樹脂断熱層の形成に関する。
[従来の技術] 例えば延伸ブロー成形される中空容器を例に挙げれば、
この中空容器の特性として、酸素、炭酸ガスあるいは二
酸化炭素に対するバリア性、あるいは耐熱性等が要求さ
れている。このためには、中空容器のプリフォームの射
出成形の際に、メイン樹脂となる例えばポリエチレンテ
レフタレートを内外層とし、その中間層として、要求さ
れる特性を有した他の樹脂を介在させ、三層構造のプリ
フォームを射出成形する必要がある。この種の多層成形
用ホットランナ−金型は、実公昭83−37222゜特
開昭83−107525 、特開昭83−221024
 、特開昭63−239022号公報等に開示され公知
である。
このような多層成形は、前記多層ホットランナ−金型の
ノズルより、射出キャビティ型とコア型との間に複数種
の樹脂を充填することで行われている。
[発明が解決しようとする課ll] ところで、多層成形に限らずプリフォームを射出成形す
る場合には、射出キャビティ型とホットランナーノズル
との間の断熱を行う必要がある。
すなわち、ホットランナ−ノズルは樹脂の成形温度に近
い温度例えば1百数十℃であるのに対し、射出キャビテ
ィ型は10〜30℃程度であり、両者間には相当の温度
差が生ずるからである。そして、ノズルがキャビティ型
により冷却されてしまうと、その射出口の温度が低下し
、充填されるべき樹脂が射出口にて冷却固化し、詰まり
が生じてしまう。
このような断熱対策として、断熱材を配置するものが知
られているが、この断熱材は熱劣化により断熱作用が経
時的に低下し、頻繁な交換が余儀無くされる。断熱材の
交換は、金型の着脱作業が煩わしいばかりか、−旦クー
ルダウンした金型をヒートアップするために多大な時間
を要し、生産効率が著しく低下してしまう。これに対し
て、充填される樹脂材料により樹脂断熱層を形成するも
のが知られており、断熱材に比べて比較的長期間に亘っ
て熱劣化の心配が少ない点て優れている。
ところで、複数種の樹脂による多層断面構造のプリフォ
ームを得るに際しては、各樹脂が固有の耐熱温度を有し
、樹脂断熱層を構成する樹脂の耐熱温度が他の多層成形
用樹脂より低い場合には、その樹脂断熱層が比較的短期
間て熱劣化して、断熱材を用いる場合と同様な問題が生
してしまう。
例えば、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと
略記する)の成形温度条件に比べて、バリア層として有
効なエチレンビニルアルコール共重合樹脂(以下、EV
−OHと略記する)の成形温度条件は約50℃も低く、
これは樹脂の耐熱温度と同様の関係にある。したがって
、この2種の樹脂を用いかつEV−OHが樹脂断熱層の
一部または全部として形成されると、この樹脂断熱層か
他の高い成形温度の樹脂の影響を受けて比較的容易に劣
化し、その断熱作用が低下してしまう。
そこで、本発明の目的とするところは、複数種の樹脂を
用いた多層プリフォームの射出成形を、熱劣化の少ない
樹脂断熱層を形成した状態にて実施することができる多
層成形品の射出成形方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、射出キャビティ型及び射出コア型との間に、
前記射出キャビティ型にノズルタッチするホットランナ
−ノズルを介して、多層成形用の複数種の樹脂を充填し
て多層成形品を射出成形するにあたり、 前記ホットランナ−ノズルの前記射出キャビティ型と接
合する面にて樹脂経路と連通する凹部に、前記複数種の
樹脂の中で最も熱安定性の良好な樹脂を予め充填して固
化させておき、前記多層成形品の射出成形の際に、前記
射出キャビティ型、ホットランナ−ノズル間の樹脂断熱
層とすることを特徴とする。
[作 用] 本発明では、多層成形用の複数種の樹脂の中で最も熱安
定性の良好な樹脂を、多層射出成形に先立って、ホット
ランナ−ノズルに設けた四部に充填している。この樹脂
は凹部にて冷却固化され、射出キャビティ型とホットラ
ンナ−ノズルとの間の樹脂断熱層を形成することになる
。その後、上述した複数種の樹脂をノズルを介して射出
キャビティ型側に充填する際には、各樹脂固有の成形温
度に温調された状態にて複数種の樹脂を充填する場合に
あっても、その最高の成形温度である樹脂と同し樹脂に
て樹脂断熱層が形成されているので、比較的長期間に亘
って断熱作用を確保できる。
[実施例] 以下、本発明を2種の樹脂により三層断面構造のプリフ
ォームを得るための射出成形方法に適用した一実施例に
ついて、図面を参照して具体的に説明する。
第1図において、本実施例の金型は、主としてノズル本
体10.各樹脂毎にブロックされた第1゜第2のホット
ランナ−ブロック30,40、各ブロック30.40間
に設けられた空気断熱層50、及び各ブロック30.4
0間で樹脂経路を形成するための連結ブロック52を有
し、前記ノズル本体10の上面に樹脂断熱層を形成する
ための四部24及び円形スリット26を設けている。
前記ノズル本体10は略筒状に形成され、その上面に開
口する射出口12と連通する中空部14か中心に設けら
れている。そして、この中空部14の中心に中空筒状の
トーピード16を配置している。このトーピード16の
中心の中空部に第2の樹脂経路22が形成され、トーピ
ード16の外壁とノズル本体10の内壁との間に、前記
第2の樹脂経路22と同心円状の第1の樹脂経路20が
形成される。さらに、ノズル本体10の射出口12が臨
む上面には、例えば円形の前記四部24が形成され、こ
の凹部24と連通して垂直方向に掘り込まれた前記円形
スリット26が、前記射出口12を覆うように形成され
ている。四部24内の周縁部には例えば金属製のOリン
グ27が樹脂漏れ対策として配置される。
前記第1.第2のホットランナ−ブロック30゜40は
、それぞれ断面矩形状に形成され、その内部には第1の
ランナー32.第2のランナー42かそれぞれ設けられ
ている。この各ランナー32゜42はそれぞれ各ブロッ
ク30.40の側面に設けたスプル(図示せず)と、前
記ノズル本体10の第1.第2の樹脂経路20.22と
を接続するものである。ここで、本実施例のホットラン
ナ−金型は、同時に多数個の射出成形を行えるもので、
例えば4個取りの金型を想定している。そして、前記各
ランナー32.42は、各ホットランナ−ブロック30
.40の側面に設けたスプル(図示せず)と、複数のノ
ズル本体10の各樹脂経路20.22との間の距離を、
全て等しくしている。
これは、いわゆるバランス型と称され、トーナメント形
状にランナーを連結することで構成している。
第1.第2のホットランナ−ブロック30゜40は、空
気断熱層50を介して、上下2段に配置されている。こ
のために、各ホットランナ−ブロック30.40は、ホ
ットランナ−固定板60に固定されるホットランナ−圧
受板62によって、部分的に接触保持され、この圧受板
62及び連結ブロック52以外の領域にて、各ブロック
30゜40間を空気断熱層50として確保している。
また、固定板60と第2のホットランナ−ブロック40
とにはそれぞれキー溝60a、40aが設けられ、キー
66により図面の表裏面に向かう方向を固定している。
この固定板60と第2のホットランナ−ブロック40と
の間の他の領域には、断熱材(空気断熱でもよい)68
が設けられている。
第1.第2のホットランナ−ブロック30゜40は、空
気断熱層50を介して上下に配置されるため、下段の第
2のホットランナ−ブロック40からの樹脂を、ノズル
本体10の第2の樹脂経路22に導くために、両ブロッ
ク30.40間を連結する第3のランナー54を有する
連結ブロック52が設けられている。この連結ブロック
52は、その上端、下端がそれぞれ、両ブロック30.
40の内部に突入して埋め込まれることで保持される。
特に、この連結ブロック52の上端は、前記ノズル本体
10の下端と近接する位置まで、第1のホットランナ−
ブロック30内部に埋め込まれている。この際、連結ブ
ロック52の嵌入部における側面と、第1のホットラン
ナ−ブロック30の穴部30aとの間に間隙を設け、こ
の間隙を空気断熱層として作用させることも可能である
次に、各樹脂の温調手段について説明する。
まず、第1.第2のホットランナ−ブロック30.40
の例えば内部には、カートリッジ式の第1.第2のヒー
タ34,44か内蔵されている。
この第1.第2のヒータ34,44は、特に第1゜第2
ランナー32.42と近接する位置に配置され、このラ
ンナー32.42を通過し、あるいは滞留する各樹脂を
、それぞれ固有の成形温度条件に維持するように、例え
ば熱電対からの測定温度をフィードバックしてコントロ
ールされる。
前記ノズル本体10には、特に外側の第1の樹脂経路2
0を通過する樹脂を温調するためのパントヒータ28が
、ノズル本体10の側壁に巻回固定されている。さらに
、連結ブロック52の例えば内部にも、第3のランナー
54に沿って第3のヒータ56が設けられている。
なお、各ブロック30,40.54を温調するヒータと
しては、内蔵式ヒータに限らず、これとヒートバイブを
組合せるものであってもよい。ヒートパイプを用いる場
合には、このヒートパイプを各ランナー32,42.5
4に沿って配設し、これと平行にヒータを設けるか、あ
るいはヒートバイブの端部にヒータを設けるものでもよ
い。
次に、作用について説明する。
各種樹脂材料の成形温度条件は下記の表のとおりである
ただし、上記成形温度条件は材料メーカやグレードによ
って相違している。
ここて、射出成形品の内外層としてPET樹脂を用い、
その中間層としてEV−OH樹脂を用いた場合について
説明する。
本実施例では、プリフォームの射出成形に先立ち、前記
凹部24及び円形スリット26に樹脂断熱層を形成して
いる。この樹脂断熱層を形成する樹脂として、上記の2
種の組み合わせのうち、熱安定性の良いPET樹脂を用
いている。そこて、このPET樹脂を、第1のホットラ
ンナ−ブロック30の図示しないスプルより導入し、第
1のランナー32を介してノスル本体10の第1の樹脂
経路20に導く。そして、射出口12を介してキャビテ
ィ型64側にPET樹脂かダミー成形として充填される
ことになる。この際、射出口12と連通する前記凹部2
4及び円形スリット26にもPET樹脂か流れ込み、こ
のPET樹脂はキャビティ型64に冷却されて固化し、
固化状態でここに停留することになる。そして、このP
ET樹脂を樹脂断熱層として利用することになる。
次に、樹脂断熱層を成形するために伴ってPET樹脂の
みにより成形されたダミー成形品を取り出した後に、2
種の樹脂を用いたプリフォーム成形が開始される。
PET樹脂は、第1のホットランナ−ブロック30の図
示しないスプルより導入され、第1のランナー32を介
してノズル本体10の第1の樹脂経路20に導かれる。
一方、EV−OH樹脂は、第2ホットランナ−ブロック
40の図示しないスプルより導入され、第2のランナー
42.第3のランナー54を介してノズル本体10の第
2の樹脂経路22に導かれる。
ここで、各樹脂の固有の成形温度条件は上述した表のと
おりであり、PET樹脂の場合には275℃であり、E
V−OH樹脂は例えば230℃であり、両者間には85
℃もの温度差が生じている。
そして、本実施例では、PET樹脂は第1のホットラン
ナ−ブロック30の内部に設けた第1のヒータ34によ
り上記の固有の成形温度条件に保たれ、一方、EV−O
H樹脂は第2のホットランナ−ブロック40の内部に設
けた第2のヒータ44より固有の成形温度条件に保たれ
る。しかも、各ブロック30.40は空気断熱層50を
介在配置しているので、従来のように両者間での固体熱
伝導は生じず、空気による熱対流等による熱交換のみて
あり、一方のブロックか他方のブロックに及はす温度の
影響を十分低減することか可能となり、この結果各樹脂
固有の成形温度条件に維持することが可能となる。特に
、第1.第2のランナー32.44に滞留する各樹脂量
は、複数ショツト分となっているので、これが射出に至
るまで十分な時間上記の固有成形温度条件に保たれるこ
とで、特にEV−OH樹脂か他方のブロックの影響によ
り高温度で熱分解して劣化することを防止することが可
能となる。第2のランナー42を通過したEV−OH樹
脂は、連結ブロック52内部の第3のランナー54を介
して、ノズル本体10の第2の樹脂経路22に導かれる
ことになる。ここで、連結ブロック52の内部には第3
のヒータ56が設けられ、この第3のヒータ56は第2
のホットランナ−ブロック40内部の第2のヒータ44
による温調温度と近似した温度にコントロールされる。
従って、この連結ブロック52内部においても、EV−
OH樹脂はその固有の成形温度条件にコントロールされ
ることになる。しかも、この連結ブロック52の上端は
、ノズル本体10に近接するまで、第1のホットランナ
−ブロック30内部に埋設され、前記第3のヒータ56
によりノズル本体10に導入される直前まで温度コント
ロールされるため、EV−OH樹脂の熱分解を最小限に
止めることが可能となる。
ノズル本体10の第1.第2の樹脂経路20゜22に導
かれたPET樹脂およびEV−OH樹脂は、その射出口
12付近で合流され、第2図に示すようにキャビテイ型
64内部に射出されることになる。ここで、ノズル本体
10の周囲に設けたバンドヒータ28は、第1のホット
ランナ−ブロック30内部の第1のヒータ34による温
調温度と近似した温度にコントロールされ、ノズル本体
10の外側の第1の樹脂経路20を通過するPET樹脂
を、その固有の成形温度条件にコントロールすることが
できるため、PET樹脂の成形性を良好とすることがで
きる。この際、内側の第2の樹脂経路22については、
ノズル本体10のバンドヒータ28による温度の影響を
、その周囲を取り囲むPET樹脂及びトーピード16に
より低減している。したがって、射出口12付近で合流
する前に、PET樹脂の固有成形温度条件により、EV
−OH樹脂が熱分解する悪影響を最小限に止めることが
可能となる。
次に、ノズル本体10とキャビティ型64との間の前記
樹脂断熱層による断熱について説明する。
ノズル本体10はPET樹脂の固有の成形温度条件に温
調される一方で、キャビティ型64の温度は10〜30
℃程度であり、両者間には相当の温度差が生じているが
、前記凹部24に流れ込んで固化したPET樹脂は、樹
脂の熱伝達特性が比較的小さいため、キャビティ型64
とノズル本体10との間で断熱作用を生じ、ノズル本体
10の射出口12付近が冷却されることを防止できる。
さらに、この四部24に連通して、射出口12を覆うよ
うに円形スリット26を設けることで、この円形スリッ
ト26内部で予め冷却固化したPET樹脂の断熱作用に
より、射出口12付近をより効果的に断熱することが可
能となる。
特に、本実施例ではPET樹脂にて樹脂断熱層を形成し
、プリフォームの射出成形時に流れる2種の樹脂の中で
成形温度が高い側の樹脂と同一とすることで、ノズル本
体10の温調温度の熱に耐え得る樹脂断熱層を構成でき
、比較的長期間に亘って熱劣化を生ずることなく断熱作
用を確保できる。なお、上記実施例とは逆にEV−OH
樹脂を第1の樹脂経路20に通過させ、ノズル本体10
をEV−OH樹脂の成形温度に温調したとしても、樹脂
断熱層を形成するPET樹脂が熱劣化しないことはいう
までもない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
多層成形を行うための樹脂の組み合わせとしては上記実
施例は一例であり、樹脂断熱層としては成形に供される
複数種の樹脂のうち最も熱安定性の良好な樹脂を用いれ
ば良い。
また、多層成形装置としても上述した構造のホットラン
ナ−金型に限らず、少なくとも複数種の樹脂をノズルの
射出口に導いて多層成形を行うものであれば本発明を適
用できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、複数種の樹脂を用
いて多層構造の樹脂成形品を射出成形するにあたって、
その複数種の樹脂のうち最も熱安定性の良好な樹脂を予
めホットランナ−ノズルの凹部に充填し、冷却固化して
熱樹脂断熱層を形成しておくことで、その後の多層射出
成形時に熱伝導性の悪い樹脂自体の特性により効果的な
断熱を行えると共に、ホットランナ−ノズルの熱によっ
て熱劣化を生ずることなく長期間に亘って断熱作用を確
保てき、成形効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したプリフォームの多層成形装
置のノズル本体を含むホットランナ−金型の断面図、 第2図は、ノズル本体部分の拡大断面図である。 10・・・ノズル本体、12・・・射出口、24・・・
凹部、26・・・円形スリット、64・・・射出キャビ
ティ型。 代理人 弁理士 井 上  −(他2名)第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出キャビティ型のキャビティに連通する射出口
    を有するホットランナーノズルを介して、多層成形用の
    複数種の樹脂を充填して多層成形品を射出成形するにあ
    たり、 前記ホットランナーノズルの前記射出キャビティ型と接
    合する面にて前記射出口と連通する凹部に、前記複数種
    の樹脂の中で最も熱安定性の良好な樹脂を予め充填して
    固化させておき、前記多層成形品の射出成形の際に、前
    記射出キャビティ型、ホットランナーノズル間の樹脂断
    熱層とすることを特徴とする多層成形品の射出成形方法
JP2296338A 1990-10-31 1990-10-31 多層成形品の射出成形方法 Expired - Lifetime JPH0825209B2 (ja)

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