JP3075054B2 - ゴルフボール用金型 - Google Patents
ゴルフボール用金型Info
- Publication number
- JP3075054B2 JP3075054B2 JP30971693A JP30971693A JP3075054B2 JP 3075054 B2 JP3075054 B2 JP 3075054B2 JP 30971693 A JP30971693 A JP 30971693A JP 30971693 A JP30971693 A JP 30971693A JP 3075054 B2 JP3075054 B2 JP 3075054B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- golf ball
- temperature control
- cavity
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C43/52—Heating or cooling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/02—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C43/027—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles having an axis of symmetry
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/02—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means
- B29C33/04—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means using liquids, gas or steam
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/54—Balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
ためのゴルフボール成形用金型に関する。
り、金型を用いて樹脂等から各種成形品を製造する方法
は各種産業分野で広く用いられているが、ゴルフボール
の製造においてもこのような方法(射出成形法や圧縮成
形法)が一般に用いられている。
りゴルフボールを製造する際、金型の温度調節(以下、
温調と呼ぶ)を行う必要があるが、従来の金型温調は、
例えば図4に示すように、金型2(図4においては二分
割された金型のうちの下型2a及びその周辺部分のみを
示す)に接するリテーナ4や熱板6内に管部12・・・
を形成しておき、この管部12に水等の温調媒体を通過
させて行うのが一般的であった。しかし、この方式で
は、金型2のキャビティ面22と温調媒体を通過させる
管部12との距離が大きく、そのため温調の熱効率が悪
く、正確で効率の良い温調ができない。即ち、短い成形
サイクルで品質の良いゴルフボールを製造することがで
きないという問題があった。
に溝部14を形成しておき、この溝部14と金型2の外
表面に密着するリテーナ4との間に形成される空間部に
温調媒体を通過させる方式も試みられている。しかし、
この方式に従った金型でも、上述した図4に示した金型
の場合と同様に、温調媒体が通過する空間部とキャビテ
ィ表面22との距離はそれほど短くなく、上述の従来例
と同様に品質の良いゴルフボールを短い成形サイクルで
製造することができない。
近づけるために、図6に示すように、金型2に形成する
溝部14aを深く形成することも考えられる。しかしな
がら、図6に示すような構造とすると、金型2自体の強
度が低下するという問題が生じる。
温調効率が良く、成形時の温調時間(冷却時間)を短縮
できるゴルフボール成形用の金型を提供することを目的
とする。
達成するため鋭意研究の結果、ゴルフボール成形用の金
型ブロック(金型本体)の内部に、キャビティ壁面と特
定の距離を有するように温調媒体を通過させる環状の管
部を形成することより、温調効率が良く、成形時の冷却
時間を短縮できることを見出し、本発明に到達した。
型本体内部に流路が環状をなして延びる温度調節用の管
部が形成されており、この環状の管部壁とキャビティ壁
面との距離が5mm以内であることを特徴とするもので
ある。
体を通過させる管部壁とキャビティ壁面との距離が5m
m以内であるので、良好な温調を施すことができ、成形
品の温調速度(冷却速度)が大きくなる。また、金型の
外表面から深い溝を形成する構造とは異なり、冷却媒体
が通過する管部は、冷却媒体の出入口のみが金型本体に
開口する構造となっているので、金型自体の強度を低下
させることもない。
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例による金
型を示す部分断面図であり、この金型2は下型と上型と
からなるが、図1においてはこのように二分割された金
型のうちの下型2a及びその周囲の一部のみを示す。ま
た、上述した図4〜6の金型と同一構成部品については
同一の参照符号を付す。
形状のキャビティ面22(ただし、図1においては、簡
単のため、ディンプル形状を示す凹凸は省略してある)
を有しており、その側方の外表面でリテーナ4,4に当
接している。また、図示していないが、下型2aの下側
には熱板が設けられている。金型本体の内部、ここでは
下型2aの内部(下型2aを構成するブロック内部)に
は、縦断面形状が略三角形状の管部12がキャビティ壁
面22の内方に形成されている。ここで、キャビティ面
22と管部12との距離(L)は5mm以内となってい
る。本発明において、キャビティ面22と管部12との
距離(L)とは、キャビティ面22と管部12の壁面と
の最短の距離を意味する。キャビティ面22と管部12
との距離(L)が5mmを超すと、温調効率が低下し、
成形サイクルの短縮が図れない。
り、下型2aにおける管部12の形成部位を破線で示し
ている。図2からわかるように、温調媒体を通過させる
管部12は、環状の流路12aと、この環状の流路12
aと外界とを連通する直状の通路12bとからなる。図
2に示すように、環状の流路12aにおける平面方向の
幅dは、金型自体の強度を損なわない程度になるべく大
きくして温調効率を大きくするのが好ましい。具体的に
は、上記幅dを1〜5mm程度とするのが好ましい。
部の形状は図1及び図2に示すものだけではなく、種々
変更することができる。例えば、図3に示すように、多
数の断面円形の管部12をキャビティ面22に近接して
金型2a内を走らせた構造とすることもできる。このと
き、複数の管部12a,12b,12c及び12dは、
水平方向に段階的に、かつ上方から見て同心円状に整列
するように形成されている。この実施例においても、キ
ャビティ面22と各管部12a〜12dとの距離は5m
m以内とする。
出成形用金型にも圧縮成形用金型にも適用することがで
きる。また、用いる温調媒体としては、従来用いられて
いる水等を用いることができる。
具体的に示す。 〔実験例1〕図1,2に示す金型を用いて射出成形によ
るゴルフボールの成形を下記方法で行った。また、比較
のため、図4に示す金型を使用し、同様にしてゴルフボ
ールの成形を行った成形条件 使用樹脂 :アイオノマー(三井デュポン ハイミラン
ブレンド樹脂) 1706と1605を1:1でブレンド インサート:ブタジエン硬化物 樹脂温度 :240℃ 媒体 :水(15℃)
ゴルフボールを成形した。まず、キャビティの中にゴル
フボールの核となるブタジエン硬化物のコアをインサー
トし、型を締め、アイオノマー樹脂を射出してコアのま
わりに充填させ、保圧をかける。次いでボールを冷却
し、冷却が完了したところで型を開き、エジェクタピン
によりボールを突き出して取り出しをした。
壁面と管部壁面との最短距離10mm)による温調では
冷却時間は30秒以上必要だった。これはゴルフボール
取り出し時にゴルフボールの冷却が不十分であるとエジ
ェクタピンで突き出した跡が残ってしまうためである。
そこで、この実験は冷却時間を30秒から5秒毎に短く
していき、ピンで突き出した跡が残っているかどうかを
確認して行った。この結果、図1,2の本発明による温
調用の管を内蔵させたキャビティを使用してゴルフボー
ルを成形したところ、従来の方法では30秒以上かかっ
た冷却時間が20秒になり、約33%以上冷却時間が短
縮できた。
のため図4に示す金型を使用し、下記方法でコンプレッ
ション成形によるゴルフボールの成形を行った。成形条件 使用樹脂 :バラタ(トランスポリイソプレン) インサート:糸捲ボール 熱入れ温度:80℃ 媒体 :水(15℃)
の成形条件でゴルフボールを成形した。まず、キャビテ
ィの中にゴルフボールの核となる糸捲ボールのまわりを
バラタで覆った未加硫未成形ボールをインサートし、型
を締め、熱入れする。次いでボールを冷却し、冷却が完
了したところで型を開き、ボールを取り出す。
は成形時間は20分30秒以上必要であった。一方、本
発明による温調用の管を内蔵させたキャビティを使用し
てゴルフボールを成形したところ、従来の方法では20
分30秒以上かかった成形時間が16分になり、成形時
間が短縮できた。また、コンプレッション成形では一度
に多数のボールを成形するが、従来の方法では温度のば
らつきが大きいためゴルフボールの外径は0.5mmの
範囲でばらつきがみられた。しかし、本発明によるキャ
ビティを使用したところ、温度のばらつきが減ったため
外径も安定し、0.2mmの範囲のばらつきに収まっ
た。
管部を金型本体内にキャビティ壁面と5mm以内の位置
に設けたことにより、温調効率が良く、射出或いは圧縮
成形時の温調時間(冷却時間)を短縮でき、能率の良い
成形が行われると共に、金型自体の強度を低下させるこ
ともないものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ゴルフボールを成形するためのキャビテ
ィを有する金型において、金型本体内部に流路が環状を
なして延びる温度調節用の管部が形成されており、この
環状の管部壁とキャビティ壁面との距離が5mm以内で
あることを特徴とするゴルフボール用金型。 - 【請求項2】 上記金型が下型と上型の二分割金型から
なり、上記環状管部がこれら割型の片方につきキャビテ
ィ面に沿って延びる1本の流路によって形成された請求
項1記載のゴルフボール用金型。 - 【請求項3】 上記金型が下型と上型の二分割金型から
なり、上記環状管部がこれら割型の片方につきキャビテ
ィ面に沿って同心円状に延びる複数本の流路本によって
形成された請求項1記載のゴルフボール用金型。 - 【請求項4】 上記環状管部の流路幅が1〜5mmであ
る請求項1、2又は3記載のゴルフボール用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30971693A JP3075054B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ゴルフボール用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30971693A JP3075054B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ゴルフボール用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137038A JPH07137038A (ja) | 1995-05-30 |
JP3075054B2 true JP3075054B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=17996440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30971693A Expired - Fee Related JP3075054B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ゴルフボール用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075054B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001017578A (ja) | 1999-07-06 | 2001-01-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフボール成形用のモールド及びキャビティダイ |
CN109641379B (zh) * | 2016-09-05 | 2021-03-26 | 松下知识产权经营株式会社 | 冷却块及无流道注射成形装置 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP30971693A patent/JP3075054B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07137038A (ja) | 1995-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6319451B1 (en) | Method of molding a layer around a body | |
JP3957797B2 (ja) | 射出成形用2つ割れインサート | |
US5798071A (en) | Method for the combined injection and compression molding of golf balls | |
CN105500655B (zh) | 直接气冷成型物的模具成型系统与方法 | |
JPH0710546B2 (ja) | 加熱装置を有するゲート装置 | |
US4390486A (en) | Method and apparatus for heating a mold cavity uniformly | |
JP3075054B2 (ja) | ゴルフボール用金型 | |
KR101822565B1 (ko) | 핫 러너를 적용한 렌즈용 사출 성형품 | |
JP2007001158A (ja) | インサート成形方法及びインサート成形用金型 | |
CN205818360U (zh) | 一种注塑模具热流道用阀针式热喷嘴 | |
JPH0524080A (ja) | 射出成形用金型および射出成形方法 | |
CN210999798U (zh) | 高效冷却热嘴 | |
US6358031B1 (en) | Golf ball-shaping mold and cavity die | |
JP3255485B2 (ja) | ブロー成形機 | |
JPH04168012A (ja) | 多層成形品の射出成形方法 | |
JPS6216465B2 (ja) | ||
JPH06328537A (ja) | 射出成形用ホットランナー金型 | |
CN210758872U (zh) | 塑料梳子制备模具 | |
US4128385A (en) | Injection molding apparatus | |
CN207388219U (zh) | 一种热流道注射模凝料自动清理机构 | |
CN219427355U (zh) | 一种塑料玩具注塑模具 | |
CN210705790U (zh) | 一种高速多腔瓶坯模具 | |
CN216683230U (zh) | 模具冷水套结构 | |
CN211251095U (zh) | 免组装加工的圆形按键注塑模具 | |
CN210283040U (zh) | 一种免喷涂注塑模具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |