JPH1092047A - 光学的情報記録再生方法と光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生方法と光学的情報記録再生装置

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JPH1092047A
JPH1092047A JP8247708A JP24770896A JPH1092047A JP H1092047 A JPH1092047 A JP H1092047A JP 8247708 A JP8247708 A JP 8247708A JP 24770896 A JP24770896 A JP 24770896A JP H1092047 A JPH1092047 A JP H1092047A
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Takaaki Ashinuma
孝昭 芦沼
Tsutomu Shiratori
力 白鳥
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    • G11B11/10502Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱用レーザ及び光学系を削減し、正確な再
生信号を信号処理演算によって求めることを課題とす
る。 【解決手段】 磁壁移動型の記録媒体から記録信号を再
生する光学的情報記録再生方法において、前記記録媒体
に照射する記録再生用ビームによる読出しトラックの後
方あるいは前方からの磁壁の移動による信号成分が重畳
された再生信号から、前記記録信号を再生するために必
要とする再生情報を前記再生信号に演算処理を施すこと
により算出することを特徴とする。また、前記再生信号
は、再生される前記記録信号に対し、時間的にずれた前
記記録信号が、一定の係数のもとに加えられたものであ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気光学効果を利
用してレーザー光により情報の記録再生を行う光磁気デ
ィスク装置を含み、光磁気記録媒体への記録及び/又は
再生を可能とする光学的情報記録再生装置に関し、さら
に詳しくは光学的な回折限界以下のピット長で記録され
た記録信号の再生方式を提案する光学的情報記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは記憶媒体として記憶
容量をいかに増大するかの研究が盛んに行われており、
映像信号やデータ信号の記憶媒体として、CD−ROM
やDVD等の販売が開始し、追記型や書き換え可能な光
ディスクも徐々に実行に移されている。また、記憶媒体
への記録・再生方式にも、レーザ・パルス磁界変調、磁
気超解像技術方式、光学超解像技術方式、相変化光ディ
スク方式等種々な方式が提案されている。
【0003】その内、光ディスクの線記録密度を向上さ
せる手段のうちで、光の回折限界以下のピット長で記録
される記録媒体と共にその信号を再生する手段として、
特開平06−290496号公報に光磁気記録媒体、再
生方法及び再生装置が開示されている。本公報には、少
なくとも、第1、第2、第3の磁性層が順次積層されて
いる光磁気記録媒体を用いており、第1の磁性層は、周
囲温度近傍の温度において第3の磁性層に比べて相対的
に磁壁抗磁力が小さく磁壁移動度が大きな垂直磁化膜か
らなり、第2の磁性層は、第1の磁性層および第3の磁
性層よりもキュリー温度の低い磁性層からなり、第3の
磁性層は垂直磁化膜である3層からなる媒体を利用し、
光ビームを該媒体に対して相対的に移動させながら第1
の磁性層の側から照射し、媒体上に光ビームのスポット
の移動方向に対して勾配を有する温度分布を形成し、該
温度分布を少なくとも第2の磁性層のキュリー温度より
も高い温度領域を有する温度分布とすることによって、
第1の磁性層に形成されていた磁壁を移動させ、光ビー
ムの反射光の偏光面の変化を検出して記録情報を再生す
る再生方法を提案している。
【0004】またさらに、上記第2の磁性層よりも高
く、第1の磁性層よりも低いキュリー温度を有し、かつ
少なくとも第2の磁性層のキュリー温度以上の温度にお
いて、第3の磁性層に比べて相対的に磁壁抗磁力が小さ
な垂直磁化膜を持ち第1磁性層と第2磁性層間に備えた
第4の磁性層を持つ4層からなる媒体を利用し、光ビー
ムを該媒体に対して相対的に移動させながら第1の磁性
層の側から照射し、該媒体上に該光ビームのスポットの
移動方向に対して勾配を有する温度分布を形成し、該温
度分布を少なくとも前記第2の磁性層のキュリー温度よ
りも高くし且つ第4の磁性層のキュリー温度近傍の温度
領域を有する温度分布とすることによって、上記第1及
び第4の磁性層に形成されていた磁壁を移動させ、該光
ビームの反射光の偏光面の変化を検出して記録情報を再
生する方法などが提案されている。またかかる記録媒体
とその再生方法についての基本的な動作原理などは、特
開平06−290496号公報を参照されたい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記再生方法
は、光ビームのスポットの手前側から温度を上昇させ、
スポットの後方に温度分布のピークが来るような温度分
布を形成させる必要がある。すなわち、上述のような温
度分布を実現する手段としては、上記公報にも記載され
ているように、再生ビーム以外に加熱用の波長の異なっ
た光源(レーザー)を用いて、再生ビームより大きいビ
ーム径の加熱用ビームを照射することにより、実現でき
るが、この場合、加熱ビーム用の光源の他に、加熱用ビ
ームを媒体上に結像させるための、ダイクロックミラー
などの光学部品も必要であり、各ビームのアライメント
などの工数などを考慮すると、コスト的に通常の光磁気
ディスクのヘッドに比べかなり割高なものとなり、なお
かつ形状的にも大きくなってしまう。
【0006】一方、加熱用のビームを用いないで、通常
の再生ビーム自身によって形成される温度勾配で再生し
た場合には、図2に示すように、再生用ビームスポット
内にピーク温度になる位置が存在し(図2(b))、再
生スポットの前方と後方とに形成される温度の等温線か
ら、それぞれ再生スポット内への磁壁の移動が存在す
る。ここでの磁壁の移動の詳細な説明は省略する、磁壁
の移動の詳細は特開平06−290496を参照された
い。
【0007】この場合、図2に示すように、一つのビー
ムが照射されている領域の中に、前からと後ろからの磁
壁の移動による信号が検出され、再生信号としては、図
2(m)に示されるように、同一波形で一定の時間差を
持ち、異なった振幅の信号が合成された信号となる。
【0008】そのため、この状態では必要とされる情報
信号に対して、ノイズ成分(時間的にずれた信号)が加
算された形となり、正確な情報の再生は不可能となる。
【0009】本発明は、従来のこのような課題を解決す
べくなされたものであり、本発明の目的は、前記のよう
な加熱用のビームを用いることなく、再生ビームのみに
よって再生を行うにもかかわらず、光の回折限界以下の
ピット長の記録マークを有する記録信号を再生し、正確
な再生情報を得る、小型で低コストな再生装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成は、以下
に示す本発明の手段によって達成される。
【0011】光ビームのスポットの移動方向に対して勾
配を有する温度分布を形成し、該温度分布と磁性層のキ
ュリー温度との関係によって、磁性層に形成されていた
磁壁を移動させ、該光ビームの反射光の偏光面の変化を
検出して記録情報を再生する、磁壁移動型の光ディスク
装置において、再生ビームの後方からの磁壁の移動によ
る信号成分が重畳された再生信号から、必要とされる再
生情報を演算により算出する。
【0012】また、再生された再生情報は、必要とする
情報に対し、時間的にずれた情報が、一定の係数のもと
に加えられたものである。また、上記係数と時間的なず
れ量を、所定の検出用パターンを再生することにより算
出して再生信号を得る。さらに、上記検出用パターン
は、情報の記録前にあらかじめ記録されていることを特
徴とする。
【0013】また、必要とする情報の検出は、以下の手
順で算出することを特徴とする。
【0014】1.再生信号をフーリエ変換する。
【0015】2.フーリエ変換された再生情報と、時間
的なずれ量と、係数から周波数軸上での再生情報を算出
する。
【0016】3.算出された周波数軸上での再生情報を
逆フーリエ変換し、時間軸上での再生情報に変換する。
【0017】以上のように、上記の再生信号は、一つの
再生ビームによって再生され、加熱用ビームを必要とせ
ず、構成上極めて簡単になる。
【0018】
【発明の実施の態様】本発明における第1の実施形態の
光磁気記録再生装置の構成を図1に示す。図1におい
て、61はガラスあるいはプラスチックを素材とした基
板62に、光ビームの照射による記録媒体の温度に対す
る磁区の温度勾配を利用し、記録層の記録データを変化
させることなく再生層の記録マークの磁壁を移動させ、
再生スポット内の磁化を拡大し、光ビームの反射光の偏
向面の変化を検出し光学的な回折限界以下の記録マーク
を再生することが可能な光磁気記録媒体63を被着し、
さらに保護膜64を形成した光磁気ディスクである。こ
の光磁気ディスク1は不図示のマグネットチャッキング
等でスピンドルモータに支持され、回転軸に対して回転
自在の構造となっている。
【0019】また、65〜67,69,72,74〜7
7は光磁気ディスク61にレーザ光を照射し、さらに反
射光から情報を得る光ヘッドを構成する個々の部品の概
略要素であり、66は集光レンズ、65は集光レンズ6
6を駆動するアクチュエータ、67は半導体レーザ、6
9はコリメータレンズ、72はビームスプリッタ、74
はλ/2板、75は偏向ビームスプリッタ、77はそれ
ぞれフォトセンサ、76はそれぞれフォトセンサへの集
光レンズ、78は偏向方向によりそれぞれ集光・検出さ
れた信号を差動増幅する差動増幅回路である。
【0020】かかる構成の光磁気記録再生装置におい
て、半導体レーザ67から出射された記録再生用レーザ
光はコリメータレンズ69、ビームスプリッタ72、集
光レンズ66を介して、光磁気ディスク61に照射され
る。このとき集光レンズ66はアクチュエータ65の制
御によってフォーカシング方向、及び、トラッキング方
向に移動してレーザ光が光磁気記録媒体63上に逐次焦
点を結ぶように制御され、かつ、光磁気ディスク61上
に刻まれた案内溝に沿ってトラッキングする構成になっ
ている。光磁気ディスク61で反射されたレーザ光はビ
ームスプリッタ72により、偏向ビームスプリッタ75
の方向に光路が変えられ、λ/2板74、偏向ビームス
プリッタ75を介して光磁気記録媒体の磁化の極性によ
って、それぞれフォトセンサ77に集光レンズ76によ
って集められる。それぞれのフォトセンサ77の出力は
差動増幅器78により差動増幅され、光磁気信号を出力
する構成となっている。 また、コントローラ80は記
録すべき記録信号を入力すると共に、光磁気ディスク1
の回転数、及び、記録半径・記録セクタ情報等を入力情
報として、半導体レーザ7の記録パワー、記録信号等を
出力し、LDドライバ79、磁気ヘッドドライバ83等
を制御するものである。LDドライバ79は半導体レー
ザ67を駆動し、本実施形態では所望の記録パワー、再
生パワーを制御している。
【0021】また、83は記録信号の記録動作時に、光
磁気ディスク61のレーザ照射部位に変調磁界を印加す
るための磁気ヘッドであり、光磁気ディスク61をはさ
み集光レンズ66と対向して配置されている。また記録
動作時、半導体レーザ67がLDドライバ79により記
録レーザパワーをDC光で照射し、これと同時にこの磁
気ヘッド83は磁界変調ドライバである磁気ヘッドドラ
イバ84により記録信号に対応して極性の異なる磁界を
発生するようになっている。また、この磁気ヘッド83
は光ヘッドと連動して光磁気ディスク61の半径方向に
移動し、記録時には逐次光磁気記録媒体63のレーザ照
射部位に磁界を印加することで情報を記録する構成にな
っている。
【0022】また、差動増幅器78の出力は、信号処理
回路85に入力され、その中の光磁気信号ディレイ量
(時間)検出回路82は、差動増幅器78の出力である
再生用の光ビームによって生成する磁壁移動の臨界温度
領域の前方から磁壁が最高温度到達点へ移動することに
より発生する信号:f(t)と、これに対して臨界温度
領域の後方から磁壁が最高温度到達点へ移動することに
より発生する信号:k×f(t−Δt)とのディレイ時
間Δtを検出する回路である。また、振幅比検出回路8
1はこれらf(t)とk×f(t−Δt)の振幅比であ
るkを検出する回路である。コントローラ80は振幅比
である係数kとディレイ時間Δtとから、光磁気信号に
ついて所定の演算を行い、再生信号として出力する。な
お、上述の光ヘッドど磁気変調部とは、以下に説明する
作用動作と共通するが、ディレイ時間検出回路82と振
幅比検出回路81とを含めて、後述の図4にブロック図
を示して説明する。
【0023】図2(a)は本発明の対象となる光磁気デ
ィスク61の光磁気記録媒体63の、上記に示した加熱
用ビームのない、通常の再生ビームによって形成される
温度勾配で再生した場合の再生原理を示す模式的断面図
である。
【0024】この光磁気記録媒体63の磁性層は、第1
の磁性層11、第2の磁性層12、第3の磁性層13が
順次積層されてなる。各層中の矢印14は原子スピンの
向きを表している。スピンの向き14が相互に逆向きの
領域の境界部には磁壁15が形成されている。また、こ
の記録媒体に記録された記録層の記録信号を下側にハイ
・ローの波形図として表わしている。なお、各磁性層の
特性は上述の通りである。
【0025】図2(b)は、本発明の光磁気記録媒体に
形成される温度分布を示すグラフである。この温度分布
は、再生用に照射されている再生用光ビームの再生用ビ
ームスポットによって媒体上に誘起されるものである。
【0026】ここで、記録媒体上の位置xs1において
は、媒体温度が第2の磁性層のキュリー温度近傍の温度
Tsになっている。
【0027】この場合、x方向に磁壁エネルギー密度の
勾配があると、磁壁エネルギーの低い方に磁壁を移動さ
せるような力が働く。
【0028】第1の磁性層11は、磁壁抗磁力が小さく
磁壁移動度が大きいので、単独では、この力によって容
易に磁壁が移動する。しかし、位置xs1より手前の領
域では、まだ媒体温度がTsより低く、磁壁抗磁力の大
きな第3の磁性層と交換結合しているために、第3の磁
性層13中の磁壁の位置に対応した位置に第1の磁性層
11中の磁壁も固定されている。図2(a)に示す様
に、磁壁15が媒体の位置xs1にあると、媒体温度が
第2の磁性層12のキュリー温度近傍の温度Tsまで上
昇し、第1の磁性層11と第3の磁性層13との間の交
換結合が切断される。この結果、第1の磁性層11中の
磁壁15は、矢印17で示した様に、より温度が高く磁
壁エネルギー密度の小さな領域、すなわち媒体温度のピ
ークのある位置へ”瞬間的”に移動する。また、磁壁1
5が位置xs2にあるときも同様なことが起こり、矢印
18で示した様に逆方向に媒体温度のピークのある位置
へと”瞬間的”に移動する。
【0029】この場合、再生スポット中には、ビームの
前からの磁壁15の移動による信号と、後ろ側からの磁
壁15の移動による、信号が現れることになる。
【0030】この場合の信号再生の状態を図3を用いて
説明する。
【0031】図3において(a)〜(l)は、記録マー
ク長の異なる斜線部で示す磁区33が形成された情報ト
ラック36上を、再生用スポット31が移動する状態を
示す。
【0032】また(m)は、得られる再生信号の4値を
有する波形図である。
【0033】再生ビーム自身によって形成される温度勾
配で再生した場合、再生用スポット31を矢印32の方
向に媒体に対し相対移動させると、温度プロファイル
が、第2の磁性層12の臨界温度Tsになる領域はTs
等温線領域37のようになる。
【0034】したがって、図3(a)のような斜線部の
記録マーク部と空白部のピットの配列の場合、温度プロ
ファイルが、第2の磁性層12の臨界温度Tsになる領
域37の前縁が、磁壁34に差し掛かった時点で、磁壁
34の部分の温度が臨界温度Tsとなり、磁壁34が逆
方向35に移動し、温度プロファイルのピーク位置38
まで移動する。また、この時点では、温度プロファイル
が、第2の磁性層12の臨界温度Tsになる領域の後縁
は、まだ反対方向の磁界の領域にあり、前縁と同様に磁
壁15が温度プロファイルのピーク位置38まで移動す
る(図3(b))。この場合、再生スポット中には、前
縁からの磁壁の移動によって現れた、磁化の方向と後縁
からの磁壁の移動による磁化の方向の信号が現れ、再生
信号としては、図3(m)に示す第2のレベルL3を示
す。
【0035】次に、図3(c)〜(d)のように、領域
37の前縁が、次の磁壁に差し掛かった場合、前縁から
の磁壁の移動による信号成分と後縁からの磁壁の移動に
よる信号成分は同一方向となり、再生信号としては、図
3(m)に示す第4のレベルL1を示す値となる。
【0036】さらに、図3(e)の場合、図3(c)の
場合とは逆の方向の磁化となり、再生信号は、図3
(m)に示す第1のレベルを示す。
【0037】次に、図3(f)のように領域37の前縁
が、次の磁壁に差し掛かった場合、前からの磁壁の移動
による再生信号成分は逆になるが、後縁はまだ、同じ磁
化方向のピット上にあるため、後方からの磁壁の移動に
よる信号成分は変わらない。そのため、再生信号として
は、図3(m)に示す第3のレベルを示す。
【0038】以上のことが繰り返され、図3(a)に示
すような、ピットを再生した場合の再生信号は、図3
(m)のような信号となり、4つのレベルを持つ再生信
号となる。言い換えると、この信号は、温度プロファイ
ルが、第2の磁性層の臨界温度Tsになる領域37の前
縁からの磁壁の移動による信号成分、図3(n)と後縁
からの磁壁の移動による信号成分、図3(o)の信号の
合成されたもので、同一波形で、時間的、振幅的に違い
のある信号が加算された形となっている。
【0039】これを数式で表わすと、以下のようにな
る。
【0040】再生信号をg(t)とすると g(t)=f(t)+k×f(t−Δt) ……(1) と表される。ここで、f(t)は図3(n)に示す前方
磁壁の移動によって再生される信号であり、Δtは光ビ
ームと記録媒体との相対的速度差に応じた再生される信
号の遅延時間であり、kは再生される信号(図3
(n))に対するレベル比を示す係数である。
【0041】このことから、再生信号g(t)からf
(t)を求めることにより、ディスク上に記録されてい
る情報を得ることができる。
【0042】次に、このf(t)の算出方法について説
明する。(1)式の、 g(t)=f(t)+k×f(t−Δt) をフーリエ変換する演算を行ない、周波数スペクトルに
変換された再生信号G(ω)は次のように表わされる。
【0043】 G(ω)=F(ω)(1+k×exp(−jωΔt)) ここで、上記の式を変形し、周波数スペクトルに変換さ
れた元の信号F(ω)は、 F(ω)=G(ω)/(1+k×exp(−jωΔ
t)) と表わされる。ここで、下記の数式に従って、F(ω)
の逆フーリエ変換を求めることにより、時間軸上の元の
信号f(t)を得ることができる。
【0044】
【数1】 本発明では、これらの演算を、再生信号g(t)をA/
Dコンバータにてアナログtoデジタル変換し、デジタ
ル信号に変換した後、あらかじめ測定により求められて
いる係数kと遅延時間Δtを用いて、高速デジタル信号
処理回路によってこれらの演算を行い、図3(n)に示
すf(t)を求める。
【0045】以下に、これらの具体的な動作とその構成
について説明する。図4に信号取り込みおよび信号処理
回路のブロック図を示す。図4において、1つの記録再
生用レーザを温度勾配化した磁壁移動を用いた記録媒体
の再生方法によって再生された信号の処理に関し、20
は再生信号を光学的に読み取り、電気信号に変換する光
学ヘッドであり、光学ヘッド20で電気信号に変換され
た再生信号は、再生信号処理回路21において、後段の
A/D変換、同期信号再生、遅延検出、クロック抽出な
どに適した波形に整形される。
【0046】A/D変換回路22は、再生信号処理回路
21を介した再生信号を周波数fsでサンプリングし、
デジタル信号へ変換し、高速デジタル信号処理回路25
へ送る。
【0047】高速デジタル信号処理回路25は、入力さ
れデジタル化された再生信号を、上述の様に、フーリエ
変換してG(ω)、演算によりF(ω)、逆フーリエ変
換を行いF(t)を求め、ディスクコントローラ(OD
C:Optical Disk Controller)27へ送る、この中の
動作の詳しい説明は、一般的なデジタル処理によるフー
リエ変換、逆フーリエ変換などの説明の繰り返しになる
ので省略する。
【0048】クロック抽出回路23は、再生信号に同期
した基準クロックを再生信号から抽出し、サンプリング
信号とするA/D変換回路22、デジタル信号処理回路
25、ODC27などへ供給する。
【0049】遅延検出回路24は、再生信号のうち、第
2の磁性層の臨界温度Tsになる領域37の前縁からの
磁壁の移動による信号成分と、後縁からの磁壁の移動に
よる信号成分の遅延量(時間)Δtを算出し、高速デジ
タル信号処理回路25へデータとして渡す。
【0050】CPU26は、これら上述の各ブロックの
動作およびデータの受け渡しを制御している。
【0051】以下に、係数kと遅延時間Δtの検出方法
を説明する。
【0052】[係数Kの算出方法]図5(a)に示すよ
うに、ディスク上にあらかじめ、第2の磁性層の臨界温
度Tsになる領域37の前縁から後縁までの長さL1よ
り十分大きな長さ(L2、L3)を持つ記録マークと、
そうでない記録マークの部分を構成しておく。即ち、検
出するためのパターンは、各セクタの記録情報と同時
に、記録情報に先立って記録しておく。
【0053】例えば、データの記録領域がセクタに分割
されている場合、各情報データ及び同期信号パターンな
どの前に、データの記録と同時に、このパターンを記録
するようにしておくことにより、各セクタごとに、係数
Kおよび遅延時間Δtを算出する。
【0054】この光学ヘッド20から出力された信号を
再生すると、図3(m)に示したのと同様に図5(e)
のような4値で示される信号が得られる。この再生信号
は、上からV1、V2、V3、V4の4つのレベルの信
号が現れる。
【0055】再生信号が、光ビームの前縁からの磁壁の
移動による再生信号と光ビームの後縁からの磁壁の移動
による再生信号の信号の合成されたもので、同一波形
で、時間的、振幅的に違いのある信号が加算された形と
なっていて、その各々を図5(f)、(g)とし、それ
ぞれの信号のレベルをa、b、c、d、係数をKとする
と、以下の式が成り立つ。
【0056】V1=a+c (1) V2=a+d (2) V3=b+c (3) a−b=K(c−d) (4) (1)、(3)式より a−b=V1−V3 c−d=V1−V2 これらを(4)式に代入し V1−V3=K(V1−V2) これより、 K=(V1−V3)/(V1−V2)となる。
【0057】以上の演算を、データの再生に先立って、
A/D変換器22によってデジタル化されたデータを基
に、V1からV4の値を読み込み、デジタル信号処理回
路25あるいはCPU26によって、係数Kを算出す
る。
【0058】[遅延時間Δtの検出方法]図6および図
7において遅延検出回路24の動作と構成を説明する。
遅延検出回路24のブロック図を図6に示す。図6にお
いて、41、42は再生信号処理回路21からの再生信
号をそれぞれしきい値Vth1、Vth2と比較するコ
ンパレータであり、しきい値Vth1、Vth2は、再
生信号の各レベルをV1、V2、V3、V4とすると、
それぞれ次の様に設定されている。
【0059】Vth1=(V1+V2)/2 Vth2=(V3+V4)/2 ここで、前記係数Kを算出した場合と同様のピットを再
生した場合、コンパレータ41および42の出力信号
は、それぞれ図7(b)、(c)のようになる。ここ
で、前記図5からも明らかなように、図7(a)におけ
る、V1からV3への変化点と、V3からV4への変化
点の間の時間tdが、温度プロファイルの前縁と後縁の
時間差に相当する。
【0060】各々のコンパレータ41,42からの出力
は、ロジック回路43へ入力され、温度プロファイルの
前縁からの磁壁の移動による再生信号と、後縁からの磁
壁の移動による再生信号成分との時間差に相当した幅を
持つパルス信号50を生成する。
【0061】定電流源44は、コンデンサ46に接続さ
れており、前記パルス信号50により制御され、パルス
信号50がハイレベルの間、コンデンサ46を充電する
ように設定されている。
【0062】また、コンデンサ46は、この遅延時間Δ
tの検出に先立って、ロジック回路43からのリセット
信号51によって制御されるスイッチ45によって放電
されている。
【0063】図7(d)に示すように、パルス幅に相当
する時間コンデンサ46は充電され、端子電圧Vdは図
7(e)に示すように、時間とともに上昇し、パルス信
号の立ち下がりとともにその電圧を保持する。
【0064】コンデンサ46を定電流源44の電流iで
充電する場合、その端子電圧Vcは、
【0065】
【数2】 で表され、この場合、コンデンサ46を定電流で充電し
ているので、電流iは一定値Iとなり、端子電圧Vc
は、
【0066】
【数3】 となり、この電圧は充電時間に比例することになる。
【0067】よってVcを測定することにより、充電時
間を正確に測定することが可能となり、この値から、温
度プロファイルの前縁からの磁壁の移動による再生信号
と後縁からの磁壁の移動による再生信号成分の時間差t
d 即ち遅延時間Δtは、次の様に算出できる。
【0068】
【数4】 ここで、Iは定電流源の電流値、Cはコンデンサの容
量、Vcはコンデンサのt=tdにおける端子電圧であ
る。
【0069】電圧に変換された情報は、A/Dコンバー
タ47によりデジタルデータに変換され、CPU48へ
送られ、ここで、時間データに変換される。
【0070】ここまでに得られた、係数Kと時間差Δt
の値とを用いてフーリエ変換、演算、逆フーリエ変換を
行い再生信号から、後縁からの磁壁の移動による信号成
分を除去し、正確な再生情報を得ることができる。
【0071】前記の係数Kおよび時間差Δtを検出する
ための記録パターンは、各セクタの記録情報と同時に、
記録情報に先立って記録する方法について述べたが、こ
れらのデータはあらかじめ光磁気記録によるソフトフォ
ーマット、あるいは磁壁移動再生方式で再生可能なRO
M方式などで、あらかじめディスク上に記録されている
ものでも同様の効果を得ることが可能である。
【0072】また、本実施形態では、各セクタに所定の
パターンを記録して、係数Kおよび時間差td を検出し
たが、記録容量や記録精度との関係で余裕があるのなら
ば、セクタ毎に行う必要はなく、数セクターあるいはデ
ィスクがゾーンフォーマットの場合はゾーンごとでも良
い。
【0073】これまでは、再生ビームによる温度プロフ
ァイルの前縁からの磁壁の移動による信号を、必要とす
る再生信号としたが、これは再生ビームによる温度プロ
ファイルの後縁からの磁壁の移動による信号を、必要と
する情報信号とした場合であっても同様の方法で、算出
することが可能である。
【0074】上記実施形態では、媒体として光磁気ディ
スクの例を示したが、高密度の光磁気カードであっても
よい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体上で再生ビームの照射による温度勾配を持たせ
た等温線Tsの後縁からの磁壁の移動による信号成分が
重畳された再生信号から、必要とされる再生情報を演算
により算出することにより、加熱用のビームを用いるこ
となく、再生ビームのみによって再生を行うにもかかわ
らず、光学的な回折限界以下のピット長で記録された信
号を再生し、正確な再生情報を得ることができ、小型で
低コストな再生装置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録再生用レーザを用いた記録再
生システムの概要とブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明する光磁気記録再生装置に
おける動作原理図である。
【図3】本発明の基本となる、再生ビーム自身によって
形成される温度勾配で再生した場合の再生ビームスポッ
トと温度プロファイルの変化と再生信号の波形および概
念図を示す。
【図4】本発明の信号処理系のシステム的な概略のブロ
ック図である。
【図5】第2の磁性層の臨界温度Tsになる領域37の
前縁からの磁壁の移動による再生信号と後縁から磁壁の
移動による再生信号の比率、すなわち係数Kの検出方法
を示す概念図である。
【図6】第2の磁性層の臨界温度Tsになる領域37の
前縁からの磁壁の移動による再生信号と後縁から磁壁の
移動による再生信号の時間的なずれの遅延検出回路のブ
ロック図である。
【図7】第2の磁性層の臨界温度Tsになる領域37の
前縁からの磁壁の移動による再生信号と後縁から磁壁の
移動による再生信号の時間的なずれの遅延検出方法の各
部分波形図と概念図である。
【符号の説明】
11 第1の磁性層 12 第2の磁性層 13 第3の磁性層 14 磁区の磁化方向 15 磁壁 20 光学ヘッド 21 再生信号処理回路 25 高速デジタル信号処理回路 27 ODC 31 記録再生用ビーム 37 等温線Ts 41,42 コンパレータ 48 CPU 61 光磁気ディスク 63 光磁気記録媒体 67 記録再生用光源である半導体レーザ 68 加熱用光源である半導体レーザ 71,72 ダイクロイックミラー 75 偏向ビームスプリッタ 77 フォトセンサ 78 差動増幅器 79 LDドライバ 80 コントローラ 81 振幅比検出回路 82 ディレイ時間検出回路 83 磁気ヘッド 84 磁気ヘッドドライバ 85 信号処理回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁壁移動型の記録媒体から記録信号を再
    生する光学的情報記録再生方法において、 前記記録媒体に照射する記録再生用ビームによる読出し
    トラックの後方あるいは前方からの磁壁の移動による信
    号成分が重畳された再生信号から、前記記録信号を再生
    するために必要とする再生情報を前記再生信号に演算処
    理を施すことにより算出することを特徴とする光学的情
    報記録再生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学的情報記録再生方
    法において、前記記録再生用ビームによる読出しトラッ
    クの後方あるいは前方からの磁壁の移動による信号成分
    が重畳された再生信号は、再生される前記記録信号に対
    し、時間的にずれた前記記録信号が、一定の係数のもと
    に加えられたものであることを特徴とする光学的情報記
    録再生方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光学的情報記録再生方
    法において、上記係数と時間的なずれ量を、前記記録媒
    体に記録した所定の検出用パターンを再生することによ
    り算出することを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光学的情報記録再生方
    法において、上記検出用パターンは、前記記録信号の記
    録前にあらかじめ記録されていることを特徴とする光学
    的情報記録再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の光学的情報記録再生方
    法において、上記検出用パターンは、前記再生情報の記
    録時に、前記再生情報の前方に同時に記録されることを
    特徴とする光学的情報記録再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の光学的情報記録再生方
    法において、上記検出用パターンは、あらかじめソフト
    フォーマット方式で記録されていることを特徴とする光
    学的情報記録再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の光学的情報記録再生方
    に法おいて、上記検出用パターンは、あらかじめ磁壁移
    動再生方式で再生可能なプリフォーマット方式で記録さ
    れていることを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の光学的情報記録再生方
    法において、前記必要とする前記再生情報の検出は、
    (1)前記記録再生用ビームの後方からの磁壁の移動に
    よる信号成分と、必要とする信号成分の比率を算出す
    る、(2)前記記録再生用ビームの後方からの磁壁の移
    動による信号成分と、必要とする信号成分の時間的なず
    れ量を検出する、(3)上記信号成分の比率と時間的な
    ずれ量の値を用いて、前記再生信号のフーリエ変換を行
    い、前記再生信号を周波数スペクトラムに変換する、
    (4)前記再生信号のスペクトラム成分から、前記必要
    とされる再生情報のスペクトラム成分を導出し、前記必
    要とされる再生情報の信号のスペクトラム成分の逆フー
    リエ変換を行い、前記必要とされる再生情報の信号を時
    間軸上での情報に変換する、という手順で算出すること
    を特徴とする光学的情報記録再生方法。
  9. 【請求項9】 磁壁移動型の記録媒体から記録信号を再
    生する光学的情報記録再生装置において、 前記記録媒体に照射する記録再生用ビームによる読出し
    トラックの後方あるいは前方からの磁壁の移動による再
    生情報成分が重畳された再生信号を検出する再生信号検
    出手段と、前記記録信号を再生するために必要とする前
    記再生情報を前記再生信号に演算処理を施すことにより
    算出する演算処理算出手段とを備えたことを特徴とする
    光学的情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の光学的情報記録再生
    装置において、前記再生信号は、再生される前記記録信
    号に対し、時間的にずれた前記記録信号が一定の係数の
    もとに加えられたものであることを特徴とする光学的情
    報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の光学的情報記録再
    生装置において、上記係数と時間的なずれ量を、前記記
    録媒体に記録した所定の検出用パターンを再生すること
    により算出することを特徴とする光学的情報記録再生装
    置。
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