JP2841317B1 - 光磁気記録媒体から記録情報を再生する装置並びに方法 - Google Patents

光磁気記録媒体から記録情報を再生する装置並びに方法

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JP2841317B1 JP10025606A JP2560698A JP2841317B1 JP 2841317 B1 JP2841317 B1 JP 2841317B1 JP 10025606 A JP10025606 A JP 10025606A JP 2560698 A JP2560698 A JP 2560698A JP 2841317 B1 JP2841317 B1 JP 2841317B1
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    • G11B11/10515Reproducing

Abstract

【要約】 【課題】 再生磁界を用いて光磁気記録媒体から記録情
報を再生する際、より一層正確に記録情報を再生できる
方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 本発明は、光磁気記録媒体に再生光を照
射するとともに、ハイ2進信号にあたるアップ磁化方向
の信号とロー2進信号にあたるダウン磁化方向の信号と
から構成される交番再生磁界信号を印加して光磁気記録
媒体から電気信号を検出している。その際、検出された
電気信号がハイ2進信号及びロー2進信号のうち何れに
も該当されないと判断されると、検出された電気信号
を、その時に印加された再生磁界信号の磁化方向と反対
の2進信号に変換するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体か
ら記録情報を再生する装置並びに方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体が高密度で書換可能な情
報記録媒体として実用化されている。特に、希土類と遷
移金属の非晶質合金で作られた記録層を用いた光磁気記
録媒体は優れた特性を示している。情報を記録する方法
の一例を簡略に説明する。レーザ光を波長程度の小さな
スポットとして光記録媒体面上に集光させて記録層の温
度を150〜200℃程度に上昇させる。レーザ光の加
熱により記録媒体の温度がキュリー温度(Tc)以上に
なると、光記録媒体の該当部分で保持力が落ち、その
際、磁石を利用して一方向に直流バイアス磁界を印加さ
せると、加熱された部分が室温に戻るとき磁化反転が起
こりマーク(或いはピット)が記録される。
【0003】図1及び図2に基づき光磁気記録媒体に情
報を記録する過程を説明する。図1は一般的な形態の記
録装置を示す図であり、図2は図1の動作を説明するた
めのタイミング図である。光ディスク上にプリフォーマ
ットされた情報に基づいてチャネルクロック信号発生部
9がチャネルクロック信号10を発生させる。このチャ
ネルクロック信号10に基づいてレーザ駆動部11はレ
ーザダイオド1を駆動し、パルス発光させる。図2aの
パルス状のレーザビーム2は対物レンズ3により光ディ
スク8上に光スポット4として照射される。一方、光デ
ィス8の近傍に設けられた磁気ヘッド5を利用してデー
タ信号発生装置6では図2dに示す変調磁界7が形成さ
れる。それが光ディスク8にビーム2と対応させて加え
られる。これにより、光ディスク8には図2bのチャネ
ルビットに対応する図2eのマークが記録される。
【0004】図2a〜図2eに示すように、チャネルク
ロック信号10の周波数を高め、光ディスク8面に光ス
ポット4を集光してパルス状に照射すると、パルス状に
発光されたレーザ光と変調磁界との組合せにより、光ス
ポット4がチャネルクロック信号10に同期して光ディ
スク8に照射され、このようにして照射された光スポッ
ト4によってマークが光ディスク8に互いに重なって記
録される。この方法により、光スポット4より小さなマ
ーク長を有する磁気ピットの記録が行われる。この方法
は、特開平1−292603に公開された、よく知られ
ている技術である。
【0005】このように光ディスクに記録された情報を
再生するための一方法としては、一定の出力のレーザ光
をその波長程度にまで集光させて光記録媒体の表面上に
照射する方法が知られている。この集光された光スポッ
トは光磁気記録媒体の表面で反射される。その際、レー
ザ光の偏光状態がカー効果により変化する。この反射光
の偏光状態の変化を光学的に検出することにより、記録
媒体上から磁化状態の記録情報を読み出すことができ
る。
【0006】しかし、図3aに示すように、情報が光磁
気記録媒体上に高密度で記録されるに従って、磁気マー
クの長さが小さくなり、光スポットが磁気ピット(又は
マーク)よりも大きくなるため、再生時において分解
能、すなわち解像度が問題となる。図3bは再生時に検
出された信号を示し、図示のようにハイ信号とロー信号
との間の差d1が非常に小さくなる。そのため、S/N
比の悪化をもたらすようになる。
【0007】これを解決するために超解像度の技術が最
近試みられている。その一技術として多層膜間の交換結
合力を用いた磁気超解像(MSR:Magnetically Induc
ed Super Resolution)方法が紹介されている。磁気超解
像技術の一方法である面内磁化膜を用いた方式を図4に
示した。図4に示すように、光磁気記録媒体は、保磁力
が比較的に小さな再生層と保磁力が比較的に大きな記録
層との交換結合構造の2層膜から構成されている。再生
層は室温では面に平行に磁化される面内磁化膜である
が、所定温度以上では磁化方向が変化して垂直方向に磁
化される。記録層は情報を維持するために垂直磁化膜か
らなっている。情報の再生のために光ビームが再生層に
照射されると、光スポットの中心近傍の高温領域(図4
でしきい値以上の温度領域)における再生層の磁化が面
内磁化から垂直磁化に変化し、極カー効果(pole Kerr e
ffect)が表れる。すなわち、再生層の高温領域が記録層
の磁界と同じ磁化方向に変わる。一方、周辺の低温領域
では極カー現象が表れないため、記録層の磁化がマスク
される。従って、再生レーザ光のパワーを適切に選択す
ると、光スポットの中心近傍にあたる高温領域のみで記
録情報が再生されるため、超解像度の再生動作が可能に
なる。
【0008】光記録媒体から記録情報を再生する装置の
一例を図5に示した。図6は図5に示す装置の動作を示
すタイミング図である。この再生装置では再生光として
レーザ光をパルス状に照射する方法を採った。再生クロ
ック発生器58からの図6aに示すような再生クロック
信号に基づいてパルス整形器57はパルス状の信号を出
力する。レーザ駆動部56は、このパルス状の信号に応
答してレーザダイオード55を駆動する。図6bに示す
レーザダイオード55からパルス状に発光されたレーザ
光は、集光レンズ54で集光され、第1偏光ビーム分割
器52を通過し、対物レンズ52で集光されて光記録媒
体51上に照射される。光記録媒体51上に集光された
光スポットは反射され、再び対物レンズ52を介して第
1偏光ビーム分割器53に入射する。光スポットは第1
偏光分割器53により分割され第2偏光分割器59へ入
射する。ここで光スポットの中のP偏光成分は透過さ
れ、S偏光成分は反射される。P偏光成分及びS偏光成
分はそれぞれ第1光検出器61及び第2光検出器60に
より集光され、電気信号に変換される。この光電変換さ
れた電気信号は差動増幅器62に入力されて差動増幅さ
れた後、再生信号処理部63に入力される。再生信号処
理部63は差動増幅器62の出力信号を処理して検出さ
れた記録情報としてのビット信号、つまり2進信号を出
力する。通常、差動増幅器62から出力されたパルス信
号をローパスフィルタ等でフィルタリングし、そのフィ
ルタリングされた信号を零交差させて「0」又は「1」
の再生ビット信号を得ている。図6dは図5の光記録媒
体51に記録された記録マークを示している。図6dに
おいてハッチングされたマークはハイレベルの信号を、
ホワイトマークはローレベルの信号を指示する。
【0009】一方、最近には、図3a及び図3bで説明
したように高密度記録時に発生可能な問題点を解消する
ための技術としてMAMMOS(Magnetic Amplifying M
agneto-Optical System)と呼ばれる技術が使用されてい
る。この技術は、より一層高い記録密度を実現可能な技
術であり、記録層と拡大再生層とからなる2層磁性膜を
利用する。すなわち、記録媒体に交番する再生磁界を印
加して高密度の微少の磁区を拡大して拡大再生層に転写
することにより、検出された再生信号を増幅させる技術
である。図6cに示すように、この交番磁界はハイレベ
ルの2進信号に対応するアップ磁化方向の磁界信号と、
ローレベルの2進信号に対応するダウン磁化方向の磁界
信号とから構成される。図6dに示すような記録マーク
に係わらずに図6cの交番再生磁界を印加する理由は、
以下の通りである。一磁区を拡大して再生した状態のま
までは次の磁区の有無を判別することができないため、
外部から印加される再生磁界信号の極性を反転させて再
生された、つまり再生層に拡大転写された以前の磁区を
収縮且つ消滅させるためである。
【0010】しかし、このMAMMOS技術による再生
方法は、印加された再生磁界信号の磁化方向と記録マー
クの信号レベルとが一致しない場合に再生信号を正確に
検出することができなくなる。図6c、図6d、及び図
6eを参照すると、印加された再生磁界信号の磁化方向
と記録マークの信号レベルとが互いに一致する場合には
図6eに示すように検出された再生信号のレベルがL1
又はL3と表れるが、互いに一致しない場合には再生信
号のレベルがL2と表れる。ここで、レベルL1、レベ
ルL3はそれぞれハイレベルの2進信号、ローレベルの
2進信号と読まれるが、レベルL2はハイレベルの2進
信号「1」又はローレベルの2進信号「0」と読み取ら
れない。従って、このレベルL2の再生信号はエラーを
発生させる。言い換えれば、図6に示すように、光記録
媒体に記録された記録マークの見地から見るとき、P1
時点で再生磁界信号はハイレベルの2進信号を増大させ
るためのアップ磁化方向を有し、P2時点ではローレベ
ルの2進信号を増大させるためのダウン磁化方向を有し
なければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
に、MAMMOS技術的の特性はアップ磁化方向とダウ
ン磁化方向とが交互に印加されるので、上記の問題点が
避けられない。さらに、ハイ信号及びロー信号を判断す
るために複数のレベルで零交差又はレベルスライシング
を行ってもエラーが発生することがある。したがって、
検出された再生信号をレベルスライシングする方法では
記録された2進情報を正確に読み出すことができない。
本発明は、再生磁界を用いて光磁気記録媒体から記録情
報を再生する際、より一層正確に記録情報を再生できる
方法及び装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の装置及び方法によれば、記録情報を増大さ
せて検出するために再生光と共にそれを増幅するための
交番再生磁界信号を別途に光記録媒体に印加したとき、
検出された記録情報のレベルがハイレベルの2進信号及
びローレベルの2進信号のうち何れにも該当しないと、
その時に印加された再生磁界信号の磁化方向と反対レベ
ルの2進信号を記録情報として出力するようにした。こ
れは、記録情報を検出する際、記録情報にあたる2進信
号のレベルと反対の磁化方向の再生磁界信号が光磁気記
録媒体に印加されるという事実に基づいている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図7及び図8に基づいて本
発明実施形態の装置及び方法を詳細に説明する。まず、
図7の信号再生部100の構成は、102が光記録媒
体、103、108が集光レンズ、104、105が光
ビーム分割器、106、107が光検出器、109がレ
ーザダイオード、110がレーザ駆動部、111が差動
増幅器、112がパルス整形器、113が第1クロック
発生器、101は再生磁界信号発生部200から交番再
生磁界信号を加える磁気ヘッドで、符号を変えてあるだ
けで図5に示した装置と同じで、したがって、その動作
も同じであるので、その説明は省略する。図7におい
て、本実施形態の再生信号処理部300は、光記録媒体
102から検出された再生信号の大きさに基づいてハイ
レベルの2進の信号又はローレベルの2進の信号を出力
し、再生信号がエラー状態として表れる場合にも再生信
号に相応する2進の信号を出力する。なお、レーザダイ
オード109が再生光を発生する再生光発生部で、第1
偏光ビーム分割器104から差動増幅器111までの回
路が再生部を構成している。
【0014】図7において信号再生部100の差動増幅
器111を介して出力される検出された図8eに示す再
生信号は、再生信号処理部300のサンプルアンドホー
ルド301に入力される。この検出された再生信号は、
ハイレベルの2進信号「1」又はローレベルの2進信号
「0」に相応する大きさであるべきである。しかし、図
8eに示すように、ハイレベルとローレベルとの間の中
間大きさを有する信号も存する。このような中間大きさ
を有する再生信号は、サンプルアンドホールド301を
経て図8fに示すようにエラー再生信号(Serror )と
して表れる。
【0015】図8fと記録マークを示す図8dとを比較
すると、図8cの再生磁界により検出された再生信号中
の一部が、ハイレベルの2進信号でもローレベルの2進
信号でもない中間レベルのエラー信号として表れるのが
分かる。その理由を説明すると、光磁気記録媒体102
に記録された記録マークがローレベルの2進信号に当た
るときには再生磁界がダウン磁化方向となり、記録マー
クがハイレベルの2進信号にあたるときには再生磁界信
号がアップ磁化方向となるべきであるが、しかし、前述
したように、MAMMOS方式により印加された再生磁
界信号は、光磁気記録媒体102に記録されている記録
マークの信号レベルに係わらずに、アップ磁化方向及び
ダウン磁化方向が交互に反復されるため、増大されたハ
イレベル信号でも増大されたローレベル信号でもない中
間レベルの大きさを有するエラー信号(Serror )を発
生させるようになる。
【0016】上述したようなエラー信号(Serror )を
判断するために、本実施形態では再生信号処理部300
内に比較器308、309を別に備える。更に、信号再
生部100を通って光磁気記録媒体102から再生され
た信号がハイレベルの2進信号「1」かローレベルの2
進信号「0」かを判断するために、2つの基準値(Vre
f1、Vref2)が使用される。ここでは2つの基準値が使
用されたが、エラー信号(Serror )の2進レベルをよ
り詳細且つ正確に判断するために2つ以上の基準値を使
用してもよい。
【0017】この再生信号処理部300のサンプルアン
ドホールド301から出力された再生信号は、図8fに
示すように3つのレベル、つまりピークレベル、ボトム
レベル、及びエラーレベル(Verror )を有する。次い
で、ピークホールダ302、ボトムホールダ303はそ
れぞれサンプルアンドホールド301の出力信号から検
出された再生信号のピーク値、ボトム値のみを保持す
る。ピーク値は抵抗304、305、306により電圧
分割されてハイレベルの2進信号を判断するための第1
基準値(Vref1)となり、ボトム値は抵抗305、30
6、307により電圧分割されてローレベルの2進信号
を判断するための第2基準値(Vref2)となる。従っ
て、図8fに示すように、第1基準値(Vref1)は第2
基準値(Vref2)より大きな値を有する(Vref1>Vre
f2)。第1基準値(Vref1)は第1比較器308の反転
入力端子(−)に入力され、第2基準値(Vref2)は第
2比較器309の反転入力端子(−)に入力される。一
方、サンプルアンドホールド301の出力信号は第1比
較器308及び第2比較器309の非反転入力端子
(+)に共通に入力される。この実施形態では基準値が
反転入力端子(−)にサンプルアンドホールド301の
出力信号が非反転入力端子(+)に入力されたが、逆に
基準値が非反転入力端子(+)にサンプルアンドホール
ド30の出力信号が反転入力端子(−)に入力されても
よい。
【0018】ここで、3つの場合が発生し得る。第1の
場合は、サンプルアンドホールド301の出力信号(V
sh)が第2基準値(Vref2)より小さい場合(Vsh<Vr
ef2)であり、第2の場合はサンプルアンドホールド3
01の出力信号(Vsh)が第1基準値(Vref1)より大
きい場合(Vsh>Vref1)であり、第3の場合はサンプ
ルアンドホールド301の出力信号(Vsh)が第1基準
値(Vref1)と第2基準値(Vref2)との間にある場合
(Vref2<Vsh<Vref1)である。
【0019】まず、第1の場合を説明すると、第1比較
器308と第2比較器309は全てロー信号を出力し、
これらは第1ANDゲート310に入力される。その
際、第1比較器308の出力信号は、反転された後第1
ANDゲート310に入力される。第1ANDゲート3
10の出力信号は反転された後ORゲート311の一入
力端子に入力され、ORゲート311の他入力端子には
再生磁界信号発生部200からの再生磁界信号が反転さ
れた後入力される。ここで、第1ANDゲート310か
ら出力されたロー信号は反転された後、ハイ信号として
ORゲート311に入力されるので、ORゲート311
は再生磁界信号の磁化方向に関係なくハイ信号を出力す
る。第2ANDゲート312はORゲート311からの
ハイ信号と第2比較器309からのロー信号を入力する
ので、ロー信号を出力する。
【0020】第2の場合は、サンプルアンドホールド3
01の出力値(Vsh)が第1基準値(Vref1)より大き
い場合であり、第1比較器308及び第2比較器309
がハイ信号を出力する。しかし、第1比較器308から
のハイ信号はロー信号に反転された後第1ANDゲート
310へ入力されるので、第1比較器308、第2比較
器309の出力信号を入力する第1ANDゲート310
はロー信号を出力する。次いで、第1ANDゲート31
0からのロー信号はハイ信号に反転された後ORゲート
311に入力されるので、ORゲート311は他の入力
信号である反転された再生磁界信号に係わらずにハイ信
号を出力する。一方、ORゲート311及び第2比較器
309の出力信号を入力する第2ANDゲート312
は、入力信号が全てハイ信号なのでハイ信号を出力す
る。
【0021】第3の場合は、サンプルアンドホールド3
01の出力信号(Vsh)が第1基準値(Vref1)と第2
基準値(Vref2)との間にある場合である。この場合
は、再生磁界信号の影響によって信号再生部100から
エラー状態の再生信号が出力される。第1比較器308
はロー信号を、第2比較器309はハイ信号を出力す
る。そして、第1ANDゲート310には2つのハイ信
号が入力されるので、第1ANDゲート310はハイ信
号を出力する。このハイ信号はロー信号に反転された後
ORゲート311の一入力端子に入力され、ORゲート
311の他入力端子には反転された再生磁界信号が入力
されるので、ORゲート311は再生磁界信号の磁化方
向とは反対のレベル信号を出力する。すなわち、その時
の再生磁界信号がハイに対応するアップ磁界方向の場合
ロー信号を出力し、ロー信号に対応するダウン磁化方向
を有するとハイ信号を出力する。更に、第2ANDゲー
ト312には第2比較器309からのハイ信号及びOR
ゲート311の出力信号を入力するので、第2ANDゲ
ート312の出力信号はORゲート311の出力信号に
従属する。一方、ORゲート311は再生磁界信号の磁
化方向と反対レベルの2進信号を出力するので、第2A
NDゲート312も再生磁界信号の磁化方向と反対レベ
ルの2進信号を出力するようになる。すなわち、図8c
に示すように、再生磁界発生部200からの再生磁界信
号がハイ信号にあたるアップ磁化方向を有すると再生信
号処理部300はローレベルの2進信号を再生ビット信
号として出力し、再生磁界信号がロー信号にあたるダウ
ン磁化方向を有すると再生信号処理部300はハイレベ
ルの2進信号を再生ビット信号として出力する。
【0022】
【発明の効果】前述したように、本発明は、エラー状態
の再生信号が記録マークと反対の磁化方向を有する再生
磁界信号の印加により発生するという点を用いて、エラ
ー状態の再生信号が発生されるとき、その時に印加され
た再生磁界信号の磁化方向と反対レベルの2進信号を再
生チャネルビットストリームとして出力する。よって、
再生磁界の磁化方向に係わらずに光記録媒体に記録され
た情報を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光磁気記録媒体に情報を記録する通常の装置
を示す構成図。
【図2】 図1に示す装置の各部分での信号を示すタイ
ミング図。
【図3】 光磁気記録媒体に高密度で記録された情報の
再生時の問題点を示す説明図。
【図4】 面内磁化膜を利用して記録情報を再生するM
SR技術を示す説明図。
【図5】 光磁気記録媒体から情報を再生する通常の装
置を示す構成図。
【図6】 図5に示す装置の各部分での信号を示すタイ
ミング図。
【図7】 本発明実施形態の光記録媒体から記録情報を
再生する装置を示す構成図。
【図8】 図7に示す装置の各部分での信号を示すタイ
ミング図。
【符号の説明】
100 信号再生部 200 再生磁界信号発生部 300 再生信号処理部 301 サンプルアンドホールド 302 ピークホールダ 303 ボトムホールダ 304〜307 抵抗 308、309 比較器 310、312 ANDゲート 311 ORゲート

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体に再生光を照射するとと
    もに、ハイ2進信号に対応するアップ磁化方向の信号と
    ロー2進信号に対応するダウン磁化方向の信号とから構
    成される交番再生磁界信号を印加することにより、光磁
    気記録媒体から電気信号を検出するステップ;検出され
    た電気信号がハイ2進信号及びロー2進信号のうち何れ
    にも該当しないと判断されたとき、その検出された電気
    信号を、その時に印加された交番再生磁界信号の磁化方
    向と反対の2進信号に変換するステップ;を備えること
    を特徴とする光磁気記録媒体から記録情報を再生する方
    法。
  2. 【請求項2】 (a)光磁気記録媒体に再生光を照射す
    ると共に、ハイ2進信号に対応するアップ磁化方向の信
    号とロー2進信号に対応するダウン磁化方向の信号とか
    ら構成される交番再生磁界信号を印加することにより、
    光磁気記録媒体から電気信号を検出するステップ; (b)検出された電気信号を、ハイ2進信号かロー2進
    信号かを判断するために少なくとも2つの基準値と比較
    するステップ; (c)ステップ(b)において、検出された電気信号が
    ハイ信号にも且つロー信号にも当たらないと判断される
    とき、検出された電気信号をその時に印加された交番再
    生磁界信号の磁化方向と反対の2進信号に変換するステ
    ップ;を備えることを特徴とする光磁気記録媒体から記
    録情報を再生する方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの基準値を求めるため
    に、検出した電気信号をサンプルして保持するステッ
    プ;サンプルして保持された信号からピーク値、ボトム
    値を検出するステップ;ピーク値、ボトム値を電圧分割
    することにより少なくとも2つの基準値を求めるステッ
    プ;を更に備えることを特徴とする請求項2記載の光磁
    気記録媒体から記録情報を再生する方法。
  4. 【請求項4】(a)光磁気記録媒体に再生光を照射する
    と共に、ハイ2進信号に対応するアップ磁化方向の信号
    とロー2進信号に対応するダウン磁化方向の信号とから
    構成される交番再生磁界信号を印加することにより、光
    磁気記録媒体から電気信号を検出するステップ; (b) 検出された電気信号がハイ2進信号を判断する
    ための第1基準値以上であるときにはハイ信号に、ロー
    2進信号を判断するための第2基準値以下であるときに
    はロー信号に検出された電気信号を変換するステップ; (c)ステップ(b)において、検出された電気信号が
    第1基準値と第2基準値との間にあるとき、その時に印
    加された交番再生磁界信号の磁化方向と反対の2進信号
    に検出された電気信号を変換するステップ;を備えるこ
    とを特徴とする光磁気記録媒体から記録情報を再生する
    方法。
  5. 【請求項5】 第1基準値と第2基準値を求めるため
    に、検出された信号をサンプルして保持するステップ;
    サンプルして保持された信号のピーク値、ボトム値を検
    出するステップ;ピーク値を電圧分割して第1基準値を
    求め、ボトム値を電圧分割して第2基準値を求めるステ
    ップ;を備えることを特徴とする請求項4記載の光磁気
    記録媒体から記録情報を再生する方法。
  6. 【請求項6】 ハイ2進信号に対応するアップ磁化方向
    の信号と、ロー2進信号に対応するダウン磁化方向の信
    号とから構成される交番再生磁界信号を発生する再生磁
    界信号発生部;再生光を発生する再生光発生部;光磁気
    記録媒体に再生光及び交番再生磁界信号を印加して、記
    録媒体から再生信号を検出する再生部;検出された再生
    信号を少なくとも2つの基準値と比較してハイ2進信号
    及びロー2進信号のいずれかに変換し、再生信号がハイ
    2進信号及びロー2進信号のうち何れにも当たらないエ
    ラー信号であるときには、その時に印加された再生磁界
    信号の磁化方向と反対の一2進信号に変換する再生信号
    処理部;を備えることを特徴とする光磁気記録媒体から
    記録情報を再生する装置。
  7. 【請求項7】 再生信号処理部は、 検出された再生信号をサンプルして保持するサンプルア
    ンドホールド;サンプルアンドホールドの出力信号を用
    いてハイ2進信号を判断するための第1基準値とロー2
    進信号を判断するための第2基準値を発生する基準値発
    生部;第1基準値を第1入力端子に、サンプルアンドホ
    ールドの出力信号を第2入力端子に入力する第1比較
    器;第2基準値を第1入力端子に、サンプルアンドホー
    ルドの出力信号を第2入力端子に入力する第2比較器;
    第1比較器の出力信号と第2比較器の出力信号とが同一
    であれば出力信号にあたる2進信号を再生ビット信号と
    して出力し、同一でなければ再生磁界信号の磁化方向と
    反対の2進信号を再生ビット信号として出力する再生ビ
    ット信号出力部;を備えることを特徴とする請求項6記
    載の光磁気記録媒体から記録情報を再生する装置。
  8. 【請求項8】 基準値発生部は、 サンプルアンドホールドの出力信号のピーク値を保持す
    るピークホールダ;サンプルアンドホールドの出力信号
    のボトム値を保持するボトムホールダ;ピーク値を電圧
    分割して第1基準値を、ボトム値を電圧分割して第2基
    準値を出力する複数個の抵抗;を備えることを特徴とす
    る請求項6記載の光磁気記録媒体から記録情報を再生す
    る装置。
  9. 【請求項9】 再生ビット信号発生部は、 第1比較器の出力信号の反転信号及び第2比較器の出力
    信号を入力する第1ANDゲート;再生磁界信号の反転
    信号及び第1ANDゲートの出力信号の反転信号を入力
    するORゲート;ORゲートの出力信号及び第2比較器
    の出力信号を入力して再生ビット信号を出力する第2A
    NDゲート;を備えることを特徴とする請求項6記載の
    光磁気記録媒体から記録情報を再生する装置。
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