JPH1088669A - 建築物 - Google Patents

建築物

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JPH1088669A
JPH1088669A JP24348496A JP24348496A JPH1088669A JP H1088669 A JPH1088669 A JP H1088669A JP 24348496 A JP24348496 A JP 24348496A JP 24348496 A JP24348496 A JP 24348496A JP H1088669 A JPH1088669 A JP H1088669A
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JP
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JP24348496A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Tsuruoka
光男 鶴岡
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TSURUOKA EXTERIOR KK
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TSURUOKA EXTERIOR KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガレージの組立施工を容易にする。壁の厚さ
寸法を薄くする。 【解決手段】 縦柱14および補助縦柱の側部に、断面コ
の字状の取付ピース33を溶接して固定する。取付ピース
33は、室内側に内板部38を向け、室外側に外側開口部41
を向ける。補強用の横柱21は、端部を外側開口部41から
各取付ピース33に嵌入し、ボルト47にて固定して、縦柱
14および補助縦柱を互いに連結固定する。横柱21の外側
面に、壁板をビスを用いて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガレージなどの建
築物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガレージなどの建築物において、
複数の棒状の垂直材を立設するとともに、これら垂直材
同士を互いに複数の棒状の水平材で連結し、これら垂直
材および水平材に壁材および屋根材を固定した構成が知
られている。
【0003】そして、この種の建築物では、各水平材
は、垂直材の外側面に溶着などして固定されるととも
に、壁材は、これら水平材の外側面にねじなどにて固定
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
施工現場において、水平材を垂直材に溶接などして固定
する作業が必要になる場合があり、現場での作業が煩雑
になる問題を有している。また、垂直材の外側に水平材
を配置すると、壁の内側に突出する部分の厚さ寸法が大
きくなり、空間を有効に利用しにくくなる問題を有して
いる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、組立施工を容易にできるとともに、空間を有効に
利用できる建築物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の建築物
は、棒状をなして立設された本体部、およびこの本体部
の側部に設けられた複数の接続部を備えた複数の垂直材
と、前記垂直材の各接続部に接続されて前記垂直材を互
いに連結する複数の水平材と、これら水平材に固定され
る壁材とを具備したものである。
【0007】そして、この構成では、垂直材を所定間隔
で立設した状態で、水平材を垂直材の各接続部に接続す
ることにより、垂直材同士が連結され、現場で容易に組
立施工される。また、水平材は、垂直材の内側あるいは
外側ではなく、側部に設けられた接続部に接続され、こ
の接続部に壁材が固定されるため、壁の部分の厚さ寸法
が小さくなる。
【0008】請求項2記載の建築物は、請求項1記載の
建築物において、接続部は、隣接する垂直材に設けられ
た接続部に向かう端部開口部と、外側に向かう外側開口
部とを備え、壁材は、水平材の外側に固定されたもので
ある。
【0009】そして、この構成では、垂直材を所定間隔
で立設して固定した状態で、水平材を外側開口部を介し
て接続部に容易に組み合わせることが可能になる。ま
た、水平材の外側に壁材を固定した状態で、外側開口部
はこの壁材に覆われるため、外観が良好になる。
【0010】請求項3記載の建築物は、請求項2記載の
建築物において、接続部は、断面略コの字状をなし、本
体部に溶着されたものである。
【0011】そして、この構成では、垂直材の構造が簡
略で製造が容易になり、製造コストが低減される。
【0012】請求項4記載の建築物は、請求項1ないし
3いずれか記載の建築物において、水平材は、ボルトを
用いて接続部に接続されたものである。
【0013】そして、この構成では、水平材が接続部に
容易に接続され、現場での組立施工が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建築物の一実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0015】図2において、1は建築物としてのガレー
ジで、このガレージ1は、正面側が車両などが出入りす
る開口部2となり、両側部が側壁部3,3により覆わ
れ、奥側が後壁部5で覆われているとともに、上側が屋
根部6により覆われて、1台あるいは2台程度の乗用
車、農機具などを収納するように構成されている。
【0016】そして、このガレージ1は、壁材としての
壁板11および屋根材としてのルーフデッキ12を備えてい
るほか、図2ないし図4に示すように、荷重支持部材と
して、垂直に配置される棒状をなす垂直材、水平に配置
される棒状をなす水平材、および、ルーフデッキ12を支
えるために傾斜などして配置される棒状をなす梁材など
を組み合わせて構成されている。
【0017】そして、これらの荷重支持部材は、主とし
て、鉄製の角パイプなどいわゆる鉄骨にて形成され、垂
直材として、ガレージ1の四隅に位置する縦柱14、およ
びこれら縦柱14の間に所定の間隔で配置される複数の補
助縦柱15を備えている。また、水平材としては、隣接す
る縦柱14あるいは補助縦柱15間に配置される複数の横柱
21と、補助縦柱15の上下に配置される側部梁22とを備え
ている。さらに、梁材としては、それぞれC形鋼などに
て形成された、開口部2の上部に位置する前部梁23、後
壁部5の上部に位置する後部梁24、両側に位置し、前側
から後側に向って下降して傾斜して配置される傾斜梁2
6、および、前後方向の中央部に位置し両側に延びる中
央梁27とを備えている。
【0018】そして、縦柱14および補助縦柱15の一部に
は、下端部に図示しない鉄板が固定されており、これら
鉄板を地下に埋設固定されたコンクリート製のアンカー
にボルト止めして、ガレージ1が固定されている。
【0019】また、各縦柱14および補助縦柱15は、棒状
をなす本体部31を備えるとともに、この本体部31の一側
部あるいは両側部、すなわち、各壁板11の面方向に沿っ
た方向に向いた面には、上下方向に所定の間隔を介し
て、接続部としての取付ピース33が固着されている。そ
して、これら取付ピース33は、図1、図5および図6な
どに示すように、鉄板を屈曲などして断面略コの字状に
形成され、一端部を本体部31に溶接して固着されてい
る。すなわち、これら取付ピース33は、本体部31に固着
された状態で、上板部36と、下板部37と、これら上板部
36と下板部37とを連結する内板部38とを備え、内板部38
は、ガレージ1の室内側を向くようになっているととも
に、隣接する垂直材に設けられた取付ピース33に向かう
端部開口部40と、ガレージ1の室外側に向かう外側開口
部41とが設けられている。さらに、これら取付ピース33
の上板部36および下板部37には、上下に貫通するボルト
用通孔44が所定数形成されている。なお、例えば、各縦
柱14および補助縦柱15の上下方向の中間部に取り付けら
れた3個の取付ピース(胴渕取付ピース)33は、本体部
31からの突出長が50mm、幅寸法(壁の厚さ方向の寸
法)60mm、上板部36と下板部37との間隔が31mm、ボ
ルト用通孔44は1か所で径寸法は9mmに形成されている
のに対し、図5に示すように、各縦柱14の側壁部3に沿
った部分の上側の2個および下端の1個の取付ピース
(梁取付ピース)33は、本体部31からの突出長が100
mm、幅寸法75mm、上板部36と下板部37との間隔が76
mm、ボルト用通孔44は2か所で径寸法は11mmに形成さ
れている。
【0020】そして、水平材としての複数の横柱21、側
部梁22、前部梁23および後部梁24の両端部近傍には、そ
れぞれ取付ピース33のボルト用通孔44に対応して上下に
貫通するボルト用通孔46が所定数形成されており、これ
ら横柱21などの両端部は、それぞれ対応する取付ピース
33に嵌め込まれた上、ボルト用通孔44,46にボルト47を
挿入しナット48にて締め付けて固定され、隣接する横柱
21同士などを互いに連設している。
【0021】さらに、側部梁22および後部梁24などの下
面あるいは上面にも、縦柱14などと同様に、取付ピース
51が取り付けられている。そして、縦柱14および補助縦
柱15の端部を、これら取付ピース51に嵌合してボルト止
めすることにより、補助縦柱15の端部が固定されてい
る。
【0022】そして、壁板11は、あらかじめ孔を形成し
た上で、ビスなどを用いて横柱21などに固定され、ルー
フデッキ12についても、ビスなどを用いて、傾斜梁26お
よび中央梁27などに固定されている。
【0023】なお、この実施の形態では、ガレージ1の
開口部2において、両側方向の外形の寸法は6000m
m、内側の寸法は5800mmであり、高さ方向の外形の
寸法は3600mm、内側の寸法は3200mmになってい
る。
【0024】そして、本実施の形態によれば、垂直材と
しての縦柱14および補助縦柱15と、水平材としての横柱
21および側部梁22と梁材としての前部梁23、後部梁24、
傾斜梁26、および、中央梁27となどを、互いの本体部31
の側面部に設けた取付ピース33,51に嵌め込んでボルト
47で固定することにより、荷重支持部材を容易に組み立
てることができ、この荷重支持部材に壁板11およびルー
フデッキ12をビス止めなどして固定することにより、容
易にガレージ1を組み立てることができる。
【0025】すなわち、現場における作業としては、各
縦柱14および適宜の補助縦柱15を所定間隔で立設して固
定した状態で、これら縦柱14および補助縦柱15の取付ピ
ース33に横柱21を嵌め込んでボルト47で固定することに
より、縦柱14および補助縦柱15同士を垂直材同士を強固
に連結できるため、溶接などを施工現場で必要とせず、
現場で容易に組立施工することができる。
【0026】また、各取付ピース33,51は、各部材の本
体部31の内側あるいは外側ではなく側部に取り付けら
れ、これら取付ピース33,51に他の部材が接続固定され
ており、例えば、側壁部3においては、図1および図6
に示すように、縦柱14および補助縦柱15は多数の横柱21
により連結されるとともに、この横柱21に壁板11がビス
などにて固定されるため、各壁の部分の厚さ寸法を小さ
くして、空間を有効に利用することができる。
【0027】そして、各取付ピース33,51は、断面コの
字状の部材を棒状の本体部31に溶接して形成できるた
め、構造を簡略化して容易に製造でき、製造コストを低
減できる。そして、各取付ピース33,51を、外側に向か
って開口した外側開口部41を設けた断面コの字状とする
ことにより、外側に向かって開口した外側開口部41か
ら、この取付ピース33に固定される横柱21を容易に嵌入
できるとともに、各取付ピース33,51の内板部38が接続
部分を覆うため、外観を良好にすることができる。
【0028】また、本実施の形態では、各水平材および
垂直材などについて、鉄骨を用いており、適宜の間隔の
横柱21を配置するとより、カレージ1として十分な強度
を得ることができる。そこで、例えば強度を補強するた
めのいわゆるターンバックルなどを用いる必要がなく、
構造を簡略化することができる。なお、この横柱21ある
いは補助縦柱15などの間隔、個数などは、カレージ1の
大きさ、部材の強度などに合わせて適宜増減することが
できる。例えば、上記の実施の形態では、上下の側部梁
22の間に700mmあるいは750mm間隔で3列の横柱21
を配置したが、これを2列とすることもできる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の建築物によれば、垂直材
を所定間隔で立設した状態で、水平材を垂直材の各接続
部に接続することにより、垂直材同士を連結して、現場
で容易に組立施工することができる。また、水平材は、
垂直材の内側あるいは外側ではなく、側部に設けられた
接続部に接続され、この接続部に壁材が固定されるた
め、壁の部分の厚さ寸法を小さくして、空間を有効に利
用することができる。
【0030】請求項2記載の建築物によれば、請求項1
記載の効果に加え、接続部に、隣接する垂直材に設けら
れた接続部に向かう端部開口部の他に、外側に向かう外
側開口部を備えたため、垂直材を所定間隔で立設して固
定した状態で、水平材を外側開口部を介して接続部に容
易に組み合わせることができる。また、壁材は、水平材
の外側に固定されるため、壁材を固定した状態で、外側
開口部はこの壁材に覆われ、外観を良好にすることがで
きる。
【0031】請求項3記載の建築物によれば、請求項2
記載の効果に加え、接続部を、断面略コの字状の部材を
本体部に溶着して構成することにより、垂直材の構造を
簡略化して製造を容易にし、製造コストを低減すること
ができる。
【0032】請求項4記載の建築物によれば、請求項1
ないし3いずれか記載の効果に加え、水平材を、ボルト
を用いて接続部に接続するため、水平材を接続部に容易
に接続でき、現場での組立施工を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築物の一実施の形態を示す一部の分
解斜視図である。
【図2】同上建築物の斜視図である。
【図3】同上建築物の内側から側壁部を見た説明図であ
る。
【図4】同上建築物の内側から後壁部を見た説明図であ
る。
【図5】同上建築物の一部の分解斜視図である。
【図6】同上建築物の側壁部の断面図である。
【符号の説明】
1 建築物としてのガレージ 11 壁材としての壁板 14 垂直材としての縦柱 21 水平材としての横柱 31 本体部 33 接続部としての取付ピース 40 端部開口部 41 外側開口部 47 ボルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状をなして立設された本体部、および
    この本体部の側部に設けられた複数の接続部を備えた複
    数の垂直材と、 前記垂直材の各接続部に接続されて前記垂直材を互いに
    連結する複数の水平材と、 これら水平材に固定される壁材とを具備したことを特徴
    とする建築物。
  2. 【請求項2】 接続部は、隣接する垂直材に設けられた
    接続部に向かう端部開口部と、外側に向かう外側開口部
    とを備え、 壁材は、水平材の外側に固定されたことを特徴とする請
    求項1記載の建築物。
  3. 【請求項3】 接続部は、断面略コの字状をなし、本体
    部に溶着されたことを特徴とする請求項2記載の建築
    物。
  4. 【請求項4】 水平材は、ボルトを用いて接続部に接続
    されたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載
    の建築物。
JP24348496A 1996-09-13 1996-09-13 建築物 Pending JPH1088669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080649A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 三協立山株式会社 簡易建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080649A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 三協立山株式会社 簡易建物

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