JPH1087728A - 酸およびアミン官能性ポリマーの製造方法 - Google Patents

酸およびアミン官能性ポリマーの製造方法

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JPH1087728A
JPH1087728A JP9239077A JP23907797A JPH1087728A JP H1087728 A JPH1087728 A JP H1087728A JP 9239077 A JP9239077 A JP 9239077A JP 23907797 A JP23907797 A JP 23907797A JP H1087728 A JPH1087728 A JP H1087728A
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anhydride
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acid
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JP9239077A
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Thomas Glenn Madle
トーマス・グレン・マドリー
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Rohm and Haas Co
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Rohm and Haas Co
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アニオン的に安定化されたラテックスにアミ
ン官能基を有するラテックス組成物の製造方法の提供。 【解決手段】 フリーラジカル開始付加重合条件下にお
いて、酸およびアミン官能性ポリマーを製造する方法で
あって、(a) 酸無水物モノマーとエチレン性不飽和
モノマーとを共重合させて、酸無水物ポリマーを生成す
る工程であって、酸無水物モノマーの量がモノマー総重
量の0.1から50.0重量%である工程、(b)塩基
を加える工程、(c)ついで、ただちに酸無水物1モル
当たり0.001から2.0モルのジアミンを加える工
程、および(d)成分を反応させる工程を含む製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は新規な酸およびアミン官能性ポリ
マーおよびその製造方法に関する。この方法は、水性
系、極性溶剤系、非極性溶剤系、およびこれらの組み合
わせの系において有用である。本発明の方法は、アニオ
ン的に安定化されたラテックスにアミン官能基を有する
場合のラテックス組成物を調製するために特に有用であ
る。
【0002】「アニオン的に安定化されたラテックス」
とは、ラテックス粒子の表面またはその近傍の、吸着ま
たは化学的に結合されたアニオン性基の存在によりコロ
イド的に安定化されているラテックスをいう。アニオン
性安定剤は、カチオン性安定剤よりも、容易に使用で
き、安価であり、比較的少ない使用量で高いコロイド安
定性をラテックスにもたらすので、一般にアニオン性安
定剤の方がカチオン性安定剤よりも好ましい。しかし、
カチオン特性をラテックスに付与すると得られるコーテ
ィングの特性が非常によくなることも知られている。
【0003】アニオン的に安定化されたラテックスにア
ミン官能基を導入することは非常に困難なことである。
ひとつの方法はアミン含有モノマーと酸含有モノマーと
を重合させることである。しかし、典型的な1段のアニ
オン重合では、強塩基性の、極性のアミン含有モノマー
を導入するとカチオン性のポリマーを生成するが、これ
はアニオン的に安定化されたラテックス粒子を凝集、凝
結し、得られたラテックスを商業的に使用不能なものと
する。さらに、これらは反応器内に多量の凝結物が堆積
するので、反応器を洗浄するのが困難であるという欠点
も有する。
【0004】Synderらの米国特許3,404,1
14号とDasの米国特許4,760,110号はどち
らも、凝結のない酸およびアミン官能性ラテックスの2
段階法を開示する。この方法では酸官能性ラテックスを
最初に形成し、塩基を添加してエマルションのpHを上
げ、最後にアミン官能性モノマーを添加してアミン官能
基を導入している。この方法の主な欠点は、酸部位とア
ミン部位とが、ラテックス粒子内で異なるポリマー鎖中
に分離される2段階法で調製されることである。アミン
モノマー、たとえばジメチルアミノエチルメタクリレー
トをメタクリル酸または他のアクリルエステルと重合さ
せた、ある種の酸およびアミン溶液ポリマーは公知であ
る。この種の酸およびアミンポリマーの主な制限は、ご
く少ない種類のアミン官能性モノマーしか使用できない
点である。
【0005】本発明は、フリーラジカル開始付加重合条
件下において、酸およびアミン官能性ポリマーを製造す
る方法であって、(a)酸無水物モノマーとエチレン性
不飽和モノマーとを共重合させて、酸無水物ポリマーを
生成する工程であって、酸無水物モノマーの量がモノマ
ー総重量の0.1から50.0重量%である工程、
(b)塩基を加える工程、(c)ついで、ただちに酸無
水物1モル当たり0.001から2.0モルのジアミン
を加える工程、および(d)成分を反応させる工程を含
む製造方法に関する。
【0006】本発明はさらに、(a) 酸無水物モノマ
ーとエチレン性不飽和モノマーとを共重合させて、酸無
水物ポリマーを生成する工程であって、酸無水物モノマ
ーの量がモノマー総重量の0.1から50.0重量%で
ある工程、(b)塩基を加える工程、(c)ついで、た
だちに酸無水物1モル当たり0.001から2.0モル
のジアミンを加える工程、および(d)成分を反応させ
る工程を含むフリーラジカル開始付加重合により形成さ
れる、酸およびアミン官能性ポリマーに関する。
【0007】本明細書においては、特記のない限り用語
は以下の意味で使用される。「ラテックス」または「ラ
テックス組成物」は、たとえばエマルション重合のよう
な公知の重合方法により調製することができる水不溶性
のポリマーの分散体をいう。「樹脂」は、ラテックス中
のポリマーをいう。「酸−アミンポリマー」または「酸
およびアミン官能性ポリマー」は、酸およびアミン官能
性の両者を有するポリマーをいう。「酸−アミンラテッ
クス」または「酸およびアミン官能性ラテックス」は、
粒子が酸およびアミン官能性の両者を有するラテックス
をいうが、それぞれのポリマー鎖が粒子を形成すること
は必ずしも必要ではない。「ジアミン」は、少なくとも
2つのアミン基を含有する化合物であって、トリアミン
なども包含する。「低級」は、アルキルまたはアルキレ
ンについて使用された場合、C1−C12を意味する。ま
た、本明細書においては、以下の略号を使用する。nm
=ナノメートル、g=グラム、THF=テトラヒドロフ
ラン、wt%=重量%。数値範囲は特記のない限り当該
数値を含む。
【0008】1級アミンまたはヒンダーされていない
(non-hindered)2級アミンである第1のアミン、およ
び3級アミンまたはヒンダーされた2級アミンである第
2のアミンを含むジアミンは、エマルションポリマー中
の1当量の酸無水物ポリマーと反応し、エマルションポ
リマー中に酸基とアミド−アミン基の両方を生成させる
ことが見いだされた。アミド−アミン部位のアミド部分
は、ジアミンの1級アミンまたはヒンダーされていない
2級アミン末端をエマルションポリマーの酸無水物官能
基と反応させることにより生成される。ジアミンの3級
アミンまたはヒンダーされた2級アミン部分は、酸無水
物基と非反応性であるので、そのまま残される。そのた
め、酸官能基とアミン官能基の両方を有するエマルショ
ンポリマーが生成される。
【0009】酸無水物基と反応することのできるアルコ
ール基と、酸無水物基と反応しない3級またはヒンダー
された2級アミンを含むアミノアルコール類縁体が、酸
およびアミン基の両者を含むポリマーを生成することも
見いだされた。この場合にはアミノアルコールはアミド
アミン基ではなくエステルアミノ基を生成する。一般に
酸無水物ポリマーとアルコールとの反応は、類縁体のア
ミンとの反応に比較して非常にゆっくりと進行する。ア
ミンはアルコールより求核性だからである。これらの酸
−アミンポリマーを生成することのできるジアミンは、
以下の式をを有するものである。
【0010】
【化2】
【0011】[式中、R1はHであり、R2はH、または
低級アルキルであり、酸無水物基と非反応性の基であれ
ば任意にO、SまたはNのようなヘテロ原子を含むこと
ができる、R3は任意のスペーサー基であり、低級アル
キレンであることができ、任意に2級、3級または4級
の低級アルキルを含むことができ、酸無水物基と非反応
性の基であれば任意にO、SまたはNのようなヘテロ原
子を含むことができる、R4は立体的にヒンダーされ
た、任意に環状である、酸無水物基と非反応性であるア
ミンであり、任意に非アミン反応性の置換基を有するこ
とができる]
【0012】本明細書において、「酸無水物基と非反応
性である」とは、以下の試験により決定される、メタク
リル酸無水物と非反応性である基をいう。それぞれの官
能性アミン部位が1当量であるジアミンを、メタクリル
酸無水物1当量と水中で95℃で16時間反応させる。
生成物についてメタクリル酸副生成物に関して滴定す
る。アミン部位が非反応性であれば、16時間の反応の
後の生成物はメタクリル酸2当量と、1当量の出発物質
アミンである。
【0013】好ましくは式(I)のジアミンは、R4
−NR56、または4−から7−員の窒素含有環であ
り、任意にヘテロ原子、または2級、3級もしくは4級
の低級アルキルのような非アミン反応性の置換基を有す
ることができ、R5およびR6がH、または低級アルキル
であり、任意に2級、3級もしくは4級の低級アルキル
を有することができ、酸無水物基と非反応性の基であれ
ば任意にO、SまたはNのようなヘテロ原子を含むこと
ができ、R5およびR6は、他方がt−ブチル基またはよ
りヒンダーされた基である場合にのみHであることがで
きるものである。
【0014】本発明で有用なジアミンの例としては、3
−ジエチルアミノプロピルアミン、3−ジメチルアミノ
プロピルアミン、N,N−ジエチル−N’−メチルエチ
レンジアミン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、ア
ミノプロピルジエタノールアミン、2−アミノ−5−ジ
エチルアミノペンタン、4−(2−アミノエチル)モル
ホリン、アミノプロピルモルホリン、1−アミノ−4−
メチルピペラジン、2−(アミノメチル)−1−エチル
ピロリジン、4−アミノモルホリン、1−アミノ−4−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、N−アミノヘキ
サンエチレンイミン、トリアセトンジアミン、N−ブチ
ルトリアセトンジアミン、2−(アミノメチル)ピリジ
ン、3−(アミノメチル)ピリジン、4−(アミノメチ
ル)ピリジン、および5−アミノ−2−メトキシピリジ
ンがあげられる。最も好ましいジアミンは、3−ジメチ
ルアミノプロピルアミン、アミノプロピルモルホリン、
トリアセトンジアミン、およびN−ブチルトリアセトン
ジアミンである。
【0015】本発明において使用されるジアミンの量は
酸無水物基に対するジアミンのモル比として表される。
酸無水物基に対するジアミンのモル比は、酸無水物基1
モル当たりジアミン0.001から2モルの範囲であ
る。好ましい酸無水物基に対するジアミンのモル比は、
酸無水物基1モル当たりジアミン0.01から1.5モ
ルの範囲である。最も好ましい酸無水物基に対するジア
ミンのモル比は、酸無水物基1モル当たりジアミン0.
1から1.0モルの範囲である。
【0016】酸無水物基に対して当量未満のジアミンが
使用された場合、任意にモノアミン、モノアルコール、
ジ反応性ジアミン、ジオール、ポリ反応性ポリアミン、
ポリオール、アミノシラン、およびポリアミノシラン
を、共反応体として加え、ガラス転移温度および架橋の
ようなポリマー特性の改質を容易にすることができる。
そのような化合物としては以下のものが挙げられるが、
これらに限定されるものではない。アンモニア、メチル
アミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミ
ン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、イソプロピル
アミン、ジイソプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチ
ルアミン、イソブチルアミン、ジイソブチルアミン、ヘ
キシルアミン、シクロヘキシルアミン、[2−(シクロ
ヘキサアミノ)スルホン酸]、オクチルアミン、デシル
アミン、ドデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタ
デシルアミン、プロパルギルアミン、アリルアミン、ジ
グリコールアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペン
タミン、1−(2−アミノエチル)ピペラジン、N−
(2−アミノエチル)−1,3−プロパンジアミン、4
−(アミノメチル)ピペリジン、1,2−ジアミノプロ
パン、1,3−ジアミノプロパン、3,3’−ジアミノ
ジプロピルアミン1,4−ジアミノブタン、1,6−ヘ
キサンジアミン、1,7−ジアミノヘプタン、1,8−
ジアミノオクタン、1,9−ジアミノノナン、1,10
−ジアミノデカン、1,12−ジアミノドデカン、1,
2−ジアミノシクロヘキサン、N,N−ジエチルエチレ
ンジアミン、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、
【0017】ジェファーミン(Jeffamine)C
−346、ジェファーミンD−230、ジェファーミン
D−400、ジェファーミンD−2000、ジェファー
ミンD−4000、ジェファーミンDU−700、ジェ
ファーミンED−600、ジェファーミンED−90
0、ジェファーミンED−2001、ジェファーミンE
D−4000、ジェファーミンED−6000、ジェフ
ァーミンEDR−148、ジェファーミンT−403、
ジェファーミンT−3000、ジェファーミンT−50
00、ヘキサメチレン−ビス−トリアセトンジアミン、
ポリミン(Polymin) FG、ポリミン FG−
SG、ポリミン P、ポリミン PR−971、ポリミ
ン G−35−SG、1,7−ヘプタンジオール、1,
2,3−ヘプタントリオール、1,8−オクタンジオー
ル、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオー
ル、1,12−ドデカンジオール、1,16−ヘキサデ
カンジオール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピレ
ングリコール、ブタンジオール、1,5−ペンタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、
【0018】ポリヒドロキシエチルアクリレートおよび
それらのコポリマー、ポリヒドロキシエチルメタクリレ
ートおよびそれらのコポリマー、ポリヒドロキシプロピ
ルアクリレートおよびそれらのコポリマー、ポリヒドロ
キシプロピルメタクリレートおよびそれらのコポリマ
ー、ポリビニルアルコールおよびそれらのコポリマー、
エタノールアミン、ジエタノールアミン、2−(2−ア
ミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルア
ミノ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)イ
ソプロパノール、N−アミノエチルイソプロパノールア
ミン、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオ
ール、1−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
ラジン、6−アミノ−1−ヘキサノール、アミノメタン
トリメタノール、5−アミノ−1−ペンタノール、2−
アミノ−1−ペンタノール、2−アミノフェノール、3
−アミノフェノール、4−アミノフェノール、N−メチ
ルアミノプロピルトリメトキシシラン、メチル[2−
(3−トリメトキシシリルプロピルアミノ)エチルアミ
ノ]−3−プロピオネート、N−(3−アクリロキシ−
2−ヒドロキシプロピル)−3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、4−アミノブチルジメチルメトキシシラ
ン、4−アミノブチルトリエトキシシラン、(アミノエ
チルアミノメチル)フェニルエチルトリメトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−(6−アミノヘキシル)アミノ
プロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルジメ
チルエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエト
キシシラン、3−アミノプロピルジイソプロピルエトキ
シシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3
−アミノプロピルトリメトキシシラン、ビス(2−ヒド
ロキシエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、1,4−ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピ
ル]エチレンジアミン、ビス[3−(トリエトキシシリ
ル)プロピル]アミン、トリメトキシシリルプロピルジ
エチレントリアミン、および上記のアルコキシアミノシ
ランの加水分解および縮合から誘導されるポリアミノシ
ラン類縁体。さらに、所望であれば、触媒を使用し、ア
ミンおよびアルコールと酸無水物との反応速度を大きく
することができる。
【0019】本発明において有用な酸無水物モノマー
は、不飽和基を含み、フリーラジカル重合をすることの
できるものである。酸無水物モノマーは不飽和の環式ま
たは非環式酸無水物であることができる。不飽和酸無水
物モノマーの例としては、シトラコン酸無水物、マレイ
ン酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、イタコン酸
無水物、アクリル酸無水物、メタクリル酸無水物、n−
オクテニル琥珀酸無水物、n−デセニル琥珀酸無水物、
n−ドデセニル琥珀酸無水物、n−テトラデセニル琥珀
酸無水物、n−ヘキサデセニル琥珀酸無水物、n−トリ
コンテニル琥珀酸無水物、ノネニル琥珀酸無水物、イソ
−ヘキサデセニル琥珀酸無水物、およびイソ−オクタデ
セニル琥珀酸無水物があげられる。本発明において好適
に使用される酸無水物モノマーは、アクリル酸無水物お
よびメタクリル酸無水物である。重合中に使用される酸
無水物モノマーの量は、モノマー総重量に基づいて0.
1〜50.0重量%である。好ましくは0.5から3
5.0重量%の酸無水物モノマーが使用され、最も好ま
しくは1.0から10.0重量%の酸無水物モノマーが
使用される。
【0020】本発明において有用な典型的なコモノマー
は、上記の酸無水物モノマーとフリーラジカル重合をす
ることのできるものである。本明細書においてはアクリ
ルポリマーの語は、少なくとも1つのモノマーが、アク
リル酸およびメタクリル酸、アクリル酸およびメタクリ
ル酸のエステル、ならびにそれらの置換誘導体を含むア
クリルまたはメタクリルタイプのものであるポリマーを
示すために使用される。また「(メタ)アクリル」の語
はアクリルおよびメタクリル誘導体を示す。そのような
ものは当業界で公知である。そのようなアクリルモノマ
ーの例としては、以下のものが挙げられる:メチルメタ
クリレート、エチルアクリレート、メチルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート、ラウリルアクリレート、シクロヘキシルアク
リレート、イソプロピルアクリレート、イソブチルアク
リレート、n−アミルアクリレート、n−プロピルアク
リレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタク
リレート、n−ブチルメタクリレート、イソプロピルメ
タクリレート、n−オクチルメタクリレート、ドデシル
メタクリレート、ネオペンチルアクリレート、n−テト
ラデシルアクリレート、n−テトラデシルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、n−アミルメタクリレ
ート、n−ヘキシルメタクリレート、イソアミルメタク
リレート、シクロペンチルメタクリレート、n−デシル
メタクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレート
類;2−ブロモエチルメタクリレート、イソボルニルメ
タクリレート、フェニルメタクリレート、1−ナフチル
メタクリレート、ベンジルメタクリレート、2−フェニ
ルエチルメタクリレート、3−メトキシブチルアクリレ
ート、2−メトキシブチルメタクリレート、および2−
n−ブトキシエチルメタクリレートなどの他のアクリレ
ートおよびメタクリレートエステル;2−ヒドロキシエ
チルアクリレートおよび3−ヒドロキシプロピルアクリ
レートのようなヒドロキシ−置換(メタ)アクリレート
を包含する活性水素官能性モノマー;スルホエチルメタ
クリレート、およびスルホプロピルアクリレートのよう
なスルホン酸含有(メタ)アクリレート;2−ホスホエ
チル(メタ)アクリレートのようなホスホン酸類。
【0021】本発明に使用することのできるその他のコ
モノマーとしては、ブタジエン、スチレン、α−メチル
スチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、ビニルトル
エン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−ク
ロロアクリロニトリル、エチルアクリロニトリル、メチ
ルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、n−
ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、t
−ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエ
ーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、1,4
−ブタングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリ
コールジビニルエーテル;酢酸ビニル、ビニルバーサテ
ート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニ
ルイソブチレート、ビニルカプロエート、ビニル2−エ
チルヘキソネート、およびビニルデカノエートのような
ビニルエステル;アリルクロライド、メタアリルクロラ
イド、ビニリデンクロライド、ビニルクロライド、ビニ
ルフルオライド、ビニリデンフロオライド、ビニルスル
ホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸ブチル、ビニルス
ルホン酸フェニル、ビニルスルホン酸メチル、N−ビニ
ルピロリドン、N−ビニルオキサゾリジノン、アクロレ
イン、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジ
メチル(メタ)アクリルアミド、メチロイルアクリルア
ミド、N,N−ブトキシ(メタ)アクリルアミド、イソ
ブトキシ(メタ)アクリルアミドなど、アリルトリエト
キシシラン、アリルトリ(トリメチルシロキシ)シラ
ン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランな
ど;イタコン酸などのようなジ−およびトリ−カルボン
酸のジアルキルおよびトリアルキルエステルのような、
他のエチレン性不飽和カルボン酸エステル、たとえばジ
−(2−エチルヘキシル)マレエート、ジメチルフマレ
ート、ジメチルイタコネート、ジエチルシトラコネー
ト、トリメチルアコニテート、ジエチルメサコネート、
ジ(2−エチルヘキシル)イタコネート、およびジ(2
−クロロエチル)イタコネート。
【0022】これらのタイプのモノマーは、典型的には
水溶性または油溶性開始剤の存在下で重合される。有用
な開始剤としては、過硫酸塩、パーオキサイド、ハイド
ロパーオキサイド、パーカーボネート、パーアセテー
ト、パーベンゾエート、アゾー官能性化合物および他の
フリーラジカル生成種があげられる。
【0023】塩基はメタクリル酸を中和でき、酸無水物
ポリマーと反応するものであれば任意のものでよい。好
適な塩基の例としては、アンモニア、金属水酸化物のア
ルカリ塩またはアルカリ金属塩、C1-3アルキルまたは
ジアルキルアミン、エタノールアミン、ジエタノールア
ミン、N−メチルエタノールアミン、およびヒドロキシ
ルアミンがあげられる。アンモニア、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、エタノールアミン、およびジエタ
ノールアミンが好ましい。
【0024】一般に、本発明の製造方法はフリーラジカ
ル開始付加重合の工程を含む。重合は好ましくは水性媒
体中で行われるが、極性または非極性有機溶媒中、また
はこれらの混合物中でも行うことができる。そのような
重合方法は公知であるので詳しい説明は省略するが、以
下に本発明方法において加えられる修正点について説明
する。第1に、酸無水物モノマーは、エチレン性不飽和
モノマーと、酸無水物ポリマーを形成するのに適当な媒
体中で共重合される。このとき、塩基を重合系に加え、
ついで直ちにジアミンを加え、成分を反応させる。媒体
中に水または極性溶媒が存在する系では、酸無水物ポリ
マーが媒体と反応するので、酸無水物ポリマーが著しく
分解する前に塩基とジアミンを加えなければならない。
【0025】水性媒体が使用される場合、これらの樹脂
の分散体は1段階または多段粒子であってよい。多段粒
子は少なくとも2つの互いに非相溶性のコポリマーであ
って、種々のモルホルジー構造を有することができ、た
とえばコア/シェル、シェル層が不完全にコアをカプセ
ル化しているコア/シェル、複数のコアを有するコア/
シェル、相互侵入網目構造などであって、粒子の表面の
過半部分が少なくとも1つの外側層で占められ、粒子の
内部が少なくとも1つの内側層でしめられているコポリ
マーを含む。
【0026】エマルション重合および分散重合において
は、安定性を付与し、かつ粒子径をコントロールするた
めに界面活性剤が一般に使用される。アニオン性界面活
性剤、ノニオン性界面活性剤、またはそれらの組み合わ
せの公知の界面活性剤が使用できる。典型的なアニオン
性界面活性剤としては、アルキル硫酸のアルカリ塩また
はアンモニウム塩、アルキルエーテルスルフェートのア
ルカリ塩またはアンモニウム塩、アルキルアリールエー
テルスルフェートのアルカリ塩またはアンモニウム塩、
アルキルスルホネート、脂肪酸の塩、スルホ琥珀酸塩の
エステル、アルキルジフェニルエーテルジスルホネー
ト、および有機ホスフェートエステル錯体の遊離酸の塩
があげられるが、これらに限定されるものではない。典
型的なノニオン性の界面活性剤としては、たとえば直鎖
または分岐鎖のエチレンオキサイドとプロピレンオキサ
イドとの縮合物、アルキルまたはアルキルアリールポリ
エチレングリコールとポリプロピレングリコールとのエ
ーテル、並びにチオエーテルのようなポリエーテル、約
7から約18の炭素原子と約4から約100のエチレン
オキシ単位を有するアルキルフェノキシポリ(エチレン
オキシ)エタノール類、ソルビタン、ソルバイド(so
rbides)、マンニタン(mannitans)お
よびマンニッド(mannides)を含むヘキシット
のポリオキシアルキレン誘導体があげられるが、これら
に限定されるものではない。本発明の組成物において、
最終組成物の総重量に基づいて0.1から3重量%の界
面活性剤を使用することができる。
【0027】共溶剤、顔料、フィラー、分散剤、硬化
剤、湿潤剤、消泡剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺生
物剤、および安定剤などを、任意成分として加えること
ができる。
【0028】硬化剤またはそれらの混合物を、フィルム
形成の前または後に、生成するポリマーの分子量を調節
するために加えることができる。酸無水物と反応する典
型的な硬化剤としては、ジアミン、トリアミン、テトラ
ミンなど、ジオール、トリオール、テトラオールなど、
アミノアルコール、アミノシランなどがあげられる。硬
化剤分子中の1個より多い官能基が酸無水物またはそれ
自身と反応性であり共有結合の架橋を形成することが好
ましい。任意の硬化剤を、最終製品のラテックス組成物
が室温に冷却された後に加えることもできる。硬化剤が
アミンの場合には、遊離アミンまたはその類縁体の塩の
形でラテックスに加えることができる。好ましい塩は酢
酸塩、ホルメート、ラクテートまたは炭酸水素塩であ
る。
【0029】本発明の酸−アミンポリマーを調製する
際、分子量を調節するために連鎖移動剤を使用すること
ができる。適当な連鎖移動剤としては、たとえばC1-12
アルキルまたは官能性アルキルメルカプタン、アルキル
または官能性アルキルメルカプトアルカノエート、また
はハロゲン化炭化水素があげられる。連鎖移動剤はポリ
マー重量に基づいて0.1から10重量%で使用するこ
とができる。
【0030】本発明のポリマーは、皮革ウェット−エン
ド加工(wet-end processing)のなめし、再なめし、ま
たは他の段階に使用される組成物、ポリッシュ組成物お
よびコーティング組成物として有用である。以下の実施
例は例示であり、本発明の範囲を何ら制限するものでは
ない。
【0031】実施例1 本発明のラテックス組成物の使用原料を以下の表に示
す。
【0032】
【表1】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 978.6 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 6.7 ラウリル硫酸ナトリウム(28%) 13.3 酢酸ナトリウム 7.78 フィードA 過硫酸アンモニウム 6.5 脱イオン水 36.0 フィードB アクリルポリマーシード(45%; 150nm) 77.8 フィードC 脱イオン水 852.8 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 26.6 フィードD ブチルアクリレート 910.0 メチルメタクリレート 735.0 メタクリル酸無水物 87.5 メタクリル酸 17.5 リンス1 脱イオン水 50.0 フィードE 過硫酸アンモニウム 1.0 脱イオン水 60.0 フィードF ノニルフェノールエトキシレート 40EO(70%) 50.0 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 12.35 ポリマー反応フィード#2 アミノプロピルモルホリン 52.5 脱イオン水 157.5
【0033】窒素雰囲気下、撹拌しながら初期投入物を
85−88℃に加熱した。反応温度が88℃に達した
ら、フィードAを2分間で反応器に投入した。フィード
Aの供給終了後ただちにフィードBを5分間で反応器に
投入した。フィードBの供給終了後ただちにフィードC
DとフィードEの供給を同時に開始した。フィードCD
はフィードCとフィードDを混合して得られたエマルシ
ョンである。フィードC/Dは定常撹拌しながら150
分間にわたり、フィードC/Dの供給中の温度を85℃
に保ちつつ加えた。フィードEは180分間で加えた。
フィードEの供給終了後、反応器の内容物温度を60℃
にした。この時点でポリマー反応フィード#1を5分間
で反応器に加えた。ポリマー反応フィード#1の供給終
了後ただちに、フィードFを5分間で反応器に加えた。
フィードFの供給終了後ただちに、ポリマー反応フィー
ド#2を5分間で反応器に加えた。ポリマー反応フィー
ド#2の供給終了後、反応器温度を60℃に4時間保持
し、ポリマー反応フィード#1およびポリマー反応フィ
ード#2を消費させた。ポリマー反応フィードの消費状
態は、ガスクロマトグラフ、電位差滴定およびIRを組
み合わせることにより反応中に容易にモニターできる。
反応器の内容物をついで25℃に冷却し、100/32
5メッシュスクリーンで濾過した。得られたラテックス
はpH6.0、固形分45.0重量%、粒子サイズ20
0nm、ブルックフィールド粘度20センチポイズ(ス
ピンドルNo.1、60rpm)を有していた。100
から325メッシュでの濾過結果から、ラテックスは実
質的に凝集物を有していないとわかった。
【0034】実施例2 ポリマー反応フィード#2のアミノプロピルモルホリン
を、ジメチルアミノプロピルアミンに置き換えて実施例
1の手順を繰り返した。
【0035】
【表2】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 978.6 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 6.7 ラウリル硫酸ナトリウム(28%) 13.3 酢酸ナトリウム 7.78 フィードA 過硫酸アンモニウム 6.5 脱イオン水 36.0 フィードB アクリルポリマーシード(45%; 150nm) 77.8 フィードC 脱イオン水 852.8 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 26.6 フィードD ブチルアクリレート 910.0 メチルメタクリレート 735.0 メタクリル酸無水物 87.5 メタクリル酸 17.5 リンス1 脱イオン水 50.0 フィードE 過硫酸アンモニウム 1.0 脱イオン水 60.0 フィードF ノニルフェノールエトキシレート 40EO(70%) 50.0 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 12.35 ポリマー反応フィード#2 ジメチルアミノプロピルアミン 37.2 脱イオン水 157.5
【0036】得られたラテックスはpH7.5、固形分
44.5重量%、粒子サイズ205nm、ブルックフィ
ールド粘度70センチポイズ(スピンドルNo.1、6
0rpm)を有していた。100から325メッシュで
の濾過結果から、ラテックスは実質的に凝集物を有して
いないとわかった。
【0037】実施例3 ポリマー反応フィード#2のアミノプロピルモルホリン
を、トリアセトンジアミンに置き換えて実施例1の手順
を繰り返した。
【0038】
【表3】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 978.6 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 6.7 ラウリル硫酸ナトリウム(28%) 13.3 酢酸ナトリウム 7.78 フィードA 過硫酸アンモニウム 6.5 脱イオン水 36.0 フィードB アクリルポリマーシード(45%; 150nm) 77.8 フィードC 脱イオン水 852.8 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 26.6 フィードD ブチルアクリレート 910.0 メチルメタクリレート 735.0 メタクリル酸無水物 87.5 メタクリル酸 17.5 リンス1 脱イオン水 50.0 フィードE 過硫酸アンモニウム 1.0 脱イオン水 60.0 フィードF ノニルフェノールエトキシレート 40EO(70%) 50.0 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 12.35 ポリマー反応フィード#2 トリアセトンジアミン 56.9 脱イオン水 157.5
【0039】得られたラテックスはpH7.9、固形分
45.0重量%、粒子サイズ210nm、ブルックフィ
ールド粘度40センチポイズ(スピンドルNo.1、6
0rpm)を有していた。100から325メッシュで
の濾過結果から、ラテックスは実質的に凝集物を有して
いないとわかった。
【0040】実施例4 ポリマー反応フィード#2のアミノプロピルモルホリン
を、N−ブチルトリアセトンジアミンに置き換えて実施
例1の手順を繰り返した。
【0041】
【表4】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 978.6 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 6.7 ラウリル硫酸ナトリウム(28%) 13.3 酢酸ナトリウム 7.78 フィードA 過硫酸アンモニウム 6.5 脱イオン水 36.0 フィードB アクリルポリマーシード(45%; 150nm) 77.8 フィードC 脱イオン水 852.8 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 26.6 フィードD ブチルアクリレート 910.0 メチルメタクリレート 735.0 メタクリル酸無水物 87.5 メタクリル酸 17.5 リンス1 脱イオン水 50.0 フィードE 過硫酸アンモニウム 1.0 脱イオン水 60.0 フィードF ノニルフェノールエトキシレート 40EO(70%) 50.0 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 12.35 ポリマー反応フィード#2 N-ブチルトリアセトンジアミン 77.3 脱イオン水 157.5
【0042】得られたラテックスはpH8.0、固形分
44.5重量%、粒子サイズ205nm、ブルックフィ
ールド粘度40センチポイズ(スピンドルNo.1、6
0rpm)を有していた。100から325メッシュで
の濾過結果から、ラテックスは実質的に凝集物を有して
いないとわかった。
【0043】実施例5 メタクリル酸無水物の量を50%減らしてモノマーの5
重量%から2.5重量%にし、ポリマー反応フィード#
2のアミノプロピルモルホリンも半分にして実施例1の
手順を繰り返した。
【0044】
【表5】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 978.6 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 6.7 ラウリル硫酸ナトリウム(28%) 13.3 酢酸ナトリウム 7.78 フィードA 過硫酸アンモニウム 6.5 脱イオン水 36.0 フィードB アクリルポリマーシード(45%; 150nm) 77.8 フィードC 脱イオン水 852.8 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 26.6 フィードD ブチルアクリレート 910.0 メチルメタクリレート 778.7 メタクリル酸無水物 43.7 メタクリル酸 17.5 リンス1 脱イオン水 50.0 フィードE 過硫酸アンモニウム 1.0 脱イオン水 60.0 フィードF ノニルフェノールエトキシレート 40EO(70%) 50.0 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 12.35 ポリマー反応フィード#2 アミノプロピルモルホリン 26.2 脱イオン水 157.5
【0045】得られたラテックスはpH8.2、固形分
45.0重量%、粒子サイズ190nm、ブルックフィ
ールド粘度20センチポイズ(スピンドルNo.1、6
0rpm)を有していた。100から325メッシュで
の濾過結果から、ラテックスは実質的に凝集物を有して
いないとわかった。
【0046】実施例6 メタクリル酸無水物の量を倍にしてモノマーの5重量%
から10重量%にし、ポリマー反応フィード#2のアミ
ノプロピルモルホリンも倍にして実施例1の手順を繰り
返した。さらに、ポリマー反応フィード#2に水を追加
して固形分を45から38重量%にした。
【0047】
【表6】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 978.6 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 6.7 ラウリル硫酸ナトリウム(28%) 13.3 酢酸ナトリウム 7.78 フィードA 過硫酸アンモニウム 6.5 脱イオン水 36.0 フィードB アクリルポリマーシード(45%; 150nm) 77.8 フィードC 脱イオン水 852.8 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 26.6 フィードD ブチルアクリレート 910.0 メチルメタクリレート 647.6 メタクリル酸無水物 174.8 メタクリル酸 17.5 リンス1 脱イオン水 50.0 フィードE 過硫酸アンモニウム 1.0 脱イオン水 60.0 フィードF ノニルフェノールエトキシレート 40EO(70%) 50.0 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 12.35 ポリマー反応フィード#2 アミノプロピルモルホリン 104.8 脱イオン水 1131.2
【0048】得られたラテックスはpH8.0、固形分
38.0重量%、粒子サイズ211nm、ブルックフィ
ールド粘度8,500センチポイズ(スピンドルNo.
4、60rpm)を有していた。100から325メッ
シュでの濾過結果から、ラテックスは実質的に凝集物を
有していないとわかった。
【0049】実施例7 本実施例ではメタクリル酸無水物の量を総モノマーの3
0.6%とし、ポリマー反応フィード#2はメタクリル
酸無水物に対して1当量のジメチルアミノプロピルアミ
ンとした。
【0050】
【表7】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 782.1 フィードA 過硫酸アンモニウム 0.33 脱イオン水 10.0 フィードB アクリルポリマーシード(32.5%; 175nm) 52.6 フィードC 脱イオン水 367.9 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 18.2 フィードD エチルアクリレート 261.8 メチルメタクリレート 88.9 メタクリル酸無水物 154.8 リンス1 脱イオン水 16.6 フィードE 過硫酸アンモニウム 0.64 脱イオン水 43.5 フィードF 脱イオン水 3223.2 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 3.46 ポリマー反応フィード#2 ジメチルアミノプロピルアミン 102.7
【0051】窒素雰囲気下、撹拌しながら初期投入物を
85−88℃に加熱した。反応温度が88℃に達した
ら、フィードAを2分間で反応器に投入した。フィード
Aの供給終了後ただちにフィードBを5分間で反応器に
投入した。フィードBの供給終了後ただちにフィードC
DとフィードEの供給を同時に開始した。フィードCD
はフィードCとフィードDを混合して得られたエマルシ
ョンである。フィードC/Dは定常撹拌しながら60分
間にわたり、フィードC/Dの供給中の温度を85℃に
保ちつつ加えた。フィードEは70分間で加えた。フィ
ードEの供給終了後、反応器の内容物を85℃で30分
保持した。この時点でフィードFを5分間で反応器に加
え、ポリマー反応フィード#1を5分間で反応器に加え
た。ポリマー反応フィード#1の供給終了後ただちに、
ポリマー反応フィード#2を5分間で反応器に加えた。
ポリマー反応フィード#2の供給終了後、反応器温度を
90℃に8時間保持し、ポリマー反応フィード#1およ
びポリマー反応フィード#2を消費させた。ポリマー反
応フィードの消費状態は、ガスクロマトグラフ、電位差
滴定およびIRを組み合わせることにより反応中に容易
にモニターできる。反応器の内容物をついで25℃に冷
却し、100/325メッシュスクリーンで濾過した。
得られたラテックスはpH7.2、固形分11.2重量
%、粒子サイズ254nm、ブルックフィールド粘度1
6,000センチポイズ(スピンドルNo.4、30r
pm)を有していた。100から325メッシュでの濾
過結果から、ラテックスは実質的に凝集物を有していな
いとわかった。得られたラテックスは酸または塩基で容
易に溶液ポリマーに転換された。
【0052】実施例8 ポリマー反応フィード#2のアミノプロピルモルホリン
を実質的に減らし、硬化剤を最終ラテックスを冷却した
後に加え、実施例5の手順を繰り返した。
【0053】
【表8】 反応器供給物 成分 量(g) 初期投入物 脱イオン水 978.6 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 6.7 ラウリル硫酸ナトリウム(28%) 13.3 酢酸ナトリウム 7.78 フィードA 過硫酸アンモニウム 6.5 脱イオン水 36.0 フィードB アクリルポリマーシード(45%; 150nm) 77.8 フィードC 脱イオン水 852.8 ノニルフェノール 4.5EO スルフェートアンモニウム塩(58%) 26.6 フィードD ブチルアクリレート 910.0 メチルメタクリレート 778.7 メタクリル酸無水物 43.7 メタクリル酸 17.5 リンス1 脱イオン水 50.0 フィードE 過硫酸アンモニウム 1.0 脱イオン水 60.0 フィードF ノニルフェノールエトキシレート 40EO(70%) 50.0 ポリマー反応フィード#1 水酸化アンモニウム(28%) 12.35 ポリマー反応フィード#2 アミノプロピルモルホリン 2.62 脱イオン水 15.75 後添加硬化剤 ジェファーミン D-400 37.2 脱イオン水 141.8
【0054】得られたラテックスはpH9.5、固形分
45.0重量%、粒子サイズ200nm、ブルックフィ
ールド粘度30センチポイズ(スピンドルNo.1、6
0rpm)を有していた。100から325メッシュで
の濾過結果から、ラテックスは実質的に凝集物を有して
いないとわかった。室温で10日間乾燥したラテックス
フィルムは、95%THF/4%水/1%HClの溶液
に不溶であり、高度に硬化/架橋されたアクリル系フィ
ルムであることを示した。実施例5の対照ポリマーから
生成された硬化剤を含まないフィルムは、95%THF
/4%水/1%HClの溶液に溶解し、非架橋のフィル
ムであることを示した。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリーラジカル開始付加重合条件下にお
    いて、酸およびアミン官能性ポリマーを製造する方法で
    あって、(a)酸無水物モノマーとエチレン性不飽和モ
    ノマーとを共重合させて、酸無水物ポリマーを生成する
    工程であって、酸無水物モノマーの量がモノマー総重量
    の0.1から50.0重量%である工程、(b)塩基を
    加える工程、(c)ついで、ただちに酸無水物1モル当
    たり0.001から2.0モルのジアミンを加える工
    程、および(d)成分を反応させる工程を含む製造方
    法。
  2. 【請求項2】 重合が水性媒体中で行われ、酸無水物モ
    ノマーとエチレン性不飽和モノマーとの共重合が界面活
    性剤の存在下で行われ、塩基とジアミンがポリマーの酸
    無水物基の多くが加水分解される前に系に加えられる、
    請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 【化1】 [式中、R1はHであり、R2はH、または低級アルキル
    であり、酸無水物基と非反応性の基であれば任意にO、
    SまたはNのようなヘテロ原子を含むことができる、 R3は任意のスペーサー基であり、低級アルキレンであ
    ることができ、任意に2級、3級または4級の低級アル
    キルを含むことができ、酸無水物基と非反応性の基であ
    れば任意にO、SまたはNのようなヘテロ原子を含むこ
    とができる、 R4は立体的にヒンダーされた、任意に環状である、酸
    無水物基と非反応性であるアミンであり、任意に非アミ
    ン反応性の置換基を有することができる]の化合物をジ
    アミンが含む、請求項1記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 R4が−NR56、または4−から7−
    員の窒素含有環であり、任意にヘテロ原子、または2
    級、3級もしくは4級の低級アルキルのような非アミン
    反応性の置換基を有することができ、R5およびR6
    H、または低級アルキルであり、任意に2級、3級もし
    くは4級の低級アルキルを有することができ、酸無水物
    基と非反応性の基であれば任意にO、SまたはNのよう
    なヘテロ原子を含むことができ、R5およびR6は、他方
    がt−ブチル基またはよりヒンダーされた基である場合
    にのみHであることができる、 請求項3記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 3−ジエチルアミノプロピルアミン、3
    −ジメチルアミノプロピルアミン、N,N−ジエチル−
    N’−メチルエチレンジアミン、N,N−ジエチルエチ
    レンジアミン、アミノプロピルジエタノールアミン、2
    −アミノ−5−ジエチルアミノペンタン、4−(2−ア
    ミノエチル)モルホリン、アミノプロピルモルホリン、
    1−アミノ−4−メチルピペラジン、2−(アミノメチ
    ル)−1−エチルピロリジン、4−アミノモルホリン、
    1−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジ
    ン、N−アミノヘキサンエチレンイミン、トリアセトン
    ジアミン、N−ブチルトリアセトンジアミン、2−(ア
    ミノメチル)ピリジン、3−(アミノメチル)ピリジ
    ン、4−(アミノメチル)ピリジン、および5−アミノ
    −2−メトキシピリジンからなる群からジアミンが選択
    される、請求項4記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 3−ジメチルアミノプロピルアミン、ト
    リアセトンジアミン、およびN−ブチルトリアセトンジ
    アミンからなる群からジアミンが選択される、請求項5
    記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 酸無水物モノマーが不飽和基を有し、フ
    リーラジカル重合をすることができるものから選択され
    る、請求項1記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 シトラコン酸無水物、マレイン酸無水
    物、テトラヒドロフタル酸無水物、イタコン酸無水物、
    アクリル酸無水物、メタクリル酸無水物、n−オクテニ
    ル琥珀酸無水物、n−デセニル琥珀酸無水物、n−ドデ
    セニル琥珀酸無水物、n−テトラデセニル琥珀酸無水
    物、n−ヘキサデセニル琥珀酸無水物、n−トリコンテ
    ニル琥珀酸無水物、ノネニル琥珀酸無水物、イソ−ヘキ
    サデセニル琥珀酸無水物、およびイソ−オクタデセニル
    琥珀酸無水物からなる群から酸無水物モノマーが選択さ
    れる、請求項7記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 アクリル酸無水物、およびメタクリル酸
    無水物からなる群から酸無水物モノマーが選択される、
    請求項8記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 (a)酸無水物モノマーとエチレン性
    不飽和モノマーとを共重合させて、酸無水物ポリマーを
    生成する工程であって、酸無水物モノマーの量がモノマ
    ー総重量の0.1から50.0重量%である工程、
    (b)塩基を加える工程、(c)ついで、ただちに酸無
    水物1モル当たり0.001から2.0モルのジアミン
    を加える工程、および(d)成分を反応させる工程を含
    むフリーラジカル開始付加重合により形成される、酸お
    よびアミン官能性ポリマー。
  11. 【請求項11】 モノアミン、モノアルコール、ジ−反
    応性ジアミン、ジオール、ポリ反応性ポリアミン、ポリ
    オール、アミノシラン、およびポリアミノシランから成
    る群から選択される第2の化合物をジアミンとともに加
    える、請求項10記載のポリマー。
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