JP7189611B2 - ゲルの製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1ではホスト基含有モノマー、ゲスト基含有モノマー及びアクリル系モノマーの水系溶媒溶液を製造し、このモノマーを共重合させることにより自己修復性及び形状記憶性を有するゲルを製造することが開示されている。
特許文献2ではホスト基を側鎖に有する高分子からなるホスト体と、ゲスト基を側鎖に有する高分子からなるゲスト体を接触させてなる集合体が開示されており、ホスト体ゲルとゲスト体ゲルが接着することで自己組織化すること等が開示されている。
特許文献4ではN-(1-アダマンチル)アクリルアミドを用い、アクリルアミド、過硫酸アンモニウム及びN,N,N,N-テトラメチルエチレンジアミンを加えて25℃で24時間重合を行うことで自己修復能を有するβ-CD/ゲスト基含有重合体を得たことが開示されている。
(1)ホスト基及びゲスト基をアミン系ポリマーに付加させる工程を含むゲルの製造方法。
(2)ホスト基が下記式(I)で示される化合物である上記(1)に記載のゲルの製造方法。
(3)ホスト基がモノクロロトリアジニル-β-シクロデキストリンである上記(1)又は(2)に記載のゲルの製造方法。
(4)ゲスト基が下記式(II)で示される化合物である上記(1)~(3)のいずれかに記載のゲルの製造方法。
(5)ゲスト基がアダマンチル基である上記(1)~(4)のいずれかに記載のゲルの製造方法。
(6)アミン系ポリマーが下記式(III)で示される化合物である上記(1)~(5)のいずれかに記載のゲルの製造方法。
(7)アミン系ポリマーがポリアリルアミン(登録商標)又はポリエチレンイミンである上記(1)~(6)のいずれかに記載のゲルの製造方法。
(8)ホスト基及びゲスト基をアミン系ポリマーに付加させる工程が、水及び/又は溶媒中でホスト基、ゲスト基、及びアミン系ポリマーを混合する工程である上記(1)~(7)のいずれかに記載のゲルの製造方法。
(9)溶媒がアルコールである上記(8)に記載のゲルの製造方法。
(10)次のA又はBのいずれかを縮合剤として用いる上記(1)~(9)のいずれかに記載のゲルの製造方法。
A.4-(4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2-イル)-4-メチルモルホリニウムクロリド
B.2-クロロ-4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン及びN-メチルモルホリン
例えば、次のような工程を含む「ゲルの製造方法」が挙げられる。
a. ホスト基及びゲスト基を混合する工程
b.上記aの工程で混合したホスト基及びゲスト基を添加しアミン系ポリマーに混合させる工程
c.上記bの工程を経たものにさらに縮合剤を添加する工程
使用する「溶媒」は、本発明の自己修復能を有するゲルを製造できる溶媒であればいずれのものであっても良いが、アルコールであることが好ましく、特にエタノールであることが好ましい。
本発明のホスト基として、MCT-β-CDを用いる場合、DS値(Degree of substitution)を調節して用いることが好ましい。このDS値は0より大きく3.0以下であれば良い。さらに0.14~0.63に調節することが好ましく、特に0.14に調節して用いることが好ましい。
本発明の「アミン系ポリマー」はポリアリルアミン(PAA)(登録商標)であることが特に好ましい。ポリアリルアミン(PAA)(登録商標)は従来知られているいずれものを用いてもよく、独自に調製したものや、(PAA-15C(平均分子量15,000、ニットーボーメディカル株式会社)、PAA-HCL-10L(平均分子量150,000、ニットーボーメディカル株式会社)等の市販のものを用いても良い。PAA-HCL-10Lを用いる場合は、アルカリ性にして用いることが好ましい。
A.4-(4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2-イル)-4-メチルモルホリニウムクロリド(DMT-MM)
B.2-クロロ-4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン(CDMT)及びN-メチルモルホリン(NMM)
<試料>
1)モノクロロトリアジニル-β-シクロデキストリン(MCTCD、株式会社シクロケムバイオ)
2)ジエチルアミン(DEA、富士フィルム和光純薬株式会社)
3)アダマンタンカルボン酸(Ad-COOH、東京化成工業株式会社)
4)ポリアリルアミン(登録商標)
(1)PAA-15C(平均分子量15,000、ニットーボーメディカル株式会社)
(2)PAA-HCL-10L(平均分子量150,000、ニットーボーメディカル株式会社)
5)4-メチルモルホリン(NMM、東京化成工業株式会社)
6)2-クロロ-4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン(CDMT、東京化成工業株式会社)
7)ポリエチレンイミン(PEI、平均分子量70,000、富士フィルム和光純薬株式会社)
(1)DMT-MM(富士フィルム和光純薬株式会社)
(2)独自に調整したDMT-MM
<DMT-MMの調整>
三角フラスコ(50 mL)に、NMM 609mg(6.02mmol)を量り取り、そこに水19.35mLを加えた。この溶液に、CDMT 1.06g(6.04mmol)を添加し、マグネチックスターラーで1時間攪拌することで、DMT-MMを調整した。反応の進行は、UVスペクトルを測定することで確認した。
1.ハイドロゲルの製造方法(1)
1)DEAによるMCT-β-CDのDS値の調節
メスフラスコ(50mL)に、MCTCD 22.14g(0.0087mol)を量り取り、水を加え全量を50mLとした。これを三角フラスコに移し、DEA 1.92g(0.026mol)を添加し、遮光、室温で40時間攪拌させることでMCT-β-CD-DEAを得た。反応の進行状態は、UVスペクトルを測定することで確認した。また、この反応液のpHが12以上を保つよう、適宜1N水酸化ナトリウムを滴下した。この処理によりDS値を0.14に調節したMCT-β-CDを得た。
上記1)において調製したMCT-β-CD-DEA反応液をビーカーに量り取り、Ad-COOHを添加し、溶解させた。これとは別のビーカーに、15% PAA-15Cを量り取り、そこに、MCT-β-CD-DEAとAd-COOHの水溶液を滴下した。DMT-MMをAd-COOHの2モル当量なるように添加し、溶解させ、室温で一晩静置し、ハイドロゲルA~Cを得た。各ハイドロゲルの製造にあたり、使用したMCT-β-CD-DEA反応液、Ad-COOH及び15% PAA-15Cの添加量を表1に示した。
即ち、ハイドロゲルA1/2~C1/2は、MCT-β-CD-DEA反応液(1/2)にAd-COOH(1/2)を溶解させた水溶液を15% PAA-15C(1/2)を入れたビーカーに滴下し、これにDMT-MM 101mg(0.37mmol)を添加し、溶解させ、室温で一晩静置することで得た。また、水の替わりに、濃度が半分(1/2)となるようにエタノールで希釈したMCT-β-CD反応液(1/2et)、Ad-COOH(1/2et)及びPAA(1/2et)を用いて同様の手順によりハイドロゲルBetも製造した。
上記1において製造した各ハイドロゲル及び比較品のゲル化については次のように判断した。
即ち、室温で一晩静置して得た各ハイドロゲル又は比較品を含むビーカーを倒置させた際にサンプルが落下しなければゲル化している(○)、サンプルが落下すればゲル化していない(×)とした。
上記1において製造した各ハイドロゲル及び比較品をそれぞれカッターで切断した後シャーレに入れ、水1mL程を添加して切断面を湿らせた。この切断面を再度密着させ、室温で静置した。その後任意の時間後に再度接着させた切断面の一方をピンセットで持ち上げ、修復を確認した。持ち上げた際に揺らしても落下せず接着面に亀裂が見られないことが確認できれば、自己修復能がある(○)、揺らした際に接着面に再度亀裂が見られた場合は自己修復能が弱い(△)、その他の場合は自己修復能がない(×)と判断した。
各ハイドロゲル及び比較品のゲル化と及び自己修復能の有無を表2に示した。自己修復能は切断面を再度密着させ、室温で4時間静置した場合の結果である。その結果、ハイドロゲルA~Cはいずれもゲル化しており、自己修復能があることが確認できた。さらに、ハイドロゲルA1/2及びハイドロゲルBetにおいてもゲル化しており自己修復能があることが確認できた。
さらに、水で希釈して濃度を半分としたMCT-β-CD(1/2)、Ad-COOH(1/2)及びPAA(1/2)を用いてハイドロゲルを製造する場合は、これらのモノマー単位(mol%)の比率が4:4:92であることが好ましく、エタノールで希釈して濃度を半分としたMCT-β-CD(1/2et)、Ad-COOH(1/2et)及びPAA(1/2et)を用いてハイドロゲルを製造する場合は、これらのモノマー単位(mol%)の比率が5:5:90であることが好ましいことも確認できた。
自己修復能の検討
まず、ハイドロゲルBを図1A.に示すように6分割した。次に図1A.中のア、イ、ウの各2片について、次のように処理した後室温で一晩静置した。ハイドロゲルの自己修復能を確認したところ、図1B.に示されるようにピンセットでつまんで持ち上げても割れることなくイの2片のみが接着していた。
アではβ-シクロデキストリン水溶液に含まれるβ-CDがPAAに付加されたアダマンタンを包接したことにより再包接が生じず、ウではAd-COOH水溶液に含まれるアダマンタンがPAAに付加されたβ-CDに包接されたことにより再包接が生じなかったものと推察された。
従ってこの結果より、本発明におけるハイドロゲルの形成及び自己修復能はもともとハイドロゲルに含まれるβ-CDが同じくハイドロゲルに含まれるアダマンタンを包接することによって行われることが確認できた。
ア:各片をそれぞれβ-シクロデキストリン水溶液(10mM)に2分間浸した後、2片の切断面を再度密着させた。
イ:各片をそれぞれ水に2分間浸した後、2片の切断面を再度密着させた。
ウ:各片をそれぞれAd-COOH水溶液(10mM)に2分間浸した後、2片の切断面を再度密着させた。
1.ハイドロゲルの製造方法(2)
1)PAAの調製
40.2% PAA-HCL-10Lを、10Nに調整した水酸化ナトリウムを用いてアルカリ性(pH13)にした後、水でポリアリルアミン(登録商標)濃度を15%に調製した。
実施例1、1.1)と同様の方法により調製したMCT-β-CD-DEA反応液3.01mL(内、MCT-β-CDを0.37mmol含む)をビーカーに量り取り、Ad-COOH 66mg(0.37mmol)を添加し、溶解させた。これとは別のビーカーに、上記1)において調製した15% PAA-HCL-10L 2.5g(6.58mmol)を量り取り、そこに、MCT-β-CD-DEAとAd-COOHの水溶液を滴下した。DMT-MM 202mg(0.73mmol)を添加し、溶解させ、室温で一晩静置し、ハイドロゲルDを得た。また、表3に記載のモノマー単位(mol%)の比率(MCT-β-CD:Ad-COOH:PAA)となるように、MCT-β-CD、Ad-COOH及びPAAを用いた比較品h~kも製造した。
即ち、ハイドロゲルD1/2、比較品h1/2~k1/2は、MCT-β-CD-DEA反応液(1/2)にAd-COOH(1/2)を溶解させた水溶液を15% PAA-HCL-10L(1/2)を入れたビーカーに滴下し、これにDMT-MM 202mg(0.73mmol)を添加し、溶解させ、室温で一晩静置することで得た。
実施例1、2.と同様の方法により、製造したハイドロゲル及び各比較品の自己修復能を確認した。その結果、表3に示すように、ハイドロゲルDはゲル化しており、やや低いが自己修復能もあることが確認できた。一方、比較品h~k、比較品j1/2、比較品k1/2はゲル化するものの自己修復能はなく、その他の比較品はゲル化せず自己修復能もなかった。
従って、本発明のハイドロゲルの製造にあたり、縮合剤としてDMT‐MMを用いる場合、MCT-β-CD、Ad-COOH及びPAA(PAA-HCL-10L)のモノマー単位(mol%)の比率は1:1:98とすることが好ましいことが示された。
ハイドロゲルの製造方法の検討
実施例1と同様に、MCT-β-CD(0.37mmol)、Ad-COOH 66mg(0.37mmol)、15% PAA-15C 2.5g(6.58mmol)、DMT-MM 202mg(0.73mmol)を用い、次のエ~カのいずれかの方法でハイドロゲルが製造できるか検討した。
1.方法エ
DMT-MM水溶液に15% PAA-15Cを添加し、溶解させた。これにAd-COOHを添加した。その結果、白い析出物が発生し、ゲルは製造できなかった。
2.方法オ
15% PAA-15Cに水を加えて溶解させた。これにAd-COOHを加えた結果、白い析出物が発生し、ゲルは製造できなかった。
3.方法カ
Ad-COOHに水を加えて溶解させた。これにNaOH水溶液を加え、その後、15% PAA-15Cを加えた。さらにDMT-MMを加えた結果、白い析出物が発生し、ゲルは製造できなかった。
a. ホスト基及びゲスト基を混合する工程
b.上記aの工程で混合したホスト基、ゲスト基アミン系ポリマーに混合させる工程
c.上記bの工程を経たものにさらに縮合剤を添加する工程。
1.ハイドロゲルの製造方法(3)
表4に記載の比率(mol%)(MCT-β-CD:Ad-COOH:PAA(モノマー単位))となるように、MCT-β-CD、Ad-COOH及びPAAを用い、さらに縮合剤としてCDMTおよびNMMを用いてハイドロゲルの製造を行った。
即ち、MCT-β-CD-DEA反応液をビーカーに量り取り、Ad-COOHを添加し、溶解させた。これとは別のビーカーに、15% PAA-15Cを量り取り、そこに、MCT-β-CD-DEAとAd-COOHの水溶液を滴下した。CDMT、又はCDMT及びNMMを添加し、溶解させ、室温で一晩静置し、ハイドロゲルE、Fを得た。また、CDMT、又はCDMT及びNMM、さらにNMMのみを添加した比較品l~oも製造した。
実施例1、2.と同様の方法により、製造した各ハイドロゲル及び各比較品の自己修復能を確認した。その結果、表4に示すように、ハイドロゲルEはゲル化しており、自己修復能を示した。又はイドロゲルFもゲル化しており、やや低いが自己修復能もあることが確認できた。一方、比較品l~oはゲル化せず自己修復能もなかった。
従って、本発明のハイドロゲルの製造にあたり、縮合剤としてCDMT及びNMMを用いる場合、MCT-β-CD、Ad-COOH及びPAA(PAA-15C)のモノマー単位(mol%)の比率は4:4:92とすることが好ましいことが示された。また縮合剤としてCDMTを用いる場合は5:5:90とすることが好ましいことが確認できた。
Claims (3)
- ホスト基としてモノクロロトリアジニル-β-シクロデキストリン、及び、ゲスト基としてアダマンタンカルボン酸(Ad-COOH)を、ポリアリルアミンに付加させる、次のA~Dのいずれかの工程を含むゲルの製造方法。
A.
次のa~cを含み、かつ、ホスト基、ゲスト基及び、平均分子量15,000のポリアリルアミンのモノマー単位(mol%)の比率を4:4:92~6:6:88とする工程
a.ホスト基及びゲスト基を混合する工程
b.上記aの工程で混合したホスト基及びゲスト基を添加し、ポリアリルアミンに混合させる工程
c.上記bの工程を経たものに、さらに縮合剤として4-(4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2-イル)-4-メチルモルホリニウム クロライド n-ハイドレート(DMT-MM)をゲスト基の2モル当量となるように添加する工程
B.
次のa~cを含み、かつ、ホスト基、ゲスト基及び、平均分子量150,000のポリアリルアミンのモノマー単位(mol%)の比率を1:1:98とする工程
a.ホスト基及びゲスト基を混合する工程
b.上記aの工程で混合したホスト基及びゲスト基を添加し、ポリアリルアミンに混合させる工程
c.上記bの工程を経たものに、さらに縮合剤として4-(4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン-2-イル)-4-メチルモルホリニウム クロライド n-ハイドレート(DMT-MM)を添加する工程
C.
次のa~cを含み、かつ、ホスト基、ゲスト基及び、平均分子量15,000のポリアリルアミンのモノマー単位(mol%)の比率を4:4:92とする工程
a.ホスト基及びゲスト基を混合する工程
b.上記aの工程で混合したホスト基及びゲスト基を添加し、ポリアリルアミンに混合させる工程
c.上記bの工程を経たものに、さらに縮合剤として2-クロロ-4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン(CDMT)と4-メチルモルホリン(NMM)を添加する工程
D.
次のa~cを含み、かつ、ホスト基、ゲスト基及び、平均分子量15,000のポリアリルアミンのモノマー単位(mol%)の比率を5:5:90とする工程
a.ホスト基及びゲスト基を混合する工程
b.上記aの工程で混合したホスト基及びゲスト基を添加し、ポリアリルアミンに混合させる工程
c.上記bの工程を経たものに、さらに縮合剤として2-クロロ-4,6-ジメトキシ-1,3,5-トリアジン(CDMT)を添加する工程 - ホスト基及びゲスト基をアミン系ポリマーに付加させる工程が、水及び/又は溶媒中でホスト基、ゲスト基、及びアミン系ポリマーを混合する工程である請求項1に記載のゲルの製造方法。
- 溶媒がアルコールである請求項2に記載のゲルの製造方法。
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