JPH1087358A - コンクリート噴霧用添加剤 - Google Patents
コンクリート噴霧用添加剤Info
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- JPH1087358A JPH1087358A JP9156507A JP15650797A JPH1087358A JP H1087358 A JPH1087358 A JP H1087358A JP 9156507 A JP9156507 A JP 9156507A JP 15650797 A JP15650797 A JP 15650797A JP H1087358 A JPH1087358 A JP H1087358A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B22/00—Use of inorganic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. accelerators, shrinkage compensating agents
- C04B22/02—Elements
- C04B22/04—Metals, e.g. aluminium used as blowing agent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/0028—Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
- C04B40/0039—Premixtures of ingredients
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非苛性のセメント様組成物加速剤を提供する
こと。 【解決手段】 硫酸アルミニウムおよび少なくとも一つ
のアルカノールアミンを含む、セメント様組成物用加速
混合物により解決される。
こと。 【解決手段】 硫酸アルミニウムおよび少なくとも一つ
のアルカノールアミンを含む、セメント様組成物用加速
混合物により解決される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメント様組成物
の噴霧およびそれに使用する加速剤に関する。
の噴霧およびそれに使用する加速剤に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】支持
体上に噴霧するコンクリートであるショットクリートは
非常に速く硬化しなければならない；典型的に、３分以
内の初期硬化時間を有しなければならない。伝統的に、
これは、アルミン酸ナトリウム、水酸化ナトリウムおよ
びカリウムならびにある塩化物のような強力な加速剤の
使用により達成されている。これらのような慣用のショ
ットクリート加速剤は充分なレベルの性能を実現する
が、本来苛性であるという問題に苦しんでいる。これ
は、ショットクリートでの作業を非常に不快なものに
し、特にトンネルのような閉鎖空間においては眼、皮膚
および肺刺激の可能性を導き、保護服を着る必要があ
り、それ自体多くの状況で着ることが不快である。
体上に噴霧するコンクリートであるショットクリートは
非常に速く硬化しなければならない；典型的に、３分以
内の初期硬化時間を有しなければならない。伝統的に、
これは、アルミン酸ナトリウム、水酸化ナトリウムおよ
びカリウムならびにある塩化物のような強力な加速剤の
使用により達成されている。これらのような慣用のショ
ットクリート加速剤は充分なレベルの性能を実現する
が、本来苛性であるという問題に苦しんでいる。これ
は、ショットクリートでの作業を非常に不快なものに
し、特にトンネルのような閉鎖空間においては眼、皮膚
および肺刺激の可能性を導き、保護服を着る必要があ
り、それ自体多くの状況で着ることが不快である。
【０００３】非苛性加速剤を提供する試みが行われてい
る。一つの最近の開発は、無定形水酸化アルミニウム／
水酸化硫酸アルミニウムの使用であり、これは良好な結
果を与える。
る。一つの最近の開発は、無定形水酸化アルミニウム／
水酸化硫酸アルミニウムの使用であり、これは良好な結
果を与える。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明により、ある物質
の組み合わせが加速剤を提供し、それが非苛性であるだ
けでなく、非常に優れていることが判明した。従って、
本発明は、硫酸アルミニウムおよび少なくとも一つのア
ルカノールアミンを含む、セメント様組成物用加速混合
物を提供する。
の組み合わせが加速剤を提供し、それが非苛性であるだ
けでなく、非常に優れていることが判明した。従って、
本発明は、硫酸アルミニウムおよび少なくとも一つのア
ルカノールアミンを含む、セメント様組成物用加速混合
物を提供する。
【０００５】本発明は、更に、噴霧ノズルにおいて上記
の混合物を組成物に添加することを含む、噴霧セメント
組成物の硬化を加速する方法も提供する。
の混合物を組成物に添加することを含む、噴霧セメント
組成物の硬化を加速する方法も提供する。
【０００６】硫酸アルミニウムは加速組成物の成分とし
て既知であるが、常に水酸化アルミニウムと共に使用さ
れ、硫酸アルミニウムは少量成分であった。本発明にお
いては、硫酸アルミニウムを主要成分として、添加水酸
化アルミニウムの非存在下で使用する。本発明で使用す
る硫酸アルミニウムは、当分野で既知のこのような物質
から選択し得る。好ましい物質は、多くの商業的グレー
ドが入手可能な水和硫酸アルミニウムである。
て既知であるが、常に水酸化アルミニウムと共に使用さ
れ、硫酸アルミニウムは少量成分であった。本発明にお
いては、硫酸アルミニウムを主要成分として、添加水酸
化アルミニウムの非存在下で使用する。本発明で使用す
る硫酸アルミニウムは、当分野で既知のこのような物質
から選択し得る。好ましい物質は、多くの商業的グレー
ドが入手可能な水和硫酸アルミニウムである。
【０００７】好ましい態様において、硫酸アルミニウム
は少なくとも一つの追加的水溶性塩の一定量を含み得
る。このような付加は、硬化時間を延長でき、最終強度
を改善する。好ましい塩は硫酸第二鉄であるが、硝酸第
二鉄および硝酸アルミニウムのような他の塩も使用し得
る。塩の添加量は、硫酸アルミニウム＋塩の最大２０重
量％まで(好ましくは最大１０％まで)である。
は少なくとも一つの追加的水溶性塩の一定量を含み得
る。このような付加は、硬化時間を延長でき、最終強度
を改善する。好ましい塩は硫酸第二鉄であるが、硝酸第
二鉄および硝酸アルミニウムのような他の塩も使用し得
る。塩の添加量は、硫酸アルミニウム＋塩の最大２０重
量％まで(好ましくは最大１０％まで)である。
【０００８】本発明で使用するアルカノールアミンは、
当分野で既知のこのような物質であり得る。好ましいア
ルカノールアミンはジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミンおよびメチルジエタノールアミンを含む。１個
以上のこのようなアルカノールアミンを使用できる。
当分野で既知のこのような物質であり得る。好ましいア
ルカノールアミンはジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミンおよびメチルジエタノールアミンを含む。１個
以上のこのようなアルカノールアミンを使用できる。
【０００９】混合物の二つの成分を別々に噴霧ノズルに
添加することが可能である(および本発明の目的におい
て“混合物”の意味はこの場合を含む)が、装置、取り
扱いの便宜性および性能の観点から、それらを一つの混
合物として添加するのがより簡便である。混合物は、例
えば、硫酸アルミニウムを水に好ましい程度(好ましく
は飽和溶液を作る)まで溶解し、次いでこれをアルカノ
ールアミンと混合することにより製造し得る。混合は、
既知の装置を使用して行い得る。加速混合物中の硫酸ア
ルミニウムのアルカノールアミンに対する比率は、１.
７−１７０：１、好ましくは２.８５−１１.４：１、最
も好ましくは約５.７：１であり、これらの比率は無水
硫酸アルミニウムを基本にしている。いわゆる“１７
％”硫酸アルミニウム(１７％Ａｌ2Ｏ3または約５７％
Ａｌ2(ＳＯ4)3を意味する)のような商品を使用する通常
の場合、比率は重量で３：１−３００：１、好ましくは
５：１−２０：１、最も好ましくは約１０：１である。
添加することが可能である(および本発明の目的におい
て“混合物”の意味はこの場合を含む)が、装置、取り
扱いの便宜性および性能の観点から、それらを一つの混
合物として添加するのがより簡便である。混合物は、例
えば、硫酸アルミニウムを水に好ましい程度(好ましく
は飽和溶液を作る)まで溶解し、次いでこれをアルカノ
ールアミンと混合することにより製造し得る。混合は、
既知の装置を使用して行い得る。加速混合物中の硫酸ア
ルミニウムのアルカノールアミンに対する比率は、１.
７−１７０：１、好ましくは２.８５−１１.４：１、最
も好ましくは約５.７：１であり、これらの比率は無水
硫酸アルミニウムを基本にしている。いわゆる“１７
％”硫酸アルミニウム(１７％Ａｌ2Ｏ3または約５７％
Ａｌ2(ＳＯ4)3を意味する)のような商品を使用する通常
の場合、比率は重量で３：１−３００：１、好ましくは
５：１−２０：１、最も好ましくは約１０：１である。
【００１０】本発明の好ましい態様において、混合物は
更に安定化剤を含む。これは貯蔵寿命を延長し、性能を
高め、当分野で既知の好適な安定化剤から選択し得る。
例えば、安定化剤は、当分野で既知のこのような物質か
ら選ばれる界面活性剤であり得る。安定化剤の他の(お
よび好ましい)グループは、水性、安定ポリマー分散剤
およびケイ酸マグネシウムセピオライトである。
更に安定化剤を含む。これは貯蔵寿命を延長し、性能を
高め、当分野で既知の好適な安定化剤から選択し得る。
例えば、安定化剤は、当分野で既知のこのような物質か
ら選ばれる界面活性剤であり得る。安定化剤の他の(お
よび好ましい)グループは、水性、安定ポリマー分散剤
およびケイ酸マグネシウムセピオライトである。
【００１１】“安定”は、分散剤が長時間放置において
目に見えて沈殿しないことを意味する。この使用におい
て、“分散剤”なる用語は、物質の物理的状態(分散層
が連続層中に非均質に分散している、二層系)を記載す
るために使用する。その製造の機構は意味せず、従っ
て、しばしばエマルジョン(文言上、液体中における他
の液体の分散であるが、しばしばミセルエマルジョン重
合法により製造されるポリマーの小さい粒子サイズの分
散を呼ぶのにも使用される)と呼ばれる物質が“分散”
なる用語の使用に含まれる。“ラテックス”なる用語
も、しばしばこのような系を記述するのに使用する。
目に見えて沈殿しないことを意味する。この使用におい
て、“分散剤”なる用語は、物質の物理的状態(分散層
が連続層中に非均質に分散している、二層系)を記載す
るために使用する。その製造の機構は意味せず、従っ
て、しばしばエマルジョン(文言上、液体中における他
の液体の分散であるが、しばしばミセルエマルジョン重
合法により製造されるポリマーの小さい粒子サイズの分
散を呼ぶのにも使用される)と呼ばれる物質が“分散”
なる用語の使用に含まれる。“ラテックス”なる用語
も、しばしばこのような系を記述するのに使用する。
【００１２】水性ポリマー分散剤が本発明で良好に作用
するという事実は、このような物質が一般に安定化剤と
して考えられていないため、驚くべきことである。任意
のこのような水性ポリマー分散剤が使用し得る。特に好
ましいタイプは、水性スチレン−ブタジエンラテックス
である。典型的な例は、商品名“Ｓynthomer”9523液体
(Ｓynthomer Ｃhemie ＧmbＨ, Ｆrankfurt販売)のもと
に売られているものである。このような分散剤は、混合
物固体の０.５−１０重量％、好ましくは１−８重量％
の比率で使用される。
するという事実は、このような物質が一般に安定化剤と
して考えられていないため、驚くべきことである。任意
のこのような水性ポリマー分散剤が使用し得る。特に好
ましいタイプは、水性スチレン−ブタジエンラテックス
である。典型的な例は、商品名“Ｓynthomer”9523液体
(Ｓynthomer Ｃhemie ＧmbＨ, Ｆrankfurt販売)のもと
に売られているものである。このような分散剤は、混合
物固体の０.５−１０重量％、好ましくは１−８重量％
の比率で使用される。
【００１３】安定化剤の他の好ましいタイプはケイ酸マ
グネシウムセピオライトである。セピオライトは、特に
一連のタルク様リボン(６単位毎に逆になっているシリ
カテトラヘトダの二層の間のオクタヘドラマグネシウム
の一つの層がある)を含む独特な構造を有することから
他のタイプ(バーミキュライト、スメクチト、タルク、
カオリン、マイカ)から区別される、粘土鉱物のタイプ
である。セピオライトは、高い外部不規則表面、針状形
態、高い内部多孔性および非膨張構造により特徴付けら
れる。
グネシウムセピオライトである。セピオライトは、特に
一連のタルク様リボン(６単位毎に逆になっているシリ
カテトラヘトダの二層の間のオクタヘドラマグネシウム
の一つの層がある)を含む独特な構造を有することから
他のタイプ(バーミキュライト、スメクチト、タルク、
カオリン、マイカ)から区別される、粘土鉱物のタイプ
である。セピオライトは、高い外部不規則表面、針状形
態、高い内部多孔性および非膨張構造により特徴付けら
れる。
【００１４】セピオライトは本発明で非常に良好に働く
ことが判明した。好ましくは、添加剤の０.１−１０.０
重量％の割合で使用する。
ことが判明した。好ましくは、添加剤の０.１−１０.０
重量％の割合で使用する。
【００１５】多くの他の成分は、有用に使用され得る。
この一つはグリセロールであり、硫酸アルミニウムの共
溶媒として作用するだけでなく、安定性および硬化特性
を高める。好ましくは、混合物の１５重量％までの割合
で添加し得る。
この一つはグリセロールであり、硫酸アルミニウムの共
溶媒として作用するだけでなく、安定性および硬化特性
を高める。好ましくは、混合物の１５重量％までの割合
で添加し得る。
【００１６】他の成分も添加し得る。一つの有用な物質
は腐食阻害剤であり、本来酸性である混合物によるポン
プ装置の損傷を阻止する。これらは広範なこのような物
質から選択し得るが、本発明の目的においてカチオン性
第４級アンモニウムを基本とする物質が好ましいことが
判明した。典型的例は、脂肪鎖を含む第４級アンモニウ
ム塩を含み、好ましくは脂肪酸鎖含有非イオン性物質と
共に使用する。この場合、脂肪鎖は好ましくはココナッ
ツであり、この典型的商品は“Ｄodigen”(登録商標)95
(Ｈoechst販売)である。更に有用な物質は、エトキシル
化ベンズアルコニウムクロリドである“Ａnticor”(登
録商標)VV328(Ｔenso Ｃhema ＡＧ販売)である。このよ
うな物質は、混合物の０.１−２.０重量％、好ましくは
０.２−１重量％の割合で使用し得る。
は腐食阻害剤であり、本来酸性である混合物によるポン
プ装置の損傷を阻止する。これらは広範なこのような物
質から選択し得るが、本発明の目的においてカチオン性
第４級アンモニウムを基本とする物質が好ましいことが
判明した。典型的例は、脂肪鎖を含む第４級アンモニウ
ム塩を含み、好ましくは脂肪酸鎖含有非イオン性物質と
共に使用する。この場合、脂肪鎖は好ましくはココナッ
ツであり、この典型的商品は“Ｄodigen”(登録商標)95
(Ｈoechst販売)である。更に有用な物質は、エトキシル
化ベンズアルコニウムクロリドである“Ａnticor”(登
録商標)VV328(Ｔenso Ｃhema ＡＧ販売)である。このよ
うな物質は、混合物の０.１−２.０重量％、好ましくは
０.２−１重量％の割合で使用し得る。
【００１７】混合物の成分は、簡便には、噴霧可能なセ
メント様組成物に添加し得る(例えば、ノズルにおい
て、水性溶液または分散液の形で)。用量は、典型的に
はセメントの５−１５重量％(好ましくは６−１０重量
％)固体である。
メント様組成物に添加し得る(例えば、ノズルにおい
て、水性溶液または分散液の形で)。用量は、典型的に
はセメントの５−１５重量％(好ましくは６−１０重量
％)固体である。
【００１８】本発明の混合物は優れた結果をもたらす。
一つの著しい特性は、硬化の加速は通常の標準を超えな
いが、最終強度の低下が減少していることである。最終
強度は、常に、ショットクリートに使用される強力な加
速剤により損なわれている；より高い用量で、より低下
が大きい。本発明において、この作用が最少となってい
る。本発明は、従って、硬化が上記の加速混合物により
加速されている支持体上の噴霧セメント様層を提供す
る。本発明の混合物は無アルカリであるという付加的利
点を有する。更なる、非常に驚くべき利点は、本発明の
混合物が、既知のショットクリート加速剤では作用しな
いため“困難”であると考えられているいくつかのもの
を含めて非常に広い範囲のセメントで良好に働くことで
ある。このようなセメントは、地下施工に使用する非常
に低い石膏含量のセメント、５％までの石灰を含む安い
セメントおよび低クリンカーセメントを含む。本発明
を、以下の実施例を参考にして更に記載する。
一つの著しい特性は、硬化の加速は通常の標準を超えな
いが、最終強度の低下が減少していることである。最終
強度は、常に、ショットクリートに使用される強力な加
速剤により損なわれている；より高い用量で、より低下
が大きい。本発明において、この作用が最少となってい
る。本発明は、従って、硬化が上記の加速混合物により
加速されている支持体上の噴霧セメント様層を提供す
る。本発明の混合物は無アルカリであるという付加的利
点を有する。更なる、非常に驚くべき利点は、本発明の
混合物が、既知のショットクリート加速剤では作用しな
いため“困難”であると考えられているいくつかのもの
を含めて非常に広い範囲のセメントで良好に働くことで
ある。このようなセメントは、地下施工に使用する非常
に低い石膏含量のセメント、５％までの石灰を含む安い
セメントおよび低クリンカーセメントを含む。本発明
を、以下の実施例を参考にして更に記載する。
【００１９】
製造実施例１ 以下の物質の混合を、成分を順次混合機に入れることに
より行う： 硫酸アルミニウム(１７％Ａｌ2Ｏ3) ６０.０部 ジエタノールアミン ６.５部 ケイ酸マグネシウムセピオライト1 １.５部 グリセロール ０.２部 水 ３１.８部 １．Ｔolsa販売“Ｐangel”Ｓ９ 得られるスラリーを、以下に記載する多くのショットク
リート実施例における“標準”製剤として使用する。
より行う： 硫酸アルミニウム(１７％Ａｌ2Ｏ3) ６０.０部 ジエタノールアミン ６.５部 ケイ酸マグネシウムセピオライト1 １.５部 グリセロール ０.２部 水 ３１.８部 １．Ｔolsa販売“Ｐangel”Ｓ９ 得られるスラリーを、以下に記載する多くのショットク
リート実施例における“標準”製剤として使用する。
【００２０】製造実施例２ 以下の物質の混合を、成分を順次混合機に入れることに
より行う： 水 ２０部 ジエタノールアミン １０部 硫酸アルミニウム ６３部 スチレン−ブタジエンラテックス2 ７部 ２．Ｓynthomer Ｃhemie販売“Ｓynthomer”9523液体
より行う： 水 ２０部 ジエタノールアミン １０部 硫酸アルミニウム ６３部 スチレン−ブタジエンラテックス2 ７部 ２．Ｓynthomer Ｃhemie販売“Ｓynthomer”9523液体
【００２１】製造実施例３ 以下の物質の混合を、成分を順次混合機に入れることに
より行う： 水 ２０部 ジエタノールアミン １０部 硫酸アルミニウム ６３部 腐食阻害剤3 ２部 ３．Ｈoechst販売“Ｄodigen”95
より行う： 水 ２０部 ジエタノールアミン １０部 硫酸アルミニウム ６３部 腐食阻害剤3 ２部 ３．Ｈoechst販売“Ｄodigen”95
【００２２】施工実施例１ 本実施例において、ショットクリートに使用するセメン
トは、低いクリンカー含量のＣem IVタイプの“困難”
なセメントであった。ショットクリート組成物を、以下
の物質から製造する； セメント： ４００部 砂(０−５mm) １６００部 砂(０−１５mm) １７０部 混合物を水と混合し、０.４の水／セメント(Ｗ／Ｃ)比
を得る。混合物は、更に、セメントの２重量％のＢＮＳ
(β−ナフタレンスルホネート)超可塑剤を含む。これ
を、製造実施例１に記載したスラリーを種々の量使用し
て種々の厚さに噴霧し、２８日目に圧縮強度を試験す
る。結果を表１に示す。
トは、低いクリンカー含量のＣem IVタイプの“困難”
なセメントであった。ショットクリート組成物を、以下
の物質から製造する； セメント： ４００部 砂(０−５mm) １６００部 砂(０−１５mm) １７０部 混合物を水と混合し、０.４の水／セメント(Ｗ／Ｃ)比
を得る。混合物は、更に、セメントの２重量％のＢＮＳ
(β−ナフタレンスルホネート)超可塑剤を含む。これ
を、製造実施例１に記載したスラリーを種々の量使用し
て種々の厚さに噴霧し、２８日目に圧縮強度を試験す
る。結果を表１に示す。
【００２３】
【表１】 量(セメントに対する％) ６ ８ １０ 厚さ(cm) ２０ ３０ ４０ 圧縮強度(２８日目)(Ｎ／mm2) ４２.７ ４２.４ ４５.８
【００２４】施工実施例２ ショットクリート混合物を、以下の成分を混合すること
により製造する； セメント(ＯＰＣ*) ４２５部 砂(０−８mm) １７１３部 ＊通常のポートランドセメント 水を添加し、Ｗ／Ｃ比を０.４５にする。混合物に、更
に、ＢＮＳ超可塑剤をセメントの１.５重量％添加す
る。
により製造する； セメント(ＯＰＣ*) ４２５部 砂(０−８mm) １７１３部 ＊通常のポートランドセメント 水を添加し、Ｗ／Ｃ比を０.４５にする。混合物に、更
に、ＢＮＳ超可塑剤をセメントの１.５重量％添加す
る。
【００２５】混合物を数回噴霧し、各回に異なる加速混
合物および／または混合物の量を使用し、噴霧コンクリ
ートの最終強度を試験する。使用する混合物は− Ａ：重量比２００：１で、硫酸アルミニウム＋トリエタ
ノールアミン Ｂ：重量比１０：１で、硫酸アルミニウム＋ジエタノー
ルアミン Ｃ：重量比５：１で、硫酸アルミニウム＋ジエタノール
アミン Ｄ：標準(上記のような) 結果を表２に示す。
合物および／または混合物の量を使用し、噴霧コンクリ
ートの最終強度を試験する。使用する混合物は− Ａ：重量比２００：１で、硫酸アルミニウム＋トリエタ
ノールアミン Ｂ：重量比１０：１で、硫酸アルミニウム＋ジエタノー
ルアミン Ｃ：重量比５：１で、硫酸アルミニウム＋ジエタノール
アミン Ｄ：標準(上記のような) 結果を表２に示す。
【００２６】
【表２】 混合物 Ａ Ａ Ｂ Ｂ Ｃ Ｃ Ｄ Ｄ 量1 ７ ９ ９ ７ ７ ９ ７ ９ 圧縮強度2 44.8 33.9 34.9 44.1 31.7 34.2 44.1 43.1 (28日目)(N/mm2) １．セメントの活性成分の重量％ ２．ショットクリートコア上で測定して
【００２７】施工実施例３ ショットクリート組成物を、以下の物質から製造する； セメント(ＯＰＣ) ４２５部 砂(０−８mm) １７１３部 ＢＮＳ超可塑剤 セメントの１.５％ 使用するＷ／Ｃ比を０.４７とする。混合物を、二つの
異なる加速添加剤、一つは先の施工実施例の標準(前記
の通り、Ｄと呼ぶ)および他方は硫酸アルミニウム、硫
酸第二鉄およびジエタノールアミンの９：１：１の重量
比率の混合物(Ｅと呼ぶ)と共に噴霧する。最終(２８日)
圧縮強度を前記のように測定する。結果を表３に示す。
異なる加速添加剤、一つは先の施工実施例の標準(前記
の通り、Ｄと呼ぶ)および他方は硫酸アルミニウム、硫
酸第二鉄およびジエタノールアミンの９：１：１の重量
比率の混合物(Ｅと呼ぶ)と共に噴霧する。最終(２８日)
圧縮強度を前記のように測定する。結果を表３に示す。
【００２８】
【表３】 添加剤 Ｄ Ｄ Ｅ Ｅ 量 ７ ９ ７ ９ 圧縮強度(２８日目)(Ｎ／mm2) ３６.４ ３５.６ ４１.２ ３８.５
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０４Ｂ 103:10 103:44 (72)発明者 マルティン・ヴァイベル スイス、ツェーハー−8048チューリッヒ、 ズステンヴェーク２番
Claims (5)
- 【請求項１】 硫酸アルミニウムおよび少なくとも一種
のアルカノールアミンを含む、セメント様組成物用加速
混合物。 - 【請求項２】 混合物剤が安定化剤を更に含むものであ
る、請求項１記載の加速混合物。 - 【請求項３】 安定化剤が水性、安定ポリマー分散物か
ら選択されるもの、好ましくはスチレン−ブタジエンラ
テックスおよびケイ酸マグネシウムセピオライトであ
る、請求項１また２記載の加速混合物。 - 【請求項４】 噴霧ノズルにおいて請求項１−３のいず
れかに記載の混合物を組成物に添加することを含む、噴
霧セメント組成物の硬化を加速する方法。 - 【請求項５】 硬化が請求項１−３のいずれかに記載の
加速混合物で加速されている、支持体上の噴霧セメント
様層。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GBGB9612464.9A GB9612464D0 (en) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | Organic compounds |
| GB9612464 | 1997-03-14 | ||
| GB97104366-6 | 1997-03-14 | ||
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