JPH1086792A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JPH1086792A
JPH1086792A JP24331696A JP24331696A JPH1086792A JP H1086792 A JPH1086792 A JP H1086792A JP 24331696 A JP24331696 A JP 24331696A JP 24331696 A JP24331696 A JP 24331696A JP H1086792 A JPH1086792 A JP H1086792A
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JP
Japan
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steering
key
peripheral surface
key lock
lock
Prior art date
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JP24331696A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Tono
清明 東野
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングロック時に於いて、ステアリン
グシャフト4の回り止めを確実に行ない、防犯性能を向
上させる。 【解決手段】 ステアリングシャフト4の外周面に、キ
ーロック孔6を設けたキーロックカラー5と、上記キー
ロック孔6の位置と反対側に凸部8を設けた変位防止部
材7とを固定する。ステアリングロック時にステアリン
グホイールを無理に回転させると、上記ステアリングシ
ャフト4がロックキー2と上記キーロック孔6の係合に
基づき、上記ロックキー2から退避する方向に撓み、上
記凸部8と上記ステアリングコラム1の内周面に設けた
通孔9とが係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るステアリング
ロック装置は、自動車の盗難防止の為、イグニションキ
ーを鍵孔から抜いた状態で、ステアリングホイールをロ
ックする(回らない状態とする)ものである。
【従来の技術】
【0002】自動車の盗難を防止する為にステアリング
ロック装置を設ける事が、一般的に行なわれている。図
7〜8は、この様な目的で従来から使用されているステ
アリングロック装置を略示している。尚、図8の(A)
はキーロック時、(B)はキーロック解除時の、それぞ
れ図7のA−A断面図を示す。このステアリングロック
装置は、イグニッションスイッチをONした状態では、
図8(B)に示す様に、ステアリングコラム1の内側に
ロックキー2が突出せず、キーロックカラー5を固定し
たステアリングシャフト4の回転を自在とする。これに
対し、イグニッションスイッチをOFFし、更に図示し
ないイグニッションキーを鍵孔から引き抜く為、このイ
グニッションキーをロック位置にまで回すと、ステアリ
ングコラム1に固定した図示しないキーシリンダからロ
ックキー2が、上記ステアリングコラム1の直径方向内
方(図7の上方)に、弾性的に突出する。そして、上記
ロックキー2の先端部がそのまま、或はステアリングホ
イール3により回転させられるステアリングシャフト4
の回転に伴って、このステアリングシャフト4に固定し
たキーロックカラー5のキーロック孔6と係合する。そ
してこの係合により、上記ステアリングシャフト4を上
記ステアリングコラム1に対し固定して、上記ステアリ
ングシャフト4の回転を阻止する。
【0003】上述の様に構成され作用するステアリング
ロック装置による、ステアリングシャフト4の回転阻止
機能を向上させる技術として、例えば実開平4−275
8号公報に開示されている様な構造が知られている。こ
の公報に記載されているステアリングロック装置の場
合、図7に示す上記ステアリングシャフト4の外周面
で、上記キーロックカラー5の近傍位置に、円輪状の変
位防止部材7(本発明の実施の形態を示す図1参照)を
固定している。そして、この変位防止部材7の外周縁
を、上記ステアリングコラム1の内周面に近接させてい
る。この変位防止部材7は、ステアリングロック装置の
作動時、ロックキー2の先端部とキーロック孔6との係
合が外れるのを防止する。即ち、前記ステアリングホイ
ール3がロックされている状態にも拘らず、このステア
リングホイール3を無理に回転させようとすると、上記
ステアリングシャフト4に回転方向に大きな荷重が加わ
る。そして、このステアリングシャフト4の中間部が、
上記ロックキー2から退避する方向に撓む傾向となる。
この様な場合に、上記ステアリングシャフト4の外周面
に固定した変位防止部材7の外周縁が、上記ステアリン
グコラム1の内周面と衝合し、上記ステアリングシャフ
ト4が大きく撓む事を防止する。そして、上記ロックキ
ー2の先端部がキーロック孔6から抜け出るのを防止し
て、ステアリングシャフト4の回り止め阻止機能を向上
させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載された構造では、ステアリングホイール3に、より
大きな荷重が加わった場合、この荷重に耐え切れなくな
って、ステアリングシャフト4が回転する可能性があ
る。即ち、上記ステアリングシャフト4の回転をロック
キー2により阻止した状態で、このステアリングシャフ
ト4を上記ステアリングホイール3により、例えば図9
に矢印αで示す方向に回転させようとした場合、上記ロ
ックキー2とキーロック孔6との係合によりその回転を
阻止する。ところが、ステアリングホイール3からステ
アリングシャフト4に加えられる荷重が大きいと、上記
ロックキー2の外周面とキーロック孔6の内側縁との係
合に基づき、構成各部を変形させながら、図9に示す様
に、上記ステアリングシャフト4が上記ロックキー2か
ら退避する方向に撓む。この撓みは、或る程度までは変
位防止部材7により防止できるが、上記ステアリングシ
ャフト4に回転方向に亙る大きな荷重が継続して加わる
と、上記ステアリングシャフト4の撓みに基づいてロッ
クキー2とキーロック孔6の係合代が図9に示す様に減
り、これら両部材2、6同士の係合部分に加わる荷重応
力(面圧)が大きくなる。この結果、この係合部分が変
形し易くなる。加えて、上記ステアリングコラム1の内
周面と上記変位防止部材7の外周面とが滑り、上記ロッ
クキー2がキーロック孔6から抜け出てしまう。この結
果、上記ステアリングシャフト4が回転自在となり、盗
難防止効果が喪失する。本発明のステアリングロック装
置は、上述の様な不都合を解消し、盗難防止効果の向上
を図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のステアリングロ
ック装置は、前述した従来のステアリングロック装置と
同様に、後端部にステアリングホイールを装着するステ
アリングシャフトと、内側にこのステアリングシャフト
を回転自在に支持するステアリングコラムと、上記ステ
アリングコラムの内側部分で上記ステアリングシャフト
の外周面に固定され、その外周面の一部に開口するキー
ロック孔を形成したキーロックカラーと、上記ステアリ
ングコラムの一部に形成された通孔の内側にこのステア
リングコラムの直径方向に亙る変位自在に設けられ、イ
グニッションキーの操作に基づいて、その先端部を上記
キーロック孔に進入させるロックキーと、上記ステアリ
ングシャフトの外周面で、上記キーロックカラーの一部
若しくはこのキーロックカラーの近傍位置に固定され、
その外周縁を上記ステアリングコラムの内周面に近接さ
せたの変位防止部とから構成する。
【0006】特に、本発明のステアリングロック装置の
うち、請求項1に記載したステアリングロック装置に於
いては、上記変位防止部又は上記キーロックカラーの外
周面で、上記キーロック孔の位置に対してこのキーロッ
クカラーの直径方向反対側に形成された凸部と、上記ス
テアリングコラムの内周面で上記凸部と対向し得る位置
に形成した通孔又は凹部とを備える。そして、上記ステ
アリングシャフトが上記通孔又は凹部に向かって撓んだ
際に、これら通孔又は凹部と上記凸部とが係合して、上
記ステアリングシャフトの回転を阻止する。
【0007】又、請求項2に記載したステアリングロッ
ク装置に於いては、上記ステアリングコラムよりも硬質
で先端が鋭利な突起部を、前記変位防止部又は前記キー
ロックカラーの外周面で、キーロック孔の位置に対して
このキーロックカラーの直径方向反対側に設けている。
そして、ステアリングシャフトの外周面が上記ステアリ
ングコラムの内周面に向かって撓んだ際に、このステア
リングコラムの内周面に上記突起部の先端を圧入して、
上記ステアリングシャフトの回転を阻止する。
【0008】
【作用】上述の様に構成される本発明のステアリングロ
ック装置の場合、キーロック時にステアリングホイール
からステアリングシャフトに大きな荷重が加わえられた
場合でも、このステアリングシャフトの外周面に固定さ
れた変位防止部の外周縁がステアリングコラムの内周面
と衝合し、上記ステアリングシャフトが大きく撓む事を
防止する。特に、本発明のステアリングロック装置の場
合には、このステアリングシャフトに回転方向に亙って
大きな荷重が加えられても、上記ステアリングコラムの
内周面と変位防止部の外周面とが滑る事がない。即ち、
上記ステアリングシャフトが上記ロックキーから退避す
る方向に撓むと、請求項1に記載したステアリングロッ
ク装置の場合には、上記変位防止部又は上記キーロック
カラーの外周面に形成した凸部と、上記ステアリングコ
ラムの内周面で上記凸部と対向し得る位置に形成された
通孔又は凹部とが係合する。そして、この係合に基づ
き、上記ステアリングシャフトの回転を防止する。又、
請求項2に記載したステアリングロック装置の場合に
は、突起部とステアリングコラムの内周面との係合によ
り、やはり、上記ステアリングシャフトの回転を防止す
る。従って、ステアリングシャフトに固定したキーロッ
クカラーが回転する事がなくなり、上記ロックキーがキ
ーロック孔から抜け出る事がなくなって、上記ステアリ
ングシャフトの回転阻止を確実に図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜2は、請求項1に対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。ステア
リングコラム1は、ダッシュボードの下面等に於いて、
車体に対し支持固定している。このステアリングコラム
1の内側にはステアリングシャフト4を、転がり軸受1
0等を介して、回転自在に支持している。このステアリ
ングシャフト4の外周面で上記ステアリングコラム1の
内側部分には、欠円筒状のキーロックカラー5を、溶接
固定している。このキーロックカラー5は、軸方向(図
1の左右方向、図2の表裏方向)に長いキーロック孔6
を有する。又、上記ステアリングコラム1の一部で、こ
のキーロック孔6に対向し得る部分に、取付孔11を形
成している。そして、この取付孔11の内側に固定した
図示しないキーロックシリンダの内側にロックキー2
を、上記ステアリングコラム1の直径方向に亙る変位自
在に設けている。このロックキー2の先端部は、イグニ
ッションキーを抜き取るべく、このイグニッションキー
をロック位置に回す操作に基づいて、上記キーロックカ
ラー5の外周面に向け弾性的に突出する。そして、上記
ロックキー2とキーロック孔6とが整合した状態で、上
記ロックキー2の先端部が、上記キーロック孔6に進入
する。
【0010】更に、上記ステアリングシャフト4の外周
面で、上記キーロックカラー5の近傍位置には、円輪状
で、上記ステアリングシャフト4の直径方向に関して上
記キーロック孔6と反対側に凸部8を設けた、変位防止
部材7を、溶接固定している。この変位防止部材7の外
径は上記ステアリングコラム1の内径よりも少しだけ小
さい。従って、この変位防止部材7の外周面は、上記ス
テアリングコラム1の内周面に近接している。又、上記
ステアリングコラム1の内周面で上記凸部8と対向し得
る位置には、通孔9を設けている。即ち、上記ステアリ
ングホイール3(図7)がロックされた場合に、上記ロ
ックキー2とキーロック孔6とが係合すると同時に、上
記凸部8と上記通孔9とが対向する様にしている。尚、
この通孔9は上記凸部8よりも少し大きくし、この通孔
9の内側にこの凸部8が進入自在としている。
【0011】上述の様に構成される本発明のステアリン
グロック装置の場合、ステアリングホイール3(図7)
がロックされている状態にも拘らず、このステアリング
ホイール3を回転させようとする事により、このステア
リングシャフト4に大きな荷重が加わると、前記ロック
ピン2の先端部側面とキーロック孔6の内側縁との係合
に基づき、上記ステアリングシャフト4が、図2(B)
の状態から図2(A)の示す状態にまで、上記ロックピ
ン2から退避する方向に撓む傾向となる。この場合に、
上記ステアリングシャフト4の外周面に固定された上記
変位防止部材7の外周縁が、図2(A)に示す様に上記
ステアリングコラム1の内周面と衝合し、上記ステアリ
ングシャフト4が、大きく撓む事を防止する。
【0012】更に、本発明のステアリングロック装置の
場合には、図2(A)に示す様に上記ステアリングシャ
フト4が撓んだ際、上記変位防止部材7に設けられた凸
部8と、上記ステアリングコラム1の内周面に設けられ
た通孔9とが係合する(通孔9内に凸部8が嵌まり込
む)。そして、この係合により、変位防止部材7を固定
した上記ステアリングシャフト4がステアリングコラム
1の内側で回転するのを確実に防止できる。
【0013】次に、図3〜4は、請求項1に対応する、
本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場
合、ステアリングシャフト4の外周面に固定したキーロ
ックカラー5aの軸方向一端部で、このキーロックカラ
ー5の直径方向に関してキーロック孔6と反対側位置
に、外向き鍔部12を一体形成している。そして、この
外向き鍔部12の外周面をステアリングコラム1の内周
面に近接させる事により、上記外向き鍔部12に変位防
止部材としての機能を持たせている。又、この外向き鍔
部12の外周面上に凸部13を形成し、この凸部13
と、上記ステアリングコラム1に形成した通孔9とを係
合自在としている。その他の構成及び作用は、前述した
第1例の場合と同様である為、同等部分には同一符号を
付して、重複する説明を省略する。
【0014】次に、図5〜6は、請求項1に対応する、
本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場
合、上述した第2例と同様に、ステアリングシャフト4
の外周面に溶接固定したキーロックカラー5bを変位防
止部15と一体形成している。即ち、鋼板を円筒状に曲
げ形成して成るキーロックカラー5bの一部に、上記鋼
板の一端縁を直径方向外方に折り曲げる事により、上記
変位防止部15を形成している。そして、この変位防止
部15の外周面中央部に、ステアリングコラム1に形成
した通孔9と係合自在な凸部8aを設けている。上記変
位防止部15は、上記キーロックカラー5bの直径方向
に関し、キーロック孔6と反対側に設けている。従っ
て、ステアリングホイール3(図7)がロックされてい
る状態にも拘らず、このステアリングホイール3を回転
させようとする事により、上記ステアリングシャフト4
が撓む際には、上記変位防止部15がステアリングコラ
ム1の内周面に突き当って、この撓みを防止する。又、
凸部8aが上記通孔9と係合して、ステアリングシャフ
ト4が回転するのを確実に防止する。その他の構成及び
作用は、前述の第1〜2例の場合と同様である為、同等
部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
【0015】又、図示は省略するが、請求項2に対応す
る本発明の第4例として、上述した第1〜3例に組み込
んだ凸部8と通孔9又は凹部との代りに、変位防止部材
7又は上記キーロックカラー5の外周面で、キーロック
孔6の位置に対してこのキーロックカラー5の直径方向
反対側に、ステアリングコラム1の材質より硬質で先端
が鋭利な突起部を設ける事もできる。この場合に、ステ
アリングコラム1には、通孔9又は凹部を形成する必要
はない。この様に鋭利な突起部を採用すれば、上記ステ
アリングシャフト4の外周面が上記ステアリングコラム
1の内周面に向かって撓んだ際、このステアリングコラ
ム1の内周面に上記突起部が圧入する。そして、この突
起部とステアリングコラム1の内周面との係合により、
上記ステアリングシャフト4が回転するのを防止する。
即ち、上記ステアリングホイール3(図7)がロックさ
れている状態にも拘らず、このステアリングホイール3
を回転させようとした場合には、上記ステアリングコラ
ム1の内周面に上記突起部が圧入されて、上記ステアリ
ングシャフト4の回転を止める。上記突起部は、上記変
位防止部材7或はキーロックカラー5自体を上記ステア
リングコラム1の材質より硬質な材質とし、外周面に切
削加工を施したり、或は突起部のみを高周波焼き入れ等
により硬化させる事により、簡単に設ける事ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明のステアリングロック装置は、以
上に述べた通り構成され作用する為、ステアリングホイ
ールの回り止めを確実に図れる。この為、ステアリング
ロック装置の信頼性向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す断面図
【図2】図1のB−B断面図
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す断面図
【図4】図3のC−C断面図
【図5】本発明の実施の形態の第3例を示す断面図
【図6】図5のD−D断面図
【図7】従来構造の1例を示す略断面図
【図8】ステアリングホイールに荷重を加えない場合で
示す図7のA−A断面図で、(A)はキーロック時の状
態を、(B)はキーロック解除時の状態を、ぞれぞれ示
している。
【図9】ステアリングホイールに大きな荷重を加えた場
合の状態を示す、図8(A)と同様の図。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 ロックキー 3 ステアリングホイール 4 ステアリングシャフト 5、5a、5b キーロックカラー 6 キーロック孔 7 変位防止部材 8、8a 凸部 9 通孔 10 転がり軸受 11 取付孔 12 外向き鍔部 13 凸部 15 変位防止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部にステアリングホイールを装着す
    るステアリングシャフトと、内側にこのステアリングシ
    ャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、上
    記ステアリングコラムの内側部分で上記ステアリングシ
    ャフトの外周面に固定され、その外周面の一部に開口す
    るキーロック孔を形成したキーロックカラーと、上記ス
    テアリングコラムの一部に形成された通孔の内側にこの
    ステアリングコラムの直径方向に亙る変位自在に設けら
    れ、イグニションキーの操作に基づいて、その先端部を
    上記キーロック孔に進入させるロックキーと、上記ステ
    アリングシャフトの外周面で、上記キーロックカラーの
    一部又はこのキーロックカラーの近傍位置に固定され、
    その外周縁を上記ステアリングコラムの内周面に近接さ
    せた変位防止部とから成るステアリングロック装置に於
    いて、上記変位防止部又は上記キーロックカラーの外周
    面で、上記キーロック孔の位置に対してこのキーロック
    カラーの直径方向反対側に形成した凸部と、上記ステア
    リングコラムの内周面で上記凸部と対向し得る位置に形
    成した通孔又は凹部とを備え、上記ステアリングシャフ
    トが上記通孔又は凹部に向かって撓んだ際に、これら通
    孔又は凹部と上記凸部とが係合して、上記ステアリング
    シャフトの回転を阻止する事を特徴とするステアリング
    ロック装置。
  2. 【請求項2】 後端部にステアリングホイールを装着す
    るステアリングシャフトと、内側にこのステアリングシ
    ャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、上
    記ステアリングコラムの内側部分で上記ステアリングシ
    ャフトの外周面に固定され、その外周面の一部に開口す
    るキーロック孔を形成したキーロックカラーと、上記ス
    テアリングコラムの一部に形成された通孔の内側に於け
    る変位自在に設けられ、イグニションキーの操作に基づ
    いて、その先端部を上記キーロック孔に進入させるロッ
    クキーと、上記ステアリングシャフトの外周面で、上記
    キーロックカラーの一部又はこのキーロックカラーの近
    傍位置に固定され、その外周縁を上記ステアリングコラ
    ムの内周面に近接させた変位防止部とから成るステアリ
    ングロック装置に於いて、上記ステアリングコラムより
    も硬質で先端が鋭利な突起部を、上記変位防止部又は上
    記キーロックカラーの外周面で、上記キーロック孔の位
    置に対してこのキーロックカラーの直径方向反対側に設
    け、上記ステアリングシャフトが上記ステアリングコラ
    ムの内周面に向かって撓んだ際、このステアリングコラ
    ムの内周面に上記突起部の先端を圧入して、上記ステア
    リングシャフトの回転を阻止する事を特徴とするステア
    リングロック装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006264424A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Nsk Ltd ステアリング装置
WO2012049920A1 (ja) 2010-10-15 2012-04-19 日本精工株式会社 自動車用ステアリング装置
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