JPH07257322A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JPH07257322A
JPH07257322A JP5740594A JP5740594A JPH07257322A JP H07257322 A JPH07257322 A JP H07257322A JP 5740594 A JP5740594 A JP 5740594A JP 5740594 A JP5740594 A JP 5740594A JP H07257322 A JPH07257322 A JP H07257322A
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JP
Japan
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key
peripheral surface
hole
steering column
lock
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JP5740594A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Yamada
康久 山田
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/02Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
    • B60R25/0211Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column
    • B60R25/02115Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column key actuated

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングロック時に、ロックキー20の
先端がキーロックカラー12のキーロック孔13から抜
け出る事を防止する。 【構成】 キーシリンダ24は、ブラケット29により
下部ステアリングコラム6に固定する。このブラケット
29に形成した凸部34の先端を、キーロックカラー1
2の外周面に近接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るステアリングロッ
ク装置は、自動車の盗難防止の為、イグニションキーを
鍵孔から抜いた状態で、ステアリングホイールをロック
する(回らない状態とする)ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の盗難を防止する為、自動車には
ステアリングロック装置を設ける場合が多い。この様な
ステアリングロック装置の場合、イグニションキーを鍵
孔から引き抜く為、ロック位置にまで回すと、ステアリ
ングホイールにより回転させられるステアリングシャフ
トに固定されたキーロックカラーと、回転不能のステア
リングコラムに支持されたロックキーとが係合する。そ
してこの係合により、前記ステアリングシャフトがステ
アリングコラムに対し固定されて、ステアリングシャフ
トの回転が阻止される。
【0003】一方、運転者の体格や運転姿勢等に応じて
ステアリングホイールの高さを変えられる様に、チルト
式ステアリング装置と呼ばれるステアリングホイールの
高さ調節装置も、従来から広く使用されている。図4
は、この様なチルト式ステアリング装置の1例を示して
いる。上端部(後端部)に固定されたステアリングホイ
ール1の操作により回転させられるステアリングシャフ
ト2を挿通したステアリングコラム3は、車体に固定の
支持ブラケット4に支持されている。前記ステアリング
コラム3は、前記支持ブラケット4を境として、上部ス
テアリングコラム5と下部ステアリングコラム6とに二
分割されている。そして、このうちの上部ステアリング
コラム5の前端部を、前記支持ブラケット4に対し、左
右1対の横軸7により枢支している。
【0004】一方、前記ステアリングシャフト2は、上
部ステアリングシャフト8と下部ステアリングシャフト
9とに二分割されている。そして、両ステアリングシャ
フト8、9同士を、自在継手10(後述する図5〜6参
照)により、互いに連結している。そして、この自在継
手10の変位中心を、前記横軸7の延長線上に位置させ
ている。従って、横軸7を中心とする上部ステアリング
コラム5の変位に伴う上部ステアリングシャフト8の変
位に拘らず、この上部ステアリングシャフト8と前記下
部ステアリングシャフト9との間での回転力伝達が、円
滑に行なわれる。
【0005】ステアリングホイール1の高さ調節を行な
う場合には、チルトレバー11の操作によって、支持ブ
ラケット4に対する上部ステアリングコラム5の保持力
を解除する。この状態でこの上部ステアリングコラム5
を、前記横軸7、7を中心に揺動させ、前記ステアリン
グホイール1の高さ位置を調節する。その後、前記チル
トレバー11を反対方向に操作し、前記上部ステアリン
グコラム5を前記支持ブラケット4に対して保持(動か
ない様に固定)する。
【0006】上述の様に構成され作用するチルト式ステ
アリング装置に、盗難防止の為のステアリングロック装
置を組み込む場合、基本的な構造としては、図5に示す
様な構造と、図6に示す様な構造とが考えられる。この
うち、図5に示した構造は、前記上部ステアリングシャ
フト8の外周面で、前記上部ステアリングコラム5の内
側部分に、円筒状のキーロックカラー12を、溶接等に
より固定している。このキーロックカラー12には、軸
方向(図5の左右方向)に長いキーロック孔13を形成
している。
【0007】一方、前記上部ステアリングコラム5の一
部で前記キーロックカラー12の外周面と対向する部分
には、通孔14を形成している。そして、この通孔14
の内側に変位自在に設けたロックキー20(次述する図
6参照)の先端部を、イグニションキー21(図6参
照)の操作に基づいて、前記キーロック孔13に進入自
在としている。上部ステアリングコラム5の前端部に
は、前部を二股状に形成された揺動ブラケット15を溶
接等により固定し、下部ステアリングコラム6の後端部
は、前記支持ブラケット4に対し溶接等により固定して
いる。そして、両ブラケット15、4同士を、横軸7、
7により枢支している。
【0008】又、図6に示した構造の場合、前記下部ス
テアリングシャフト9の外周面で前記下部ステアリング
コラム6の内側部分に、キーロックカラー12を固定し
ている。これに合わせて、前記下部ステアリングコラム
6の一部に通孔14を形成し、この通孔14の内側に変
位自在に設けたロックキー20の先端部を、イグニショ
ンキー21の操作に基づいて、前記キーロック孔13に
進入させる様に構成している。17は、前記通孔14に
その内端部を支持した保持筒で、前記ロックキー20
は、この保持筒17の内側に、摺動自在に設けられる。
【0009】ところが、上述の様に構成され作用するス
テアリングロック装置のうち、図5に示した第1例の構
造の場合には、イグニションキーを差し込む為の鍵孔の
位置が、ステアリングホイールの高さ位置を調節する事
に伴って変化する。この為、イグニションキーの操作性
が必ずしも良くない。又、図6に示した第2例の構造の
場合、ステアリングホイールの高さ位置を調節した場合
でも、鍵孔の位置は不動である為、イグニションキーの
操作性が悪化する事はないが、代りに、次の様な不都合
を生じる。
【0010】即ち、ロックキー20の先端部をキーロッ
クカラー12のキーロック孔13に進入させ、ステアリ
ングホイール1の回転を阻止した状態で、このステアリ
ングホイール1(図4)を強く回転させようとした場
合、自在継手10を介して、下部ステアリングシャフト
9に加わる捩れ応力に基づき、この下部ステアリングシ
ャフト9と自在継手10とが、前記ロックキー20から
逃げる方向に撓む。そして、前記ロックキー20とキー
ロック孔13との係合が外れたり、或は自在継手10の
軸受が抜けてしまう可能性がある。この様にしてロック
キー20とキーロック孔13との係合が外れた場合に
は、ステアリングホイール1が回転自在となる為、盗難
防止効果がなくなってしまう。又、自在継手10の軸受
が抜けた場合、ステアリングホイール1のトルク伝達が
不能となってしまう。
【0011】この様な不都合を解決すべく、実開平4−
2758号公報には、図7〜8に示す様な構造が記載さ
れている。先ず、図7に示した構造の場合には、下部ス
テアリングコラム6の後端開口部内周面で、前記キーロ
ックカラー12の近傍位置部分に、円輪状の変位防止部
材18を固定している。そして、この変位防止部材18
の内周縁を、通常状態(下部ステアリングシャフト9に
大きな捩り応力が加わらない状態)に於いて、前記下部
ステアリングシャフト9の外周面に近接させている。
【0012】上述の様に構成されるステアリングロック
装置に於いては、下部ステアリングシャフト9が軸と直
角方向に撓む傾向になると、下部ステアリングコラム6
の内周面に固定された変位防止部材18の内周縁が、下
部ステアリングシャフト9の外周面と衝合する。この結
果、前記下部ステアリングシャフト9が大きく撓む事が
防止され、ロックキー20(図6参照)とキーロック孔
13との係合が外れたり、或は自在継手10の軸受が抜
ける事が防止される。
【0013】又、図8に示した構造の場合、下部ステア
リングコラム6の後端開口部内周面の変位防止部材18
を省略し、代りに、前記下部ステアリングシャフト9の
外周面で、前記キーロックカラー12の近傍位置に、円
輪状の変位防止部材19を固定している。これと共に、
この変位防止部材19の外周縁を、前記下部ステアリン
グコラム6の内周面に近接させている。この図8に示し
た構造の場合には、下部ステアリングシャフト9に捩れ
方向に亙り大きな応力が加わると、前記変位防止部材1
9の外周縁が下部ステアリングコラム6の内周面と衝合
し、前記下部ステアリングシャフト9が大きく撓む事を
防止する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図7〜8に示した従来
構造の場合には、ステアリングシャフト9の撓みを抑え
てロックキー20とキーロック孔13との係合が外れた
り、或は自在継手10の軸受が抜ける事を防止する為の
変位防止部材18、19を別途用意する必要があり、コ
ストアップの原因となっていた。本発明は、ステアリン
グロック装置の構成部品の形状を工夫する事で、前記ス
テアリングシャフト9の撓み防止に伴うコストアップを
防止すべく発明したものである。
【0015】
【課題を解決する為の手段】本発明のステアリングロッ
ク装置は、前述した従来のステアリングロック装置と同
様に、後端部にステアリングホイールを固定した上部ス
テアリングシャフトと、この上部ステアリングシャフト
を回転自在に挿通した上部ステアリングコラムと、この
上部ステアリングコラムの前端部を揺動自在に枢支し
た、互いに同心である左右1対の横軸と、前記上部ステ
アリングシャフトの前端部に設けられた自在継手と、こ
の自在継手にその後端部を結合した断面円形の下部ステ
アリングシャフトと、この下部ステアリングシャフトを
回転自在に挿通した、筒状の下部ステアリングコラム
と、前記下部ステアリングコラムの内側に位置する部分
で前記下部ステアリングシャフトの外周面に固定され、
その外周面一部にキーロック孔を形成したキーロックカ
ラーと、このキーロック孔に整合自在な位置で前記下部
ステアリングコラムの一部に形成された通孔と、この通
孔の内側部分にその内端部を整合させて、前記下部ステ
アリングコラムに固定されたキーシリンダと、このキー
シリンダの内側に、前記下部ステアリングコラムの直径
方向に亙る変位自在に挿通されたロックキーとを備えて
いる。そして、このロックキーは、イグニションキーの
操作に基づいてその先端部を前記キーロック孔に進入さ
せるものである。
【0016】特に、本発明のステアリングロック装置に
於いては、前記下部ステアリングコラムの一部で、前記
通孔に対して直径方向反対側部分に形成された第二の通
孔と、前記キーシリンダの基端部に結合固定され、この
基端部との間で前記下部ステアリングコラムを抱持する
事により、前記キーシリンダをこの下部ステアリングコ
ラムに固定するブラケットと、このブラケットの中間部
内周面で前記第二の通孔に整合する部分に固設された凸
部とを備えている。そして、この凸部の先端を前記キー
ロックカラーの外周面に近接させている。
【0017】
【作用】上述の様に構成される本発明のステアリングロ
ック装置の場合には、下部ステアリングシャフトに、捩
れ方向に亙って大きな応力が加わった場合には、ブラケ
ットに固設した凸部がキーロックカラーの外周面と衝合
し、このキーロックカラーを固定した下部ステアリング
シャフトが大きく撓む事を防止する。ブラケットはキー
シリンダを下部ステアリングコラムに支持固定する為に
使用する部品であり、前記下部ステアリングシャフトの
撓み防止を図る為に別途用意する部品ではない。従っ
て、撓み防止の為に余分な部品を用意し、更に組み付け
る手間が不要となり、ステアリングロック装置の製作費
低減化を図れる。
【0018】
【実施例】図1〜3は本発明の実施例を示している。支
持ブラケット4は、前記図4に示す様に、ダッシュボー
ドの下面等に於いて、車体に対し固定される。この支持
ブラケット4には揺動ブラケット15を、左右(第1図
の上下)1対の横軸7、7により枢支している。そし
て、この揺動ブラケット15の後端部に設けられた支持
壁16の中央部には、上部ステアリングコラム5を、こ
の支持壁16を貫通した状態で設け、溶接等によりこの
上部ステアリングコラム5を、前記支持壁16に対し固
定している。そして、前記上部ステアリングコラム5の
内側には、上部ステアリングシャフト8を、前後1対の
転がり軸受22、22を介して、回転自在に支持してい
る。
【0019】一方、前記支持ブラケット4の前壁23の
中央部には、下部ステアリングコラム6を、この前壁2
3を貫通した状態で設けている。そしてこの下部ステア
リングコラム6を、溶接等により、前記前壁23に対し
固定している。そして、この下部ステアリングコラム6
の内側には、下部ステアリングシャフト9を、回転自在
に挿通している。そして、前記上部ステアリングシャフ
ト8の前端部と、前記下部ステアリングシャフト9の後
端部とを、自在継手10により互いに結合している。こ
の自在継手10の変位中心は、前記1対の横軸7、7の
延長線上に位置させ、この横軸7、7を中心とする前記
上部ステアリングシャフト8の変位に拘らず、両ステア
リングシャフト8、9間での回転力の伝達を自在として
いる。
【0020】又、前記下部ステアリングシャフト9の外
周面で前記下部ステアリングコラム6の内側部分には、
キーロックカラー12を固定している。このキーロック
カラー12は、軸方向(図1の左右方向)に長いキーロ
ック孔13を有する。又、前記下部ステアリングコラム
6の一部で、このキーロック孔13に対向し得る部分に
は、通孔14を形成している。そして、この通孔14の
内側にキーシリンダ24の内端部(図1〜3の下端部)
を支持している。このキーシリンダ24の外半部は、前
記支持ブラケット4の側壁25を貫通して、この側壁2
5の外側面から突出させている。前記キーシリンダ24
の内側にはロックキー20を変位自在に設け、このロッ
クキー20の先端部を、イグニションキー21(図6参
照)の操作に基づいて、前記キーロックカラー12の外
周面に弾性的に押圧自在としている。このロックキー2
0は、その先端面と前記キーロック孔13とが整合した
状態に於いて、この先端部をこのキーロック孔13に進
入させる。
【0021】前記キーシリンダ24の内端部には、この
キーシリンダ24を前記下部ステアリングコラム6に固
定する為の取付部26を設けている。この取付部26は
略半円弧状に形成して、その内周面を前記下部ステアリ
ングコラム6の外周面に当接自在としている。又、この
取付部26の両端部にはフランジ部27、27を形成
し、これら両フランジ部27、27に、互いに平行なね
じ孔28、28を形成している。前記キーシリンダ24
を前記下部ステアリングコラム6の後端部外周面に固定
するには、前記取付部26の内周面と次述するブラケッ
ト29の内周面との間で、この後端部外周面を抑え付け
る。
【0022】このブラケット29は、鋼板等の金属板を
プレス成形する事により造られ、その内周面を前記後端
部外周面に当接自在としている。又、このブラケット2
9の外周縁には、前記取付部26と反対側に折れ曲がっ
た折れ曲げ縁35を形成して、このブラケット29の剛
性確保を図っている。又、このブラケット29の両端部
にはフランジ部30、30を形成し、各フランジ部3
0、30の一部で、前記各ねじ孔28、28と整合自在
な位置に、後述するボルト32、32を挿通自在な円孔
31、31を形成している。
【0023】更に、前記下部ステアリングコラム6の一
部で、前記キーシリンダ24を装着する為の通孔14に
対して直径方向反対側部分には、第二の通孔33を形成
している。一方、前記ブラケット29の内周面中央部
で、この第二の通孔33と整合する位置には、この第二
の通孔33内に挿入自在な凸部34を形成している。
【0024】上述の様な形状を有するブラケット29を
使用して、前記キーシリンダ24を前記下部ステアリン
グコラム6の後端部に固定する作業は、次の様にして行
なう。先ず、キーシリンダ24に設けた取付部26の内
周面と前記下部ステアリングコラム6の後端部外周面と
を対向させる。その後、前記キーシリンダ24の内端部
で前記取付部26の内周面から突出した部分を、前記通
孔14に嵌合させると共に、前記取付部26の内周面と
前記後端部外周面とを当接させる。次いで、前記ブラケ
ット29を前記後端部外周面に、前記取付部26とは反
対側から近付ける。そして、前記凸部34を前記第二の
通孔33内に挿入すると共に、このブラケット29の内
周面と前記後端部外周面とを当接させる。
【0025】この様に、前記ブラケット29の内周面と
前記後端部外周面とを当接させたならば、前記各円孔3
1、31を挿通したボルト32、32を前記各ねじ孔2
8、28に螺入し、更に緊締する。この結果、前記取付
部26及びブラケット29の内周面が、前記下部ステア
リングコラム6の後端部外周面に強く押し付けられ、前
記キーシリンダ24が前記下部ステアリングコラム6
に、しっかりと固定される。又、この状態で、前記ブラ
ケット29の内周面中央部に形成した前記凸部34の先
端面と前記キーロックカラー12の外周面とが近接す
る。
【0026】上述の様に構成される本発明のステアリン
グロック装置の場合、前記凸部34と前記キーロックカ
ラー12の外周面との衝合に基づき、このキーロックカ
ラー12のキーロック孔13と反対側への変位が制限さ
れる。従って、このキーロックカラー12がロックキー
20から退避する方向に大きく変位する事がなくなる。
この結果、ステアリングロック状態でステアリングホイ
ール1(図4参照)を介して下部ステアリングシャフト
9に大きな力を加えても、前記ロックキー20の先端が
キーロック孔13から抜け出たり、或は自在継手10の
軸受が抜け出たりする事がなくなる。
【0027】しかも、本発明で下部ステアリングシャフ
ト9の撓み防止を図る為のブラケット29は、前記キー
シリンダ24を前記下部ステアリングコラム6に支持固
定する為に使用する部品であって、前記下部ステアリン
グシャフト9の撓み防止を図る為に別途用意する部品で
はない。従って、撓み防止の為に余分な部品を用意する
必要がなく、ステアリングロック装置の製作費低減化を
図れる。
【0028】
【発明の効果】本発明のステアリングロック装置は、以
上に述べた通り構成され作用する為、イグニションキー
の鍵孔位置を固定した状態のまま、ステアリングホイー
ルの回り止めを確実に図れる。又、自在継手の損傷によ
る、ステアリングホイールの空転を防止できる。この
為、イグニションキーの操作性向上と、ステアリングロ
ック装置の信頼性向上とを同時に図る事ができる。しか
も、ステアリングロック装置の製作費を高くする事もな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、図4のA−A断面に相
当する図。
【図2】図1のB部拡大図。
【図3】図2のC−C断面図。
【図4】従来から知られたステアリング装置の1例を示
す側面図。
【図5】従来構造の第1例を示す、図4のA−A断面に
相当する図。
【図6】同第2例を示す、図5と同様の図。
【図7】同第3例を示す、図5と同様の図。
【図8】同第4例を示す、図5と同様の図。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 3 ステアリングコラム 4 支持ブラケット 5 上部ステアリングコラム 6 下部ステアリングコラム 7 横軸 8 上部ステアリングシャフト 9 下部ステアリングシャフト 10 自在継手 11 チルトレバー 12 キーロックカラー 13 キーロック孔 14 通孔 15 揺動ブラケット 16 支持壁 17 保持筒 18、19 変位防止部材 20 ロックキー 21 イグニションキー 22 転がり軸受 23 前壁 24 キーシリンダ 25 側壁 26 取付部 27 フランジ部 28 ねじ孔 29 ブラケット 30 フランジ部 31 円孔 32 ボルト 33 第二の通孔 34 凸部 35 折れ曲げ縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部にステアリングホイールを固定し
    た上部ステアリングシャフトと、この上部ステアリング
    シャフトを回転自在に挿通した上部ステアリングコラム
    と、この上部ステアリングコラムの前端部を揺動自在に
    枢支した、互いに同心である左右1対の横軸と、前記上
    部ステアリングシャフトの前端部に設けられた自在継手
    と、この自在継手にその後端部を結合した断面円形の下
    部ステアリングシャフトと、この下部ステアリングシャ
    フトを回転自在に挿通した、筒状の下部ステアリングコ
    ラムと、前記下部ステアリングコラムの内側に位置する
    部分で前記下部ステアリングシャフトの外周面に固定さ
    れ、その外周面一部にキーロック孔を形成したキーロッ
    クカラーと、このキーロック孔に整合自在な位置で前記
    下部ステアリングコラムの一部に形成された通孔と、こ
    の通孔の内側部分にその内端部を整合させて、前記下部
    ステアリングコラムに固定されたキーシリンダと、この
    キーシリンダの内側に、前記下部ステアリングコラムの
    直径方向に亙る変位自在に挿通されたロックキーとを備
    え、このロックキーは、イグニションキーの操作に基づ
    いてその先端部を前記キーロック孔に進入させるもので
    あるステアリングロック装置に於いて、前記下部ステア
    リングコラムの一部で、前記通孔に対して直径方向反対
    側部分に形成された第二の通孔と、前記キーシリンダの
    基端部に結合固定され、この基端部との間で前記下部ス
    テアリングコラムを抱持する事により、前記キーシリン
    ダをこの下部ステアリングコラムに固定するブラケット
    と、このブラケットの中間部内周面で前記第二の通孔に
    整合する部分に固設された凸部とを備え、この凸部の先
    端を前記キーロックカラーの外周面に近接させた事を特
    徴とするステアリングロック装置。
JP5740594A 1994-03-28 1994-03-28 ステアリングロック装置 Pending JPH07257322A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5740594A JPH07257322A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 ステアリングロック装置
GB9505198A GB2287923B (en) 1994-03-28 1995-03-15 Steering lock arrangement
DE1995111374 DE19511374C2 (de) 1994-03-28 1995-03-28 Lenkverriegelungsvorrichtung

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