JP3158865B2 - チルト式ステアリング装置 - Google Patents

チルト式ステアリング装置

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JP3158865B2
JP3158865B2 JP12390794A JP12390794A JP3158865B2 JP 3158865 B2 JP3158865 B2 JP 3158865B2 JP 12390794 A JP12390794 A JP 12390794A JP 12390794 A JP12390794 A JP 12390794A JP 3158865 B2 JP3158865 B2 JP 3158865B2
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    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Steering Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るチルト式ステアリ
ング装置は、自動車用操舵装置を構成するステアリング
コラムを、車体に対して揺動自在に支持する部分の改良
に関し、チルト調節部分の小型化を図るものである。
【0002】
【従来の技術】運転者の体格や運転姿勢等に応じてステ
アリングホイールの高さを変えられる様にした、所謂チ
ルト式ステアリング装置と呼ばれる、ステアリングホイ
ールの高さ調節装置が、従来から知られている。この様
なチルト式ステアリング装置として従来から、例えば実
公平2−34145号公報に記載されたものが知られて
いる。
【0003】この公報に記載されたチルト式ステアリン
グ装置は、所謂首振り型と呼ばれるもので、図12〜1
5に示す様に構成されている。ステアリングシャフト1
を挿通する為、筒状に形成されたステアリングコラム2
は、前部ステアリングコラム3と後部ステアリングコラ
ム4とに二分割されている。これら両ステアリングコラ
ム3、4は、車体に支持固定した支持ブラケット5部分
で連結している。そして、このうちの後部ステアリング
コラム4を、前記支持ブラケット5に設けた横軸6、6
を中心に揺動自在としている。支持ブラケット5と後部
ステアリングコラム4との間には、前記横軸6、6を中
心として揺動するチルトレバー7により係脱自在な、係
止機構を設けている。
【0004】更に詳しく説明すると、ダッシュボード8
の下面等に於いて車体に固定される支持ブラケット5に
設けた横軸6、6により、後部ステアリングコラム4の
一端を前記支持ブラケット5に枢支している。又、この
後部ステアリングコラム4の下面に、第一の係合部材9
を固定している。この第一の係合部材9の下面は、前記
横軸6、6を中心とする円弧状凸面を成しており、この
下面に第一の係合歯10を形成している。
【0005】一方、前記支持ブラケット5に設けた別の
横軸11には、前記チルトレバー7の揺動に伴って前記
第一の係合部材9と係脱する、第二の係合部材12の一
端(図13、15の左端)を枢支している。この第二の
係合部材12の他端部上縁(図13の右端部上縁)に
は、前記第一の係合部材9の下面に形成した第一の係合
歯10と係脱自在な、第二の係合歯13を形成してい
る。又、前記横軸6、6には、チルトレバー7の中間部
を枢支している。そして、このチルトレバー7の下端部
にその端部を結合した軸14にローラ15を支承し、こ
のローラ15の上面を、前記第二の係合部材12の下面
に当接させている。更に、前記チルトレバー7に固定の
揺動板16に形成した傾斜長孔17には、前記第二の係
合部材12の側面から突出したピン18を係合させてい
る。
【0006】上述の様に構成される為、前記チルトレバ
ー7を図13で反時計方向に揺動させると、ローラ15
が第二の係合部材12の他端部(図13の右端部)下方
から退避すると同時に、前記傾斜長孔17とピン18と
の係合に基づき、前記第二の係合部材12の他端部が下
方に変位する。
【0007】この結果、この第二の係合部材12の他端
部上面に形成した第二の係合歯13と、後部ステアリン
グコラム4の下面に固定した第一の係合部材9下面の第
一の係合歯10との係合が外れる。この状態では、(後
部ステアリングコラム4の側面に突設したピン19が、
支持ブラケット5に形成した円弧状長孔20の内側で変
位できる範囲内で)後部ステアリングコラム4が横軸
6、6を中心として揺動自在となる。そして、この揺動
に基き、この後部ステアリングコラム4の内側を挿通し
たステアリングシャフト1の端部に固定したステアリン
グホイールの高さ位置の調節が自在となる。
【0008】この様にしてステアリングホイールの高さ
位置を調節したならば、前記チルトレバー7を図13の
時計方向に揺動させる。この揺動に伴って、前記ローラ
15が第二の係合部材12の他端部下方に進入し、この
第二の係合部材12の他端部を上方に押し上げる。そし
て、この他端部上面に形成した第二の係合歯13と、後
部ステアリングコラム4の下面に固定した第一の係合部
材9の下面に形成した第一の係合歯10とを係合させ
る。この結果、前記後部ステアリングコラム4が横軸
6、6を中心に回転しなくなって、ステアリングホイー
ルが、調節された高さ位置のままに保持される。前記チ
ルトレバー7には、引っ張りばね21により、図13で
時計方向に揺動しようとする弾力が付与されている為、
前記ローラ15が第二の係合部材12の下方から、不用
意に退避する事はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され使
用される、従来のチルト式ステアリング装置の場合、後
部ステアリングコラム4の前端部下面に第一の係合部材
9を固定し、更にこの第一の係合部材9の下側に第二の
係合部材12の後端部及びローラ15を進入させてい
る。この為、前記後部ステアリングコラム4の前端部下
方に、これら各部材9、12、15を設ける為に比較的
大きなスペースを必要とする。実際の自動車に組み込む
場合、これら各部材9、12、15は、コラムカバーと
呼ばれるカバーによって覆われるが、このコラムカバー
の下面位置が下がり、運転者の膝とこのコラムカバーと
が干渉し易くなる為、好ましくない。
【0010】又、前記後部ステアリングコラム4の前端
部下面に第一の係合部材9を固定するが、この第一の係
合部材9の前後方向に亙る長さ寸法は或る程度大きくな
る。又、例えば前記後部ステアリングコラム4の外周面
に、灯火類やワイパ等を操作する為のコンビネーション
スイッチを設ける場合には、前記第一の係合部材9より
も後方位置に設ける必要がある。従って、前記後部ステ
アリングコラム4の長さ寸法が必要以上に大きくなり易
い。
【0011】後部ステアリングコラム4の長さ寸法が大
きくなると、ステアリングホイールを通じて後部ステア
リングコラム4に加わるモーメント力によって、前記第
一、第二の両係合部材9、12の係合部に加わる力が大
きくなる。従って、前記ステアリングホイールに加わる
力によって前記両係合部材9、12同士の係合が外れる
のを防止する為に、これら両係合部材9、12を大型で
丈夫なものにしなければならなくなる。この結果、前記
コラムカバーの下端位置がますます下がるだけでなく、
重量も増大してしまう。
【0012】本発明のチルト式ステアリング装置は、上
述の様な不都合を何れも解消すべく考えたものである。
【0013】
【課題を解決する為の手段】本発明のチルト式ステアリ
ング装置は、前部ステアリングコラムと、この前部ステ
アリングコラムの内側に回転のみ自在に支持された前部
ステアリングシャフトと、前記前部ステアリングコラム
の後端部を支持固定した状態で車体に固定される支持ブ
ラケットと、この支持ブラケットに対し固定された部分
に設けられた第一の横軸と、この第一の横軸によりその
前端を枢支された後部ステアリングコラムと、この後部
ステアリングコラムの内側に回転のみ自在に支持された
後部ステアリングシャフトと、この後部ステアリングシ
ャフトの後端部と前記前部ステアリングシャフトの前端
部とを連結する自在継手と、前記後部ステアリングコラ
ムに対し固定された部分に設けられた第二の横軸と、こ
の第二の横軸にその後端部を枢支し、その前端部にラッ
ク状の変位側噛合歯を形成した係合部材と、前記支持ブ
ラケットに固定された部分で前記変位側噛合歯と対向す
る部分に設けられたラック状の固定側噛合歯と、揺動に
伴って前記変位側噛合歯と固定側噛合歯とを係脱させる
チルトレバーとを備えている。
【0014】又、このチルトレバーの非操作時に前記変
位側噛合歯は前記固定側噛合歯に向けて押し付けられる
ものとしている。又、前記変位側噛合歯と固定側噛合歯
とは、平面同士で当接する平面歯としている。更に、こ
れら変位側噛合歯と固定側噛合歯との当接面の方向がこ
れら変位側噛合歯と固定側噛合歯との相対変位方向に対
し交差する傾斜角度である噛合圧力角をαとし、これら
変位側噛合歯と固定側噛合歯との当接面間の摩擦係数を
μとした場合に、α≦tan-1 μとしている。
【0015】
【作用】上述の様に構成される、本発明のチルト式ステ
アリング装置により、運転者の体格等に応じてステアリ
ングホイールの高さ位置を調節する場合、先ず、チルト
レバーの揺動に基づいて変位側噛合歯と固定側噛合歯と
の係合を外す。この状態で後部ステアリングコラムを、
第一の横軸を中心として揺動させ、後部ステアリングシ
ャフトの後端部に固定したステアリングホイールの高さ
位置を調節する。そして、調節後に前記チルトレバーを
逆方向に揺動させ、前記変位側噛合歯と固定側噛合歯と
を係合させて、前記ステアリングホイールを調節後の高
さ位置に固定する。
【0016】特に、本発明のチルト式ステアリングコラ
ム装置の場合には、前記変位側噛合歯と固定側噛合歯と
を平面歯とし、その噛合圧力角αを摩擦係数をμとの関
係でα≦tan-1 μとしている為、特に係合部材の変位を
阻止する為の部材を設けなくても、前記チルトレバーを
操作しない限り、前記両噛合歯同士の係合が外れる事は
ない。従って、前記後部ステアリングコラム若しくはこ
の後部ステアリングコラムの前端部に固定された部材の
前端部下側に設ける部材を少なくし、更にはなくす事が
できる。従って、この部分の下方への突出量を少なくす
ると共に、前記後部ステアリングコラムの長さ寸法を小
さくできる。
【0017】
【実施例】図1〜4は本発明の第一実施例を示してい
る。前部ステアリングコラム3の内側には前部ステアリ
ングシャフト22を、回転のみ自在に支持している。
又、前記前部ステアリングコラム3の後端部(図1の右
端部)は、金属板をプレス成形する等により造られた支
持ブラケット5に、支持板46を介して支持している。
そしてこの支持ブラケット5を、ダッシュボード8(図
12参照)の下側部分で、車体に固定している。この支
持ブラケット5の後端部に後部ステアリングコラム4の
前端を、第一の横軸23、23により枢支している。
【0018】アルミニウム合金のダイキャスト成形等に
より造られた、前記後部ステアリングコラム4の前端部
(図1の左端部)の左右両側面には、それぞれ円孔2
4、24を形成している。そして、各円孔24、24の
内側に前記各第一の横軸23、23の内半部を、滑り軸
受25、25を介して挿入している。従って、前記後部
ステアリングコラム4は前記支持ブラケット5に対し、
前記各第一の横軸23、23を中心とする揺動自在に支
持される。
【0019】この様に支持された前記後部ステアリング
コラム4の内側には、後部ステアリングシャフト26
が、前後1対の深溝型の玉軸受27、27により、回転
のみ自在に支持されている。この後部ステアリングシャ
フト26の前端部(図1の左端部)と前記前部ステアリ
ングシャフト22の後端部(図1の右端部)とは、自在
継手28により連結している。本第一実施例の場合、こ
の自在継手28の変位中心を、前記1対の第一の横軸2
3、23の延長線上に配置している。従って、前記後部
ステアリングコラム4が前記第一の横軸23、23を中
心に揺動した場合でも、前記前部ステアリングシャフト
22と前記後部ステアリングシャフト26との間の回転
力伝達は円滑に行なわれる。
【0020】又、前記後部ステアリングコラム4の前端
部下側には第二の横軸29を設け、この第二の横軸29
に、係合部材30の後端部を枢支している。この係合部
材30の前端部上面には、ラック状(平面ギヤ状)の変
位側噛合歯31を形成している。一方、前記支持ブラケ
ット5の下面で前記変位側噛合歯31と対向する部分に
は、係止部材38を固定し、この係止部材38の下面
に、ラック状の固定側噛合歯32を形成している。
【0021】そして、これら変位側噛合歯31と固定側
噛合歯32とを、チルトレバー33の揺動に基づき、係
脱自在としている。このチルトレバー33は、その基端
部(図1の左端部)を、前記係合部材30の後端部に結
合固定している。従って、前記チルトレバー33の先端
部(図1の右端部)を揺動させれば、この揺動に伴っ
て、前記変位側噛合歯31と前記固定側噛合歯32とが
係脱する。
【0022】又、前記支持ブラケット5の下面後端部に
は係止ピン34の上端部をかしめ固定している。この係
止ピン34は、上半部の小径部35と下半部の大径部3
6とを段部37で連続させたもので、このうちの小径部
35を、前記係止部材38に形成した円孔39と前記支
持ブラケット5の下面に形成した円孔40とに挿通して
いる。そして、前記小径部35の上端部で、この支持ブ
ラケット5の上方に突出した部分をかしめて、前記係止
ピン34と係止部材38とを、前記支持ブラケット5の
下面に固定している。尚、この係止部材38は、その前
部(図1の左部)上面に形成した突部41と前記支持ブ
ラケット5の下面前部に形成した透孔42とを係合させ
る事で、前記係止ピン34を中心とする回動を阻止され
ている。
【0023】又、前記係止ピン34の大径部36は、前
記係合部材30の中間部に形成された、前後方向(図1
の左右方向)に長い透孔43を緩く挿通されて、この係
合部材30の下面よりも下方に突出している。そして、
前記係止ピン34の下端部外周面に形成した鍔部44の
上面と前記係合部材30の下面との間に板ばね45を設
けている。この板ばね45は、前記変位側噛合歯31と
前記固定側噛合歯32とを係合させるべく、前記係合部
材30の前部(図1の左部)を上昇させるだけの、小さ
な弾力を有する。尚、この板ばね45に代えて、コイル
ばね、ゴムリング等、他の弾性材により、前記チルトレ
バーの非操作時に前記変位側噛合歯31を前記固定側噛
合歯32に向けて押し付ける様に構成する事もできる。
【0024】更に、本発明のチルト式ステアリング装置
の場合には、前記変位側噛合歯31と固定側噛合歯32
とを、平面同士で当接する平面歯としている。即ち、こ
れら各噛合歯31、32は、トロコイド曲線等により造
られた曲面歯ではなく、両側面が平坦な大径歯としてい
る。そして、これら変位側噛合歯31と固定側噛合歯3
2との当接面の方向(図4の鎖線X方向)がこれら変位
側噛合歯31と固定側噛合歯32との相対変位方向(図
4の鎖線Y方向)に対し交差する傾斜角度である噛合圧
力角をαを、これら変位側噛合歯31と固定側噛合歯3
2との当接面間の摩擦係数をμとの関係で小さくしてい
る。即ち、これら変位側噛合歯31と固定側噛合歯32
との当接面間の摩擦係数をμとした場合に、α≦tan-1
μとしている。
【0025】尚、図示は省略したが、前記支持ブラケッ
ト5と後部ステアリングコラム4との間には、この後部
ステアリングコラム4及び、ステアリングホイール等、
この後部ステアリングコラム4に支持された部材の重量
を支えるだけの支持ばねを設けている。この支持ばねと
しては、前記支持ブラケット5の下面部分と後部ステア
リングコラム4の下面部分との間に設けた圧縮ばね、或
は前記支持ブラケット5の上面部分と後部ステアリング
コラム4の上面部分との間に設けた引っ張りばねを採用
できる。何れにしても支持ばねの弾力は、前記後部ステ
アリングコラム4に支持された部材の重量をほぼ支える
だけの限られたものとする。これは、前記変位側噛合歯
31と固定側噛合歯32との係合は外れた際に、前記ス
テアリングホイールが勢い良く下降(支持ばねがなかっ
たり、あってもその弾力が小さ過ぎた場合)したり、或
は勢い良く上昇(支持ばねの弾力が大き過ぎた場合)し
たりする事を防止する為である。
【0026】上述の様に構成される、本発明のチルト式
ステアリング装置により、運転者の体格等に応じてステ
アリングホイールの高さ位置を調節する場合、先ず、チ
ルトレバー33の後端部(図1の右端部)を上方に変位
させる。この操作に基づき、このチルトレバー33及び
前記係合部材30が、前記板ばね45の弾力に抗して、
前記第二の横軸29を中心に、図1で反時計方向に揺動
する。この揺動に伴って、前記変位側噛合歯31と固定
側噛合歯32との係合が外れる。
【0027】この状態で後部ステアリングコラム4を、
前記第一の横軸23、23を中心として揺動させ、前記
後部ステアリングシャフト26の後端部に固定した、図
示しないステアリングホイールの高さ位置を調節する。
この調節作業は、前記支持ばねの存在により、容易に行
える。そして、調節後に前記チルトレバー33の後端部
を下降させ、このチルトレバー33及び前記係合部材3
0を前記第二の横軸29を中心に、図1で時計方向に揺
動させる。この揺動に伴って、前記変位側噛合歯31と
固定側噛合歯32とが、前記板ばね45の弾力に基づい
て係合する。この結果、前記ステアリングホイールが調
節後の高さ位置に固定される。
【0028】特に、本発明のチルト式ステアリングコラ
ム装置の場合には、前記変位側噛合歯31と固定側噛合
歯32とを平面歯とし、その噛合圧力角αを摩擦係数を
μとの関係でα≦tan-1 μとしている。この為、特に係
合部材30の変位を阻止する為の部材を設けなくても、
前記チルトレバー33を操作しない限り、前記両噛合歯
31、32同士の係合(噛合)が外れる事はない。
【0029】この点に就いて、図4を基に詳しく説明す
る。ステアリングホイールの高さ位置を固定すべく、前
記変位側噛合歯31と固定側噛合歯32とを噛合させた
状態のまま、例えばステアリングホイールに下向きの力
が加わると、前記後部ステアリングコラム4を、前記第
一の横軸23、23を中心として図1の時計方向に揺動
させようとする力が加わる。そして、前記変位側噛合歯
31の前側面(図4の左側面)が前記固定側噛合歯32
の後側面(図4の右側面)に向けて、Nなる力で押し付
けられる。これら各側面は、変位側噛合歯31と固定側
噛合歯32との相対変位方向に対しαだけ傾斜してい
る。この為に前記変位側噛合歯31は、前記固定側噛合
歯32から、N・sinαなる力で離れる方向の力を受け
る。一方、前記両側面間の摩擦係数をμとした場合に
は、これら両側面同士の歯面方向に、μ・Nなる摩擦力
が作用し、これら両側面同士の変位を阻止する方向の
力、即ちY方向の力としてはμ・N・cosαが作用する。
又、前記板ばね45が前記変位側噛合歯31と固定側噛
合歯32との係合状態を維持させる方向に働く。
【0030】従って、μ・N・cosα≧N・sinα、即ち、
μ≧ sinα/ cosα= tanαであれば、前記板ばね45
以外に前記変位側噛合歯31を固定側噛合歯32に向け
て抑え付ける部材を設けなくても、これら両噛合歯3
1、32同士の係合状態を確実に維持させる事ができ
る。本発明のチルト式ステアリング装置の場合には、α
≦tan-1 μであるから、μ・N・cosα≧N・sinαとな
り、前記ステアリングホイールに加わる力により、これ
ら変位側噛合歯31と固定側噛合歯32との係合が外れ
る事はなくなる。
【0031】従って、従来構造に組み込まれていた軸1
4やローラ15(図13〜14)を省略でき、前記後部
ステアリングコラム4や支持ブラケット5の下側に設け
る部材を少なくできる。この結果、この部分の下方への
突出量を少なくでき、チルト式ステアリング装置の構成
部品が運転者の膝と干渉する事を防止できる。又、前記
後部ステアリングコラム4の下面に従来構造に組み込ま
れていた第一の係合部材9(図13〜15)の様な部品
を装着する必要がない為、この後部ステアリングコラム
4の長さ寸法を小さくできる。尚、図1に示した取付板
47は、コンビネーションスイッチを支持する為のもの
である。
【0032】次に、図5〜6は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、支持ブラケット5に後
部ステアリングコラム4を枢支する為の第一の横軸23
を、支持ブラケット5の後端(図5の右端)上部と前記
後部ステアリングコラム4の前端(図5の左端)上部と
を貫通する状態で設けている。前部ステアリングシャフ
ト22(図1参照)と後部ステアリングシャフト26
(図1参照)とを連結する為の自在継手28(図1参
照)の変位中心は、前記第一の横軸23上には存在しな
い。従って、ステアリングホイールの高さ位置を調節す
る事に伴う変位を吸収すべく、何れかのステアリングシ
ャフト22、26(図1参照)にスプライン係合部やス
ライドジョイント等の変位吸収構造を設ける必要が生じ
る等の不利がある反面、次の〜の様な利点がある。
【0033】 第一の横軸23を1本の軸で構成でき
る為、2本の軸を同心に配置する調整作業が不要にな
る。 第一の横軸23を2本設けた場合に比べて、この第
一の横軸23の傾斜防止や抜け止め対策が容易になる。 第一の横軸23と、変位側、固定側両噛合歯31、
32同士の噛合部との距離を大きくできる。この結果、
ステアリングホイールに上下方向の力が加わった場合に
も、前記第一の横軸23や噛合部に作用する力が小さく
なる。この結果、これら第一の横軸23や変位側、固定
側両噛合歯31、32の小型化を図れる。
【0034】又、本第二実施例の場合には、第一の横軸
23の点以外も、次の点で、前述した第一実施例と相違
する。即ち、本実施例の場合には、係止ピン34下端部
の鍔部44の上面と係合部材30の中間部下面との間
に、弾性材として皿ばね48を設けている。又、前記係
止部材38の前端部(図5の左端部)を支持ブラケット
5の下面に、リベット49により固定している。更に、
チルトレバー33の前端部(図5の左端部)を、係合部
材30の基部で第二の横軸29よりも前側(図5の左
側)部分に結合固定している。その他の構成及び作用
は、前述した第一実施例と同様であるから、同等部分に
は同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0035】次に、図7〜8は本発明の第三実施例を示
している。本実施例の場合には、前部ステアリングシャ
フト22と後部ステアリングシャフト26とを連結する
為の自在継手28の変位中心を、第一の横軸23よりも
後方(図7の右方)にずらせている。この様に自在継手
28の変位中心を後方にずらせる結果、ステアリングホ
イールの高さ位置を調節すべく、前記第一の横軸23を
中心として後部ステアリングコラム4を揺動させた場合
でも、前記自在継手28の変位中心の軸方向(図7の左
右方向)に亙る移動量が小さくなる。従って、特に変位
吸収構造を設けなくても、各部の遊びによりこの小さな
移動量を吸収できる。尚、好ましくはこの小さな移動量
を吸収自在な弾性カップリングを、前記前部ステアリン
グシャフト22或は後部ステアリングシャフト26に対
して直列に設ける。
【0036】又、本第三実施例の場合には、第二の横軸
29を側方に片寄せて(オフセットさせて)いる。これ
は、ステアリングホイールを支持した後部ステアリング
コラム4の重量を支えるべく、この後部ステアリングコ
ラム4と支持ブラケット5との間に設ける圧縮ばねの設
置空間を、前記ステアリングコラム4の側方に確保する
為である。更に、後部ステアリングコラム4の前端部は
その上方が開口した形状とし、第一の横軸23の中間部
は小径としている。この様な、中間部のみ小径となった
第一の横軸23は、軸強度を確保しつつ、軽量化及び前
記ステアリングシャフト22との干渉防止を図れる。
又、係止ピン34の下端の鍔部44の上面には係止環5
7を係止し、この係止環57の上面と係合部材30の下
面との間に、圧縮ばね58を設けている。その他の構成
及び作用は、前述した第一実施例、或は第二実施例とほ
ぼ同様であるから、同等部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0037】次に、図9は本発明の第四実施例を示して
いる。本実施例の場合には、支持ブラケット5の連結板
部50の上面に、係止部材38を固定している。又、第
二の横軸29により係合部材30の後端部(図9の右端
部)を、後部ステアリングコラム4の前端部(図9の左
端部)に枢支している。そして、この係合部材30の前
端部下縁に形成した変位側噛合歯31を、前記係止部材
38の上面に形成した固定側噛合歯32に対向させてい
る。本実施例の場合、前記変位側噛合歯31は、チルト
レバー33の非操作時に前記係合部材30の重量に基づ
いて、前記固定側噛合歯32に向け押し付けられる。従
って、変位側噛合歯31を固定側噛合歯32に押し付け
る為の弾性材は存在しない。尚、図9で後部ステアリン
グシャフト26の外周面に固定したカラー51と後部ス
テアリングコラム4の外周面に固定したキーシリンダ5
2は、何れもステアリングロック装置を構成する為の部
材である。本実施例の場合には、係合部材30及び係止
部材38は支持ブラケット5の下方に露出しない為、こ
れら各部材30、38と運転者の膝との干渉防止をより
確実に図れる。その他の構成及び作用は、前述した第三
実施例とほぼ同様であるから、同等部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
【0038】次に、図10は本発明の第五実施例を示し
ている。本実施例の場合には、前部ステアリングコラム
3の後端部に連結ブラケット53を外嵌固定し、この連
結ブラケット53に後部ステアリングコラム4の前端部
を、左右1対の第一の横軸により枢支している。又、前
記連結ブラケット53の上面に固定側噛合歯32を形成
している。又、前記後部ステアリングコラム4の前端部
上面に第二の横軸29を設け、この第二の横軸29によ
り係合部材30の後端部(図10の右端部)を枢支して
いる。チルトレバー33は、この係合部材30の後端部
からはそのまま連続して設けられている。更に、前記係
合部材30と連結ブラケット53との間に引っ張りばね
54を設け、前記係合部材30の前端部(図10の左端
部)下縁に形成した変位側噛合歯31を前記固定側噛合
歯32に向け押し付けている。本実施例の場合には、係
合部材30が支持ブラケット5の下方に存在しない為、
これら各部材30、38と運転者の膝との干渉防止をよ
り確実に図れる。ここで変位側噛合歯31の外面形状
は、噛合ずれを吸収すべく大きな曲率半径を有する凸形
状の平面歯としても良い。その他の構成及び作用は、前
述した第一実施例とほぼ同様であるから、同等部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0039】尚、上述した第一〜第五実施例の場合に
は、チルトレバー33を僅かに揺動させるだけで、変位
側噛合歯31と固定側噛合歯32とが係脱する。この結
果、チルトレバー33の操作量が少なくなり過ぎて、操
作する者にかえって違和感を与える可能性がある。係合
部材30の変位量を多くすれば、チルトレバー33の操
作量を大きくできるが、例えば図1に示した係止ピン3
4下端部の突出寸法dが大きくなる為、好ましくない。
そこで、この突出寸法dを大きくする事なく、上述の様
な違和感を解消する為に、第六実施例を示す図11に示
した様な構造により、チルトレバー33の操作量を増大
させる事もできる。即ち、第二の横軸29と平行に設け
た第三の横軸55により前記チルトレバー33を枢支
し、このチルトレバー33の前端部(図11の左端部)
に形成した凹部56と係合部材30の後端部(図11の
右端部)とを係合させる。この様に構成する事で、これ
ら凹部56と係合部材30の後端部との係合部から、第
二の横軸29までの距離L29と第三の横軸55までの距
離L55との比(L29/L55)分だけ、前記チルトレバー
33の操作量を増す事ができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、小型軽量で、しかも運転者の膝との干渉が
生じにくいチルト式ステアリング装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す要部縦断側面図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】同B−B断面図。
【図4】固定側噛合歯と変位側噛合歯との噛合部を示す
拡大図。
【図5】本発明の第二実施例を示す要部縦断側面図。
【図6】一部を省略して示す、図5のC−C断面図。
【図7】本発明の第三実施例を示す要部縦断側面図。
【図8】一部を省略して示す、図7のD−D断面図。
【図9】本発明の第四実施例を示す要部縦断側面図。
【図10】同第五実施例を示す要部縦断側面図。
【図11】同第六実施例を示す部分縦断側面図。
【図12】従来から知られてチルト式ステアリング装置
の1例を示す側面図。
【図13】図12のE部拡大断面図。
【図14】図13のF−F断面図。
【図15】一部を切断して示す、図13のG矢視図。
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 2 ステアリングコラム 3 前部ステアリングコラム 4 後部ステアリングコラム 5 支持ブラケット 6 横軸 7 チルトレバー 8 ダッシュボード 9 第一の係合部材 10 第一の係合歯 11 横軸 12 第二の係合部材 13 第二の係合歯 14 軸 15 ローラ 16 揺動板 17 傾斜長孔 18、19 ピン 20 円弧状長孔 21 引っ張りばね 22 前部ステアリングシャフト 23 第一の横軸 24 円孔 25 滑り軸受 26 後部ステアリングシャフト 27 玉軸受 28 自在継手 29 第二の横軸 30 係合部材 31 変位側噛合歯 32 固定側噛合歯 33 チルトレバー 34 係止ピン 35 小径部 36 大径部 37 段部 38 係止部材 39、40 円孔 41 突部 42、43 透孔 44 鍔部 45 板ばね 46 支持板 47 取付板 48 皿ばね 49 リベット 50 連結板部 51 カラー 52 キーシリンダ 53 連結ブラケット 54 引っ張りばね 55 第三の横軸 56 凹部 57 係止環 58 圧縮ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部ステアリングコラムと、この前部ス
    テアリングコラムの内側に回転のみ自在に支持された前
    部ステアリングシャフトと、前記前部ステアリングコラ
    ムの後端部を支持固定した状態で車体に固定される支持
    ブラケットと、この支持ブラケットに対し固定された部
    分に設けられた第一の横軸と、この第一の横軸によりそ
    の前端を枢支された後部ステアリングコラムと、この後
    部ステアリングコラムの内側に回転のみ自在に支持され
    た後部ステアリングシャフトと、この後部ステアリング
    シャフトの後端部と前記前部ステアリングシャフトの前
    端部とを連結する自在継手と、前記後部ステアリングコ
    ラムに対し固定された部分に設けられた第二の横軸と、
    この第二の横軸にその後端部を枢支し、その前端部にラ
    ック状の変位側噛合歯を形成した係合部材と、前記支持
    ブラケットに固定された部分で前記変位側噛合歯と対向
    する部分に設けられたラック状の固定側噛合歯と、揺動
    に伴って前記変位側噛合歯と固定側噛合歯とを係脱させ
    るチルトレバーとを備え、このチルトレバーの非操作時
    に前記変位側噛合歯は前記固定側噛合歯に向けて押し付
    けられるものであり、前記変位側噛合歯と固定側噛合歯
    とは平面同士で当接する平面歯であり、これら変位側噛
    合歯と固定側噛合歯との当接面の方向がこれら変位側噛
    合歯と固定側噛合歯との相対変位方向に対し交差する傾
    斜角度である噛合圧力角をαとし、これら変位側噛合歯
    と固定側噛合歯との当接面間の摩擦係数をμとした場合
    に、α≦tan-1 μであるチルト式ステアリング装置。
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