JPH08253105A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JPH08253105A
JPH08253105A JP5935295A JP5935295A JPH08253105A JP H08253105 A JPH08253105 A JP H08253105A JP 5935295 A JP5935295 A JP 5935295A JP 5935295 A JP5935295 A JP 5935295A JP H08253105 A JPH08253105 A JP H08253105A
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key lock
lock collar
steering
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幹雄 山口
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斎藤  修
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、部品製作も容易な為に低
コストであり、しかも優れた防犯性能を有する装置を得
る。 【構成】 弾性を有する金属製のキーロックカラー5a
を非円筒形に構成し、このキーロックカラー5aの内周
面とステアリングシャフト4の外周面とを弾性的に当接
させる。当接部が構成する摩擦係合部9、9の働きによ
り、キーロックカラー5aとステアリングシャフト4と
の相対回転に要するトルクが大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るステアリングロッ
ク装置は、自動車の盗難防止の為、イグニションキーを
鍵孔から抜いた状態でステアリングホイールをロック
し、運転可能な程度の力では回らない様にする。
【0002】
【従来の技術】自動車の盗難を防止する為、自動車には
ステアリングロック装置を設ける場合が多い。図13〜
14は、この様な目的で従来から使用されているステア
リングロック装置を略示している。このステアリングロ
ック装置の場合、図示しないイグニションキーを鍵孔か
ら引き抜く為、このイグニションキーをロック位置にま
で回すロック操作を行なうと、ステアリングコラム1に
固定した、やはり図示しないキーシリンダからロックピ
ン2が、上記ステアリングコラム1の断面の直径方向内
方(図13の下方)に、弾性的に突出する。そして、上
記ロックピン2の先端部がステアリングホイール3によ
り回転させられるステアリングシャフト4に固定された
キーロックカラー5に形成した係止孔6と係合する。そ
してこの係合により、上記ステアリングシャフト4がス
テアリングコラム1に対し固定されて、ステアリングシ
ャフト4の回転が阻止される。
【0003】上述の様に構成され作用するステアリング
ロック装置を構成するキーロックカラー5は、従来は、
例えば実開昭60−50063号公報に記載されている
様に圧入により、或は実公昭63−32542号公報に
記載されている様に非円形嵌合により、ステアリングシ
ャフト4の中間部外周面に回転不能に固定していた。従
って、ステアリングロック装置の作動時には、キーロッ
クカラー5が回転しない限り、ステアリングシャフト4
も回転せず、操舵を行なえない。一方、キーロックカラ
ー5及びロックピン2の外径寸法は、設置空間が限られ
る事、更には重量増大を防止する面から、あまり大きく
できない。又、上記ロックピン2を支えるキーシリンダ
及びこのキーシリンダを支えるステアリングコラム1の
剛性は、設置スペースが限られる他、重量並びにコスト
の増大を防止する面から、あまり大きくできない。これ
に対して、力の強い者が直径が大きなステアリングホイ
ール3を力一杯操作した場合、或はステアリングホイー
ルに棒を差し込んで回した場合に、上記ステアリングシ
ャフト4に加わるトルクは相当に大きくなる。そして、
この様に大きなトルクが加わった場合には、上記ロック
ピン2とキーシリンダとの一方又は双方が破壊されてス
テアリングロック装置の機能が喪失し、盗難防止装置と
しての機能が損なわれる可能性がある。
【0004】この為従来から、ステアリングシャフト4
の中間部周囲にキーロックカラー5を、大きなトルクが
加わった場合にのみ回転自在に外嵌する構造が提案さ
れ、一部で実施されている。更に、欧州ではこの様な構
造の設置を義務づける動きもある。この様な構造の場合
には、ステアリングホイール3からステアリングシャフ
ト4に大きなトルクが加わった場合にキーロックカラー
5が回転する為、ロックピン2及びキーシリンダが破壊
される事がない。キーロックカラー5の内周面とステア
リングシャフト4の外周面との間に作用する摩擦力は、
上記ロックピン2及びキーシリンダを破壊するのには不
足するが、自動車の運行に必要なステアリング操作を行
なえない程度の大きさを有する。従って、ステアリング
ロック装置の機能が喪失する事がなく、盗難防止装置と
しての機能を確保できる。
【0005】この様な改良されたステアリングロック装
置を構成するキーロックカラーとして従来から、次の
〜に記載された構造のものが知られている。 特開昭61−64560号公報 この公報に記載された構造では、キーロックカラーの内
周面とステアリングシャフトの外周面との間にクリック
機構を設けている。そして、このクリック機構に基づく
回転抵抗の増大により、ステアリングシャフトに対して
キーロックカラーが回転しにくくしている。
【0006】 特公平4−51379号公報 この公報に記載された構造では、キーロックカラーの内
周面とステアリングシャフトの外周面との間に、スリッ
トとこのスリットに係合する突起とを含む凹凸係合部を
設けている。そして、この凹凸係合部に基づく回転抵抗
の増大により、ステアリングシャフトに対してキーロッ
クカラーが回転しにくくしている。
【0007】 特開昭58−211945号公報 この公報に記載された構造では、キーロックカラーをス
テアリングシャフトに、締まりばめにより外嵌すると共
に、ピンにより固定している。そして、上記ピンが破断
した後に於いても、締まりばめに伴う大きな摩擦力に基
づく大きな回転抵抗により、ステアリングシャフトに対
してキーロックカラーが回転しにくくしている。
【0008】 特公昭63−36988号公報 この公報に記載された構造では、ステアリングシャフト
の中間部外周面にキーロックカラーを、小ねじにより固
定すると共に、ステアリングシャフトの外周面に形成し
た凹所の内側に鋼球を保持している。ステアリングロッ
ク装置の作動状態で過大トルクが加わり、上記小ねじが
破断する事で上記ステアリングシャフトとキーロックカ
ラーの相対回転が開始された場合には、上記鋼球がキー
ロックカラーの内周面に食い込む。そして、この食い込
みに伴うキーロックカラー内周面の塑性変形のエネルギ
分に相当する回転抵抗の増大により、ステアリングシャ
フトに対してキーロックカラーが回転しにくくする。
【0009】 特公昭62−60303号公報 この公報に記載された構造では、キーロックカラーの軸
方向端縁に凹凸歯を、ステアリングシャフトの外周面に
この凹凸歯と係合するピンを、それぞれ設けると共に、
上記キーロックカラーをばねにより軸方向に押圧して、
これら凹凸歯とピンとを係合させている。ステアリング
シャフトとキーロックカラーとを相対回転させる為に
は、このキーロックカラーを上記ばねの弾力に抗して軸
方向に変位させる必要が生じ、その分回転抵抗が増大し
て、ステアリングシャフトに対してキーロックカラーが
回転しにくくなる。
【0010】 特公昭62−60302号公報 この公報に記載された構造では、弾性材製のキーロック
カラーの円周方向1個所に、軸方向全長に亙るスリット
を形成し、このキーロックカラーの内周面とステアリン
グシャフトの外周面とを非円形嵌合させている。又、ス
テアリングロック装置の作動時にロックピンを、上記ス
リットの内側に進入させる様にしている。上記キーロッ
クカラーは、通常時には上記非円形嵌合に基づいてステ
アリングシャフトに対し回転しないが、ステアリングシ
ャフトに過大なトルクが加わった場合には、上記スリッ
トの幅寸法を広げる方向に弾性変形し、その内径を大き
くする事で回転する。但し、この回転に要するトルクは
大きいので、車両の運行は実際上不可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記〜に記載した
従来構造は、従来の様にステアリングシャフト4に回転
不能に固定されるキーロックカラー5に比べれば防犯効
果は優れているが、主にコスト上の面から、次の様なデ
メリットがある。
【0012】先ず、の構造では、クリック機構を構成
する為、ステアリングシャフトの外周面側にキーとこの
キーを直径方向外方に押圧するスプリングとを、キーロ
ックカラーの内周面側に上記キーを係合させるキー係合
溝を、それぞれ設ける必要がある。この為、部品点数並
びに加工工数の増大により、製作費が嵩んでしまう。
【0013】次に、の構造では、部品点数自体はそれ
程多くないが、構成部品の形状が複雑で、部品加工にコ
ストが嵩む。更に、キーロックカラーとステアリングシ
ャフトとが相対回転を開始する際のトルクを安定させる
為には、構成部品の形状精度及び寸法精度を高次元で安
定させる必要があり、更にコストを高くする原因とな
る。
【0014】次に、の構造では、それぞれが円筒面で
あるキーロックカラーの内周面をステアリングシャフト
の外周面に、締まりばめにより外嵌しているので、キー
ロックカラーとステアリングシャフトとが相対回転を開
始する際のトルクを安定させる為には、これら各周面の
寸法精度を高次元で安定させなければならない。言い換
えれば、上記キーロックカラーの内径寸法とステアリン
グシャフトの外径寸法との何れかが僅かにずれただけで
も上記トルクが設計値から大きくずれて、所期の性能を
発揮できなくなる。この為、上記両寸法の精度を高くす
る必要があり、製作費が嵩む原因となる。
【0015】次に、の構造では、部品点数及び加工工
数が多く、製作費を高くする原因となるだけでなく、構
造を熟知しているものに対しては、必ずしも十分な防犯
効果を発揮できない事も考えられる。即ち、の構造の
場合には、鋼球がキーロックカラーの内周面を塑性変形
させる(周方向に亙る凹溝を形成する)事で、ステアリ
ングホイールを回転させる為に要する力を大きくしてい
る。従って、最初の1回転に要する力は大きくなるが、
次に同じ部分で回転させる為に要する力は、最初の1回
転の場合に比べて極端に小さくなる。そして、繰り返し
往復回転させる事で、ステアリングホイールを回転させ
る為に要する力が、自動車の運行を可能な程度にまで小
さくなる。
【0016】次に、の構造では、上述したの構造と
同様に、部品点数並びに加工工数が多く、製作費が嵩ん
でしまう。
【0017】更に、の構造は、部品点数は少ないが、
コスト面と防犯性能面とを両立させる事が難しいものと
考えられる。即ち、キーロックカラーを構成する弾性材
としては、ばね鋼、合成樹脂、硬質ゴム等が考えられ
る。先ず、ばね鋼の場合には十分な強度を確保できて、
防犯性能面での問題はないが、所望の寸法形状を有する
キーロックカラーを加工する手間が面倒になり、コスト
面で不利になる。これに対して、合成樹脂及び硬質ゴム
では、加工が容易になる代わりに十分な強度を得られ
ず、防犯性能面で不十分になるものと考えられる。
【0018】本発明はこの様な事情に鑑みて発明したも
ので、製造が容易で安価に製作でき、しかも余分な部品
を要する事なく十分な防犯性能を発揮するステアリング
ロック装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決する為の手段】本発明のステアリングロッ
ク装置は、前述した従来のステアリングロック装置と同
様に、後端部にステアリングホイールを装着するステア
リングシャフトと、その内側にこのステアリングシャフ
トを回転自在に支持するステアリングコラムと、上記ス
テアリングシャフトの中間部外周面に装着したキーロッ
クカラーと、このキーロックカラーに形成した係止孔
と、上記ステアリングコラムに装着したキーシリンダ
と、ロック操作に基づいてこのキーシリンダから上記ス
テアリングコラムの断面の直径方向内方に突出し、その
先端部を上記係止孔に係合させるロックピンとを備え
る。
【0020】特に、本発明のステアリングロック装置
は、次の(1) 〜(3) の要件を満たす。 (1) 上記ステアリングシャフトの中間部外周面と、上記
キーロックカラーの内周面の一部とは、互いに弾性的に
当接し合う摩擦係合部を構成している。 (2) 上記摩擦係合部を構成する外周面と内周面とのうち
の一方の周面は非円形に、他方の周面は円形に、それぞ
れ形成されている。 (3) 上記キーロックカラー及びステアリングシャフトが
何れも自由状態である場合に於ける、上記内周面の最大
内接円の直径は、上記外周面の最小外接円の直径よりも
小さい。
【0021】
【作用】上述の様に構成される本発明のステアリングロ
ック装置の場合には、ステアリングシャフトの中間部外
周面とキーロックカラーの内周面の少なくとも軸方向一
部とが互いに弾性的に当接し合う事で構成する摩擦係合
部により、これらステアリングシャフトとキーロックカ
ラーとの相対回転に要するトルクが十分に大きくなる。
上記摩擦係合部の摩擦力は、上記ステアリングシャフト
とキーロックカラーとの一方又は双方が弾性変形する事
に基づいて得られるので、多少の寸法精度の違いが摩擦
力の大きさに大きく影響する事はない。従って、上記摩
擦力を安定させ、上記ステアリングシャフトとキーロッ
クカラーとの相対回転に要するトルクを安定させる為
に、構成各部材の製造コストが嵩む事はない。又、ステ
アリングシャフトに大きなトルクが加わる事で、このス
テアリングシャフトとキーロックカラーとが相対回転し
た場合でも、上記両周面の何れにも塑性変形等が発生し
ない。従って、ステアリングホイールを繰り返し回転さ
せた場合でも、このステアリングホイールを回転させる
為に要する力が極端に低下する事はなく、十分な防犯性
能を維持できる。
【0022】又、上記ステアリングシャフトとキーロッ
クカラーとの相対回転に要するトルクは、上記摩擦係合
部の軸方向に亙る長さ寸法、非円形に形成される周面の
形状、上記キーロックカラーの自由状態に於ける内周面
の最大内接円の直径と上記ステアリングシャフトの外周
面の最小外接円の直径との差、キーロックカラー又はス
テアリングシャフトの弾性等を適宜変える事で微妙に調
整できる。従って、ステアリングロック装置を装着すべ
き自動車の大きさやステアリングホイールの径等に合わ
せて、上記トルクを任意に、且つ確実に調節できる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の第一実施例を示している。
尚、本発明のステアリングロック装置の特徴は、ステア
リングシャフト4にキーロックカラー5aを装着する部
分の構造にある。その他の部分の構成及び作用は、前述
した従来構造と同様であるから、重複する図示並びに説
明を省略し、以下、本発明の特徴部分を中心に説明す
る。本実施例の場合には、キーロックカラー5aを、炭
素鋼板等の弾性を有する金属板により、四角筒状に形成
している。即ち、大きな曲率半径を有し、それぞれの外
周側面を円弧状凸面とした4個所の辺部7、7の円周方
向端縁同士を、小さな曲率半径を有し、それぞれの外周
側面を円弧状凸面とした4個所の角部8、8により連続
させている。そして、何れか1個所の角部8の軸方向
(図1の表裏方向)中間部に、軸方向に長い長孔である
係止孔6を形成している。
【0024】この様に全体を矩形筒状に形成する事で内
周面を非円形である矩形筒面とした、キーロックカラー
5aの内周面の最大内接円の直径は、このキーロックカ
ラー5aの自由状態に於いて、ステアリングシャフト4
の外径よりも小さくしている。そして、このステアリン
グシャフト4の中間部外周面と、上記キーロックカラー
5aの内周面を構成する上記各辺部7、7の円周方向中
間部とは、互いに弾性的に当接し合う摩擦係合部9、9
を構成している。
【0025】上述の様に互いに組み合わされるキーロッ
クカラー5aとステアリングシャフト4とを含んで構成
される、本発明のステアリングロック装置の場合には、
上記各摩擦係合部9、9により、これらステアリングシ
ャフト4とキーロックカラー5aとの相対回転に要する
トルクが十分に大きくなる。上記各摩擦係合部9、9部
分での摩擦力は、上記キーロックカラー5aを構成する
上記各辺部7、7が直径方向外方に弾性変形する事に基
づいて得られる。従って、上記キーロックカラー5aの
自由状態に於ける内周面の最大内接円の直径をステアリ
ングシャフト4の外径よりも小さくさえしておけば、多
少の寸法精度の違いが摩擦力の大きさに大きく影響する
事はない。従って、上記摩擦力を安定させ、上記ステア
リングシャフト4とキーロックカラー5aとの相対回転
に要するトルクを安定させる為に、ステアリングロック
装置の構成各部材である、これらステアリングシャフト
4及びキーロックカラー5aの製造コストが嵩む事はな
い。
【0026】又、例えば自動車を盗もうとしている者が
ステアリングホイールを強い力で操作し、ステアリング
シャフト4に大きなトルクが加わる事で、このステアリ
ングシャフト4とキーロックカラー5aとが相対回転し
た場合でも、上記各摩擦係合部9、9を構成するステア
リングシャフト4の外周面及びキーロックカラー5aの
内周面の何れにも塑性変形等が発生しない。従って、ス
テアリングホイールを繰り返し回転させた場合でも、こ
のステアリングホイールを回転させる為に要する力が極
端に低下する事はなく、十分な防犯性能を維持できる。
【0027】この点に関し本発明者が行なった実験に就
いて、図2〜6により説明する。実験には、図2〜4に
示す様なキーロックカラー5aを使用した。このキーロ
ックカラー5aの長さ寸法L5aは50mm、板厚T5a
3.5mm、各辺部7、7の内周面の曲率半径R7 は16
mm、各角部8、8の内周面の曲率半径R8 は1〜3mm、
上記キーロックカラー5aの自由状態での最大内接円の
直径D5aは18.4〜18.7mmとした。又、キーロッ
クカラー5aの両端開口部内周縁には、傾斜角度が30
度である面取り10、10を施した。各面取り10、1
0の外径D10は19.5mmとした。この様な形状寸法を
有するキーロックカラー5aを、機械構造用炭素鋼鋼管
であるSTKM(JIS G 3445)により造り、
固さをHC25〜33としたものを2個用意し、それ
ぞれのキーロックカラー5aを、外径D が19.0
mmであるステアリングシャフト4に外嵌した。
【0028】そして、キーロックカラー5aを固定した
状態のまま、ステアリングシャフト4に回転方向の力を
付与し、このステアリングシャフト4を回転させる為に
要するトルクを測定した。測定作業は、次の行程を1サ
イクルとして、計5サイクル行なった。 [ステアリングシャフト4を中立位置(回転角度0度)
にする] → [右方向(時計方向)に180度回転さ
せる] → [ステアリングシャフト4を中立位置に戻
す] → [左方向(反時計方向)に180度回転させ
る] → [ステアリングシャフト4を中立位置に戻
す]
【0029】この様なサイクルを各試料毎に5回繰り返
し、それぞれ右方向に回転させる場合(R)と左方向に
回転させる場合(L)とに要するトルクを(右方向と左
方向とで5回ずつ合計10回)測定し、その結果を図5
〜6に記載した。この様な試験結果を表した図5〜6の
記載から明らかな通り、図1〜4に示す様な形状を有す
るキーロックカラー5aを組み込んだ、本発明のステア
リングロック装置の場合には、ステアリングホイールを
繰り返し回転させた場合でも、このステアリングホイー
ルを回転させる為に要する力が極端に低下する事がな
い。特に、5サイクル繰り返しの最後の回転トルク(1
0(L))も10kgf・m 以上と、十分に大きな値を確保
できる。一般的なステアリングホイールの直径はせいぜ
い40cm(半径20cm)程度であるから、ステアリング
シャフト4を回転させるのに要するトルクが10kgf・m
以上であれば、上記ステアリングロック装置の作動時に
ステアリングホイールを回転させる為には、5サイクル
経過後でも、ステアリングホイールに50kgf を越える
力を加える必要がある。通常の人間にとって、運転しな
がらこの様に大きな力を加える事は不可能である事か
ら、本発明のステアリングロック装置が十分な防犯性能
を維持できる事が分る。
【0030】尚、図示の第一実施例では、キーロックカ
ラー5aにロックピン2(図13)の先端部を係合させ
る為の係止孔6を、円周方向1個所の角部8にのみ形成
している。但し、この係止孔6は、例えば対角線方向2
個所位置に存在する角部8、8に設ける等、2個以上設
ける事もできる。又、必ずしも角部8に設ける必要はな
く、前記4個所の辺部7、7のうち、1乃至複数の辺部
7、7の円周方向中間位置に係止孔6を設ける事もでき
る。更に、ステアリングシャフト4は、図示の実施例の
様な充実体である必要はなく、中空円管状のものを使用
する事もできる。
【0031】次に、図7は本発明の第二実施例を示して
いる。本実施例の場合には、キーロックカラー5bを三
角筒状に形成している。即ち、大きな曲率半径を有し、
それぞれの外周側面を円弧状凸面とした3個所の辺部
7、7の円周方向端縁同士を、小さな曲率半径を有し、
それぞれの外周側面を円弧状凸面とした3個所の角部
8、8により連続させている。そして、何れか1個所の
角部8の軸方向(図7の表裏方向)中間部に、軸方向に
長い長孔である係止孔6を形成している。その他の構成
及び作用、並びに係止孔6の個数及び設置位置が図示の
例に限定されない事、更にはステアリングシャフト4が
中空円管状でも良い事は、上述した第一実施例と同様で
ある。
【0032】次に、図8は本発明の第三実施例を示して
いる。本実施例の場合には、キーロックカラー5cを、
ラグビーボール状の断面形状を有する筒状に形成してい
る。即ち、大きな曲率半径を有し、それぞれの外周側面
を円弧状凸面とした2個所の辺部7、7の円周方向端縁
同士を、小さな曲率半径を有し、それぞれの外周側面を
円弧状凸面とした2個所の角部8、8により連続させて
いる。そして、一方の角部8の軸方向(図8の表裏方
向)中間部に、軸方向に長い長孔である係止孔6を形成
している。その他の構成及び作用、並びに係止孔6の個
数及び設置位置が図示の例に限定されない事、更にはス
テアリングシャフト4が中空円管状でも良い事は、前述
した第一実施例及び上述した第二実施例と同様である。
【0033】次に、図9は本発明の第四実施例を示して
いる。本実施例の場合には、ステアリングシャフト4a
を、ラグビーボール状の断面形状を有する管状に形成し
ている。又、キーロックカラー5は、前述した従来構造
と同様に、単なる円筒状に形成している。上記ステアリ
ングシャフト4aの自由状態に於いて、このステアリン
グシャフト4aの最小外接円の直径は、上記キーロック
カラー5の内径よりも少し大きい。これらステアリング
シャフト4aとキーロックカラー5との組み合わせ時に
は、このステアリングシャフト4aの断面形状を長径方
向に押し潰しつつ、上記キーロックカラー5をステアリ
ングシャフト4aに外嵌する。外嵌作業が完了した状態
では、上記ステアリングシャフト4aの長径方向両端部
外周面と上記キーロックカラー5の内周面との当接部
が、摩擦係合部9、9を構成する。その他の構成及び作
用、並びに係止孔6の個数及び設置位置が図示の例に限
定されない事は、前述した各実施例と同様である。
【0034】次に、図10は本発明の第五実施例を示し
ている。本実施例の場合には、ステアリングシャフト4
bを、略三角管状に形成している。又、キーロックカラ
ー5は、前述した従来構造と同様に、単なる円筒状に形
成している。上記ステアリングシャフト4bの自由状態
に於いて、このステアリングシャフト4bの最小外接円
の直径は、上記キーロックカラー5の内径よりも少し大
きい。これらステアリングシャフト4bとキーロックカ
ラー5との組み合わせ時には、このステアリングシャフ
ト4bの断面形状を円形に近づく方向に弾性変形させつ
つ、上記キーロックカラー5をステアリングシャフト4
bに外嵌する。外嵌作業が完了した状態では、上記ステ
アリングシャフト4bの角部外周面と上記キーロックカ
ラー5の内周面との当接部が、摩擦係合部9、9を構成
する。その他の構成及び作用、並びに係止孔6の個数及
び設置位置が図示の例に限定されない事は、上述した各
実施例と同様である。
【0035】次に、図11は本発明の第六実施例を示し
ている。本実施例の場合には、ステアリングシャフト4
cを、略四角管状に形成している。又、キーロックカラ
ー5は、前述した従来構造と同様に、単なる円筒状に形
成している。上記ステアリングシャフト4cの自由状態
に於いて、このステアリングシャフト4cの最小外接円
の直径は、上記キーロックカラー5の内径よりも少し大
きくしている。これらステアリングシャフト4cとキー
ロックカラー5との組み合わせ時には、上述した第五実
施例と同様に、このステアリングシャフト4cの断面形
状を円形に近づく方向に弾性変形させつつ、上記キーロ
ックカラー5をステアリングシャフト4cに外嵌する。
外嵌作業が完了した状態では、上記ステアリングシャフ
ト4cの角部外周面と上記キーロックカラー5の内周面
との当接部が、摩擦係合部9、9を構成する。その他の
構成及び作用、並びに係止孔6の個数及び設置位置が図
示の例に限定されない事は、上述した各実施例と同様で
ある。
【0036】次に、図12は本発明の第七実施例を示し
ている。本実施例の場合には、キーロックカラー5dの
軸方向両端部のみを矩形筒状に形成し、係止孔6が形成
されている軸方向中間部は単なる円筒形としている。そ
して、上記軸方向両端部の内周面をステアリングシャフ
ト4の中間部外周面に弾性的に当接させる事で、それぞ
れ摩擦係合部9、9を構成している。その他の構成及び
作用は、前述した第一実施例と同様である。
【0037】尚、以上に述べた各実施例に於いて、ステ
アリングシャフト4とキーロックカラー5a、5b、5
c、5dとの相対回転に要するトルクは、上記キーロッ
クカラー5a、5b、5c、5dの形状等を変える事
で、任意に調節できる。例えば、前記摩擦係合部9、9
の軸方向に亙る長さ寸法、非円形に形成される内周面或
は外周面の形状、上記キーロックカラー5a、5b、5
c、5dの自由状態に於ける内周面の最大内接円の直径
と上記ステアリングシャフト4の外周面の最小外接円の
直径との差、更にはキーロックカラー5a、5b、5
c、5d又はステアリングシャフト4a、4b、4cの
弾性等を適宜変える事で、上記トルクを微妙に調整でき
る。従って、ステアリングロック装置を装着すべき自動
車の大きさやステアリングホイールの径等に合わせて、
上記トルクを任意に、且つ確実に調節できる。
【0038】
【発明の効果】本発明のステアリングロック装置は、以
上に述べた通り構成され作用する為、次の(a) 〜(d) に
示す様な優れた効果を得られる。 (a) 部品点数が少ないので、部品加工、部品管理、組立
作業が簡単でコスト低減を図れるだけでなく、複数の部
品を組み合わせて構成されるステアリングロック装置の
信頼性向上も図れる。 (b) キーロックカラーは、例えば金属管にプレス加工、
絞り加工等の簡単な塑性加工を施す事で容易に造れる
為、部品点数が少ない事と合わせて、コストの低廉化を
図れる。 (c) キーロックカラーとステアリングシャフトとが相対
回転し始めるトルクの調整が容易で、しかも調整したト
ルクが安定するので、ステアリングロック装置の性能が
安定し、確実な防犯効果を得られる。 (d) ステアリングホイールを繰り返し操作してもトルク
の低減が僅かである為、やはり確実な防犯効果を得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す、図13のA−A断
面に相当する図。
【図2】性能試験に供したキーロックカラーを図1と同
位置で切断して示す断面図。
【図3】係止孔の形状を示す、図2のB矢視図。
【図4】図2のC−C断面図。
【図5】性能試験の結果を第1例を示す線図。
【図6】同第2例を示す線図。
【図7】本発明の第二実施例を示す、図13のA−A断
面に相当する図。
【図8】本発明の第三実施例を示す、図13のA−A断
面に相当する図。
【図9】本発明の第四実施例を示す、図13のA−A断
面に相当する図。
【図10】本発明の第五実施例を示す、図13のA−A
断面に相当する図。
【図11】本発明の第六実施例を示す、図13のA−A
断面に相当する図。
【図12】本発明の第七実施例を示す要部斜視図。
【図13】本発明の対象となるステアリングロック装置
を示す略縦断側面図。
【図14】従来構造を示す図13のA−A断面図。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 ロックピン 3 ステアリングホイール 4、4a、4b、4c ステアリングシャフト 5、5a、5b、5c、5d キーロックカラー 6 係止孔 7 辺部 8 角部 9 摩擦係合部 10 面取り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部にステアリングホイールを装着す
    るステアリングシャフトと、その内側にこのステアリン
    グシャフトを回転自在に支持するステアリングコラム
    と、上記ステアリングシャフトの中間部外周面に装着し
    たキーロックカラーと、このキーロックカラーに形成し
    た係止孔と、上記ステアリングコラムに装着したキーシ
    リンダと、ロック操作に基づいてこのキーシリンダから
    上記ステアリングコラムの断面の直径方向内方に突出
    し、その先端部を上記係止孔に係合させるロックピンと
    を備え、次の(1) 〜(3) の要件を満たすステアリングロ
    ック装置。 (1) 上記ステアリングシャフトの中間部外周面と、上記
    キーロックカラーの内周面の一部とは、互いに弾性的に
    当接し合う摩擦係合部を構成している。 (2) 上記摩擦係合部を構成する外周面と内周面とのうち
    の一方の周面は非円形に、他方の周面は円形に、それぞ
    れ形成されている。 (3) 上記キーロックカラー及びステアリングシャフトが
    何れも自由状態である場合に於ける、上記内周面の最大
    内接円の直径は、上記外周面の最小外接円の直径よりも
    小さい。
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