JPH0316766Y2 - - Google Patents

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JPH0316766Y2
JPH0316766Y2 JP1985119536U JP11953685U JPH0316766Y2 JP H0316766 Y2 JPH0316766 Y2 JP H0316766Y2 JP 1985119536 U JP1985119536 U JP 1985119536U JP 11953685 U JP11953685 U JP 11953685U JP H0316766 Y2 JPH0316766 Y2 JP H0316766Y2
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JP
Japan
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lamp body
back surface
lamp
elastic body
recess
Prior art date
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JP1985119536U
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JPS6226747U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の左右のフエンダに取り付
けられるサイドターンシグナルランプの取り付け
構造に関し、簡便な取り付け方法を採用した場合
における、ランプのガタ付きを確実に防止するよ
うにしたものに関する。
【従来の技術およびその問題点】
通常、サイドターンシグナルランプの車体への
取り付けは、実開昭59−19439号公報に示されて
いるように、ランプボデイーを貫通させたねじを
車体パネルの裏面に配したナツトにねじ付けるこ
とにより行われていた。 このような取り付け構造では、ねじを締め付け
る作業が煩雑であるとともに、ねじが外部に露出
していて、これがランプの外観意匠を損ねるとい
う問題がある。 このような問題を解決し、ねじや工具を用いな
いで、簡便な作業でランプボデイーの車体に対す
る取り付けおよび取り外しができるようにしたも
のとして、次のようなランプの取り付け構造があ
る。 すなわち、この取り付け構造では、基本的に、
フエンダパネルに開けた所定内径の円形取り付け
穴に半径方向に延びる切り込みを設けるととも
に、ランプボデイーの裏面に上記取り付け穴を通
しうる取り付け軸を設けてこの取り付け軸におけ
る上記ランプボデイーの裏面から所定距離離れた
部位に上記切り込みを軸方向に通りうる係合突起
を設ている。このようにすると、係合突起を切り
込みに合わすようにして取り付け軸を取り付け穴
に通し、そして、ランプボデイーないし取り付け
軸を回すだけで、簡単にランプをフエンダに対し
て取り付けることができる。切り込みを通つた係
合突起が回動させられることにより、取り付け穴
の裏側に引つ掛かるからである。 また、取り付け状態でのランプのガタ付きを防
止するために、ランプボデイーの裏面に、薄板の
ゴムなどの弾性体が貼り付けられている。このよ
うにすると、圧縮された弾性体がフエンダパネル
の表面とランプボデイーの裏面間を突つ張るた
め、その反力で係合突起が弾性的にフエンダパネ
ルの端に押し付けられ、これにより、ランプのガ
タ付きは一応防止される。 しかしながら、上記の従来のランプの取り付け
構造においては、ランプのガタ付き防止対策に関
し、なお、以下のような問題点が指摘されてい
る。 すなわち、取り付け状態におけるランプボデイ
ーとフエンダパネルとの間にあまりすきまをあけ
ることができないため、ランプボデイーの裏面に
貼り付けるべき弾性体は、薄いものとせざるをえ
ない。このように弾性体の厚みが薄いと、厚さ方
向の荷重に対する弾性係数がきわめて高くなる。
このことは、厚さ方向の変形量がわずかでも異な
ると、その反発力が大きく変化してしまうことを
意味する。したがつて、上記弾性体によるガタ付
き防止力を一定とするためには、ランプボデイー
の裏面と係合突起との間隔および弾性体の厚みに
きわめて高い精度が要求されることになる。 しかしながら、このようなことは加工上むずか
しく、その結果、車によつてランプボデイーのガ
タ付き防止力が弱すぎるものも出てくる。 さらに、上記弾性体は、ランプボデイーの裏面
に対して単に貼り付けられているだけなので、フ
エンダパネルに圧着させられながら回転させられ
るときに、せん断力によりこの弾性体がランプボ
デイーの裏面に対してずれ、または外れてしまう
ということがある。 この考案は、上述のような事情のもとで考え出
されたもので、上記従来の問題を解決し、簡便な
作業でターンシグナルランプを車体に対して固定
できるようにした取り付け構造において、ランプ
のガタ付きを確実に防止できるようにすることを
課題とする。
【問題を解決するための手段】
上記の問題を解決するため、この考案では、次
の技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案のサイドターンシグナルラ
ンプの取り付け構造は、フエンダパネルに開けた
所定内径の円形取り付け穴に半径方向に延びる切
り込みを設けるとともに、ランプボデイーの裏面
に上記取り付け穴を通しうる取り付け軸を設けて
この取り付け軸における上記ランプボデイーの裏
面から所定距離離れた部位に上記切り込みを軸方
向に通りうる係合突起を設ける一方、ランプボデ
イーの裏面に複数箇所の凹部を設け、この凹部に
それぞれ凹部の深さより若干大きい厚みを有する
弾性体を埋め込むことにより、上記弾性体の端面
を上記ランプボデイーの裏面から若干突出させて
おき、上記取り付け軸および上記係合突起を上記
円形取り付け穴および上記切り込みに通した後、
ランプボデイーを回転させて上記係合突起をフエ
ンダパネルの裏面に係合させたとき、上記各弾性
体がフエンダパネルとランプボデイー裏面の凹部
の底面との間に圧縮されるようになしたことを特
徴とする。
【作用および効果】
この考案のターンシグナルランプは、ランプボ
デイーの取り付け軸の係合突起を、フエンダパネ
ルの取り付け穴の切り込みに合致するまで回し、
弾性体を圧し縮めながら係合突起を切り込みから
フエンダパネル内に通し、そしてランプボデイー
を回して、係合突起を取り付け穴の円形部の裏側
に係合させることにより、簡単にフエンダパネル
に対して取り付けられる。 この考案では、上記弾性体は、ランプボデイー
の裏面に設けた凹部に埋め込まれるようにして取
り付けられているため、その厚さは従来構造にお
ける弾性体に比べて凹部の深さに相当する寸法大
きくなる。したがつて、厚さ方向の圧縮力に対す
る弾性係数が従来の薄板状の弾性体に比べて、小
さくなり、厚さ方向の変形量のちがいによる弾性
反発力のちがいも従来に比べて小さくなる。した
がつて、たとえ、係合突起とランプボデイー裏面
との距離に誤差があつても、各車においてほぼ均
等なガタ付き防止用弾発力を得ることができる。 さらに、ランプボデイーを回転させているとき
には、弾性体には、せん断力が発生するが、この
考案では、凹部に弾性体が埋め込まれているた
め、せん断力によつて弾性体が外れるということ
もない。 さらに、この考案では、弾性体がランプボデイ
ーの裏面に形成された凹部に埋め込まれ、かつ、
この弾性体を、凹部の深さに相当する厚みとなる
まで、すなわち、ランプボデイーの裏面からの突
出がなくなるまで圧し縮めることが可能となるの
で、取り付けられた状態でランプボデイーとフエ
ンダパネルとの間に弾性体が見えることがないば
かりか、ランプボデイーとフエンダパネルとの間
のすきまをなくすことができるため、取り付けら
れたランプの外観が向上する。
【実施例の説明】
以下、この考案の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。 第2図に示すように、フエンダパネル1の所定
部位には、所定内径の円形部3aと、この円形部
3aから半径方向に延びる切り込み3b,3c,
3d…とからなる取り付け穴3が開けられる。本
例において上記切り込みは、周方向にほぼ同等の
間隔をあけて形成された、周方向の幅のひろい3
個の切り込み3b,3c,3dと、上記切り込み
3cと3dとの間および3bと3dとの間に形成
された、周方向の幅の狭い2個の小さな切り込み
3e,3fの合計5個の切り込みで構成されてい
る。 一方、サイドターンシグナルランプ2は、ラン
プボデイー4と、このランプボデイー4の裏面4
aから突き出すように形成された、上記取り付け
穴3の円形部3aと対応する外径の筒状取り付け
軸5と、この取り付け軸5の端部からさらに延長
された角筒状ソケツト6を備える。 上記取り付け軸5の外周には、第2図に表れて
いるように、上記取り付け穴3の幅の広い3個の
切り込み3b,3c,4dと対応する間隔で、取
り付け軸5を取り付け穴3に差し込んだとき、各
切り込み3b,3c,3dを通りうる3個の係合
突起7b,7c,7dが形成される。これらの係
合突起7b,7c,7dは、その外面とランプボ
デイー4の裏面4aとの隙間が、フエンダパネル
1の厚みおよび後述する弾性体9の突出部と対応
するようにその軸方向の位置が決定される。な
お、符号10は、上記切り込み3bと共働してラ
ンプボデイー4の回転角度範囲を規制するストツ
パである。 さらに、ランプボデイー4の裏面の四隅には、
円形の凹部8が4箇所設けられ、この凹部8にゴ
ムなどの弾性体9が埋め込まれる。この弾性体9
は、第3図に詳示するように、自然状態において
その端面9aがランプボデイー4の裏面から若干
突出する厚みをもつ。 次に、このサイドターンシグナルランプ2のフ
エンダパネル1への取り付け要領を説明する。 まず、ランプボデイー4を回転させながら、係
合突起7b,7c,7dを取り付け穴3の各切り
込み3b,3c,3dに合わせた後、上記弾性体
9を圧し縮めるようにして、係合突起7b,7
c,7dを取り付け穴3の内側に通す。そしてラ
ンプボデイー4を回転させ、係合突起7b,7
c,7dをフエンダパネル1の裏側に係合させ
る。 このとき、弾性体9は、その厚み方向に若干圧
し縮められた状態で、その端面9aがフエンダパ
ネル1の表面におし付けられている。すなわち、
この弾性体9の弾力は、ランプボデイー4を取り
付け穴3から引き抜く方向に作用し、係合突起7
b,7c,7dとフエンダパネル1の裏面との間
にガタ付きが生じることはない。第3図および第
4図から明らかなように、この考案の弾性体9の
厚みは、凹部8の深さに相当する分、従来におけ
る弾性体の厚みより大きくすることができる。し
たがつて、変形量を同等と仮定した場合における
自然厚みに対する変形量は、従来に比べて大幅に
小さくなる。その結果、変形量に多少の誤差があ
つても、弾性体に蓄えられる弾発力にあまり差が
生じなくなり、係合突起7b,7c,7dとラン
プボデイー4の裏面との間隔に誤差があつても、
上記弾性力によるランプのガタ防止力が均一とな
り、従来のように、車によつてはランプのガタ付
きを防止することができないという問題は解決さ
れる。さらに。弾性体9が凹部8の内部に埋め込
まれているため、ランプ2を回転させていると
き、弾性体9には、せん断力が加えられるが、こ
のせん断力によつて、弾性体9が外れるといつた
ことはない。 もちろんこの考案の範囲は上述した実施例に限
定されない。すなわち、実施例においては、ラン
プボデイーの裏面に円形の凹部を設け、これに同
形の弾性体を埋め込んでいるが、、この凹部の形
状およびその弾性体の形状は、具体的に問われな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサイドターンシグナルラ
ンプを備える自動車の斜視図、第2図はサイドタ
ーンシグナルランプと、これが取り付けられる取
り付け穴を示す斜視図、第3図は第2図の−
線に沿う拡大断面図、第4図は第2図の−線
に沿う断面図である。 1……フエンダパネル、2……サイドターンシ
グナルランプ、3……取り付け穴、3b,3c,
3d……切り込み、4……ランプボデイー、4a
……(ランプボデイーの)裏面、5……取り付け
軸、7b,7c,7d……係合突起、8……穴
(凹部)、9……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フエンダパネルに開けた所定内径の円形取り付
    け穴に半径方向に延びる切り込みを設けるととも
    に、ランプボデイーの裏面に上記取り付け穴を通
    しうる取り付け軸を設けてこの取り付け軸におけ
    る上記ランプボデイーの裏面から所定距離離れた
    部位に上記切り込みを軸方向に通りうる係合突起
    を設ける一方、ランプボデイーの裏面に複数箇所
    の凹部を設け、この凹部にそれぞれ凹部の深さよ
    り若干大きい厚みを有する弾性体を埋め込むこと
    により、上記弾性体の端面を上記ランプボデイー
    の裏面から若干突出させておき、上記取り付け軸
    および上記係合突起を上記円形取り付け穴および
    上記切り込みに通した後、ランプボデイーを回転
    させて上記係合突起をフエンダパネルの裏面に係
    合させたとき、上記各弾性体がフエンダパネルと
    ランプボデイー裏面の凹部の底面との間に圧縮さ
    れるようになしたことを特徴とする、サイドター
    ンシグナルランプの取り付け構造。
JP1985119536U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0316766Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985119536U JPH0316766Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985119536U JPH0316766Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Publication Number Publication Date
JPS6226747U JPS6226747U (ja) 1987-02-18
JPH0316766Y2 true JPH0316766Y2 (ja) 1991-04-10

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ID=31006999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985119536U Expired JPH0316766Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431386U (ja) * 1977-08-05 1979-03-01

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JPS6226747U (ja) 1987-02-18

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