JPH1085819A - オンラインロールプロファイル測定装置 - Google Patents

オンラインロールプロファイル測定装置

Info

Publication number
JPH1085819A
JPH1085819A JP8244562A JP24456296A JPH1085819A JP H1085819 A JPH1085819 A JP H1085819A JP 8244562 A JP8244562 A JP 8244562A JP 24456296 A JP24456296 A JP 24456296A JP H1085819 A JPH1085819 A JP H1085819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
rolling
profile
grinding
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8244562A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3301701B2 (ja
Inventor
Shigeru Mori
茂 森
Shigetoshi Kondo
繁俊 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24456296A priority Critical patent/JP3301701B2/ja
Priority to US08/929,668 priority patent/US5945595A/en
Publication of JPH1085819A publication Critical patent/JPH1085819A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3301701B2 publication Critical patent/JP3301701B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/20Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B5/201Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures for measuring roundness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B28/00Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
    • B21B28/04Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning while in use, e.g. polishing or grinding while the rolls are in their stands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/12Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll camber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/02Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation according to the instantaneous size and required size of the workpiece acted upon, the measuring or gauging being continuous or intermittent
    • B24B49/04Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation according to the instantaneous size and required size of the workpiece acted upon, the measuring or gauging being continuous or intermittent involving measurement of the workpiece at the place of grinding during grinding operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/02Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work
    • B24B5/16Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work for grinding peculiarly surfaces, e.g. bulged
    • B24B5/167Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work for grinding peculiarly surfaces, e.g. bulged for rolls with large curvature radius, e.g. mill rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B51/00Arrangements for automatic control of a series of individual steps in grinding a workpiece

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、圧延条件の変化に基づく誤差
の影響を受けないオンラインロールプロファイル測定装
置を提供するにある。 【解決手段】ロール研削装置ユニット5は、圧延ロール
1aに対面して位置し、圧延ロール1aを研削する回転
砥石20と、回転砥石20を回転駆動する砥石駆動装置
22と、圧延ロール1aに対し回転砥石20を押しつけ
る砥石送り装置23とから構成されている。砥石横行装
置24は、ロール研削装置ユニット5を、圧延ロール1
aを保持する圧延ハウジング4に固定された摺動レール
フレーム8に対して、圧延ロール1aの軸方向に移動さ
せる。回転砥石20により圧延ロール1aを研削しなが
ら、砥石送り装置23と砥石横行装置24の両者の移動
量からロールプロファイルを求める。さらに、ロール移
動測定装置6により、ロールプロファイルの測定中の圧
延条件の変化による圧延ハウジング4の変形量を測定
し、情報処理装置13により、圧延中に求められたロー
ルプロファイルから、圧延ハウジングの変形量を補正す
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機の圧延ロー
ルのロールプロファイルを測定するロールプロファイル
測定装置に係り、特に、圧延中のロールプロファイルの
測定に用いるに好適なオンラインロールプロファイル測
定装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に圧延機の圧延ロールは、圧延材を高
荷重で延伸させると、熱により膨張したり、摩耗により
圧延材が通過した部分のみロール径が減少したりする。
今までは、熱による膨張や摩耗量を測定データを用いて
コンピューターで演算をして、圧延ロールプロファイル
を求めていた。
【0003】しかし、この方法では精度が高くないた
め、圧延中の実際のロールプロファイルを測定する方法
が多数提案された。
【0004】実際のロールプロファイルを測定する第1
の方法としては、例えば、日立評論‘93,6,Vo
l、75「生産効率向上を目指す長寿命オンラインロー
ル研削装置」に記載されているように、圧延ロール研削
をしながら、回転砥石と圧延ロール間の接触力と回転砥
石のバネ定数、及び研削時の回転砥石の押し付け位置と
横行装置の移動位置データからロールプロファイルを演
算し求めることが知られている。
【0005】また、実際のロールプロファイルを測定す
る第2の方法としては、例えば、特開昭59ー1565
08号公報に記載のように、圧延ロールの回転中の振動
がロールプロファイル測定誤差の主原因と考え、圧延ロ
ール端部にX方向,Y方向の2カ所に圧延ロールのガタ
による移動量を測定するセンサーを圧延ロールプロファ
イル測定用フレームに備え、更に、圧延ロールの回転角
度を測定するためにロール外周に目印を付けて、それを
フレームに固定したセンサーで測定することが知られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1の方法で
は、回転砥石等を収納したロール研削装置ユニットが、
ロール軸方向に移動する摺動レールと圧延ロールまでの
距離が変化しない条件では、正確にロールプロファイル
を測定できる。これは、非圧延中の圧延条件の変化がな
い中で圧延ロールのプロファイル測定を行うので、圧延
機ハウジングが変形したり、圧延ロールが板厚変化で上
下したりしないため、新圧延ロールから圧延による摩耗
や熱による膨張による変化を変化量として測定し、演算
によりオンラインでのロールプロファイルとして表示で
きる。
【0007】圧延機において、圧延材を薄く圧延してい
る時と、次の圧延材が圧延機に噛み込まれるまでの間圧
延ロールを空転させながら待機している時間がある。圧
延ロールのプロファイルを測定するには、この圧延の待
機時間を利用し、圧延ロールを一定の押し付け力で研削
しながら、その時の押し付け装置と横行装置の両者の移
動量からロールプロファイルを演算すれば、圧延条件の
変化がないので正確なロールプロファイルを測定するこ
とができる。
【0008】しかし、生産量が増えればこの待機時間が
短くなり、圧延ロール全長を研削する時間を確保できな
くなるので、圧延中に研削し、正確なロールプロファイ
ルを測定する必要が生ずる。
【0009】オンラインロール研削装置ユニットを圧延
機ハウジングに固定した状態で、圧延ロールの研削を行
った場合、圧延中の圧延条件の変化により、圧延ハウジ
ングが変形したりするので、摺動レールと圧延ロールま
での距離が微少に変化することになる。従って、圧延中
に研削を行いながら測定したロールプロファイルは、新
圧延ロールから圧延による摩耗や熱による膨張による変
化量以外に、圧延中の圧延条件の変化に基づく圧延ハウ
ジングの変形等による誤差,即ち、摺動レールと圧延ロ
ールまでの距離の変化が誤差として含まれるという問題
があった。
【0010】また、上記の第2の方法では、圧延ロール
が軸受け箱内部で回転するため、軸受け箱とベアリング
間の隙間、ベアリング内の隙間により圧延ロールが回転
することにより振れが生じ、その振れに依るロールプロ
ファイル測定誤差と圧延ロールの偏芯によるロールプロ
ファイル測定誤差が生ずるのを防ぐのを目的として、圧
延ロールの回転位置と圧延ロールの振れ量を測定するセ
ンサーを設けている。しかし、この圧延ロールの振れ
や、偏芯は圧延ロールの回転を早くすることにより振れ
量が一定化するので、センサー等を設置しなくとも電気
的に処理することができるものである。そして、上述し
たような圧延中に研削を行いながらロールプロファイル
を測定した際における圧延中の圧延条件の変化に基づく
圧延ハウジングの変形等による誤差,即ち、摺動レール
と圧延ロールまでの距離の変化が誤差として含まれると
いう問題については解決されていないものである。
【0011】本発明の目的は、圧延条件の変化に基づく
誤差の影響を受けないオンラインロールプロファイル測
定装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧延ロールに対面して位置し、この圧延
ロールを研削する回転砥石と、この回転砥石を回転駆動
する砥石駆動装置と、上記圧延ロールに対し上記回転砥
石を押しつける砥石送り装置とを有するロール研削装置
ユニットと、上記ロール研削装置ユニットを、圧延ロー
ルを保持する圧延ハウジングに固定された摺動フレーム
に対して、上記圧延ロールの軸方向に移動させる横行装
置とを有し、上記回転砥石により上記圧延ロールを研削
しながら、上記砥石送り装置と上記横行装置の両者の移
動量からロールプロファイルを求めるオンラインロール
プロファイル測定装置において、ロールプロファイルの
測定中の圧延条件の変化による上記圧延ハウジングの変
形量を測定する測定手段と、圧延中に求められたロール
プロファイルから、上記測定手段により測定された上記
圧延ハウジングの変形量を補正する処理手段とを備える
ようにしたものであり、かかる構成とすることにより、
圧延条件の変化による圧延ハウジングの変形量を補正し
て、正確なロールプロファイルを測定し得るものとな
る。
【0013】上記オンラインロールプロファイル測定装
置において、好ましくは、上記測定手段は、上記摺動レ
ールフレームに取り付けられ、上記摺動レールフレーム
と上記圧延ロールの距離の変化を測定するロール移動測
定手段から構成するようにしたものであり、かかる構成
により、摺動レールフレームと上記圧延ロールの距離の
変化を直接測定して、精度よく、ロールロールプロファ
イルを測定し得るものとなる。
【0014】上記オンラインロールプロファイル測定装
置において、好ましくは、上記ロール移動測定手段は、
上記圧延ロールと接触し、上記摺動レールフレームと上
記圧延ロールの距離の変化に応じて変位する測定バー
と、この測定バーの変位量を検出する変位センサとから
構成するようにしたものである。
【0015】上記オンラインロールプロファイル測定装
置において、好ましくは、上記ロール移動測定手段は、
上記圧延ロールに近接して配置される非接触式センサか
ら構成するようにしたものである。
【0016】上記オンラインロールプロファイル測定装
置において、好ましくは、上記測定手段は、上記圧延ハ
ウジングに取り付けられ、圧延中の圧延荷重を測定する
ロードセルと、このロードセルによって測定された圧延
荷重の信号を用いて、上記圧延ハウジングの変形量を求
め、且つ、この圧延ハウジングの変形量から、圧延ロー
ルから摺動レールフレーム間の距離の変化量を演算する
演算手段とから構成するようにしたものであり、かかる
構成により、特別な測定装置を使用することなく、従来
から用いているロードセルを使用して、ロールロールプ
ロファイルを測定し得るものとなる。
【0017】また、上記目的を達成するために、本発明
は、圧延ロールに対面して位置し、この圧延ロールを研
削する回転砥石と、この回転砥石を回転駆動する砥石駆
動装置と、上記圧延ロールに対し上記回転砥石を押しつ
ける砥石送り装置とを有するロール研削装置ユニット
と、上記ロール研削装置ユニットを、圧延ロールを保持
する圧延ハウジングに固定された摺動フレームに対し
て、上記圧延ロールの軸方向に移動させる横行装置とを
有し、上記回転砥石により上記圧延ロールを研削しなが
ら、上記押し付け装置と上記横行装置の両者の移動量か
らロールプロファイルを求めるオンラインロールプロフ
ァイル測定装置において、上記圧延ロールを回転自在に
固定する軸受け箱に、上記摺動レールフレームを押し付
けた状態で固定し、上記ロール研削装置ユニットを上記
圧延ロール軸方向に移動しながら圧延ロールの研削を行
つとともに、圧延中のロールプロファイルを測定するよ
うにしたものであり、かかる構成とすることにより、圧
延条件の変化による圧延ハウジングの変形の影響を受け
ることなく、正確なロールプロファイルを測定し得るも
のとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を用いて、本
発明の一実施形態によるオンラインロールプロファイル
測定装置について説明する。最初に、図1を用いて、圧
延機の全体構成について説明する。図1は、本発明の一
実施形態によるオンラインロールプロファイル測定装置
を備えた圧延機の断面側面図である。
【0019】圧延機は、圧延材Sを延伸する一対の圧延
ロール1aと、圧延ロール1aを支持する一対の上下補
強ロール1bとを有する4段圧延機である。しかし、圧
延機の構成は、4段圧延機に限定するものではなく、他
の構成のものに対しても本発明は、適用できるものであ
る。
【0020】圧延ロール1aは、軸受け箱3により、回
転自在に支持されている。軸受け箱3は、圧延ハウジン
グ4に組み込まれている。圧延機入り側には、入側ガイ
ド10が配置されており、圧延ロール1aに対する圧延
材Sのガイドを行う。圧延ハウジング4には、圧延時発
生する圧延荷重を測定する圧延荷重用ロードセル15が
設けられている。
【0021】圧延機には、さらに、オンラインロール研
削装置が設けられている。オンラインロール研削装置
は、1本の圧延ロール1aに対して、1個又は複数個の
ロール研削装置ユニット5を有している。図1に示す例
では、上下のそれぞれの圧延ロール1aをオンラインで
研削する2個のロール研削装置ユニット5を有してい
る。
【0022】なお、以下の説明では、上圧延ロール1a
の研削を代表して説明する。
【0023】次に、図2及び図3を用いて、ロール研削
装置ユニット5の構造について説明する。なお、ロール
研削装置ユニット5の詳細構造及び動きについては、特
開平6ー47654に記載されているので、ここでは、
その概略の構成について説明する。図2は、本発明の一
実施形態によるロール研削装置ユニットの横断面図であ
り、図3は、本発明の一実施形態によるロール研削装置
ユニットの縦断面図である。
【0024】図2に示すように、ロール研削装置ユニッ
ト5は、圧延ロール1aを研削する平面型の回転砥石2
0を備えている。回転砥石20は、砥石回転軸21を介
して砥石回転駆動装置22によって回転される。回転砥
石20は、砥石送り装置23によって、圧延ロール1a
に押し付けられる。また、回転砥石20は、圧延ロール
1aの軸方向(図中、矢印A方向)に移動可能であり、
この移動機構としては、図3に示す砥石横行装置24を
備えているが、この点については、後述する。
【0025】回転砥石20は、超砥粒でできた砥石層5
1と、砥石層51と砥石回転軸21との間に砥石層51
を支持する薄板円盤52とから構成されている。薄板円
盤52は、弾性体機能を有しており、圧延ロール1aと
回転砥石20間の接触力により、回転砥石20の薄板円
盤52の撓み量が変わり、圧延ロール1aの振動を吸収
する機能を有している。また、砥石回転軸21は、回転
砥石20の片一方のみを圧延ロール1aに接触させるた
め圧延ロール1aの軸直角線に対し微小角傾いて配置さ
れている。この点については、上述した特開平6ー47
654の図6に詳細に示されている。
【0026】砥石回転駆動装置22には、液体モータ5
4が取り付けられており、回転砥石20を所定の砥石周
速度で回転させる。回転砥石軸21の反回転砥石側に
は、回転砥石20と圧延ロール1a間の接触力を測定す
るロードセル53が配置されている。
【0027】砥石送り装置23には、送りモータ57が
取り付けられており、回転砥石20を圧延ロール1aに
押し付け、また、圧延ロール1aから離すのに用いられ
る。送りモータ57は、送りモータ57の回転角度を測
定するエンコーダー57aを有している。
【0028】図3において後述する砥石横行装置24
は、トラバースモータ58により回転される。トラバー
スモータ58の回転角度は、エンコーダー58aによっ
て測定される。
【0029】ロードセル53,エンコーダー57a,5
8aからの情報は、情報処理装置13に入力する。ま
た、情報処理装置13は、アンプ14を介して、送りモ
ータ57及びトラバースモータ58に回転駆動用の制御
信号を出力する。
【0030】次に、図3において、図2と同一符号は、
同一部分を示している。
【0031】図3に示すように、ロール研削装置ユニッ
ト5は、回転砥石20を圧延ロール1a軸方向に移動さ
せる砥石横行装置24を備えている。砥石横行装置24
は、トラバースモータ58により回転され、トラバース
モータ58の回転角度を測定するエンコーダー58aを
有している。
【0032】ロール研削装置ユニット5は、圧延ロール
1aの軸方向の一方から他方まで移動できるように設け
られた摺動レール7に、車輪26で接続され、取り付け
られている。摺動レール7は、圧延ロール1aに対し、
近接、後退可能な構造を持つ摺動レールフレーム8に取
り付けられている。摺動レールフレーム8は、図1に示
したシリンダー11により、矢印B方向に移動可能であ
り、圧延ハウジング4に取り付けられた図1に示したス
トッパー12に押し付けられ、研削時は圧延ハウジング
4に固定された状態になっている。
【0033】次に、オンラインロール研削装置を用い
て、研削しながら行うロールプロファイルの測定方法
と、圧延条件変化により生ずる測定誤差について説明す
る。
【0034】オフラインに設けられた圧延ロール1a
は、オフラインロールグラインダー(図示せず)によ
り、目的のロールプロファイルになるように研削され
る。この時研削された圧延ロール1aのロールプロファ
イルは、情報処理装置13に入力され、次に、この圧延
ロール1aを圧延機内に挿入し、圧延を開始する前に、
ロールプロファイルをオンラインロール研削装置で測定
するために、ロール研削装置ユニット5により圧延ロー
ル1aの研削を行う。
【0035】この時測定されたロールプロファイルが、
情報処理装置13bに入力されたオフラインのロールプ
ロファイルと異なるときは、摺動レール7の真直度に誤
差があるので、この誤差を情報処理装置13で認識し、
記憶させる。この摺動レールの誤差は、測定されたロー
ルプロファイルデータから補正される。このロールプロ
ファイル補正方式については、特開平6ー47654に
詳しく述べられている。
【0036】圧延機に圧延ロール1aを挿入後、複数の
コイルの圧延を行い、その後、圧延ロール1aのロール
プロファイル測定のため、ロール研削装置ユニット5に
より圧延ロール1aの研削を行う。圧延を開始する前に
測定したロールプロファイルと、異なったロールプロフ
ァイルが求められれば、それは圧延中の熱又は摩耗によ
る圧延ロール1a形状の変化である。複数のコイルの圧
延後の研削が、圧延材sが通過し、次の圧延材sが噛み
込まれるまでの間に行われた場合、圧延条件変化による
ロールプロファイル測定データへの影響は現れない。し
かし、圧延材sを噛んだ状態、つまり圧延をしている状
態で研削を行い、ロールプロファイルを測定したとき
は、圧延中の熱又は摩耗による圧延ロール1a形状の変
化以外に、圧延条件の変化が測定誤差となってロールプ
ロファイル測定データに含まれる。このため、正確なロ
ールプロファイルを圧延中に研削しながら求める場合、
圧延条件の変化で生ずる測定誤差を除去する必要があ
る。
【0037】次に、図4を用いて、圧延条件の変化にっ
て生じるロールプロファイル測定の誤差について説明す
る。図4は、圧延荷重の影響による圧延ハウジングの変
形の説明図である。
【0038】図4(A)は、非圧延中の圧延ハウジング
4と圧延ロール1aの関係を示している。圧延中は、圧
延ハウジング4には圧延荷重が生ずるので、図4(a)
の状態から図4(b)に示すように、圧延ハウジング4
が上下方向に伸びたり、圧延ハウジング4の中央部が内
側へ反ったりする。
【0039】オンラインロール研削装置の摺動レールフ
レーム8が圧延ハウジング4に対して位置を固定された
状態で研削する場合は、圧延荷重によって圧延ハウジン
グ4が変形すれば、摺動レールフレーム8も一緒に微少
では有るが移動する。圧延中に研削する場合、圧延荷重
が研削開始から研削終了まで一定で有れば、圧延ハウジ
ング4の変形も一定となるので摺動レールフレーム8も
絶対位置の変化はあるが、研削中に相対位置の変化は生
じない。
【0040】オンラインロール研削装置によるロールプ
ロファイルの測定は、研削中の相対位置変化を圧延ロー
ル1a形状の変化と認識し、演算を行っているので、圧
延荷重が一定で有れば、圧延ハウジング4の変形はロー
ルプロファイルの測定誤差要因とはならない。しかし、
圧延材Sに加熱むら等があると、圧延荷重は圧延材Sの
温度の低いところで高くなり、温度高い部分では低くな
るという圧延荷重変動が生ずる。圧延荷重変動は、1本
のコイルの中で5,6回現れる。
【0041】圧延荷重変動が生ずると、圧延ハウジング
4は荷重変動に合わせ変形量が変化するので、圧延ハウ
ジング4に取り付けられた摺動レールフレーム8も圧延
ロール1aの軸直角方向に圧延荷重変動と一緒に微少に
移動する。摺動レールフレーム8が移動すると、摺動レ
ールフレーム8に取り付けられた摺動レール7も移動
し、更に、摺動レール7に取り付けられたロール研削装
置ユニット5も移動する。
【0042】ロールプロファイル測定時にこの移動が生
ずれば、ロール研削装置ユニット5は、圧延ロール1a
の軸直角方向に移動するので、圧延ロール1aと回転砥
石20が一定の接触力で接触するには、回転砥石20を
ロール研削装置ユニット5が移動した量だけ、砥石送り
装置23の送りモータ57を回転させ、移動させる。こ
の送りモータ57の回転角度は、エンコーダ57aから
情報処理装置13に伝えられる。
【0043】圧延ロール1aのロールプロファイルZ
(X)は、式(1)に基づいて、情報処理装置13によ
って求められる。
【0044】 Z(X)=S(X)−F(X)/K ・・・・(1) ここで、S(X)は、回転砥石20の砥石送り装置23
の位置信号であり、エンコーダ57aからの信号とし
て、圧延ロール1aのロールプロファイル変化として演
算される。F(X)は、圧延ロール1aと回転砥石20
の接触力であり、Kは、回転砥石20のバネ定数であ
る。情報処理装置13は、F(X)/Kが変化しないよ
う制御するため、回転砥石20の位置が圧延ロール1a
軸直角方向に移動すると、S(X)が変化し、情報処理
装置13は、圧延ロール1aに凹凸が有るように認識す
る。
【0045】ここで、上述したように、位置信号S
(X)の中には、圧延条件の変化,即ち、圧延荷重変動
によって生じる摺動レールフレーム8の微少移動による
ロール研削装置ユニット5の移動量の誤差が含まれるこ
とになり、これが圧延条件の変化によるロールプロファ
イル測定の誤差となる。
【0046】次に、図5〜図10を用いて、接触式ロー
ル移動測定装置を用いた圧延条件の変化によるロールプ
ロファイル測定の誤差の補正方法について説明する。最
初に、図5及び図6を用いて、本発明の一実施形態によ
る接触式ロール移動測定装置の構成について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による接触式ロール移動測
定装置を組み込んだオンラインロールプロファイル測定
装置を備えた圧延機の要部の部分断面側面図であり、図
6は、本発明の一実施形態による接触式ロール移動測定
装置を組み込んだオンラインロールプロファイル測定装
置を備えた圧延機の要部の部分平面図である。
【0047】本実施形態においては、圧延条件の変化に
より生ずるロールプロファイル測定の誤差をなくすため
に、誤差の原因となる摺動レールフレーム8に取り付け
られた摺動レール7の移動量を接触式ロール移動測定装
置を用いて測定し、誤差分のS(X)を式(1)から除
去するようにしている。
【0048】摺動レール7から圧延ロール1a間での距
離の変化を測定するため、ロール移動測定装置6が、摺
動レールフレーム8に取り付けられる。ロール研削装置
ユニット5と干渉をさけるため、ロール移動測定装置6
は、摺動レールフレーム8のロール軸方向の端部に取り
付けられる。
【0049】図5において、圧延材を延伸する一対の圧
延ロール1aは、軸受け箱3により、回転自在に支持さ
れている。軸受け箱3は、圧延ハウジング4に組み込ま
れている。圧延機入り側には、入側ガイド10が配置さ
れている。圧延ロール1aは、上下補強ロール1bによ
り支持されている。
【0050】ロール研削装置ユニット5は、圧延ロール
1aの軸方向の一方から他方まで移動できるように設け
られた摺動レール7に取り付けられている。摺動レール
7は、圧延ロール1aに対し、近接、後退可能な構造を
持つ摺動レールフレーム8に取り付けられている。摺動
レールフレーム8は、シリンダー11により移動可能で
あり、圧延ハウジング4に取り付けられたストッパー1
2に押し付けられ、研削時は圧延ハウジング4に固定さ
れた状態になっている。
【0051】さらに、接触式ロール移動測定装置6が、
摺動レールフレーム8の端部に取り付けられ、研削する
ときは、ロール研削装置ユニット5と摺動レールフレー
ム8と一緒にシリンダー11により、圧延ロール1a側
に押し出される。そして、圧延ハウジング4に取り付け
られたストッパー12により位置が固定される。
【0052】接触式ロール移動測定装置6は、圧延ロー
ル1aと接触する測定バー61aと、測定バー61aに
固定されたセンサーロッド61とを備えている。センサ
ーロッド61は、その軸方向に摺動可能であり、通常
は、測定バー61aが圧延ロール1aに押しつけられる
ように、センサーロッド61は附勢されている。圧延条
件の変化により、圧延ハウジング4と圧延ロール1aの
間の距離が変化すると、この距離の変化に追従して、セ
ンサーロッド61が摺動する。この摺動が接触式ロール
移動測定装置6によって測定され、圧延条件の変化によ
るロールプロファイルの誤差が検出される。接触式ロー
ル移動測定装置6の詳細な構成については、図11を用
いて後述する。
【0053】図6において、図5と同一符号は、同一部
分を示している。図6に示すように、接触式ロール移動
測定装置6は、圧延ロール1aの端部に設けられてい
る。なお、ず6に示した状態では、1つの接触式ロール
移動測定装置6についてのみ示しているが、実際には、
圧延ロール1aの両端部に、それぞれ、1つづつ配置さ
れている。
【0054】ロールプロファイル測定が始まる前に、接
触式ロール移動測定装置6のセンサーロッド61が圧延
ロール1a側へ前進し、測定バー61aが圧延ロール1
aと接する。接触式ロール移動測定装置6が、圧延ハウ
ジング4の摺動レール7と圧延ロール1a間の距離の変
化を測定し始めたら、ロール研削装置ユニット5の回転
砥石20が圧延ロール1aに接し、研削と同時にロール
プロファイルの測定を開始する。測定が完了したら、回
転砥石20とセンサーロッド61が後退する。接触式ロ
ール移動測定装置6は、圧延ロール1a軸方向に移動す
ることはなく、圧延ロール1aの端部のみを測定する。
【0055】次に、図7を用いて、接触式ロール移動測
定装置6によるロールプロファイルの誤差の検出原理に
ついて説明する。図7は、本発明の一実施形態による接
触式ロール移動測定装置6を用いたロールプロファイル
の誤差の検出原理の説明図である。
【0056】ロール研削装置ユニット5は、摺動フレー
ム8に沿って、圧延ロール1aの軸方向に移動し、接触
式ロール移動測定装置6Aからの距離Xの位置におい
て、信号S(X)を出力しているものとする。
【0057】接触式ロール移動測定装置6A,6Bは、
それぞれ、圧延ハウジング4に固定された摺動レールフ
レーム8の両端側に取り付けられている。接触式ロール
移動測定装置6Aは、図5及び図6において説明したよ
うに、摺動フレーム8と圧延ロール1aの一端部の距離
Y1(X)を測定し、接触式ロール移動測定装置6B
は、摺動レールフレーム8と圧延ロール1aの他端部の
距離Y2(X)を測定する。
【0058】圧延ロール1aが任意に動くことにより、
Y1(X)及びY2(X)が変動する。ここで、情報処
理装置13は、ロール研削装置ユニット5が位置Xにあ
る時の接触式ロール移動測定装置6A,6Bの出力Y1
(X),Y2(X)を用いて、式(2)に基づいて、ロ
ール研削装置ユニット5の位置における摺動レールフレ
ーム8と圧延ロール1aの距離ΔS(X)を求める。
【0059】 ΔS(X)=Y1(X)−((Y2(X)−Y1(X))/L)・X…(2 ) ここで、Lは、接触式ロール移動測定装置6A,6Bの
間の距離である。
【0060】ΔS(X)が、圧延条件の変化によるロー
ルプロファイルの誤差である。従って、情報処理装置1
3は、ロールプロファイルZ(X)を、式(3)によっ
て求めることができる。
【0061】 Z(X)=S(X)−ΔS(X)−F(X)/K …(3) 次に、図8〜図10を用いて、式(3)におけるS
(X),ΔS(X),Z(X)について説明する。図8
は、本発明の一実施形態によるロール研削装置ユニット
5によって測定された信号S(X)の説明図であり、図
9は、本発明の一実施形態による接触式ロール移動測定
装置6A,6Bを用いて検出された信号ΔS(X)の説
明図であり、図10は、本発明の一実施形態による情報
処理装置によって求められたロールプロファイルZ
(X)の説明図である。
【0062】図8に示すように、摺動レールフレーム8
から圧延ロール1aまでの距離の変化を補正せずに測定
したロールプロファイルには、圧延条件の変化による誤
差分が重畳している。
【0063】また、ロール移動測定装置6により測定し
た圧延条件変化により生じた摺動レール7から圧延ロー
ル1aまでの距離の変化データは、図9に示すようにあ
る。
【0064】そこで、図8に示すロールプロファイルか
ら図9に示す誤差分を差し引くと、図10に示すような
圧延条件変化により生じた摺動レールフレーム8から圧
延ロール1aまでの距離の変化の補正されたロールプロ
ファイルが求められる。
【0065】なお、以上の説明では、一本の圧延ロール
1aに対して2個のロール移動測定装置6を取り付ける
ものとしている。これは、図7において説明したよう
に、圧延ロール1aが摺動レールフレーム8に対して傾
く場合には、Y1(X)とY2(X)の2つの距離を測
定する必要があるためにである。しかしながら、一般的
には、摺動レールフレーム8から圧延ロール1a間での
距離の変化は操作側と駆動側でほぼ同じため、即ち、圧
延ロール1aは、摺動レールフレーム8に対して平行移
動するため、1個のロール移動測定装置6のみでも、誤
差分S(X)を測定可能である。
【0066】以上のようにして、圧延条件の変化により
生じた摺動レールフレーム8から圧延ロール1a間での
距離の変化をロールプロファイルデータから分離し、真
に圧延ロール1aの熱及び摩耗によるロールプロファイ
ルの変化を算出し、表示することができる。
【0067】次に、図11を用いて、接触式ロール移動
測定装置6の構成について説明する。図11は、本発明
の一実施形態による接触式ロール移動測定装置の縦断面
図およびシステム構成図である。
【0068】接触式ロール移動測定装置6は、適当な弾
性体機能を有するL型形状をしたセンサーロッド61を
備えている。センサーロッド61の先端には、圧延ロー
ル1aと接触して摩耗しない硬質の材料(セラミック
等)で製作された測定バー61aが取り付けられてい
る。
【0069】センサーロッド61は、気体シリンダー6
2によって、圧延ロール1aに一定の力で押し付けられ
ている。センサーロッド61の移動量は、変位センサー
63によって測定される。変位センサー63の出力信号
は、アンプ64を経由し、情報処理装置13に入力す
る。情報処理装置13は、変位センサー63の出力及び
ロール研削装置ユニット5の移動位置Xの情報に基づい
て、式(2)に基づいて、摺動レールフレーム8から圧
延ロール1a間での距離の変化,即ち、ロールプロフィ
ルの誤差分を求める。
【0070】ロールプロファイル測定時のみ、センサー
ロッド61を圧延ロール1aに一定の力で押し付け、そ
れ以外はセンサーロッド61を離しておくために、気体
シリンダー62(液圧シリンダーでもよい)を動かす電
磁弁65を有している。
【0071】以上の説明では、ロール移動測定装置とし
て、接触式のものについて説明したが、非接触式のロー
ル移動測定装置を用いることも可能であり、図12を用
いて、非接触式ロール移動測定装置の構成について説明
する。図12は、本発明の一実施形態による非接触式ロ
ール移動測定装置の縦断面図およびシステム構成図であ
る。
【0072】非接触式ロール移動測定装置9は、その先
端に非接触式センサー92を取り付けたセンサーロッド
91を備えている。非接触式センサー92としては、渦
電流式ギャップセンサを用いることができる。センサー
ロッド91は、ボールねじ94を介してACサーボモー
タ95によって前後に移動可能であり、圧延ロール1a
と非接触式センサー92間の隙間が非接触式センサー9
2の測定に最適な距離に保持される。センサーロッド9
1は、スプライン93によって保持されており、ACサ
ーボモータ95によりセンサーロッド91が回転せず、
前後に移動させることが可能となっている。ACサーボ
モータ95は、モーターアンプ96を介して、情報処理
装置13によって制御される。
【0073】圧延ロール1aと非接触式センサー92間
の微少な隙間の変化は、非接触式センサー92によって
検出され、非接触式センサーアンプ97を介して、情報
処理装置13情報処理装置13に入力する。情報処理装
置13は、変位センサー93の出力及びロール研削装置
ユニット5の移動位置Xの情報に基づいて、式(2)に
基づいて、摺動レールフレーム8から圧延ロール1a間
での距離の変化,即ち、ロールプロフィルの誤差分を求
める。
【0074】次に、図1及び図2を用いて、本発明の他
の実施形態によるオンラインロールプロファイル測定装
置について説明する。
【0075】上述した実施形態においては、摺動レール
フレーム8から圧延ロール1a間での距離の変化をロー
ル移動測定装置を用いて検出するようにしていたのに対
して、本実施形態においては、ロール移動測定装置を用
いることなく、距離の変化を求めるようにしている。
【0076】図1に示したように、圧延機には、圧延荷
重を常に測定するため、圧延機ハウジング4の上部又は
下部に、圧延荷重用ロードセル15が設けられている。
圧延ハウジング4の変形は、圧延荷重の増減により弾性
変形範囲内で行われる。従って、有限要素法(FEM)
を用いれば、圧延荷重変化により、圧延ハウジング4各
部の変位がどのように変化するか計算をすることができ
る。そこで、圧延荷重及び圧延ハウジングの摺動レール
フレーム8が取り付けられた部分の剛性を求めることに
よって、摺動レールフレーム8から圧延ロール1a間で
の距離の変化△S(X)を、情報処理装置13を用い
て、式(4)に基づいて演算する。
【0077】△S(X)=Lo×k・・・・・(4) ここで、Loは圧延荷重であり、kは圧延ハウジングの
摺動レールフレーム8が取り付けられた部分の剛性であ
る。
【0078】ロールプロファイルデータS(X)から、
式(4)により演算し求めた△S(X)を除去し、圧延
荷重変動による圧延ハウジング4の変形で生ずる測定誤
差を除去することができる。
【0079】本実施形態によれば、既存のロードセルを
用いて容易に圧延条件の変化による誤差を除いたロール
プロファイルを得ることが可能となる。
【0080】次に、図13及び図14を用いて、本発明
の第3の実施形態によるオンラインロールプロファイル
測定装置について説明する。図13は、本発明の第3の
実施形態によるオンラインロールプロファイル測定装置
を取り付けた圧延機の要部の部分断面側面図であり、図
14は、本発明の第3の実施形態によるオンラインロー
ルプロファイル測定装置を取り付けた圧延機の要部の部
分断面平面図である。なお、図1若しくは図5と同一符
号は、同一部分を示している。
【0081】本実施形態においては、オンラインロール
研削装置の取付構造を変えることにより、圧延荷重の変
化により圧延ハウジング4が変形しても、摺動レールフ
レーム8から圧延ロール1a間での距離が変化しないよ
うにするものである。
【0082】摺動レールフレーム8から圧延ロール1a
までの距離を圧延荷重が変化しても変化しないようにす
るには、オンラインロール研削装置5を圧延ハウジング
4ではなく、軸受け箱3に取り付ければ、問題を解決で
きる。しかし、圧延ロール1aの交換を考えると、この
解決方法をとることはできない。
【0083】そこで、本実施形態においては、図13及
び図14に示すように、オンラインロール研削装置5の
摺動レールフレーム8を固定するためのストッパー12
を、軸受け箱3に取り付けるようにしている。ストッパ
ー12を軸受け箱3に取り付けることにより、圧延ロー
ル1aからストッパー12までの距離が、圧延条件の変
化の影響を受けず一定であるため、シリンダー11によ
り、ストッパー12に押しつけられた摺動レールフレー
ム8も圧延ロール1aまでの距離を一定に維持すること
ができる。
【0084】ストッパー12は、操作側,駆動側各々の
軸受け箱3に取り付けられる。2個のストッパー12
は、圧延ロール1aに対し、摺動レール7が平行になる
ように取り付けられる。
【0085】圧延ロール1aをロール軸方向に移動させ
る装置が設けられていない圧延機においては、この方式
により、接触式ロール移動測定装置6等を用いて摺動レ
ール7から圧延ロール1aまでの距離を測定することな
く、正確なロールプロファイルを測定可能である。
【0086】なお、熱間圧延機では、一般的に、圧延材
sの端部に生ずる局部磨耗を防ぐために、圧延ロール1
aをロール軸方向に移動させる装置が設けられている場
合が多い。圧延ロール1aが軸方向に移動すると、軸受
け箱3に取り付けられたストッパー12も移動するの
で、摺動レールフレーム8を固定するのが困難となる場
合が多くなる。
【0087】本実施形態によれば、特別なセンサー等を
使用することなく、正確なロールプロファイルを得るこ
とができる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、オンラインロールプロ
ファイル測定装置において、圧延条件の変化に基づく誤
差の影響を受けないロールプロファイルを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態によるオンライン
ロールプロファイル測定装置を備えた圧延機の断面側面
図である。
【図2】本発明の一実施形態によるロール研削装置ユニ
ットの横断面図である。
【図3】本発明の一実施形態によるロール研削装置ユニ
ットの縦断面図である。
【図4】圧延荷重の影響による圧延ハウジングの変形の
説明図である。
【図5】本発明の一実施形態による接触式ロール移動測
定装置を組み込んだオンラインロールプロファイル測定
装置を備えた圧延機の要部の部分断面側面図である。
【図6】本発明の一実施形態による接触式ロール移動測
定装置を組み込んだオンラインロールプロファイル測定
装置を備えた圧延機の要部の部分平面図である。
【図7】本発明の一実施形態による接触式ロール移動測
定装置6を用いたロールプロファイルの誤差の検出原理
の説明図である。
【図8】本発明の一実施形態によるロール研削装置ユニ
ット5によって測定された信号S(X)の説明図であ
る。
【図9】本発明の一実施形態による接触式ロール移動測
定装置6A,6Bを用いて検出された信号ΔS(X)の
説明図である。
【図10】本発明の一実施形態による情報処理装置によ
って求められたロールプロファイルZ(X)の説明図で
ある。
【図11】本発明の一実施形態による接触式ロール移動
測定装置の縦断面図およびシステム構成図である。
【図12】本発明の一実施形態による非接触式ロール移
動測定装置の縦断面図およびシステム構成図である。
【図13】本発明の第3の実施形態によるオンラインロ
ールプロファイル測定装置を取り付けた圧延機の要部の
部分断面側面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態によるオンラインロ
ールプロファイル測定装置を取り付けた圧延機の要部の
部分断面平面図である。
【符号の説明】
1a…圧延ロール 1b…上下補強ロール 3…軸受け箱 4…圧延ハウジング 5…ロール研削装置ユニット 6…接触式ロール移動測定装置 7…摺動レール 8…摺動レールフレーム 9…非接触式ロール移動測定装置 10…入口ガイド 11…シリンダー 12…ストッパー 13…情報処理装置 15…圧延荷重用ロードセル 20…回転砥石 21…砥石回転軸 23…砥石送り装置 24…砥石横行装置 26…車輪 51…砥石層 52…薄板円盤 53…ロードセル 57…送りモータ 58…トラバースモータ 61…センサーロッド 63…変位センサー 92…非接触式センサー 95…ACサーボモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延ロールに対面して位置し、この圧延
    ロールを研削する回転砥石と、この回転砥石を回転駆動
    する砥石駆動装置と、上記圧延ロールに対し上記回転砥
    石を押しつける砥石送り装置とを有するロール研削装置
    ユニットと、 上記ロール研削装置ユニットを、圧延ロールを保持する
    圧延ハウジングに固定された摺動フレームに対して、上
    記圧延ロールの軸方向に移動させる横行装置とを有し、 上記回転砥石により上記圧延ロールを研削しながら、上
    記砥石送り装置と上記横行装置の両者の移動量からロー
    ルプロファイルを求めるオンラインロールプロファイル
    測定装置において、 ロールプロファイルの測定中の圧延条件の変化による上
    記圧延ハウジングの変形量を測定する測定手段と、 圧延中に求められたロールプロファイルから、上記測定
    手段により測定された上記圧延ハウジングの変形量を補
    正する処理手段とを備えたことを特徴とするオンライン
    ロールプロファイル測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオンラインロールプロ
    ファイル測定装置において、 上記測定手段は、上記摺動レールフレームに取り付けら
    れ、上記摺動レールフレームと上記圧延ロールの距離の
    変化を測定するロール移動測定手段から構成されること
    を特徴とするオンラインロールプロファイル測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のオンラインロールプロ
    ファイル測定装置において、 上記ロール移動測定手段は、上記圧延ロールと接触し、
    上記摺動レールフレームと上記圧延ロールの距離の変化
    に応じて変位する測定バーと、この測定バーの変位量を
    検出する変位センサとから構成されることを特徴とする
    オンラインロールプロファイル測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のオンラインロールプロ
    ファイル測定装置において、 上記ロール移動測定手段は、上記圧延ロールに近接して
    配置される非接触式センサから構成されることを特徴と
    するオンラインロールプロファイル測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のオンラインロールプロ
    ファイル測定装置において、 上記測定手段は、上記圧延ハウジングに取り付けられ、
    圧延中の圧延荷重を測定するロードセルと、 このロードセルによって測定された圧延荷重の信号を用
    いて、上記圧延ハウジングの変形量を求め、且つ、この
    圧延ハウジングの変形量から、圧延ロールから摺動レー
    ルフレーム間の距離の変化量を演算する演算手段とから
    構成されることを特徴とするオンラインロールプロファ
    イル測定装置。
  6. 【請求項6】 圧延ロールに対面して位置し、この圧延
    ロールを研削する回転砥石と、この回転砥石を回転駆動
    する砥石駆動装置と、上記圧延ロールに対し上記回転砥
    石を押しつける砥石送り装置とを有するロール研削装置
    ユニットと、 上記ロール研削装置ユニットを、圧延ロールを保持する
    圧延ハウジングに固定された摺動フレームに対して、上
    記圧延ロールの軸方向に移動させる横行装置とを有し、 上記回転砥石により上記圧延ロールを研削しながら、上
    記押し付け装置と上記横行装置の両者の移動量からロー
    ルプロファイルを求めるオンラインロールプロファイル
    測定装置において、 上記圧延ロールを回転自在に固定する軸受け箱に、上記
    摺動レールフレームを押し付けた状態で固定し、 上記ロール研削装置ユニットを上記圧延ロール軸方向に
    移動しながら圧延ロールの研削を行つとともに、圧延中
    のロールプロファイルを測定することを特徴とするオン
    ラインロールプロファイル測定装置。
JP24456296A 1996-09-17 1996-09-17 オンラインロールプロファイル測定装置 Expired - Fee Related JP3301701B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24456296A JP3301701B2 (ja) 1996-09-17 1996-09-17 オンラインロールプロファイル測定装置
US08/929,668 US5945595A (en) 1996-09-17 1997-09-15 Online roll profile measuring system and measuring method using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24456296A JP3301701B2 (ja) 1996-09-17 1996-09-17 オンラインロールプロファイル測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1085819A true JPH1085819A (ja) 1998-04-07
JP3301701B2 JP3301701B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=17120570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24456296A Expired - Fee Related JP3301701B2 (ja) 1996-09-17 1996-09-17 オンラインロールプロファイル測定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5945595A (ja)
JP (1) JP3301701B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040046481A (ko) * 2002-11-27 2004-06-05 주식회사 포스코 롤 연삭기를 이용한 롤 프로필 측정방법
JP2011136353A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Jfe Steel Corp フィードローラーの固定方法
KR101178652B1 (ko) 2005-02-18 2012-08-30 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 반복 구조체의 프로파일 매개변수 결정 방법 및 반복 구조체 모델링 방법

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999036616A1 (en) * 1998-01-20 1999-07-22 Valmet Corporation Method and device for conditioning of a roll, in particular of a roll in a paper machine or in a paper finishing device
JP2002137008A (ja) * 2000-10-31 2002-05-14 Hitachi Ltd オンラインロール研削設備,オンラインロール研削方法,圧延設備及び圧延方法
FI108930B (fi) * 2000-12-22 2002-04-30 Rolltest Oy Hiontamenetelmä
US6835115B2 (en) * 2000-12-22 2004-12-28 Rolltest Oy Grinding method
US6857359B2 (en) * 2001-07-12 2005-02-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Devices relating to rolled product
JP4093459B2 (ja) * 2001-09-19 2008-06-04 株式会社リコー 電子写真画像形成装置用部材表面の突起等の検出方法、検出装置および前記画像形成装置用部材の生産システム
DE102004045418A1 (de) * 2004-03-16 2005-10-06 Waldrich Siegen Werkzeugmaschinen Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Schleifen einer Walze
FI117791B (fi) * 2005-06-17 2007-02-28 Metso Paper Inc Menetelmä taipuma-aseteltava telan hiomiseksi
TWI426227B (zh) 2010-12-30 2014-02-11 Ind Tech Res Inst 移動樣品之形貌的量測方法及其裝置
KR101309663B1 (ko) * 2011-04-01 2013-09-23 대동중공업주식회사 온-라인 롤 연마장치에 설치된 인 로드 센서 내장형 실린더
NO2755812T3 (ja) 2013-03-12 2018-06-30
US20190015944A1 (en) * 2017-07-13 2019-01-17 Hcc/Kpm Llc Roll Grinding Method for Matched Pair of Rolls
CN112763339B (zh) * 2020-12-24 2023-07-25 中国兵器工业第五九研究所 一种弹性件载荷的在线测量方法及系统
CN113847898B (zh) * 2021-09-24 2023-06-23 云南农业大学 一种多点分布式的轨廓在线检测装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156508A (ja) * 1983-02-24 1984-09-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧延機ロ−ルのインライン研削方法
JP2708351B2 (ja) * 1992-06-03 1998-02-04 株式会社日立製作所 オンラインロール研削装置を備えた圧延機、ロール研削装置及び圧延方法
KR100277320B1 (ko) * 1992-06-03 2001-01-15 가나이 쓰도무 온라인 롤 연삭 장치를 구비한 압연기와 압연 방법 및 회전 숫돌

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040046481A (ko) * 2002-11-27 2004-06-05 주식회사 포스코 롤 연삭기를 이용한 롤 프로필 측정방법
KR101178652B1 (ko) 2005-02-18 2012-08-30 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 반복 구조체의 프로파일 매개변수 결정 방법 및 반복 구조체 모델링 방법
JP2011136353A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Jfe Steel Corp フィードローラーの固定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3301701B2 (ja) 2002-07-15
US5945595A (en) 1999-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3301701B2 (ja) オンラインロールプロファイル測定装置
US5562525A (en) Rolling mill equipped with on-line roll grinding system and grinding wheel
JPH0258060B2 (ja)
JP3055279B2 (ja) 圧延ロールのオンラインプロフィル測定法および装置
JP2014173996A (ja) ロールプレス設備に用いられるロールの形状測定方法およびロールプレス設備用ロール形状測定装置
JP2837219B2 (ja) ロールプロファイルの測定方法および装置
JP2708351B2 (ja) オンラインロール研削装置を備えた圧延機、ロール研削装置及び圧延方法
JPH11248444A (ja) 移動中のストリップの平坦度測定装置
JP3415101B2 (ja) 床下型車輪旋盤装置
JP2535907B2 (ja) ロ−ルの表面加工方法
JP3648849B2 (ja) オンラインロール研削装置
JPH1177119A (ja) 圧延ロールの研削方法及び研削装置
JP3098868B2 (ja) オンラインロールグラインダーを備えた圧延機
JP2981078B2 (ja) オンラインロールグラインダーの研削制御方法
JP3715773B2 (ja) クラウンを有する圧延ロールのトラバース研削方法
JPH04228214A (ja) 水平圧延機における板厚制御方法およびその制御装置
JP2541222B2 (ja) 研削設備
JPH0155044B2 (ja)
JP3606035B2 (ja) オンラインロール研削方法及び装置
JPH08281539A (ja) ロール研削盤の芯出し方法
JPH08309411A (ja) オンラインロール研削装置及びその制御方法
JPH0330442B2 (ja)
JPH02274306A (ja) グラインダ装置のゼロ位置調整方法
JPH06190410A (ja) オンライン圧延ロール研削装置
JPH07198368A (ja) ロールプロフィール測定方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120426

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120426

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130426

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140426

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees