JPH06190410A - オンライン圧延ロール研削装置 - Google Patents

オンライン圧延ロール研削装置

Info

Publication number
JPH06190410A
JPH06190410A JP34278392A JP34278392A JPH06190410A JP H06190410 A JPH06190410 A JP H06190410A JP 34278392 A JP34278392 A JP 34278392A JP 34278392 A JP34278392 A JP 34278392A JP H06190410 A JPH06190410 A JP H06190410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling roll
grinding
roll
rolling
grindstone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34278392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3056344B2 (ja
Inventor
Shigeru Mori
茂 森
Hiroyuki Shiraiwa
弘行 白岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4342783A priority Critical patent/JP3056344B2/ja
Publication of JPH06190410A publication Critical patent/JPH06190410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3056344B2 publication Critical patent/JP3056344B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】オンライン圧延ロール研削装置において、圧延
ロールの非圧延部を効率良く研削し、長時間一定の圧延
ロールプロフィールに保てるようにする。 【構成】回転砥石部20、砥石駆動装置22、砥石送り
装置23及び砥石移動装置24をそれぞれ有する圧延ロ
ール研削装置ヘッド5a,5b及び6a,6bを圧延ロ
ール1aの操作側と駆動側に1個ずつ設け、各々を独立
して動かし研削する。また、回転砥石部20を目標のロ
ールプロフィールに沿って移動するように砥石送り装置
23と砥石移動装置24を制御装置13で制御する。こ
のとき、ロードセル53で回転砥石部と圧延ロール間の
接触力を測定し、圧延ロールの軸心の傾きを求め、この
傾きを考慮して目標のロールプロフィールに沿って移動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延機のオンライン圧延
ロール研削装置に係わり、特に板材圧延機内に設置さ
れ、オンラインで圧延ロールの効果的な研削を行うオン
ライン圧延ロール研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に板圧延機の圧延ロールはスラブ材
を圧延すると、圧延部分のみが摩耗し非圧延部分との段
差が生じてしまう。このため幅広のスラブから幅狭のス
ラブに順番を付けて圧延するなど圧延制約があった。こ
の問題を解決すべく多くのオンライン圧延ロール研削装
置とその制御方法に関する技術が提案された。
【0003】例えば、三菱技法1988年Vol.25
No.4「オンラインロールグラインダーの開発」によ
れば、1本の圧延ロールに複数個の回転砥石を配置しか
つその複数個の回転砥石を一体のフレーム内に設置し、
フレーム全体を常にある範囲で移動すると共に、回転砥
石はモータで積極的に回転駆動せず、圧延ロールの回転
力を利用して従動的に駆動し、圧延ロールの全面を研削
する(以下、第1の従来技術という)。
【0004】また、実開昭58−28705号の明細書
には、1本の圧延ロールに1個の圧延ロール研削装置を
配置すると共に、圧延ロールを挾んで圧延ロール研削装
置の反対側で、圧延ロールの両端のネック部にポジショ
ンセンサーのコンタクトロールを当接させ、このポジシ
ョンセンサーにて圧延ロールの軸心のずれを検出し、回
転砥石がそのずれに追従するよう砥石送り装置を制御す
る技術が述べられている(以下、第2の従来技術とい
う)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。
【0006】圧延ロールの非圧延部分は圧延材による摩
耗がないので、圧延部分より多く研削したい。しかし、
上記第1の従来技術では、圧延ロールの回転速度により
砥石周速が制限されるので、非圧延部分を多く研削する
場合、接触力を変えて研削量を制御するしかない。この
ため研削量に限界が有るので、長時間一定の圧延ロール
プロフィールに保つのことが難しい。
【0007】第2の従来技術においては、1本の圧延ロ
ールに1個の圧延ロール研削装置を配置するだけであ
り、非圧延部は圧延ロールの両端にできるので、1個の
圧延ロール研削装置で2つの離れた非圧延部を研削する
ことは困難であり、同様に長時間一定の圧延ロールプロ
フィールに保つのことが難しい。
【0008】また、圧延ロールを2個以上の砥石で研削
する場合、隣り合う砥石同士がある所でラップして研削
する。常に同じところで2つの砥石の研削がラップする
と、ラップする部分は他の部分と異なりより多く研削し
たり、少なく研削したりしてしまう。上記第1の従来技
術においては、複数個の砥石を一体で常に同じストロー
ク移動させているので、1個の砥石とこれに隣接する砥
石との研削ラップ部が圧延ロールの軸方向の同じ位置と
なる。このため、ラップ部での研削量が多くなり、研削
量の誤差が生じ、圧延ロール表面に段差が生ずる恐れが
ある。
【0009】更に、熱間圧延機においては、使用してゆ
く中で冷却水などの影響でスタンドや軸受箱の摩耗が進
み、圧延材に直角であった圧延ロールの軸心が傾いてい
くことがある。圧延ロールを目的のロールプロフィール
に正確に保つためには、このような圧延ロールの軸心の
傾きを考慮して研削を行わなければならない。上記第1
の従来技術では圧延ロールの軸心の傾きを検出しておら
ず、この点でも長時間一定の圧延ロールプロフィールに
保つのことが難しかった。
【0010】なお、第2の従来技術は、圧延機の過酷な
環境の中ではポジションセンサーの信頼性の問題があ
り、実用化されていない。
【0011】本発明の第1の目的は、圧延ロールの両端
の非圧延部を効率良く研削し、長時間一定の圧延ロール
プロフィールに保つことのできるオンライン圧延ロール
研削装置を提供することである。
【0012】本発明の第2の目的は、研削砥石を複数個
配置し、しかも研削ラップ部に段差の生じないオンライ
ン圧延ロール研削装置を提供することである。
【0013】本発明の第3の目的は、圧延ロールの軸線
の傾きを考慮して目的のロールプロフィールへの研削を
行い、正しいロールプロフィールを常に維持することが
できるオンライン圧延ロール研削装置を提供することで
ある。
【0014】本発明の第4の目的は、研削砥石以外の所
の剛性を高め、コンパクトで研削精度の高いオンライン
圧延ロール研削装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、圧延ロールを研削する円盤状の回
転砥石部、この回転砥石部を砥石回転軸を介して回転さ
せる砥石駆動装置、圧延ロールに回転砥石部を押しつけ
る砥石送り装置、回転砥石部を圧延ロールの軸方向へ移
動させる砥石移動装置により構成されたオンライン圧延
ロール研削装置において、圧延ロール1本当たり少なく
とも2つのロール研削ユニットを備え、この2つのロー
ル研削ユニットは、前記回転砥石部、砥石駆動装置、砥
石送り装置及び砥石移動装置をそれぞれが有し、互いに
独立して研削可能であることを特徴とするオンライン圧
延ロール研削装置を提供する。
【0016】上記オンライン圧延ロール研削装置におい
て、好ましくは、前記回転砥石部は円盤砥石とこの円盤
砥石を支持する弾性体機能を有する薄板円盤とを備え
る。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は、上記オンライン圧延ロール研削装置におい
て、前記2つのロール研削ユニットによる圧延ロール上
の研削ラップ部がロール軸方向に分散するように前記2
つのロール研削ユニットの砥石移動装置を制御する制御
手段を備えることを特徴とするオンライン圧延ロール研
削装置を提供する。
【0018】また、上記第3の目的を達成するため、本
発明は、上記オンライン圧延ロール研削装置において、
圧延ロールの軸線の傾きを測定すると共に、前記2つの
ロール研削ユニットの回転砥石部が前記圧延ロールの軸
心の傾きに対して目標ロールプロフィール上を移動する
ように前記2つのロール研削ユニットの砥石送り装置及
び砥石移動装置を制御する制御手段を備えることを特徴
とするオンライン圧延ロール研削装置を提供する。
【0019】更に、上記第4の目的を達成するため、本
発明は、上記オンライン圧延ロール研削装置において、
前記2つのロール研削ユニットは、圧延ロールの径がそ
の変化範囲の中央にあるときに、前記砥石回転軸の軸心
の延長線が圧延ロールの軸心と一致するような高さと角
度に取り付けられ、圧延ロール径の変化に対しその高さ
と角度を変えることなく研削することを特徴とするオン
ライン圧延ロール研削装置を提供する。
【0020】
【作用】圧延ロール1本当たり少なくとも2つの独立し
て研削可能なロール研削ユニットを設けることにより、
操作側の非圧延部を主に研削するロール研削ユニットと
駆動側の非圧延部を主に研削するロール研削ユニットに
役割を分け、通常はそれぞれの非圧延部を砥石が移動し
て研削を行い、非圧延部を効率的に圧延すると共に、何
回かに一回、圧延部に砥石を移動させ表面疲労層の研削
を行う。これにより、圧延部が圧延材で摩耗する分、非
圧延部を砥石で研削し、段差のない圧延ロールプロフィ
ールを保つことことができる。
【0021】回転砥石部は円盤砥石とこの円盤砥石を支
持する弾性体機能を有する薄板円盤とを備えることによ
り、薄板円盤のたわみにより圧延ロールからの振動エネ
ルギーを吸収できるようになり、これにより圧延ロール
からの振動によるびびり現象を発生させず、正確で表面
粗度の良い研削を行うことができる。なお、この弾性体
機能を有する薄板円板を使用することの作用は、特願平
4−142971号に詳しい。
【0022】2つのロール研削ユニットの研削ラップ部
がロール軸方向に分散するように砥石移動装置を制御す
ることにより、研削ラップ部に研削誤差を生じさせずに
研削することができる。
【0023】圧延ロールの軸線の傾きを測定し、この軸
心の傾きに対して目標ロールプロフィール上を移動する
ように2つのロール研削ユニットの砥石送り装置及び砥
石移動装置を制御することにより、圧延ロールの軸心が
傾いていても、その傾きをも考慮した正しいロールプロ
フィールを常に維持することができる。
【0024】圧延ロールの径がその変化範囲の中央にあ
るときに、砥石回転軸の軸心の延長線が圧延ロールの軸
心と一致するような高さと角度にロール研削ユニットを
取り付けることにより、ロール径が変化しても回転砥石
の研削線の長さの変化を最小にできる。また、圧延ロー
ル径の変化に対しロール研削ユニットの高さと角度を変
えることなく研削するので摺動部が少なくなり、回転砥
石部以外の所の剛性を高くして研削精度が上がると共
に、装置をコンパクトにして圧延機内部の狭いスペース
に設置できるようになる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図7により説
明する。図1〜図3において、本実施例に係わる圧延機
は圧延材Sを延伸する一対の圧延ロール(上下作業ロー
ル)1aと、圧延ロール1aを支持する一対の圧延ロー
ル(上下補強ロール)1bとを有する4段圧延機であ
る。圧延ロール1aは軸受箱3により保持され、これら
軸受箱3はスタンド4に取り付けられている。圧延機入
側には入側ガイド10が配置され、圧延材Sの圧延ロー
ル1aへのガイドを行う。また、圧延機入側にはクーラ
ントヘッダ15が設けられ、圧延時発生する圧延ロール
1aの熱を冷却する。
【0026】このような圧延機に本実施例のオンライン
圧延ロール研削装置が設けられている。このオンライン
圧延ロール研削装置は、下作業ロール1a用の2つの下
圧延ロール研削装置ヘッダ5a,5b(以下、これらを
共通の説明では「5」で代表する)と、上作業ロール1
a用の2つの上圧延ロール研削装置ヘッダ6a,6b
(同様に「5」で代表し1個のみ図示する)とを有して
いる。
【0027】上下の圧延ロール研削装置ヘッド5及び6
は互いに独立して研削可能であり、各々、圧延ロール1
aを研削する円盤状の回転砥石部20、この回転砥石部
20を砥石回転軸21を介して回転させる砥石駆動装置
22、圧延ロール1aに回転砥石部20を押しつける砥
石送り装置23、回転砥石部20を圧延ロール1aの軸
方向へ移動させる砥石移動装置24を備えている。
【0028】回転砥石部20は、超砥粒を付けた円盤砥
石、すなわち平面型の回転砥石51と、この回転砥石5
1と砥石回転軸21と間に配置された弾性体機能を有す
る部材、例えば回転砥石51を支持する弾性体機能を有
する薄板円盤52とを有し、圧延ロール1aと回転砥石
51間の接触力により回転砥石51のたわみ量が変わる
構造となっている。砥石回転軸21は、回転砥石51の
片側一方のみを圧延ロール1aに接触させるため圧延ロ
ール1aの軸直角に対し微小角、傾いて設置される。砥
石回転軸21の反回転砥石側には回転砥石51と圧延ロ
ール1a間の接触力を測定するロードセル53が配置さ
れている。
【0029】砥石駆動装置22は、回転砥石51を所定
の砥石周速になるよう回転駆動する液体モータ54と、
液圧モータ54の回転を砥石回転軸21に伝えるベルト
55とで構成されている。砥石送り装置23は、送りモ
ータ57と、送りモータ57の回転力で回転砥石部2
0、砥石回転軸21及びロードセル53を一緒に前後送
りするスクリュー56と、送りモータ57の回転を検出
するエンコーダー57aとで構成されている。砥石回転
軸21、ロードセル51、砥石駆動装置22及び砥石送
り装置23はケース25に収納される。
【0030】砥石移動装置24は、ケース25に取り付
けられたトラバースモータ58と、トラバースモータ5
8の回転軸に装着され、摺動レール7,8に形成された
ラック14と噛み合うピニオン58aとを有し、砥石回
転軸21、ロードセル51、砥石駆動装置22及び砥石
送り装置23を一緒に圧延ロール1aの軸方向に移動す
る。
【0031】摺動レール7,8は圧延機入側に圧延ロー
ル1aの軸心に平行に差し渡されており、上下の圧延ロ
ール研削装置ヘッド5,6はガイドローラ26を介して
この摺動レール7,8に支えられ、トラバースモータ5
8の回転力とラック14の噛み合いによりスムーズに移
動可能としてある。
【0032】上摺動レール8の両端はガイド9に摺動可
能に支持され、上圧延ロール研削装置ヘッド6は、圧延
ロール1aの交換時、軸受箱3と干渉しないようにシリ
ンダー11及びガイド9により摺動レール8と一緒に後
方に移動する。下摺動レール7の両端は入側ガイド10
に支持され、下圧延ロール研削装置ヘッド5は図示しな
い駆動装置により入側ガイド10と一緒に後方に移動す
る。
【0033】圧延ロール研削装置ヘッド5,6は、圧延
ロール1aの径がその変化範囲の中央にあるときに、砥
石回転軸21の軸心の延長線が圧延ロール1aの軸心と
一致するような高さと角度に取り付けられており、研削
装置ヘッド5,6は圧延ロール径の変化に対しその高さ
と角度を変えることなく研削を行う。
【0034】圧延ロール研削装置ヘッド5,6の砥石送
り装置22の送りモータ57及び砥石移動装置24のト
ラバースモータ58は制御装置13により制御される。
【0035】以下、制御装置13の機能を、オンライン
圧延ロール研削装置の動作を説明しつつ明らかにする。
【0036】圧延ロール1aの圧延部は、鋼板との接触
により1コイル圧延で2から3μm/半径、摩耗する。
非圧延部は鋼板と接触しないので摩耗しない。このた
め、非圧延部と圧延部の間に段差が生じる。この非圧延
部は圧延ロール1aの操作側と駆動側の両端部分にあ
る。
【0037】ここで、2個の研削装置ヘッド5a,5b
または6a,6bを1個のフレームに合体した場合、圧
延ロール研削装置ヘッド5aまたは6aを操作側の非圧
延部に位置させると、圧延ロール研削装置ヘッド5bま
たは6bは圧延ロール1aの中央に位置する配置とな
る。このため、1つの研削装置ヘッドで一方の非圧延部
を研削すると反対側の研削装置ヘッドは圧延部に位置
し、非圧延部を研削できない状態になる。また、2個の
研削装置ヘッドを1個のフレームに合体した場合、その
フレームは圧延ロール1aの半分以上の長さとなり、圧
延時にクーラントヘッダー15から噴射した冷却水がそ
のフレームでじゃまされ、十分に圧延ロール1aが冷却
できないという問題も生ずる。
【0038】本実施例においては、圧延ロール1本当た
り2つ圧延ロール研削装置ヘッド5a,5bまたは6
a,6bを配置し、これらを互いに独立して研削可能と
してある。このため、2つの研削装置ヘッド5a,5b
または6a,6bの役割を分離し、操作側の非圧延部を
主に圧延ロール研削装置ヘッド5aまたは6aで研削
し、駆動側の非圧延部を主に圧延ロール研削装置ヘッド
5bまたは6bで研削するようにすることができ、これ
により、摩耗しない非圧延部をより多く研削し、非圧延
部と圧延部の間に段差が生じないようにすることができ
る。このような制御は、制御装置13からの指令により
トラバースモータ58を回転させ、ピニオン58aとラ
ック14との噛み合いで研削装置ヘッド5,6を摺動レ
ール7,8上で移動させることにより、また送りモータ
57を回転させ、スクリュー56の送りで回転砥石51
を前進させることにより行われる。
【0039】また、圧延ロール研削装置ヘッド5,6
は、ときどき圧延部のロール表面の肌荒れもしくは表面
疲労層を除去するため圧延ロール1aの中央部まで移動
する。このような制御も、制御装置13からの指令によ
りトラバースモータ58が回転し、研削装置ヘッド5,
6を移動させることにより行われる。
【0040】以上により、圧延ロール1aの両端の非圧
延部を効率良く研削し、長時間一定の圧延ロールプロフ
ィールに保つことができる。
【0041】また、本実施例においては、2つの研削装
置ヘッド5a,5bまたは6a,6bの間は分離されて
いるので、圧延時にクーラントヘッダー15から噴射し
た冷却水で十分に圧延ロール1aを冷却することができ
る。
【0042】なお、今までは、圧延ロール1a1本当た
り圧延ロール研削装置ヘッド5,6を操作側と駆動側に
各々1個づつ配置する場合について述べたが、厚板圧延
機のように圧延ロール1aが長い場合は3個、4個また
はそれ以上の圧延ロール研削装置ヘッド5,6を配置
し、各々が独立して必要な場所を研削するようにすれば
よい。
【0043】次に、複数の研削装置ヘッド5a,5bま
たは6a,6bを用いたことにより形成される研削ラッ
プ部の分散制御について説明する。複数の研削装置ヘッ
ド5a,5bまたは6a,6bを圧延ロール1aの中央
部まで移動すると、図4に示すように隣接する回転砥石
51,51の研削部分は中央部でラップする。このと
き、研削が常に同じ位置Taでラップすると、ラップす
る部分は他の部分より多く研削され、ラップ部に研削誤
差が生ずる。複数の研削装置ヘッドを1個のフレームに
合体した場合、対応する複数個の回転砥石は常に一体で
同じストローク移動するため、研削ラップ部は同じ位置
にならざるを得ず、当該ラップ部の研削誤差が避けられ
ず、圧延ロール表面に段差が生ずる恐れがある。
【0044】本実施例では、2つ圧延ロール研削装置ヘ
ッド5a,5bまたは6a,6bを独立して動作させる
ことにより、回転砥石51,51の研削ラップ部がラッ
プ線Taのように1箇所に止どまるのではなく、ラップ
線TbからTcまでのロール軸方向範囲に分散すること
ができ、これによりラップ部の研削誤差を少なくするこ
とができる。この制御も、制御装置13からの指令によ
りトラバースモータ58が回転し、ピニオン58aとラ
ック14との噛み合いで研削装置ヘッド5,6を摺動レ
ール7,8上で移動させることにより行われる。
【0045】次に、圧延ロール1aを目的のロールプロ
フィールに保つための具体的制御手順を図5により説明
する。
【0046】熱間圧延機においては、使用してゆく中で
冷却水などの影響でスタンド4や軸受箱3の摩耗が進む
と、図5に示すように圧延材Sに直角であった圧延ロー
ル1aの軸心RaがRbのように傾いていくことがあ
る。本実施例では、このような圧延ロール1aの軸心の
傾きを考慮し、目的のロールプロフィールを維持した
り、修正していくものである。
【0047】まず、圧延ロール1aの軸心の傾きを求め
るために、操作側及び駆動側端部でそれぞれの回転砥石
51を砥石送りモータ57を回転させ、圧延ロール1a
に接触させる。そしてある荷重をロードセル58が検出
する所まで、回転砥石51の送り量を砥石送りモータ5
7に内蔵したエンコーダー57aで計測する。ロードセ
ル58の荷重を同じにすれば、回転砥石51の送り量の
差が圧延ロール1aの軸心の傾きとなる。この圧延ロー
ル1aの軸心の傾きを制御装置13で記憶する。
【0048】圧延ロール1aの目的のプロフィールが同
一径を持つロールプロフィールである場合、制御装置1
3にはその径の値を予め設定しておき、圧延ロール研削
装置ヘッド5,6を移動させるときに上記記憶した圧延
ロール1aの軸心の傾きを用い、圧延ロール1aの軸心
から回転砥石51の先端までの距離がその設定した一定
値になるように砥石送りモータ57の回転角度を制御す
る。このように制御すれば、圧延ロール1aの軸心が傾
いていても、ロール軸心と回転砥石51との距離は常に
一定となり、定位置研削が可能となる。このとき、図2
に示すように圧延部と非圧延部の間に段差があれば、非
圧延部は平面回転砥石51のたわみ量が大きく、圧延部
はロール径が小さい分回転砥石51のたわみ量が小さく
なる。このたわみ量の差が回転砥石51と圧延ロール1
aの触線圧の差となり、接触線圧の差が研削能力の差と
なる。すなわち、非圧延部は圧延部に比べより多く研削
され、圧延部と非圧延部の段差を徐々になくすことがで
きる。このように、圧延ロール1aの軸心が傾いていて
も、同一径を持つロールプロフィールを作ることができ
る。
【0049】圧延ロール1aに任意のロールプロフィー
ルを付ける場合は、オフラインロールグラインダーで圧
延ロール1aを任意のロールプロフィールに研削し、制
御装置13にもそのロールプロフィールを目的のロール
プロフィールとして予め設定しておく。その後、回転砥
石51が目的のロールプロフィールに沿うように砥石送
りモータ57の回転角度を制御して移動させ、その目的
のロールプロフィールを得るための定位置研削をおこな
う。圧延ロール1aの圧延部が摩耗しロールプロフィー
ルが崩れてきても、回転砥石51が正しいロールプロフ
ィール上を移動するので、修正研削により最初のロール
プロフィールを常に正しく維持することができる。この
場合も、圧延ロール1aの軸心の傾きに対しては、上記
で述べたのと同様に、ロードセル58の検出荷重と回転
砥石51の送り量により圧延ロール1a軸心の傾き角を
求め、それも考慮して回転砥石51が目的のロールプロ
フィールに沿うように砥石送りモータ57の回転角度を
制御する。これにより、圧延ロール1aの軸心が傾いて
いても、圧延ロール1aを長時間一定の正しいロールプ
ロフィールに保つことができる。
【0050】なお、回転砥石51の送り量により求めた
圧延ロール1aの軸心の傾き角がある許容値を越えてい
るときは、圧延材Sの蛇行等に繋がるので、制御装置1
3は警報を発することもできる。
【0051】次に、圧延ロール研削装置ヘッド5,6の
取付け高さと角度に関する作用を図6及び図7により説
明する。
【0052】圧延ロール1aは研削するに従いロール径
が小さくなっていく。圧延材Sの通過する高さは一定な
ので、圧延ロール1aの中心位置は図6に示すように、
最大ロール径センターRe、中央ロール径センターR
d、最小ロール径センターRcと変化してゆく。しか
し、本実施例では、圧延ロール研削装置ヘッド5,6は
常に同じ高さ及び角度にあり、回転砥石51のみが砥石
送り装置23により前方に送られ、回転砥石51が圧延
ロール1aに常に接触するようにする。圧延ロール1a
の径の変化に対し圧延ロール研削装置ヘッド5の高さ及
び角度を変えないのは、圧延ロール研削装置ヘッドの高
さ調整装置が不要になるので、装置がコンパクトにな
り、狭隘な圧延機の中に設置しやすくなるからである。
また、摺動部も少なくなるのでガタも少なくなり、研削
精度が向上する。
【0053】一方、圧延ロール研削装置ヘッド5,6の
高さ及び角度を変えない場合、図7に示すように、ロー
ル径が変化するに従い回転砥石51と圧延ロール1aと
の接触位置がGc,Ga,Gbと変わり、回転砥石51
の研削線長さも変化する。本実施例では、圧延ロール1
aの径がその変化範囲の中央にあるとき、すなわち圧延
ロール1aの中心位置が中央ロール径センターRdにあ
るときに、砥石回転軸21の軸心の延長線が圧延ロール
1aの軸心と一致するような高さと角度に圧延ロール研
削装置ヘッド5,6が取り付けられている。このため、
圧延ロール1aの中心位置が中央ロール径センターRd
にあるとき、回転砥石51と圧延ロール1aとの接触位
置Gaは砥石回転軸の軸心上、すなわち回転砥石51の
中心に位置する。したがって、圧延ロール1aの中心位
置が最大ロール径センターRcにあるとき、回転砥石5
1は圧延ロール1aとGcで接触して研削を行い、圧延
ロール1aの中心位置が最小ロール径センターReにあ
るときは、回転砥石51は圧延ロール1aとGbで接触
して研削を行うようになり、研削線長さの変化を最小で
微小にできる。
【0054】例えば、圧延ロール1aの径が750mm
から700mmまで変化し、回転砥石51の砥粒部外径
が250mmで砥粒部内径が210mmとするとき、回
転砥石51と圧延ロール1aの接触部の幅は、Gaの位
置で20mm、Gb,Gcの位置で20.47mmであ
り、研削線長さは2.3%増えるだけなので、研削条件
を変える必要はない。
【0055】以上により、研削条件の変動を生じること
なく回転砥石部20以外の所の剛性を高くして研削精度
を上げると共に、装置をコンパクトにして圧延機内部の
狭いスペースに設置できるようになる。
【0056】したがって、本実施例によれば、操作側及
び駆動側の非圧延部を効率良く研削することができ、長
時間一定のロールプロフィールを保つことができる。ま
た、2つの圧延ロール研削装置ヘッド5a,5bまたは
6a,6bが離れているので、冷却水を圧延ロール研削
装置に干渉されることなく圧延部に噴射することができ
る。また、2つの圧延ロール研削装置ヘッド5,6によ
る研削ラップ部に研削誤差を生じさせずに研削すること
ができる。更に、圧延ロール1aの軸心が傾いていて
も、その傾きをも考慮して正しいロールプロフィールを
常に維持することができる。
【0057】以上により、圧延中に圧延ロールを正しく
研削することができるので、圧延ロールの組替え頻度を
大幅に少なくすることができ、圧延設備の生産性を大き
く上げることが可能となる。
【0058】また。オンラインで圧延ロールを任意のロ
ールプロフィール研削が可能となるので、圧延材を幅狭
の材料から幅広の材料に変更して圧延するスケジュール
フリー圧延を行うことが可能となる。
【0059】また、本実施例によれば、研削精度が向上
しかつ装置がコンパクトとなるので、圧延機内部の狭い
スペースに高性能のオンライン圧延ロール研削装置を設
置することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも2つの独立
して研削可能なロール研削ユニットを設けたので、操作
側及び駆動側の非圧延部を効率良く研削することがで
き、段差のない圧延ロールプロフィールを保つことこと
ができる。また、ロール研削ユニット間に空隙があるの
で、冷却水を圧延ロール研削装置に干渉されることなく
圧延部に噴射することができる。
【0061】また、2つのロール研削ユニットの研削ラ
ップ部を分散することにより、ラップ部に研削誤差を生
じさせずに研削できる。
【0062】また、圧延ロールの軸心の傾きを測定し、
これを考慮して目的のロールプロフィールになるよう研
削するので、正しいロールプロフィールを常に維持する
ことができる。
【0063】以上により、圧延中に圧延ロールを正しく
研削することができるので、圧延ロールの組替え頻度を
大幅に少なくすることができ、圧延設備の生産性を大き
く上げることが可能となる。また。オンラインで圧延ロ
ールを任意のロールプロフィール研削が可能となるの
で、圧延材を幅狭の材料から幅広の材料に変更して圧延
するスケジュールフリー圧延を行うことが可能となる。
【0064】また、ロール研削ユニットを、ロール径が
変化しても回転砥石の研削線長さの変化が最小となる高
さ及び角度に取り付けたので、研削条件の変動をも生じ
ることなく研削精度を上げかつ装置をコンパクトにし、
圧延機内部の狭いスペースに高性能のオンライン圧延ロ
ール研削装置を設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるオンライン圧延ロール
研削装置を圧延機に取り付けた状態を圧延機の側方から
見た図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】圧延ロール研削装置ヘッドの制御システムを説
明する図である。
【図4】圧延ロール研削装置ヘッドの回転砥石の研削ラ
ップ部を分散する制御方法を示す図である。
【図5】圧延ロール研削装置ヘッドの内部と摩耗による
圧延ロールの軸線の傾きを示す図である。
【図6】圧延ロール径の変化と回転砥石の接触位置の変
化を説明する図である。
【図7】図7の側面から見た図である。
【符号の説明】
1a:圧延ロール(上下作業ロール) 5:下圧延ロール研削装置ヘッド 6:上圧延ロール研削装置ヘッド 7:トラバース用レール 13:制御装置 14:ラック 20:回転砥石部 21:砥石回転軸 22:砥石駆動装置 23:砥石送り装置 24:砥石移動装置 51:平面円盤回転砥石 52:薄板円盤 53:ロードセル 54:液体モータ 57:送りモータ 57a:エンコーダ 58:トラバース用モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延ロールを研削する円盤状の回転砥石
    部、この回転砥石部を砥石回転軸を介して回転させる砥
    石駆動装置、圧延ロールに回転砥石部を押しつける砥石
    送り装置、回転砥石部を圧延ロールの軸方向へ移動させ
    る砥石移動装置により構成されたオンライン圧延ロール
    研削装置において、 圧延ロール1本当たり少なくとも2つのロール研削ユニ
    ットを備え、この2つのロール研削ユニットは、前記回
    転砥石部、砥石駆動装置、砥石送り装置及び砥石移動装
    置をそれぞれが有し、互いに独立して研削可能であるこ
    とを特徴とするオンライン圧延ロール研削装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオンライン圧延ロール研
    削装置において、前記回転砥石部は円盤砥石とこの円盤
    砥石を支持する弾性体機能を有する薄板円盤とを備える
    ことを特徴とするオンライン圧延ロール研削装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオンライン圧延ロール研
    削装置において、前記2つのロール研削ユニットによる
    圧延ロール上の研削ラップ部がロール軸方向に分散する
    ように前記2つのロール研削ユニットのそれぞれの砥石
    移動装置を制御する制御手段を備えることを特徴とする
    オンライン圧延ロール研削装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のオンライン圧延ロール研
    削装置において、圧延ロールの軸線の傾きを測定すると
    共に、前記2つのロール研削ユニットの回転砥石部が前
    記圧延ロールの軸心の傾きに対して目標ロールプロフィ
    ール上を移動するように前記2つのロール研削ユニット
    の砥石送り装置及び砥石移動装置を制御する制御手段を
    備えることを特徴とするオンライン圧延ロール研削装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のオンライン圧延ロール研
    削装置において、前記2つのロール研削ユニットは、圧
    延ロールの径がその変化範囲の中央にあるときに、前記
    砥石回転軸の軸心の延長線が圧延ロールの軸心と一致す
    るような高さと角度に取り付けられ、圧延ロール径の変
    化に対しその高さと角度を変えることなく研削すること
    を特徴とするオンライン圧延ロール研削装置。
JP4342783A 1992-12-22 1992-12-22 オンライン圧延ロール研削装置 Expired - Lifetime JP3056344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4342783A JP3056344B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 オンライン圧延ロール研削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4342783A JP3056344B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 オンライン圧延ロール研削装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29667899A Division JP3222868B2 (ja) 1999-10-19 1999-10-19 オンライン圧延ロール研削装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06190410A true JPH06190410A (ja) 1994-07-12
JP3056344B2 JP3056344B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=18356468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4342783A Expired - Lifetime JP3056344B2 (ja) 1992-12-22 1992-12-22 オンライン圧延ロール研削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3056344B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100950943B1 (ko) * 2007-12-28 2010-04-01 주식회사 포스코 롤 연마 장치
KR101298764B1 (ko) * 2011-06-29 2013-08-21 현대제철 주식회사 압연설비용 연삭기 제어 방법
CN112975686A (zh) * 2021-01-18 2021-06-18 托普工业(江苏)有限公司 一种pu氏合金炉辊生产装置及其生产工艺

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100950943B1 (ko) * 2007-12-28 2010-04-01 주식회사 포스코 롤 연마 장치
KR101298764B1 (ko) * 2011-06-29 2013-08-21 현대제철 주식회사 압연설비용 연삭기 제어 방법
CN112975686A (zh) * 2021-01-18 2021-06-18 托普工业(江苏)有限公司 一种pu氏合金炉辊生产装置及其生产工艺
CN112975686B (zh) * 2021-01-18 2022-04-05 托普工业(江苏)有限公司 一种pu氏合金炉辊生产装置及其生产工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP3056344B2 (ja) 2000-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5562525A (en) Rolling mill equipped with on-line roll grinding system and grinding wheel
JP3022702B2 (ja) オンライン圧延ロール研削装置
JP2979885B2 (ja) ロール表面研削装置を備えた圧延設備及びそのロール研削方法並びにその使用方法
JP3502000B2 (ja) オンラインロール研削方法
JP2708351B2 (ja) オンラインロール研削装置を備えた圧延機、ロール研削装置及び圧延方法
JPH06190410A (ja) オンライン圧延ロール研削装置
JPH06335715A (ja) オンラインロール研削装置を備えた圧延機
JP3222868B2 (ja) オンライン圧延ロール研削装置及び方法
JP3343171B2 (ja) オンライン圧延ロール研削方法及び装置並びに圧延機列
JP3224635B2 (ja) オンラインロール表面研削装置
JP3483866B2 (ja) オンライン圧延ロール研削方法及び装置並びに圧延機列
JP3099678B2 (ja) オンラインロール研削装置及びその制御方法
JP2002137008A (ja) オンラインロール研削設備,オンラインロール研削方法,圧延設備及び圧延方法
JP3224619B2 (ja) オフライン圧延ロール研削装置
JP3212444B2 (ja) オンライン圧延ロール研削装置を備えた圧延機及び研削方法
JPH07227606A (ja) オンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧延機
JP2981078B2 (ja) オンラインロールグラインダーの研削制御方法
JP3786239B2 (ja) オンラインロール研削方法及びその制御装置
JPH08300015A (ja) オンラインロール研削装置を備えた型鋼圧延機
JPH09164407A (ja) 鋼板圧延機における圧延ロールのオンライン研削方法
JPH0966306A (ja) オンラインロール研削装置
JPH0839115A (ja) オンライン圧延ロール研削方法
WO2001070455A1 (fr) Dispositif et procede de rectification, laminoir possedant ce dispositif et procede de laminage
JPH03207511A (ja) 圧延ロールの研削装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080414

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414

Year of fee payment: 13