JP2979885B2 - ロール表面研削装置を備えた圧延設備及びそのロール研削方法並びにその使用方法 - Google Patents

ロール表面研削装置を備えた圧延設備及びそのロール研削方法並びにその使用方法

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JP2979885B2
JP2979885B2 JP4901993A JP4901993A JP2979885B2 JP 2979885 B2 JP2979885 B2 JP 2979885B2 JP 4901993 A JP4901993 A JP 4901993A JP 4901993 A JP4901993 A JP 4901993A JP 2979885 B2 JP2979885 B2 JP 2979885B2
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grinding
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grinding device
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茂 森
康治 今川
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延帯鋼板や熱間圧延ス
ラブを搬送するテーブルロール、及び圧延帯鋼板を曲げ
たり、押しつけたりするピンチロール,ブライドロール
のロール表面を研削するローラ表面研削装置を備えた圧
延設備及びそのロール研削方法並びにその使用方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】圧延ラインにおいて鋼板を高速で移動さ
せる各種ロールは設備のメンテナンス状況により製品品
質に大きく影響する。特にテーブルロールの表面状態は
製品が直接接触するのでかき疵や通板性に大きく影響す
る。
【0003】また、熱間圧延帯鋼板を巻取るダウンコイ
ラーにおいても熱間圧延帯鋼板は、ピンチロールで曲げ
られダウンコイラーに巻取られるので、熱間圧延帯鋼板
は常にピンチロールと接していることになる。その為ピ
ンチロール表面に疵や焼き付き片が有ると熱間圧延帯鋼
板に疵となって残ってしまう。
【0004】従来、このテーブルロールやピンチロール
の表面状態を正常に維持するために、ロール表面に付い
た金属の焼き付き片や疵を作業者が機械の中に入り一個
所,一個所ハンドグライダーで除去したり、通板部と未
通板部との間に段差や疵が出来ると、取外し機械加工を
行っていた。
【0005】しかし最近はメンテナンスコストの上昇に
より、自動的にこのような疵や金属の焼き付き片を研削
除去可能な設備が望まれるようになった。例えば特開昭
63−317207号公報には、ピンチロールにポリッシング用
の角柱ブロック状の砥石を押しつけ、鋼板がピンチロー
ルの通過後巻取られるまでの間のみ研磨しようとするも
のであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、短
時間でのポリッシングであるため小さな疵の除去は可能
であるが、摩耗による段差や金属の焼き付き片を研削除
去することができない。また角柱ブロック状の砥石は砥
石が回転しないので砥石が研削粉で目詰りしたり、或い
は焼き付いたりしやすく、砥石が角柱状であるためにそ
の角部が欠損して寿命が短く、事故を誘発しやすいとい
う問題点がある。
【0007】なお、角柱ブロック状の砥石を用いた各種
のロール研磨装置が提案されているが、硬質な材質のロ
ールを短時間で要求されるロール表面粗度,ロール形状
に研削し、且つ長時間一定の研削能力を維持出来る設備
は今のところ実現されていない。
【0008】また、研削するロールのロールプロフイー
ルを目的に応じて研削する必要がある。そのために、研
削するロールのロールプロフイール或いはロール表面の
凹凸の有無を適切に判定する必要がある。
【0009】更に、テーブルロールにおいては隣合うロ
ール間の高さの差が許容量を越えると通板性が悪くな
り、コブル発生や疵付きの原因となるという問題点があ
る。
【0010】第1番目の発明の目的は、圧延設備中のテ
ーブルロール,ピンチロール或いはデフレクタロールの
表面に付いた金属の焼き付き片や疵を除去したり、或い
は、熱延鋼板の通板部と未通板部との間に生じた段差を
研削除去しロールが求められる表面粗度,ロール形状に
研削可能なロール表面研削装置を備えた圧延設備を提供
することにある。
【0011】第2番目の発明の目的は、圧延設備中のテ
ーブルロール,ピンチロール或いはデフレクタロールの
表面を求められる表面粗度,ロール形状に研削するロー
ル表面研削装置を備えた圧延設備のロール研削方法を提
供することにある。
【0012】第3番目の発明の目的は、延圧設備中のテ
ーブルロールを、隣接するロールで段差が生じないよう
に研削するロール表面研削装置を備えた圧延設備のロー
ル研削方法を提供することにある。
【0013】第4番目の発明の目的は、圧延設備中のテ
ーブルロール,ピンチロール或いはデフレクタロールの
ロールプロフイル或いはロール表面の凹凸の有無を判定
するロール表面研削装置を備えた圧延設備の使用方法を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1番目の発明の目的を
達成するために本発明では、テーブルロール,ピンチロ
ール或いはデフレクタロールの表面を研削するロール表
面研削装置を備えた圧延設備において、前記ロール表面
研削装置は、前記テーブルロール表面を研削する平面型
回転砥石部と、該平面型回転砥石部を支える弾性機能を
有する薄板円盤と、該平面型回転砥石部を該テーブルロ
ール表面に押しつける砥石送り装置と、該平面型回転砥
石部を回転させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備え
たものである。
【0015】第2番目の発明の目的を達成するために本
発明では、テーブルロール,ピンチロール或いはデフレ
クタロールの表面を研削するロール表面研削装置を備え
た圧延設備であって、該ロール表面研削装置として、該
ロール表面を研削する回転砥石部と、該回転砥石部を支
える弾性機能を有する円盤と、該回転砥石部を該ロール
表面に押しつける砥石送り装置と、該回転砥石部を回転
させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えたロール表
面研削装置を用い、該ロール表面研削装置を前記ロール
の軸方向に沿って移動させて、前記回転砥石部と該ロー
ルの間の接触圧力の変化を検出し、この検出値に基づき
該ロールを研削するものである。
【0016】第3番目の発明の目的を達成するために本
発明では、テーブルロールと、該ロールの表面を研削す
るロール表面研削装置を備えた圧延設備であって、該ロ
ール表面研削装置として、該ロール表面を研削する回転
砥石部と、該回転砥石部を支える弾性機能を有する円盤
と、該回転砥石部と該ロール表面に押しつける砥石送り
装置と、該回転砥石部を回転させる駆動手段とからなる
研削ヘッドを備えたロール表面研削装置を用い、該砥石
送り装置により該ロール上面の高さを測定し、該測定値
に基づき隣合うロールの高さの差を判定し、該ロールに
段差部が生じないように研削するものである。
【0017】第4番目の発明の目的を達成するために本
発明では、テーブルロール,ピンチロール或いはデフレ
クタロールの表面を研削するロール表面研削装置を備え
た圧延設備であって、該ロール表面研削装置として、該
ロール表面を研削する回転砥石部と、該回転砥石部を支
える弾性機能を有する円盤と、該回転砥石部を該ロール
表面に押しつける砥石送り装置と、該回転砥石部を回転
させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えたロール表
面研削装置を用い、該ロール表面研削装置を前記ロール
の軸方向に沿って移動させて、前記回転砥石部と該ロー
ルの間の接触圧力の変化を検出し、この検出値に基づき
該テーブルロールのロールプロフイル或いはロール表面
の凹凸の有無を判定することを特徴とする。
【0018】
【作用】上記した第1番目の目的を達成するための発明
では、テーブルロール,ピンチロール或いはブライドル
ロール表面に付いた金属の焼き付き片や疵を除去するた
めに回転するロール表面に円盤の側面に砥粒を接着した
回転砥石側面を押しつけ研削する。これらのロール類は
軸受箱のベアリングを介して支えられているので、ロー
ルを回転させると軸受箱やベアリングの隙間のためロー
ルは微小な振動を有しながら回転する。このように微小
な振動を有しながら回転するロールをビビリマークを生
じさせずに研削するには剛体の砥石では難しい。
【0019】このような条件の中で正しく研削するため
にはロール表面と砥石間の接触圧力もある一定範囲内に
保つ必要がある。この振動を吸収し、接触圧力の変化範
囲を小さくするために回転砥石部の回転砥石を支え、弾
性体機能を持った薄板円盤のバネ定数を適切に選ばなけ
ればならない。
【0020】また、このような条件の中でロールが振動
しても適正接触圧力範囲内に保ち、且つ回転砥石が共振
しないためには以下述べるような条件が満たされなけれ
ばならない。
【0021】F≧K×Amax/W F:接触線圧力の許容変化範囲 Amax:砥石のたわみ量 K:弾性体のバネ定数 W:ロールと砥石の接触長 上記式を変形すると、
【0022】
【数1】
【0023】となる。
【0024】バネ定数はロールの振動を吸収するに必要
な砥石の片振幅より求められる。弾性体がこのバネ定数
より小さければ砥石は常にロールの振動に追従して研削
出来ることになる。
【0025】一方、弾性体の固有振動数がロールの発す
る振動数と一致すると弾性体が共振し、砥石も振動して
正確な研削ができなくなる。
【0026】よって弾性体の固有振動数はロールの発す
る振動数から出来るだけ離れた所にしたほうが良い。
【0027】Fn>Frmax Fn:弾性体の固有振動数 Frmax:ロールの発する最大振動数
【0028】
【数2】
【0029】M:弾性体を含む砥石可動部質量 従って、弾性体の固有振動数を大きくする場合、弾性体
のバネ定数を大きくするか、弾性体を含む砥石可動部質
量を小さくしなければならない。弾性体のバネ定数は先
に述べたように出来るだけ小さくしたい。回転砥石の固
有振動数を大きくするには弾性体を含む砥石質量を小さ
くしなければならない。
【0030】以上のようなことに基づき本発明では、ロ
ールの振動の影響を受けずに研削可能とするために、回
転砥石部側面に有る回転砥石を支える円盤に弾性機能を
もたせ微小な振動を吸収出来るようにするものである。
【0031】なお、砥粒は弾性体の固有振動数を大きく
するために小さな質量で、研削能力が大きい超砥粒(立
方晶窒化ほう素,ダイアモンド砥粒)を用い、この砥粒
で出来た回転砥石を回転砥石部側面に取り付けるもので
ある。
【0032】砥石として一般的に用いられている酸化ア
ルミニウム(Al23)又は炭化珪素(SiC)系砥粒
を用いた砥石の場合、砥石と弾性体を含む砥石可動部質
量を小さくすれば砥石体積は少量となり砥石はすぐ消耗
してしまう。研削装置を熱間圧延設備組み込んだ場合、
砥石寿命が短いと頻繁に砥石を交換することが必要とな
り、自動的にロール表面を研削する効果が薄れてしま
う。
【0033】この問題を解決するためには研削比(被研
削物の減少体積/砥石減小体積)の高い砥石を使用しな
ければならない。
【0034】ロール材質は摩耗を減らすためにより硬い
材質が用いられている。酸化アルミニウム(Al23
又は炭化珪素(SiC)系砥粒を用いた砥石では硬質ロ
ールを研削すると研削比を50cc/cc以上に上げる
ことは困難である。
【0035】しかし、一般的に超砥粒と言われる立方晶
窒化ほう素砥粒又はダイアモンド砥粒を用いて作られた
砥石で研削すれば研削比が500cc/ccを越えるこ
とが可能となる。酸化アルミニウム(Al23)又は炭
化珪素(SiC)系砥粒を用いた砥石の10倍以上の研
削比を有する立方晶窒化ほう素(CBN)、又はダイア
モンド砥粒のこの高い研削比をいかし、少ない重量で十
分な研削時間を有することの砥粒を回転砥石にし回転砥
石部の側面に取付け、回転砥石支える薄板円盤に弾性体
機能を持たせることによりロール表面にビビリマークを
生じさせずに、且つ長時間の研削が可能となる。
【0036】また、超砥粒は熱伝導性が良く研削熱を逃
がすのに適している。更に研削熱を逃げやすくするのに
超砥粒を支える薄板円板をアルミニウム又はその合金で
作り、且つこのアルミニウム等で作られた薄板円板に弾
性体機能を持たせることにより、回転砥石がシンプルな
構造で多くの機能を果たすことができるようになる。上
記した第2番目の目的を達成するための発明では、ロー
ル表面の研削深さを一定量に保ったり、目的のロールプ
ロフィールに研削する為に、ロールと回転砥石間の接触
圧力の変化を検出し、回転砥石の研削トルクを制御す
る。
【0037】ロールと回転砥石間の接触圧力を変化させ
ると回転砥石の単位時間当たりの研削深さを変化する。
この接触圧力を検出し接触圧力を一定に保つようにすれ
ば帯板鋼板の研削深さを一定にすることができるもので
ある。また、この力を増減するように制御することによ
りロールを有する一定のロールプロフィールに研削が可
能となるものである。
【0038】上記した第3番目の目的を達成するための
発明では、隣接するテーブルロール間の高さの差を取り
除くため、ロール表面研削装置の砥石送り装置の押し込
み量により、テーブルロール上面の高さを測定する。
【0039】そして、隣接するテーブルロールの該測定
値に基づきテーブルローラの表面を研削することにより
テーブルロール間の段差を取り除くことができるもので
ある。
【0040】上記した第4番目の目的を達成するための
発明では、ロールと回転砥石間の接触圧力の変化を検出
し、その検出値に基づいて、ロールのロールプロフィー
ル或いはロール表面凹凸の有無を判定するものである。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0042】図1は、熱間圧延設備中、鋼板又は鋼片S
を搬送させるテーブルロール1aにロール表面研削装置
を備えたものである。
【0043】図2は、熱間圧延設備中、鋼板又は鋼片S
を押しつけるピンチロール1bにロール表面研削装置を
備えたものである。
【0044】なお、ここで鋼板,鋼片とは鉄及び鉄以外
のアルミ,ステンレス等を含めた全ての金属板の総称と
して説明してある。
【0045】図3は、図1中のテーブルロール1a、図
2中のピンチロール1bを金属ロール10として示し、
この金属ロール10にロール表面研削装置を備えさせた
ものである。
【0046】金属ロール10は、軸受箱11に支えら
れ、ロール駆動装置12により回転される構成となって
いる。
【0047】そして、この金属ロール10にロール表面
研削装置が設けられている。
【0048】このロール表面研削装置の詳細は図4に示
してある。図4において金属ロール10表面を研削する
回転砥石部21,回転砥石部21を所定の砥石周速にな
るよう回転駆動させる砥石駆動モータ23,砥石駆動モ
ータ23の回転トルクを回転砥石部21に伝える砥石回
転軸22,砥石回転軸22を支えるベアリングケース2
5,金属ロール10表面と回転砥石部21との接触圧力
を測定するロードセル24,回転砥石部21を金属ロー
ル10の径方向に移動させる砥石送りモータ27と砥石
送りモータ27の回転数を検出するロータリーエンコー
ダ27a,砥石送りモータ27の回転角度により回転砥
石部21を前後移動させるボールねじ26、以上の機器
を載せるベース28,ベース28上をベアリングケース
25や砥石駆動モータ23ががたなくスムーズに動くよ
うにするスライドベアリング29により構成された研削
装置ヘッド2を有している。
【0049】また、金属ロール10表面を軸方向全て研
削可能なように、ロール表面研削装置は図3に示すよう
に研削装置ヘッド2をロール軸方向に移動させる摺動レ
ール3が金属ロール10の軸心に平行に差し渡されてお
り、研削装置ヘッド2はスライドベアリング4を介して
摺動レール3上を走行する。研削装置ヘッド2の走行に
は移動速度、位置を正しく制御するためにトラバースモ
ータ5とラック6が噛み合い、トラバースモータ5の回
転数を検出するエンコーダー5aが設けられている。
【0050】なお、研削装置ヘッド2の砥石送りモータ
27,トラバースモータ5は図5に示すように制御装置
7により制御される。又ロードセル24,砥石送りモー
タ27の回転数を検出するロータリーエンコーダー27
a,トラバースモータ5の回転数を検出するエンコーダ
ー5aの情報は情報処理装置8に記憶される。
【0051】回転砥石部21は図6に示すように、超砥
粒(CBN,ダイアモンド砥粒)を付けた円盤砥石、す
なわち平面型の回転砥石51と、この回転砥石51と砥
石回転軸21との間に弾性体機能を有する薄板円盤52
を有し、金属ロール10と回転砥石51間の接触力の変
化により回転砥石部21の撓み量が変わる構造になって
いる。
【0052】砥石回転軸22は、回転砥石51の片側一
方のみを金属ロール10に接触させるため金属ロール1
0の軸心Rcに直交する軸心Rvに対し、砥石回転軸2
2軸心Gcは微少角α(約±0.5度 )傾いて設置され
ている。
【0053】次に、ロール表面研削装置の動作を図4乃
至図6を用いて説明する。
【0054】金属ロール10の鋼板との接触部は長期間
使用するうちに摩耗したり、肌荒れが発生したり、焼き
付き片が付着したりする。このような金属ロール10の
表面を常に平坦且つ、目的のプロフィールに保つため
に、回転する金属ロール10に回転砥石部21を砥石送
りモータ27,ボールねじ26を用いて押しつけ、薄板
円盤52をある一定量撓ませる。金属ロール10は前に
も述べたように微少振動する。金属ロール10の振動に
より薄板円盤52が共振しないために、砥石重量が軽く
研削比が高い超砥粒(CBN、又はダイアモンド砥粒)
で作られた回転砥石51は押されるが回転砥石軸22は
ベアリングケース25で支えられているので軸方向には
動かず、図6に示すように回転砥石51を支える薄板円
盤52がたわみ、金属ロール10の振動を瞬時に吸収す
る。薄板円盤52は回転砥石51の研削熱を効率良く放
熱し、且つ適当なバネ定数と強度,寿命を有するアルミ
材、又はアルミ合金が適している。
【0055】回転砥石部21が回転させる砥石駆動モー
タ23が回転砥石51の研削に必要な力を、電気モータ
の時は電流値を測定し制御装置7に伝える。と同時に回
転砥石部21と金属ロール10の接触力を測定するロー
ドセル24からの情報も制御装置7に伝える。
【0056】砥石駆動モータ27の電流値、又は回転砥
石部21と金属ロール10間の接触力を常に一定になる
よう砥石送りモータ27を制御装置7を用いて制御す
る。砥石駆動モータ27の電流値が大きくなれば単位時
間当りの金属ロール10を研削量は増え、電流値が小さ
くなればその逆となる。回転砥石部21と金属ロール1
0の接触力が大きくなければ単位時間当りの金属ロール
10を研削量は増え、接触力が小さくなければその逆と
なる。この様な制御により研削能率や金属ロール10の
ロールプロフィールを任意に変えることが出来る。
【0057】また、テーブルロール1aの場合は常に本
ロール研削装置で研削することは難しいので、あるピッ
チで研削するようになる。この時研削前にテーブルロー
ル1aのロールプロフィールを測定し、研削位置,研削
量を判断する情報とする。このテーブルロール1aのロ
ールプロフィールを測定する方法を以下に説明する。
【0058】回転するテーブルロール1a(図4乃至図
6においては金属ロール10として説明する。)に、回
転砥石部21を砥石送りモータ27,ボールねじ26を
用いて押しつけ、薄板円盤52をある一定量撓ませたあ
と、砥石送りモータ27の駆動を止めて、砥石送り機構
を固定し、その砥石回転軸22の軸方向のスラスト力
(回転砥石部21と金属ロール10間の接触力)をロー
ドセル24で測定し、その測定値を情報処理装置8に記
憶させる。
【0059】続いてトラバースモータ5により回転砥石
部21を金属ロール10を軸方向に移動し、その移動量
をエンコーダー5aで測定すると共に、砥石回転軸22
の軸方向のスラスト力の変化をロードセル24で測定
し、これらの測定値を情報処理装置8を記憶する。
【0060】ここで薄板円盤52のバネ定数は既に分か
っているので、上記で求めたスラスト力から下記式で薄
板円盤52の撓み量を求める。
【0061】δ1(mm)=F1(kg)÷K(kg/mm) 回転砥石部21を移動させると、連続的にスラスト力
(F)が求まるので δn(mm)=Fn(kg)÷K(kg/mm) となる。
【0062】δnを金属ロール10の軸方向移動位置と
の関係でプロットすれば、それは金属ロール10のプロ
フィールとなる。焼き付き片による異常な凹凸もスラス
ト力の変化として表れるので、プロフィールを測定する
中で見つけることが出来る。また、他の方法としては、
砥石回転軸22の軸方向のスラスト力が一定になるよう
砥石送りモータ27を制御しながら、金属ロール10軸
方向に回転砥石部21を移動させる。この時のエンコー
ダー27aの情報から回転砥石部21の前後方向の移動
量を求め、この移動量Snを金属ロール10の軸方向移
動位置との関係でプロットすれば、それは金属ロール1
0のプロフィールとなる。
【0063】以上説明したことは、テーブルロール1a
の他にピンチロール1b,デフレクタロール等にも適用
できる。
【0064】また、この原理は全ての弾性体を有する回
転砥石部21と砥石送りモータ27,ロードセル24を
有する研削装置に適用できることは言までもない。
【0065】このように金属ロール10のプロフィール
を知ることで、金属ロールの表面を求められるロール形
状に研削することができることになる。
【0066】また、ロールと回転砥石間の接触圧力を測
定せず、回転砥石がロールを研削する為に使われる砥石
駆動用モータの負荷を測定し、この負荷を一定になるよ
う回転砥石をロールに押しつけるように制御すればロー
ルの研削深さを一定することができることになる。
【0067】次に、1台の研削装置ヘッド2で端部に障
害物が有っても金属ロール10全長に渡り研削する為の
機構を図7及び図8を用いて説明する。
【0068】金属ロール10の全長に渡り回転砥石部2
1を移動させる時、ロール10端に軸受箱やサイドガイ
ド等が有れば回転砥石22の反研削側がこれらと干渉す
る恐れが有る。
【0069】摺動レール3の一端を回転自在のピン9で
固定し、反対側を摺動レール3が金属ロール10に対し
て、微少角の傾きを持つように、微少ストロークを有す
るシリンダー30等により動かす。この微少角とは、金
属ロール10に対する平行軸Rhに対し、Rcが±0.
5 度程度に成るように動かす。
【0070】研削装置ヘッド2は砥石回転軸22が摺動
レール3に対し常に直角になるように配置し、摺動レー
ル3が金属ロール10に対し±α度傾けば、砥石回転軸
22Gcも同様に金属ロール10に対し±α度傾きを有する
ようになる。
【0071】砥石回転軸22が金属ロール10に対し±
α度傾くので、回転砥石22の研削面は図7及び図8に
示すように、相反する側に変わる。研削装置ヘッド2を
トラバース毎に摺動レール3を交互に傾け、回転砥石2
2が金属ロール10端部まで軸受箱等に干渉せず移動さ
せることができる。
【0072】この原理は回転ロールに対して回転砥石軸
を直角になるようにして研削する研削装置で、回転ロー
ル端まで研削する機構に容易に適用できる。
【0073】なお、図1に示したテーブルロール1aは
平行に何本も並んで設置されている。その上を鋼板が高
速でスムーズ移動できるためには、テーブルロール1a
間の高さの差を1mm以内に維持,管理する必要が有る。
【0074】まずはじめにロール表面研削装置を用い
て、テーブルロール1aの上面の高さの差を測定する方
法について説明する。
【0075】図9に示すように、テーブルロール1a
(図9において金属ロール10として説明する。)の軸
方向に沿って敷設された摺動レール3を研削装置ヘッド
2と共に、鋼板の移動方向に移動可能とするクロスレー
ル31を取付る。スクリューとステッピングモータによ
り摺動レール3を金属ロール10と平行に移動させるこ
とができる。
【0076】このように構成し、図5及び図6を示す金
属ロール10上で研削装置ヘッド2内の回転砥石部21
を砥石送りモータ27で送り、回転砥石部21と金属ロ
ール10間の接触力をロードセル24で測定し、ある値
になるところまで押し込む。この押し込み量をエンコー
ダ27aで測定し、これらの測定値を情報処理装置8に
記憶する。この測定を隣あう金属ロール10上で摺動レ
ール3を移動させながら行うことにより、回転砥石部2
1の基準高さからの移動量の差で金属ロール10上の高
さの差を求めることができる。この高さの差が許容値以
上有れば高い方の金属ロール10表面を研削することで
隣接する金属ロール10の高さを合わせることができ
る。
【0077】このテーブルロール用ロール表面研削装置
は通常オフラインにありメンテナンスの時のみテーブル
1a上に設置して研削する。テーブルロール1aを何本
かまとめて研削後、本装置全体フレーム34をテーブル
ロール1aの搬送機能を利用し未研削部に移動させ、未
研削ロールの研削をできる。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、鋼板,鋼片を搬送した
り、押しつけたりするロールの摩耗や、焼き付き片をオ
ンラインの状態で研削により取り除き、常にロール表面
に段差や疵の無い状態を維持できるロール表面研削装置
を備えた圧延設備を提供できる。これにより鋼板,鋼片
等の製品に表面疵を与えること無く、搬送したり押しつ
けたりすることができ製品品質が向上する。
【0079】また、ロールのプロフィールや隣あうロー
ル間の段差を検出することができ、設備を管理するため
のモニターとして有効に活用できる。
【0080】そして、この検出値に基づき、求められる
ロール形状に研削することができる設備の維持,管理に
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である圧延設備中のテーブル
ロールにロール表面研削装置を配置した正面図である。
【図2】本発明の一実施例である圧延設備中のピンチロ
ールにロール表面研削装置を配置した正面図である。
【図3】図1及び図2に示すロール表面研削装置の要部
を示す部分断面図である。
【図4】本発明の一実施例によるロール表面研削装置の
要部の部分断面図である。
【図5】本発明の一実施例によるロール表面研削装置の
制御システムを示す図である。
【図6】本発明のロール表面研削装置の回転砥石部の振
動吸収を説明する説明図である。
【図7】本発明の一実施例であるロール表面研削装置の
研削ヘッドでロール全長を研削する構造の説明図であ
る。
【図8】本発明の一実施例であるロール表面研削装置の
研削ヘッドでロール全長を研削する構造の説明図であ
る。
【図9】図9,図1の側面図である。
【符号の説明】
1a…テーブルロール、1b…ピンチロール、2…研削
ヘッド、21…回転砥石部、22…砥石回転軸、23…
砥石駆動モータ、24…ロードセル、26…ボールね
じ、27…砥石送りモータ、28…ベース、29…スラ
イドベアリング、3…摺動レール、5…トラバースモー
タ、7…制御装置、8…情報処理装置、9…回転自在ピ
ン、10…金属ロール、30…シリンダー、51…回転
砥石、52…薄板円盤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B24B 27/033 B24B 27/033 Z (56)参考文献 特開 平5−228523(JP,A) 特開 平6−47654(JP,A) 特開 平6−63616(JP,A) 特開 平6−320431(JP,A) 実公 昭62−23804(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21B 39/12 B21B 28/04 B21B 39/00 B24B 5/37 B24B 27/00 B24B 27/033

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼板を連続的に移動させるテーブルロール
    と、該テーブルロールの表面を研削するロール表面研削
    装置を備えた圧延設備において、前記ロール表面研削装
    置は、前記テーブルロール表面を研削する平面型回転砥
    石部と、該平面型回転砥石部を支える弾性機能を有する
    円盤と、該平面型回転砥石部を該テーブルロール表面に
    押しつける砥石送り装置と、該平面型回転砥石部を回転
    させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えたことを特
    徴とするロール表面研削装置を備えた圧延設備。
  2. 【請求項2】鋼板を押え或いは鋼板の進行方向を変える
    ロールと、該ロールの表面を研削するロール表面研削装
    置を備えた圧延設備において、前記ロール表面研削装置
    は、前記ロール表面を研削する平面型回転砥石部と、該
    平面型回転砥石部を支える弾性機能を有する円盤と、該
    平面型回転砥石部を該ロール表面に押しつける砥石送り
    装置と、該平面型回転砥石部を回転させる駆動手段とか
    らなる研削ヘッドを備えたことを特徴とするロール表面
    研削装置を備えた圧延設備。
  3. 【請求項3】 鋼板を連続的に移動させるテーブルロール
    と、該ロールの表面を研削するロール表面研削装置を備
    えた圧延設備であって、該ロール表面研削装置として、
    該ロール表面を研削する回転砥石部と、該回転砥石部を
    支える弾性機能を有する円盤と、該回転砥石部を該ロー
    ル表面に押しつける砥石送り装置と、該回転砥石部を回
    転させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えたロール
    表面研削装置を用い、該ロール表面研削装置を前記ロー
    ルの軸方向に沿って移動させて、前記回転砥石部と該ロ
    ールの間の接触圧力の変化を検出し、この検出値に基づ
    き該ロールを研削することを特徴とするロール表面研削
    装置を備えた圧延設備のロール研削方法。
  4. 【請求項4】 鋼板を押え或いは鋼板の進行方向を変える
    ロールと、該ロールの表面を研削するロール表面研削装
    置を備えた圧延設備であって、該ロール表面研削装置と
    して、該ロール表面を研削する回転砥石部と、該回転砥
    石部を支える弾性機能を有する円盤と、該回転砥石部を
    該ロール表面に押しつける砥石送り装置と、該回転砥石
    部を回転させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えた
    ロール表面研削装置を用い、該ロール表面研削装置を前
    記ロールの軸方向に沿って移動させて、前記回転砥石部
    と該ロールの間の接触圧力の変化を検出し、この検出値
    に基づき該ロールを研削することを特徴とするロール表
    面研削装置を備えた圧延設備のロール研削方法。
  5. 【請求項5】 鋼板を連続的に移動させるテーブルロール
    と、該ロールの表面を研削するロール表面研削装置を備
    えた圧延設備であって、該ロール表面研削装置として、
    該ロール表面を研削する回転砥石部と、該回転砥石部を
    支える弾性機能を有する円盤と、該回転砥石部を該ロー
    ル表面に押しつける砥石送り装置と、該回転砥石部を回
    転させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えたロール
    表面研削装置を用い、該砥石送り装置により該ロール上
    面の高さを測定し、該測定値に基づき隣合うロールの高
    さの差を判定し、該隣合いするロールに段差が生じない
    ように研削することを特徴とするロール表面研削装置を
    備えた圧延設備のロール研削方法。
  6. 【請求項6】 鋼板を連続的に移動させるテーブルロール
    と、該ロールの表面を研削するロール表面研削装置を備
    えた圧延設備であって、該ロール表面研削装置として、
    該ロール表面を研削する回転砥石部と、該回転砥石部を
    支える弾性機能を有する円盤と、該回転砥石部を該ロー
    ル表面に押しつける砥石送り装置と、該回転砥石部を回
    転させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えたロール
    表面研削装置を用い、該ロール表面研削装置を前記ロー
    ルの軸方向に沿って移動させて、前記回転砥石部と該ロ
    ールの間の接触圧力の変化を検出し、この検出値に基づ
    き該テーブルロールのロールプロフイル或いはロール表
    面の凹凸の有無を判定することを特徴とするロール表面
    研削装置を備えた圧延設備の使用方法。
  7. 【請求項7】 鋼板を押え或いは鋼板の進行方向を変える
    ロールと、該ロールの表面を研削するロール表面研削装
    置を備えた圧延設備であって、該ロール表面研削装置と
    して、該ロール表面を研削する回転砥石部と、該回転砥
    石部を支える弾性機能を有する円盤と、該回転砥石部を
    該ロール表面に押しつける砥石送り装置と、該回転砥石
    部を回転させる駆動手段とからなる研削ヘッドを備えた
    ロール表面研削装置を用い、該ロール表面研削装置を前
    記ロールの軸方向に沿って移動させて、前記回転砥石部
    と該ロールの間の接触圧力の変化を検出し、この検出値
    に基づき該テーブルロールのロールプロフイル或いはロ
    ール表面の凹凸の有無を判定することを特徴とする表面
    研削装置を備えた圧延設備の使用方法。
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