JPH06262242A - 薄板表面研削装置及び薄板連続処理設備 - Google Patents

薄板表面研削装置及び薄板連続処理設備

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JPH06262242A
JPH06262242A JP4922393A JP4922393A JPH06262242A JP H06262242 A JPH06262242 A JP H06262242A JP 4922393 A JP4922393 A JP 4922393A JP 4922393 A JP4922393 A JP 4922393A JP H06262242 A JPH06262242 A JP H06262242A
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thin
grinding
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grindstone
thin metal
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JP4922393A
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Shigeru Mori
茂 森
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Hitachi Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】酸化スケールの付着した金属表面を酸を用い
ず、超砥粒を用いた回転砥石を回転ロールに密着した状
態の帯板鋼板に押し当て研削し、酸化スケールのない金
属表面にする。 【構成】回転砥石1、回転砥石を駆動する駆動モータ
3、砥石送りモータ4、帯板鋼板Sを支持し移動させる
回転ロール51〜54が設けられている。回転砥石1は
帯板鋼板Sからの振動を受けると、砥粒部1aを支える
薄板円板1bの弾性体機能により振動エネルギーを吸収
する。回転砥石1の砥粒部は超砥粒(CBN又はダイア
モンド)で出来ている。回転砥石1と帯板鋼板S間の接
触圧力をロードセル7で常に測定し、研削量を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄板表面研削装置に係わ
り、特に、熱間圧延帯鋼板又はステンレス板の表面上に
発生した酸化スケールを連続的に研削するデスケーリン
グ装置や、ステンレス板表面粗度向上を目的とした研削
装置等に用いて好適な薄板表面研削装置及びこの薄板表
面研削装置を設置した薄板連続処理設備に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板又はステンレス板はスラブを加熱炉
で約1100℃から1250℃に加熱して、熱間圧延機
で薄く圧延される。この時、帯び板表面には強固な酸化
スケールが発生するため、その酸化スケールを機械的方
法と化学的方法を組合せて除去している。
【0003】化学的方法では鋼板を塩酸のタンクに浸
し、スケールを除去し、次に中和する。ステンレス板で
は硫酸のタンクを通し前処理を行った後、硝酸とフッ酸
の混合させた混酸タンクに浸してスケールを完全に除去
する。機械的方法にはショットブラスト方式とテンショ
ンレベラー方式がある。
【0004】また、特公平4−16311号公報には
「ライン式連続送り鏡面研磨装置」が開示されてる。
【0005】さらに、日本鉄鋼協会発行の「材料とプロ
セス」Vol.5 ’92に掲載された「連続酸洗ライ
ンへの重研ブラシロールの導入」には、酸化スケールを
除去するために特殊合成樹脂に炭化けい素(SiC)砥
粒を付着させた棒状のブラシをロール外周に多数取付た
研削方法が述べられている。
【0006】さらに、圧延機のロールグラインダーに関
する従来技術としては実開昭58−28706号公報、
実開昭62−95867号公報、特開平4−20117
1号公報等があり、建造物のコンクリート床面や天井等
の表面仕上げを対象とした表面研削仕上装置に関する従
来技術として特開昭62−259759号公報等があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】酸化スケールを除去す
る化学的方法では、100m以上もある酸タンクと中和
タンクが必要となる。また、デスケーリングに用いる各
種の酸液と除去された金属粉を処理するために、酸液か
ら金属粉を分離しかつ古くなった酸液を焼却する装置が
必要となる。
【0008】機械的方法では、ショットブラスト方式と
テンションレベラー方式の両方式とも、酸液が酸化スケ
ールに入りやすいようにスケールに割れ目を作るだけで
スケールを剥離することはできない。特にステンレス板
にショットブラストを行うと金属表面に凹凸の荒れが更
に大きくなり、ステンレス板表面に光沢を持たせようと
すれば冷間圧延前の研削量が更に増える等の問題があ
る。
【0009】特公平4−16311号公報に記載の「ラ
イン式連続送り鏡面研磨装置」では、金属表面の研磨を
目的としたものであり、金属表面に付着した強固な酸化
スケールを除去したり、冷間圧延する前の大きな粗さを
平坦化するのには時間がかかる。200m/min程度
の速度で移動する金属表面全面を研削することは研削能
力から困難である。
【0010】また、日本鉄鋼協会発行の「材料とプロセ
ス」Vol.5 ’92掲載の「連続酸洗ラインへの重
研ブラシロールの導入」では、一本のブラシロールで金
属表面層の酸化スケールを除去することはできるが、酸
化スケール全てを除去するには何本ものブラシロールが
必要となり、大きな装置と駆動モータを設置しなければ
ならない。また炭化けい素(SiC)砥粒を用いている
ため砥粒の消耗も激しく頻繁にブラシロール交換が必要
となり、生産性が低下したり、ランニングコストが上が
る等の問題がある。
【0011】さらに、実開昭58−28706号公報、
実開昭62−95867号公報、特開平4−20117
1号公報や、特開昭62−259759号公報に記載の
研削装置では上記の酸化スケール除去に用いることがで
きない。
【0012】本発明の目的は、酸等の化学的処理方法を
用いずに薄板金属板から酸化スケールのみを均一にかつ
短時間で研削することのできる薄板表面研削装置及びこ
の薄板表面研削装置を設置した薄板表面処理設備を提供
することである。
【0013】本発明の他の目的は、薄板金属板をビビリ
マークや研削むらを生じさせずにかつ板形状の影響を受
けずに長時間研削することができる薄板表面研削装置及
びこの薄板表面研削装置を設置した薄板表面処理設備を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の薄板表面研削装置は、薄板円板の側面に砥
粒部を取付けた回転砥石、この回転砥石を連続的に移動
する薄板金属板に押しつける砥石送り装置、前記回転砥
石を回転させる砥石駆動装置により構成された少なくと
も1つの研削ヘッド、この研削ヘッドの反対側で前記連
続的に移動する薄板金属板を剛的に支持する薄板金属板
支持手段とを有し、前記回転砥石の薄板円板に前記移動
する薄板金属板の振動を吸収するための弾性体機能を持
たせることを特徴とする。
【0015】上記薄板表面研削装置において、好ましく
は、前記回転砥石の砥粒部を立方晶窒化ほう素又はダイ
アモンド砥粒で構成する。
【0016】また、好ましくは、上記薄板表面研削装置
は、前記回転砥石と前記薄板金属板間の接触圧力を測定
する手段と、その接触圧力を前記砥石送り装置で制御
し、前記回転砥石の薄板金属板研削量を変えることによ
り所定の研削深さに制御する制御手段とをさらに有す
る。
【0017】上記薄板表面研削装置は、前記砥石駆動装
置のモータ負荷を測定する手段と、そのモータ負荷を前
記砥石送り装置で制御し、前記回転砥石の薄板金属板研
削量を変えることにより所定の研削深さに制御する制御
手段とをさらに有していてもよい。
【0018】また、上記薄板表面研削装置において、好
ましくは、前記回転砥石の砥粒部はリング形状をなし、
前記回転砥石は、前記砥粒部と前記薄板金属板との接触
線が前記リング形状の内径端近傍を通る弦となるように
設置されている。
【0019】また、好ましくは、前記研削ヘッドは前記
薄板金属板の幅方向に複数台並べて設置されている。
【0020】さらに好ましくは、前記薄板金属板支持手
段は回転ロールである。
【0021】また、好ましくは、前記薄板金属板支持手
段は前記薄板金属板の移動方向に配置された少なくとも
2個の回転ロールを有し、前記薄板金属板はこられ2つ
の回転ロールにS字型に巻きつけられている。この場
合、好ましくは、前記研削ヘッドは前記少なくとも2個
の回転ロールに対応して少なくとも2台設けられ、この
2台の研削ヘッドにより前記薄板金属板の表裏両側の表
面を研削する。
【0022】また、好ましくは、前記薄板金属板支持手
段は前記薄板金属板の移動方向に複数個配置され、かつ
前記研削ヘッドは前記複数個の薄板金属板支持手段に対
応して複数台設けられ、前記複数台の研削ヘッドは、前
記薄板金属板に対する回転砥石の接触線の位置が薄板金
属板の幅方向にずれるように配置されている。
【0023】また、上記目的を達成するために、本発明
の薄板表面処理設備は上記薄板表面研削装置を備えてい
る。
【0024】さらに、上記目的を達成するために、本発
明は、巻出機、テンションレベラー、酸洗装置、巻取機
を有するデスケーリング装置において、上記の薄板表面
研削装置を前記テンションレベラーと前記酸洗装置との
間に設置する。薄板表面研削装置を前記酸洗装置と前記
巻取機との間に設置してもよい。
【0025】
【作用】以上のように構成した本発明において、連続的
に移動する薄板金属板を薄板金属板支持手段により剛的
に支持し、薄板金属板の表面に研削ヘッドの回転砥石を
押付けて酸化スケールや金属表面の凹凸を除去する。薄
板金属板支持手段に剛的に支持された薄板金属板の表面
に研削ヘッドの回転砥石を押付け、酸化スケールや金属
表面の凹凸を除去する。このとき、薄板金属板は連続的
に移動しているので、薄板金属板の形状等の変化で回転
砥石との接触点で微小振動が生ずる。この微小振動はビ
ビリ現象の原因となる。本発明では、回転砥石の薄板円
板にその振動を吸収するための弾性体機能を持たせてお
り、これにより、酸等の化学的処理方法を用いずに薄板
金属板から酸化スケールのみを均一にかつ短時間で研削
することができる。
【0026】また、本発明では、回転砥石の砥粒部を立
方晶窒化ほう素又はダイアモンド砥粒で構成する。これ
らは超砥粒と呼ばれており、この超砥粒を用いた場合、
特に、薄板金属板の移動時に生ずる振動で金属表面にビ
ビリマークを生じやすい。回転砥石の薄板円板に上記の
弾性体機能を持たせることにより、薄板金属板をビビリ
マークや研削むらを生じさせずにかつ板形状の影響を受
けずに長時間研削することができる。
【0027】ここで、上記のように薄板金属板の振動を
吸収し、接触圧力の変化範囲を小さくするするために
は、弾性体機能を持った薄板円板のバネ定数を適切に選
ばなければならない。この点に関し、回転砥石の砥粒部
を立方晶窒化ほう素又はダイアモンド砥粒のような超砥
粒で構成することには次のような作用がある。
【0028】薄板金属板が振動しても接触圧力が適正範
囲内に保たれ、かつ回転砥石が共振しないためには、以
下に述べるような条件が満たされなければならない。
【0029】F≧k×Amax/W F:接触圧力の許容変化範囲 Amax:薄板金属板の振動による砥石の撓み量 K:弾性体のバネ定数 W:薄板金属板と砥石の接触長 したがって、 K≦F×W/Amax となり、バネ定数は薄板金属板の振動を吸収するに必要
な砥石の片振幅より求められる。弾性体がこのバネ定数
より小さければ、砥石は常に薄板金属板の振動に追従し
て研削できる。
【0030】一方、弾性体の固有振動数が薄板金属板の
発する振動数と一致すると弾性体が共振し、砥石も振動
して正確な研削ができなくなる。よって、弾性体の固有
振動数は薄板金属板の発する振動数からできるだけ離れ
た所にしたほうが良い。
【0031】Fn>Fsmax Fn:弾性体の固有振動数 Fsmax :薄板金属板の発する最大振動数 Fn=(1/2π)√(K/M) M:弾性体を含む砥石可動部質量 弾性体の固有振動数を大きくする場合、弾性体のバネ定
数大きくするか弾性体を含む砥石可動部質量を小さくし
なければならない。弾性体のバネ定数は先に述べたよう
にできるだけ小さくしたい。砥石の固有振動数を大きく
するには弾性体を含む砥石質量を小さくしなければなら
ない。
【0032】砥石として一般的に用いられている酸化ア
ルミニウム(Al2 3 )又は炭化珪素(SiC)系砥
粒を用いた砥石の場合、砥石と弾性体を含む砥石可動部
質量小さくすれば砥石体積は少量となり、砥石はすぐ消
耗してしまう。連続運転する場合、1日に何回も砥石を
交換することが必要となり、連続的に薄板金属板を研削
するには不適切である。
【0033】この問題を解決するためには、研削比(工
作物の減少体積/砥石減少体積)の高い砥石を使用しな
いと本考案は成立しない。
【0034】現在、酸化アルミニウム(Al2 3 )又
は炭化珪素(SiC)系砥粒を用いた砥石では、強固な
酸化スケールを研削すると研削比を100cc/cc以
上に上げることは困難である。
【0035】しかし、一般的に超砥粒と言われる立方晶
窒化ほう素砥粒又はダイアモンド砥粒を用いて作られた
は砥石で研削すれば、研削比が2000cc/cc を越える
ことが可能となり、酸化アルミニウム(Al2 3 )又
は炭化珪素(SiC)系砥粒を用いた砥石の20倍以上
の研削比を有する。
【0036】このように立方晶窒化ほう素(CBN)又
はダイアモンド砥粒のこの高い研削比を生かし、少ない
重量で十分な研削時間を有するこの砥粒を薄板円板の側
面に取付け、薄板円板に弾性体機能を持たせることによ
り、弾性体機能を持った薄板円板のバネ定数を適切に設
定しかつ砥粒部を長寿命化でき、金属表面にビビリマー
クを生じさせずに長時間の研削が可能となる。
【0037】超砥粒は熱伝導性が良く研削熱を逃がすの
に適している。更に研削熱を逃げやすくするのに超砥粒
を支える薄板円板をアルミニウム又はその合金で作るの
がよく、このアルミニウム等で作られた薄板円板に弾性
体機能を持たせることにより、回転砥石がシンプルな構
造で多くの機能を果たすことができるようになる。
【0038】薄板金属板と回転砥石間の接触圧力を変化
させると、砥石の単位時間当たりの研削深さが変化す
る。この接触圧力を常にセンサーで測定し接触圧力を一
定に保つように制御すれば、薄板金属板の研削深さを一
定することができる。また、この接触圧力を増減するよ
うに制御することにより、薄板金属板の通板速度が変化
しても対応が可能となる。
【0039】薄板金属板と砥石間の接触圧力を測定する
代わりに、砥石が薄板金属板を研削するために使われる
砥石駆動装置のモータ負荷を測定し、このモータ負荷を
一定になるよう砥石を薄板金属板に押しつけるように制
御することによっても、薄板金属板の研削深さを一定す
ることができる。なお、正確に制御できるという点では
接触圧力を測定する方式の方が優れている。
【0040】回転砥石を砥粒部と薄板金属板との接触線
が砥粒部リング形状の内径端近傍を通る弦となるように
設置することにより、接触線を長くでき、少ない研削ヘ
ッドで薄板金属板の幅方向全長を研削することができ
る。
【0041】研削ヘッドを薄板金属板の幅方向に複数台
並べて設置することにより、幅の広い薄板金属板の表面
を研削することができる。
【0042】薄板金属板の形状変化が大きいと薄板金属
板に凹凸ができ、回転砥石の弾性体の撓みでも吸収でき
ずに研削むらができる。これを防ぐために、薄板金属板
支持手段として回転ロールを採用し、薄板金属板を回転
ロールに巻つける。この場合、薄板金属板を2つの回転
ロールにS字型に巻きつけることにより、回転ロールの
速度差で薄板金属板に張力を与えることが可能となり、
薄板金属板は回転ロールに密着し薄板金属板の凹凸が非
常に小さくなる。回転ロールを回しながら、回転ロール
に密着した薄板金属板に回転砥石側面を接触させること
により、連続的に研削むらのない研削を行うことができ
る。
【0043】S字形に薄板金属板を巻きつけた2本の回
転ロールに対応して2台の研削ヘッドを設けることによ
り、薄板金属板の表裏両側の表面を研削することができ
る。複数台の研削ヘッドを上流側と下流側で薄板金属板
に対する回転砥石の接触線の位置が薄板金属板の幅方向
にずれるように配置することにより、上流側の研削ヘッ
ドでの未研削部分が下流側の研削ヘッドで研削され、薄
板金属板の幅方向全長を研削することができる。
【0044】上記の薄板表面研削装置をデスケーリング
装置のテンションレベラーと酸洗装置との間に設置する
ことにより、帯板鋼板の酸化スケールが本発明の薄板表
面研削装置で除去された後、酸洗装置でさらに残りの酸
化スケールが除去される。このため、酸化スケールの除
去能力が増大すると共に、酸洗装置の能力を従来より小
さくし、設備コストを低減できる。
【0045】上記の薄板表面研削装置をデスケーリング
装置の酸洗装置と巻取機との間に設置することにより、
酸洗装置で酸化スケールを除去した後の薄板金属板の金
属表面の凹凸が除去され、酸化スケールの除去と金属表
面の凹凸の研削とを同時に1つのラインで処理できる。
【0046】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。まず、本発明の第1の実施例を図1〜図5により説
明する。
【0047】図1〜図4において、本実施例に係わる薄
板表面研削装置は、連続的に移動する酸化スケールの付
着した帯板鋼板Sの表面を研削する2台の研削ヘッド組
立体101,102と、この研削ヘッド組立体101,
102の反対側で帯板鋼板Sを剛的に支持する直径1m
程度の2個の回転ロール51,52とで構成されてい
る。
【0048】研削ヘッド組立体101は、図2に示すよ
うに、3台の研削ヘッド11,11,11を帯板鋼板S
の幅方向に並べて構成され、研削ヘッド組立体102も
同様に3台の研削ヘッド12,12,12を帯板鋼板S
の幅方向に並べて構成されている。
【0049】研削ヘッド11及び12は同一の構成を有
している。以下、研削ヘッド11で代表してその構成を
説明する。
【0050】研削ヘッド11は、帯板鋼板Sの表面を研
削する回転砥石1、帯板鋼板Sに対し直角に配置され回
転砥石1を支える砥石回転軸2、砥石回転軸2を回転さ
せ回転砥石1を回転させる回転駆動モータ3、回転砥石
1を帯板鋼板Sに対して前後動させる砥石送りモータ
4、回転駆動モータ3の回転を砥石回転軸2に伝える回
転軸5a及びベルト5、砥石送りモータ4による回転砥
石1と帯板鋼板S間の接触圧力を測定するロードセル
6、ロードセル6を支持する直動フレーム61、砥石送
りモータ4の回転を直動フレーム61の帯板鋼板Sに対
する前後動に変換するバックラッシュの無いボールスク
リュー7、ロードセル6の検出値により砥石送りモータ
4の回転角度を制御する制御装置8とを備えている。砥
石回転軸2は軸受62に回転可能に支えられ、軸受62
は直動フレーム61に対して前後動可能に取付けられて
いる。回転駆動モーター3の出力軸は砥石回転軸2の前
後動を吸収するよう回転軸5aにスプライン結合されて
いる。ロードセル6は直動フレーム61と一体に前後動
可能であり、直動フレーム61が前後動するとロードセ
ル6が砥石回転軸2を押し、回転砥石1を前後動させ
る。
【0051】上記の砥石回転軸2、回転軸5a、ベルト
5及びロードセル6と、砥石送りモータ4、ボールスク
リュー7、直動フレーム61等からなる砥石送り装置
は、3台の研削ヘッドに対して共通のハウジング63に
収納されている。回転駆動モーター3はハウジング63
の外側に取り付けられている。各回転砥石1に近接して
研削液ヘッダー64が設けられている。
【0052】回転砥石1は、砥粒部1aと、砥石回転軸
2に支えられる薄板円板1bとからなり、砥粒部1aは
リング形状をなし(図7参照)かつ薄板円板1bの側面
に取付けられている。薄板円板1bは研削熱を逃げ易く
するためアルミニウム又はその合金で作られる。また、
薄板円板1bは移動する帯板鋼板Sからの振動を吸収す
るため弾性体機能を有し、回転砥石2に作用する衝撃エ
ネルギーを緩和する。回転砥石軸2のトルクにより回転
砥石1の砥粒部1aが回転し、帯板鋼板Sの表面を研削
する。
【0053】回転砥石1の砥粒部1aは、砥石質量が小
さく研削比が高い超砥粒(立方晶窒化ほう素、ダイアモ
ンド砥粒)を用いて構成され、本実施例では立方晶窒化
ほう素で構成されている。
【0054】帯板鋼板Sは回転ロール51,52のロー
ル表面に密着面積が大きくなるようS字型に巻き付けら
れ、そのロール表面に支えられる帯板鋼板Sに各研削ヘ
ッド11,12の回転砥石1が接触できるようにしてあ
る。このような帯板鋼板Sの巻付け及び研削ヘッド1
1,12の配置により、帯板鋼板Sに張力が与えられる
と共に、帯板鋼板Sの表裏両側の表面の研削が可能とな
る。
【0055】次に、本実施例の薄板表面研削装置の動作
について説明する。回転ロール5,52の回転により移
動する帯板鋼板Sに回転砥石1を砥石送りモータ4とボ
ールスクリュー7を用いて押しつけ、回転砥石1の薄板
円板1bをある一定量撓ませる。帯板鋼板Sは前にも述
べたように形状の変化等により回転ロール51,52で
凹凸する。この凹凸が帯板鋼板Sの移動で回転砥石1に
は振動として伝わるが、薄板円板1bが図5に示すよう
に撓み、帯板鋼板Sの凹凸による振動を瞬時に吸収す
る。この振動で薄板円板1bが共振しないために、砥石
質量が小さく研削比が高い超砥粒(立方晶窒化ほう素、
ダイアモンド砥粒)で砥粒部1aを作り、この砥粒部1
aを薄板円板1bの側面に取付けた回転砥石1にて研削
を行う。
【0056】回転砥石1を帯板鋼板Sに押しつける砥石
送りモータ4、ボールスクリュー7、直動フレーム61
等からなる砥石送り装置はバネ定数の高い機構を用いな
いとビビリマークの原因となる。そのためにこの装置に
はバックラッシュの無いボールスクリュー7を用いかつ
砥石送りモータ4には減速機付き電気モータ4用い、回
転砥石1の研削位置及び研削力を正確に制御できるよう
にする。
【0057】回転砥石1と帯板鋼板Sの接触圧力をロー
ドセル6にて測定し、その接触圧力を制御装置8へ送り
砥石送り装置の電気モータ4を動かし、接触圧力を一定
又は任意に変化させて単位時間当りの研削量を制御す
る。金属の材質により酸化スケールの硬さ、厚さも変わ
るので、金属ごとに最適な接触圧力を求めそのデータを
もとに制御する。なお、ロードセル6で回転砥石1と帯
板鋼板Sの接触圧力を測定する代わりに、回転駆動モー
タ3の負荷を測定する手段を設け、その検出値を制御装
置8へ送り砥石送り装置の電気モータ4を動かし、回転
駆動モータ3の負荷を制御し単位時間当りの研削量を変
えてもよい。
【0058】以上のように本実施例によれば、酸等の化
学的処理方法を用いずに帯板鋼板Sから酸化スケールの
みを均一にかつ短時間で研削することができる。また、
帯板鋼板Sをビビリマークや研削むらを生じさせずにか
つ板形状の影響を受けずに長時間研削することができ
る。
【0059】回転ロール及び研削ヘッドの配置形態の他
の実施例を図6〜図8により説明する。図6において、
4個の回転ロール51,52,53,54があり、4個
の回転ロール51〜54のそれぞれに対応して4台の研
削ヘッド組立体101,102,103,104を設置
するる。4台の研削ヘッド組立体101〜104はそれ
ぞれ先に述べたように複数台の研削ヘッド11,12,
13,14から構成されている。
【0060】帯板鋼板Sを回転ロール51と52の第1
の組及び回転ロール53と54の第2の組のそれぞれに
先に述べたようにS字型に巻付け、各回転ロール51〜
54の駆動装置によりロールの回転に微少の速度差を設
け、帯板鋼板Sに張力を与えて回転ロールに密着させ
る。駆動装置を動かし各回転ロール51〜54を回しな
がら帯板鋼板Sを次の工程に移動させる。
【0061】研削ヘッド11〜14は、帯板鋼板Sが各
回転ロール51〜54に密着した状態で研削ヘッド11
〜14の回転砥石1がそれぞれの回転ロール5に支持さ
れる帯板鋼板Sに接触するように配置される。一般に、
回転砥石1の研削幅より帯板鋼板Sの板幅が広いので研
削ヘッド11〜14を回転ロール5の軸心と並行に複数
箇並べる。帯板鋼板Sの板幅が研削幅以内であれば研削
ヘッド1台であっても良い。
【0062】研削ヘッドを複数台並べる場合、一個当り
の回転砥石1と帯板鋼板Sの接触線長さが短いと帯板鋼
板S全面を同じに削ろうとしたとき多くの研削ヘッドを
一列に並べなければならない。回転砥石1の砥粒部1a
は図7に示すようにリング形状をなしている。そのリン
グ形状の幅GLをより有効に使うべく、砥粒部1bの内
径に接する弦ABが砥粒部1aと帯板鋼板Sとの接触線
となるように回転砥石1を配置する。このように弦AB
又はその近傍を通る弦を接触線とすることにより、少な
い研削ヘッドで帯板鋼板Sの幅方向全長を同時に研削で
きる。
【0063】また、研削ヘッドを複数台並べる場合、回
転砥石1の弦長さWと隣接する回転砥石1の弦長さW間
に隙間が生じる。帯板鋼板Sの移動速度が遅い場合、研
削ヘッドを帯板鋼板Sの移動方向と直角方向に高速で移
動させれば、当該隙間があっても帯板鋼板Sの全幅を漏
れなく研削できる。
【0064】帯板鋼板Sの移動速度が早い場合は次のよ
うにして帯板鋼板Sの全幅を研削する。帯板鋼板Sの表
側の表面を研削する研削ヘッド組立体102は前述した
ように3台の研削ヘッド12から構成されている。この
場合、帯板鋼板Sの表側の表面を研削するもう1つの研
削ヘッド組立体103は2台の研削ヘッド13から構成
し、かつその2台の研削ヘッド13は3台の研削ヘッド
12に対して、帯板鋼板Sに対する回転砥石1の接触線
の位置が帯板鋼板Sの幅方向にずれるように配置する。
この様子を図8に示す。図中、12a,12b,12c
が研削ヘッド組立体102の3台の研削ヘッド12の回
転砥石であり、13a,13bが研削ヘッド組立体10
3の2台の研削ヘッド13の回転砥石である。回転砥石
12a,12b,12cの砥石回転軸2を回転ロール5
2の軸心RC2に対し直角になるように支持しながら帯板
鋼板Sに押し当てると、各回転砥石の接触線はW1,W
3,W5となり、この接触線部分の金属表面は研削され
る。金属表面のb1,b3部分は未研削部として残る
が、この未研削部は次の回転ロール53にb1,b3の
幅と等しいかそれよりも多少広い接触線W2及びW4を
持つ回転砥石13a,13bを押し当て、帯板鋼板S全
面の研削を行う。
【0065】回転砥石12a〜12c,13a,13b
により研削されるのは帯板鋼板S表側の表面のみである
ので、裏側の表面についても、研削ヘッド組立体10
1,104を同様に構成して回転ロール51,54に回
転砥石11a〜11c,14a,14bを押し当てて研
削できる。
【0066】次に、本発明の薄板表面研削装置を設置し
た設備の実施例を図9及び図10により説明する。帯板
鋼板Sの酸化スケールを除去するラインは、図9に示す
ように、帯板鋼板Sを巻き出すペイオフリール21、帯
板鋼板Sの先端、後端を接合する溶接機22、溶接の間
帯板鋼板Sを供給するルーパー23、帯板鋼板Sに張力
を与えるテンションブライドル24,27、帯板鋼板S
の酸化スケールに割れ目を入れたり、板形状を平坦にす
るテンションレベラー25、酸化スケールを帯板鋼板S
から完全に除去する酸洗タンク28、帯板鋼板Sを巻取
るテンションリール29より構成されている。本発明の
薄板表面研削装置を酸化スケールを除去することを目的
として設置する場合は、入側、出側テンションブライド
ル24,27でテンションを与えられたテンションレベ
ラー25の直ぐ下流に本発明の薄板表面研削装置26を
設置し、板形状が平坦化された帯板鋼板Sに回転砥石1
を押し当てる。これによりテンションレベラー25で割
れ目を与えられたスケールが均一に除去され、酸洗タン
ク28で仕上げとして酸化スケールが完全に除去され
る。この場合、デスケーリングラインとしての酸化スケ
ールの除去能力が増大すると共に、酸洗タンク28を従
来よりも小規模にでき、設備コストを低減できる。
【0067】本発明の薄板表面研削装置を金属表面の凹
凸を除去する目的で設置する場合は、図10に示すよう
に、酸洗タンク28の出側に入側、出側テンションブラ
イドル30,31を設置し、その間に本発明の薄板表面
研削装置32を設置するのが望ましい。これにより酸洗
タンク28で酸化スケールを除去した後の金属表面の凹
凸が除去され、平坦な金属表面が得られる。
【0068】ステンレス板の場合は、デスケーリングラ
インの中に薄板表面研削装置26を設けることにより金
属表面の凹凸が除去されるので、次工程の冷間圧延機で
容易に鏡のような輝きを持つ薄板鋼板を圧延できる。ま
た、薄板表面研削装置をデスケーリングラインの中に入
れることができるので、研削ラインを別に設けることが
不要となり、連続化が可能となる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、酸化スケールを研削に
より除去が可能となり、酸液による処理が不要となる。
もし研削により除去が100%できなくとも、残る酸化
スケール層の厚みは非常に薄くなり、短い酸タンクで完
全に酸化スケールの除去が可能となる。これにより30
0m以上の長さが必要な酸洗設備を半分以下に短縮で
き、大幅な設備コスト低減が可能となる。
【0070】また、ステンレス板において酸洗処理後こ
の設備を用いれば、金属表面にある凹凸を除去し冷間圧
延後の表面光沢を更に向上させることができる。また、
デスケーリングラインの中に入れることができるので、
研削ラインを別に設けることが不要となり、連続化が可
能となる。
【0071】また、現在用いられているベルトタイプの
砥石より寿命が長く、連続運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による薄板表面研削装置の側
面図である。
【図2】図1に示す薄板表面研削装置の研削ヘッド組立
体を上方から見た図である。
【図3】図2に示す研削ヘッド組立体のハウジング上部
を取り除き、内部を簡略して示す図である。
【図4】図3に示す研削ヘッドの砥石送り装置を簡略し
て示す図である。
【図5】回転砥石の弾性体機能を説明する図である。
【図6】本発明の薄板表面研削装置の配置形態の他の実
施例を示す図である。
【図7】回転砥石と帯板鋼板の接触線の選定方法を示す
図である。
【図8】複数台の研削ヘッドの配置形態を示す図であ
る。
【図9】本発明の薄板表面研削装置を設置したデスケー
リングラインの一実施例を示す図である。
【図10】本発明の薄板表面研削装置を設置したデスケ
ーリングラインの他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1:回転砥石 S:帯板鋼板 1a:砥粒部 1b:薄板円板 2:砥石回転軸 3:回転駆動モータ(砥石駆動装置) 4:砥石送りモータ(砥石送り装置) 6:ロードセル(接触圧力測定手段) 7:ボールスクリュー(砥石送り装置) 8:制御装置 11〜14:研削ヘッド 21:巻取機 22:溶接機 25:テンションレベラー 26:薄板表面研削装置 28:酸洗タンク 29:巻取機 32:薄板表面研削装置 51〜54:回転ロール 101〜104:研削ヘッド組立体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板円板の側面に砥粒部を取付けた回転
    砥石、この回転砥石を連続的に移動する薄板金属板に押
    しつける砥石送り装置、前記回転砥石を回転させる砥石
    駆動装置により構成された少なくとも1つの研削ヘッ
    ド、この研削ヘッドの反対側で前記連続的に移動する薄
    板金属板を剛的に支持する薄板金属板支持手段とを有
    し、前記回転砥石の薄板円板に前記移動する薄板金属板
    の振動を吸収するための弾性体機能を持たせたことを特
    徴とする薄板表面研削装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記回転砥石の砥粒部を立方晶窒化ほう素又はダイ
    アモンド砥粒で構成したことを特徴とする薄板表面研削
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記回転砥石と前記薄板金属板間の接触圧力を測定
    する手段と、その接触圧力を前記砥石送り装置で制御
    し、前記回転砥石の薄板金属板研削量を変えることによ
    り所定の研削深さに制御する制御手段とをさらに有する
    ことを特徴とする薄板表面研削装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記砥石駆動装置のモータ負荷を測定する手段と、
    そのモータ負荷を前記砥石送り装置で制御し、前記回転
    砥石の薄板金属板研削量を変えることにより所定の研削
    深さに制御する制御手段とをさらに有することを特徴と
    する薄板表面研削装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記回転砥石の砥粒部はリング形状をなし、前記回
    転砥石は、前記砥粒部と前記薄板金属板との接触線が前
    記リング形状の内径端近傍を通る弦となるように設置さ
    れていることを特徴とする薄板表面研削装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記研削ヘッドは前記薄板金属板の幅方向に複数台
    並べて設置されていることを特徴とする薄板表面研削装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記薄板金属板支持手段は回転ロールであることを
    特徴とする薄板表面研削装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記薄板金属板支持手段は前記薄板金属板の移動方
    向に配置された少なくとも2個の回転ロールを有し、前
    記薄板金属板はこられ2つの回転ロールにS字型に巻き
    つけられていることを特徴とする薄板表面研削装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の薄板表面研削装置におい
    て、前記研削ヘッドは前記2個の回転ロールに対応して
    少なくとも2台設けられ、この2台の研削ヘッドにより
    前記薄板金属板の表裏両側の表面を研削することを特徴
    とする薄板表面研削装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の薄板表面研削装置にお
    いて、前記薄板金属板支持手段は前記薄板金属板の移動
    方向に複数個配置され、かつ前記研削ヘッドは前記複数
    個の薄板金属板支持手段に対応して複数台設けられ、前
    記複数台の研削ヘッドは、前記薄板金属板に対する回転
    砥石の接触線の位置が薄板金属板の幅方向にずれるよう
    に配置されていることを特徴とする薄板表面研削装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の薄板表面研削装置を備
    えた薄板表面処理設備。
  12. 【請求項12】 巻出機、テンションレベラー、酸洗装
    置、巻取機を有するデスケーリング装置において、請求
    項1記載の薄板表面研削装置を前記テンションレベラー
    と前記酸洗装置との間に設置したことを特徴とするデス
    ケーリング装置。
  13. 【請求項13】 巻出機、テンションレベラー、酸洗装
    置、巻取機を有するデスケーリング装置において、請求
    項1記載の薄板表面研削装置を前記酸洗装置と前記巻取
    機との間に設置したことを特徴とするデスケーリング装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100983660B1 (ko) * 2003-04-29 2010-09-24 주식회사 포스코 연속소둔라인 탈지설비의 스트립 부착 이물질 제거장치
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