JPH1081301A - 穀粒等の自動袋詰め装置 - Google Patents
穀粒等の自動袋詰め装置Info
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- JPH1081301A JPH1081301A JP25541096A JP25541096A JPH1081301A JP H1081301 A JPH1081301 A JP H1081301A JP 25541096 A JP25541096 A JP 25541096A JP 25541096 A JP25541096 A JP 25541096A JP H1081301 A JPH1081301 A JP H1081301A
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- JP
- Japan
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- bag
- mouth
- grains
- fixed
- suction cups
- Prior art date
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- Pending
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋の供給、開口、把持および充填を簡単な機
構で確実に行なうことができ、そして装置全体を小型化
した穀粒等の自動袋詰め装置を提供する。 【解決手段】 複数枚の袋10を積載する袋載せ台2の
上方に、回動自在に軸支された給袋シリンダ33により
伸縮動するピストンロッド33aに吸盤31を取り付け
た袋取出し機構3を配設し、計量装置7により計量され
た穀粒を袋に案内する投入ホッパー6および開閉可能な
一対の補助シュート63は、フレーム1の上部に固定さ
れた断面略逆U字状の取付部材40の上壁部に配設さ
れ、また袋開口機構4は、その固定吸盤を取付部材40
の前側壁部に、そしてシリンダ45により水平移動する
可動吸盤を後側壁部にそれぞれ取り付け、さらに、袋を
把持する袋把持機構5もその固定グリッパを取付部材4
0の前側壁部に、シリンダ53により水平移動する可動
グリッパを後側壁部にそれぞれ取り付けられている。
構で確実に行なうことができ、そして装置全体を小型化
した穀粒等の自動袋詰め装置を提供する。 【解決手段】 複数枚の袋10を積載する袋載せ台2の
上方に、回動自在に軸支された給袋シリンダ33により
伸縮動するピストンロッド33aに吸盤31を取り付け
た袋取出し機構3を配設し、計量装置7により計量され
た穀粒を袋に案内する投入ホッパー6および開閉可能な
一対の補助シュート63は、フレーム1の上部に固定さ
れた断面略逆U字状の取付部材40の上壁部に配設さ
れ、また袋開口機構4は、その固定吸盤を取付部材40
の前側壁部に、そしてシリンダ45により水平移動する
可動吸盤を後側壁部にそれぞれ取り付け、さらに、袋を
把持する袋把持機構5もその固定グリッパを取付部材4
0の前側壁部に、シリンダ53により水平移動する可動
グリッパを後側壁部にそれぞれ取り付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋を開口し、その
中に計量された穀粒等の粉粒体を充填する自動袋詰め装
置に関するものである。
中に計量された穀粒等の粉粒体を充填する自動袋詰め装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレームの上部に計量器を備えた充填機
を配置し、充填機の下部に補助シュートを開閉自在に設
けるとともに、充填機の下方に補助シュートに関連して
袋の開口手段や把持手段を配設して、多数の袋を積載し
た袋積載部から袋を一枚づつ取り出して粉粒体の充填部
に供給し、そして充填部において袋を開口するとともに
袋を把持した状態で、計量器により計量された粉粒体を
袋に充填するようにした粉粒体自動袋詰め装置は、従来
から種々の装置が知られており、特開平7−40901
号公報、特公昭57−29334号公報等にも記載され
ている。
を配置し、充填機の下部に補助シュートを開閉自在に設
けるとともに、充填機の下方に補助シュートに関連して
袋の開口手段や把持手段を配設して、多数の袋を積載し
た袋積載部から袋を一枚づつ取り出して粉粒体の充填部
に供給し、そして充填部において袋を開口するとともに
袋を把持した状態で、計量器により計量された粉粒体を
袋に充填するようにした粉粒体自動袋詰め装置は、従来
から種々の装置が知られており、特開平7−40901
号公報、特公昭57−29334号公報等にも記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の自動袋詰め装置においては、袋供給手段、袋開
口手段や、把持手段等をそれぞれ複雑なリンク機構を介
して作動させているために、構造上複雑となり、また装
置全体としても大型となっている。
な従来の自動袋詰め装置においては、袋供給手段、袋開
口手段や、把持手段等をそれぞれ複雑なリンク機構を介
して作動させているために、構造上複雑となり、また装
置全体としても大型となっている。
【0004】そこで、本発明は、従来の自動袋詰め装置
における問題点に鑑みてなされたものであって、袋の供
給、開口および把持を簡単な機構で確実に行なうことが
でき、さらに計量された穀粒等の粉粒体を開口把持され
た袋内に確実に充填することができ、そして装置全体を
コンパクトにすることができる穀粒等の自動袋詰め装置
を提供することを目的とするものである。
における問題点に鑑みてなされたものであって、袋の供
給、開口および把持を簡単な機構で確実に行なうことが
でき、さらに計量された穀粒等の粉粒体を開口把持され
た袋内に確実に充填することができ、そして装置全体を
コンパクトにすることができる穀粒等の自動袋詰め装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置は、フレームの前
方に設けられた複数枚の袋を積載する袋載せ台から袋を
取り出して穀粒等の充填部へ袋を供給するために前記袋
載せ台の上方に配設された袋取出し機構と、該袋取出し
機構によって供給された袋を受け取り袋の口部を開口す
るための袋開口機構と、該袋開口機構によって開口され
た袋の両端部を把持するために前記袋開口機構に並列し
て配置された袋把持機構と、穀粒等を計量するために前
記フレームの上方に配設された計量装置と、前記フレー
ムの上部で前記計量装置の下方に配設されて穀粒等を開
口された袋へ充填するための投入ホッパーおよび該投入
ホッパーの下方で開閉可能に設けられた一対の補助シュ
ートと、穀粒等の袋詰めが終了した袋を排出するための
袋排出機構とを備えた穀粒等の自動袋詰め装置におい
て、前記袋取出し機構は、前記フレームに回動可能に支
持されたシリンダピストン手段と、伸縮動するピストン
ロッドの先端に取り付けられて袋を真空吸着する複数の
吸盤とを有し、前記袋開口機構は、前記袋取出し機構に
よって供給された袋の口部近傍の一面を真空吸着する少
なくとも2個の固定吸盤と、シリンダピストン手段によ
って前記固定吸盤に対して接離移動しうるように設けら
れて、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する少
なくとも2個の可動吸盤とを有し、前記固定吸盤と前記
可動吸盤の離間移動により供給された袋の口部を開口す
るように構成され、前記袋把持機構は、前記袋開口機構
によって開口された袋の口部近傍の両端部を把持するよ
うに前記袋開口機構の両側外方に並設され、そして袋の
口部近傍の両端部に対応して配置された2個の固定グリ
ッパと、シリンダピストン手段によって前記固定グリッ
パに対し接離移動しうるように設けられた2個の可動グ
リッパとを有し、前記可動グリッパを固定グリッパに対
して接近移動させることによって袋の口部近傍の両端部
を把持するように構成され、前記投入ホッパーの下方に
設けられた前記一対の補助シュートは、回転シリンダに
より開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開口機
構によって開口された袋の口部に進入して袋の口部を拡
張させかつ前記計量装置によって計量された穀粒等を投
入ホッパーとともに案内して袋への充填を確実に行なわ
せるようになしたことを特徴とする。
め、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置は、フレームの前
方に設けられた複数枚の袋を積載する袋載せ台から袋を
取り出して穀粒等の充填部へ袋を供給するために前記袋
載せ台の上方に配設された袋取出し機構と、該袋取出し
機構によって供給された袋を受け取り袋の口部を開口す
るための袋開口機構と、該袋開口機構によって開口され
た袋の両端部を把持するために前記袋開口機構に並列し
て配置された袋把持機構と、穀粒等を計量するために前
記フレームの上方に配設された計量装置と、前記フレー
ムの上部で前記計量装置の下方に配設されて穀粒等を開
口された袋へ充填するための投入ホッパーおよび該投入
ホッパーの下方で開閉可能に設けられた一対の補助シュ
ートと、穀粒等の袋詰めが終了した袋を排出するための
袋排出機構とを備えた穀粒等の自動袋詰め装置におい
て、前記袋取出し機構は、前記フレームに回動可能に支
持されたシリンダピストン手段と、伸縮動するピストン
ロッドの先端に取り付けられて袋を真空吸着する複数の
吸盤とを有し、前記袋開口機構は、前記袋取出し機構に
よって供給された袋の口部近傍の一面を真空吸着する少
なくとも2個の固定吸盤と、シリンダピストン手段によ
って前記固定吸盤に対して接離移動しうるように設けら
れて、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する少
なくとも2個の可動吸盤とを有し、前記固定吸盤と前記
可動吸盤の離間移動により供給された袋の口部を開口す
るように構成され、前記袋把持機構は、前記袋開口機構
によって開口された袋の口部近傍の両端部を把持するよ
うに前記袋開口機構の両側外方に並設され、そして袋の
口部近傍の両端部に対応して配置された2個の固定グリ
ッパと、シリンダピストン手段によって前記固定グリッ
パに対し接離移動しうるように設けられた2個の可動グ
リッパとを有し、前記可動グリッパを固定グリッパに対
して接近移動させることによって袋の口部近傍の両端部
を把持するように構成され、前記投入ホッパーの下方に
設けられた前記一対の補助シュートは、回転シリンダに
より開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開口機
構によって開口された袋の口部に進入して袋の口部を拡
張させかつ前記計量装置によって計量された穀粒等を投
入ホッパーとともに案内して袋への充填を確実に行なわ
せるようになしたことを特徴とする。
【0006】さらに、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置
は、フレームの前方に設けられた複数枚の袋を積載する
袋載せ台から袋を取り出して穀粒等の充填部へ袋を供給
するために前記袋載せ台の上方に配設された袋取出し機
構と、該袋取出し機構によって供給された袋を受け取り
袋の口部を開口するための袋開口機構と、該袋開口機構
によって開口された袋の両端部を把持するために前記袋
開口機構に並列して配置された袋把持機構と、穀粒等を
計量するために前記フレームの上方に配設された計量装
置と、前記フレームの上部で前記計量装置の下方に配設
されて穀粒等を開口された袋へ充填するための投入ホッ
パーおよび該投入ホッパーの下方で開閉可能に設けられ
た一対の補助シュートと、穀粒等の袋詰めが終了した袋
を排出するための袋排出機構とを備えた穀粒等の自動袋
詰め装置において、前記袋取出し機構は、前記フレーム
に回動可能に支持されたシリンダピストン手段と、伸縮
動するピストンロッドの先端に取り付けられて袋を真空
吸着する複数の吸盤とを有し、前記袋開口機構は、前記
袋取出し機構によって供給された袋の口部近傍の一面を
真空吸着する少なくとも2個の固定吸盤と、該固定吸盤
の上方に付設して、前記固定吸盤が吸着する箇所よりも
さらに袋の口部に近い箇所の一面を真空吸着する少なく
とも2個の固定補助吸盤と、シリンダピストン手段によ
って前記固定吸盤に対して接離移動しうるように設けら
れて、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する少
なくとも2個の可動吸盤とを有し、前記固定吸盤と前記
可動吸盤の離間移動により供給された袋の口部を開口す
るように構成され、前記袋把持機構は、前記袋開口機構
によって開口された袋の口部近傍の両端部を把持するよ
うに前記袋開口機構の両側外方に並設され、そして袋の
口部近傍の両端部に対応して配置された2個の固定グリ
ッパと、シリンダピストン手段によって前記固定グリッ
パに対し接離移動しうるように設けられた2個の可動グ
リッパとを有し、前記可動グリッパを前記固定グリッパ
に対して接近移動させることによって袋の口部近傍の両
端部を把持するように構成され、前記投入ホッパーの下
方に設けられた前記一対の補助シュートは、回転シリン
ダにより開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開
口機構によって開口された袋の口部に進入して袋の口部
を拡張させ、かつ前記計量装置によって計量された穀粒
等を投入ホッパーとともに案内して袋への充填を確実に
行なわせるようになしたことを特徴とする。
は、フレームの前方に設けられた複数枚の袋を積載する
袋載せ台から袋を取り出して穀粒等の充填部へ袋を供給
するために前記袋載せ台の上方に配設された袋取出し機
構と、該袋取出し機構によって供給された袋を受け取り
袋の口部を開口するための袋開口機構と、該袋開口機構
によって開口された袋の両端部を把持するために前記袋
開口機構に並列して配置された袋把持機構と、穀粒等を
計量するために前記フレームの上方に配設された計量装
置と、前記フレームの上部で前記計量装置の下方に配設
されて穀粒等を開口された袋へ充填するための投入ホッ
パーおよび該投入ホッパーの下方で開閉可能に設けられ
た一対の補助シュートと、穀粒等の袋詰めが終了した袋
を排出するための袋排出機構とを備えた穀粒等の自動袋
詰め装置において、前記袋取出し機構は、前記フレーム
に回動可能に支持されたシリンダピストン手段と、伸縮
動するピストンロッドの先端に取り付けられて袋を真空
吸着する複数の吸盤とを有し、前記袋開口機構は、前記
袋取出し機構によって供給された袋の口部近傍の一面を
真空吸着する少なくとも2個の固定吸盤と、該固定吸盤
の上方に付設して、前記固定吸盤が吸着する箇所よりも
さらに袋の口部に近い箇所の一面を真空吸着する少なく
とも2個の固定補助吸盤と、シリンダピストン手段によ
って前記固定吸盤に対して接離移動しうるように設けら
れて、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する少
なくとも2個の可動吸盤とを有し、前記固定吸盤と前記
可動吸盤の離間移動により供給された袋の口部を開口す
るように構成され、前記袋把持機構は、前記袋開口機構
によって開口された袋の口部近傍の両端部を把持するよ
うに前記袋開口機構の両側外方に並設され、そして袋の
口部近傍の両端部に対応して配置された2個の固定グリ
ッパと、シリンダピストン手段によって前記固定グリッ
パに対し接離移動しうるように設けられた2個の可動グ
リッパとを有し、前記可動グリッパを前記固定グリッパ
に対して接近移動させることによって袋の口部近傍の両
端部を把持するように構成され、前記投入ホッパーの下
方に設けられた前記一対の補助シュートは、回転シリン
ダにより開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開
口機構によって開口された袋の口部に進入して袋の口部
を拡張させ、かつ前記計量装置によって計量された穀粒
等を投入ホッパーとともに案内して袋への充填を確実に
行なわせるようになしたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置に
おける袋開口機構において、供給された袋の口部付近の
一面を真空吸着する少なくとも2個の固定吸盤および少
なくとも2個の固定補助吸盤は、フレームの上部に取り
付けられた断面略逆U字状の取付部材の前側壁部に取り
付けられ、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着す
る少なくとも2個の可動吸盤は、前記取付部材の上壁部
に固定されたシリンダピストン手段によって前記取付部
材の後側壁部から前記固定吸盤に対して接離移動しうる
ように設けられ、袋把持機構において、固定グリッパは
前記取付部材の前側壁部に固定され、可動グリッパは前
記取付部材の後側壁部に固定されたそれぞれのシリンダ
ピストン手段によって前記固定グリッパに対し接離移動
しうるように設けられ、投入ホッパーの下方に設けられ
た一対の補助シュートは、前記取付部材の上壁部に形成
された穀粒を通過させる孔を通して回動しうるように前
記取付部材の上壁部上に開閉可能に配設され、袋排出機
構は、前記フレームの基台上に横方向に設けられ穀粒等
の袋詰めが終了した袋をスライドさせる床板と、排出シ
リンダピストン手段によって前記床板上を移動するよう
に設けられた排出枠台と、該排出枠台に取り付けられて
穀粒等の袋詰めが終了した袋の側部形状に合致するよう
に湾曲された排出ガイド板とを有することが好ましい。
おける袋開口機構において、供給された袋の口部付近の
一面を真空吸着する少なくとも2個の固定吸盤および少
なくとも2個の固定補助吸盤は、フレームの上部に取り
付けられた断面略逆U字状の取付部材の前側壁部に取り
付けられ、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着す
る少なくとも2個の可動吸盤は、前記取付部材の上壁部
に固定されたシリンダピストン手段によって前記取付部
材の後側壁部から前記固定吸盤に対して接離移動しうる
ように設けられ、袋把持機構において、固定グリッパは
前記取付部材の前側壁部に固定され、可動グリッパは前
記取付部材の後側壁部に固定されたそれぞれのシリンダ
ピストン手段によって前記固定グリッパに対し接離移動
しうるように設けられ、投入ホッパーの下方に設けられ
た一対の補助シュートは、前記取付部材の上壁部に形成
された穀粒を通過させる孔を通して回動しうるように前
記取付部材の上壁部上に開閉可能に配設され、袋排出機
構は、前記フレームの基台上に横方向に設けられ穀粒等
の袋詰めが終了した袋をスライドさせる床板と、排出シ
リンダピストン手段によって前記床板上を移動するよう
に設けられた排出枠台と、該排出枠台に取り付けられて
穀粒等の袋詰めが終了した袋の側部形状に合致するよう
に湾曲された排出ガイド板とを有することが好ましい。
【0008】そして、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置
において、一対の補助シュートは、それぞれ底壁と先端
に向かって先細となるように先端部分を傾斜させた両側
壁を有し、取付部材に取り付けられた回転シリンダによ
り開閉動しうるように構成されていることが好ましく、
さらに複数の袋を積載する袋載せ台には、袋の口部とそ
の口部近傍の側辺部を規制する一対の前ガイドと、袋の
底部とその近傍の側辺部を規制する一対の後ガイドが設
けられ、前ガイドの袋の口部近傍の側辺部を規制する部
位には、袋の結び紐を受け入れるための上下方向に延び
るスリットが設けられていることが、また複数の袋を積
載する袋載せ台をその前後方向中央部で二分割して両者
を蝶番で連結して構成し、前方の部分を上方に折曲げて
格納しうるようになしたことが好ましい。
において、一対の補助シュートは、それぞれ底壁と先端
に向かって先細となるように先端部分を傾斜させた両側
壁を有し、取付部材に取り付けられた回転シリンダによ
り開閉動しうるように構成されていることが好ましく、
さらに複数の袋を積載する袋載せ台には、袋の口部とそ
の口部近傍の側辺部を規制する一対の前ガイドと、袋の
底部とその近傍の側辺部を規制する一対の後ガイドが設
けられ、前ガイドの袋の口部近傍の側辺部を規制する部
位には、袋の結び紐を受け入れるための上下方向に延び
るスリットが設けられていることが、また複数の袋を積
載する袋載せ台をその前後方向中央部で二分割して両者
を蝶番で連結して構成し、前方の部分を上方に折曲げて
格納しうるようになしたことが好ましい。
【0009】さらに、本発明の穀粒等の自動袋詰め装置
において、投入ホッパーを一対の上下駆動シリンダのピ
ストンロッドに固定された駆動枠体に取り付けて、穀粒
等を開口された袋へ充填する際に、上下駆動シリンダの
作動により投入ホッパーを下降させて開口された袋内に
投入ホッパーの投入口を直接挿入させるようになすこと
が好ましい。
において、投入ホッパーを一対の上下駆動シリンダのピ
ストンロッドに固定された駆動枠体に取り付けて、穀粒
等を開口された袋へ充填する際に、上下駆動シリンダの
作動により投入ホッパーを下降させて開口された袋内に
投入ホッパーの投入口を直接挿入させるようになすこと
が好ましい。
【0010】
【作用】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置において、フ
レームに回動可能に支持されたシリンダピストン機構と
伸縮動するピストンロッドの先端に取り付けられて袋を
真空吸着する複数の吸盤とからなる袋取出し機構、固定
吸盤とシリンダピストン機構によって移動可能に設けら
れた可動吸盤とからなり、袋の口部を開口する袋開口機
構、固定グリッパとシリンダピストン機構によって移動
可能に設けられた可動グリッパとからなり、袋の口部両
端を把持する袋把持機構、計量された穀粒等を開口され
た袋に充填するために投入ホッパーと投入ホッパーの下
方に回転シリンダによって開閉可能に設けられた一対の
補助シュート、および穀粒等が袋詰めされた袋を排出す
る排出機構を備え、先ず袋取出し機構が複数の袋を積載
した袋載せ台から一枚の袋を吸着して取り出すとともに
穀粒等の充填部へ袋を供給し、充填部に位置する袋開口
機構によってその袋の口部を開口し、そして一対の補助
シュートの回動により開口された袋の口部をさらに拡張
させるとともに袋把持機構により袋をその底部を支持す
ることなく吊した状態に把持して、計量された穀粒等を
投入ホッパーおよび補助シュートを介して充填するよう
になしており、複雑なリンク機構を用いることなく、袋
の供給、開口および把持を確実に行なうことができ、さ
らに、袋開口機構、袋把持機構および投入ホッパーと一
対の補助シュートを、フレームの上部に取り付けられた
断面略逆U字状の取付部材に配設することにより、装置
全体をコンパクトに製造することができる。
レームに回動可能に支持されたシリンダピストン機構と
伸縮動するピストンロッドの先端に取り付けられて袋を
真空吸着する複数の吸盤とからなる袋取出し機構、固定
吸盤とシリンダピストン機構によって移動可能に設けら
れた可動吸盤とからなり、袋の口部を開口する袋開口機
構、固定グリッパとシリンダピストン機構によって移動
可能に設けられた可動グリッパとからなり、袋の口部両
端を把持する袋把持機構、計量された穀粒等を開口され
た袋に充填するために投入ホッパーと投入ホッパーの下
方に回転シリンダによって開閉可能に設けられた一対の
補助シュート、および穀粒等が袋詰めされた袋を排出す
る排出機構を備え、先ず袋取出し機構が複数の袋を積載
した袋載せ台から一枚の袋を吸着して取り出すとともに
穀粒等の充填部へ袋を供給し、充填部に位置する袋開口
機構によってその袋の口部を開口し、そして一対の補助
シュートの回動により開口された袋の口部をさらに拡張
させるとともに袋把持機構により袋をその底部を支持す
ることなく吊した状態に把持して、計量された穀粒等を
投入ホッパーおよび補助シュートを介して充填するよう
になしており、複雑なリンク機構を用いることなく、袋
の供給、開口および把持を確実に行なうことができ、さ
らに、袋開口機構、袋把持機構および投入ホッパーと一
対の補助シュートを、フレームの上部に取り付けられた
断面略逆U字状の取付部材に配設することにより、装置
全体をコンパクトに製造することができる。
【0011】さらに、袋開口機構における袋の一面を吸
引する固定吸盤に対しその上に補助吸盤を付設したこと
により、口部に折り目が付された袋であっても、袋を確
実に開口することができて穀粒等を確実に充填すること
ができ、また投入ホッパーを上下動可能とすることによ
って、投入ホッパーの投入口を袋の口部内に直接挿入さ
せて穀粒等を確実に充填することができる。
引する固定吸盤に対しその上に補助吸盤を付設したこと
により、口部に折り目が付された袋であっても、袋を確
実に開口することができて穀粒等を確実に充填すること
ができ、また投入ホッパーを上下動可能とすることによ
って、投入ホッパーの投入口を袋の口部内に直接挿入さ
せて穀粒等を確実に充填することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0013】図1ないし図4に示すように、基台1a上
に設けられたフレーム1の上部には、計量タンク72の
排出筒73から排出される穀粒を受ける投入ホッパー6
が配設され、この投入ホッパー6の下方には袋開口機構
4および袋把持機構5が配設され、またフレーム1の前
部の下部には袋を積載する袋載せ台2が、そして袋載せ
台2の上方に袋取出し機構3がそれぞれ配設されてい
る。さらにフレーム1の側部には穀粒が充填された袋を
装置から排出する袋排出機構8が設けられている。
に設けられたフレーム1の上部には、計量タンク72の
排出筒73から排出される穀粒を受ける投入ホッパー6
が配設され、この投入ホッパー6の下方には袋開口機構
4および袋把持機構5が配設され、またフレーム1の前
部の下部には袋を積載する袋載せ台2が、そして袋載せ
台2の上方に袋取出し機構3がそれぞれ配設されてい
る。さらにフレーム1の側部には穀粒が充填された袋を
装置から排出する袋排出機構8が設けられている。
【0014】フレーム1の前部には、袋載せ台2がフレ
ーム1の基台1aに連結部材2aを介して取り付けら
れ、この袋載せ台2には、袋10の口部11とその口部
近傍の側辺部13(図8参照)を規制して袋10を揃え
る一対の前ガイド21と、袋の底部12とその近傍の側
辺部13を規制する一対の後ガイド22が設けられ、前
ガイド21の袋口部11近傍の側辺部13を規制する部
位には、結び紐14を有する袋10を積載する時にその
結び紐14を受け入れるための上下方向に延びるスリッ
ト23を設けてあり、また前ガイド21および後ガイド
22は、袋の大きさに応じて位置を調整しうるように移
動可能に設けておくこともできる。さらに、袋載せ台2
は、袋取出し機構3の一対の吸盤31、31に対応する
箇所にそれぞれ吸気孔24、24を設け、袋載せ台2に
袋10が積載されていない場合に、袋取出し機構3が作
動して、吸盤31、31が袋載せ台2に吸着してしまう
ことを防止する。
ーム1の基台1aに連結部材2aを介して取り付けら
れ、この袋載せ台2には、袋10の口部11とその口部
近傍の側辺部13(図8参照)を規制して袋10を揃え
る一対の前ガイド21と、袋の底部12とその近傍の側
辺部13を規制する一対の後ガイド22が設けられ、前
ガイド21の袋口部11近傍の側辺部13を規制する部
位には、結び紐14を有する袋10を積載する時にその
結び紐14を受け入れるための上下方向に延びるスリッ
ト23を設けてあり、また前ガイド21および後ガイド
22は、袋の大きさに応じて位置を調整しうるように移
動可能に設けておくこともできる。さらに、袋載せ台2
は、袋取出し機構3の一対の吸盤31、31に対応する
箇所にそれぞれ吸気孔24、24を設け、袋載せ台2に
袋10が積載されていない場合に、袋取出し機構3が作
動して、吸盤31、31が袋載せ台2に吸着してしまう
ことを防止する。
【0015】また、袋載せ台2は、その前後方向中央部
において二分割して、前半部2cと後半部2dとし、両
者を蝶番で連結して、袋載せ台の前半部2cを約90度
上方に回動させ折り畳み可能とする(図2および図4参
照)。このようにすることにより、装置の格納時に、袋
載せ台2の前半部2cを上方に折り畳んで格納スペース
を小さくすることができる。
において二分割して、前半部2cと後半部2dとし、両
者を蝶番で連結して、袋載せ台の前半部2cを約90度
上方に回動させ折り畳み可能とする(図2および図4参
照)。このようにすることにより、装置の格納時に、袋
載せ台2の前半部2cを上方に折り畳んで格納スペース
を小さくすることができる。
【0016】袋取出し機構3は、袋載せ台2の上方に配
設され、袋載せ台2に積載された複数枚の袋10から一
枚づつ分離して取り出して、穀粒等の充填部に位置する
袋開口機構4に供給するものであって、袋取出し機構3
は、給袋シリンダ33のピストンロッド33aの先端に
取り付けられた吸盤ホルダ32に少なくとも2個の吸盤
31、31を有し、これらの吸盤31、31は吸盤ホル
ダ32を通して図示しないホースを介して真空発生器
(図示しない)に連通されている。そして給袋シリンダ
33は、フレーム1の前部に設けられた支持ブラケット
3aに回転可能に軸支された回転軸35に固定部材36
を介して一体的に固定されたシリンダ保持板37に取り
付けられており、支持ブラケット3aに軸支された回転
軸35は同じ支持ブラケット3aに固定されている回転
モータ38に図示しないカップリングを介して連結され
ている。かくして、シリンダ保持板37は回転モータ3
8の作動により回転軸35を介して回動し、シリンダ保
持板37に取り付けられている給袋シリンダ33も図1
および図2に示す位置からほぼ水平状態の位置へ約90
度回動しうるように構成されている(図5参照)。
設され、袋載せ台2に積載された複数枚の袋10から一
枚づつ分離して取り出して、穀粒等の充填部に位置する
袋開口機構4に供給するものであって、袋取出し機構3
は、給袋シリンダ33のピストンロッド33aの先端に
取り付けられた吸盤ホルダ32に少なくとも2個の吸盤
31、31を有し、これらの吸盤31、31は吸盤ホル
ダ32を通して図示しないホースを介して真空発生器
(図示しない)に連通されている。そして給袋シリンダ
33は、フレーム1の前部に設けられた支持ブラケット
3aに回転可能に軸支された回転軸35に固定部材36
を介して一体的に固定されたシリンダ保持板37に取り
付けられており、支持ブラケット3aに軸支された回転
軸35は同じ支持ブラケット3aに固定されている回転
モータ38に図示しないカップリングを介して連結され
ている。かくして、シリンダ保持板37は回転モータ3
8の作動により回転軸35を介して回動し、シリンダ保
持板37に取り付けられている給袋シリンダ33も図1
および図2に示す位置からほぼ水平状態の位置へ約90
度回動しうるように構成されている(図5参照)。
【0017】給袋シリンダ33の作動によりピストンロ
ッド33aが伸長すると、ピストンロッド33aの先端
に設けられた吸盤ホルダ32は、その下方に設けられた
複数の吸盤31、31をともに下降させる。吸盤31、
31は袋載せ台2に積載された複数枚の袋の最上位の袋
10に当接し、吸引作用により最上位の袋10を一枚吸
着し、その後、給袋シリンダ33の作動によるピストン
ロッド33aの上方への収縮により吸盤31、31は袋
10を吸着した状態で上昇して、袋10を袋載せ台2か
ら取り出す。そして、回転モータ38の作動により、シ
リンダ保持板37および給袋シリンダ33、さらに吸盤
31、31が回動され、袋10を充填部の袋開口機構4
に供給する。
ッド33aが伸長すると、ピストンロッド33aの先端
に設けられた吸盤ホルダ32は、その下方に設けられた
複数の吸盤31、31をともに下降させる。吸盤31、
31は袋載せ台2に積載された複数枚の袋の最上位の袋
10に当接し、吸引作用により最上位の袋10を一枚吸
着し、その後、給袋シリンダ33の作動によるピストン
ロッド33aの上方への収縮により吸盤31、31は袋
10を吸着した状態で上昇して、袋10を袋載せ台2か
ら取り出す。そして、回転モータ38の作動により、シ
リンダ保持板37および給袋シリンダ33、さらに吸盤
31、31が回動され、袋10を充填部の袋開口機構4
に供給する。
【0018】下方が開放した断面略逆U字状の取付部材
40(図2および図3参照)が、フレーム1の上部枠材
1cに取付片40jを介して取付けられ、この断面略逆
U字状の取付部材40は、図5および図6に示すよう
に、上壁部40aと前後の側壁部40b、40cとから
なり、上壁部40aにはその中央部分に穀粒を通過させ
る孔40gが形成され、その上方には投入ホッパー6お
よび開閉する一対の補助シュート63、63が配設され
ている(図7参照)。また前後の側壁部40b、40c
には袋開口機構4および袋把持機構5が略同一高さに並
列して設けられている。
40(図2および図3参照)が、フレーム1の上部枠材
1cに取付片40jを介して取付けられ、この断面略逆
U字状の取付部材40は、図5および図6に示すよう
に、上壁部40aと前後の側壁部40b、40cとから
なり、上壁部40aにはその中央部分に穀粒を通過させ
る孔40gが形成され、その上方には投入ホッパー6お
よび開閉する一対の補助シュート63、63が配設され
ている(図7参照)。また前後の側壁部40b、40c
には袋開口機構4および袋把持機構5が略同一高さに並
列して設けられている。
【0019】袋開口機構4は、図5および図6に示すよ
うに、2個の固定吸盤41、41と固定吸盤に対して接
離可能な2個の可動吸盤42、42とを有し、2個の固
定吸盤41、41は、取付部材40の前側壁部40bに
固定された吸盤ホルダ43に保持されて、取付部材40
の内側に突出している。そして2個の固定吸盤41、4
1は袋取出し機構3によって供給された袋10の口部近
傍の適宜位置に対応するように位置付けられている。ま
た、2個の可動吸盤42、42は、取付部材40の後側
壁部40cに形成された窓部40dを通して、取付部材
40の内側へ移動し、そして固定吸盤41、41に対し
て当接しうるように移動可能に構成されている。可動吸
盤42、42を前後に駆動する2個の開口シリンダ4
5、45(図3も参照のこと)は、取付部材40の上壁
部40aに互いに離間して配設されて、前後方向に伸縮
動するそれぞれのピストンロッド45a、45aには連
結バー46が取り付けられており、この連結バー46は
上面視コ字状の駆動枠体47の上部に固着されている。
そして駆動枠体47の下方前面には可動吸盤42、42
を保持する吸盤ホルダ48が固着され、駆動枠体47の
下方後面にはスライド体47aが取り付けられている。
このスライド体47aは、取付部材40の後側壁部40
cの下端部に設けられたガイドベース49aに配置され
た2個のガイド軸49に沿って移動するように構成され
ており、駆動枠体47の移動をガイドする。そして、固
定吸盤41、41および可動吸盤42、42はそれぞれ
の吸盤ホルダ43および48を通して図示しないホース
を介して真空発生器(図示しない)に連通されている。
うに、2個の固定吸盤41、41と固定吸盤に対して接
離可能な2個の可動吸盤42、42とを有し、2個の固
定吸盤41、41は、取付部材40の前側壁部40bに
固定された吸盤ホルダ43に保持されて、取付部材40
の内側に突出している。そして2個の固定吸盤41、4
1は袋取出し機構3によって供給された袋10の口部近
傍の適宜位置に対応するように位置付けられている。ま
た、2個の可動吸盤42、42は、取付部材40の後側
壁部40cに形成された窓部40dを通して、取付部材
40の内側へ移動し、そして固定吸盤41、41に対し
て当接しうるように移動可能に構成されている。可動吸
盤42、42を前後に駆動する2個の開口シリンダ4
5、45(図3も参照のこと)は、取付部材40の上壁
部40aに互いに離間して配設されて、前後方向に伸縮
動するそれぞれのピストンロッド45a、45aには連
結バー46が取り付けられており、この連結バー46は
上面視コ字状の駆動枠体47の上部に固着されている。
そして駆動枠体47の下方前面には可動吸盤42、42
を保持する吸盤ホルダ48が固着され、駆動枠体47の
下方後面にはスライド体47aが取り付けられている。
このスライド体47aは、取付部材40の後側壁部40
cの下端部に設けられたガイドベース49aに配置され
た2個のガイド軸49に沿って移動するように構成され
ており、駆動枠体47の移動をガイドする。そして、固
定吸盤41、41および可動吸盤42、42はそれぞれ
の吸盤ホルダ43および48を通して図示しないホース
を介して真空発生器(図示しない)に連通されている。
【0020】このように構成された袋開口機構4は、袋
取出し機構3によって袋10が供給されてくると、開口
シリンダ45、45の作動によりピストンロッド45
a、45aが収縮し、そしてガイド軸49によりガイド
されて移動する駆動枠体47の前方への移動によって、
可動吸盤42、42は、固定吸盤41、41に向かって
移動し、固定吸盤と可動吸盤は袋10を両側から押圧す
る。そして両吸盤の吸引作用により、袋の口部11の表
側および裏側をそれぞれ吸着する。その後、開口シリン
ダ45、45の作動によるピストンロッド45a、45
aの伸長動により、駆動枠体47の後方への移動ととも
に可動吸盤42、42は袋の口部11の一側を吸着した
まま後方へ移動し、すなわち固定吸盤と可動吸盤は互い
に離間することとなり、袋10の口部11を開口する。
取出し機構3によって袋10が供給されてくると、開口
シリンダ45、45の作動によりピストンロッド45
a、45aが収縮し、そしてガイド軸49によりガイド
されて移動する駆動枠体47の前方への移動によって、
可動吸盤42、42は、固定吸盤41、41に向かって
移動し、固定吸盤と可動吸盤は袋10を両側から押圧す
る。そして両吸盤の吸引作用により、袋の口部11の表
側および裏側をそれぞれ吸着する。その後、開口シリン
ダ45、45の作動によるピストンロッド45a、45
aの伸長動により、駆動枠体47の後方への移動ととも
に可動吸盤42、42は袋の口部11の一側を吸着した
まま後方へ移動し、すなわち固定吸盤と可動吸盤は互い
に離間することとなり、袋10の口部11を開口する。
【0021】袋把持機構5は、袋取出し機構3により供
給されそして袋開口機構4によって開口された袋10の
口部11両端部を、穀粒の充填中、把持するものであ
り、2個の固定グリッパ51、51と固定グリッパに対
して接離可能な2個の可動グリッパ52、52とを有
し、固定グリッパ51、51は、取付部材40の前側壁
部40bにおいて固定吸盤41、41の外側で袋10の
両端部に対応する部位に固定され、他方の可動グリッパ
52、52は、取付部材40の後側壁部40cの後面に
固着された袋把持シリンダ53、53のピストンロッド
53a、53aに取り付けられ、固定グリッパ51、5
1に対して接近および離間しうるように設けられてい
る。なお、可動グリッパ52、52のピストンロッド5
3a、53aは後側壁部40cの孔40e、40eを介
して伸縮移動可能に設けられており、可動グリッパ5
2、52は取付部材40の内部に位置している。そし
て、固定グリッパ51、51および可動グリッパ52、
52は、表面に互いに噛み合う形状の凹凸溝55を設け
たウレタンゴム等の硬質の弾性体56と、弾性体56を
固着した取付片57とからなり、そしてグリッパ51、
52の弾性体56および取付片57の下方は、供給され
てくる袋10の進入をガイドし、容易にかつ確実に両グ
リッパの間に入り込みうるように下方が拡開するように
斜めにカットした形状にしてある(図6の(b)参
照)。
給されそして袋開口機構4によって開口された袋10の
口部11両端部を、穀粒の充填中、把持するものであ
り、2個の固定グリッパ51、51と固定グリッパに対
して接離可能な2個の可動グリッパ52、52とを有
し、固定グリッパ51、51は、取付部材40の前側壁
部40bにおいて固定吸盤41、41の外側で袋10の
両端部に対応する部位に固定され、他方の可動グリッパ
52、52は、取付部材40の後側壁部40cの後面に
固着された袋把持シリンダ53、53のピストンロッド
53a、53aに取り付けられ、固定グリッパ51、5
1に対して接近および離間しうるように設けられてい
る。なお、可動グリッパ52、52のピストンロッド5
3a、53aは後側壁部40cの孔40e、40eを介
して伸縮移動可能に設けられており、可動グリッパ5
2、52は取付部材40の内部に位置している。そし
て、固定グリッパ51、51および可動グリッパ52、
52は、表面に互いに噛み合う形状の凹凸溝55を設け
たウレタンゴム等の硬質の弾性体56と、弾性体56を
固着した取付片57とからなり、そしてグリッパ51、
52の弾性体56および取付片57の下方は、供給され
てくる袋10の進入をガイドし、容易にかつ確実に両グ
リッパの間に入り込みうるように下方が拡開するように
斜めにカットした形状にしてある(図6の(b)参
照)。
【0022】断面略逆U字状の取付部材40の上壁部4
0aの中央部分に設けられた孔40gの上方に、投入ホ
ッパー6の投入口61が位置するように、投入ホッパー
6が、上壁部40aに立設されたホッパー取付板62、
62により支持されている。この投入ホッパー6の投入
口61の下方には開閉可能に設けられた一対の補助シュ
ート63、63が配設され、この一対の補助シュート6
3、63はそれぞれ底壁63aと先端に向かって先細と
なるように先端部分63cを傾斜させた両側壁63bと
を有し、それぞれ断面略逆U字状の取付部材40の上壁
板40aに固定された前後の軸支板66、66に軸支さ
れた回転軸64に固定され、回転軸64は前方の軸支板
66に取り付けられた回転シリンダ65により回転駆動
される。一対の補助シュート63、63は、常時は投入
ホッパー6の投入口61の下方を閉鎖する状態にあり
(図7の(a))、固定吸盤41、41と可動吸盤4
2、42が作動して袋10の口部11を開口させた際
に、回転シリンダ65、65が作動して一対の補助シュ
ート63、63をそれぞれ回動させる。そして一対の補
助シュート63、63は、その先端部分を取付部材40
の上壁部40aに設けられた孔40gを通過させ、その
底壁63a、63aが平行になるまで回動する(図7の
(b))。このように、一対の補助シュート63、63
は、その側壁63b、63bの傾斜した先端部分63
c、63cが孔40gを通り、その下方に位置する開口
した袋の口部11に進入しながら回動し、袋の口部11
をさらに拡開してその開口を確実なものとするととも
に、穀粒の充填時には穀粒を袋10内へガイドする作用
を行なう。
0aの中央部分に設けられた孔40gの上方に、投入ホ
ッパー6の投入口61が位置するように、投入ホッパー
6が、上壁部40aに立設されたホッパー取付板62、
62により支持されている。この投入ホッパー6の投入
口61の下方には開閉可能に設けられた一対の補助シュ
ート63、63が配設され、この一対の補助シュート6
3、63はそれぞれ底壁63aと先端に向かって先細と
なるように先端部分63cを傾斜させた両側壁63bと
を有し、それぞれ断面略逆U字状の取付部材40の上壁
板40aに固定された前後の軸支板66、66に軸支さ
れた回転軸64に固定され、回転軸64は前方の軸支板
66に取り付けられた回転シリンダ65により回転駆動
される。一対の補助シュート63、63は、常時は投入
ホッパー6の投入口61の下方を閉鎖する状態にあり
(図7の(a))、固定吸盤41、41と可動吸盤4
2、42が作動して袋10の口部11を開口させた際
に、回転シリンダ65、65が作動して一対の補助シュ
ート63、63をそれぞれ回動させる。そして一対の補
助シュート63、63は、その先端部分を取付部材40
の上壁部40aに設けられた孔40gを通過させ、その
底壁63a、63aが平行になるまで回動する(図7の
(b))。このように、一対の補助シュート63、63
は、その側壁63b、63bの傾斜した先端部分63
c、63cが孔40gを通り、その下方に位置する開口
した袋の口部11に進入しながら回動し、袋の口部11
をさらに拡開してその開口を確実なものとするととも
に、穀粒の充填時には穀粒を袋10内へガイドする作用
を行なう。
【0023】袋充填時に穀粒を確実に密に収納するよう
に袋の側面を叩く袋押叩機構67(図1、図2および図
4参照)が、フレーム1の側部に配置され、フレームの
基台1aに固定された袋押叩機構支持台67aに配設さ
れており、袋押叩シリンダ68とそのピストンロッド6
8aに取付けられた袋押叩板69とを有し、穀粒を袋に
充填している間に、シリンダピストン機構68、68a
を作動させて、その袋押叩板69により袋10の側面を
数回押叩して、穀粒を確実に密に収納させるものであ
る。なお、ピストンロッド68aおよび袋押叩板69
は、後述する排出機構8の排出ガイド板82と排出枠台
83に設けられた孔88を介して移動しうるように形成
されている。
に袋の側面を叩く袋押叩機構67(図1、図2および図
4参照)が、フレーム1の側部に配置され、フレームの
基台1aに固定された袋押叩機構支持台67aに配設さ
れており、袋押叩シリンダ68とそのピストンロッド6
8aに取付けられた袋押叩板69とを有し、穀粒を袋に
充填している間に、シリンダピストン機構68、68a
を作動させて、その袋押叩板69により袋10の側面を
数回押叩して、穀粒を確実に密に収納させるものであ
る。なお、ピストンロッド68aおよび袋押叩板69
は、後述する排出機構8の排出ガイド板82と排出枠台
83に設けられた孔88を介して移動しうるように形成
されている。
【0024】袋詰めする穀粒等の粉粒体を計量する計量
装置7は、図1および図2に示すように、フレーム1の
後方に配置された支持台70上に載置された計量器71
と、この計量器71上に載置された計量タンク72とか
らなり、計量タンク72の排出筒73が投入ホッパー6
の上方に位置付けられている。計量タンク72の排出筒
73には開閉シリンダ75によって開閉される排出口7
4が設けられ、また計量タンク72の上には、穀粒を収
容して適宜計量タンク72へ穀粒を供給するための大型
のホッパー79が配置されている。穀粒の計量は、計量
器71に予め所定の計量値を設定しておき、計量開始の
信号に応じて、ホッパー79の図示しないゲートシャッ
ターを開き、ホッパー79内の穀粒を計量タンク72に
供給し、そして設定した計量値の少し手前でゲートシャ
ッターを半開きの状態として穀粒の流量を少なくして供
給し、計量タンク内の量が所定の設定値に達した時点で
ゲートシャッターを閉鎖することにより行なう。また、
袋への充填は、袋詰め装置の制御部から充填の信号を受
けると、計量タンク72の開閉シリンダ75が作動して
排出口74を開き、下方に位置する投入ホッパー6へ穀
粒を送り込むように構成されている。
装置7は、図1および図2に示すように、フレーム1の
後方に配置された支持台70上に載置された計量器71
と、この計量器71上に載置された計量タンク72とか
らなり、計量タンク72の排出筒73が投入ホッパー6
の上方に位置付けられている。計量タンク72の排出筒
73には開閉シリンダ75によって開閉される排出口7
4が設けられ、また計量タンク72の上には、穀粒を収
容して適宜計量タンク72へ穀粒を供給するための大型
のホッパー79が配置されている。穀粒の計量は、計量
器71に予め所定の計量値を設定しておき、計量開始の
信号に応じて、ホッパー79の図示しないゲートシャッ
ターを開き、ホッパー79内の穀粒を計量タンク72に
供給し、そして設定した計量値の少し手前でゲートシャ
ッターを半開きの状態として穀粒の流量を少なくして供
給し、計量タンク内の量が所定の設定値に達した時点で
ゲートシャッターを閉鎖することにより行なう。また、
袋への充填は、袋詰め装置の制御部から充填の信号を受
けると、計量タンク72の開閉シリンダ75が作動して
排出口74を開き、下方に位置する投入ホッパー6へ穀
粒を送り込むように構成されている。
【0025】フレーム1の基台1aには穀粒が充填され
た袋を排出すべくスライドさせるための床板80が図4
に示すように横方向に延びるように設けられており、袋
開口機構4や袋把持機構5は、袋10を床板80から少
し離間させた状態で保持し把持する高さに設けられてお
り、袋把持機構5が袋詰めの終了した袋10の把持を開
放すると、袋10は床板80上に落下する。そして、袋
開口機構4および袋把持機構5の下方に設けられた袋排
出機構8は、特に図2および図4に示すように、フレー
ム1の一側方に排出シリンダ81を配設して、そのピス
トンロッド81aの先端に固定された排出枠台83を通
常はフレーム1の他方の側部に位置させている。排出ガ
イド板82は、排出枠台83に取り付けられて、穀粒が
袋詰めされた袋の側部形状に合致するように湾曲されて
いる。排出枠台83および排出ガイド板82は、床板8
0の両側に配置された2本のガイド軸85、86と上部
後方に配置された1本のガイド軸87に沿って移動しう
るように設けられている。なお、排出シリンダ81の配
置については、上記の説明および図1ないし図4ではフ
レーム1の一側方に配設しているけれども、この排出シ
リンダはフレーム1内に配設することも可能である。ま
た、排出ガイド板82および排出枠台83には孔88が
開けられており、この孔88は、袋充填時に袋の側部を
叩く袋押叩板69が貫通するためのものである。
た袋を排出すべくスライドさせるための床板80が図4
に示すように横方向に延びるように設けられており、袋
開口機構4や袋把持機構5は、袋10を床板80から少
し離間させた状態で保持し把持する高さに設けられてお
り、袋把持機構5が袋詰めの終了した袋10の把持を開
放すると、袋10は床板80上に落下する。そして、袋
開口機構4および袋把持機構5の下方に設けられた袋排
出機構8は、特に図2および図4に示すように、フレー
ム1の一側方に排出シリンダ81を配設して、そのピス
トンロッド81aの先端に固定された排出枠台83を通
常はフレーム1の他方の側部に位置させている。排出ガ
イド板82は、排出枠台83に取り付けられて、穀粒が
袋詰めされた袋の側部形状に合致するように湾曲されて
いる。排出枠台83および排出ガイド板82は、床板8
0の両側に配置された2本のガイド軸85、86と上部
後方に配置された1本のガイド軸87に沿って移動しう
るように設けられている。なお、排出シリンダ81の配
置については、上記の説明および図1ないし図4ではフ
レーム1の一側方に配設しているけれども、この排出シ
リンダはフレーム1内に配設することも可能である。ま
た、排出ガイド板82および排出枠台83には孔88が
開けられており、この孔88は、袋充填時に袋の側部を
叩く袋押叩板69が貫通するためのものである。
【0026】次に、上述した実施例の作動について説明
する。
する。
【0027】袋載せ台2の上に複数枚の袋10をその口
部11が袋取出し機構3の下方に位置するように積載す
る。結び紐14を有する袋10を使用する時にはその両
側の結び紐14を前ガイド21のスリット23を通して
外側に出して袋の位置決めをする。図示しない制御部か
らの袋詰めの指令に応じて、袋取出し機構3の給袋シリ
ンダ33が作動し、そのピストンロッド33aを下方に
向かって伸長させる。ピストンロッド33aの伸長によ
り、吸盤ホルダ32および複数の吸盤31、31も下降
して、積載された袋の最上位の袋10に当接し、その最
上位の袋10を吸着する。次いで、給袋シリンダ33は
そのピストンロッド33aを収縮させて、吸盤ホルダ3
2および複数の吸盤31、31を上方へ移動させる。吸
盤31、31は袋10を吸着した状態で上昇し、袋載せ
台2から一枚の袋10を吸着して取り出す。
部11が袋取出し機構3の下方に位置するように積載す
る。結び紐14を有する袋10を使用する時にはその両
側の結び紐14を前ガイド21のスリット23を通して
外側に出して袋の位置決めをする。図示しない制御部か
らの袋詰めの指令に応じて、袋取出し機構3の給袋シリ
ンダ33が作動し、そのピストンロッド33aを下方に
向かって伸長させる。ピストンロッド33aの伸長によ
り、吸盤ホルダ32および複数の吸盤31、31も下降
して、積載された袋の最上位の袋10に当接し、その最
上位の袋10を吸着する。次いで、給袋シリンダ33は
そのピストンロッド33aを収縮させて、吸盤ホルダ3
2および複数の吸盤31、31を上方へ移動させる。吸
盤31、31は袋10を吸着した状態で上昇し、袋載せ
台2から一枚の袋10を吸着して取り出す。
【0028】袋10を吸着した吸盤31、31が上昇し
た後に、回転モータ38が作動して、回転軸35を介し
てシリンダ保持板37および給袋シリンダ33を回転さ
せ、図5に示すように、後方へ約90度回転させる。こ
の給袋シリンダ33の回動によって、吸盤31、31に
吸着されている袋10は、その口部11を上向きにし
て、袋開口機構4の固定吸盤41、41と可動吸盤4
2、42の間、さらに袋把持機構5の固定グリッパ5
1、51と可動グリッパ52、52の間に供給される。
このとき供給された袋10の底部12はフレーム1の床
板80から少し離間した状態で保持されている。
た後に、回転モータ38が作動して、回転軸35を介し
てシリンダ保持板37および給袋シリンダ33を回転さ
せ、図5に示すように、後方へ約90度回転させる。こ
の給袋シリンダ33の回動によって、吸盤31、31に
吸着されている袋10は、その口部11を上向きにし
て、袋開口機構4の固定吸盤41、41と可動吸盤4
2、42の間、さらに袋把持機構5の固定グリッパ5
1、51と可動グリッパ52、52の間に供給される。
このとき供給された袋10の底部12はフレーム1の床
板80から少し離間した状態で保持されている。
【0029】そして、袋開口機構4は、その開口シリン
ダ45、45の作動によりピストンロッド45a、45
aを収縮させて、ガイド軸49によりガイドされて移動
する駆動枠体47を介して、可動吸盤42、42を固定
吸盤41、41に接近するように移動させる。そして両
吸盤41、41および42、42は、袋取出し機構3に
より供給されて吸盤31、31に吸着されている袋10
に対して、両側から押圧するとともに両吸盤41、41
および42、42の吸引作用により、袋の口部11の両
面をそれぞれ吸着する。これと同時に袋取出し機構3の
吸盤31、31はその吸引を停止し、そして袋取出し機
構3は回転モータ38によりその袋取出しの待機位置に
復帰する。
ダ45、45の作動によりピストンロッド45a、45
aを収縮させて、ガイド軸49によりガイドされて移動
する駆動枠体47を介して、可動吸盤42、42を固定
吸盤41、41に接近するように移動させる。そして両
吸盤41、41および42、42は、袋取出し機構3に
より供給されて吸盤31、31に吸着されている袋10
に対して、両側から押圧するとともに両吸盤41、41
および42、42の吸引作用により、袋の口部11の両
面をそれぞれ吸着する。これと同時に袋取出し機構3の
吸盤31、31はその吸引を停止し、そして袋取出し機
構3は回転モータ38によりその袋取出しの待機位置に
復帰する。
【0030】この後、開口シリンダ45、45の作動に
よるピストンロッド45a、45aの伸長動により、可
動吸盤42、42は、袋の口部11の一側を吸着したま
ま、固定吸盤41、41から離間するように後方へ移動
し、袋10の口部11を開口する。
よるピストンロッド45a、45aの伸長動により、可
動吸盤42、42は、袋の口部11の一側を吸着したま
ま、固定吸盤41、41から離間するように後方へ移動
し、袋10の口部11を開口する。
【0031】次いで、回転シリンダ65、65の作動に
より、補助シュート63、63がそれぞれ回動して、そ
の先細に傾斜した先端部分63c、63cが取付部材4
0の上壁部40aに設けられた孔40gを通過し、そし
てその下方に保持されている袋10の開口した口部11
内に進入しながら回動し、補助シュートの底壁63a、
63aが互いに平行になるまで回動する。このとき補助
シュート63、63の傾斜した側壁63b、63bが袋
の口部11内に進入しながら回動し、袋の口部11を拡
開してその開口を確実なものとする。
より、補助シュート63、63がそれぞれ回動して、そ
の先細に傾斜した先端部分63c、63cが取付部材4
0の上壁部40aに設けられた孔40gを通過し、そし
てその下方に保持されている袋10の開口した口部11
内に進入しながら回動し、補助シュートの底壁63a、
63aが互いに平行になるまで回動する。このとき補助
シュート63、63の傾斜した側壁63b、63bが袋
の口部11内に進入しながら回動し、袋の口部11を拡
開してその開口を確実なものとする。
【0032】そして、補助シュート63、63の回動と
同時に、または回動後に、袋把持機構5の袋把持シリン
ダ53、53が作動して、そのピストンロッド53a、
53aを伸長させ、可動グリッパ52、52を固定グリ
ッパ51、51の方向に突出させて、袋10の口部11
近傍の両端を把持する(図6の(b)参照)。この後、
袋開口機構4の両吸盤の吸引を止める。
同時に、または回動後に、袋把持機構5の袋把持シリン
ダ53、53が作動して、そのピストンロッド53a、
53aを伸長させ、可動グリッパ52、52を固定グリ
ッパ51、51の方向に突出させて、袋10の口部11
近傍の両端を把持する(図6の(b)参照)。この後、
袋開口機構4の両吸盤の吸引を止める。
【0033】次ぎに、予め計量器71により計量されて
いる穀粒の袋への充填を始める。計量タンク72内の穀
粒は、計量タンク72の開閉シリンダ75を作動させて
排出口74を開くことによって、投入ホッパー6および
補助シュート63、63を介して袋10へ充填される。
袋把持機構5によって把持された袋10は、床板80か
ら少し離間して吊られているために、袋の底部12が折
り返しを有していても、底部12の折り返しは穀粒の落
下によって広げられる。また、袋把持機構5によって把
持された袋の側面に配設されている袋押叩機構67が、
穀粒を充填している際にシリンダピストン機構68、6
8aの作動によって、その袋押叩板69により袋10の
側面を数回押叩して、穀粒を密に確実に収納させる。
いる穀粒の袋への充填を始める。計量タンク72内の穀
粒は、計量タンク72の開閉シリンダ75を作動させて
排出口74を開くことによって、投入ホッパー6および
補助シュート63、63を介して袋10へ充填される。
袋把持機構5によって把持された袋10は、床板80か
ら少し離間して吊られているために、袋の底部12が折
り返しを有していても、底部12の折り返しは穀粒の落
下によって広げられる。また、袋把持機構5によって把
持された袋の側面に配設されている袋押叩機構67が、
穀粒を充填している際にシリンダピストン機構68、6
8aの作動によって、その袋押叩板69により袋10の
側面を数回押叩して、穀粒を密に確実に収納させる。
【0034】そして、充填が終了すると、袋10を把持
していた袋把持機構5が両グリッパ51、52を離間さ
せて、袋10を床板80に落下させる。同時に計量タン
ク72の排出口74を閉鎖させ、そして補助シュート6
3、63を逆方向に回動させて復帰させる。床板80に
落下された袋10は、排出シリンダ81の作動による排
出枠台83および排出ガイド板82の移動によって、フ
レーム1の側方へ押し出される。その後、後続のコンベ
ア90等により適宜位置へ搬送することができる。
していた袋把持機構5が両グリッパ51、52を離間さ
せて、袋10を床板80に落下させる。同時に計量タン
ク72の排出口74を閉鎖させ、そして補助シュート6
3、63を逆方向に回動させて復帰させる。床板80に
落下された袋10は、排出シリンダ81の作動による排
出枠台83および排出ガイド板82の移動によって、フ
レーム1の側方へ押し出される。その後、後続のコンベ
ア90等により適宜位置へ搬送することができる。
【0035】ところで、穀粒を充填する袋において、結
び紐14を有する袋10(図8)は結び紐14に沿って
折り目15が付されており、袋の口部11が内側に折れ
やすい性向を有している。そのために、この種の袋を用
いる際に、上述した袋開口機構4では袋の口部が内側に
折れ曲がって開口されることがあり、この状態で補助シ
ュート63を回動させると、補助シュート63が袋の折
れ曲がった口部の上を押圧することとなり、袋の口部1
1と補助シュート63の間に隙間が生じて、穀粒の充填
の際に穀粒が袋の外にこぼれてしまうことがある。
び紐14を有する袋10(図8)は結び紐14に沿って
折り目15が付されており、袋の口部11が内側に折れ
やすい性向を有している。そのために、この種の袋を用
いる際に、上述した袋開口機構4では袋の口部が内側に
折れ曲がって開口されることがあり、この状態で補助シ
ュート63を回動させると、補助シュート63が袋の折
れ曲がった口部の上を押圧することとなり、袋の口部1
1と補助シュート63の間に隙間が生じて、穀粒の充填
の際に穀粒が袋の外にこぼれてしまうことがある。
【0036】そこで、上述した実施例における袋開口機
構4において、図9に示すように、固定吸盤41、41
の吸盤ホルダ43から分岐した固定補助吸盤41a、4
1aを付設し、この補助吸盤41a、41aを取付部材
40の前側壁部40bの内側で固定吸盤41、41の上
方に位置付けて配設し、供給された袋10の口部11近
傍を吸引するように構成する。このように構成すること
によって、袋10が折り目15が付されて口部11が内
側に折れやすい性向を有するものであっても、補助吸盤
41a、41aが折り目15の周辺やその上方部分を確
実に吸引するために袋10の口部11が内側に折れ曲が
ることを防止することができ、袋を確実に開口させるこ
とが可能となり、穀粒が充填の際に袋の外にこぼれるよ
うなことはなくすることができる。
構4において、図9に示すように、固定吸盤41、41
の吸盤ホルダ43から分岐した固定補助吸盤41a、4
1aを付設し、この補助吸盤41a、41aを取付部材
40の前側壁部40bの内側で固定吸盤41、41の上
方に位置付けて配設し、供給された袋10の口部11近
傍を吸引するように構成する。このように構成すること
によって、袋10が折り目15が付されて口部11が内
側に折れやすい性向を有するものであっても、補助吸盤
41a、41aが折り目15の周辺やその上方部分を確
実に吸引するために袋10の口部11が内側に折れ曲が
ることを防止することができ、袋を確実に開口させるこ
とが可能となり、穀粒が充填の際に袋の外にこぼれるよ
うなことはなくすることができる。
【0037】さらに、上述した実施例においては、投入
ホッパー6は、取付部材40の上壁部40aに立設され
たホッパー取付板62、62に固定的に取付けられ、そ
の投入口61も固定されているけれども、この構成に代
えて、図10に示すように、投入ホッパー6aを駆動枠
体91に取付け、この駆動枠体91をフレーム1等に固
定した一対の上下駆動シリンダ92、92のピストンロ
ッド93、93に連結させて構成し、一対の上下駆動シ
リンダ92、92の作動により、投入ホッパー6aを上
下動可能として構成することができる。このように構成
することによって、穀粒の充填時に、袋開口機構4によ
り開口された袋10に対して投入ホッパー6aとその投
入口61aを下降させて、投入口61aを袋10内へ直
接挿入することができる。なお、この際に、補助シュー
トは省略することも可能である。
ホッパー6は、取付部材40の上壁部40aに立設され
たホッパー取付板62、62に固定的に取付けられ、そ
の投入口61も固定されているけれども、この構成に代
えて、図10に示すように、投入ホッパー6aを駆動枠
体91に取付け、この駆動枠体91をフレーム1等に固
定した一対の上下駆動シリンダ92、92のピストンロ
ッド93、93に連結させて構成し、一対の上下駆動シ
リンダ92、92の作動により、投入ホッパー6aを上
下動可能として構成することができる。このように構成
することによって、穀粒の充填時に、袋開口機構4によ
り開口された袋10に対して投入ホッパー6aとその投
入口61aを下降させて、投入口61aを袋10内へ直
接挿入することができる。なお、この際に、補助シュー
トは省略することも可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、袋取出し機構によって充填部に供給された
袋を袋開口機構により開口しかつ一対の補助シュートに
よって袋の開口を拡張させた後に、袋把持機構で開口さ
れた袋の口部両端を把持して、袋をその底部を支持する
ことなく吊した状態で保持して、計量された穀粒等を確
実に充填することができる。そして袋開口機構の一対の
吸盤や袋把持機構の一対のグリッパにおいて、それらの
一方をフレームに取り付けられた取付部材に固定し、そ
れらの他方のみを可動とし、取付部材に配設したシリン
ダピストン手段による伸縮動によって固定された一方の
吸盤やグリッパに対して接離動させるようにしており、
袋の供給、開口および把持を、複雑なリンク機構等を用
いることなく、簡単な機構で確実に行なうことができ、
装置全体を小型化できる。
ているので、袋取出し機構によって充填部に供給された
袋を袋開口機構により開口しかつ一対の補助シュートに
よって袋の開口を拡張させた後に、袋把持機構で開口さ
れた袋の口部両端を把持して、袋をその底部を支持する
ことなく吊した状態で保持して、計量された穀粒等を確
実に充填することができる。そして袋開口機構の一対の
吸盤や袋把持機構の一対のグリッパにおいて、それらの
一方をフレームに取り付けられた取付部材に固定し、そ
れらの他方のみを可動とし、取付部材に配設したシリン
ダピストン手段による伸縮動によって固定された一方の
吸盤やグリッパに対して接離動させるようにしており、
袋の供給、開口および把持を、複雑なリンク機構等を用
いることなく、簡単な機構で確実に行なうことができ、
装置全体を小型化できる。
【0039】また、袋載せ台を二分割して両者を蝶番で
連結することによって、前方の半部分を折り畳み可能と
して、自動袋詰め装置の不使用時には上方に折り畳み格
納することができ格納スペースを小さくすることができ
る。
連結することによって、前方の半部分を折り畳み可能と
して、自動袋詰め装置の不使用時には上方に折り畳み格
納することができ格納スペースを小さくすることができ
る。
【0040】さらに、袋開口機構において、袋の一面を
吸引する固定吸盤に対しその上に補助吸盤を付設したこ
とにより、口部に折り目が付された袋であっても、袋を
確実に開口することができ、穀粒等を確実に充填するこ
とができ、また投入ホッパーを上下動可能とすることに
よって、投入ホッパーの投入口を袋の口部内に直接挿入
させて穀粒等を確実に充填することができる。
吸引する固定吸盤に対しその上に補助吸盤を付設したこ
とにより、口部に折り目が付された袋であっても、袋を
確実に開口することができ、穀粒等を確実に充填するこ
とができ、また投入ホッパーを上下動可能とすることに
よって、投入ホッパーの投入口を袋の口部内に直接挿入
させて穀粒等を確実に充填することができる。
【図1】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置を概略的に示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置を概略的に示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置を、計量装置
等を取り除いた状態で示す概略的な上面図である。
等を取り除いた状態で示す概略的な上面図である。
【図4】本発明の袋載せ台、袋排出機構および袋押叩機
構等の位置関係を明確にするためにフレームの一部を破
断して示す要部上面図である。
構等の位置関係を明確にするためにフレームの一部を破
断して示す要部上面図である。
【図5】本発明の袋取出し機構と袋開口機構の関連を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図6】(a)は本発明の袋開口機構と袋把持機構を図
5のA−A線に沿って破断して示す部分断面図であり、
(b)は(a)におけるB−B線に沿った断面図であ
り、(c)は袋を開口しかつ袋を把持した状態で示す
(a)と同様の部分断面図である。
5のA−A線に沿って破断して示す部分断面図であり、
(b)は(a)におけるB−B線に沿った断面図であ
り、(c)は袋を開口しかつ袋を把持した状態で示す
(a)と同様の部分断面図である。
【図7】(a)は本発明の一対の補助シュートを示す部
分破断正面図であり、(b)は一対の補助シュートが開
放した状態を示す部分破断正面図であり、(c)は一対
の補助シュートと回転シリンダの関係を示す上面図であ
る。
分破断正面図であり、(b)は一対の補助シュートが開
放した状態を示す部分破断正面図であり、(c)は一対
の補助シュートと回転シリンダの関係を示す上面図であ
る。
【図8】(a)、(b)および(c)は本発明の自動袋
詰め装置に使用することができる袋の一形態を示す袋の
正面図、背面図および側面図である。
詰め装置に使用することができる袋の一形態を示す袋の
正面図、背面図および側面図である。
【図9】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置における袋開
口機構の他の実施例を示す要部側面図である。
口機構の他の実施例を示す要部側面図である。
【図10】本発明の穀粒等の自動袋詰め装置における投
入ホッパーの他の実施例を示す要部正面図である。
入ホッパーの他の実施例を示す要部正面図である。
1 フレーム 2 袋載せ台 3 袋取出し機構 31 吸盤 32 吸盤ホルダ 33 給袋シリンダ 38 回転モータ 4 袋開口機構 41 固定吸盤 41a 固定補助吸盤 42 可動吸盤 43 固定吸盤ホルダ 45 開口シリンダ 47 駆動枠体 48 可動吸盤ホルダ 5 袋把持機構 51 固定グリッパ 52 可動グリッパ 53 袋把持シリンダ 6 投入ホッパー 63 補助シュート 65 回転シリンダ 7 計量装置 71 計量器 72 計量タンク 8 袋排出機構 80 床板 81 排出シリンダ 82 排出ガイド板 10 袋 11 袋口部 12 袋底部 14 結び紐 40 取付部材 40a 上壁部 40b 前側壁部 40c 後側壁部 40g 孔 67 袋押叩機構 68 袋押叩シリンダ 69 袋押叩板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 誠蔵 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡4290 株式 会社タイガーカワシマ内
Claims (11)
- 【請求項1】 フレーム1の前方に設けられた複数枚の
袋を積載する袋載せ台2から袋を取り出して穀粒等の充
填部へ袋を供給するために前記袋載せ台2の上方に配設
された袋取出し機構3と、該袋取出し機構3によって供
給された袋を受け取り袋の口部を開口するための袋開口
機構4と、該袋開口機構4によって開口された袋の両端
部を把持するために前記袋開口機構4に並列して配置さ
れた袋把持機構5と、穀粒等を計量するために前記フレ
ーム1の上方に配設された計量装置7と、前記フレーム
1の上部で前記計量装置7の下方に配設されて穀粒等を
開口された袋へ充填するための投入ホッパー6および該
投入ホッパー6の下方で開閉可能に設けられた一対の補
助シュート63、63と、穀粒等の袋詰めが終了した袋
を排出するための袋排出機構8とを備えた穀粒等の自動
袋詰め装置において、 前記袋取出し機構3は、前記フレーム1に回動可能に支
持されたシリンダピストン手段33、33aと、伸縮動
するピストンロッド33aの先端に取り付けられて袋を
真空吸着する複数の吸盤31、31とを有し、 前記袋開口機構4は、前記袋取出し機構3によって供給
された袋の口部近傍の一面を真空吸着する少なくとも2
個の固定吸盤41、41と、シリンダピストン手段4
5、45、45a、45aによって前記固定吸盤41、
41に対して接離移動しうるように設けられて、供給さ
れた袋の口部近傍の他面を真空吸着する少なくとも2個
の可動吸盤42、42とを有し、前記固定吸盤41、4
1と前記可動吸盤42、42の離間移動により供給され
た袋の口部を開口するように構成され、 前記袋把持機構5は、前記袋開口機構4によって開口さ
れた袋の口部近傍の両端部を把持するように前記袋開口
機構4の両側外方に並設され、そして袋の口部近傍の両
端部に対応して配置された2個の固定グリッパ51、5
1と、シリンダピストン手段53、53、53a、53
aによって前記固定グリッパ51、51に対し接離移動
しうるように設けられた2個の可動グリッパ52、52
とを有し、前記可動グリッパ52、52を固定グリッパ
51、51に対して接近移動させることによって袋の口
部近傍の両端部を把持するように構成され、 前記投入ホッパー6の下方に設けられた前記一対の補助
シュート63、63は、回転シリンダ65、65により
開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開口機構4
によって開口された袋の口部に進入して袋の口部を拡張
させかつ前記計量装置7によって計量された穀粒等を投
入ホッパー6とともに案内して袋への充填を確実に行な
わせるようになしたことを特徴とする穀粒等の自動袋詰
め装置。 - 【請求項2】 袋開口機構4において、供給された袋の
口部近傍の一面を真空吸着する少なくとも2個の固定吸
盤41、41は、フレーム1の上部に取り付けられた断
面略逆U字状の取付部材40の前側壁部40bに取り付
けられ、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する
少なくとも2個の可動吸盤42、42は、前記取付部材
40の上壁部40aに固定されたシリンダピストン手段
45、45、45a、45aによって前記取付部材40
の後側壁部40cから前記固定吸盤41、41に対して
接離移動しうるように設けられ、 袋把持機構5において、固定グリッパ51、51は前記
取付部材40の前側壁部40bに固定され、可動グリッ
パ52、52は前記取付部材40の後側壁部40cに固
定されたそれぞれのシリンダピストン手段53、53、
53a、53aによって固定グリッパ51、51に対し
接離移動しうるように設けられ、 投入ホッパー6の下方に設けられた一対の補助シュート
63、63は、前記取付部材40の上壁部40aに形成
された穀粒を通過させる孔40gを通して回動しうるよ
うに前記取付部材40の上壁部40a上に開閉可能に配
設され、 袋排出機構8は、前記フレーム1の基台1a上に横方向
に設けられ穀粒等の袋詰めが終了した袋をスライドさせ
る床板80と、排出シリンダピストン手段81、81a
によって前記床板80上を移動するように設けられた排
出枠台83と、該排出枠台83に取り付けられて穀粒等
の袋詰めが終了した袋の側部形状に合致するように湾曲
された排出ガイド板82とを有することを特徴とする請
求項1記載の穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項3】 フレーム1の前方に設けられた複数枚の
袋を積載する袋載せ台2から袋を取り出して穀粒等の充
填部へ袋を供給するために前記袋載せ台2の上方に配設
された袋取出し機構3と、該袋取出し機構3によって供
給された袋を受け取り袋の口部を開口するための袋開口
機構4と、該袋開口機構4によって開口された袋の両端
部を把持するために前記袋開口機構4に並列して配置さ
れた袋把持機構5と、穀粒等を計量するために前記フレ
ーム1の上方に配設された計量装置7と、前記フレーム
1の上部で前記計量装置7の下方に配設されて穀粒等を
開口された袋へ充填するための投入ホッパー6および該
投入ホッパー6の下方で開閉可能に設けられた一対の補
助シュート63、63と、穀粒等の袋詰めが終了した袋
を排出するための袋排出機構8とを備えた穀粒等の自動
袋詰め装置において、 前記袋取出し機構3は、前記フレーム1に回動可能に支
持されたシリンダピストン手段33、33aと、伸縮動
するピストンロッド33aの先端に取り付けられて袋を
真空吸着する複数の吸盤31、31とを有し、 前記袋開口機構4は、前記袋取出し機構3によって供給
された袋の口部近傍の一面を真空吸着する少なくとも2
個の固定吸盤41、41と、該固定吸盤41、41の上
方に付設して、前記固定吸盤が吸着する箇所よりもさら
に袋の口部に近い箇所の一面を真空吸着する少なくとも
2個の固定補助吸盤41a、41aと、シリンダピスト
ン手段45、45、45a、45aによって前記固定吸
盤41、41に対して接離移動しうるように設けられ
て、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する少な
くとも2個の可動吸盤42、42とを有し、前記固定吸
盤41、41と前記可動吸盤42、42の離間移動によ
り供給された袋の口部を開口するように構成され、 前記袋把持機構5は、前記袋開口機構4によって開口さ
れた袋の口部近傍の両端部を把持するように前記袋開口
機構4の両側外方に並設され、そして袋の口部近傍の両
端部に対応して配置された2個の固定グリッパ51、5
1と、シリンダピストン手段53、53、53a、53
aによって前記固定グリッパ51、51に対し接離移動
しうるように設けられた2個の可動グリッパ52、52
とを有し、前記可動グリッパ52、52を前記固定グリ
ッパ51、51に対して接近移動させることによって袋
の口部近傍の両端部を把持するように構成され、 前記投入ホッパー6の下方に設けられた前記一対の補助
シュート63、63は、回転シリンダ65、65により
開閉駆動され、開放駆動されるときに前記袋開口機構4
によって開口された袋の口部に進入して袋の口部を拡張
させ、かつ前記計量装置7によって計量された穀粒等を
投入ホッパー6とともに案内して袋への充填を確実に行
なわせるようになしたことを特徴とする穀粒等の自動袋
詰め装置。 - 【請求項4】 袋開口機構4において、供給された袋の
口部付近の一面を真空吸着する少なくとも2個の固定吸
盤41、41および少なくとも2個の固定補助吸盤41
a、41aは、フレーム1の上部に取り付けられた断面
略逆U字状の取付部材40の前側壁部40bに取り付け
られ、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する少
なくとも2個の可動吸盤42、42は、前記取付部材4
0の上壁部40aに固定されたシリンダピストン手段4
5、45、45a、45aによって前記取付部材40の
後側壁部40cから前記固定吸盤41、41に対して接
離移動しうるように設けられ、 袋把持機構5において、固定グリッパ51、51は前記
取付部材40の前側壁部40bに固定され、可動グリッ
パ52、52は前記取付部材40の後側壁部40cに固
定されたそれぞれのシリンダピストン手段53、53、
53a、53aによって前記固定グリッパ51、51に
対し接離移動しうるように設けられ、 投入ホッパー6の下方に設けられた一対の補助シュート
63、63は、前記取付部材40の上壁部40aに形成
された穀粒を通過させる孔40gを通して回動しうるよ
うに前記取付部材40の上壁部40a上に開閉可能に配
設され、 袋排出機構8は、前記フレーム1の基台1a上に横方向
に設けられ穀粒等の袋詰めが終了した袋をスライドさせ
る床板80と、排出シリンダピストン手段81、81a
によって前記床板80上を移動するように設けられた排
出枠台83と、該排出枠台83に取り付けられて穀粒等
の袋詰めが終了した袋の側部形状に合致するように湾曲
された排出ガイド板82とを有することを特徴とする請
求項3記載の穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項5】 フレーム1の前方に設けられた複数枚の
袋を積載する袋載せ台2から袋を取り出して穀粒等の充
填部へ袋を供給するために前記袋載せ台2の上方に配設
された袋取出し機構3と、該袋取出し機構3によって供
給された袋を受け取り袋の口部を開口するための袋開口
機構4と、該袋開口機構4によって開口された袋の両端
部を把持するために前記袋開口機構4に並列して配置さ
れた袋把持機構5と、穀粒等を計量するために前記フレ
ーム1の上方に配設された計量装置7と、前記フレーム
1の上部で前記計量装置7の下方に配設されて穀粒等を
開口された袋へ充填するための投入ホッパー6aと、穀
粒等の袋詰めが終了した袋を排出するための袋排出機構
8とを備えた穀粒等の自動袋詰め装置において、 前記袋取出し機構3は、前記フレーム1に回動可能に支
持されたシリンダピストン手段33、33aと、伸縮動
するピストンロッド33aの先端に取り付けられて袋を
真空吸着する複数の吸盤31、31とを有し、 前記袋開口機構4は、前記袋取出し機構3によって供給
された袋の口部近傍の一面を真空吸着する少なくとも2
個の固定吸盤41、41と、シリンダピストン手段4
5、45、45a、45aによって前記固定吸盤41、
41に対して接離移動しうるように設けられて、供給さ
れた袋の口部近傍の他面を真空吸着する少なくとも2個
の可動吸盤42、42とを有し、前記固定吸盤41、4
1と前記可動吸盤42、42の離間移動により供給され
た袋の口部を開口するように構成され、 前記袋把持機構5は、前記袋開口機構4によって開口さ
れた袋の口部近傍の両端部を把持するように前記袋開口
機構4の両側外方に並設され、そして袋の口部近傍の両
端部に対応して配置された2個の固定グリッパ51、5
1、シリンダピストン手段53、53、53a、53a
によって前記固定グリッパ51、51に対し接離移動し
うるように設けられた2個の可動グリッパ52、52と
を有し、前記可動グリッパ52、52を前記固定グリッ
パ51、51に対して接近移動させることによって袋の
口部近傍の両端部を把持するように構成され、 前記投入ホッパー6aは、フレーム1に取り付けられた
一対の上下駆動シリンダ92、92のピストンロッド9
3、93に固定された駆動枠体91に支持されており、
穀粒等を開口された袋へ充填する際に、前記上下駆動シ
リンダ92、92の作動により投入ホッパー6aを下降
させて開口された袋10内に前記投入ホッパー6aの投
入口61aを直接挿入させるようにしたことを特徴とす
る穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項6】 袋開口機構4において、供給された袋の
口部近傍の一面を真空吸着する少なくとも2個の固定吸
盤41、41は、フレーム1の上部に取り付けられた断
面略逆U字状の取付部材40の前側壁部40bに取り付
けられ、供給された袋の口部近傍の他面を真空吸着する
少なくとも2個の可動吸盤42、42は、前記取付部材
40の上壁部40aに固定されたシリンダピストン手段
45、45、45a、45aによって前記取付部材40
の後側壁部40cから前記固定吸盤41、41に対して
接離移動しうるように設けられ、 袋把持機構5において、固定グリッパ51、51は前記
取付部材40の前側壁部40bに固定され、可動グリッ
パ52、52は前記取付部材40の後側壁部40cに固
定されたそれぞれのシリンダピストン手段53、53、
53a、53aによって固定グリッパ51、51に対し
接離移動しうるように設けられ、 袋排出機構8は、前記フレーム1の基台1a上に横方向
に設けられ穀粒等の袋詰めが終了した袋をスライドさせ
る床板80と、排出シリンダピストン手段81、81a
によって前記床板80上を移動するように設けられた排
出枠台83と、該排出枠台83に取り付けられて穀粒等
の袋詰めが終了した袋の側部形状に合致するように湾曲
された排出ガイド板82とを有することを特徴とする請
求項5記載の穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項7】 上下動可能に設けられた投入ホッパー6
aの下方に、開閉可能に設けられた一対の補助シュート
を配設したことを特徴とする請求項5または6項記載の
穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項8】 袋押叩シリンダ68とそのピストンロッ
ド68aに取付けられた袋押叩板69とからなる袋押叩
機構67をフレーム1の側部に配設し、袋把持機構5に
よって把持された袋に穀粒が充填されている際に袋の側
面を押叩して穀粒の充填を密に行なわせるようになした
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載
の穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項9】 一対の補助シュート63、63は、それ
ぞれ底壁63aと先端に向かって先細となるように先端
部分63c、63cを傾斜させた両側壁63b、63b
を有し、取付部材40に取り付けられた回転シリンダ6
5、65により開閉動しうるように構成されていること
を特徴とする請求項1ないし4および7、8のいずれか
1項記載の穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項10】 複数の袋を積載する袋載せ台2には、
袋10の口部11とその口部近傍の側辺部13を規制す
る一対の前ガイド21と、袋10の底部12とその近傍
の側辺部13を規制する一対の後ガイド22が設けら
れ、前ガイド21の袋10の口部11近傍の側辺部13
を規制する部位には、袋10の結び紐14を受け入れる
ための上下方向に延びるスリット23が設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項記載
の穀粒等の自動袋詰め装置。 - 【請求項11】 複数の袋を積載する袋載せ台2をその
前後方向中央部で二分割して両者を蝶番で連結して構成
し、前方の部分を上方に折曲げて格納しうるようになし
たことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項
記載の穀粒等の自動袋詰め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25541096A JPH1081301A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 穀粒等の自動袋詰め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25541096A JPH1081301A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 穀粒等の自動袋詰め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1081301A true JPH1081301A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17278388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25541096A Pending JPH1081301A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 穀粒等の自動袋詰め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1081301A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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