JPH1077224A - 錠剤特性の優れた水溶性ビタミン組成物およびその製造法 - Google Patents
錠剤特性の優れた水溶性ビタミン組成物およびその製造法Info
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Abstract
びその製造法を提供する。 【解決手段】 90〜99.8重量%の水溶性ビタミン
類と、高分子結合剤と、単糖類、二糖類、糖アルコー
ル、デキストリン、有機酸から選ばれる少なくとも一種
の添加剤を含有してなる、打錠することにより、機械的
強度(硬度)の高い、打錠障害の少ない、また容易に崩
壊する水溶性ビタミン組成物およびその製造法。
Description
水溶性ビタミン組成物およびその製造法に関する。
ルビン酸を有効成分として含有する錠剤を造る場合に
は、多量の結合剤が必要であり、そのため、L−アスコ
ルビン酸の含有量が制限される。そこで、L−アスコル
ビン酸高含有率を有する錠剤および錠剤強度(硬度)の
高い錠剤を製造するための種々の試みがなされている。
例えば、米国特許3,453,368号では、L−アスコ
ルビン酸85〜95重量%を5〜15重量%の化工デン
プン(modified starch)と混合し、湿式練合を行い、
得られた粒状体を粉砕、乾燥することによりL−アスコ
ルビン酸含有顆粒を得、さらに、これに滑沢剤を混合
し、打錠してL−アスコルビン酸含有錠剤を得ている。
しかしながら、この方法では、均質な顆粒を得ることが
困難で、顆粒の流動性も良好とはいえず、また、この顆
粒を用いて得られる錠剤は、その機械的強度(硬度)が
十分ではない。
や使用時に、壊れたり、磨損したりしないように、錠剤
の機械的強度(硬度)が要求され、製造法および種々の
賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤の検討の試みがなされ
ている。例えば、特公昭58−403号では、200メ
ッシュの篩を通過するL−アスコルビン酸粉末を流動層
造粒装置中で流動させながら、これに、水溶性、有機溶
媒可溶性セルロース類等の結合剤約1〜約10重量%を
含む溶液を噴霧コーティングして、L−アスコルビン酸
に対して約2〜約4重量%の結合剤を含有させることを
特徴とする打錠性の優れたL−アスコルビン酸顆粒の製
造法、このL−アスコルビン酸顆粒に滑沢剤を混和し、
打錠することを特徴とするL−アスコルビン酸高含有製
剤の製造法が開示されている。また、特公昭61−21
526号では、乾物基準で約98.5〜99.5重量%の
L−アスコルビン酸ナトリウムと水溶性、有機溶媒可溶
性セルロース類等の結合剤からなり、特定の粒度分布を
有する錠剤用の顆粒およびそれを用いた錠剤が開示され
ている。特公平5−66928号では、可溶性ポリビニ
ルピロリドンと特定の粒度分布を有するアスコルビン酸
とを用いる錠剤用の顆粒が開示され、速い崩壊速度を有
する錠剤が得られることが記載されている。
機械的強度(硬度)を向上させる従来の技術によれば、
ある程度の強度の向上ができるが、未だ十分ではない。
また、機械的強度(硬度)の比較的高い錠剤では、崩壊
時間が長くなる傾向がある。かくして、本発明は、従来
のものより高い機械的強度(硬度)を有し、かつ崩壊性
の優れた、すなわち、崩壊速度の速い錠剤を得ることの
できる、錠剤特性の優れた水溶性ビタミン組成物および
その製造法を提供することを目的とする。
情に鑑み、種々研究した結果、ある種の添加剤を使用す
ると、結合剤の量を増やすことなく、圧縮成型性が改善
でき、このとき造粒に用いる噴霧液の濃度は高くなる
が、粘度は上昇せず、そのため添加剤を加える前とほぼ
同じ時間で造粒することができることを見いだし、さら
に研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
90〜99.8重量%を含有し、高分子結合剤と、単糖
類、二糖類、糖アルコール、デキストリンおよび有機酸
からなる群から選ばれる少なくとも一種の添加剤とを含
有してなることを特徴とする水溶性ビタミン組成物を提
供するものである。また、本発明は、高分子結合剤溶液
で、水溶性ビタミン類を被覆しつつ、造粒することを特
徴とする本発明の水溶性ビタミン組成物の製造法も提供
する。本発明の製造法においては、高分子結合剤溶液
で、水溶性ビタミン類と、添加剤との混合物を被覆しつ
つ、造粒しても、高分子結合剤と、添加剤との溶液で、
水溶性ビタミン類を被覆しつつ、造粒してもよい。造粒
法としては、流動層造粒法、噴霧乾燥法、練合法、転動
造粒法等の自体公知の方法が採用できるが、流動層造粒
法が好ましい。
等と混合し、常法により錠剤とすることができる。本発
明によれば、水溶性ビタミンの含有量が高く、錠剤特性
の優れた錠剤が得られるところから、本発明において
は、水溶性ビタミン類として、一回の服用量の多い、L
−アスコルビン酸またはその誘導体が好ましい。
タミン類としては、医薬、食品、飼料、農薬等に一般に
使用される水溶性ビタミンが挙げられる。水溶性ビタミ
ンは、天然および合成の双方の純粋な、または実質的に
純粋なビタミン、あるいは、その化学的誘導体およびそ
の混合物で、例えば、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸
塩、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミ
ド、パントテン酸カルシウム、葉酸、ビオチン、ビタミ
ンB12、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸カル
シウム、L−アスコルビン酸ナトリウム、リポ酸、イノ
シトール等が挙げられ、単独で、あるいは二種以上を組
み合わせて用いる。本発明の組成物におけるビタミン類
の配合量は、用いる個々のビタミンの種類によって適宜
選択できるが、組成物の全重量に基づいて約90〜9
9.8重量%の範囲で配合する。
ビタミン類としてL−アスコルビン酸またはその誘導
体、例えば、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アス
コルビン酸カルシウム等を使用することが好ましい。特
に限定するものではないが、本発明で用いられるL−ア
スコルビン酸粉末の粒子は、200メッシュの篩を60
%以上通過するもの、さらに好ましくは、200メッシ
ュの篩を80%以上通過し、かつその50%以上が32
5メッシュの篩を通過するものが用いられる。ここに、
「メッシュ」はタイラー社規格(W.S.Tyler Sta
ndard)によるものである。粉末としては、破砕された
ものおよび破砕されていないものを用いてもよい。
類(例、ハイドロキシプロピルセルロース、ハイドロキ
シメチルセルロース、ハイドロキシプロピルメチルセル
ロース等)、高分子化合物(例、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール、デキストリン、プルラン、
アルファ化デンプン、糊化された化工デンプン、アラビ
アゴム、ゼラチンなど)等が挙げられる。また有機溶媒
可溶性のものとして、例えば、有機溶媒可溶性セルロー
ス類(例、セルロースアセテートフタレート、ハイドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート、エチルセル
ロースなど)等が挙げられる。好ましくは、ハイドロキ
シプロピルメチルセルロース、例えば、商品名、信越化
学工業(株)「TC−5」等が使用できる。
と、高分子結合剤とに加え、さらに、単糖類、二糖類、
糖アルコール、デキストリンおよび有機酸からなる群か
ら選択される一種以上の添加剤が配合される。例えば、
単糖類およびその糖アルコールとして、L−アラビノー
ス、D−キシロース、D−2−デオキシリボース、D−
リボース、D−およびL−ガラクトース、D−グルコー
ス、D−マンノース、D−フルクトース、L−ソルボー
ス、L−フコース、L−ラムノース、D−グルコサミ
ン、D−ソルビトール、D−マンニトール、ガラクチト
ール、エリスリトール等が挙げられ、特に、グルコース
が好ましい。二糖類およびその糖アルコールとしては、
セルビオース、ゲンチオビース、イソマルトース、コー
ジビオース、ラクトース、ラクチトール、ラミナリビオ
ース、マルトース、メリビオース、ニゲロース、ソホロ
ース、スクロース、パラチノース、α,α−トレハロー
ス、パラチニット等が挙げられ、特に、マルチトール、
ラクチトールが好ましい。
石酸、リンゴ酸、マレイン酸、グルコン酸、グルコン酸
ナトリウム、グルコン酸カリウム、フマル酸等の脂肪族
モノ〜トリカルボン酸、D−ガラクチュロン酸、D−グ
ルクロン酸、D−マンヌロン酸等のウロン酸、L−アス
コルビン酸、D−イソアスコルビン酸、そのナトリウム
塩等の水溶性ビタミン類に属する有機酸、アラニン、グ
リシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、ト
レオニン、システイン、シスチン、メチオニン、アスパ
ラギン酸、グルタミン酸、リシン、アルギニン、フェニ
ルアラニン、チロシン、ヒスチジン、トリプトファン、
プロリン、オキシプロリン、グルタミン等のアミノ酸が
挙げられる。なお、着色等の問題から、アミノ酸より
も、脂肪族カルボン酸、ウロン酸、水溶性ビタミン類に
属する有機酸が好ましい。
み合わせて使用でき、組成物全量に対して、高分子結合
剤との合計重量が0.2〜10重量%、好ましくは0.6
〜5重量%となるような割合で使用できる。なお、添加
剤として、高分子結合剤と同じ成分、例えば、デキスト
リンを使用する場合は、その合計量がこの範囲になるよ
うに使用し、添加剤として、水溶性ビタミン類に該当す
る成分、例えば、L−アスコルビン酸や、そのナトリウ
ム塩を使用する場合、添加剤に対応する部分は、用いる
水溶性ビタミン類とは、個別に秤量し、別途、高分子結
合剤と共に添加することが好ましい。
粒法、噴霧乾燥法、練合法、転動造粒法等の自体公知の
方法により、高分子化合物溶液で水溶性ビタミン類を被
覆しつつ、造粒する。上記のごとく、高分子化合物溶液
で、水溶性ビタミン類と、添加剤との混合物を被覆しつ
つ、造粒しても、高分子化合物と、添加剤との溶液で、
水溶性ビタミン類を被覆しつつ、造粒してもよい。好ま
しくは流動層造粒法を採用する。流動層造粒法は流動層
乾燥装置の下部から吹き上げる流体(主として熱風)中
に、粉体を浮遊懸濁させた状態に保ちながら、高分子類
を噴霧して造粒する方法であり、造粒と乾燥を同一装置
内で行うことができる、例えば、グラット(西独Glart
社、大川原製作所)、エアロマティック、マルチプレッ
クス(スイス、Aeromatic AG社、(株)パウレッ
ク)、カルミック(米国、GalmicEngineering社、伊
藤忠商事)、グローマックス(不二パウダル)、フロー
コーター、スパイラルフロー(フロイント産業)等の装
置を用いて行うことができる。
とするための溶媒としては、例えば、水、有機溶媒
[例、アルコール類(例、メチルアルコール、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール)、アセトン等]
等、溶液に添加する上記糖類および高分子類を溶解しう
るものが挙げられる。溶液の濃度は、実用的な濃度にす
ればよく、例えば、約1〜20重量%、さらに好ましく
は約3〜15重量%である。
顆粒に、滑沢剤を混合して打錠することにより、水溶性
ビタミン類の含量を高く保ちつつ、十分な機械的強度
(硬度)を有する錠剤を製造することができる。打錠の
ために用いられる、滑沢剤等の他の添加剤を添加しても
よい。滑沢剤としては、通常の錠剤の製造の際に用いら
れるもの、例えば、ステアリン酸類(例、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸)、ショ糖脂肪酸エステル、トウモロコシデンプンな
どが挙げられる。滑沢剤の量および種類は強度や崩壊性
の点で実用的な錠剤が得られるような範囲で選択され
る。通常、その量は水溶性ビタミン類、例えば、L−ア
スコルビン酸に対して約0.5〜7重量%用いることが
望ましい。
として、L−アスコルビン酸を95%含有する流動層造
粒された顆粒を使用した場合、ロータリー錠剤機(6H
UK、菊水製作所)を用いて、打錠圧1.6トンで圧縮
して得られる、11.0mmφ、8.5R、530mg/錠の
錠剤の機械的強度(硬度)が、打錠圧1.4トンで圧縮
して得られる同様な錠剤の機械的強度を下回ることがな
く、すなわち、打錠圧1.6トンにて打錠障害による錠
剤硬度の低下を起こすことなく、また、錠剤硬度測定器
(Schleuinger Model 6D)を使用して測定した硬度
(測定値を錠剤の断面積で割った値)として、15kp/
cm2以上、好ましくは20kp/cm2以上、通常、20〜
35kp/cm2の機械的強度を有している。一方、一般
に、機械的強度(硬度)の高い錠剤は崩壊および溶出時
間が遅いのが通例であるが、打錠圧1.4トンで圧縮し
て得られる該錠剤は、例えば、崩壊試験器(NT−40H
S、富山産業(株))を用いた、補助盤を用いない崩壊
試験法による崩壊時間が20分以下、通常、18分以下
となる錠剤特性を有する。かくして得られた錠剤も、本
発明の範囲内のものである。
ミン類酸粉末を少量の高分子類で均一に被覆することが
できるので、水溶性ビタミン類、例えば、L−アスコル
ビン酸高含有製剤を得ることができる。例えば、上記の
量の滑沢剤を用いて錠剤にすると、約90〜99重量%
のL−アスコルビン酸を含有する錠剤を得ることがで
き、L−アスコルビン酸の量として1錠中、約50〜2
000mgの実用的な錠剤を得ることがでる。また、本発
明によれば、微粉をほとんど含まず流動性に優れた顆粒
が得られ、これは取り扱いに都合がよく、また粉塵の舞
い立ちは少ない。また、他剤との配合の際に混合性、安
定性に優れたビタミン顆粒組成物とすることができる。
本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これら
に限定されるものではない。実施例中で用いる「%」
は、特に断りのない限り「重量%」を、また、「部」は
特に断りのない限り「重量部」を表す。 実験1 添加剤のスクリーニング L−アスコルビン酸(以下、VCと略記する場合があ
る)の圧縮成型性改善に効果のある添加剤を得るため、
種々の添加剤についてスクリーニングを行なった。 方法 以下に示した造粒、整粒、打錠条件に従って錠剤を作製
し、錠剤硬度および崩壊時間を測定した。錠剤硬度につ
いては硬度計の測定値(kp)を錠剤の断面積(cm2)で
割った値で算出した。本実験では、L−アスコルビン酸
95%、結合剤として、ハイドロキシプロピルメチルセ
ルロース(HPMC)3%を使用し、残り2%の添加剤
についてスクリーニングを行なった。コントロール(比
較例1)にはL−アスコルビン酸97%、HPMC3%
の造粒物(無添加品)を用いた(したがって、比較例1
と被験試料とのL−アスコルビン酸含量は異なってい
る)。また、L−アスコルビン酸95%およびHPMC
5%を用いた造粒物(比較例2)も用いた。
用する噴霧液に溶解する方法(溶液添加法)を用いた。
すなわち、HPMC30gと、水345gとの糊液に添加
剤20gを溶解し、これを噴霧液としてL−アスコルビ
ン酸950gを流動層造粒した。このとき噴霧液の粘度
はほとんど変化しなかった。この他に、添加剤を溶解せ
ず粉末として添加する方法(粉末添加法)についても一
部検討した。すなわち、L−アスコルビン酸950gと
添加剤20gの混合粉末970gを、HPMC30gと、
水345gとの糊液で流動層造粒した。操作条件、打錠
条件、崩壊試験条件、使用した添加剤は以下のとおりで
ある。
水製作所/40rpm) 杵臼/重量 :11.0mmφ、8.5R/530mg/錠(5
00mgVC/錠) 打錠圧 :1.4、1.6トン 滑沢剤 :ステアリン酸マグネシウム0.8% 混合 :V型混合機 10分
均断面積(cm2) 崩壊試験条件 機器:崩壊試験器NT−40HS(富山産業(株)) 方法:局方に従い、打錠圧1.4トンの錠剤各6錠(1
1.0mmφ、8.5R、530mg/錠)について実施し
た。ただし、補助盤は用いなかった(37℃、水)。 結果 結果を表2および表3に示した。
添加品の場合、打錠圧1.6トンでは錠剤硬度の著しい
低下が認められ、打錠圧1.4トンよりも低い値を示し
ていた。これは、一般的に、キャッピングといわれる現
象で打錠障害の一つであり、比較例1の圧縮性が十分で
はないことを示している。これに対し、例えば、スクロ
ースでは錠剤硬度の低下は認められなかった。本スクリ
ーニングに供したほとんどのサンプルでは、打錠圧1.
6トンにおいても錠剤硬度の低下は認められず、なかに
は、2%のHPMCを添加した、すなわち、結合剤を5
%とした比較例2と同等あるいはそれ以上の圧縮性を示
した例も認められた。また、2%のアスコルビン酸をH
PMC糊液に添加し、造粒した被験試料のL−アスコル
ビン酸含量は97%であり、比較例1のL−アスコルビ
ン酸含量と同じであるが、2%分のアスコルビン酸を糊
液に添加し造粒することにより、圧縮性の改善が認めら
れた。
量は95%であり、比較例1のL−アスコルビン酸含量
97%とは異なっていた。そこで、L−アスコルビン酸
含量97%のときにも添加剤の効果が認められるかどう
かをグルコースについて検討した。 方法 噴霧液の組成をHPMC20g、グルコース10g、水3
45gとし、これを用いて流動層内でVC970gを造粒
した。比較例3の噴霧液組成はHPMC30g、水34
5gとし、同様に造粒を行った。造粒条件、打錠条件、
各評価の条件は実験1と同じとし、比較例1は実験1に
おけると同じである。 結果 結果を表4に示す。
錠圧1.6トンにて顕著な錠剤硬度の低下が認められた
のに対し、グルコース添加試料(実施例1)では、同じ
条件下で非常に高い錠剤硬度を示していた。グルコース
の添加効果は、L−アスコルビン酸が97%のとき、特
に、0.8〜1.6%の範囲が好ましく、少ないと効果は
少なく、多い場合には、結合剤であるHPMCの添加量
が減り、造粒が進みにくい。このことは、グルコースが
単なる結合剤として働いているものでないことを示して
いる。
を用いたときの効果 結合剤としてアルファ化デンプンを用い、実験2と同様
の実験を行った。 方法 噴霧液の組成を、アルファ化デンプン(アミコールC、
日澱化学(株))20g、グルコース10g、水345g
とし、これを用いて流動層内でL−アスコルビン酸97
0gを造粒し、以後、実験2と同様に処理した。比較例
3は、L−アスコルビン酸970gおよびアルファ化デ
ンプン30gを用いて造粒したものである。 結果 結果を表5に示す。
1.6トンにて顕著な錠剤硬度の低下が認められたのに
対し、グルコース添加試料(実施例2)では同じ条件下
で高い錠剤硬度を示していた。
性改善効果を示した。そこで湿式造粒法(練合法)にお
いても同様の効果があるかどうかを、グルコースを用い
て検討した。 方法 下記の条件で4試料(実施例3、4および比較例4、
5)を作製し、圧縮成型性の評価を行った。整粒条件以
降の処理は実験1と同じに行った。
加したサンプルはいずれもHPMC5%品よりも高い錠
剤硬度を示していた。
認められたスクロースについて、造粒前に噴霧液に添加
したとき(HPMC糊液中にスクロースを溶解)と、造
粒後の造粒末に混合したとき(HPMCでのみ造粒を行
い、打錠前に滑沢剤と共にスクロースを粉糖として混
合)とで圧縮性改善効果に差が認められるかどうかにつ
いて検討した。 方法 スクロース添加造粒品は実験1で作製したと同様な試料
(実施例5)、比較例1は実験1で作製したと同様なも
のである。スクロース混合品は比較例1にスクロース2
%を打錠前に混合したもの(実施例6)である。打錠条
件等は実験1と同じとした。 結果 結果を表7に示す。
添加した実施例6に圧縮性改善効果は認められなかっ
た。添加剤は造粒前に添加されることによってその効果
を発揮することが明らかとなった。
改善効果が、ビタミンB1においても認められるかどう
かについて検討を行った。 方法 ビタミンB1の95%含有試料(HPMC3%、グルコ
ース2%)(実施例7)についてその圧縮性を、比較例
6(97%品 HPMC3%)と比較した。造粒条件等
は実験1と同じにした。 結果 結果を表8に示す。
することにより、L−アスコルビン酸で認められたと同
様の圧縮性改善効果が認められた。
改善効果が、ビタミンB6においても認められるかどう
かについて検討を行った。 方法 ビタミンB6の95%含有試料(HPMC3%、グルコ
ース2%)(実施例8)についてその圧縮性を、比較例
7(97%品 HPMC3%)と比較した。造粒条件等
は実験1と同じにした。 結果 結果を表9に示す。
することにより、L−アスコルビン酸で認められたと同
様の圧縮性改善効果が認められた。
特に錠剤にすることにより機械的強度(硬度)の高い、
また、障害打錠が少なく、また容易に崩壊するため、幅
広い分野に用いることができる。
Claims (14)
- 【請求項1】 水溶性ビタミン類約90〜99.8重量
%を含有し、高分子結合剤と、単糖類、二糖類、糖アル
コール、デキストリンおよび有機酸からなる群から選ば
れる少なくとも一種の添加剤とを含有してなることを特
徴とする水溶性ビタミン組成物。 - 【請求項2】 添加剤が、単糖類、二糖類および糖アル
コールから選択される請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 添加剤が、有機酸(水溶性ビタミン類は
除く)から選択される請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 添加剤が、アスコルビン酸、イソアスコ
ルビン酸またはその塩である請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 添加剤が、デキストリンである請求項1
記載の組成物。 - 【請求項6】 水溶性ビタミン類がL−アスコルビン酸
である請求項1〜5いずれか1項記載の組成物。 - 【請求項7】 高分子結合剤溶液で水溶性ビタミン類を
被覆しつつ、造粒することを特徴とする請求項1記載の
組成物の製造法。 - 【請求項8】 高分子結合剤の溶液で、水溶性ビタミン
類と、添加剤との混合物を被覆しつつ、造粒する請求項
7記載の製造法。 - 【請求項9】 高分子結合剤と、添加剤との溶液で、水
溶性ビタミン類を被覆しつつ、造粒する請求項7記載の
製造法。 - 【請求項10】 造粒を流動層造粒法で行う請求項7〜
9いずれか1項記載の製造法。 - 【請求項11】 造粒を噴霧乾燥法で行う請求項7〜9
いずれか1項記載の製造法。 - 【請求項12】 造粒を練合法で行う請求項7〜9いず
れか1項記載の製造法。 - 【請求項13】 造粒を転動造粒法で行う請求項7〜9
いずれか1項記載の製造法。 - 【請求項14】 請求項1記載の組成物を用いて得られ
る水溶性ビタミン類の錠剤。
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