JPH1076984A - 電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造 - Google Patents

電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造

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JPH1076984A
JPH1076984A JP8335978A JP33597896A JPH1076984A JP H1076984 A JPH1076984 A JP H1076984A JP 8335978 A JP8335978 A JP 8335978A JP 33597896 A JP33597896 A JP 33597896A JP H1076984 A JPH1076984 A JP H1076984A
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栄 遠藤
Masaaki Yamaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クランクペダルによる踏力をアシストする電動
モータと、該電動モータに電力を供給すべく電池集合体
がバッテリケースに収納されて成るバッテリとが車体フ
レームに搭載される電動補助自転車において、バッテリ
の脱着作業を極めて容易に行い得るようにする。 【解決手段】バッテリ40の挿脱方向を上下方向として
該バッテリ40を挿脱可能に収納するバッテリ収納ケー
ス39が、車体フレームの前端のヘッドパイプに取付け
られたバスケット38の背面部、ならびにシートの後方
のリヤキャリア上に取付けられたバスケットの前面部の
少なくとも一方に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランクペダルに
よる踏力をアシストする電動モータと、該電動モータに
電力を供給すべく電池集合体がバッテリケースに収納さ
れて成るバッテリとが車体フレームに搭載される電動補
助自転車に関し、特にバッテリの搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる電動補助自転車は、たとえ
ば特開平6−237535号公報および特開平7−40
878号公報等により既によく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電動補助自転車では、バッテリが、シートの下方のシー
トポスト後方側に固定配置された収納ボックス内に収納
されている。このため、充電するためにバッテリを収納
ボックスから取外したり、充電後のバッテリを収納ボッ
クス内に収納する作業を行なう際に、その作業の邪魔に
ならないようにシートを回動させる必要があり、作業性
に優れているとは言い難い。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、バッテリの脱着作業を極めて容易に行い得る
ようにした電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、クランクペダルによる踏力
をアシストする電動モータと、該電動モータに電力を供
給すべく電池集合体がバッテリケースに収納されて成る
バッテリとが車体フレームに搭載される電動補助自転車
において、バッテリの挿脱方向を上下方向として該バッ
テリを挿脱可能に収納するバッテリ収納ケースが、車体
フレームの前端のヘッドパイプに取付けられたバスケッ
トの背面部、ならびにシートの後方のリヤキャリア上に
取付けられたバスケットの前面部の少なくとも一方に配
置されることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、電動補助自転車
からのバッテリの取外し、ならびに電動補助自転車への
取付けを、バスケットへの荷物の挿脱操作と同様の極め
て簡単な操作で容易に行なうことができる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、バッテリ収納ケース
が、バッテリを挿脱可能に収納すべく上方に開放した収
納ケース本体と、該収納ケース本体の上端開口部を開閉
可能に閉じる蓋とで構成され、バッテリケースの上面に
は残量表示計が設けられ、前記蓋には、収納ケース本体
の上端開口部を閉じた状態で前記残量表示計を上方から
視認するための窓が設けられることにより、自転車搭乗
者がバッテリ残量を極めて容易に確認することができ
る。
【0008】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、収納ケース本体
が、該収納ケース本体内に挿入されたバッテリを蓋の開
放状態で前後に傾動させ得る形状に形成され、蓋には、
その閉鎖時に前記バッテリに接触して該バッテリを収納
ケース本体内で前後いずれか一方に傾動させる方向に押
圧する押圧部が設けられ、前記蓋の閉鎖によるバッテリ
の傾動に応じて相互に係合する係合突部および係止凹部
の一方が収納ケース本体に設けられ、係合突部および係
止凹部の他方がバッテリに設けられることにより、蓋の
閉鎖状態で係合突部が係止凹部に係合され、収納ケース
本体内のバッテリが上下に振動することを有効に規制す
ることが可能となる。
【0009】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
3記載の発明の構成に加えて、前記蓋の閉鎖に伴ってバ
ッテリに作用する押圧方向とは逆方向にバッテリを弾発
付勢するが、蓋の閉鎖時に前記係合突部および係止凹部
が相互に係合する位置までバッテリが傾動することを許
容する弾発部が、収納ケース本体に対するバッテリの挿
脱時に該バッテリに設けられた係合突部あるいは係止凹
部が描く軌跡から外れた位置で収納ケース本体に設けら
れることにより、蓋の開放時に係合突部および係止凹部
の相互係合を解除する方向に弾発部からバッテリに弾発
力が作用し、バッテリに設けられた係合突部あるいは係
止凹部と弾発部との干渉を回避しつつ、収納ケース本体
に対するバッテリの挿脱を容易とすることができる。
【0010】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1ないし4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、収
納ケース本体は、前後に分割可能な前部および後部ケー
ス半体が相互に締結されて構成され、前部および後部ケ
ース半体のいずれか一方には、両ケース半体の両側接合
部を上下方向に沿うほぼ全長にわたって外側方から覆う
カバー壁が一体に設けられることにより、両ケース半体
の接合部を外方から視認することができず、外観を優れ
たものとすることができる。
【0011】さらに請求項6記載の発明によれば、上記
請求項1ないし5のいずれかに記載の発明の構成に加え
て、バスケットの両側に、バッテリ収納ケースの一部を
収納させる凹部を相互間に形成してバッテリ収納ケース
の両側に膨出した膨出部が一体に設けられ、それらの膨
出部が、車体フレームに固定される支持フレーム側にそ
れぞれ締結されることにより、支持フレームへのバスケ
ットの締結部をバスケット内に収納される荷物と干渉し
ない位置に配置することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0013】図1ないし図16は本発明の第1実施例を
示すものであり、図1は電動補助自転車の側面図、図2
はモータユニットの拡大縦断側面図、図3は図1の3矢
視平面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の
5−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は
バッテリ収納ケース開放状態での図6に対応する断面
図、図8はバッテリの正面図、図9は図8の9矢視側面
図、図10はバッテリの内部構成を簡略化して示す図、
図11は図4の11−11線断面図、図12は図4の1
2−12線断面図、図13は充電器の平面図、図14は
図13の14−14線断面図、図15は図13の15−
15線断面図、図16は充電器の内部構成を簡略化して
示す図である。
【0014】先ず図1において、この電動補助自転車
は、側面視で略U字状をなす車体フレーム21を備え、
該車体フレーム21の前端のヘッドパイプ22にフロン
トフォーク23が操向可能に支承され、該フロントフォ
ーク23の下端に前輪WF が軸支され、フロントフォー
ク23の上端にバーハンドル24が設けられる。また車
体フレーム21の下部には、電動モータ30を有するモ
ータユニット31が設けられており、該モータユニット
31の後部上方で車体フレーム21から後下がりに延び
るとともにモータユニット31の後方では略水平に延出
される左、右一対のリヤフォーク25…間に後輪WR
軸支され、両リヤフォーク25…および車体フレーム2
1の後部間には左、右一対のステー26…が設けられ
る。さらに車体フレーム21の後部には、上端にシート
27を備えるシートポスト28が、シート27の上下位
置を調整可能として装着されており、シート27の後方
側にはリヤキャリア29が固定配置される。
【0015】図2を併せて参照して、モータユニット3
1のケーシング135は、車体フレーム21の下部に設
けられた一対のハンガ部21a,21bにボルト13
6,137により結合され、両端にクランクペダル3
2,32をそれぞれ有するクランク軸33が該ケーシン
グ135で回転自在に支承される。このクランク軸33
から動力を伝達可能であるとともに前記電動モータ30
からのアシスト力をも作用させ得る駆動スプロケット3
4と、後輪WR の車軸に設けられた被動スプロケット3
5とに無端状のチェーン36が巻掛けられる。
【0016】電動モータ30および前記駆動スプロケッ
ト34間に設けられる動力伝達系138がケーシング1
35内に収納されており、該動力伝達系138は、電動
モータ30の回転軸30aに固着された駆動ギヤ139
と、回転軸30aと平行な軸線を有してケーシング13
5に回転自在に支承された第1アイドル軸140の一端
に固着されて前記駆動ギヤ139に噛合される第1中間
ギヤ141と、第1アイドル軸140に一体に設けられ
る第2中間ギヤ142と、第2中間ギヤ142に噛合さ
れる第3中間ギヤ143と、第1アイドル軸140と平
行な軸線を有してケーシング135に回転自在に支承さ
れるとともに第3中間ギヤ143と同軸に配置される第
2アイドル軸144と、第3中間ギヤ143および第2
アイドル軸144間に設けられる一方向クラッチ145
と、第2アイドル軸144に一体に設けられる第4中間
ギヤ146と、第4中間ギヤ146に噛合される被動ギ
ヤ147とを備え、該被動ギヤ147は駆動スプロケッ
ト34に結合される。
【0017】このような動力伝達系138では、電動モ
ータ30の作動に伴なうトルクが減速されて駆動スプロ
ケット34に伝達されるが、電動モータ30の作動が停
止したときには、一方向クラッチ145の働きにより第
2アイドル軸144の空転が許容され、クランクペダル
32,32の踏力による駆動スプロケット34の回転が
妨げられることはない。
【0018】またクランク軸33および駆動スプロケッ
ト34間には、図示しない動力伝達系が設けられてお
り、該動力伝達系は、入力ペダル32,32による入力
トルクに応じて捩じれるトーションバーを備えるととも
に、クランクペダル32,32を踏んでクランク軸33
を正転させたときの入力トルクを駆動スプロケット34
に伝達可能とするとともにクランク軸33を逆転させた
ときにはクランク軸33の逆転を許容するようにした一
方向クラッチを備えるものである。
【0019】電動モータ30の作動は、図1で示すよう
にモータユニット31の前方側で車体フレーム21の下
部に固定的に支持されたコントローラ37で制御される
ものであり、該コントローラ37は、電動モータ30の
回転数および入力ペダル32,32による入力トルクに
基づいて電動モータ30の作動を制御する。而して、図
2で明示するように、電動モータ30の回転数を検出す
べく、該電動モータ30の回転軸30aには、外周に突
部148aを有するリラクタ148が固定され、ケーシ
ング135には、突部148aを検出してリラクタ14
8すなわち電動モータ30の回転数を検出する電磁ピッ
クアップ式のセンサ149が取付けられる。またクラン
ク軸33および駆動スプロケット34間の動力伝達系に
おける前記トーションバーの捩れ量を検出する手段(図
示せず)により、入力ペダル32,32による入力トル
クが検出される。
【0020】ヘッドパイプ22にはバスケット38が取
付けられる。しかも該バスケット38の背面部に配置さ
れるバッテリ収納ケース39も前記ヘッドパイプ22に
取付けられており、電動モータ30に電力を供給するた
めのバッテリ40がバッテリ収納ケース39に挿脱可能
に収納される。
【0021】ところで、車体フレーム21の大部分はカ
バー41で覆われており、該カバー41の上部に、バッ
テリ40からコントローラ37および電動モータ30に
電力を供給するためのメインスイッチ42が配設され
る。
【0022】図3ないし図7を併せて参照して、バスケ
ット38の背面には凹部38aが設けられており、バッ
テリ収納ケース39は、該凹部38aに一部を収納させ
るようにしてバスケット38の背面部に配置される。
【0023】バッテリ収納ケース39は、バッテリ40
の挿脱方向を、バスケット38への荷物の挿脱方向と同
一の上下方向として該バッテリ40を挿脱可能に収納す
べく構成されるものであり、バッテリ40を挿脱可能に
収納すべく上方に開放した収納ケース本体44と、該収
納ケース本体44の上端開口部を開閉可能に閉じる蓋4
5とから成り、蓋45は、一対の枢軸46,46を介し
て収納ケース本体44の上端背面部に連結される。
【0024】ヘッドパイプ22には、前方側に延びるブ
ラケット47が取付けられており、このブラケット47
に取付けられる支持フレーム48にバッテリ収納ケース
39の収納ケース本体44が固定的に支持され、支持フ
レーム48と該支持フレーム48に締結される一対の取
付ステー49,49とでバスケット38が固定的に支持
される。
【0025】支持フレーム48は、車体フレーム21の
左右方向にほぼ水平に延びる上支持杆部48aと、上支
持杆部48aから下方に間隔をあけた位置で車体フレー
ム21の左右方向にほぼ水平に延びる下支持杆部48b
と、上支持杆部48aおよび下支持杆部48bの両端間
をそれぞれ結んで上下方向に延びる連結杆部48c,4
8cと、両連結杆部48c,48cの下端に両端を連な
らせてバスケット38の底部を支持すべく前方側に延設
される略U字状の前方延長部48dと、上支持杆部48
aおよび下支持杆部48b間に設けられる取付板部48
eと、上支持杆部48aの両端および両連結杆部48
c,48cの連設部にそれぞれ設けられる上支持板部4
8f,48fと、前方延長部48dの前端に設けられる
下支持板部48gとを備える。而して両連結杆部48
c,48cおよび前方延長杆部48dは、一本のパイプ
を曲げ加工して成り、パイプから成る上支持杆部48a
の両端部に両連結杆部48c,48cの上端部が溶接さ
れ、パイプから成る下支持杆部48bの両端が両連結杆
部48c,48cの中間部に溶接される。また取付板部
48eは2組のボルト50…およびナット51…により
ブラケット47に締結される。
【0026】バッテリ収納ケース39の収納ケース本体
44における背面には、支持フレーム48における下支
持杆部48bに上方から係合すべく略J字状に形成され
る一対の係合部52,52と、支持フレーム48におけ
る上支持板部48f,48fに外方側から対向する一対
のステー53,53とが一体に設けられる。また一対の
取付ステー49,49は、前端部を直角に屈曲させた略
L字形に形成されており、これらの取付ステー49,4
9の後端部と、収納ケース本体44のステー53,53
とが、一対ずつ2組のねじ部材54,54によって上支
持板部48f,48fにそれぞれ締結される。
【0027】後端部が上支持板部48f,48fに締結
された取付ステー49,49は、収納ケース本体44を
貫通して該収納ケース本体44の前方にまで延設され
る。すなわち収納ケース本体44の後壁および前壁に
は、一対ずつ2組の矩形状の孔55…,56…が設けら
れ、それらの孔55…,56…を貫通して取付ステー4
9,49が前方に延設される。しかも両取付ステー4
9,49の前端部には、それらの取付ステー49,49
の前端間にわたるクロスメンバー57の両端とともに、
バスケット38の背面がねじ部材58,58により締結
される。またバスケット38の底部は、支持フレーム4
8の下支持板部48gにねじ部材59によって締結され
る。
【0028】図8ないし図10において、バッテリ40
は、多数のNi−Cd電池60…が直列に接続されて成
る電池集合体61がバッテリケース62内に収納されて
構成される。而してバッテリケース62は、前部ケース
半体63および後部ケース半体64が相互に結合されて
成るものであり、バッテリ収納ケース39における収納
ケース本体44に、挿脱方向を上下方向として収納すべ
く偏平な矩形の箱形に形成される。
【0029】バッテリケース62の上面には、後部ケー
ス半体64に連なる把持部65がバッテリケース62の
幅方向中央部で上方に隆起して設けられるとともに、シ
ャント抵抗66(図10参照)を内蔵した残量表示計6
7が把持部65よりも一側に寄って設けられる。また残
量表示計67の上面には、該残量表示計67に表示作動
を行なわせるための押しボタン68が、その操作方向を
上下方向として配設される。
【0030】ところで、バッテリ収納ケース39におけ
る蓋45の前部には、バッテリ40を図7で示すように
挿脱すべく蓋45を開放したときに、バッテリ40の把
持部65を握った指Fが蓋45に引っ掛かることがない
ように、切欠き部45aが設けられる。また蓋45に
は、収納ケース本体44の上端開口部を閉じた状態で前
記残量表示計67を上方から視認することを可能とする
とともに押しボタン68の操作を可能とするための窓6
9が設けられる。
【0031】蓋45には、収納ケース本体44の前面側
上部に設けられた係止孔73に係合する状態およびその
係合を解除する状態をキー71によって切換可能な錠止
手段72が設けられており、バッテリ40を収納した収
納ケース本体44の上端開口部を閉じた状態に在る蓋4
5を錠止手段72でロックすることができる。また蓋4
5の内面には弾性部材74が貼着されており、バッテリ
40を収納した収納ケース本体44の上端開口部を蓋4
5で閉じたときに、弾性部材74がバッテリ40の把持
部65に当接することにより、バッテリ収納ケース39
内でバッテリ40が弾性保持される。これにより、走行
状態でのバッテリ収納ケース39内でのバッテリ40の
振動を有効に吸収し、バッテリ40と後述の放電端子8
9,90との安定した接続を保持することができる。
【0032】図11および図12を併せて参照して、バ
ッテリ40は、第1〜第3接続端子75,76,77を
備えており、第1接続端子75はシャント抵抗66を介
して電池集合体61のマイナス端子側に接続され、第2
接続端子76は電池集合体61のプラス端子側に接続さ
れ、第3接続端子77は、電池集合体61の温度検出の
ためのサーミスタ78を介して電池集合体61のマイナ
ス端子側に接続される。
【0033】バッテリ40におけるバッテリケース62
の前面側すなわち前部ケース半体63には、その幅方向
中央部で前方側に突出したガイド部79が上下方向に延
びて設けられており、バッテリケース62の底壁面62
aと、前記ガイド部79の前壁面すなわちバッテリケー
ス62の前壁面62bとが交わる角部に対応して前記各
接続端子75,76,77がバッテリケース62内に配
設される。
【0034】第1接続端子75は、後端側を固定されて
バッテリケース62の底部内面に弾発的に当接する平板
状の端子板80と、端子板80の下面にリベット結合さ
れる放電接点75aと、端子板80の前端部に略直角に
連設されてバッテリケース62の前部内面に弾発的に当
接される平板状の充電接点75bとを有して、比較的幅
広の略L字状に形成されるものであり、放電接点75a
は銀接点であり、また充電接点75bには、Ni(ある
いは銀)メッキが施される。
【0035】この第1接続端子75は、ガイド部79の
幅方向一側に対応する位置に配置され、バッテリケース
62の底壁には、放電接点75aを底壁面62aに臨ま
せる円形の開口部81が設けられ、ガイド部79には、
充電接点75bを前壁面62bに臨ませるスリット82
が上端を閉じるとともに下端を開放するようにして上下
に長く設けられる。
【0036】第2接続端子76は、放電接点76aおよ
び充電接点76bを有して、上記第1接続端子75と同
様に略L字形ではあるが第1接続端子75よりも幅を狭
くして形成される。この第2接続端子76は、ガイド部
79の幅方向他側に対応する位置に配置され、バッテリ
ケース62の底壁には、放電接点76aを底壁面62a
に臨ませる円形の開口部(図示せず)が設けられ、ガイ
ド部79には、充電接点76bを前壁面62bに臨ませ
るスリット83が上端を閉じるとともに下端を開放する
ようにして上下に長く設けられる。
【0037】第3接続端子77は、上記第1接続端子7
5および第2接続端子76と同様に略L字形に形成され
るものの、バッテリケース62の底壁面62aに臨む接
点を有することはなく、第1接続端子75および第2接
続端子76間に対応してバッテリケース62内に配置さ
れ、ガイド部79には、第3接続端子77を前壁面62
bに臨ませるスリット84が上端を閉じるとともに下端
を開放するようにして上下に長く設けられる。
【0038】またスリット82,84間、ならびにスリ
ット83,84間には、上端を閉じるとともに下端を開
放して上下に長く延びるガイド溝85,85が設けられ
ており、ガイド部79の内面側下部には、それらのガイ
ド溝85,85に下方からそれぞれ嵌合してバッテリ4
0の収納ケース本体44内での幅方向位置を定める嵌合
突部86…が設けられる。
【0039】収納ケース本体44の底部には端子箱88
が取付けられており、該端子箱88には、バッテリ収納
ケース39に収納されたバッテリ40における第1接続
端子75の放電接点75aに接続される第1放電端子8
9と、第2接続端子76の放電接点76aに接続される
第2放電端子90とが配設される。
【0040】収納ケース本体44の底部には、第1接続
端子75の放電接点75aを臨ませてバッテリケース6
2の底壁に設けられている開口部81に対応した開口部
91が設けられており、端子箱88には、上端部を前記
開口部91に嵌合せしめるとともに下端に端板93を有
する有底円筒状の端子支持部92が設けられる。第1放
電端子89は、棒状に形成されており、端板93を軸方
向移動自在に貫通して端子支持部92内に同軸に配置さ
れる。しかも端子支持部92内に摺動自在に嵌合される
リテーナ94が第1放電端子89の中間部に固定されて
おり、このリテーナ94と、端板93の内面に当接した
ワッシャ97との間に、ばね95が縮設される。これに
より、第1放電端子89は、その上端を第1接続端子7
5の放電接点75aに接触させる方向に弾発付勢され、
第1放電端子89の下端部には、端板93の下面に当接
して第1放電端子89の上動限を規制する止め輪96が
嵌着される。
【0041】このような第1放電端子89の端子箱88
への配設構造によれば、収納ケース本体44内にバッテ
リ40が収納されたときに、第1接続端子75の放電接
点75aに第1放電端子89の上端が弾発的に当接され
ることになり、走行時のバッテリ40の振動に対して、
放電接点75aおよび第1放電端子89の当接を有効に
保持することができる。
【0042】また第2放電端子90も、上記第1放電端
子89と同様の構造で端子箱88に配設されており、収
納ケース本体44内にバッテリ40が収納されたとき
に、第2接続端子76の放電接点76aに第2放電端子
90の上端が弾発的に当接され、走行時のバッテリ40
の振動に対して、放電接点76aおよび第2放電端子9
0の当接が有効に保持される。
【0043】上記第1および第2放電端子89,90
は、電動モータ30に電力を供給するためのコードにそ
れぞれ連なるものであり、それらのコードが端子箱88
から引き出される。而して端子箱88の両側方をカバー
して該端子箱88が外部から見え難くするために、収納
ケース本体44の下端両側には、下方に延びるカバー部
44a,44aが一体に設けられ、外観を美しく見せる
ことができる。
【0044】図13ないし図15において、バッテリ収
納ケース39から取出されたバッテリ40に充電するた
めの充電器100は、バッテリ40のバッテリ収納ケー
ス39への挿脱方向と同一方向、すなわち上下方向を着
脱方向としてバッテリ40を装着可能である。
【0045】この充電器100の器体101は、平坦な
床面99に載置されるものであり、該床面99からの高
さを比較的低くした低位部102と、前記床面99から
の高さを低位部102よりも高くして低位部102に連
設される高位部103とを有して合成樹脂から成るもの
であり、バッテリ40の幅よりも幅を狭くした略矩形の
箱状に形成される。
【0046】高位部103には、低位部102側で上下
に延びる側面104と、該側面104に対向して上下に
延びる側面105と、それらの側面104,105の下
端を連結する水平な底面106とで、上方および両側方
を開放した装着溝107が形成されており、該装着溝1
07には、その上方からバッテリ40を装着可能であ
る。しかも装着溝107にバッテリ40を装着したとき
に、該バッテリ40の上面に配置されている残量表示計
67の押しボタン68が少なくとも底面106に対応す
る位置に在るように、底面106の寸法が設定される。
【0047】装着溝107の前記両側面104,105
は、該装着溝107へのバッテリ40の装着を容易とす
べく上方に向かうにつれて相互に離反するように傾斜し
てテーパ状に形成されている。また装着溝107への装
着状態に在るバッテリ40の前面に対向する側面104
の下部には、バッテリ40の前面に在るガイド部79の
両側で該バッテリ40の前面に接触し得る一対のリブ1
08,108が上下方向に長くして突設される。さらに
装着溝107への装着状態に在るバッテリ40の後面に
対向する側面105には、該バッテリ40の後面に接触
し得る複数たとえば3個のリブ109…が側面105の
上下両端間にわたって突設される。これらのリブ108
…,109…も、前記両側面104,105と同様に上
方に向かうにつれて外側方に傾斜したテーパ状に形成さ
れるのであるが、両側面104,105の傾斜角よりも
傾斜角が小さく設定される。したがって、両側面10
4,105および各リブ108…,109…が傾斜して
いることによってバッテリ40の装着溝107の装着お
よび抜出しが容易となるとともに、両側面104,10
5の傾斜角よりも傾斜角が小さく設定されたリブ108
…,109…でバッテリ40の前、後両面が有効に支持
されることになり、バッテリ40の装着溝107内での
前、後方向のがたつきが防止される。
【0048】さらに前記側面104には、バッテリ40
におけるバッテリケース62に突出して設けられたガイ
ド部79を上方から挿脱可能なガイド凹部110が上方
に開放して設けられており、このガイド凹部110の上
部両側面110a,110aは、該ガイド凹部110へ
のガイド部79の挿入を容易とすべく上方に向かうにつ
れて相互に離反するように傾斜してテーパ状に形成され
る。
【0049】ガイド凹部110には、バッテリ40にお
ける前面のガイド溝85,85に嵌合する嵌合突部11
1,111が突設されており、これらの嵌合突部11
1,111のガイド溝85,85への嵌合により、バッ
テリ40の装着溝107内での幅方向のがたつきが防止
される。
【0050】図16において、充電器100は、接続コ
ネクタ114を介して交流電源に接続される電源回路1
15、マイクロコンピュータから成る制御回路116、
ドライブ回路117、MOS−FET118、トランジ
スタ119、ダイオード120等を備える。
【0051】電源回路115の一端には第1充電端子1
21が接続され、電源回路115の他端には、MOS−
FET118、トランジスタ119およびダイオード1
20を介して第2充電端子122が接続される。制御回
路116は、MOS−FET118のゲートに接続され
るトランジスタ125を有するものであり、該トランジ
スタ125のベースはサーミスタ端子123に接続され
る。この制御回路116から電源回路115には電流切
換のための制御信号が入力され、また第2充電端子12
2の電圧信号が制御回路116に入力される。さらにド
ライブ回路117の出力端は、トランジスタ119の導
通・遮断を制御すべく該トランジスタ119のベースに
接続されるものであり、このドライブ回路117の入力
端にはバッテリ検出端子124が接続される。
【0052】ところで、器体101における高位部10
3の装着溝107よりも低位部102側の部分ならびに
低位部102には、装着溝107に装着されたバッテリ
40の下部の側方に位置するようにして基板113が収
納配置されており、この基板113上に、図16で示し
た各電気部品が装着される。而して基板113が装着溝
107に装着されたバッテリ40の下部の側方に位置す
るようにして器体101に配設されることにより、充電
器100へのバッテリ40の装着位置を極力低くするこ
とが可能であり、それにより、充電器100へのバッテ
リ40の装着状態を安定化することができる。
【0053】装着溝107の側面104に設けられてい
るガイド凹部110の下部には、バッテリ40における
前面の各スリット82,83,84にそれぞれ嵌合する
突部126,127,128が突設される。而して第1
充電端子121およびバッテリ検出端子124は、それ
ぞれワイヤから成るものであり、装着溝107にバッテ
リ40が装着されたときに第1接続端子75の充電端子
75bに弾発的に摺接するように、両端子121,12
4の屈曲部が突部126に設けられた開口部129から
突出せしめられる。またワイヤから成る第2充電端子1
22は、装着溝107にバッテリ40が装着されたとき
に第2接続端子76の充電端子76bに弾発的に摺接す
るように、突部127から突出せしめられ、さらにワイ
ヤから成るサーミスタ端子123は、装着溝107にバ
ッテリ40が装着されたときに第3接続端子77に弾発
的に摺接するように突部128から突出せしめられる。
【0054】ところで、バッテリ40の充電を充電器1
00への装着によって充電する場合について説明して来
たが、バッテリ40に直流電源に連なるコネクタを接続
して充電することが望まれる場合もあり、そのような場
合に対応して、図9の破線で示すようにバッテリ40の
バッテリケース62における上部内側面に開口部を開口
し易くするための凹部130を予め設けておき、図8の
鎖線で示すようにコネクタ131を前記凹部130に対
応してバッテリケース62内に設けることも可能であ
る。
【0055】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、ヘッドパイプ22に取付けられたバスケット38
の背面部にはバッテリ収納ケース39が固定配置されて
おり、このバッテリ収納ケース39に、挿脱方向を上下
方向としてバッテリ40が挿脱可能に収納されるので、
電動補助自転車からのバッテリ40の取り外し、ならび
に電動補助自転車への取付けを、バスケット38への荷
物の挿脱と同様に極めて容易に行なうことができる。
【0056】しかもバッテリ40におけるバッテリケー
ス62の上面には残量表示計67が設けられており、バ
ッテリ収納ケース39における蓋45には、残量表示計
67を上方から視認するための窓69が設けられている
ので、自転車搭乗者がシート27に腰掛けた状態でも残
量表示計67を容易に視認することができ、バッテリ4
0の残量の確認が容易である。また押しボタン68を押
圧操作したときのみ、残量表示系67で残量表示がなさ
れるので、残量表示計67で無駄な電力を消費すること
がなく、運転時に目障りになることもない。
【0057】またバッテリ40に設けられている第1お
よび第2接続端子75,76は、放電時にも充電時にも
用いられるものであり、放電時専用および充電時専用の
接続端子を設けたものに比べると、部品点数の低減なら
びにバッテリケース62内の配線構造単純化を図ること
ができる。
【0058】ところで、バッテリ40からの放電すなわ
ち電動モータ30への給電時に流れる電流が比較的大で
あるのに対し、バッテリ40への充電時に流れる電流は
比較的小である。このため、放電時および充電時に第1
および第2接続端子75,76の同一個所に電気的接続
がなされるものである場合には、両接続端子75,76
を電気容量の大きなものに設定しておき、充電器100
側の充電端子も電気容量の大きなものに設定しておく必
要がある。しかるに、第1および第2放電端子89,9
0が接続される放電接点75a,76aと、第1および
第2充電端子121,122が接続される充電接点75
b,76bとが、第1および第2接続端子75、76の
相互に異なる部位に設けられているので、放電および充
電時に第1および第2接続端子75,76を共用化して
も、放電および充電時に必要な電気的特性を満足するこ
とができる。すなわち大電流が流れる放電時には、銀接
点から成る放電接点75a,76aと、第1および第2
放電端子89,90とが押圧方向を同軸方向として弾発
接触することにより、接触時の摩耗を少なくして大電流
が流れることに対応することができ、また小電流が流れ
る充電時には、ワイヤから成る第1および第2充電端子
121,122がバッテリ40の挿入時に充電接点75
b,76bをワイピングして充電接点75b,76bの
表面の塵埃等を拭掃するようにし、接触不良を生じない
構造として小電流が流れることに対応することができ
る。
【0059】また第1および第2接続端子75、76の
放電接点75a,76aがバッテリ40におけるバッテ
リケース62の底壁面62aに臨んで配設されるのに対
し、充電接点75b,76bは、底壁面62aと直交す
る前壁面62bに臨んで配設されるものであるので、放
電時および充電時に誤接続が生じることを防止すること
ができる。
【0060】バッテリ40は、車体搭載時のバッテリ収
納ケース39への挿脱方向と同一方向すなわち上下方向
を着脱方向として充電器100に装着されるものであ
り、その充電器100への装着により、充電がなされる
ので充電時の接続作業を不要として充電作業を容易とす
ることができる。
【0061】さらに充電器100への装着時にバッテリ
40の自重が作用する壁面すなわち装着溝107の底面
106とは異なる壁面である側面104に、各端子12
1〜124が配設され、バッテリ40の前面側に臨む充
電接点75b,76bおよび第3接続端子77に前記各
端子121〜124が接続されるので、比較的重いバッ
テリ40の自重を前記端子121〜124に及ぼすこと
を回避して、充電器100の各端子121〜124を軽
量コンパクトなものとして構成することができる。
【0062】またバッテリ40の上面には、残量表示計
67が設けられており、充電器100へのバッテリ40
の装着時に残量表示計67を上方から視認することがで
きる。しかも残量表示計67を表示作動せしめるための
押しボタン68はその操作方向が上下方向であるので、
該押しボタン68への押圧力により前記各端子121〜
122に接触解除方向の力が及ぶことはない。
【0063】図17ないし図24は本発明の第2実施例
を示すものであり、図17はバスケットおよびバッテリ
収納ケースの平面図、図18は図17の18−18線断
面図、図19は図18の19−19線断面図、図20は
図18の20−20線断面図、図21は図18の21−
21線拡大断面図、図22は図19の22−22線拡大
断面図、図23は蓋開放状態での図20に対応する断面
図、図24は図18の24−24線拡大断面図である。
【0064】これらの図17ないし図24において、ヘ
ッドパイプ22にはバスケット238が取付けられる。
しかも該バスケット238の背面部に配置されるバッテ
リ収納ケース239も前記ヘッドパイプ22に取付けら
れており、電動モータ30(図1および図2参照)に電
力を供給するためのバッテリ240がバッテリ収納ケー
ス239に挿脱可能に収納される。
【0065】バスケット238の後部両側には、バッテ
リ収納ケース239の一部を収納させる凹部238aを
相互間に形成するようにしてバッテリ収納ケース239
の両側に膨出した膨出部238b,238bが一体に設
けられる。
【0066】バッテリ収納ケース239は、バッテリ2
40の挿脱方向を、バスケット238への荷物の挿脱方
向と同一の上下方向として該バッテリ240を挿脱可能
に収納すべく構成されるものであり、バッテリ240を
挿脱可能に収納すべく上方に開放した収納ケース本体2
44と、該収納ケース本体244の上端開口部を開閉可
能に閉じる蓋245とから成り、蓋245は枢軸246
を介して収納ケース本体244の上端部背面部に連結さ
れる。
【0067】ヘッドパイプ22には、前方側に延びるブ
ラケット47が取付けられており、このブラケット47
に取付けられる支持フレーム248にバッテリ収納ケー
ス239の収納ケース本体244が固定的に支持され、
支持フレーム248と該支持フレーム248に締結され
るステー249とでバスケット238が固定的に支持さ
れる。
【0068】支持フレーム248は、車体フレーム21
(図1参照)の左右方向にほぼ水平に延びる上支持杆部
248aと、上支持杆部248aから下方に間隔をあけ
た位置で車体フレーム21の左右方向にほぼ水平に延び
る下支持杆部248bと、上支持杆部248aおよび下
支持杆部248bの両端間をそれぞれ結んで上下方向に
延びる連結杆部248c,248cと、両連結杆部24
8c,248cの下端からバスケット238の底部を支
持すべく相互に近接する方向で斜め前方に延設される前
方延長部248d,248dと、上支持杆部248aお
よび下支持杆部248b間に設けられる取付板部248
eと、両連結杆部48c,48cの上端部にそれぞれ設
けられる上支持板部248f,248fと、前方延長部
248d,248dの前端間に設けられる前方支持板部
248gと、下支持杆部248bの両端および両連結杆
部248c,248cの連設部にそれぞれ設けられる下
支持板部248h,248hとを備える。
【0069】上支持杆部248a、両連結杆部248
c,248cおよび前方延長杆部248d,248d
は、一本のパイプを曲げ加工して成り、パイプから成る
下支持杆部248bの両端が両連結杆部248c,24
8cの下部に溶接される。また取付板部248eは2組
のボルト250…およびナット251…によりブラケッ
ト47に締結される。
【0070】バッテリ収納ケース239の収納ケース本
体244は、たとえば合成樹脂から成る前部ケース半体
241と、後部ケース半体242とが前後に分割するこ
とを可能として相互に締結されて成るものであり、上方
を開放した箱形に形成される。前部ケース半体241の
後部両側には、外側方に張出したフランジ部241a,
241aが上下に延びて一体に設けられる。一方、後部
ケース半体242の前部両側における上部には、フラン
ジ部241a,241aの後面に対向するフランジ部2
42a,242aが設けられる。また前部ケース半体2
41および後部ケース半体242の下部には相互に対向
するフランジ部241b,242bがそれぞれ一体に設
けられる。
【0071】ところで、前部ケース半体241の前面上
部形状にほぼ対応した形状を有して車体フレーム21の
幅方向に沿って延びる金属製のステー249が、前部ケ
ース半体241の前面に接触するようにして配置されて
おり、該ステー249の両端と、支持フレーム248の
上支持板部248f,248fとの間に、相互に接触し
たフランジ部241a,241a;242a,242a
が挟まれる。而してボルト252,252およびナット
253,253により、ステー249の両端および上支
持板部248f,248fが締結されることにより、ス
テー249が支持フレーム248に固定されるととも
に、相互に締結されたフランジ部241a,241a;
242a,242aが支持フレーム248に固定的に支
持されることになる。また相互に当接したフランジ部2
41b,242bは、ボルト254,254およびナッ
ト255…により、支持フレーム248の下支持板部2
48h,248hにそれぞれ締結される。
【0072】このようにして前部ケース半体241およ
び後部ケース半体242は、相互に締結されて収納ケー
ス本体244を構成するとともに支持フレーム248に
固定的に支持されることになる。さらに後部ケース半体
242の後面は、ねじ部材257により支持フレーム2
48の取付板部248eに締結される。
【0073】ところで、前部および後部ケース半体24
1,242のいずれか一方、この実施例では後部ケース
半体242に、両ケース半体241,242の両側接合
部を外側方から覆ってバスケット238における膨出部
238b,238bの後端に接触する横断面円弧状のカ
バー壁242c,242cが一体に設けられており、こ
れらのカバー壁242c,242cは、収納ケース本体
244の底部に取付けられる端子箱88をも両側から覆
う程度に上下に長く形成され、両ケース半体241,2
42の両側接合部がその上下方向に沿うほぼ全長にわた
ってカバー壁242c,242cで覆われる。
【0074】しかも前記フランジ部242a,242a
は、カバー壁242c,242cに一体に形成されるも
のであり、フランジ部242a,242aを後方側に臨
ませる凹部258…がカバー壁242c,242cに設
けられる。
【0075】また後部ケース半体242の両側のカバー
下部242c,242cからは前部ケース半体241の
フランジ部241aに前端を接触させるようにして前方
に延びる連結筒部242d…が一体に設けられており、
前部ケース半体241のフランジ部241a,241a
は、ねじ部材256,256によりそれらの連結筒部2
42d…の前端に締結されるが、これらのねじ部材25
6,256および連結筒部242d…は、両ケース半体
241,242を仮止めする機能を果すだけである。
【0076】バスケット238の底部は、支持フレーム
248における前方支持板部248gに一対のねじ部材
259,259によって締結される。またバスケット2
38において、バッテリ収納ケース239の両側に膨出
した膨出部238b,238bは、ステー249の両端
に固着されたウェルドナット260,260と、それら
のウェルドナット260,260に螺合されるねじ部材
261,261とにより、ステー249の両端に締結さ
れる。すなわち両膨出部238b,238bは、ステー
249を介して支持フレーム248に固定的に締結され
る。
【0077】収納ケース本体244における前部ケース
半体241の前面上部には、バスケット238の後部の
凹部238aに接触してバスケット238および前部ケ
ース半体241間を所定間隔に保つためのリブ243が
外側方に張出すようにして一体に設けられる。
【0078】バッテリ240は、多数のNi−Cd電池
60…が直列に接続されて成る電池集合体61がバッテ
リケース262内に収納されて構成されるものであり、
バッテリケース262は、第1ケース半体263および
第2ケース半体264が相互に結合されて成り、バッテ
リ収納ケース239における収納ケース本体244に、
挿脱方向を上下方向として収納すべく偏平な矩形の箱形
に形成される。
【0079】バッテリケース262の上面には、第2ケ
ース半体264に連なる把持部265がバッテリケース
262の幅方向中央部で上方に隆起して設けられるとと
もに、残量表示計67が把持部265よりも一側に寄っ
て設けられる。また残量表示計67の上面には、該残量
表示計67に表示作動を行なわせるための押しボタン6
8が、その操作方向を上下方向として配設される。また
蓋245には、収納ケース本体244の上端開口部を閉
じた状態で前記残量表示計67を上方から視認すること
を可能とするとともに押しボタン68の操作を可能とす
るための窓69が設けられる。
【0080】蓋245には、収納ケース本体244の前
面側上部すなわち前部ケース半体241の前面側上部に
設けられた係止孔73に係合する状態およびその係合を
解除する状態をキー71によって切換可能な錠止手段7
2が設けられており、バッテリ240を収納した収納ケ
ース本体244の上端開口部を閉じた状態に在る蓋24
5を錠止手段72でロックすることができる。
【0081】バッテリ240におけるバッテリケース2
62の前面側すなわち第1ケース半体263には、その
幅方向中央部で前方側に突出したガイド部265が上下
方向に延びて設けられる。またバッテリケース262に
は、第1実施例のバッテリ40におけるバッテリケース
62と同様に、第1〜第3接続端子75,76,77が
配設される。これらの第1〜第3接続端子75〜77
と、収納ケース本体244の底部に取付けられた端子箱
88との接続構造、ならびに上記第1実施例で詳述した
充電器100との接続構造は、第1実施例と同様であ
り、詳細な説明を省略する。
【0082】収納ケース本体242は、該収納ケース本
体242内に挿入されたバッテリ240を蓋245の開
放状態で前後に傾動させ得る形状に形成されるものであ
り、前部ケース半体241および後部ケース半体242
間の間隔は、収納ケース本体242の下部よりも上部で
大きくなるように設定される。
【0083】しかも蓋245には、該蓋245を閉じた
ときに収納ケース本体242内に収納されているバッテ
リ240の後部上端に接触して該バッテリ240を図2
0で示すように前方側に傾動させる方向に押圧する押圧
部268が設けられており、蓋245の閉鎖時には該押
圧部268によってバッテリ240が前方に傾動する方
向に押圧される。
【0084】一方、収納ケース本体244における前部
ケース半体241の前部には、一対の係止凹部269,
269が設けられており、それらの係止凹部269,2
69は、ステー249の下面に上縁部を合わせてたとえ
ば矩形状の貫通孔として形成され、バッテリ240の前
面すなわち第1ケース半体263には、収納ケース本体
244内でのバッテリ240の前方への傾動に応じて前
記両係止凹部269,269にそれぞれ係合する係合突
部270,270が突設される。
【0085】また収納ケース本体244における前部ケ
ース半体241の前部には、収納ケース本体244内で
のバッテリ240の前方への傾動に応じて該バッテリ2
40の前面に当接するリブ274,274が前記係止凹
部269,269の下方に位置するようにして一体に設
けられるとともに、収納ケース本体244内でのバッテ
リ240の前方への傾動に応じて該バッテリ240の上
面に係合可能な規制突部275が一体に設けられる。す
なわちバッテリ240におけるバッテリケース262の
幅方向中央部には把持部265が上方に隆起して設けら
れており、該把持部265の下方でバッテリケース26
2の上面に係合可能として前記規制突部275が前部ケ
ース半体241に突設される。
【0086】さらに収納ケース本体244における前部
ケース半体241の前部には、たとえば合成樹脂製であ
る前部ケース半体241の一部を切り起こして形成され
た一対の弾発部271,271が、蓋245の閉鎖に伴
ってバッテリ240に作用する押圧方向とは逆方向にバ
ッテリ240を弾発付勢するが、蓋245の閉鎖時には
係合突部270,270および係止凹部269,269
が相互に係合する位置までバッテリ240が傾動するこ
とを許容するようにして設けられる。しかも両弾発部2
71,271は、収納ケース本体242に対するバッテ
リ240の挿脱時に該バッテリ240に設けられた係合
突部270,270が描く軌跡から外れた位置、すなわ
ち係止凹部269,269の上方位置からは横方向にず
れた位置で収納ケース本体242に配設される。
【0087】ところで、蓋245の開放状態では、収納
ケース本体244内に雨水等が浸入するおそれがあり、
収納ケース本体244内に水等が溜まることを防止する
ために、収納ケース本体244の背面下端部すなわち後
部ケース半体242の背面下端部には排水孔272が設
けられる。
【0088】この第2実施例によれば、バスケット23
8の後部両側に、バッテリ収納ケース239の一部を収
納させる凹部238aを相互間に形成してバッテリ収納
ケース239の両側に膨出した膨出部238b,238
bが一体に設けられており、それらの膨出部238b,
238bが、支持フレーム248に固定されたステー2
49に、ウェルドナット260,260およびねじ部材
261,261によって締結されている。このような膨
出部238b,238bには、荷物が収納されることは
殆どなく、したがって、バスケット238内に収納され
る荷物にねじ部材261,261が干渉することはな
い。
【0089】また収納ケース本体244が、収納ケース
本体244内に挿入されたバッテリ240を蓋245の
開放状態で前後に傾動させ得る形状に形成されており、
蓋245には、その閉鎖時に前記バッテリ240に接触
して該バッテリ240を収納ケース本体244内で前方
側に傾動させる方向に押圧する押圧部268が設けられ
る。
【0090】したがって、バッテリ240を収納ケース
本体244内に収納して蓋245を閉じると、図20で
示すように、矢印276で示す方向への押圧力がバッテ
リ240の上部に作用し、収納ケース本体244におけ
る前部ケース半体241に突設されたリブ274…にバ
ッテリ240の前面が押付けられ、バッテリ240の後
部下端が収納ケース本体244の後部下端の接触点Pに
押付けられる。これによりバッテリ収納ケース239内
でバッテリ240が上、下に振動することは極力回避さ
れるが、バッテリ240の前方への傾動に応じて規制突
部275がバッテリ240の幅方向中央部における上面
に係合することにより、バッテリ240の上方への移動
が阻止される。
【0091】しかも収納ケース本体2444の前面に
は、金属製のステー249の下面に上縁を合わせた一対
の係止凹部269,269が設けられ、バッテリ240
の前面には一対の係合突部270,270が設けられて
おり、蓋245の閉鎖に伴なうバッテリ240の前方へ
の傾動に応じて係止凹部269,269の上縁およびス
テー249の下面に係合突部270,270が係合する
ことにより、収納ケース本体244内でバッテリ240
が上下に振動することを有効に規制することができ、バ
ッテリ240の放電接点75a,76aと、端子箱88
の放電端子89,90との接続状態を確実に維持するこ
とができる。特に路面の凹凸により比較的強いショック
が前輪WF (図1参照)に加わっても、バッテリ240
が金属製のステー249と係合することによりバッテリ
240の上方への移動が有効に抑えられることになる。
【0092】さらに蓋245の閉鎖に伴ってバッテリ2
40に作用する押圧方向とは逆方向にバッテリ240を
弾発付勢するが、蓋245の閉鎖時には係合突部27
0,270および係止凹部269,269が相互に係合
する位置までバッテリ240が傾動することを許容する
弾発部271,271が収納ケース本体244に設けら
れていることにより、蓋245の開放時には、図23で
示すようにバッテリ240を弾発部271,271で後
方側に傾動させ、係合突部270,270および係止凹
部269,269の係合を自動的に解除することができ
る。しかも収納ケース本体244に対するバッテリ24
0の挿脱時に該バッテリ240に設けられた係合突部2
70,270が描く軌跡から外れた位置で収納ケース本
体244に弾発部271,271が設けられることによ
り、収納ケース本体244に対するバッテリ240の挿
脱操作時に係合突部270,270と弾発部271,2
71との干渉を回避することができ、収納ケース本体2
44に対するバッテリ240の挿脱操作を行ない易くす
ることができる。
【0093】また収納ケース本体244を構成する前部
ケース半体241および後部ケース半体242のいずれ
か一方、たとえば後部ケース半体242には、両ケース
半体241,242の両側接合部を上下方向に沿うほぼ
全長にわたって外側方から覆うカバー壁242c,24
2cが一体に設けられており、両ケース半体241,2
42の接合部をカバー壁242c,242cで覆って外
方から視認することができないようにすることにより、
外観を優れたものとすることができる。
【0094】図25は本発明の第3実施例を示すもので
あり、上記各実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0095】車体フレーム21の前端のヘッドパイプ2
2に取付けられたバスケット38の背面部に、該バスケ
ット38への荷物の挿脱方向と同一である上下方向に挿
脱可能としてバッテリ40を収納するバッテリ収納ケー
ス39が配置されるとともに、シート27の後方のリヤ
キャリア29上には、ヘッドパイプ22に取付けられた
バスケット38と同一のバスケット38′が前後を逆向
きとして取付けられ、該バスケット38′の前面部に、
バスケット38′への荷物の挿脱方向と同一である上下
方向に挿脱可能としてバッテリ40′を収納するバッテ
リ収納ケース39′が配置される。
【0096】リヤキャリア29の前部には、支持ステー
279が締結されており、この取付けステー279およ
びリヤキャリア29で支持されるようにして、バスケッ
ト38′がリヤキャリア29上に配置され、バッテリ収
納ケース39′は、取付けステー279で支持されるよ
うにしてバスケット38′の前面部に配置される。
【0097】またバッテリ40′に電力を供給するため
のコード280は、カプラ281を介してコード282
に接続され、該コード282は、バッテリ40に連なる
コード(図示せず)と並列にしてコントローラ37に接
続される。
【0098】この第3実施例によれば、両バッテリ収納
ケース39,39′にバッテリ40,40′をそれぞれ
収納しておくことにより、電動モータ30に供給する電
力の容量を2倍にして航続距離を延ばすことができ、ま
たカプラ281によるコード280,282の接続を解
除しておけば、バッテリ40′を予備電源として用いる
ことが可能であり、バッテリ40の消耗が不意に生じて
も、バッテリ40′による電力供給に切換えて電動モー
タ30によるアシストが可能となる。
【0099】またヘッドパイプ22側のバスケット38
に比較的重い荷物を収納したときなどに、段差を乗り越
えるために自転車の前部を持ち上げるような使用が多い
ときには、リヤキャリア29側のバッテリ収納ケース3
9′だけにバッテリ40′を収納するようにしておけ
ば、自転車の前部側を軽くすることもでき、バスケット
38,38′に収納する荷物の重さに応じて、バッテリ
収納ケース39,39′のいずれかを選択してバッテリ
40あるいは40′を収納することができ、幅広い使い
方に対応することができる。しかも両バッテリ収納ケー
ス39,39′のうち使用しない側のものにバッテリ以
外の小物を収納するようにして、錠付きの収納ケースと
して用いることも可能であり、小さな荷物を両バッテリ
収納ケース39,39′の一方に錠付きで使用した状態
で自転車から離れて買い物等をすることもできる。
【0100】さらに両バスケット38,38′を同一形
状のものとしたことにより、部品の汎用性が高くなる。
しかも、バッテリ38,38′にバッテリ収納ケース3
9,39′が取り付けられるので、ユーザーの好みに応
じて、ヘッドパイプ22側およびリヤキャリア29側の
いずれかだけを選択することも可能である。
【0101】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0102】たとえば、蓋245の閉鎖時にバッテリ2
40が後方側に傾動する方向に弾発付勢する構造とする
ことも可能であり、バッテリ240側に係止凹部が設け
られ、その係止凹部に係合する係合突部が収納ケース本
体244側に設けられてもよい。また弾発部としてゴム
等の弾性材を収納ケース本体244の内面に貼着するよ
うにしてもよい。さらに収納ケース本体244における
前部ケース半体241にカバー壁が設けられるようにし
てもよい。
【0103】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、バスケットの背面部もしくは前面部に配置されるバ
ッテリ収納ケースに、挿脱方向を上下方向としてバッテ
リを挿脱可能に収納することにより、電動補助自転車か
らのバッテリの取外し、ならびに電動補助自転車への取
付けを、バスケットへの荷物の挿脱操作と同様の極めて
簡単な操作で容易に行なうことができる。
【0104】また請求項2記載の発明によれば、収納ケ
ース本体を開閉可能に閉じる蓋に、バッテリケースの上
面に設けられた残量表示計を、蓋の閉鎖状態で視認する
ための窓が設けられることにより、自転車搭乗者がバッ
テリ残量を極めて容易に確認することができる。
【0105】請求項3記載の発明によれば、蓋の閉鎖状
態で係合突部が係止凹部に係合されることにより、収納
ケース本体内に収納されたバッテリが上下に振動するこ
とを有効に規制することができる。
【0106】請求項4記載の発明によれば、蓋の開放時
に係合突部および係止凹部の相互係合を解除する方向に
弾発部からバッテリに弾発力を作用せしめ、バッテリに
設けられた係合突部あるいは係止凹部と弾発部との干渉
を回避しつつ、収納ケース本体に対するバッテリの挿脱
を容易とすることができる。
【0107】請求項5記載の発明によれば、両ケース半
体の接合部をカバー壁で覆って外方から視認できないよ
うにし、外観を優れたものとすることができる。
【0108】さらに請求項6記載の発明によれば、バス
ケットの両側の膨出部を支持フレーム側に締結するよう
にし、支持フレームへのバスケットの締結部をバスケッ
ト内に収納される荷物と干渉しない位置に配置すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動補助自転車の側面図である。
【図2】モータユニットの拡大縦断側面図である。
【図3】図1の3矢視平面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図3の5−5線断面図である。
【図6】図3の6−6線断面図である。
【図7】バッテリ収納ケース開放状態での図6に対応す
る断面図である。
【図8】バッテリの正面図である。
【図9】図8の9矢視側面図である。
【図10】バッテリの内部構成を簡略化して示す図であ
る。
【図11】図4の11−11線断面図である。
【図12】図4の12−12線断面図である。
【図13】充電器の平面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図13の15−15線断面図である。
【図16】充電器の内部構成を簡略化して示す図であ
る。
【図17】第2実施例におけるバスケットおよびバッテ
リ収納ケースの平面図である。
【図18】図17の18−18線断面図である。
【図19】図18の19−19線断面図である。
【図20】図18の20−20線断面図である。
【図21】図18の21−21線拡大断面図である。
【図22】図19の22−22線拡大断面図である。
【図23】蓋開放状態での図20に対応する断面図であ
る。
【図24】図18の24−24線拡大断面図である。
【図25】第3実施例の電動補助自転車の側面図であ
る。
【符号の説明】
21・・・車体フレーム 22・・・ヘッドパイプ 27・・・シート 29・・・リヤキャリア 30・・・電動モータ 32・・・クランクペダル 38,38′,238・・・バスケット 39,39′,239・・・バッテリ収納ケース 40,40′,240・・・バッテリ 44,244・・・収納ケース本体 45,245・・・蓋 61・・・電池集合体 62,262・・・バッテリケース 67・・・残量表示計 69・・・窓 238a・・・凹部 238b・・・膨出部 241・・・前部ケース半体 242・・・後部ケース半体 242c・・・カバー壁 268・・・押圧部 269・・・係止凹部 270・・・係合突部 271・・・弾発部
フロントページの続き (72)発明者 川口 健治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクペダル(32)による踏力をア
    シストする電動モータ(30)と、該電動モータ(3
    0)に電力を供給すべく電池集合体(61)がバッテリ
    ケース(62,262)に収納されて成るバッテリ(4
    0,40′,240)とが車体フレーム(21)に搭載
    される電動補助自転車において、バッテリ(40,4
    0′,240)の挿脱方向を上下方向として該バッテリ
    (40,40′,240)を挿脱可能に収納するバッテ
    リ収納ケース(39,39′,239)が、車体フレー
    ム(21)の前端のヘッドパイプ(22)に取付けられ
    たバスケット(38,238)の背面部、ならびにシー
    ト(27)の後方のリヤキャリア(29)上に取付けら
    れたバスケット(38′)の前面部の少なくとも一方に
    配置されることを特徴とする電動補助自転車におけるバ
    ッテリ搭載構造。
  2. 【請求項2】 バッテリ収納ケース(39,39′,2
    39)が、バッテリ(40,40′,240)を挿脱可
    能に収納すべく上方に開放した収納ケース本体(44,
    244)と、該収納ケース本体(44,244)の上端
    開口部を開閉可能に閉じる蓋(45,245)とで構成
    され、バッテリケース(62,262)の上面には残量
    表示計(67)が設けられ、前記蓋(45,245)に
    は、収納ケース本体(44,244)の上端開口部を閉
    じた状態で前記残量表示計(67)を上方から視認する
    ための窓(69)が設けられることを特徴とする請求項
    1記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  3. 【請求項3】 収納ケース本体(244)が、該収納ケ
    ース本体(244)内に挿入されたバッテリ(240)
    を蓋(245)の開放状態で前後に傾動させ得る形状に
    形成され、蓋(245)には、その閉鎖時に前記バッテ
    リ(240)に接触して該バッテリ(240)を収納ケ
    ース本体(244)内で前後いずれか一方に傾動させる
    方向に押圧する押圧部(268)が設けられ、前記蓋
    (245)の閉鎖によるバッテリ(240)の傾動に応
    じて相互に係合する係合突部(270)および係止凹部
    (269)の一方が収納ケース本体(242)に設けら
    れ、係合突部(270)および係止凹部(269)の他
    方がバッテリ(240)に設けられることを特徴とする
    請求項1または2記載の電動補助自転車におけるバッテ
    リ搭載構造。
  4. 【請求項4】 前記蓋(245)の閉鎖に伴ってバッテ
    リ(240)に作用する押圧方向とは逆方向にバッテリ
    (240)を弾発付勢するが、蓋(245)の閉鎖時に
    前記係合突部(270)および係止凹部(269)が相
    互に係合する位置までバッテリ(240)が傾動するこ
    とを許容する弾発部(271)が、収納ケース本体(2
    44)に対するバッテリ(240)の挿脱時に該バッテ
    リ(240)に設けられた係合突部(270)あるいは
    係止凹部(269)が描く軌跡から外れた位置で収納ケ
    ース本体(244)に設けられることを特徴とする請求
    項3記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  5. 【請求項5】 収納ケース本体(244)は、前後に分
    割可能な前部および後部ケース半体(241,242)
    が相互に締結されて構成され、前部および後部ケース半
    体(241,242)のいずれか一方には、両ケース半
    体(241,242)の両側接合部を上下方向に沿うほ
    ぼ全長にわたって外側方から覆うカバー壁(242c)
    が一体に設けられることを特徴とする請求項2ないし4
    のいずれかに記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭
    載構造。
  6. 【請求項6】 バスケット(238)の両側に、バッテ
    リ収納ケース(239)の一部を収納させる凹部(23
    8a)を相互間に形成してバッテリ収納ケース(23
    9)の両側に膨出した膨出部(238b)が一体に設け
    られ、それらの膨出部(238b)が、車体フレーム
    (21)に固定される支持フレーム(248)側にそれ
    ぞれ締結されることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構
    造。
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