JPH10278862A - 電動補助動力装置付自転車 - Google Patents

電動補助動力装置付自転車

Info

Publication number
JPH10278862A
JPH10278862A JP9090806A JP9080697A JPH10278862A JP H10278862 A JPH10278862 A JP H10278862A JP 9090806 A JP9090806 A JP 9090806A JP 9080697 A JP9080697 A JP 9080697A JP H10278862 A JPH10278862 A JP H10278862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
saddle
bicycle
opening
power unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9090806A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Kinoshita
祐介 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP9090806A priority Critical patent/JPH10278862A/ja
Publication of JPH10278862A publication Critical patent/JPH10278862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電池の搭載構造を簡単にするととも
に電池の出し入れを容易とした電動補助動力装置付自転
車を提供することにある。 【解決手段】車体と、電動機、この電動機の回転力を伝
達する減速機構等から構成前記車体に取り付けられた電
動補助動力装置と、前記車体に設けられ前記電動機に電
力を供給する電池を収納する電池収納部とを備えた電動
補助動力装置付自転車において、前記電池収納部を、サ
ドル13の内部に設けた電池ケース150の開口133
(出入口)を有する収納室131(電池収納部)によっ
て形成するとともに、前記開口133を開閉可能な尻受
け部140(蓋体)によって開閉することにより電池収
納部の構造を簡単にするとともに電池ケース150の出
し入れを操作を容易とした電動補助動力装置付自転車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人力走行時にペ
ダルの踏力に応じて動力を補助する電動補助動力装置付
自転車に関し、とくに電動機に電力を供給する電池を搭
載する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行中にペダルの踏力が大きくな
ったとき、この踏力を検出して電動機の回転力を減速機
構を介して中空軸に伝達し、さらにこの中空軸に取り付
けたスプロケット、このスプロケットに架けられたチェ
ーンを介して後輪に伝達して動力を補助して踏力を軽減
するようにした電動補助動力装置付自転車は広く知られ
ている。
【0003】そして、この種の電動補助動力装置付自転
車は一般に専用の車体つまり電動補助動力装置(以下単
に動力装置という)が取り付けられるように構成した専
用の車体に動力装置を取り付ける構成となっているもの
である。また、この車体には、前記動力装置の電動機に
電力を供給するための電池を搭載するための電池収納部
が設けられているが、この電池収納部は前記車体の立パ
イプと後輪との間に設けられた電池収納ボックスによっ
て形成されており、また、この電池収納ボックスには電
池が収納された電池ケースを出し入れする開閉蓋によっ
て開閉される開口が設けられているが、この開口は電池
収納ボックスが設けられている前記位置の関係および電
池ケースの出し入れができる部位でなければならないこ
とから、立パイプ上端に設けたサドルの後側の下方に位
置して設けざる得ないものである。このため、電池ケー
スを電池収納ボックスに出し入れするときに、開閉する
開閉蓋がサドルと干渉しないようにするためにサドルを
開閉蓋から離れるように回動させる構造となっている。
このように立パイプと後輪の間に前記電池収納ボックス
を設けるとともにその開口をサドルの下向に位置させて
設ける構造としたものでは、構造が複雑となるとともに
電池ケースを電池収納ボックスに出し入れする際は、そ
の都度サドル全体を回動させるという操作をしなければ
ならないという煩わしさがあり、また、電池収納ボック
スはその幅寸法つまり車体の前後方向と直交する方向の
寸法か大きくなるため、車体の幅寸法が大きくなり、ま
た外観をよくする工夫が必要となる等の問題がある。
【0004】また、電池の別の搭載の構造としては、特
開平8−164886号公報に記載された電動補助動力
付き自転車がある。この公報に記載されている電動補助
動力付き自転車の電池の搭載は、前記公報の実施例の項
および図1、図3および図6に記載されているように、
パイプフレームのシートチューブ内に複数の電池を直列
に並べてケースに収納し、このケースを前記シートチュ
ーブ内に収納する構造としているものである。この公報
記載の構造では電池をケースに収納しこのケースをシー
トチューブ内に収納していることから、電池の形状にも
よるが車体の幅寸法が大きくなるということは一応避け
られるものの、電池を収納したケースをシートチューブ
に出し入れする際には、その都度サドル全体を取り外さ
なければならないという煩わしさがある。また、前記ケ
ースが長尺となりその取扱いが不便である。
【0005】そして、上記従来のように専用の車体に動
力装置を取り付ける構成とした場合は高価となる欠点が
あることから、この欠点を解消するために一般用つまり
汎用自転車の車体のハンガラグに動力装置に設けた中空
軸を嵌合して動力装置を取り付ける構成として安価でか
つ軽量で取扱いの容易な電動補助動力装置付自転車を出
願人は開発しているが、このように汎用自転車に動力装
置を取り付ける構成とした場合の電池の搭載構造は、電
池の出し入れの便、構造が簡単でかつ車体の変更をきる
だけ避ける等の点から重要な事項である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電動補助動力装置付自転車における電池の搭載構造
は、その構造が複雑となることから高価となり、また、
電池の出し入れの都度サドル全体を回動あるいは取り外
す必要があることからその出し入れ操作に煩わしが伴う
等の問題があり、また、専用の車体を必要としているも
のであることから高価となるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、請求項1記載の発明は、前輪お
よび後輪を備えた車体と、筐体、この筐体に取り付けら
れた電動機、この電動機の回転力を伝達する減速機構、
この減速機構の回転力を伝達する中空軸、この中空軸に
挿通されペダルの踏力を前記中空軸に伝達するクランク
軸から構成されるとともに、前記中空軸を前記車体のハ
ンガラグに回転自在に挿通して前記車体に取り付けられ
た補助動力装置と、前記車体に設けられ前記電動機に電
力を供給する電池を収納する電池収納部と、前記クラン
ク軸に加わる踏力に応じて前記電動機を制御する制御手
段を備えた電動補助動力装置付自転車において、前記電
池収納部を、サドルの内に設けられ電池の出入口を有す
る収納室によって形成するとともに、前記出入口を開閉
可能な蓋体によって開閉することとした電動補助動力装
置付自転車としたものである。
【0008】このように構成した請求項1記載の発明
は、電池収納部を、サドルの内に設けられ電池の出入口
を有する収納室によって形成するとともに、前記出入口
を開閉可能な蓋体によって開閉することとしたことか
ら、車体に設ける電池の搭載構造を簡単とするととも
に、出入口を開閉する蓋体を開閉する操作のみで電池の
出し入れができることからその出し入れ操作を容易と
し、また、車体の大きさが大きくなることを避けること
ができるという作用を有するものである。また、汎用自
転車である場合はサドルの交換のみで電池収納部を車体
に設けることができるものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明における出入口をサドルの上部に形成するとと
もに、この出入口を開閉する蓋体をサドルの尻部を受け
る尻受け部によって形成した電動補助動力装置付自転車
としたものである。
【0010】このように請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明における出入口をサドルの上部に形成する
とともにこの出入口を開閉する蓋体をサドルの尻部を受
ける尻受け部によって形成する構成としたことから、請
求項1記載の作用に加えて出入口が上方に開口している
ことから電池の出し入れ操作が容易となるとともに、尻
受け部に蓋体の機能を持たせることとしたことから部品
の共用化により部品点数を増加させることなく安価とす
ることができるという作用を有するものである。 ま
た、請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記
載の発明において蓋体を開いた際に電池を収納室から出
入口に向けて移動させる移動手段を収納室内に設けた電
動補助動力装置付自転車としたものである。
【0011】このように請求項3記載の発明は、請求項
1または請求項2記載の発明において蓋体を開いた際に
電池を収納室から出入口に向けて移動させる移動手段を
収納室内に設ける構成としたことから、請求項1または
請求項2記載のそれぞれの発明の作用に加えて、電池の
取り出し操作がさらに容易になるという作用を有するも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1および図6に基づいて説明する。図1に示すよう
に、電動補助動力装置付自転車(以下単に自転車とい
う)Aは、車体Bとこの車体Bに取り付けられた動力装
置C等から構成されている。そして、前記車体Bは一般
用自転車つまり一般に市販されている汎用自転車からな
るもので、ハンガラグ1に一端側を固定された立パイプ
2および下パイプ3と、この下パイプ3の他端側に固定
されたヘッドパイプ4、このヘッドパイプ4に一端側を
固定され他端側を前記立パイプ2の下方部に固定された
上パイプ5とからなるフレーム6、前記ハンガラグ1に
一端側を固定されたチェーンステー7、前記ヘッドパイ
プ4に取り付けられた前ホーク8、この前ホーク8の上
端に取り付けられたハンドル9、前記前ホーク8の下端
部に取り付けられた前輪10、前記立パイプ2の上部に
一端側を固定され他端側を前記チェーンステー7の他端
側と図示しない後つめを介して固定されたバックホーク
11、前記チェーンステー7の他端側に取り付けられた
後輪12、前記立パイプ2の上方に取り付けられたサド
ル13、前記後輪12の上部に設けた荷受台14等から
構成されている。なお、前記前輪10および後輪12の
一部はそれぞれカバー10aおよび12aによって覆わ
れている。また、前記ハンガラグ1にはクランク軸80
(図1では不図示)が回動自在に設けられ、このクラン
ク軸の両端部にはそれぞれペダル81aと82aが設け
られた左クランク81と右クランク82が取り付けられ
ている。
【0013】また、前記サドル13の内部には後述する
電池収納部としての収納室134が形成され、この収納
室134には同じく後述する電池を収納した電池収納ケ
ース150が収納されており、前記電池からは後述する
接続ピン136aに接続されたリード線16を介して電
動機40等に電力が供給されるようになっている。ま
た、走行時の回転力を伝達するスプロケット17と後輪
12の図示しないスプロケットにはチェーン18が架け
られている。
【0014】つぎに、前記動力装置Cを図6に基づいて
説明する。この動力装置Cは、図6に示すようにケース
本体31と蓋ケース32とからなるケース30に取着さ
れた電動機40、この電動機40の出力軸41の回転力
つまり動力を伝達する歯車群つまり歯車42、51ない
し55からなる減速機構50および前記歯車55と噛合
する駆動歯車56等から構成されている。
【0015】そして、この駆動歯車56は中空軸70に
取り付けられており、この中空軸70内にペダル81
a、82a(図6では不図示)を有するクランク81、
82が取り付けられたクランク軸80が回転自在に設け
られ、そして、このクランク軸80には一方向性クラッ
チ85を介して、貫通孔93が形成されたフランジ部9
1を有する駆動板90が設けられている。この駆動板9
0は前記駆動歯車56との間に配設された圧縮ばね60
を介して駆動歯車56と回転方向に相対移動するように
構成されており、また、駆動歯車56の側面にはこの駆
動歯車56の軸孔の外周に同心状に配置されるとともに
駆動歯車56が走行時に回転する方向に沿って図6にお
いて蓋ケース32側に向かって次第に上昇する図示しな
いを傾斜面が形成された3個の突起部57が形成されて
いる。
【0016】また、前記駆動板90に設けたフランジ部
91と駆動歯車56との間には、駆動板90の筒状部9
0aに軸方向に沿って設けた凸条90bに図示しない嵌
合溝を嵌合させてクランク軸80の軸方向に移動する作
動部材95が設けられており、また、この作動部材95
には前記フランジ部91の貫通孔93に遊嵌させて設け
られた貫通軸96と前記図示しない傾斜面と互いに摺動
する図示しない傾斜面とが一体的に設けられている。そ
して、前記作動部材95は前記フランジ部91との間に
設けたコイルスプリング97によって常時駆動歯車56
方向に付勢されている。
【0017】そして、このコイルスプリング97の付勢
力によって前記作動部材95の図示しない傾斜面は前記
駆動歯車56に形成した突起部57の図示しない傾斜面
に圧接されつつ、駆動板90が駆動歯車56に対して相
対移動するのに伴って移動するものである。この相対移
動によって作動部材95は駆動歯車56に対して接近あ
るいは離反つまり軸方向に移動するものであり、この移
動量は前記クランク軸80に加わる回転力が大きくなる
につれてつまりペダルにく加わる踏力が大きくなるにつ
れて大きくなるものである。
【0018】そして、前記作動部材95が軸方向に移動
するとこの作動部材95のフランジ部91はケース本体
31つまりケース30に取り付けられた回転力検出手段
100の作動杆100aの先端部を押圧し、この押圧力
は前記作動部材95の軸方向への移動量つまり踏力の大
きさに応じて変化し、この押圧力の変化に応じた電気的
出力がマイクロコンピューターを含む電子部品101か
らなる制御手段102に送られ、制御手段102は前記
電気的出力に応じた回転力を出力するように前記電動機
40を制御するものである。
【0019】つまり自転車の走行中に大きな踏力を要す
る登り坂等を走行する際にはペダル81a、82aを踏
み込む踏力が大きくなるが、この踏力が大きくなると前
記駆動板90と駆動歯車56との相対移動が大きくな
り、その結果前記作動部材95は駆動歯車56からの離
反距離が大きくなる方向に移動し、この移動に追従して
トルク検出手段100の作動杆100aが移動する。そ
して、このときの作動杆100aの移動に応じたつまり
前記踏力に応じた出力がトルク検出手段100から前記
制御手段102に出力され、上述のように制御手段10
2はこの踏力に応じた回転力すなわち動力を補助するよ
うに電動機50を制御するものである。そして、このと
き補助される動力は大きいものである。
【0020】また、逆に下り坂あるいは平坦な道を走行
してい場合は前記ペダル81a、82aの踏力は小さい
ことから、前記駆動板90と駆動歯車56の相対移動は
小さく、したがって作動部材95は駆動歯車56側に接
近するように移動しこの移動に追従して前記作動杆10
0aが移動する。そして、このときの作動杆100aの
移動に応じたつまり前記踏力に応じた出力がトルク検出
手段100から前記制御手段102に出力され、制御手
段102はこの踏力に応じた回転力すなわち動力を補助
するように電動機50を制御するものである。そして、
このとき補助される動力は小さいものである。
【0021】なお、前記動力装置Cの車体Bへの取り付
けはつぎのようにしてなされる。
【0022】まず、前記動力装置Cの組み立てを説明す
ると、ケース本体30に軸受33を取り付けるとともに
この軸受33に前記中空軸70を軸支させ、また、この
中空軸70に前記クランク軸80を図示しない軸受を介
して挿通して取り付け、また、前記ケース30の一方で
あるケース本体31に、前記電動機40を取り付けると
ともに、内部に前記減速機構50、トルク検出手段10
0、制御手段102等を所定の位置に配置した後、この
ケース本体31に前記蓋ケース32をねじ35によって
取り付けて図6に示すように動力装置Cは組み立てられ
る。そして、このようにして組み立てられた状態では動
力装置Cは、図6に示すようにケース本体31の側面か
らは中空軸70およびクランク軸80が突出しており、
また、図6に示すように蓋ケース32の側面からはクラ
ンク軸80の端部が突出している。
【0023】また、一方前記車体Bのハンガラグ1の一
方の端面に図6に示すように取付板36を溶接等により
取付ける。
【0024】そして、上述のように組み立てられた動力
装置Cを、ケース本体31の側面から突出している中空
軸70を前記ハンガラグ1内に設けた軸受71および7
2に回動自在に軸支して配置するとともに、ケース本体
31を図示しないねじによって前記取付板36に取り付
けることによって、動力装置Cは車体Bに取り付けられ
る。そして、前記中空軸70の先端部に図2に示すスプ
ロケット17を図示しないが取付手段によって取り付
け、ついで前記クランク軸80の両先端部に、ペダル8
1aおよびペダル82aを取り付けた左クランク81お
よび右クランク82をそれぞれ嵌合した後、前記クラン
ク軸80の両先端部に設けたねじ80a、80bにナッ
ト83を締結することにより動力装置Cの車体Bへの取
り付けは完了する。
【0025】つぎに、前記立パイプ2の先端部に、取り
付けられる前記サドル13の構成について説明する。こ
のサドル13は、図2ないし図5に示すようにサドル本
体130とこのサドル本体130に開閉可能に設けられ
た蓋体としての尻受け部140とから構成されている。
【0026】そして、前記尻受け部140は従来周知の
サドルと同様な形状つまり後部を膨らませた膨らみ部1
41とするとともに前部を先細部142に形成され、そ
して、膨らみ部141の上面部は自転車の運転者が跨が
ったときに尻部を受ける尻受け面143となっているも
のである。また、尻受け部140は周壁144によって
囲まれ前記尻受け面143と先細部142の上面を天井
面とし図3において下方側を開口145とした容器状に
形成されている。そして、前記先細部142の内側には
下方に突出して形成された一対の支持リブ146が形成
されており、この支持リブ146の先端部には互いに対
向する面と反対の面に回動軸146aがそれそれ設けら
れている。また、この支持リブ146の先端から図3に
置いて下方に延出させて形成された移動手段としての押
上杆146bが形成されており、この押上杆146bは
後述する電池ケース150を図3、図4において上方に
押し上げるつまり移動させるように機能するものであ
る。また、前記尻受け部140の前記尻受け面143の
内側の略中央部には、前記電池ケース150の動きを規
制する一対の規制リブ149が形成されている。また、
前記周壁144の内側にはその周囲に複数の位置決めリ
ブ148が形成されており、これら位置決めリブ148
の下端縁にの内側にはL字状の切欠により段部148a
が形成されており、この段部148aは後述するサドル
本体130の開口縁に当接して尻受け部140をサドル
本体130に位置決めして載置させるように機能するも
のである。
【0027】つぎに、前記サドル本体130について説
明する。このサドル本体130は底壁131とこの底壁
131の周囲に形成された周壁132により形成される
とともに出入口としての開口133が形成された容器状
に形成されている。そして、このサドル本体130の内
部には、前記底壁131と周壁132で囲まれて形成さ
れた電池収納部としての収納室134が形成されてい
る。なお、前記周壁132の外形輪郭は前記尻受け部1
40の周壁144によっ形成される外形輪郭と相似形に
形成されるとともに、サドル本体130の周壁133の
外周面と尻受け部140の周壁144の内周面しの間に
この内周面から前記位置決めリブ148のL字状の切欠
までの寸法の間隙が形成されようにサドル本体130は
尻受け部140よりも小さく形成されている。
【0028】また、サドル本体130の前部つまり尻受
け部140の先細部142側に対応する周壁144には
前記尻受け部140の先細部142の内側に形成した支
持リブ146を挿脱させる一対のスリット133aが形
成されており、この一対のスリット133aと、前記尻
受け部140の周壁144よりもサドル本体130の周
壁133を小さく形成したこととにより図3に一点鎖線
XおよびYで移動軌跡を示したように尻受け部140は
サドル本体130に干渉することなく開閉できるように
なっている。
【0029】また、サドル本体130の前記底壁131
の前部には前記一対のスリット134のそれぞれに対し
て前記支持リブ146の厚み寸法より若干大きな寸法だ
け外側に位置させてそれぞれ形成した一対の軸受部材1
35が突出して形成されており、これら一対の軸受部材
135の先端部には、軸孔135aが設けられており、
これら軸孔135aには前記支持リブ146に設けた回
動軸146aが回動自在に嵌合するようになっている。
そしてこの嵌合軸146aを前記軸孔135aに嵌合さ
せることによって、尻受け部140はサドル本体130
に取り付けられるものであり、サドル本体130に尻受
け部140が取り付けた状態では、尻受け部140は図
3の閉状態から回動軸146aを回動支点として時計方
向に回動して図4に示す開状態とすることができるもの
である。
【0030】また、前記底壁131の支持リブ146の
近傍には接続端子台136が設けられており、この接続
端子136には上方に突出させて設けた一対の接続ピン
136a設けられ、この接続ピン136aには前記リー
ド線16の一方側が接続されこのリード線16の他方側
は前記電動機40、制御手段102に接続されている。
また、前記底壁131の後部は図3、図4に示すように
段部を形成することにより支持面137が形成されてお
り、この支持面137によりクション用のスプリング1
37aの一端を受けるようになっている。また、前記底
壁131の後部つまり前記段部の内側部位にU字状の嵌
合溝138aが設けられた一対の位置決片138(図
3、図4では一方のみ図示)が後述する電池ケース15
0の両側壁151aに位置するようにして設けられてい
る。
【0031】なお、尻受け部140とサドル本体130
とは後部側に図示しないくランプ手段が設けられており
このくランプ手段によって結合または結合の解除がされ
るようになっている。
【0032】また、前記底壁131の下面中央部には取
付パイプ139が取り付けられており、この取付パイプ
139を前記立パイプ2の上端の開口から挿入して図示
しない締め付けねじによって抜け止めしてサドル13は
車体Bに取り付けられるものである。
【0033】つぎに、電池ケース150について説明す
る。
【0034】この電池ケース150は図3ないし図5に
示すように内部に収納空間が形成された略箱状のケース
部151とこのケース部151の前部に形成した把手部
155とから構成されている。そして、前記ケース部1
51の後部両側壁151aには前記底壁131の後部に
設けた一対の位置決片138に形成されたU字状の嵌合
溝138aに係脱する係合突起151fが設けられてい
る。また、ケース部151の内部には複数の電池152
の正極端子と負極端子を介して直列接続するリード板1
52aが配設されている。また、前記把手部155は図
3に示すようにケース部151の前壁151bの上下方
向の略中間部からサドル本体130の底壁131と平行
して前方に突出して設けられるとともに内部を中空とし
た連結部156と、この連結部156の先端部に連続し
て形成されたL字状の握り部157とから構成されてい
おり、この握り部157と前記連結部156とで前記把
手部155はコ字状に形成されている。また、前記握り
部157は前記サドル本体130の底壁131と直交す
る方向に向けて前記連結部156の先端部に形成された
支持部157aとこの支持部157aの先端部に前記連
結部156と平行にケース部151方向に向けて形成し
た手掛部157bとから形成されている。また、前記前
記支持部157aの内部には中空とすることによって形
成された一対のコイルスプリングからなる給電ばね15
3(図3および図4では一方のみ図示)を収納するばね
収納部158が形成されている。また、前記連結部15
6の前記底壁131と対向する下側面156aには前記
ばね収納部に対応させて貫通孔156bが形成されてお
り、この貫通孔156bに前記底壁131に設けた接続
端子136の接続ピン136aが挿脱するようになって
いる。
【0035】また、前記連結部156の前記下側面15
6aは、前記尻受け部140に形成した支持リブ146
が図4に示すように回動軸146aを回動支点として時
計方向に回動したとき、支持リブ146に設けた押上杆
146bによって電池ケース150の前部側を上方つま
り開口133方向に押し上げられる被押上面となってい
る。
【0036】また、前記給電ばね153の先端つまり前
記貫通孔156b側の端部には接続板153aが半田付
等によって取り付けられており、また、後端は前記ばね
収納部158の後端壁に当接するようになっており、こ
の接続ばね153は常時前記貫通孔156b側に向けて
前記接続板153aを付勢しているものである。また、
前記給電ばね153の後端は前記に連結部156および
ばね収納部158内に配設され前記リード板152aに
一端が接続された図示しないリード線がの他端が接続さ
れている。そして、前記給電板153aは前記ばね収納
部158内に配設されて、貫通孔156aを介して接続
ピン136と接触させる構成となっているため、給電板
136aは電池ケース150の外部に露出していないこ
とから電池ケース150を持ち運ぶ等の際に給電板15
3aに手等が触れることがなく感電を防止できるもので
ある。
【0037】また、前記電池ケース150には図示しな
いが開閉蓋によって閉蓋される図示しない開口が形成
れ、この開口から電池152が出し入れできるようにな
っている。また、前記電池152は充電可能な二次電池
が使用されているものである。そして、前記電池ケース
150が前記サドル本体130の収納部134に正常状
態で収納され、電池ケース150の底壁面151cがサ
ドル本体130の底壁131に接した状態では、前記接
続ピン136aの先端部は前記貫通孔156bを貫通し
てばね収納部158内に入り込み、その先端は前記接続
ばね153の付勢力に抗して前記接続板153aを押圧
し、この押圧により接続ピン136aの先端と給電板1
53aとは圧接状態となり良好な導通状態に保持される
ものである。
【0038】つぎに上記のように構成されたサドル13
内への電池152を収納した電池ケース150の出し入
れ操作について説明する。
【0039】まず、電池ケース20に前記図示しない開
口から電池152を収納する。ついで、図しないクラン
プを解除して尻受け部140を前記回動軸146aを回
動支点として時計方向(矢印a方向)に回動させると、
この回動に伴って前記支持リブ146は前記サドル本体
130の周壁131に形成したスリット133a内に入
り込み、このことによって尻受け部140は図4に示す
ようにサドル本体130と略直交状態となるまで回転し
て出入口である開口133は解放状態となる。また、こ
の時前記支持リブ146に設けられた押上杆146bは
前記サドル本体130の底壁131と略平行な位置まで
回動している。
【0040】この状態で前記電池ケース20を前記サド
ル本体130の開口133から挿入し、前記側壁151
aに形成した係合突起151fを支持片138の係合溝
138aに係合させ、この係合突起151fを回動支点
として電池ケース150を、図4に示すように前記連結
部156の被押上面となっている下側面156aが前記
押上杆146bの上に載るまで時計方向に回動させる。
そして、下側面156aが前記押上杆146bの上に載
ったならば、つぎに尻受け部140を反時計方向(矢印
b方向)に回動させると、電池ケース20は前記尻受け
部140の回動に伴って徐々に下方つまり底壁131側
に移動し、ついにはその底壁151cは底壁131の上
に置かれて電池ケース20は収納部134内に収納され
るものである。
【0041】そして、電池ケース150の底壁151c
がサドル本体130の底壁131方向に移動する過程
で、前記接続端子136に設けた接続ピン136aが前
記連結部156に形成した貫通孔156bに嵌入し、電
池ケース150が収納部134に収納された状態では、
前記接続ピン136aは前記接続板153aと給電ばね
158の付勢力によって圧接状態で接触するものであ
る。そして、電池ケース150の底壁51cが底壁13
1に載った状態後、尻受け部140をさらに反時計方向
に回動して、前記図示しないクランプ手段によって尻受
け部140をサドル本体130に固定する。この状態で
前記電池152から、この電池152の正極端子および
負極端子に接触したリード板152a、前記図示しない
リード線、給電スプリング153、接続板153a、接
続ピン136a、リード線16を介して前記電動機40
および制御手段102に電力が供給されるものである。
【0042】また、尻受け部140が前記図示しないク
ランプ手段によってサドル本体130に取り付けられた
状態では、前記位置決めリブ149によって電池ケース
150は上方への動きが規制されるようになっている。
なお、位置決めリブ149に代えてコイルスプリング等
の弾性部材によって押圧して電池ケース150の上方へ
の動きを規制するようにしてもよいものである。
【0043】つぎに、前記電池152の充電等する場合
における電池ケース150の収納部134からの取り出
しについて説明する。
【0044】この場合は前記図示しないクランプ手段を
解除し、尻受け部150を回動軸146aを回動支点と
して時計方向に回動させさることによってなされるもの
であるが、前記尻受け部150の時計方向への回動に伴
って、前記押上杆146bも次第に時計方向回動しその
先端側は前記開口133方向に移動する。この押上杆1
46bの開口133側への移動の過程においてこの押上
杆146bは前記連結部156の下側面156aに当接
しさらに回動することによって連結部156を開口13
3側に向けて押し上げるつまり移動させる。この連結部
156の開口133側への移動に伴って電池ケース15
0は前記側壁15aに形成した係合突起151fを回動
支点として反時計方向(矢印c方向)に回動し、前記尻
受け部140が底壁131と略直交する状態まで回動し
たときは、前記把手部155は図4に示すように開口1
33の開口縁から突出した位置に位置することになる。
そして、開口133の開口縁から突出した把手部155
を把持して電池ケース150を前記収納部134が取り
出し、充電する場合であれば所定の充電場所に運び充電
すればよいものである。
【0045】また、電池ケース150を取り出した後
は、再び尻受け部150を反時計方向に回動するととも
に前記図示しないクランプ手段によってサドル本体13
0に固定する。
【0046】そして、この電池ケース150の取り出し
の際には前記把手部155はサドル本体130の開口1
33の開口縁から突出した状態となっていることから、
その把持が容易であり取り出しが容易となるものであ
る。
【0047】ここで、上記のように構成された自転車A
を運転する場合の動作について説明する。まず、前記図
示しない始動スイッチを閉成して自転車を運転する。そ
して、平地等を走行している場合は、上述したように運
転者のペダル81a、82aの踏力は小さくクランク軸
80に加わる回転力は小さい。そして、この時のクラン
ク軸80の回転力は前記トルク検出手段100で検出さ
れ、この回転力に応じた電気的出力を前記制御手段10
2に出力される。制御手段102はこの回転力に応じて
あらかじめ定められた回転力を出力するように前記電動
機40を制御し、この制御に基づいた電動機40の回転
力は前記減速機構50を介して前記中空軸70に伝達さ
れ、ついでスプロケット17、チェーン18を介して後
輪12に伝達つまり動力の補助がなされる。なお、上述
したようにこの時に補助される動力つまり回転力は小さ
い。
【0048】つぎに、登り坂等を走行するときは大きな
回転力を要することになり、その結果ペダル81a、8
2aを強く踏み込むことになり、前記クランク軸80に
加わる回転力が大きくなる。そして、この時のクランク
軸80に加わっている大きな回転力は前記トルク検出手
段100で検出され、この回転力に応じた電気的出力を
前記制御手段102に出力される。制御手段102は上
記と同様にこの回転力に応じてあらかじめ定められた回
転力を出力するように前記電動機40を制御し、この制
御に基づいた電動機40の回転力は前記50減速機構を
介して前記中空軸70に伝達され、ついでスプロケット
17、チェーン18を介して後輪12に伝達つまり動力
の補助がなされる。そして、この時に補助される動力つ
まり回転力は大きく、したがって、運転者は登り坂等の
大きな回転力を要する場合も楽な走行ができるものであ
る。
【0049】上記のよに構成した自転車Aにおいては、
電池152を収納する電池収納部である収納室134を
サドル13を構成するサドル本体130の内に設けると
ともに、電池ケース150つまり電池152を蓋体であ
る尻受け部140に開閉される出入口である開口133
から出入するようにしたことから、車体Bに設ける電池
の搭載構造を簡単とするとともに、開口133を開閉す
る尻受け部140を開閉する操作のみで電池152の出
し入れができることからその出し入れ操作を易とし、ま
た、車体Bの大きさが大きくなることを避けることがで
きるものである。
【0050】また、サドル本体130の開口133を開
閉する尻受け部140に蓋体の機能を持たせることとし
たことから部品の共用化により部品点数の増加させるこ
となく安価とすることができるものである。
【0051】また、尻受け部140を開いた際に電池を
収納室134から開口に向けて移動させる移動手段であ
る押上杆146bを収納室134内に設けたことから、
電池の取り出し操作がさらに容易となるものである。
【0052】なお、上記実施の形態においては、サドル
本体130に設けた収納室134の上部に出入口として
の開口133を設け、この開口133を開閉する蓋体の
機能を尻受け部140に持たせるように構成したが、こ
れは、例えばサドル本体130と尻受け部140とは一
体としてサドルを構成し、このサドル内部に電池収納部
つまり収納室を形成し、サドルの後部側壁に出入口とし
ての開口を設けるとともに、この開口を蓋体によって開
閉するようにしてもよい。しかし、上記実施の形態のよ
うにサドル本体130の上方に開口133を設ける構成
とした場合は、開口133の開口面積が大ききとれるこ
とから電池ケース150の取り出しが容易であるという
利点がある。なお、前記のように一体としたサドル内部
に収納室を設ける構成とした場合においては、電池ケー
スを出し入れする開口は後部側壁以外の側壁に形成する
ようにしてもよいが、開口を後部側壁に形成する構成と
した場合は、サドルの後部側壁は面積が大きいことか
ら、開口の開口面積を大きくできるつまり開口の開口面
積を設定する上で制約を受けないという利点があるとと
もに、走行中に急ブレーキをかけた際は重量のある電池
ケースは慣性力によりサドルの前方に移動しようとする
が、前記開口は後部に設けられていることから電池ケー
スが開口から飛び出すという不慮の事態を防止できると
いう利点がある。
【0053】また、上記実施の形態にいては、移動手段
を支持リブ146の回動とともに動作する押上杆146
bによって構成したが、これは例えば前記連結部156
の下側面156aとサドル本体130の底壁131との
間に移動手段としての押上ばねを設け、この押上ばねに
よって尻受け部140の解放に伴って前記連結部156
を介して上方に押上手つまり移動させる構成としてもよ
いものである。
【0054】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、電池収納部を、サドルの内に設けられ電池の出入
口を有する収納室によって形成するとともに、前記出入
口を開閉可能な蓋体によって開閉することとしたことか
ら、車体に設ける電池の搭載構造を簡単にできるととも
に、出入口を開閉する蓋体を開閉する操作のみで電池の
出し入れができることからその出し入れ操作を容易と
し、また、車体の大きさが大きくなることを避けること
ができるという効果を有するものである。
【0055】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明における出入口をサドルの上部に形成するとと
もにこの出入口を開閉する蓋体をサドルの尻部を受ける
尻受け部によって形成する構成としたことから、請求項
1記載の効果に加えて出入口が上方に開口していること
から電池の出し入れ操作が容易となるとともに、尻受け
部に蓋体の機能を持たせることとしたことから部品の共
用化により部品点数が増加することなく安価とすること
ができるという効果を有するものである。
【0056】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において蓋体を開いた際に電池
を収納室から出入口に向けて移動させる移動手段を収納
室内に配設する構成としたことか、請求項1または請求
項2記載のそれぞれの発明の効果に加えて、電池の取り
出し操作がさらに容易になるという効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の補助動力装置付自転車の
全体を示す図。
【図2】上記実施の形態のサドルの斜視図。
【図3】上記実施の形態のサドルの断面図(サドルの前
後方向中心線で断面した図(電池ケースは部分断面とし
て示した))。
【図4】上記実施の形態のサドルの尻受け部を解放した
状態を示す断面図(サドルの前後方向中心線で断面した
図(電池ケースは部分断面として示した))。
【図5】上記実施の形態のサドルと電池ケースとの関係
を示す分解斜視図。
【図6】上記実施の形態の電動補助動力装置の断面図。
【符号の説明】
A 電動補助動力装置付自転車 B 車体 C 電動補助動力装置 1 ハンガラグ 13 サドル 17 スプロケット 18 チェーン 40 電動機 70 中空軸 80 クランク軸 81a、82a ペダル 130 サドル本体 134 サドル本体に設けた収納室(電池収納部) 140 尻受け部(蓋体) 146b 押上杆(移動手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪および後輪を備えた車体と、筐体、こ
    の筐体に取り付けられた電動機、この電動機の回転力を
    伝達する減速機構、この減速機構の回転力を伝達する中
    空軸、この中空軸に挿通されペダルの踏力を前記中空軸
    に伝達するクランク軸から構成されるとともに、前記中
    空軸を前記車体のハンガラグに回転自在に挿通して前記
    車体に取り付けられた補助動力装置と、前記車体に設け
    られ前記電動機に電力を供給する電池を収納する電池収
    納部と、前記クランク軸に加わる踏力に応じて前記電動
    機を制御する制御手段を備えた電動補助動力装置付自転
    車において、前記電池収納部を、サドルの内に設けられ
    電池の出入口を有する収納室によって形成するととも
    に、前記出入口を開閉可能な蓋体によって開閉すること
    を特徴とする電動補助動力装置付自転車。
  2. 【請求項2】前記出入口をサドルの上部に形成するとと
    もに、この出入口を開閉する蓋体をサドルの尻部を受け
    る尻受け部によって形成したことを特徴とする請求項1
    記載の電動補助動力装置付自転車。
  3. 【請求項3】前記蓋体を開いた際に前記電池を前記収納
    室から出入口に向けて移動させる移動手段を前記収納室
    内に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の電動補助動力装置付自転車。
JP9090806A 1997-04-09 1997-04-09 電動補助動力装置付自転車 Pending JPH10278862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090806A JPH10278862A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 電動補助動力装置付自転車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9090806A JPH10278862A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 電動補助動力装置付自転車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10278862A true JPH10278862A (ja) 1998-10-20

Family

ID=14008845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9090806A Pending JPH10278862A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 電動補助動力装置付自転車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10278862A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003154984A (ja) * 2001-11-20 2003-05-27 Yamaha Motor Co Ltd 電動補助自転車
WO2007079626A1 (fr) * 2006-01-06 2007-07-19 Xiancan Jiang Bicyclette electrique comportant une selle incorporant une batterie
WO2008040346A1 (en) * 2006-10-03 2008-04-10 Protanium B.V. Battery seat
JP2011521834A (ja) * 2008-05-30 2011-07-28 ノヴァシオン ディストゥリビュシオン 電気自転車のための、バッテリを有する取り外し可能なサドル
JP2015164819A (ja) * 2014-02-28 2015-09-17 ヤマハ発動機株式会社 電動アシスト自転車及びバッテリケース
CN115195921A (zh) * 2021-04-13 2022-10-18 光阳工业股份有限公司 电动车的电池定位装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003154984A (ja) * 2001-11-20 2003-05-27 Yamaha Motor Co Ltd 電動補助自転車
WO2007079626A1 (fr) * 2006-01-06 2007-07-19 Xiancan Jiang Bicyclette electrique comportant une selle incorporant une batterie
WO2008040346A1 (en) * 2006-10-03 2008-04-10 Protanium B.V. Battery seat
JP2011521834A (ja) * 2008-05-30 2011-07-28 ノヴァシオン ディストゥリビュシオン 電気自転車のための、バッテリを有する取り外し可能なサドル
JP2015164819A (ja) * 2014-02-28 2015-09-17 ヤマハ発動機株式会社 電動アシスト自転車及びバッテリケース
CN115195921A (zh) * 2021-04-13 2022-10-18 光阳工业股份有限公司 电动车的电池定位装置
CN115195921B (zh) * 2021-04-13 2023-11-10 光阳工业股份有限公司 电动车的电池定位装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3386665B2 (ja) 電動自転車用バッテリーケースの取付構造
US6016882A (en) Battery carrier for electric assisted vehicle
JP3231551B2 (ja) 電動補助自転車のバッテリ着脱構造
US5789898A (en) Battery holding device for vehicle
JP3645976B2 (ja) 電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造
JPH07329858A (ja) 電動補助自転車のバッテリ着脱構造
JPH09164989A (ja) 補助動力装置付自転車
JP3231550B2 (ja) 電動補助自転車のボデイカバー構造
JPH1027629A (ja) 電動補助自転車用バッテリの放・充電構造
JPH10278862A (ja) 電動補助動力装置付自転車
JP3403874B2 (ja) 電動2輪車のバッテリケース取付構造
JP3231549B2 (ja) 電動補助自転車の充電コネクター配置構造
JPH10226379A (ja) 電動自転車
JPH1134957A (ja) 電動補助動力装置付自転車
JP2003127941A (ja) 電動二輪車のバッテリ脱着構造
JP2002193165A (ja) 電動2輪車のバッテリケース取付構造
JP2003154984A (ja) 電動補助自転車
MXPA04012537A (es) Vehiculo.
JPH1016873A (ja) 補助動力装置付自転車
JP2001106142A (ja) 補助動力付き自転車のバッテリ施錠装置
JP2003182668A (ja) 電動補助自転車
JPH1028336A (ja) 電動補助自転車用バッテリ
JPH10273088A (ja) 補助動力装置付自転車
JP3561677B2 (ja) 電動自転車
JPH11124077A (ja) 電動補助自転車