JP2003127941A - 電動二輪車のバッテリ脱着構造 - Google Patents

電動二輪車のバッテリ脱着構造

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JP2003127941A
JP2003127941A JP2001322534A JP2001322534A JP2003127941A JP 2003127941 A JP2003127941 A JP 2003127941A JP 2001322534 A JP2001322534 A JP 2001322534A JP 2001322534 A JP2001322534 A JP 2001322534A JP 2003127941 A JP2003127941 A JP 2003127941A
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seat
electric
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JP2001322534A
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Jiyunji Terada
潤史 寺田
Koichi Ikeda
公一 池田
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/12Electric charging stations

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリの車体に対する脱着操作性を高める
とともに、ライダーの乗降がバッテリによって妨げられ
ることがない電動二輪車のバッテリ脱着構造を提供する
こと。 【構成】 バッテリ32を電源として作動する電動モー
タの駆動力によって走行する電動二輪車において、左右
一対の車体フレーム14上にシート15を開閉可能に取
り付けるとともに、該シート15の下方の左右の車体フ
レーム14の立ち上がり部間に前記バッテリ32を脱着
可能に配置し、前記シート15を開いて前記バッテリ3
2を脱着するよう構成する。本発明によれば、ライダー
は楽な姿勢でバッテリ32を容易に脱着することがで
き、バッテリ32の車体に対する脱着操作性が高められ
る。又、バッテリ32はシート15の下方の左右の車体
フレーム14の立ち上がり部間に配置されるため、ライ
ダーの乗降がスムーズになされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータを駆動
源として走行する電動二輪車のバッテリ脱着構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車はエンジンを駆動源と
するものが主流を占めているが、環境保護等の観点から
電動モータを駆動源として走行する電動二輪車が開発さ
れるに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、斯かる電動
二輪車には、充電可能なバッテリの搭載が不可欠である
が、バッテリは充電時の利便性を考慮して車体に対して
容易に脱着することができる構造とすることが望まし
く、又、ライダーの乗降の邪魔にならない場所に配置さ
れるべきである。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的とする処は、バッテリの車体に対する脱着
操作性を高めるとともに、ライダーの乗降がバッテリに
よって妨げられることがない電動二輪車のバッテリ脱着
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、バッテリを電源として作動
する電動モータの駆動力によって走行する電動二輪車に
おいて、左右一対の車体フレーム上にシートを開閉可能
に取り付けるとともに、該シートの下方左右の車体フレ
ームの間に前記バッテリを脱着可能に配置し、前記シー
トを開いて前記バッテリを脱着するよう構成したことを
特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記バッテリを装着するケースを前記車体
フレームに固設するとともに、該ケースの一部から板状
のガイド部材を立設し、該ガイド部材に沿って前記バッ
テリを摺動させてこれを前記ケースに対して脱着するよ
う構成したことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記バッテリを前記シートで押圧す
ることを特徴とする。
【0008】従って、請求項1記載の発明によれば、シ
ートの下方にバッテリを配置し、シートを開いてバッテ
リを脱着するようにしたため、ライダーは楽な姿勢でバ
ッテリを容易に脱着することができ、バッテリの車体に
対する脱着操作性が高められる。又、バッテリはシート
下方の左右の車体フレームの立ち上がり部間に配置され
るため、ライダーの乗降にバッテリが邪魔になることが
なく、ライダーの乗降がスムーズになされる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、小型のケー
スと板状のガイド部材を用い、バッテリをガイド部材に
沿って摺動させてこれをケースに対して脱着するように
したため、単純な構成部品でバッテリの車体に対するス
ムーズな脱着と確実な固定が実現され、バッテリの脱着
構造の小型化とコストダウンを図ることができる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、バッテリを
前記シートで押圧するようにしたため、バッテリが確実
に押圧保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明に係る電動二輪車の側面図、
図2はバッテリ脱着時の状態を示す電動二輪車後部の破
断側面図、図3は同電動二輪車のバッテリ部分のシート
を取り除いた状態の部分平面図である。
【0013】図1に示す電動二輪車1は、その車体前方
上部にヘッドパイプ2を備え、該ヘッドパイプ2内には
不図示のステアリング軸が回動自在に挿通している。そ
して、このステアリング軸の上端にはアッパーブラケッ
ト3が、下端にはアンダーブラケット4がそれぞれ取り
付けられており、アッパーブラケット3にはハンドル5
が取り付けられている。そして、ハンドル5の両端には
グリップ6が取り付けられており、左側のグリップ6の
近傍にはブレーキレバー7が設けられており、不図示の
右側(図1の奥側)のグリップ6は回動可能なスロット
ルグリップを構成している。
【0014】又、前記アッパーブラケット3とアンダー
ブラケット4にはフロントフォーク8の上部が取り付け
られており、該フロントフォーク8の下端には前輪9が
前車軸10によって回転自在に軸支されている。尚、前
記ハンドル5の前方のアッパーブラケット3上にはメー
タ11が配置され、該メータ11の下方には、前記フロ
ントフォーク8の上部に固定されたヘッドランプ12が
配され、その両側方にはフラッシャランプ13(図1に
は一方のみ図示)がそれぞれ設けられている。
【0015】他方、前記ヘッドパイプ2からは側面視U
字状を成す左右一対の車体フレーム14が車体後方に向
かって延設されている。即ち、丸パイプ状の車体フレー
ム14は、ヘッドパイプ2から車体後方に向かって斜め
下方に延びた後、後方に向かって円弧状に曲げられて車
体後方に略水平に延びた後、上方に向かって円弧状に折
り曲げられて車体後方に向かって斜め上方に立ち上がっ
て側面視U字状を成している。そして、車体フレーム1
4の後端部14aは、シート15の形状に沿って屈曲さ
れ、左右の後端部14a同士は連続した1つのパイプを
構成している。
【0016】ところで、上記左右の車体フレーム14の
後部近傍には、逆U字状を成すシートステー16(図3
参照)が車体前方に向かって斜め上方に傾斜して溶着さ
れており、このシートステー16と左右の車体フレーム
14で囲まれる部分には前記シート15が開閉可能に配
置されている。即ち、図2に示すように、前記シートス
テー16の前端水平部にはヒンジ17によってシート1
5の前端部が上下に回動可能に支持されており、該シー
ト15のボトムプレート15aの下面にはクッション材
18が取り付けられている。
【0017】そして、車体フレーム14側には、シート
15を支持するシートステー19とシート15を閉じ状
態に固定ロックするための不図示のロック機構が設けら
れている。ここで、車体フレーム14の後端に取り付け
られたリヤフェンダ20の後面にはテイルランプ21が
取り付けられており、その左右にはフラッシャランプ2
2(図1及び図2には一方のみ図示)が配されている。
【0018】一方、左右の車体フレーム14のシート1
5下方の屈曲部にはリヤアームブラケット23(図1及
び図2には一方のみ図示)がそれぞれ溶着されており、
左右一対のリヤアームブラケット23には、リヤアーム
24の前端がピボット軸25にて上下揺動自在に支持さ
れている。そして、このリヤアーム24の後端には駆動
輪である後輪26が回転自在に軸支されており、リヤア
ーム24と後輪26はリヤクッション27によって車体
フレーム14に懸架されている。
【0019】又、左右の車体フレーム14の水平部には
フートステップ28(図1及び図2には一方のみ図示)
がそれぞれ取り付けられており、左側の車体フレーム1
4のフートステップ28の後方にはサイドスタンド29
が軸30によって回動可能に軸支されて設けられてお
り、サイドスタンド29はリターンスプリング31によ
って閉じ側に付勢されている。
【0020】ところで、本実施の形態に係る電動二輪車
1においては、シート15の下方の左右の車体フレーム
14の立ち上がり部間にバッテリ32が脱着可能に配置
されている。このバッテリ32は充電可能な複数の2次
電池を収納して構成されており、その上面には傾倒自在
なハンドル33が設けられている(図2及び図3参
照)。又、バッテリ32の後面には、図3に示すよう
に、上下方向に連続して形成された左右のリブ32aに
よって形成されたガイド溝が上下方向に貫設されてい
る。
【0021】一方、図1及び図2に示すように、前記シ
ート15の下方の左右の車体フレーム14間には、上面
が開口するカップ状のケース34が取り付けられてお
り、このケース34には前記バッテリ32の下部が部分
的に装着される。尚、図2に示すように、ケース34内
には放電端子35が立設されており、バッテリ32を図
1に示すようにケース34に収納すると、該バッテリ3
2の底面に埋設された不図示の放電端子がケース34側
の前記放電端子35に接続される。
【0022】又、上記ケース34の後部には、図2に示
すように、車幅方向に広い板状のガイド部材36が車体
後方に向かって斜め上方に立設されており、該ガイド部
材36の上部は、車体フレーム14側に固定されたブラ
ケット37によって支持されている。尚、ガイド部材3
6の上端部は車体後方に向かって円弧状に折り曲げられ
て導入部36aを構成している(図2参照)。
【0023】次に、後輪26を駆動する電動パワーユニ
ットの構成を図4〜図9に基づいて説明する。尚、図4
は電動二輪車の後輪部分の左側面図、図5は図4のA−
A線断面図、図6は図5のB−B線矢視図、図7は図5
のC−C線矢視図、図8は図7のD−D線断面図、図9
はリヤブレーキの駆動系の構成を示す側面図である。
【0024】前記リヤアーム24の略円形を成す後端部
24の右側端面には、図5に示すように、ギヤカバー3
8が被着され、その内部に形成された空間内に電動パワ
ーユニットを構成する電動モータ39と遊星ギヤ減速機
40及びコントローラ41が一体的に組み込まれてい
る。
【0025】駆動源としての上記電動モータ39には車
幅方向に扁平なアキシャルギャップ型のものが使用さ
れ、図5に示すように、該電動モータ39は、リヤアー
ム24の後端部に支持された回転軸42に固定されたロ
ータ39Aと、該ロータ39Aに対向してリヤアーム後
端部24aの内面に固設されたステータ39Bとで構成
されている。
【0026】ここで、前記回転軸42は車幅方向に配さ
れ、その基端部はベアリング43によってリヤアーム2
4の後端部24aに回転自在に支承されており、前記ロ
ータ39Aは、回転軸42にその中心部が結着されたヨ
ーク39aと、該ヨーク39aの前記ステータ39Bに
対向する外周面に固定されたマグネット39bとで構成
されている。
【0027】又、前記ステータ39Bは、複数のコイル
39cをリヤアーム24の後端部24a内面の回転軸4
2周りに同心円状に固設して構成されるが、図6に示す
ように、これらのコイル39cは側面視おいて車体前方
(図6の右方)に向かって開放されたC字状に並設され
ており、その開放部分には前記コントローラ41の一部
が臨んでいる。
【0028】一方、前記遊星ギヤ減速機40は、前記ロ
ータ39Aのヨーク39a中央部に形成された凹部内に
組み込まれており、これは前記回転軸42に一体に形成
された小径のサンギヤ42aと該サンギヤ42aと同心
的に配設された大径のリングギヤ44及びサンギヤ42
aとリングギヤ44に噛合する3つの遊星ギヤ45を含
んで構成されている。
【0029】ところで、上記遊星ギヤ45は、ピン46
によってキャリア47に回転自在に支持されており、各
遊星ギヤ45は、ピン46を中心として自転するととも
に、サンギヤ42aの周りを公転し、ピン46を介して
キャリア47に回転を伝達する。
【0030】ここで、キャリア47の一部は前記回転軸
42と同軸に配された後車軸47aを構成しており、こ
の後車軸47aを含むキャリア47の全体は一対のベア
リング48によって前記ギヤカバー38に回転自在に支
持されている。
【0031】又、前記リングギヤ44は回転可能に支持
されており、その外周部には公知のワンウェイクラッチ
49が介設されている。尚、ワンウェイクラッチ49
は、電動モータ39から後輪26方向への回転伝達を許
容し、その逆方向への回転伝達を遮断するものである。
【0032】他方、前記後車軸47aのギヤカバー38
外へ延出する端部には、前記後輪26がスプライン嵌合
されてナット50によって結着されており、図5に示す
ように、後輪26のホイール51の内面に一体に形成さ
れたドラム部51aの内部にはドラム式のリヤブレーキ
52が組み込まれている。
【0033】上記リヤブレーキ52は、図7に示すよう
に、後輪26のホイール51の前記ドラム部51a内周
に固設されたブレーキライニング53、該ブレーキライ
ニング53の内側に配された2つの半月状ブレーキシュ
ー54を備えており、2つのブレーキシュー54の一端
同士は支持ピン55によって回動可能に連結され、他端
部間には作動カム56が介設されている。そして、両ブ
レーキシュー54は、これらに張架された2本のリター
ンスプリング57によって閉じ側(ブレーキ非作動側)
に付勢されている。尚、前記支持ピン55は、図5に示
すように、ボス58を介して前記ギヤカバー38に支持
されている。
【0034】ところで、図8に示すように、前記作動カ
ム56は、ギヤカバー38に挿通固着されたボス59に
その軸部56aが回動可能に挿通支持されており、該軸
部56aのギヤカバー38内の空間に臨む一端(左端)
には図9に示すように扇形のセクタギヤ60が結着され
ている。
【0035】一方、リヤアーム24の下部に一体に形成
されたブラケット24b(図7及び図8参照)には軸6
1が回動可能に挿通支持されており、該軸61のギヤカ
バー38内の空間の臨む一端(左端)には、図7及び図
8に示すように、前記セクタギヤ60に噛合する扇形の
セクタギヤ62が結着され、軸61のリヤアーム24外
へ突出する他端(右端)にはレバー63が結着されてい
る。そして、このレバー63は、リターンスプリング6
4によって一方向(ブレーク非作動方向)に付勢されて
おり、図4に示すブレーキワイヤー65を介して前記ブ
レーキレバー7(図1参照)に連結されている。尚、図
8に示すように、前記セクタギヤ62は、前記電動モー
タ39のロータ39Aとの干渉を避けて直角に屈曲して
成形されている。
【0036】ところで、前記コントローラ41は、前記
電動モータ39を制御するものであって、これと前記電
動モータ39とは図6に示す電極板66によって電気的
に接続され、該コントローラ41と前記バッテリ32及
び不図示の前記スロットルグリップとは図6に示す被覆
線67によって電気的に接続されている。
【0037】而して、電動自転車1においては、バッテ
リ32からの電力の供給を受けて電動モータ39が回転
駆動されると、その回転は遊星ギヤ減速機40によって
減速されて後車軸47aに伝達され、該後車軸47aと
これに結着された後輪26が回転駆動されて当該電動二
輪車1が所定の速度で走行せしめられる。そして、電動
二輪車1の走行中にライダーがハンドル5に設けられた
不図示のスロットルグリップを回して加減速操作する
と、その操作信号がコントローラ41に伝達されて電動
モータ39の回転及び後輪26の回転が制御されて電動
二輪車1の車速が加減速される。
【0038】又、ライダーが図1に示すブレーキレバー
7を回動させて制動操作すると、図4に示すブレーキワ
イヤー65が引かれてレバー63が回動し、その回動は
軸61及びセクタギヤ62,60を経て作動カム56に
伝達され、該作動カム56が回動する。すると、この作
動カム56によってリヤブレーキ52のブレーキシュー
54が押し開かれ、該ブレーキシュー54はリターンス
プリング57の付勢力に抗して支持ピン55を中心に回
動して拡開し、ブレーキライニング53の内周面に押圧
される。この結果、ブレーキシュー54とブレーキライ
ニング53間に摩擦力が発生し、この摩擦力によって後
輪26の回転に所要の制動力が作用するため、電動二輪
車1が減速或は停止せしめられる。
【0039】ところで、使用によってバッテリ32の電
圧が低下したために該バッテリ32の充電を行う場合に
は該バッテリ32を車体から取り外すが、このバッテリ
32の取り外しは以下の要領でなされる。
【0040】即ち、不図示のロック機構によるシート1
5のロックを解除した後、該シート15を図2に示すよ
うにヒンジ17を中心として回動させてこれを開くと、
バッテリ32の上方が開放される。
【0041】次に、上記状態においてバッテリ32の上
部に設けられたハンドル33を起こしてこれを把持し、
該バッテリ32をガイド部材36に沿って上方に引き上
げることによってこれを容易に取り外すことができ、取
り外したバッテリ32を充電することができる。
【0042】その後、バッテリ32の充電が終了して該
バッテリ32を再び装着する際には、図2に示す状態に
おいて、バッテリ32をガイド部材36に沿って下方に
摺動させてこれの下部をケース34に部分的に装着すれ
ば良い。即ち、バッテリ32の後面をガイド部材36上
端の導入部36aに当てて該バッテリ32をガイド部材
36に沿って押し下げると、バッテリ32の後端面に貫
設された前記ガイド溝がガイド部材36に嵌合するた
め、バッテリ32はガイド部材36にガイドされながら
ガタなくスムーズに摺動して装着され、該バッテリ32
の底面に埋設された不図示の放電端子がケース34側の
放電端子35に接続されてバッテリ32の使用が可能と
なる。
【0043】そして、上述のようにしてバッテリ32が
装着されると、シート15をヒンジ17を中心として回
動させてこれを図1に示すように閉めると、該シート1
5の閉じ状態がロック機構によってロックされるととも
に、シート15のボトムプレート15aに取り付けられ
たクッション材18がバッテリ32の上面を押圧して該
バッテリ32を確実に保持する。
【0044】以上のように、本実施の形態においては、
シート15の下方にバッテリ32を配置し、シート15
を開いてバッテリ32を脱着するようにしたため、ライ
ダーは楽な姿勢でバッテリ32を容易に脱着することが
でき、バッテリ32の車体に対する脱着操作性が高めら
れる。
【0045】又、バッテリ32はシート15下方の左右
の車体フレーム14の立ち上がり部間に配置されるた
め、ライダーの乗降にバッテリ32が邪魔になることが
なく、ライダーの乗降がスムーズになされる。
【0046】更に、小型のケース34と板状のガイド部
材36を用い、バッテリ32をガイド部材36に沿って
摺動させてこれをケース34に対して脱着するようにし
たため、単純な構成部品でバッテリ32の車体に対する
スムーズな脱着と確実な固定が実現され、バッテリ32
の脱着構造の小型化とコストダウンを図ることができ
る。
【0047】その他、バッテリ32はその大部分が外部
に露出してそのまま外観部品を構成し、小型でコンパク
トに構成されるため、電動二輪車1の外観デザインの自
由度が高められる。
【0048】尚、以上の実施の形態では、バッテリ32
をガイドするためのガイド部材36をケース34の後端
から上方に立設したが、図10に示すように、ガイド部
材36をケースの一側方(図示例では、左側方)に立設
すれば、前記と同様の効果が得られる他、バッテリ32
周辺の車体前後方向寸法を縮小して該部分のコンパクト
化を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、バッテリを電源として作動する電動モータの駆
動力によって走行する電動二輪車において、左右一対の
車体フレーム上にシートを開閉可能に取り付けるととも
に、該シート下方の左右の車体フレームの立ち上がり部
間に前記バッテリを脱着可能に配置し、前記シートを開
いて前記バッテリを脱着するよう構成したため、バッテ
リの車体に対する脱着操作性が高められるとともに、ラ
イダーの乗降がバッテリによって妨げられることがない
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動二輪車の側面図である。
【図2】バッテリ脱着時の状態を示す電動二輪車後部の
破断側面図である。
【図3】本発明に係る電動二輪車のバッテリ部分のシー
トを取り除いた状態の部分平面図である。
【図4】本発明に係る電動二輪車の後輪部分の左側面図
である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図5のB−B線矢視図である。
【図7】図5のC−C線矢視図である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】本発明に係る電動二輪車のリヤブレーキ駆動系
の構成を示す側面図である。
【図10】本発明の他の形態を示す電動二輪車後部の破
断側面図である。
【符号の説明】
1 電動二輪車 14 車体フレーム 15 シート 32 バッテリ 34 ケース 36 ガイド部材 39 電動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリを電源として作動する電動モー
    タの駆動力によって走行する電動二輪車において、 左右一対の車体フレーム上にシートを開閉可能に取り付
    けるとともに、該シート下方の左右の車体フレームの立
    ち上がり部間に前記バッテリを脱着可能に配置し、前記
    シートを開いて前記バッテリを脱着するよう構成したこ
    とを特徴とする電動二輪車のバッテリ脱着構造。
  2. 【請求項2】 前記バッテリを装着するケースを前記車
    体フレームに固設するとともに、該ケースの一部から板
    状のガイド部材を立設し、該ガイド部材に沿って前記バ
    ッテリを摺動させてこれを前記ケースに対して脱着する
    よう構成したことを特徴とする請求項1記載の電動二輪
    車のバッテリ脱着構造。
  3. 【請求項3】 前記バッテリを前記シートで押圧するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の電動二輪車のバッ
    テリ脱着構造。
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