JPH11321753A - 電動車両における充電器の配置構造 - Google Patents

電動車両における充電器の配置構造

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JPH11321753A
JPH11321753A JP13470798A JP13470798A JPH11321753A JP H11321753 A JPH11321753 A JP H11321753A JP 13470798 A JP13470798 A JP 13470798A JP 13470798 A JP13470798 A JP 13470798A JP H11321753 A JPH11321753 A JP H11321753A
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JP
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charger
vehicle
electric vehicle
charging
head pipe
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JP13470798A
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English (en)
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Jiyunji Terada
潤史 寺田
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二輪車(又は三輪車)タイプの電動車両にお
いて、充電器を車両に搭載しておくことで、別体の充電
器を用意することなく、何処でも一般用電源から直接に
充電できるようにすると共に、充電後に、乗車したまま
の姿勢でも、充電コードの抜き忘れや車体への収納し忘
れのまま発進したりすることのないようにする。 【解決手段】 車体フレームの前端に固着されたステア
リングヘッドパイプ4により、ハンドル2から前輪3に
至るステアリング部分が回動自在に軸支されており、且
つ、充電可能な二次電池16を電源とする電動モーター
11を、車両走行のための駆動源又は補助駆動源とする
ような電動車両1において、該二次電池16に充電を行
なうための充電器20を、ステアリングヘッドパイプ4
の後側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モーターを駆
動源とする自動二輪車や、電動モーターを補助駆動源と
する電動アシスト付き自転車のような、二輪車(又は三
輪車)タイプの電動車両に関し、特に、そのような電動
車両における充電器(電動モーターの電源となるバッテ
リーに充電を行なうための充電器)の配置構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電動モーターを補助駆動源とする電動ア
シスト付き自転車などでは、電動モーターの電源となる
バッテリー(充電可能な二次電池)が車両に搭載されて
いるのに対して、該バッテリーに充電を行なうための充
電器は、通常、別体として車両には搭載されておらず、
該バッテリーを充電する場合には、その度毎に、一般用
電源のコンセントに充電器を接続してから、充電器から
延びる充電コードを車両側のバッテリー接続用コンセン
トに接続させている。
【0003】これに対し、電動モータを駆動源とするス
クータータイプの自動二輪車においては、充電の度に別
体の充電器を持ち出すことなく、何処でも直接に一般用
電源から充電できるように、電動モータの電源となるバ
ッテリーに充電を行なうための充電器を、シート下方の
ヘルメット収納部の後方に配置した状態で、車両に搭載
しておくということが従来から提案されている。(特開
平6−278667号公報参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に充電器をシート下方のヘルメット収納部の後方に配置
したような電動車両では、充電器からの一般用電源に接
続するための充電コードの取り出し位置もシート後方と
なっていることから、乗車したままの姿勢では充電コー
ドの抜き忘れや車体への収納忘れを確認し難くなってお
り、その結果、充電コードの抜き忘れや収納忘れのまま
発進することにより、充電器や充電コードやコンセント
の破損を招いたり、最悪の場合には、転倒等の事故を引
き起こすような可能性がある。
【0005】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、二輪車(又は三輪車)
タイプの電動車両において、充電器を車両に搭載してお
くことで、別体の充電器を用意することなく、何処でも
一般用電源から直接に充電できるようにすると共に、充
電後に、乗車したままの姿勢でも、充電コードの抜き忘
れや車体への収納し忘れのまま発進したりすることのな
いようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、車体フレームの前端に固着されたステアリングヘッ
ドパイプにより、ハンドルから前輪に至るステアリング
部分が回動自在に軸支されており、且つ、充電可能な二
次電池を電源とする電動モーターを、車両走行のための
駆動源又は補助駆動源とするような電動車両において、
該二次電池に充電を行なうための充電器が、ステアリン
グヘッドパイプの後側に配置されていることを特徴とす
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動車両における
充電器の配置構造の実施形態について図面に基づいて説
明する。
【0008】図1および図2は、本発明の充電器の配置
構造を適用した電動車両の概略を示すもので、図1は、
カバー部分やシート等を除いた車両の本体部分を側方か
ら見たものであり、図2は、車両を前方から見たもので
ある。
【0009】電動車両については、本実施形態では、電
動モーターを駆動源とするスクータータイプの自動二輪
車であって、自動二輪車1では、操向ハンドル部2によ
り前輪3を操作するためのステアリング部分を軸支する
ステアリングヘッドパイプ4に対して、その下部から斜
め下方に延びるダウンチューブ5が連結されており、ダ
ウンチューブ5の下端部には、左右一対のボトムフレー
ム6の各前端がそれぞれ接続されている。
【0010】左右一対のボトムフレーム6のそれぞれに
ついては、何れも、ダウンチューブ5に続いて更に斜め
下方に僅かに延びる前端部分から、後方に屈曲して水平
方向に長く延びる中央部分が続き、中央部分の後端から
斜め上方に屈曲して延びる短い後端部分が続いているも
のであって、左右のボトムフレーム6のそれぞれの後端
には、斜め上方に延びる左右一対のリアフレーム7のそ
れぞれの前端部が連結されている。
【0011】そのような左右一対のリアフレーム7に対
して、各リアフレーム7の前部に固着された取付ブラケ
ット8により、電動モータ11とトランスミッション部
分12を一体化した動力系ユニット10が、その前端上
部で上下揺動自在に軸支されていると共に、一方のリア
フレーム7の後部と動力系ユニット10の後端上部との
間には、油圧緩衝器とコイルスプリングからなるクッシ
ョンユニット13が介装されている。
【0012】そのようにリアフレーム7の前部に固着さ
れた取付ブラケット8に対して上下揺動自在に軸支さ
れ、リアフレーム7の後部との間にクッションユニット
13が介装されていることでスイングアームとして機能
するように構成された動力系ユニット10には、その後
端に後輪14が片持ち状に軸着されている。
【0013】また、ボトムフレーム6の水平な中央部分
の上方には、低い位置で両足が載置できる広いステップ
15が形成されていると共に、ステップ15の下方で、
左右のボトムフレーム6の間には、車両の外装部分であ
るカバー部分によって隠されるように、走行駆動源であ
る電動モータの電源となるバッテリー16が設置されて
いる。
【0014】なお、左右一対のリアフレーム7を覆って
いる車体後部のカバー部分の上方には、ステップ15に
両足を載せた状態で腰掛けられるようにシート17が設
置され、シート17の下方には、車体後部のカバー部分
によって隠されるように、ヘルメット収納部18が設け
られている。
【0015】さらに、上記のような本実施形態のスクー
タータイプの電動自動二輪車1では、図1および図2に
示すように、ステアリングヘッドパイプ4の後側に、バ
ッテリー16に充電を行なうための充電器20が配置さ
れており、この充電器20は、その本体自体は外部に露
出しないように、車体前部のカバー部分によって隠され
ていて、車体のカバー部分から充電コード21だけが引
き出し可能なように設置されている。
【0016】すなわち、図3あるいは図4に示すよう
に、充電器20の充電コード21は、引き出し可能で常
に巻き込み方向に付勢された状態で、充電器20の本体
側方に収納されており、該充電コード21の先端部に設
けられたプラグ22のみを、カバー部分の内側に固定さ
れたプラグケース23内に収納させていて、プラグケー
ス23の蓋部23aを開けてからプラグ22を摘んで引
き出すことで、充電コード21を所定の長さだけ引き出
せるようになっている。
【0017】なお、充電コード21のプラグ22を収納
しておくプラグケース23については、その蓋部23a
が車体のカバー部分の外表面と略面一となるように、車
体のカバー部分の内側に取り付けられていて、例えば、
図3に示すように、プラグ22を取り出しやすいよう
に、蓋部23aが上側となるように設置しても良いし、
あるいは、図4に示すように、プラグケース23内に雨
水等が入りにくく、また、雨水等が入っても排水されや
すいように、蓋部23aが後側となるように設置しても
良い。
【0018】上記のような本実施形態の電動車両におけ
る充電器の配置構造によれば、充電器20が常に車両に
搭載されていることで、バッテリー16の充電を行なう
場合に、その都度、別の場所から充電器を持ってくるよ
うな必要がなく、何処ででも一般用電源から直接に充電
を行なうことができる。
【0019】そして、充電が済んだ後では、充電器20
をステアリングヘッドパイプ4の後側に配置しているこ
とで、電源コンセントからの充電コード21の抜き忘れ
や、充電コード21の車体への収納忘れがある場合に
は、乗車したままの姿勢でも、必ず搭乗者の目に入るた
め、充電コード21の抜き忘れや収納忘れのまま発進す
るというようなことが確実に防止される。
【0020】以上、本発明の電動車両における充電器の
配置構造の一実施形態について説明したが、本発明は、
上記の実施形態に示したような電動モーターを駆動源と
するスクータータイプの自動二輪車に限らず、従来は充
電器を車両に搭載していないような電動モーターを補助
駆動源とする電動アシスト付き自転車などにおいても実
施可能なものであることはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したような本発明の電動車両に
おける充電器の配置構造によれば、充電器を車両に搭載
しておくことで、別体の充電器を用意することなく、何
処でも一般用電源から直接に充電できると共に、充電後
には、乗車したままの姿勢でも、充電コードの抜き忘れ
や車体への収納し忘れを容易に確認することができるた
め、充電コードの抜き忘れや収納忘れのまま発進するこ
とにより、充電器や充電コードやコンセントの破損を招
いたり、転倒等の事故を引き起こすというようなことを
確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充電器の配置構造が適用されているス
クータータイプの自動二輪車について、そのカバー部分
やシート等を除いた車体本体を示す側面図。
【図2】図1に示した自動二輪車の前面図。
【図3】図1に示した自動二輪車における充電器の具体
的な設置構造の一例を示す側面説明図。
【図4】図1に示した自動二輪車における充電器の具体
的な設置構造の他の例を示す側面説明図。
【符号の説明】
1 自動二輪車(電動車両) 2 ハンドル 3 前輪 4 ステアリングヘッドパイプ 11 電動モーター 16 バッテリー(充電可能な二次電池) 20 充電器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの前端に固着されたステア
    リングヘッドパイプにより、ハンドルから前輪に至るス
    テアリング部分が回動自在に軸支されており、且つ、充
    電可能な二次電池を電源とする電動モーターを、車両走
    行のための駆動源又は補助駆動源とするような電動車両
    において、該二次電池に充電を行なうための充電器が、
    ステアリングヘッドパイプの後側に配置されていること
    を特徴とする電動車両における充電器の配置構造。
JP13470798A 1998-05-18 1998-05-18 電動車両における充電器の配置構造 Pending JPH11321753A (ja)

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