JPH05105143A - 電動二輪車 - Google Patents
電動二輪車Info
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- JPH05105143A JPH05105143A JP3297796A JP29779691A JPH05105143A JP H05105143 A JPH05105143 A JP H05105143A JP 3297796 A JP3297796 A JP 3297796A JP 29779691 A JP29779691 A JP 29779691A JP H05105143 A JPH05105143 A JP H05105143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- frame
- electric motor
- storage box
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 8
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 abstract 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract 1
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷物積載量を多くする。
【構成】 スクータ型自動二輪車に、電動機8aを有す
る動力ユニット8をシート下方でフレーム1に枢支させ
て取付ける。フレーム1の屈曲部の上側に電動機8aに
給電するバッテリー10をフレーム1に沿わせて複数取
付ける。バッテリー10の上側に荷物収納部12bを設
けた。バッテリー10がフレーム1の最も低位置となる
部分に搭載されて車体の重心が低くなり、バッテリー1
0の上側に荷物収納空間が得られる。
る動力ユニット8をシート下方でフレーム1に枢支させ
て取付ける。フレーム1の屈曲部の上側に電動機8aに
給電するバッテリー10をフレーム1に沿わせて複数取
付ける。バッテリー10の上側に荷物収納部12bを設
けた。バッテリー10がフレーム1の最も低位置となる
部分に搭載されて車体の重心が低くなり、バッテリー1
0の上側に荷物収納空間が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機を駆動源として
走行する電動二輪車に関するものである。
走行する電動二輪車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動二輪車としては電動機によっ
て後輪を駆動する構造のものが注目されるようになって
きた。この種の電動二輪車は、エンジンに代わりに電動
機が取付けられ、その電動機に給電するバッテリーが車
体に複数個搭載されていた。
て後輪を駆動する構造のものが注目されるようになって
きた。この種の電動二輪車は、エンジンに代わりに電動
機が取付けられ、その電動機に給電するバッテリーが車
体に複数個搭載されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の電動
二輪車では、重量物である電動機に加えて、長時間走行
を可能とするために比較的重量の大きいバッテリーを複
数個搭載しなければならず、そのバッテリーの搭載位置
が問題であった。
二輪車では、重量物である電動機に加えて、長時間走行
を可能とするために比較的重量の大きいバッテリーを複
数個搭載しなければならず、そのバッテリーの搭載位置
が問題であった。
【0004】スクータ型自動二輪車を電動式にする場合
には、バッテリー搭載位置としては、シートの下方や後
方とすることが考えられる。ところが、重量物であるバ
ッテリーをそのような部位に多数搭載すると、車体の重
心が高くなってしまうという問題が生じる。一方、自動
二輪車においては、大容量の収納物を搭載したいという
要望があった。
には、バッテリー搭載位置としては、シートの下方や後
方とすることが考えられる。ところが、重量物であるバ
ッテリーをそのような部位に多数搭載すると、車体の重
心が高くなってしまうという問題が生じる。一方、自動
二輪車においては、大容量の収納物を搭載したいという
要望があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動二輪車
は、電動機と後輪駆動用動力伝達装置と後輪とを備えた
動力ユニットをシート下方で前記フレームに枢支させて
取付けると共に、前記フレームの屈曲部の上側に前記電
動機に給電するバッテリーをフレームに沿わせて複数取
付け、このバッテリーの上側に荷物収納箱を配設したも
のである。
は、電動機と後輪駆動用動力伝達装置と後輪とを備えた
動力ユニットをシート下方で前記フレームに枢支させて
取付けると共に、前記フレームの屈曲部の上側に前記電
動機に給電するバッテリーをフレームに沿わせて複数取
付け、このバッテリーの上側に荷物収納箱を配設したも
のである。
【0006】
【作用】バッテリーがフレームの最も低位置となる部分
に搭載されて車体の重心が低くなり、バッテリーの上側
に荷物収納空間が得られる。
に搭載されて車体の重心が低くなり、バッテリーの上側
に荷物収納空間が得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る電動二輪車
の側面図で、同図では車体カバーを取り外した状態を示
す。図2は本発明に係る電動二輪車の平面図、図3は図
1におけるIII−III線断面図、図4は図1におけるIV−
IV線断面図、図5は本発明に係る電動二輪車に使用する
収納ボックスの斜視図である。
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る電動二輪車
の側面図で、同図では車体カバーを取り外した状態を示
す。図2は本発明に係る電動二輪車の平面図、図3は図
1におけるIII−III線断面図、図4は図1におけるIV−
IV線断面図、図5は本発明に係る電動二輪車に使用する
収納ボックスの斜視図である。
【0008】これらの図において、1はスクータ型自動
二輪車用のフレームで、このフレーム1は、前輪2およ
びハンドル3を有するフロントフォーク4を操舵自在に
支持するヘッドパイプ5と、このヘッドパイプ5から後
下がりに延設された1本の管材からなる前部パイプ6
と、この前部パイプ6に連結された左右一対の後部パイ
プ7,7等とから構成されている。
二輪車用のフレームで、このフレーム1は、前輪2およ
びハンドル3を有するフロントフォーク4を操舵自在に
支持するヘッドパイプ5と、このヘッドパイプ5から後
下がりに延設された1本の管材からなる前部パイプ6
と、この前部パイプ6に連結された左右一対の後部パイ
プ7,7等とから構成されている。
【0009】前記前部パイプ6は、後下がりに傾斜した
部分の下端部が略水平に屈曲されており、その水平部分
に後部パイプ7が溶接されている。
部分の下端部が略水平に屈曲されており、その水平部分
に後部パイプ7が溶接されている。
【0010】前記後部パイプ7は前部パイプ6に溶接さ
れる水平部分と、その水平部分の後部で屈曲されて後上
がりに延びる傾斜部分とからなり、屈曲部分に、後述す
るユニットスイング式原動機としての電動機内蔵型の動
力ユニット8が支軸9を介して揺動自在に支持されてい
る。なお、支軸9は軸線方向を車幅方向へ向けて配設さ
れている。
れる水平部分と、その水平部分の後部で屈曲されて後上
がりに延びる傾斜部分とからなり、屈曲部分に、後述す
るユニットスイング式原動機としての電動機内蔵型の動
力ユニット8が支軸9を介して揺動自在に支持されてい
る。なお、支軸9は軸線方向を車幅方向へ向けて配設さ
れている。
【0011】また、前部パイプ6の水平部分および後部
パイプ7の水平部分には、バッテリー10およびヘルメ
ット等の荷物11を収納するための収納ボックス12が
載置固定されている。さらに、後部パイプ7の傾斜部分
には、ブラケット13,14およびシート下収納箱15
を介してシート16が支持されると共に、動力ユニット
制御用のコントローラ17が支持固定されている。
パイプ7の水平部分には、バッテリー10およびヘルメ
ット等の荷物11を収納するための収納ボックス12が
載置固定されている。さらに、後部パイプ7の傾斜部分
には、ブラケット13,14およびシート下収納箱15
を介してシート16が支持されると共に、動力ユニット
制御用のコントローラ17が支持固定されている。
【0012】前記動力ユニット8は、従来の自動二輪車
に用いられたユニットスイング式エンジンに対してエン
ジンと電動機との構成の違いを除いては殆ど同等の構造
とされ、後輪18を回転自在に支持する伝動ケース8a
と、この伝動ケース8a内に装着された電動機8bおよ
びVベルト式自動変速機8c等とから構成されている。
に用いられたユニットスイング式エンジンに対してエン
ジンと電動機との構成の違いを除いては殆ど同等の構造
とされ、後輪18を回転自在に支持する伝動ケース8a
と、この伝動ケース8a内に装着された電動機8bおよ
びVベルト式自動変速機8c等とから構成されている。
【0013】なお、電動機8bは、車幅方向略中央部に
位置づけられており、その回転子を支持する回転軸は車
幅方向を指向しているいわゆる横置き式である。また、
この電動機8bの固定子であるコイルは、前記コントロ
ーラ17を介してバッテリー10に接続されている。コ
ントローラ17は、バッテリー10から電動機8bへ供
給される電流量を、ハンドル3のスロットルグリップ3
aでの操作量に応じて制御するように構成されている。
すなわち、スロットルグリップ3aを操作することによ
って、電動機8bの回転数が変化することになる。
位置づけられており、その回転子を支持する回転軸は車
幅方向を指向しているいわゆる横置き式である。また、
この電動機8bの固定子であるコイルは、前記コントロ
ーラ17を介してバッテリー10に接続されている。コ
ントローラ17は、バッテリー10から電動機8bへ供
給される電流量を、ハンドル3のスロットルグリップ3
aでの操作量に応じて制御するように構成されている。
すなわち、スロットルグリップ3aを操作することによ
って、電動機8bの回転数が変化することになる。
【0014】そして、前記伝動ケース8aの前部が前記
支軸9によってフレーム1に枢支され、伝動ケース8a
における電動機8bの車体後側となる部分と後部パイプ
7との間には、車幅方向中央部に1本のリヤクッション
ユニット19が介装されている。
支軸9によってフレーム1に枢支され、伝動ケース8a
における電動機8bの車体後側となる部分と後部パイプ
7との間には、車幅方向中央部に1本のリヤクッション
ユニット19が介装されている。
【0015】前記収納ボックス12は、図5に示すよう
に、車体左側に開口する箱状に合成樹脂によって一体に
形成されており、その下部には、バッテリー10を収納
するバッテリー収納部12aが上下前後に計4つ形成さ
れ、そのバッテリー収納部12aの上側に荷物収納部1
2bが1つ形成されている。
に、車体左側に開口する箱状に合成樹脂によって一体に
形成されており、その下部には、バッテリー10を収納
するバッテリー収納部12aが上下前後に計4つ形成さ
れ、そのバッテリー収納部12aの上側に荷物収納部1
2bが1つ形成されている。
【0016】なお、この収納ボックス12の前側板,後
側板や、バッテリー収納部12aを前後に画成する仕切
板12cには、前後のバッテリー10どうしを接続する
バッテリーケーブル(図示せず)を通すための切欠き1
2dが形成されている。
側板や、バッテリー収納部12aを前後に画成する仕切
板12cには、前後のバッテリー10どうしを接続する
バッテリーケーブル(図示せず)を通すための切欠き1
2dが形成されている。
【0017】そして、この収納ボックス12は、図3に
示すように、底面に突設された支持板12eと、ゴムブ
ッシュ20とを介して前部パイプ6および後部パイプ7
に支承されており、前部および後部に突設されたブラケ
ット12fをフレーム1の収納ボックス用ブラケット1
a,1bにボルト止めすることによって、フレーム1に
固定されている。
示すように、底面に突設された支持板12eと、ゴムブ
ッシュ20とを介して前部パイプ6および後部パイプ7
に支承されており、前部および後部に突設されたブラケ
ット12fをフレーム1の収納ボックス用ブラケット1
a,1bにボルト止めすることによって、フレーム1に
固定されている。
【0018】また、前記4つのバッテリー収納部12a
は、バッテリー10を収納した状態ではバッテリー10
が逸脱しないように、開口部にバッテリーバンド12g
が取付けられる。
は、バッテリー10を収納した状態ではバッテリー10
が逸脱しないように、開口部にバッテリーバンド12g
が取付けられる。
【0019】さらに、バッテリー収納部12や前記荷物
収納部12bの開口部は、車体を覆う車体カバー21の
一部を構成するリッド22によって閉塞されるように構
成されている。
収納部12bの開口部は、車体を覆う車体カバー21の
一部を構成するリッド22によって閉塞されるように構
成されている。
【0020】車体カバー21は、図3に示すように、車
体の前部から後部にわたって上半部を覆う構造のトップ
カバー21aと、このトップカバー21aの左右側板部
分の下側に連結された左右のフートボード21bと、こ
れらの左右のフートボード21b,21bの間であって
収納ボックス12の下方に位置するインナーフェンダー
21c等とから構成されている。
体の前部から後部にわたって上半部を覆う構造のトップ
カバー21aと、このトップカバー21aの左右側板部
分の下側に連結された左右のフートボード21bと、こ
れらの左右のフートボード21b,21bの間であって
収納ボックス12の下方に位置するインナーフェンダー
21c等とから構成されている。
【0021】前記リッド22は、トップカバー21aに
おける収納ボックス12の開口部と対応する部位に配置
され、下縁部を中心として上部を車体に対して接離させ
ることによって開閉できるように構成されている。な
お、リッド22の上部には、収納ボックス12にロック
レバー23が係合する構造のロック装置24が装着され
ている。また、このリッド22と収納ボックス12の開
口縁との間には、雨水等が浸入するのを防ぐためにシー
ル部材25が介装されている。
おける収納ボックス12の開口部と対応する部位に配置
され、下縁部を中心として上部を車体に対して接離させ
ることによって開閉できるように構成されている。な
お、リッド22の上部には、収納ボックス12にロック
レバー23が係合する構造のロック装置24が装着され
ている。また、このリッド22と収納ボックス12の開
口縁との間には、雨水等が浸入するのを防ぐためにシー
ル部材25が介装されている。
【0022】前記フートボード21bは後部パイプ7に
取付けブラケット26を介して固定されており、トップ
カバー21aの左右側板部分より側方へ突出する略水平
な足乗せ部分が形成されている。なお、図2において二
点鎖線Aで示す部分は、乗員の足を乗せる部分を示す。
取付けブラケット26を介して固定されており、トップ
カバー21aの左右側板部分より側方へ突出する略水平
な足乗せ部分が形成されている。なお、図2において二
点鎖線Aで示す部分は、乗員の足を乗せる部分を示す。
【0023】前記インナーフェンダー21cは、図3に
示すように、前部パイプ6および後部パイプ7の水平部
分と対向する部分が左右両側部より上方へ湾曲されてい
る。このようにインナーフェンダー21cを構成する
と、動力ユニット8に走行風を導く走行風通路27がフ
レーム1の下方に形成されることになる。なお、走行風
を図1中矢印Bで示す。
示すように、前部パイプ6および後部パイプ7の水平部
分と対向する部分が左右両側部より上方へ湾曲されてい
る。このようにインナーフェンダー21cを構成する
と、動力ユニット8に走行風を導く走行風通路27がフ
レーム1の下方に形成されることになる。なお、走行風
を図1中矢印Bで示す。
【0024】前記シート16は、後部がシート下収納ボ
ックス15の後側ブラケットに枢支されており、図1中
二点鎖線で示すようにシート前部を上方へ持ち上げてシ
ート16を起立させることによって、シート下収納ボッ
クス15を開けることができるように構成されている。
シート下収納ボックス15は、図4に示すように、上方
へ向けて開口する箱状に形成されている。
ックス15の後側ブラケットに枢支されており、図1中
二点鎖線で示すようにシート前部を上方へ持ち上げてシ
ート16を起立させることによって、シート下収納ボッ
クス15を開けることができるように構成されている。
シート下収納ボックス15は、図4に示すように、上方
へ向けて開口する箱状に形成されている。
【0025】また、シート下収納ボックス15を支持す
るブラケット14は左右の後部パイプ7に架け渡して設
けられ、車幅方向中央部となる位置には、リヤクッショ
ンユニット19の上端部を枢支するリヤクッションユニ
ット用ブラケット14aが溶接されている。なお、図4
中16aはシート16の裏面に固定された荷重受けで、
この荷重受け16aはゴムからなり、シート下収納ボッ
クス15の上縁に当接するように構成されている。ま
た、16bはシート用ロック装置である。
るブラケット14は左右の後部パイプ7に架け渡して設
けられ、車幅方向中央部となる位置には、リヤクッショ
ンユニット19の上端部を枢支するリヤクッションユニ
ット用ブラケット14aが溶接されている。なお、図4
中16aはシート16の裏面に固定された荷重受けで、
この荷重受け16aはゴムからなり、シート下収納ボッ
クス15の上縁に当接するように構成されている。ま
た、16bはシート用ロック装置である。
【0026】前記シート下収納ボックス15の後方とな
る位置には、バッテリー10を充電するための充電器2
8が配置されている。充電器28は交流100V電源を
直流12Vに変えてバッテリー10を充電するように構
成され、その入力部としての充電口28aには、充電用
コード(図示せず)と接続される充電ソケットが設けら
れている。充電用コードとしては、一端に前記充電ソケ
ットと接続されるプラグが設けられ、他端に家庭用コン
セント等に接続されるプラグが設けられたものが使用さ
れる。
る位置には、バッテリー10を充電するための充電器2
8が配置されている。充電器28は交流100V電源を
直流12Vに変えてバッテリー10を充電するように構
成され、その入力部としての充電口28aには、充電用
コード(図示せず)と接続される充電ソケットが設けら
れている。充電用コードとしては、一端に前記充電ソケ
ットと接続されるプラグが設けられ、他端に家庭用コン
セント等に接続されるプラグが設けられたものが使用さ
れる。
【0027】なお、充電器28の充電口28aは、シー
ト16の下方となる位置に配設されている。
ト16の下方となる位置に配設されている。
【0028】上述したように構成された電動二輪車で
は、スロットルグリップ3aを操作して電動機8bの回
転軸が回転すると、その回転力がVベルト式自動変速機
8cを介して後輪18に伝えられて走行するようにな
る。
は、スロットルグリップ3aを操作して電動機8bの回
転軸が回転すると、その回転力がVベルト式自動変速機
8cを介して後輪18に伝えられて走行するようにな
る。
【0029】また、バッテリー10の充電作業は、シー
ト16を起立させて充電器28の充電口28aを露出さ
せ、その状態で充電用コードを充電器28の充電ソケッ
トに接続して行なう。
ト16を起立させて充電器28の充電口28aを露出さ
せ、その状態で充電用コードを充電器28の充電ソケッ
トに接続して行なう。
【0030】さらに、収納ボックス12内のバッテリー
10を着脱するには、リッド22を開き、バッテリーバ
ンド12gを外した状態で行なう。リッド22を開く
と、収納ボックス12の荷物収納部12bも開口するよ
うになり、その中のヘルメット等の荷物11を出し入れ
できるようになる。
10を着脱するには、リッド22を開き、バッテリーバ
ンド12gを外した状態で行なう。リッド22を開く
と、収納ボックス12の荷物収納部12bも開口するよ
うになり、その中のヘルメット等の荷物11を出し入れ
できるようになる。
【0031】したがって、上述したように構成された電
動二輪車では、バッテリー10がフレーム1の最も低位
置となる部分に搭載されるから、車体の重心が低くな
る。しかも、バッテリー10の上側に荷物収納空間が得
られる。
動二輪車では、バッテリー10がフレーム1の最も低位
置となる部分に搭載されるから、車体の重心が低くな
る。しかも、バッテリー10の上側に荷物収納空間が得
られる。
【0032】なお、本実施例で示したようにシート16
の下方にシート下収納ボックス15を搭載するようにす
ると、荷物をより多く積載できるようになって使い勝手
が向上する。
の下方にシート下収納ボックス15を搭載するようにす
ると、荷物をより多く積載できるようになって使い勝手
が向上する。
【0033】また、本実施例で示したように収納ボック
ス12のバッテリー収納部12aと荷物収納部12bと
を同一方向に開口させ、両者を同一のリッド22で塞ぐ
構成とすると、2種類の収納部分を塞ぐに当たって必要
最小限度の部品で済ますことができる。このため、軽量
化を図るに当たり有利であり、安価である。
ス12のバッテリー収納部12aと荷物収納部12bと
を同一方向に開口させ、両者を同一のリッド22で塞ぐ
構成とすると、2種類の収納部分を塞ぐに当たって必要
最小限度の部品で済ますことができる。このため、軽量
化を図るに当たり有利であり、安価である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電動二
輪車は、電動機と後輪駆動用動力伝達装置と後輪とを備
えた動力ユニットをシート下方で前記フレームに枢支さ
せて取付けると共に、前記フレームの屈曲部の上側に前
記電動機に給電するバッテリーをフレームに沿わせて複
数取付け、このバッテリーの上側に荷物収納箱を配設し
たため、バッテリーがフレームの最も低位置となる部分
に搭載されて車体の重心が低くなり、バッテリーの上側
に荷物収納空間が得られる。
輪車は、電動機と後輪駆動用動力伝達装置と後輪とを備
えた動力ユニットをシート下方で前記フレームに枢支さ
せて取付けると共に、前記フレームの屈曲部の上側に前
記電動機に給電するバッテリーをフレームに沿わせて複
数取付け、このバッテリーの上側に荷物収納箱を配設し
たため、バッテリーがフレームの最も低位置となる部分
に搭載されて車体の重心が低くなり、バッテリーの上側
に荷物収納空間が得られる。
【0035】したがって、低重心で、しかも、荷物積載
量の多い電動二輪車を得ることができる。
量の多い電動二輪車を得ることができる。
【0036】また、重量物である電動機やバッテリーを
前後輪間の重心位置に配置できるから、マスの集中化を
図ることができるという効果もある。
前後輪間の重心位置に配置できるから、マスの集中化を
図ることができるという効果もある。
【0037】さらに、バッテリーの上側に荷物収納箱を
配設すると、バッテリーは通常は略4角形の箱状に形成
される関係から、荷物収納箱の底を平坦に形成すること
ができる。加えて、使用頻度の高い荷物収納箱が高い位
置に位置づけられることになるので、使い勝手がよい。
配設すると、バッテリーは通常は略4角形の箱状に形成
される関係から、荷物収納箱の底を平坦に形成すること
ができる。加えて、使用頻度の高い荷物収納箱が高い位
置に位置づけられることになるので、使い勝手がよい。
【図1】本発明に係る電動二輪車の側面図である。
【図2】本発明に係る電動二輪車の平面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線断面図である。
【図5】本発明に係る電動二輪車に使用する収納ボック
スの斜視図である。
スの斜視図である。
1 フレーム 5 ヘッドパイプ 6 前部パイプ 7 後部パイプ 8 動力ユニット 9 支軸 10 バッテリー 12 収納ボックス
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドパイプとシートとの間で下方へ屈
曲されたフレームを有するスクータ型自動二輪車におい
て、電動機と後輪駆動用動力伝達装置と後輪とを備えた
動力ユニットをシート下方で前記フレームに枢支させて
取付けると共に、前記フレームの屈曲部の上側に前記電
動機に給電するバッテリーをフレームに沿わせて複数取
付け、このバッテリーの上側に荷物収納箱を配設したこ
とを特徴とする電動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29779691A JP3172951B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 電動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29779691A JP3172951B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 電動二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05105143A true JPH05105143A (ja) | 1993-04-27 |
JP3172951B2 JP3172951B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=17851283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29779691A Expired - Fee Related JP3172951B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 電動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172951B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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