JP3754508B2 - 電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造 - Google Patents

電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造 Download PDF

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体フレームの前端のヘッドパイプに、下端に前輪を軸支したフロントフォークが操向可能に支承され、クランクペダルによる踏力をアシストする電動モータと、該電動モータに電力を供給すべく電池集合体がバッテリケースに収納されて成るバッテリとが車体フレームに搭載される電動補助自転車に関し、特にバッテリの搭載構造に関する。
【従来の技術】
従来、かかる電動補助自転車は、たとえば特開平7−95744号公報等により既によく知られている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の電動補助自転車では、バッテリが、シートの下方のシートポスト後方側に固定配置された収納ボックス内に収納されている。このため、充電するためにバッテリを収納ボックスから取外したり、充電後のバッテリを収納ボックス内に収納する作業を行なう際に、その作業の邪魔にならないようにシートを回動させる必要があり、作業性に優れているとは言い難い。
【0003】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、バッテリの脱着作業を極めて容易に行い得るようにした電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車体フレームの前端のヘッドパイプに、下端に前輪を軸支したフロントフォークが操向可能に支承され、クランクペダルによる踏力をアシストする電動モータと、該電動モータに電力を供給するバッテリとが車体フレームに搭載される電動補助自転車において、荷物収納スペースを備えてヘッドパイプよりも前側に位置するフロントバスケットがヘッドパイプに固着されると共に、前記荷物収納スペースよりも後側でフロントバスケットの後部に、バッテリを該フロントバスケットに固定的に取付け得るバッテリ取付け部が設けられ、該バッテリ取付け部へのバッテリの取付けに応じて、バッテリが備える接点との電気的接続を果す端子がバッテリ取付け部に配設されることを特徴とする。
【0005】
かかる構成によれば、シートポストを回動させる等の余分な操作を不要とするとともに、バッテリのバッテリ取付け部への取付けに応じて電気的接続を果すことができる。しかもバッテリ取付け部がフロントバスケット内に存在するものではないので、フロントバスケットの荷物収納スペースを犠牲にすることもない。
【0006】
また請求項2記載の発明によれば、バッテリおよびバッテリ取付け部間に、バッテリ取付け部へのバッテリの取付け状態を固定的に維持するロック機構が設けられ、該ロック機構の鎖錠および解錠操作を行なうための操作部がバッテリ取付け部の左右いずれか一側に設けられることにより、フロントバスケットの後方側を通るブレーキケーブル等に邪魔されることなく、ロック機構の鎖錠および解錠操作を容易に行なうことができる。
【0007】
請求項3記載の発明によれば、前記ロック機構が、操作部の操作に応じてバッテリの左右いずれか一側に係脱可能に係合する第1係合子と、バッテリ内に収納されるとともに第1係合子に連動してバッテリ取付け部の左右いずれか他側に係脱可能に係合する第2係合子とを備えることにより、バッテリ取付け部の左右いずれか一側に在る操作部の操作により、バッテリの左右両側部をバッテリ取付け部の左右両側部に係合させて、バッテリをバッテリ取付け部に確実に取付けることができる。
【0008】
請求項4記載の発明によれば、第2係合子が、バッテリの両側部間のほぼ全長にわたって棒状に延びるとともにその軸方向移動可能にしてバッテリに支承されることにより、ロック機構の構成を単純化することができる。
【0009】
請求項5記載の発明によれば、車体フレームの前端のヘッドパイプに、下端に前輪を軸支したフロントフォークが操向可能に支承され、クランクペダルによる踏力をアシストする電動モータと、該電動モータに電力を供給するバッテリとが車体フレームに搭載される電動補助自転車において、荷物収納スペースを備えてヘッドパイプよりも前側に位置するフロントバスケットがヘッドパイプに固着されると共に、前記荷物収納スペースよりも後側でフロントバスケット内の後部に、バッテリを該フロントバスケットに着脱可能に取付け得るバッテリ取付け部が固定的に配設され、バッテリ取付け部で支持されたバッテリを前方側から覆い得る蓋部材が、フロントバスケット内で前後方向に揺動することを可能としてバッテリ取付け部の下部に連結され、該バッテリ取付け部へのバッテリの支持に応じて、バッテリが備える接点との電気的接続を果す端子がバッテリ取付け部に配設される。
【0010】
かかる構成によれば、シートポストを回動させる等の余分な操作を不要とするとともに、ハンドル位置がどのような状態にあっても、蓋部材を前後に揺動させるだけの極めて簡単な操作で、フロントバスケットへの荷物の挿脱と同様にしてバッテリのバッテリ取付け部への脱着を容易に行なうことができ、バッテリ取付け部へのバッテリの支持に応じて電気的接続を果すことができる。またバッテリのバッテリ取付け部への着脱操作時に誤ってバッテリを落下させても、バッテリをフロントバスケットで保持することができるので、バッテリが破損するおそれがない。
【0011】
さらに請求項6記載の発明によれば、車体フレームの前後方向に沿う中心線上で、バッテリ取付け部および蓋部材の上部間に、蓋部材の閉鎖状態を固定的に維持するロック機構が、鎖錠および解錠を可能として設けられることにより、フロントバスケットの後方側を通るブレーキケーブル等に邪魔されることなく、ロック機構の鎖錠および解錠操作を容易に行なうことができる。
【0012】
さらに請求項7記載の発明によれば、請求項1〜6の構成に加えて、前記バッテリが、フロントバスケットの幅方向に長く且つ前後方向に短い形状である。
【0013】
また請求項8記載の発明によれば、請求項1の構成に加えて、フロントバスケットの後部に設けた前記バッテリ取付け部が、該フロントバスケット内に臨んで開口する挿脱口からの挿脱を可能として、バッテリを固定的に取付け得るので、ハンドル位置がどのような状態にあっても、フロントバスケットへの荷物の挿脱と同様の極めて簡単な操作でバッテリのバッテリ取付け部への脱着を容易に行なうことができ、またバッテリのバッテリ取付け部への挿脱操作時に誤ってバッテリを落下させても、バッテリをフロントバスケットで保持することができるので、バッテリが破損するおそれがない。
【0014】
また請求項9記載の発明によれば、請求項1の構成に加えて、ヘッドパイプには、その前側に位置する支持フレームが固定的に取付けられ、この支持フレームに、フロントバスケットの後壁部及び底部が締結される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 図1ないし図17は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は電動補助自転車の側面図、図2はモータユニットの拡大縦断側面図、図3は図1の3矢視平面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面図、図7はリヤカバーの大部分およびバッテリを省略した状態での図5の7矢視図、図8はバッテリの正面図、図9は図8の9矢視側面図、図10はバッテリの内部構成を簡略化して示す図、図11は図4の11−11線拡大断面図、図12はバッテリの挿脱状態を示すための図5に対応した断面図、図13は図9の13矢視部拡大図、図14は充電器の平面図、図15は図14の15−15線断面図、図16は図14の16−16線断面図、図17は充電器の内部構成を簡略化して示す図である。
【0016】
先ず図1において、この電動補助自転車は、側面視で略U字状をなす車体フレーム21を備え、該車体フレーム21の前端のヘッドパイプ22にフロントフォーク23が操向可能に支承され、該フロントフォーク23の下端に前輪WF が軸支され、フロントフォーク23の上端にバーハンドル24が設けられる。また車体フレーム21の下部には、電動モータ30を有するモータユニット31が設けられており、該モータユニット31の後部上方で車体フレーム21から後下がりに延びるとともにモータユニット31の後方では略水平に延出される左、右一対のリヤフォーク25…間に後輪WR が軸支され、両リヤフォーク25…および車体フレーム21の後部間には左、右一対のステー26…が設けられる。さらに車体フレーム21の後部には、上端にシート27を備えるシートポスト28が、シート27の上下位置を調整可能として装着されており、シート27の後方側にはキャリア29が固定配置される。
【0017】
図2を併せて参照して、モータユニット31のケーシング135は、車体フレーム21の下部に設けられた一対のハンガ部21a,21bにボルト136,137により結合され、両端にクランクペダル32,32をそれぞれ有するクランク軸33が該ケーシング135で回転自在に支承される。このクランク軸33から動力を伝達可能であるとともに前記電動モータ30からのアシスト力をも作用させ得る駆動スプロケット34と、後輪WR の車軸に設けられた被動スプロケット35とに無端状のチェーン36が巻掛けられる。
【0018】
電動モータ30および前記駆動スプロケット34間に設けられる動力伝達系138がケーシング135内に収納されており、該動力伝達系138は、電動モータ30の回転軸30aに固着された駆動ギヤ1391 と、回転軸30aと平行な軸線を有してケーシング135に回転自在に支承された第1アイドル軸140の一端に固着されて前記駆動1391 に噛合される第1中間ギヤ141と、第1アイドル軸140に一体に設けられる第2中間ギヤ142と、第2中間ギヤ142に噛合される第3中間ギヤ143と、第1アイドル軸140と平行な軸線を有してケーシング135に回転自在に支承されるとともに第3中間ギヤ143と同軸に配置される第2アイドル軸144と、第3中間ギヤ143および第2アイドル軸144間に設けられる一方向クラッチ145と、第2アイドル軸144に一体に設けられる第4中間ギヤ146と、第4中間ギヤ146に噛合される被動ギヤ147とを備え、該被動ギヤ147は駆動スプロケット34に結合される。
【0019】
このような動力伝達系138では、電動モータ30の作動に伴なうトルクが減速されて駆動スプロケット34に伝達されるが、電動モータ30の作動が停止したときには、一方向クラッチ145の働きにより第2アイドル軸144の空転が許容され、クランクペダル32,32の踏力による駆動スプロケット34の回転が妨げられることはない。
【0020】
またクランク軸33および駆動スプロケット34間には、図示しない動力伝達系が設けられており、該動力伝達系は、入力ペダル32,32による入力トルクに応じて捩じれるトーションバーを備えるとともに、クランクペダル32,32を踏んでクランク軸33を正転させたときの入力トルクを駆動スプロケット34に伝達可能とするとともにクランク軸33を逆転させたときにはクランク軸33の逆転を許容するようにした一方向クラッチを備えるものである。
【0021】
電動モータ30の作動は、図1で示すようにモータユニット31の前方側で車体フレーム21の下部に固定的に支持されたコントローラ37で制御されるものであり、該コントローラ37は、電動モータ30の回転数および入力ペダル32,32による入力トルクに基づいて電動モータ30の作動を制御する。而して、図2で明示するように、電動モータ30の回転数を検出すべく、該電動モータ30の回転軸30aには、外周に突部148aを有するリラクタ148が固定され、ケーシング135には、突部148aを検出してリラクタ148すなわち電動モータ30の回転数を検出する電磁ピックアップ式のセンサ149が取付けられる。またクランク軸33および駆動スプロケット34間の動力伝達系における前記トーションバーの捩れ量を検出する手段(図示せず)により、入力ペダル32,32による入力トルクが検出される。
【0022】
ところで、車体フレーム21の大部分はカバー41で覆われており、該カバー41の上部に、バッテリ401 からコントローラ37および電動モータ30に電力を供給するためのメインスイッチ42が配設される。
【0023】
図3ないし図7を併せて参照して、ヘッドパイプ22には、上面を開放した荷物収納スペースを備えて該ヘッドパイプ22よりも前側に位置するフロントバスケット38 1 が、バーハンドル24の左右両端側からそれぞれ延びるブレーキケーブル44L ,44R よりも前方に位置するようにして付けられる。しかも前記荷物収納スペースよりも後側で該フロントバスケット381 の後部にはバッテリ取付け部391 が設けられており、電動モータ30に電力を供給するためのバッテリ401 がバッテリ取付け部391 に取付けられる。
【0024】
ヘッドパイプ22には、前方側に延びるブラケット45が取付けられており、このブラケット45に取付けられる支持フレーム46に、フロントバスケット381 が固定的に支持される。
【0025】
支持フレーム46は、車体フレーム21の左右方向に延びる横支持杆部46aと、横支持杆部46aの両端からそれぞれ上方に延びる上部縦支持杆部46b,46bと、横支持杆部46aの左右方向中央部から下方に間隔をあけた位置から下方に延びる下部縦支持杆部46cと、下部縦支持杆部46cの下端から前方に延びる前方延長杆部46dと、前方に開いた略U字状の横断面形状を有して横支持杆部46aおよび下部縦支持杆部46cを連結する取付け板部46eと、下部縦支持杆部46cの下部および前方延長杆部46dの後部間に設けられる支持板部46fと、取付け板部46eの前端部両側と横支持杆部46aとの間にそれぞれ設けられる補強板部46g,46gとを備え、取付け板部46eの後部が、ヘッドパイプ22に取付けられているブラケット45に締結される。
【0026】
横支持杆部46aおよび一対の上部縦支持杆部46b,46bは、横断面四角形の角パイプを上方に開いた略U字状に屈曲して形成されるものであり、横支持杆部46aが取付け板部46eの前端上部に溶接される。また下部縦支持杆部46cおよび前方延長杆部46dは、扁平な四角形の横断面形状を有する角パイプを略L字状に屈曲して形成されるものであり、下部縦支持杆部46cの上部が、横支持杆部46aとの間に四角形状の開口部47を形成するようにして取付け板部46eの前端下部に溶接される。
【0027】
バッテリ取付け部391 は、フロントバスケット381 の後部に設けられた開口部を、該バッテリ取付け部391 へのバッテリ401 の挿脱口48としてフロントバスケット381 の後部に設けられるものであり、挿脱口48の両側縁下部から後方側に延びるようにしてフロントバスケット381 に連設される一対の下部側壁部49,49と、それら下部側壁49,49の後端に直角に連設されて相互に近接する方向に延びる一対の後壁部50,50と、挿脱口48の下縁両側に連設されて後方に延びる一対の底壁部51,51と、下部側壁49,49の上方に間隔をあけた位置でそれらの下部側壁49,49の外面に内面をほぼ対応させて支持フレーム46の上部縦支持杆部46b,46bにそれぞれ固着される上部側壁部52,52と、前記両底壁部51,51間で支持フレーム46の支持板部46fに締結される端子箱88とで、前方及び上方を開放するようにして構成される。
【0028】
而してフロントバスケット381 は、支持フレーム46における横支持杆部46aの両端部にそれぞれ取付けられているステー53,53に、後壁部50,50の上部がねじ部材54,54により締結されるとともに、支持フレーム46における前方延長杆部46dの前端部に該フロントバスケット381 の底部がねじ部材55およびナット56により締結されることにより、支持フレーム46に固定的に支持される。
【0029】
図8、図9および図10を併せて参照して、バッテリ401 は、多数のNi−Cd電池60…が直列に接続されて成る電池集合体61がバッテリケース62内に収納されて構成される。而してバッテリケース62は、前部ケース半体63および後部ケース半体64が相互に結合されて成るものであり、バッテリ取付け部391 にその挿脱口48から挿脱することを可能とすべく偏平な矩形の箱形に形成される。
【0030】
バッテリケース62の上面には、両ケース半体63,64に連なる把持部65がバッテリケース62の幅方向中央部で上方に隆起して設けられるとともに、シャンク抵抗66(図10参照)を内蔵した残量表示計67が、図3で明示するように、把持部65よりも一側に寄って設けられる。この残量表示計67の上面には、該残量表示計67に表示作動を行なわせるための押しボタン68が、その操作方向を上下方向として配設される。また残量表示計67の上面には、図3の上方に向うにつれて幅を狭める三角形状の指標69が描かれるとともに、その指標に並列して複数たとえば5つの発光ダイオード70,70…が配設される。これらの発光ダイオード70,70…の点灯および消灯は、バッテリ401 の残量変化に応じて切換えられるものであり、満充電時には全ての発光ダイオード70,70…が点灯状態となり、残量が減少するにつれて図3の最下方の発光ダイオード70から順次消灯していくとともに、最終的には図3の最上方の発光ダイオード70が点滅することになる。
【0031】
バッテリ401 におけるバッテリケース62の底部中央には凹部62aが設けられ、またバッテリケース62の背面側すなわち後部ケース半体64には、その幅方向中央部で後方側に突出したガイド部62bが上下方向に延びて設けられ、該ガイド部62bの上下方向中間部には後方に向けて突出した受け部62cが設けられる。
【0032】
図11において端子箱88は、バッテリケース62の凹部62aに嵌合すべく支持フレーム46の支持板部46f上に固定される嵌合板部88aと、バッテリケース62の前面下部に接触することを可能として嵌合板部88aの前端から上方にわずかに立上がる前部ガイド部88bと、バッテリケース62の背面におけるガイド部62bの下部に接触することを可能として支持フレーム46の下部縦杆支持部46cに沿って前部ガイド部88bよりも上方位置まで嵌合板部88aの後端から立上がる後部ガイド部88cと、前後方向中間部で嵌合板部88aの下面に連設されるとともに支持板部46fに設けられた孔71を貫通して下方に延びる端子支持部88dとを有して、支持板部46fに締結される。
【0033】
図12を併せて参照して、バッテリ401 のバッテリケース62は、その前後下端部を端子箱88の前部ガイド部88bおよび後部ガイド部88cで規制するようにしてバッテリ取付け部391 に取付けられるのであるが、支持フレーム46における取付け板部46eには、前部ガイド部88bおよび後部ガイド部88cで下端部を支承したバッテリケース62を、その上端部が前方に傾斜する方向に付勢して挿脱口48からのバッテリ401 の挿脱を容易とする弾発付勢機構151が設けられる。
【0034】
この弾発付勢機構151は、車体フレーム21の左右方向に沿ってほぼ水平に延びる軸線を有するとともに取付け板部46eの両側壁間にわたって設けられる支軸152と、先端部153aを開口部47から前方に突出することを可能として基端部が支軸152に揺動可能に支承されるアーム153と、該アーム153の先端部153aでバッテリ401 のバッテリケース62を前方に押し出す方向の回動付勢力をアーム153に与えるべく該アーム153の基端部および取付け板部46e間にわたって設けられるばね154とを備える。
【0035】
アーム153は、支軸152と平行な棒状に形成される先端部153aを有して略U字状に形成されるものであり、該アーム153の先端部153aは、バッテリ401 のバッテリケース62における背面のガイド部62bに、受け部62cよりも上方で当接可能である。而してバッテリ401 のバッテリケース62がバッテリ取付け部391 に取付けられた状態では、アーム153の先端部153aはバッテリケース62の受け部62cに上方から当接するものであり、該先端部153aと端子箱88の嵌合板部88aとの間にバッテリケース62の下部が挟まれることにより、走行状態でのバッテリ取付け部391 内でのバッテリ401 の振動を防止し、バッテリ401 と後述の放電端子89,90との安定した接続を保持することができる。
【0036】
バッテリ401 のバッテリ取付け部391 への取付け状態を固定的に維持するために、バッテリ401 及びバッテリ取付け部391 間にはロック機構1551 が設けられる。
【0037】
このロック機構1551 は、該ロック機構1551 の鎖錠および解錠操作を行なうことを可能としてバッテリ取付け部391 における両上部側壁部52,52の一方たとえば前方に向って右側の上部側壁部52の外側面に取付けられる操作部156と、該操作部156のキー159による操作に応じてバッテリ401 の右側でバッテリケース62に係合する第1係合子157と、バッテリ401 のバッテリケース62内に収納されるとともに第1係合子157に連動してバッテリ取付け部391 の左側における上部側壁部52に係脱可能に係合する第2係合子158とを備える。
【0038】
操作部156は、キー159を挿脱可能なキー穴160を上面に有して右側の上部側壁部52に固定的に取付けられる。一方、第1係合子157は、棒状に形成されて内端部を操作部156内に収納せしめたものであり、操作部156内には、キー穴160に挿入されたキー159の操作によって第1係合子157を軸方向に作動せしめる機構が内蔵される。すなわちバッテリケース62の右側部には係合孔161が設けられており、キー159の操作に応じて、第1係合子157は、その先端部を係合孔161に挿入せしめてバッテリケース62の右側部に係合する位置と、先端部を係合孔161から離脱せしめてバッテリケース62との係合を解除する位置との間で作動することになる。
【0039】
第2係合子158は、バッテリ401 におけるバッテリケース62の左右両側部間のほぼ全長にわたって延びる棒状に形成されて、その軸方向移動を可能にしてバッテリケース62に支承されるものであり、第2係合子158の一端は第1係合子157の先端に同軸に当接可能である。またバッテリケース62の右側部には、第2係合子158の他端を挿入せしめる挿通孔162が設けられ、該挿通孔162に対応する係合孔163が、バッテリ取付け部391 における左側の上部側壁部52に設けられる。さらに第2係合子158の中間部に設けられた鍔部158aと、該鍔部158aよりも第2係合子158の他端寄りでバッテリケース62に設けられたばね受け部164との間には、第2係合子158を囲繞するコイル状のばね165が設けられ、該ばね165のばね力により第2係合子158はその一端を第1係合子157の先端に当接させる方向に付勢される。しかもバッテリケース62には、第2係合子158の軸方向に沿って鍔部158よりも第1係合子157側で該鍔部158に対向する規制部166が設けられており、鍔部158aが該規制部166に当接することにより、第2係合子158の軸方向一側への移動が規制される。
【0040】
このようなロック機構1551 によれば、バッテリ401 をバッテリ取付け部391 に取付けた状態で、キー159により操作部156を操作することにより、第1係合子157が係合孔161に嵌入してバッテリケース62の右側部に係合するとともに、第1係合子157に連動して第2係合子158が係合孔163に嵌入してバッテリ取付け部391 の左側部に係合することになり、バッテリ401 のバッテリ取付け部391 への取付け状態が固定的に維持される。またキー159で操作部156を操作することにより、第1係合子157を操作部156側に引き込むと、第1係合子157が係合孔161から離脱してバッテリケース62との係合が解除され、また第2係合子158がばね165のばね力により軸方向一側に移動して係合孔163から離脱することによりバッテリ取付け部391 との係合が解除されることになる。この際、第2係合子158の一端は、係合孔161から突出することはなく、また第2係合子158の他端は挿通孔162から突出することはないので、バッテリ401 は弾発付勢機構151により前方に付勢され、挿脱口48からバッテリ401 を容易に取出すことができる。
【0041】
ところでバッテリ取付け部391 の後方及び両側は、合成樹脂製のリヤカバー168で覆われるものであり、このリヤカバー168は、支持フレーム46における横支持杆部46a,46aに取付けられているステー53,53にねじ部材169,169で締結されるとともに、フロントバスケット381 に設けられている後壁部50,50にねじ部材170,170で締結される。このリヤカバー168において、ロック機構1551 の操作部156を覆う部分には、該操作部156の上面に設けられているキー穴160へのキー159の上方からの挿脱を可能とすべく該操作部156の上面を臨ませる円形の窓171が設けられる。またバッテリ取付け部391 の下端に配設されている端子箱88を両側から見え難くして外観を美しく見せるために、リヤカバー168の下部両側には、下方に延びて端子箱88を両側から覆う延長カバー部168a,168aが一体に設けられる。
【0042】
図13を併せて参照して、バッテリ401 は、第1〜第3接続端子75,76,77を備えており、第1接続端子75はシャンク抵抗66を介して電池集合体61のマイナス端子側に接続され、第2接続端子76は電池集合体61のプラス端子側に接続され、第3接続端子77は、電池集合体61の温度検出のためのサーミスタ78を介して電池集合体61のマイナス端子側に接続される。
【0043】
バッテリ401 におけるバッテリケース62の背面側すなわち後部ケース半体64には、その幅方向中央部で後方側に突出したガイド部62bが上下方向に延びて設けられており、バッテリケース62の底部に設けられている凹部62aと、前記ガイド部62bとが交わる角部に対応して前記各接続端子75,76,77がバッテリケース62内に配設される。
【0044】
第1接続端子75は、前端側を固定されてバッテリケース62の底部内面に弾発的に当接する平板状の端子板80と、端子板80の下面にリベット結合される放電接点75aと、端子板80の前端部に略直角に連設されてバッテリケース62の前部内面に弾発的に当接される平板状の充電接点75bとを有して、比較的幅広の略L字状に形成されるものであり、放電接点75aは銀接点であり、また充電接点75bには、Ni(あるいは銀)メッキが施される。
【0045】
この第1接続端子75は、ガイド部62bの幅方向一側に対応する位置に配置され、バッテリケース62の底壁には、放電接点75aを臨ませる円形の開口部81が設けられ、ガイド部62bには、充電接点75bを後壁面に臨ませるスリット82が上端を閉じるとともに下端を開放するようにして上下に長く設けられる。
【0046】
第2接続端子76は、放電接点76aおよび充電接点76bを有して、上記第1接続端子75と同様に略L字形ではあるが第1接続端子75よりも幅を狭くして形成される。この第2接続端子76は、ガイド部62bの幅方向他側に対応する位置に配置され、バッテリケース62の底壁には、放電接点76aを臨ませる円形の開口部(図示せず)が設けられ、ガイド部62bには、充電接点76bを前壁面62bに臨ませるスリット83が上端を閉じるとともに下端を開放するようにして上下に長く設けられる。
【0047】
第3接続端子77は、上記第1接続端子75および第2接続端子76と同様に略L字形に形成されるものの、バッテリケース62の底壁面に臨む接点を有することはなく、第1接続端子75および第2接続端子76間に対応してバッテリケース62内に配置され、ガイド部62bには、第3接続端子77を臨ませるスリット84が上端を閉じるとともに下端を開放するようにして上下に長く設けられる。
【0048】
またスリット82,84間、ならびにスリット83,84間には、上端を閉じるとともに下端を開放して上下に長く延びるガイド溝85,85が設けられている。
【0049】
一方、端子箱88の端子支持部88dには、バッテリ取付け部391 に取付けられたバッテリ401 における第1接続端子75の放電接点75aに接続される第1放電端子89と、第2接続端子76の放電接点76aに接続される第2放電端子90とが配設される。 端子箱88の嵌合板部88aおよび端子支持部88dには、第1接続端子75の放電接点75aを臨ませてバッテリケース62の底部に設けられている開口部81に対応して下端を閉じた取付け穴91が設けられる。第1放電端子89は、棒状に形成されており、取付け穴91の下端閉塞部を軸方向移動自在に貫通して取付け穴91内に同軸に配置される。しかも取付け穴91内に摺動自在に嵌合されるリテーナ92が第1放電端子89の中間部に固定されており、このリテーナ92と、取付け穴91の下端閉塞部に当接したワッシャ93との間に、ばね94が縮設される。これにより、第1放電端子89は、その上端を第1接続端子75の放電接点75aに接触させる方向に弾発付勢され、第1放電端子89の下端部には、取付け穴91の下端閉塞部に下方から当接して第1放電端子89の上動限を規制する止め輪95が嵌着される。
【0050】
このような第1放電端子89の端子箱88への配設構造によれば、バッテリ取付け部391 にバッテリ401 が収納されたときに、第1接続端子75の放電接点75aに第1放電端子89の上端が弾発的に当接されることになり、走行時のバッテリ401 の振動に対して、放電接点75aおよび第1放電端子89の当接を有効に保持することができる。
【0051】
また第2放電端子90も、上記第1放電端子89と同様の構造で端子箱88に配設されており、バッテリ取付け部391 にバッテリ401 が取付けられたときに、第2接続端子76の放電接点76aに第2放電端子90の上端が弾発的に当接され、走行時のバッテリ401 の振動に対して、放電接点76aおよび第2放電端子90の当接が有効に保持される。
【0052】
上記第1および第2放電端子89,90は、電動モータ30に電力を供給するためのコード96,97にそれぞれ連なるものであり、それらのコード96,97が端子箱88から引き出される。
【0053】
図14ないし図16において、バッテリ取付け部391 から取出されたバッテリ401 に充電するための充電器100は、上下方向を着脱方向としてバッテリ401 を装着可能である。
【0054】
この充電器100の器体101は、平坦な床面99に載置されるものであり、該床面99からの高さを比較的低くした低位部102と、前記床面99からの高さを低位部102よりも高くして低位部102に連設される高位部103とを有して合成樹脂から成るものであり、バッテリ401 の幅よりも幅を狭くした略矩形の箱状に形成される。
【0055】
高位部103には、低位部102側で上下に延びる側面104と、該側面104に対向して上下に延びる側面105と、それらの側面104,105の下端を連結する水平な底面106とで、上方および両側方を開放した装着溝107が形成されており、該装着溝107には、その上方からバッテリ401 を装着可能である。しかも装着溝107にバッテリ401 を装着したときに、該バッテリ401 の上面に配置されている残量表示計67の押しボタン68が少なくとも底面106に対応する位置に在るように、底面106の寸法が設定される。
【0056】
装着溝107の前記両側面104,105は、該装着溝107へのバッテリ401 の装着を容易とすべく上方に向かうにつれて相互に離反するように傾斜してテーパ状に形成されている。また装着溝107への装着状態に在るバッテリ401 の背面に対向する側面104の下部には、バッテリ401 の背面に在るガイド部62bの両側で該バッテリ401 の背面に接触し得る一対のリブ108,108が上下方向に長くして突設される。さらに装着溝107への装着状態に在るバッテリ401 の前面に対向する側面105には、該バッテリ401 の前面に接触し得る複数たとえば3個のリブ109…が側面105の上下両端間にわたって突設される。これらのリブ108…,109…も、前記両側面104,105と同様に上方に向かうにつれて外側方に傾斜したテーパ状に形成されるのであるが、両側面104,105の傾斜角よりも傾斜角が小さく設定される。したがって、両側面104,105および各リブ108…,109…が傾斜していることによってバッテリ401 の装着溝107の装着および抜出しが容易となるとともに、両側面104,105の傾斜角よりも傾斜角が小さく設定されたリブ108…,109…でバッテリ40の後、前両面が有効に支持されることになり、バッテリ401 の装着溝107内での前、後方向のがたつきが防止される。
【0057】
さらに前記側面104には、バッテリ401 におけるバッテリケース62に突出して設けられたガイド部62bを上方から挿脱可能なガイド凹部110が上方に開放して設けられており、このガイド凹部110の上部両側面110a,110aは、該ガイド凹部110へのガイド部62bの挿入を容易とすべく上方に向かうにつれて相互に離反するように傾斜してテーパ状に形成される。
【0058】
ガイド凹部110には、バッテリ401 における背面のガイド溝85,85に嵌合する嵌合突部111,111が突設されており、これらの嵌合突部111,111のガイド溝85,85への嵌合により、バッテリ401 の装着溝107内での幅方向のがたつきが防止される。
【0059】
図17において、充電器100は、接続コネクタ114を介して交流電源に接続される電源回路115、マイクロコンピュータから成る制御回路116、ドライブ回路117、MOS−FET118、トランジスタ119、ダイオード120等を備える。
【0060】
電源回路115の一端には第1充電端子121が接続され、電源回路115の他端には、MOS−FET118、トランジスタ119およびダイオード120を介して第2充電端子122が接続される。制御回路116は、MOS−FET118のゲートに接続されるトランジスタ125を有するものであり、該トランジスタ125のベースはサーミスタ端子123に接続される。この制御回路116から電源回路115には電流切換のための制御信号が入力され、また第2充電端子122の電圧信号が制御回路116に入力される。さらにドライブ回路117の出力端は、トランジスタ119の導通・遮断を制御すべく該トランジスタ119のベースに接続されるものであり、このドライブ回路117の入力端にはバッテリ検出端子124が接続される。
【0061】
ところで、器体101における高位部103の装着溝107よりも低位部102側の部分ならびに低位部102には、装着溝107に装着されたバッテリ401 の下部の側方に位置するようにして基板113が収納配置されており、この基板113上に、図17で示した各電気部品が装着される。而して基板113が装着溝107に装着されたバッテリ401 の下部の側方に位置するようにして器体101に配設されることにより、充電器100へのバッテリ401 の装着位置を極力低くすることが可能であり、それにより、充電器100へのバッテリ401 の装着状態を安定化することができる。
【0062】
装着溝107の側面104に設けられているガイド凹部110の下部には、バッテリ401 における背面の各スリット82,83,84にそれぞれ嵌合する突部126,127,128が突設される。而して第1充電端子121およびバッテリ検出端子124は、それぞれワイヤから成るものであり、装着溝107にバッテリ401 が装着されたときに第1接続端子75の充電端子75bに弾発的に摺接するように、両端子121,124の屈曲部が突部126に設けられた開口部129から突出せしめられる。またワイヤから成る第2充電端子122は、装着溝107にバッテリ401 が装着されたときに第2接続端子76の充電端子76bに弾発的に摺接するように、突部127から突出せしめられ、さらにワイヤから成るサーミスタ端子123は、装着溝107にバッテリ401 が装着されたときに第3接続端子77に弾発的に摺接するように突部128から突出せしめられる。
【0063】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、フロントバスケット381 の後部には、該フロントバスケット381 内に臨んで開口する挿脱口48からの挿脱を可能としてバッテリ401 を固定的に取付け得るバッテリ取付け部391 が設けられているので、シートポスト28を回動させる等の余分な操作を不要とするとともに、バーハンドル24の位置がどのような状態にあっても、フロントバスケット381 への荷物の挿脱と同様の極めて簡単な操作でバッテリ401 のバッテリ取付け部391 への脱着を容易に行なうことができる。またバッテリ401 のバッテリ取付け部391 への挿脱操作時に誤ってバッテリ401 を落下させても、バッテリ401 をフロントバスケット381 で受け止めて保持することができるので、バッテリ401 が破損するおそれがなく、バッテリ取付け部391 がフロントバスケット381 内に存在するものではないので、フロントバスケット381 の荷物収納スペースを犠牲にすることもない。
【0064】
しかもバッテリ取付け部391 へのバッテリ401 の取付けに応じて、バッテリ1 が備える接点75a,76aとの電気的接続を果す放電端子89,90がバッテリ取付け部391 に配設されているので、バッテリ取付け部391 へのバッテリ401 の取付けに応じて容易に電気的接続を達成することができる。
【0065】
バッテリ401 およびバッテリ取付け部391 間にはロック機構1551 が設けられ、該ロック機構1551 の鎖錠および解錠操作を行なうための操作部156はバッテリ取付け部391 の左右いずれか一側たとえば右側に設けられている。このため、フロントバスケット381 の後方側を通るブレーキケーブル44L ,44R 等に邪魔されることなく、ロック機構1551 の鎖錠および解錠操作を容易に行なうことが可能である。しかもロック機構1551 は、操作部156の操作に応じてバッテリ401 の左右いずれか一側たとえば右側に係脱可能に係合する第1係合子157と、第1係合子157に連動してバッテリ取付け部391 の左右いずれか他側たとえば左側に係脱可能に係合する第2係合子158とを備えるものであることにより、バッテリ401 の左右両側部をバッテリ取付け部391 の左右両側部に係合させて、バッテリ401 をバッテリ取付け部391 に確実に取付けることができる。さらに第2係合子158は、バッテリ401 の両側部間のほぼ全長にわたって棒状に延びるとともにその軸方向移動可能にしてバッテリ401 に支承されるものであることにより、ロック機構1551 の構成を単純化することが可能である。
【0066】
バッテリ401 におけるバッテリケース62の上面には残量表示計67が設けられており、この残量表示計67を上方から視認可能であるので、自転車搭乗者がシート27に腰掛けた状態でも残量表示計67を容易に視認することができ、バッテリ401 の残量の確認が容易である。また押しボタン68を押圧操作したときのみ、残量表示計67で残量表示がなされるので、残量表示計67で無駄な電力を消費することがなく、運転時に目障りになることもない。
【0067】
バッテリ401 に設けられている第1および第2接続端子75,76は、放電時にも充電時にも用いられるものであり、放電時専用および充電時専用の接続端子を設けたものに比べると、部品点数の低減ならびにバッテリケース62内の配線構造単純化を図ることができる。
【0068】
ところで、バッテリ401 からの放電すなわち電動モータ30への給電時に流れる電流が比較的大であるのに対し、バッテリ401 への充電時に流れる電流は比較的小である。このため、放電時および充電時に第1および第2接続端子75,76の同一個所に電気的接続がなされるものである場合には、両接続端子75,76を電気容量の大きなものに設定しておき、充電器100側の充電端子も電気容量の大きなものに設定しておく必要がある。しかるに、第1および第2放電端子89,90が接続される放電接点75a,76aと、第1および第2充電端子121,122が接続される充電接点75b,76bとが、第1および第2接続端子75、76の相互に異なる部位に設けられているので、放電および充電時に第1および第2接続端子75,76を共用化しても、放電および充電時に必要な電気的特性を満足することができる。すなわち大電流が流れる放電時には、銀接点から成る放電接点75a,76aと、第1および第2放電端子89,90とが押圧方向を同軸方向として弾発接触することにより、接触時の摩耗を少なくして大電流が流れることに対応することができ、また小電流が流れる充電時には、ワイヤから成る第1および第2充電端子121,122がバッテリ401 の挿入時に充電接点75b,76bをワイピングして充電接点75b,76bの表面の塵埃等を拭掃するようにし、接触不良を生じない構造として小電流が流れることに対応することができる。
【0069】
また第1および第2接続端子75、76の放電接点75a,76aがバッテリ401 におけるバッテリケース62の底部に臨んで配設されるのに対し、充電接点75b,76bは、前記底部と直交する背面に臨んで配設されるものであるので、放電時および充電時に誤接続が生じることを防止することができる。
【0070】
さらにバッテリ401 は、上下方向を着脱方向として充電器100に装着されるものであり、その充電器100への装着により、充電がなされるので充電時の接続作業を不要として充電作業を容易とすることができる。
【0071】
さらに充電器100への装着時にバッテリ401 の自重が作用する壁面すなわち装着溝107の底面106とは異なる壁面である側面104に、各端子121〜124が配設され、バッテリ401 の背面側に臨む充電接点75b,76bおよび第3接続端子77に前記各端子121〜124が接続されるので、比較的重いバッテリ40の自重を前記端子121〜124に及ぼすことを回避して、充電器100の各端子121〜124を軽量コンパクトなものとして構成することができる。
【0072】
またバッテリ401 の上面に設けられた残量表示計67を、充電器100へのバッテリ40の装着時に上方から視認することができる。しかも残量表示計67を表示作動せしめるための押しボタン68はその操作方向が上下方向であるので、該押しボタン68への押圧力により前記各端子121〜122に接触解除方向の力が及ぶことはない。
【0073】
図18および図19は本発明の第2実施例を示すものであり、図18は要部縦断面図であって図19の18−18線に沿う断面図、図19は図18の19−19線に沿う断面図である。
【0074】
ヘッドパイプ22には支持部材181を介してフロントバスケット382 が固定的に支持されており、該フロントバスケット382 内の後部に固定的に配設されたバッテリ取付け部392 にバッテリ402 を固定的に支持することが可能であり、バッテリ取付け部392 上に支持されたバッテリ402 は蓋部材182で覆われる。
【0075】
バッテリ取付け部392 は、ガイド部62b′が設けられているバッテリ402 の背部に対向する部分と、凹部62a′が 設けられているバッテリ402 の底部に対向する部分とを有して、縦断面略L字状をなすように金属板により形成されるものであり、フロントバスケット382 の後部とともに複数たとえば4つのボルト183,183…およびナット184,184…により支持部材181に共締めされる。
【0076】
バッテリ取付け部392 の下部には、バッテリ402 の底部に設けられている凹部62a′に嵌合することを可能として端子箱88が取付けられる。またバッテリ取付け部392 の下部前端両側には、下方に延びる連結部185,185が連設されており、それらの連結部185,185には矩形の連結孔186,186が設けられる。また両連結部185,185間でバッテリ取付け部392 の下部前端には斜め上方に延びる支持部187が連設されており、該支持部187により、バッテリ402 の前部下端が支持される。
【0077】
蓋部材132は、バッテリ402 の前面に対向する部分と、バッテリ402 の上面に対向する部分とを有して、バッテリ402 の両側面に対向する部分とを有して、縦断面略L字状の箱形をなすように合成樹脂により形成されるものであり、その下端両側には、バッテリ取付け部392 における連結部185,185の連結孔186,186に挿入、係合される係止連結部188,188が連設される。すなわち蓋部材132は、係止連結部188,188の前記連結部185,185への係合部を支点としてフロントバスケット382 内で前後に揺動可能である。
【0078】
バッテリ402 の底部には、上記第1実施例のバッテリ401 と同様に、端子箱88に配設されている充電端子89,90に接続される放電端子75a,76aが配設されており、バッテリ402 のバッテリ取付け部392 上への取付け時に充電端子89,90および放電端子75a,76aは相互に接続される。
【0079】
蓋部材182の内面には、バッテリ402 の前面に弾発的に接触して該バッテリ402 の背面のガイド部62b′をバッテリ取付け部392 に押付ける弾性部材189と、バッテリ402 の上面に弾発的に接触して該バッテリ402 の底部をバッテリ取付け部392 に押付ける弾性部材190とが貼着される。またバッテリ402 の前面には係止凹部191が設けられており、その係止凹部191に係合し得る係合突部192が蓋部材182の内面に一体に突設される。したがって、蓋部材182を閉じたときに、蓋部材182およびバッテリ取付け部392 間でのバッテリ402 のがたつきが防止され、バッテリ402 と放電端子89,90との安定した接続を保持することができる。
【0080】
バッテリ取付け部392 の上端には、斜め後方側に延びる連結板部193が連設されており、蓋部材182の上端には、該連結板部193に上方から対向する連結板部194が連設される。而して車体フレーム21(図1参照)の前後方向に沿う中心線上で両連結板部193,194間に、蓋部材182の閉鎖状態を固定的に維持するロック機構1552 が設けられる。
【0081】
このロック機構1552 は、キー穴195を上面に臨ませて蓋部材182の連結板部194に固定された操作部196と、操作部196を挿脱可能に挿入せしめるべくバッテリ取付け部392 の連結板部193に設けられている係止孔197と、該係止部197の周縁で連結板部193の下面に係合することを可能として操作部196に配設される係合爪198とで構成されるものであり、蓋部材182を閉じた状態でキー穴195に挿入されたキー(図示せず)を操作することにより、係合爪198を連結板部193に係合せしめることにより、蓋部材182の閉鎖状態が固定的に維持される。
【0082】
この第2実施例によれば、バッテリ402 を着脱可能に支持し得るバッテリ取付け部392 がフロントバスケット382 内の後部に固定的に配設され、バッテリ取付け部392 で支持されたバッテリ402 を前方側から覆い得る蓋部材182が、フロントバスケット382 内で前後方向に揺動することを可能としてバッテリ取付け部392 の下部に連結されることにより、上記第1実施例と同様に、、蓋部材182を前後に揺動させるだけの極めて簡単な操作で、フロントバスケット382 への荷物の挿脱と同様にしてバッテリ402 のバッテリ取付け部392 への脱着を容易に行なうことができ、バッテリ402 の着脱操作時に誤ってバッテリ402 を落下させても、バッテリ402 をフロントバスケット382 で保持することができるので、バッテリ402 が破損するおそれがない。またバッテリ取付け部392 へのバッテリ402 の支持に応じて、バッテリ402 と放電接点89,90との接続を容易に達成することができる。
【0083】
また蓋部材182の閉鎖状態を固定的に維持するロック機構1552 が、車体フレーム21の前後方向に沿う中心線上に配設されることにより、フロントバスケット382 の後方側を通るブレーキケーブル44L ,44R 等に邪魔されることなく、ロック機構1552 の鎖錠および解錠操作を容易に行なうことができる。
【0084】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0085】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、シートポストを回動させる等の余分な操作を不要とするとともに、バッテリ取付け部への取付けに応じて電気的接続を果すことができる。しかもバッテリ取付け部がフロントバスケット内に存在するものではないので、フロントバスケットの荷物収納スペースを犠牲にすることもない。
【0086】
また請求項2記載の発明によれば、ロック機構の鎖錠および解錠操作を行なうための操作部がバッテリ取付け部の左右いずれか一側に設けられることにより、フロントバスケットの後方側を通るブレーキケーブル等に邪魔されることなく、ロック機構の鎖錠および解錠操作を容易に行なうことができる。
【0087】
請求項3記載の発明によれば、バッテリ取付け部の左右いずれか一側に在る操作部の操作により、バッテリの左右両側部をバッテリ取付け部の左右両側部に係合させて、バッテリをバッテリ取付け部に確実に取付けることができる。
【0088】
請求項4記載の発明によれば、第2係合子が棒状に形成されてバッテリに支承されるものであり、ロック機構の構成を単純化することができる。
【0089】
請求項5記載の発明によれば、シートポストを回動させる等の余分な操作を不要とするとともに、ハンドル位置がどのような状態にあっても、蓋部材を前後に揺動させるだけの極めて簡単な操作で、フロントバスケットへの荷物の挿脱と同様にしてバッテリのバッテリ取付け部への脱着を容易に行なうことができるとともに、バッテリ取付け部へのバッテリの取付けに応じて電気的接続を果すことができる。しかもバッテリのバッテリ取付け部への着脱操作時に誤ってバッテリを落下させてもバッテリが破損するおそれがない。
【0090】
さらに請求項6記載の発明によれば、車体フレームの前後方向に沿う中心線上に、蓋部材の閉鎖状態を固定的に維持するロック機構が鎖錠および解錠を可能として配設されることにより、フロントバスケットの後方側を通るブレーキケーブル等に邪魔されることなく、ロック機構の鎖錠および解錠操作を容易に行なうことができる。
【0091】
また請求項8記載の発明によれば、フロントバスケットの後部に設けた前記バッテリ取付け部が、該フロントバスケット内に臨んで開口する挿脱口からの挿脱を可能として、バッテリを固定的に取付け得るので、ハンドル位置がどのような状態にあっても、フロントバスケットへの荷物の挿脱と同様の極めて簡単な操作でバッテリのバッテリ取付け部への脱着を容易に行なうことができ、またバッテリのバッテリ取付け部への挿脱操作時に誤ってバッテリを落下させても、バッテリをフロントバスケットで保持することができるので、バッテリが破損するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の電動補助自転車の側面図である。
【図2】 モータユニットの拡大縦断側面図である。
【図3】 図1の3矢視平面図である。
【図4】 図3の4−4線断面図である。
【図5】 図3の5−5線断面図である。
【図6】 図4の6−6線断面図である。
【図7】 リヤカバーの大部分およびバッテリを省略した状態での図5の7矢視図である。
【図8】 バッテリの正面図である。
【図9】 図8の9矢視側面図である。
【図10】 バッテリの内部構成を簡略化して示す図である。
【図11】 図4の11−11線拡大断面図である。
【図12】 バッテリの挿脱状態を示すための図5に対応した断面図である。
【図13】 図9の13矢視部拡大図である。
【図14】 充電器の平面図である。
【図15】 図14の15−15線断面図である。
【図16】 図14の16−16線断面図である。
【図17】 充電器の内部構成を簡略化して示す図である。
【図18】 第2実施例の要部縦断面図であって図19の18−18線に沿う断面図である。
【図19】 図18の19−19線に沿う断面図である。
【符号の説明】
21・・・車体フレーム
22・・・ヘッドパイプ
30・・・電動モータ
32・・・クランクペダル
381 ,382 ・・・フロントバスケット
391 ,392 ・・・バッテリ取付け部
401 ,402 ・・・バッテリ
46・・・支持フレーム
48・・・挿脱口
75a,76a・・・接点
89,90・・・端子
1551 ,1552 ・・・ロック機構
156・・・操作部
157・・・第1係合子
158・・・第2係合子
182・・・蓋部材

Claims (9)

  1. 車体フレーム(21)の前端のヘッドパイプ(22)に、下端に前輪(WF )を軸支したフロントフォーク(23)が操向可能に支承され、クランクペダル(32)による踏力をアシストする電動モータ(30)と、該電動モータ(30)に電力を供給するバッテリ(401 )とが車体フレーム(21)に搭載される電動補助自転車において、
    荷物収納スペースを備えてヘッドパイプ(22)よりも前側に位置するフロントバスケット(381 )がヘッドパイプ(22)に固着されると共に、前記荷物収納スペースよりも後側でフロントバスケット(381 )の後部に、バッテリ(401 )を該フロントバスケット(38 1 )に固定的に取付け得るバッテリ取付け部(391 )が設けられ、
    該バッテリ取付け部(391 )へのバッテリ(401 )の取付けに応じて、バッテリ(401 )が備える接点(75a,76a)との電気的接続を果す端子(89,90)がバッテリ取付け部(391 )に配設されることを特徴とする、電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  2. バッテリ(401 )およびバッテリ取付け部(391 )間に、バッテリ取付け部(391 )へのバッテリ(401 )の取付け状態を固定的に維持するロック機構(1551 )が設けられ、該ロック機構(1551 )の鎖錠および解錠操作を行なうための操作部(156)がバッテリ取付け部(391 )の左右いずれか一側に設けられることを特徴とする、請求項1記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  3. 前記ロック機構(1551 )が、操作部(156)の操作に応じてバッテリ(401 )の左右いずれか一側に係脱可能に係合する第1係合子(157)と、バッテリ(401 )内に収納されるとともに第1係合子(157)に連動してバッテリ取付け部(391 )の左右いずれか他側に係脱可能に係合する第2係合子(158)とを備えることを特徴とする、請求項2記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  4. 第2係合子(158)が、バッテリ(401 )の両側部間のほぼ全長にわたって棒状に延びるとともにその軸方向移動可能にしてバッテリ(401 )に支承されることを特徴とする、請求項3記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  5. 車体フレーム(21)の前端のヘッドパイプ(22)に、下端に前輪(WF )を軸支したフロントフォーク(23)が操向可能に支承され、クランクペダル(32)による踏力をアシストする電動モータ(30)と、該電動モータ(30)に電力を供給するバッテリ(402 )とが車体フレーム(21)に搭載される電動補助自転車において、
    荷物収納スペースを備えてヘッドパイプ(22)よりも前側に位置するフロントバスケット(382 )がヘッドパイプ(22)に固着されると共に、前記荷物収納スペースよりも後側でフロントバスケット(382 )内の後部に、バッテリ(402 )を該フロントバスケット(38 2 )に着脱可能に取付け得るバッテリ取付け部(392 )が固定的に配設され、
    バッテリ取付け部(392 )で支持されたバッテリ(402 )を前方側から覆い得る蓋部材(182)が、フロントバスケット(382 )内で前後方向に揺動することを可能としてバッテリ取付け部(392 )の下部に連結され、
    該バッテリ取付け部(392 )へのバッテリ(402 )の取付けに応じて、バッテリ(402 )が備える接点(75a,76a)との電気的接続を果す端子(89,90)がバッテリ取付け部(392 )に配設されることを特徴とする、電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  6. 車体フレーム(21)の前後方向に沿う中心線上で、バッテリ取付け部(392 )および蓋部材(182)の上部間に、蓋部材(182)の閉鎖状態を固定的に維持するロック機構(1552 )が、鎖錠および解錠を可能として設けられることを特徴とする、請求項5記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  7. 前記バッテリ(401 ,402 )は、フロントバスケット(381 ,382 )の幅方向に長く且つ前後方向に短い形状であることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  8. フロントバスケット(381 )の後部に設けた前記バッテリ取付け部(391 )が、該フロントバスケット(381 )内に臨んで開口する挿脱口(48)からの挿脱を可能として、バッテリ(401 )を固定的に取付け得ることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
  9. ヘッドパイプ(22)には、その前側に位置する支持フレーム(46)が固定的に取付けられ、この支持フレーム(46)に、フロントバスケット(38 1 )の後壁部(50)及び底部が締結されることを特徴とする、請求項1に記載の電動補助自転車におけるバッテリ搭載構造。
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