JP2002145148A - 電動補助自転車 - Google Patents

電動補助自転車

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JP2002145148A
JP2002145148A JP2000342451A JP2000342451A JP2002145148A JP 2002145148 A JP2002145148 A JP 2002145148A JP 2000342451 A JP2000342451 A JP 2000342451A JP 2000342451 A JP2000342451 A JP 2000342451A JP 2002145148 A JP2002145148 A JP 2002145148A
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優 大平
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/80Accessories, e.g. power sources; Arrangements thereof
    • B62M6/90Batteries

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーケースの支持用ブラケットの車体
フレームに対する接合構造を簡素化して精度を出し易く
するとともに、一般的な自転車用車体フレームを流用で
きるようにして製造コストを低減させる。 【解決手段】 車体フレーム2のチェーンステー6の前
端をシートチューブ5下端のハンガーパイプ8に連結す
る。シートチューブ5と後輪12との間であって、前記
チェーンステー6のみに支持用ブラケット41を一体的
に接合する。この支持用ブラケット41に、バッテリー
ケース21を支持するバッテリーケース用支持部材24
を取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートチューブと
後輪との間にバッテリーケースを例えば上下方向に着脱
自在あるいは車幅方向へ揺動および着脱自在に搭載した
電動補助自転車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電動補助自転車として
は、例えば実公昭60−7995号公報に開示されたも
のがある。この公報に示された電動補助自転車の車体フ
レームは、1本のダウンチューブの途中にシートチュー
ブを上方へ延びるように接続するとともに、ダウンチュ
ーブにおけるシートチューブより車体の後方へ延びる後
方延在部にチェーンステーを接続している。
【0003】前記後方延在部の上方にバッテリーケース
を左右方向に揺動自在に支持させ、バッテリーケースを
搭載した車載状態と、脱着可能な形態とを採ることがで
きるようになっている。また、この電動補助自転車は、
バッテリーケースの下部前面と下部後面に設けた枢支軸
を車体フレーム側の軸承部材に着脱自在に支持させる構
造を採用している。前記軸承部材は、シートチューブ
と、前記ダウンチューブの後方延在部とに取付けてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように構成し
た電動補助自転車においては、車体フレームの構造が一
般的な自転車に較べて大きく異なっているために生産性
が低く、製造コストが高くなるという不具合があった。
また、車体フレームに2個の軸承部材を取付けなければ
ならないため、製作工数が多くなってしまうという問題
もあった。すなわち、2個の軸承部材のうち前側のもの
はシートチューブに溶接し、後側のものは前記後方延在
部に上方へ突出する状態で溶接するが、車体フレームを
構成する異なる2要素に精度よく溶接するのは難しく、
これらの軸承部材の位置が正確でないとバッテリーケー
スを精度よく支持することができなくなってしまうから
である。
【0005】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたもので、バッテリーケースの支持用ブ
ラケットの車体フレームに対する接合構造を簡素化して
精度を出し易くするとともに、一般的な自転車用車体フ
レームを流用できるようにして製造コストを低減させる
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る電動補助自転車は、シートチューブと
後輪との間にバッテリーケースを搭載した電動補助自転
車において、車体フレームのチェーンステーの前端をシ
ートチューブ下端のハンガーパイプに連結するととも
に、シートチューブと後輪との間であって、前記チェー
ンステーのみに支持用ブラケットを一体的に接合し、こ
の支持用ブラケットに、前記バッテリーケースを支持す
るバッテリーケース用支持部材を取付けたものである。
【0007】本発明によれば、支持部材によってバッテ
リーケースを支持することができる。前記支持部材は、
一つの支持用ブラケットによってチェーンステーに取付
けることができる。また、支持用ブラケットは、例えば
車体フレームの大きさ(車輪径)に対応させて複数種類
を形成しておくことによって、1種類の支持部材を複数
種類の車体フレームに搭載することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電動補助自転
車の一実施の形態を図1ないし図21によって詳細に説
明する。図1は本発明に係る電動補助自転車の一部を示
す側面図、図2は同じくバッテリーケース搭載部分を拡
大して示す側面図、図3はコントローラハウジングの平
面図、図4はコントローラハウジングの底面図である。
図5は図3におけるV−V線断面図、図6は組立状態の支
持部材の断面図で、同図の破断位置を図3中にVI−VI線
によって示す。図7は図3におけるVII−VII線断面図で
ある。図8はコントローラハウジングの背面図、図9は
図8におけるIX−IX線断面図である。
【0009】図10はバッテリーケース用ホルダの平面
図、図11はバッテリーケース用ホルダの側面図、図1
2はバッテリーケースホルダの正面図、図13はバッテ
リーケース用ホルダの背面図である。図14は図10に
おけるXIV−XIV線断面図、図15は図11におけるXV−
XV線断面図である。図16は支持用ブラケットまわりの
平面図、図17は図16における支持用ブラケットのXV
II−XVII線断面図、図18は図16におけるXVIII−XVI
II線断面図である。図19はバッテリーケース用ストッ
パー部の側面図、図20はバッテリーケース用ストッパ
ー部の平面図、図21はバッテリーケースの着脱動作を
説明するための正面図で、同図においてはバッテリーケ
ース上端部とバッテリーケース用ストッパーの一部を破
断した状態で描いてある。
【0010】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態による電動補助自転車である。この
電動補助自転車1は、スタッカード型の自転車用車体フ
レーム2を用いて構成している。なお、スタッカード型
車体フレームは、2本のダウンチューブ3を上下方向に
並べて設けたもので、いわゆる婦人用自転車に多く用い
られている。
【0011】図1において、符号4はヘッドパイプを示
し、5はシートチューブ、6はチェーンステー、7はシ
ートステー、8はハンガーパイプ、9はペダルクランク
軸を示す。前記ヘッドパイプ4には、図示していないフ
ロントフォークを回動自在に支持させ、このフロントフ
ォークに操舵用ハンドルと前輪とを取付ける。前記シー
トチューブの上端部にシート10を取付けている。前記
チェーンステー6とシートステー7は、それぞれ車幅方
向に対をなすように設けており、これら両ステー6,7
の後端部にエンドブラケット11を介して後輪12を支
持させている。前記ペダルクランク軸9は、ハンガーパ
イプ8に回転自在に支持させており、図示していないペ
ダルクランクを取付けている。前記シートチューブ5の
下端と、下側ダウンチューブ3の後端および左右一対の
チェーンステー6の前端は、ラグ式のハンガーパイプ8
で互いに結合している。
【0012】この電動補助自転車1は、前記車体フレー
ム2のシートチューブ5と後輪12との間にバッテリー
ケース21を搭載している。このバッテリーケース21
内のバッテリー(図示せず)から後輪12の図示してい
ないハブ内のモーターに給電し、踏力(人力)とモータ
動力の合力によって走行するようにしている。踏力は、
ペダルクランク軸9から後述する踏力検出機構(図示せ
ず)を介してフロントチェーンスプロケット22に伝達
され、ここからチェーン22aを介して前記ハブに伝達
される。
【0013】この実施の形態では、前記モータ動力は、
後述するコントローラによって踏力に対応して増減する
ように制御する。前記踏力は、ペダルクランク軸9とフ
ロントチェーンスプロケット22との間に介装した踏力
検出機構(図示せず)によって検出する。この踏力検出
機構としては、例えばペダルクランク軸9とフロントチ
ェーンスプロケット22との間にばねを弾装し、このば
ねの変位量または変位量に相当する物理量をセンサ23
によって検出する構成を採ることが考えられる。
【0014】前記バッテリーケース21は、上下方向に
長い箱状に形成して内部にバッテリーセル(図示せず)
を多数収納しており、下端部を後述するバッテリーケー
ス用支持部材24に車幅方向へ揺動自在かつ着脱自在に
支持させている。バッテリーケース21を支持部材24
に上述したように支持させるためには、バッテリーケー
ス21の下端部の前面と後面に突設した枢支軸25(図
2および図21参照)を支持部材24に係合させること
によって行っている。
【0015】また、このバッテリーケース21の上端部
は、バッテリーケース用ストッパー31(図19〜図2
1参照)を係合させ、車載状態でバッテリーケース21
が固定されるようにしている。前記ストッパー31は、
バッテリーケース21の上端部の凹陥部32(図20お
よび図21参照)に上方から係合するアーム33と、こ
のアーム33の後端部に係合してアーム33を前記凹陥
部32に係合する状態で保持するロック機構34とによ
って構成している。
【0016】前記アーム33は、車体フレーム2の2本
のシートステー7の間に配設し、前端部をシートピン3
5(図19および図20参照)に回動自在に支持させて
いる。このアーム33の下部に、前記凹陥部32に上方
から嵌合するゴム33aを突設している。前記ロック機
構34は、図示していないキーをキー挿入口34aに挿
入して回すことによって施錠・解錠を切り替えることが
できるようになっている。このロック機構34をキーに
より解錠させてアーム33をロック機構34から外すこ
とによって、アーム33をシートピン35を支点として
上下方向へ回動させることができるようになる。アーム
33を図19に示すように上方へ回動させた状態でバッ
テリーケース21を支持部材24に対して着脱させる。
前記ロック機構34は、図19および図20に示すよう
に、2本のシートステー7に横架させた上部ブラケット
36に固定用ボルト37によって固定している。
【0017】バッテリーケース21を支持する前記支持
部材24は、図2に示すように、コントローラハウジン
グ42と、このコントローラハウジング42の上のバッ
テリーケース用ホルダ43とを一体結合したもので、車
体フレーム2のチェーンステー6のみに溶接した支持用
ブラケット41を介してチェーステー6上に支持させて
いる。前記コントローラハウジング42は、この実施の
形態ではアルミニウム合金によって形成しており、図3
〜図6に示すように、下端部に車体の前方へ突出する二
つの取付片44と、後方へ突出する一つの取付片45と
を一体に形成している。
【0018】これらの取付片44,45を支持用ブラケ
ット41に固定用ボルト46(図2参照)によって固定
している。また、このコントローラハウジング42は、
図5〜図7に示すように、車体前側の半部を下方に向け
て開口する箱状に形成している。この箱状部分の内部
に、図6に示すように、走行制御用のコントローラ47
を収容している。このコントローラ47は、基板47a
に電子部品47bやFET47cを実装することによっ
て形成し、コントローラハウジング42の箱状部分に収
容している。箱状部分内には、封止用樹脂(図示せず)
を充填している。前記FET47cは3つあり、ボルト
47dによってコントローラハウジング42の仕切壁4
2dに密着させて固着している。3個のFET47cを
固定するボルト47dを挿通させるボルト孔を図7〜図
9中に符号47eで示す。
【0019】また、コントローラハウジング42の上壁
42aは、図5および図6に示すように、前記箱状部分
より後方へ延在させ、後述するバッテリーケース用ホル
ダ43を支承する支持板を構成している。前記上壁42
aの後端部の下方であって前記箱状部分の後方には、図
8および図9に示すように、後側の取付片45まで延び
る補強用リブ42bを一体に形成している。この補強用
リブ42bは、前記FET47cの放熱用フィンの機能
も有する。
【0020】前記バッテリーケース用ホルダ43は、合
成樹脂によって形成し、図10〜図15に示すように、
前記コントローラハウジング42の上壁42aと対向す
る底壁51と、この底壁51から上方へ延びる右側立壁
52と前立壁53および後立壁54と、底壁51から下
方へ延びる右側下壁55および前下壁56とを一体に形
成している。また、前記底壁51および右側立壁52に
は、バッテリーケース21の放電用コネクタ48(図2
1参照)に設けた摺接式の放電端子に接続する4本のモ
ータ側レセプタクル57を底壁51aを貫通させた状態
でインサート保持させるとともに、バッテリーケース2
1の位置決め用凹部(図示せず)に嵌合する位置決め用
リブ58とを上方へ向けて突設している。
【0021】この底壁51を4本の固定用ボルト59
(図2参照)によって前記コントローラハウジング42
の上壁42aに固定すると、レセプタクル57は、図3
に示すコントローラハウジング42の開口42cを介し
てコントローラハウジング42内に形成された箱状部分
に突出し、その先端に基板を接続して前述のように樹脂
で封止される。このようにして、コントローラハウジン
グ42とバッテリーケース用ホルダ43はサブ組み一体
化されて支持部材24が形成される。
【0022】前記前上壁53と後上壁54は、バッテリ
ーケース21の前記枢支軸25を係合させる係合溝61
(図12および図13参照)と、図1中に符号62で示
すサイドカバーを取付けるための係止片63(図10お
よび図11参照)とを形成している。前記係合溝61が
バッテリーケース支持用の軸承部を構成している。前記
係合溝61は、車体左側へ向けて開口するように形成す
るとともに、下側(車体左側)の溝壁61aを開口部分
から車体内側へ向かうにしたがって次第に下方へ延びる
ように形成している。前記下側の溝壁61aの下端部
と、上側(車体右側)の溝壁61bは、図21に示すよ
うに、車体の前後方向から見て長円状に形成した前記枢
支軸25が嵌合できる形状に形成している。
【0023】すなわち、前記係合溝61に枢支軸25を
嵌合させた状態で、枢支軸25を支点としてバッテリー
ケース21を車幅方向に揺動させることができ、しか
も、揺動させてから上方へバッテリーケース21を引き
上げることによって、バッテリーケース21をホルダ4
3から外すことができる。なお、バッテリーケース21
の装着は上記とは逆の手順によって行うことができる。
この実施の形態では、バッテリーケース21を前記ホル
ダ43に装着して起立させた状態で、バッテリーケース
21の荷重が前記底壁51と前上壁53および後上壁5
4に分散されるようにしている。
【0024】上述した支持部材24をチェーンステー6
に取付けるための支持ブラケット41は、図2および図
16〜図18に示すように、鋼板を所定形状に加圧成形
することによって形成し、チェーンステー6上であって
シートチューブ5と後輪12との間に配設している。こ
の実施の形態では、支持ブラケット41は、2本のチェ
ーンステー6の前端部を上方から覆う形状に形成し、車
幅方向の両端部に下方へ延びるように形成した側板41
aの下端をチェーンステー6の外側部分に溶接してい
る。
【0025】また、この支持ブラケット41は、前記支
持部材24を図1および図2に示すように後下がりに傾
斜させて支持するために、コントローラハウジング42
の前記取付片44,45を重ねる支持部41bを後下が
りに傾斜させて形成している。この支持部41bの裏面
には固定用ボルト46を締め付けるためのナット64を
溶接している。前記支持部41bの前端部は、図16に
示すように、半円状の切欠き41cを形成してここに空
間を介してシートチューブ5を臨ませており、シートチ
ューブ5の両側方に固定用ボルト46およびナット64
が位置するようにしている。この際、支持部41bの前
端部は、シートチューブ5には溶接されない。
【0026】この構造を採ることにより、支持部材24
におけるバッテリーケース21が嵌合する部分をシート
チューブ5に近接させることができ、しかも、車幅方向
にコンパクトにできる。前記支持部41bの後端部は、
2本のチェーンステー6の間に臨むように形成し、ここ
に固定用ボルト46を締め付けるためのナット64を溶
接しており、チェーンステー6の間のデッドスペースを
利用して後側の固定用ボルト46を配設できるようにし
ている。
【0027】支持ブラケット41を取付ける位置は、ハ
ンガーパイプ8の軸心からシートチューブ5に沿う高さ
方向の寸法と、シートチューブ5の後面から支持ブラケ
ット41の後側のナット64までの寸法とを設計値に合
わせることによって決めている。なお、この支持ブラケ
ット36を基準にして上部ブラケット41の位置も設定
している。
【0028】上述したように構成した電動補助自転車1
によれば、前後2箇所の係合溝61を一つのホルダ43
に一体形成し、このホルダ43を有する支持部材24を
一つの支持ブラケット41によってチェーンステー6の
みに取付けているから、係合溝61を形成した独立した
2部材を車体フレーム2の異なる2要素、例えばシート
チューブ5とダウンチューブ3の2箇所に設ける構造に
較べて、バッテリー支持構造を簡単にかつ高精度に形成
することができる。
【0029】また、前記支持ブラケット41は、例えば
車体フレーム2の大きさ(車輪径)に対応させて複数種
類を形成しておくことによって、1種類の支持部材24
を複数種類の車体フレーム2に搭載することができる。
【0030】この実施の形態では、コントローラハウジ
ング42の前側の取付片44をシートチューブ側方まで
前方へ延びるように形成しているから、この取付片44
を側方へ突出するように形成する構造に較べて、後輪駆
動用チェーン22aとの干渉がない分だけ車体を車幅方
向にコンパクトに形成することができる。チェーン22
aの位置を図16中に二点鎖線で示す。
【0031】なお、バッテリーケース21を着脱自在に
支持する構造は、バッテリーケース21の下部をバッテ
リーケース用ホルダ43に上下方向にスライド自在に嵌
合させて支持させる構造を採ることもできる。また、車
体フレームのチェーンステーは、片側1本の車輪片持ち
タイプでもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ェーンステーのみに一体的に接合した支持用ブラケット
に、バッテリーケース用支持部材を取付けたから、バッ
テリーケースを高い精度で支持できるとともに、簡単に
車体フレームに取付けることができるバッテリー支持構
造を実現できる。また、支持用ブラケットをチェーンス
テーに溶接し、このブラケットに支持部材を取付けるこ
とによってバッテリー支持構造が形成されるから、一般
的な自転車の車体フレームを流用することができる。
【0033】したがって、製造コストが低い電動補助自
転車を提供することができる。また、ブラケットは、例
えば車体フレームの大きさ(車輪径)に対応させて複数
種類を形成しておくことによって、1種類の支持部材を
複数種類の車体フレームに搭載することができるから、
部品の共有化を図ることができてより一層製造コストを
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電動補助自転車の一部を示す側
面図である。
【図2】 バッテリーケース搭載部分を拡大して示す側
面図である。
【図3】 コントローラハウジングの平面図である。
【図4】 コントローラハウジングの底面図である。
【図5】 図3におけるV−V線断面図である。
【図6】 組立状態の支持部材の断面図である。
【図7】 図3におけるVII−VII線断面図である。
【図8】 コントローラハウジングの背面図である。
【図9】 図8におけるIX−IX線断面図である。
【図10】 バッテリーケース用ホルダの平面図であ
る。
【図11】 バッテリーケース用ホルダの側面図であ
る。
【図12】 バッテリーケース用ホルダの正面図であ
る。
【図13】 バッテリーケース用ホルダの背面図であ
る。
【図14】 図10におけるXIV−XIV線断面図である。
【図15】 図11におけるXV−XV線断面図である。
【図16】 支持用ブラケットまわりの平面図である。
【図17】 図16における支持用ブラケットのXVII−
XVII線断面図である。
【図18】 図16におけるXVIII−XVIII線断面図であ
る。
【図19】 バッテリーケース用ストッパー部の側面図
である。
【図20】 バッテリーケース用ストッパー部の平面図
である。
【図21】 バッテリーケースの着脱動作を説明するた
めの正面図である。
【符号の説明】
2…車体フレーム、5…シートチューブ、6…チェーン
ステー、12…後輪、21…バッテリーケース、24…
支持部材、25…枢支軸、41…ブラケット、、42…
コントローラハウジング、43…ホルダ、61…係合
溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートチューブと後輪との間にバッテリ
    ーケースを搭載した電動補助自転車において、車体フレ
    ームのチェーンステーの前端をシートチューブ下端のハ
    ンガーパイプに連結するとともに、シートチューブと後
    輪との間であって、前記チェーンステーのみに支持用ブ
    ラケットを一体的に接合し、この支持用ブラケットに、
    前記バッテリーケースを支持するバッテリーケース用支
    持部材を取付けたことを特徴とする電動補助自転車。
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