JPH1075985A - 遺骨の保管容器と保管方法 - Google Patents

遺骨の保管容器と保管方法

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JPH1075985A
JPH1075985A JP26904096A JP26904096A JPH1075985A JP H1075985 A JPH1075985 A JP H1075985A JP 26904096 A JP26904096 A JP 26904096A JP 26904096 A JP26904096 A JP 26904096A JP H1075985 A JPH1075985 A JP H1075985A
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JP
Japan
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ashes
hollow portion
seal
keeping
container
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Pending
Application number
JP26904096A
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Inventor
Yoshibumi Uratani
義文 浦谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遺骨等の保管や納骨に際し、場所を取らない
容器で且つ水のたまらない容器を得ようとするものであ
る。 【構成】 遺骨等を収容する中空部を設けて本体と前記
中空部に収容された遺骨を飛散させない封からなる容器
と、前記容器を前記封を下にして保管する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遺骨等を安置又は納骨
に際し極めて小さなスペースで保管する容器と方法に管
するものである。
【0002】
【従来の技術】荼毘にふされた遺骨等はそのまま、素焼
又は陶磁器又希にはガラス等で作られた骨壷と呼ばれる
壷に入れられ、墓地等に納められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、骨壷の口部を上にした状態で蓋をし、荼毘にふされ
た遺骨が入れられて墓地等に納められているため、荼毘
にふされた遺骨は、空気中の湿気を吸収し続ける。この
ため、骨壷の内部は時間の経過と共に湿気が多くなる
り、やがてその湿気は水滴となって骨壷の内部に溜ま
り、気付いた時は大量の水で充たされることとなり、骨
壷に水が溜まるという課題があった。
【0004】又、荼毘にふされた遺骨をそのまま骨壷に
いれるため、かなりの大きさの骨壷ペースに管する課題
があった。
【0005】さらに、壷という限定されて形状であるた
め、保管場所が限られるという保管場所に管する課題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】請求項1に於いては遺骨等を収容する中空
部を設けた本体と前記中空部内に収容された遺骨等の飛
散を防止する封からなり、前記本体は、長年月保管して
も腐食したり、又は風化したり又は変質する恐れのない
素材を用いて形成したことを特徴とする遺骨の保管容器
である。
【0008】請求項2に於いては、荼毘にふされた遺骨
等を粉砕し、体積を著しく減少させたて前記中空部に収
納した後、前記封を用いて前記中空部を封着し、前記封
着した部分を下にして、任意の保管場所に、保管するこ
とを特徴とする保管方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、荼毘にふされた遺骨等
を内部に収容する中空部を設けた本体と、収容された遺
骨等を保管する場合に於いて、飛散を防止し且つ遺骨等
の湿気を前記中空部の外部に放出できる封の部分からな
り、前記封の部分は遺骨等が吸収した空気中の水分を、
速やかに外部に排出することが可能な素材を当てて封を
するように構成することもできる。
【0010】この時、前記本体の外面は、生前の姿を摸
して形成し又は、位牌、又はこけし、その他好みの形に
形成することもできる。又、愛玩していたペットの遺骨
等である場合、生きていたときの姿を模してもよく、常
に身近な所に保管安置することを前提として形成しても
よい。
【0011】又、荼毘にふされた遺骨等は粉砕し、体積
を著しく減少させた後、前記中空部内に収容した後、前
記封を用いて封着し、前記封の部分を下方向にして保管
安置する。
【0012】この時、遺骨の粉砕状態は、最も体積を小
さくできる状態まで粉砕するとよく、パウダー状でもよ
く殺菌の必要があれば殺菌をしてもよい、遺骨等が空気
中の水分を吸収した場合、時間の経過と共に前記封を介
して速やかに外部に放出され、前記中空部の内部に水が
たまらないように構成するとよい。
【0013】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示す一部切り欠
きの斜視図で、長年月保管しても腐食したり、又は風化
したり、又は変質する恐れのない素材を用いて中空部B
を設けた本体1を形成し、この本体1の外観は、例えば
保管する場所に応じて、例えば仏壇に安置するのであれ
ば位牌のように形成することもできるし、墓地に納骨す
るのであればコケシやその他のあらゆる形状に形成する
こともできる。さらに、愛玩していたペット等の遺骨を
保管するに際しては、例えばそのペットの生前の姿又は
その姿に似通った形に本体1を形成し、インテリアや置
物として愛玩し続けることができるような形状に形成す
ることもできる。
【0014】封3は布又は、紙又はその他通気性のを有
する素材、例えばガラス繊維等に依って構成された布等
を用いてもよく、中空部Bの端面Dに接着又は粘着その
他の方法を用いて封3をするように構成するとよい。
【0015】上記のような構成であるから、例えば本体
1に、荼毘にふされた遺骨を脱湿処理した後、パウダー
状に粉砕し、さらにバイオ処理をして、その量を著しく
減少させた後、防カビや殺菌等の処理を施してから、中
空部Bに充填した後、中空部Bの端面Dに封3を施し、
端面D又は封3の面が保管する床面に接するように保管
安置する。
【0016】遺骨等のパウダーを封入した中空部Bは、
その形状または所有管理する者の好みや事情愛着などに
より、その保管方法に合わせて工夫することができる。
その一例として、図示しないが例えば、位牌の形状を模
した物であれば仏壇内や、墓地の納骨室又は、寺の本堂
等。個人の生前の胸像等を模した物であれば、仏壇の
他、従来遺骨を安置するのに相応しくない場所、例えば
個人についての思い出多い場所等に安置しても全く違和
感を起こさせることはない。又、犬や猫その他ペット等
の形状に形成された本体1に設けた中空部Bにペット等
の遺骨を前記のように処理して封3をもって封入した場
合、本体1が置物の如く安置し愛玩し続けることができ
る等、墓地が異常な高騰を見せる昨今、墓地以外に安置
の場所を選ばず、一般の骨壷に比べて数十分の一以下の
大きさになる等極めて便利である。
【0017】さらに、保管安置する場合、本体1に設け
られた開口部2と端面Dを下向きにして保管安置するか
らパウダー状となった遺骨が空気中の湿気を大量に吸収
した場合に於いても、封3を通して開口部2から抜ける
こととなり、湿気の多い場所に保管しても、中空部B内
に水が溜まることは全くない。
【0018】又、狭い場所に多くの遺骨を保管安置でき
るから、寺の本堂等に安置することも可能であり例えば
分骨等の方法により、寺と自宅で同時に保管すれば震災
や洪水火災その他不慮の災害や事故に遭遇した場合に於
いても遺骨等が不明になることもなく、さらに永代供養
等をする場合に於いても家族の手によって行うことがで
きるばかりでなく寺による永代供養もできる。
【0019】出張先や出稼ぎ先、旅先とう又は不慮の事
故等で死亡した場合、又は身元不明の遺骨等に於いても
一時保管等の場所を取ることがなく便利である。
【0020】図2は本発明の第2実施例を示す一部切り
欠きの斜視図で封3に変えて、通気性の無い素材を用い
た蓋4にすることもできる。蓋4は螺着又は接着等の方
法を用いて端面Dに固着し、外部の湿気を遮断すること
により、外気の湿気を取り込まないから、第1実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0021】図3は本発明の第3実施例を示す一部切り
欠きの斜視図で、蓋4の端部を鍔広にし、本体1を立て
て置く場合の安定性を増すたのめ台座Cを構成すること
もできる。従って、保管や納骨等の場合に立てて置く場
合転倒しにくく極めて安定した状態で立てて置ける他、
蓋4が密栓状態で、他の実施例と同様、極めて小さなス
ペースでも保管が可能であり、墓地の心配等をすること
なく半永久的に遺骨を保管することができる等の効果が
ある。
【0022】図4は本発明の第4実施例を示す斜視図
で、例えば、ペット等の遺骨を保管する場合、ペット等
の姿を模した本体1に中空部Bを設けると共に、第1実
施例に記載した方法でパウダーとした遺骨を収納し、封
3で封着してある。この実施例に於いても他の実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の遺骨の保管
容器とその保管方法によれば、保管容器に水が溜まるこ
となく、極めて小さなスペースで、墓地や仏壇に限らず
保管場所を自由に選ぶことができる等その効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部切り欠きの斜視
図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す一部切り欠きの斜視
図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す一部切り欠きの斜視
図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 開口部 3 封 4 蓋 B 中空部 C 台座 D 端面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遺骨等を収容する中空部を設けた本体と
    前記中空部内に収容された遺骨等の飛散を防止する封か
    らなり、前記本体は、長年月保管しても腐食したり又は
    風化したり又は変質する恐れのない素材を用いて形成し
    たことを特徴とする遺骨の保管容器。
  2. 【請求項2】 遺骨等を粉砕し体積を著しく減少させて
    前記中空部に収納した後前記封を用いて前記中空部を封
    着し任意の保管場所に保管することを特徴とする保管方
    法である。
JP26904096A 1996-09-03 1996-09-03 遺骨の保管容器と保管方法 Pending JPH1075985A (ja)

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JP26904096A JPH1075985A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 遺骨の保管容器と保管方法

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JPH1075985A true JPH1075985A (ja) 1998-03-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3199661U (ja) * 2015-06-24 2015-09-03 有限会社博善社 骨壷

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