JPS61203962A - 骨壷収納器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ）　産業上の利用分野 本発明は、骨壷収納器に関するものである。

（ロ）　従来の技術 従来、骨壷は外周面に模様等を施さず、真白な陶器の素
焼にて器体及び蓋体より構成され、器体内に死者の遺骨
を入れ、上方を蓋体が閉蓋し、そのまま京地又は納骨堂
へ納骨されていた。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点しかしながら、
かかる骨壷は、素焼のものが多く、単に遺骨を収納する
のみであり、遺骨の故人をしのぶものは一切なく、また
故人の安息を援助すべきものも添付されることもなく、
更には長い年月が経過するにつれて、骨壷中の空気の水
分が凝固し、骨壷の底部に溜まり、遺骨自体に悪影響を
及ぼすものであり、このように、骨壷自体が破損したり
する粗末な骨壷等に収めること自体が死者に対する哀悼
の意を軽視するものであって、故人の尊厳を損うもので
あった。

（ニ）　問題点を解決するための手段 本発明では、骨壷を収納可能とした陶器素材の器体あ外
周面に、模様及び戒名、俗名、家紋等を焼付けすると共
に器体内に陶器でつくった仏像体や、吸水作用等を有す
る充填部材や乾燥剤又は香物等を内蔵じしめて構成する
骨壷収納器を提供けんとするものである。

（ホ）　作　用 本発明では、器体内に仏像体が収納されることで、死者
の魂の伴者がつくという故人への歌心の向上をかりはつ
ると共に骨壷を収納器内に収めることにより、収納器の
蓋体により外気を遮断すると共に、吸水作用を有した充
填部材により、空気中の水分を吸水し、壷内への流水を
防止し、また充填部材ににり骨壷自体を保護し、長期間
保存づることができ、必要な手入れ等がいらずに、死者
の永遠な眠りを図ると共に、収納器の外表面に模様と死
者の戒名、俗名、家紋等を焼付１ノ、死者の冥福を敬う
ことができるものである。

くべ）　効　果 従って、本発明によれば、いわゆる「おとも観音」と称
しうる陶器の仏像を収納器内に骨つぼと共に収納して、
死者の魂の伴者を設番プる思想を表わすごとができ、ま
た乾燥剤等により遺骨の長期間の保存が可能であると共
に、器体に焼付けした模様等にＪ：す、美術工芸品的な
趣ぎを味わうことができ、骨壷内の異臭を乾燥剤及び香
物等で解消させて、本来の骨壷の違和感を取り除いた為
に、持ち運びにも容易ならしめるという効果を奏するも
のであり、更には、収納器内に故人の業績を焼付記載し
た陶器板等を収納すれば、更に故人の冥福を敬う効果を
増大する。

（ト）　実施例 本発明の実施例を図面にもとづぎ詳説すれば、（Ａ）は
骨壷収納器を示しており、同収納器＜Ａ）は、骨壷（ａ
　）を収納可能とした器体（１）であり、同器体（１）
上方には、蓋体（２）を設けて密閉状態に構成されてい
る。

同器体（１）の外周面（３）には鳳凰等の模様を焼付け
るだけでなく、同外周面（３）にスペース（４）を股り
、同スペース（４）に戒名、俗名、家紋等を焼付は可能
とした陶器素材にて構成されている。また、器体（１）
の外周面には、お教の文言を記載して焼付けておくこと
ができる。

また、同機体（１）内側面及び底部には、吸水作用を有
する部材及びウレタン等にて形成された充填部材（５）
を間管（ａ　）を収納時の間隙部に介設し、遺骨及び骨
壷（ａ）等の振動を吸収して破損しないように防止する
と共に、間管（ａ　）内に水分を、同部材（５）により
吸水して、溜水による遺骨保存に対する影響を防止する
ように構成されている。

蓋体（２）は器体（１）と同じく外周面に模様等を焼け
た陶器素材で形成され器体（１）上側縁部に密閉状なる
ように形成しまた、外気を遮断して、水分が侵入しない
ように構成している。

また、蓋体（２）の天井面（２１１或は、器体（１）の
適当な個所には、乾燥剤又は香物を内蔵すべく構成して
おり、本案実施例では、蓋体（２）の天井面（２）−１
に乾燥剤、香物収納の為の収納室（９）を形成している
。

また、器体（１）に骨壷を収納した一Ｆ部の空間−５一 部（Ｓ）中には陶器でつくった仏像体（Ｍ）を収納すべ
く構成しており、仏像体（Ｍ＞は、陶器で構成し、３〜
５ｃｍの高さの小型のものとし、いわゆる「おとも観音
」としての定義を有している。

また、器体（１）中には、故人の業績等を陶板に銘記し
た足跡陶板（ｍ）も収納自在としておくものであり、こ
れは故人の業績が末代まで遺骨と共に残り、故人をしの
ぶ手段として意味があり、骨壷の保存と共に故人の思い
出、生き様等も後世に残さんとする死者への敬けんな思
いが表わされている。

本発明の実施例はこのように構成されており、同収納器
（Ａ＞に骨壷（ａ　）を納めた場合には充填部材（５）
を介しているために遺骨及び骨壷（ａ　）を、破損しな
いように保護すると共に吸水部材により骨壷（ａ　）内
に侵入した水分等を吸収し、悪影響もな（し、長期間の
保存を可能とし、手入れが簡単な清掃のみで済み、又は
、乾燥剤又は香物等により遺骨特有の異臭を解消し、同
器体（１）外周面に模様、及び、戒名、俗名、家紋等を
焼Ｎｔ　４プることにより、死者を軽視することなく死
者を慰めることができ、更には、おとも観音としての仏
像の陶器が収納されて死者の件名の意味をこめることが
でき、また業績を表わした陶板等も収納することにより
、死者・故人の生き方等が遺骨と共に後世まで残り、死
者の冥福を敬う意味合いが非常に向上しうる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の全体側面図 第２図は、第１図Ｉ−Ｉ線の横断面図 （ａ）：骨壷 〈１）；器体 （２＞：Ｍ体 （５）：充填部材 （Ｍ）：仏像

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）骨壷（ａ）を収納可能とした陶器素材の器体（１）
   の外周面（３）に、模様及び戒名、俗名、家紋等を焼付
   けすると共に、器体（１）内に、陶器でつくった仏像体
   （Ｍ）や、吸水作用等を有する充填部材（５）や乾燥剤
   又は香物等を内蔵せしめて構成する骨壷収納器。