JP3199661U - 骨壷 - Google Patents

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悟 三千田
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Abstract

【課題】手元供養に適した骨壷を提供する。【解決手段】骨壷は、クリスタルガラス製の本体部12とクリスタルガラス製の土台部14で構成され、本体部12が下面に開口する遺骨収納室16と遺骨投入口20の周縁に接着領域22を備え、土台部14が遺骨収納室16を密閉する封止領域24と接着領域22に接着する被接着領域26を備え、遺骨収納室16に粉末状の遺骨を収納した後に接着領域22と被接着領域26を接着し、本体部12と土台部14を一体化させる。【選択図】図3

Description

本考案は、粉末化した遺骨を収納する骨壷に関し、特に手元供養に適した骨壷に関する。
従来、遺骨は骨壷に収納した状態でお墓に収めるものとされており、年に数回お墓参りをすることで先祖を敬うというのが一般的な供養の形態である。しかしながら、お墓が遠方にあることも多く、特に高齢者にとってはお墓参りが非常に困難になっている状況も見受けられる。身近なところにお墓を移そうにも特に都市部においては選択の余地があまりなく、あったとしても非常に高価で二の足を踏むことも多い。一方では、遺骨をお墓などの離れた寂しいところではなく、身近に置いておきたいという考え方も徐々にではあるが広まってきている。
このような背景のもと、近年、手元供養と呼ばれる新しい供養の形態が注目されている。手元供養とは、遺骨を生活空間など身近なところに置くことで、故人を想う遺族の心を癒すという供養方法である。手元供養には加工の有無や持ち運びの有無などにより幾つかの形態がある。多くの場合、従来の骨壷と同様に容器に収めた状態で保管するが、ロケットペンダントの中に遺骨を収めて常に身に付けたり、遺骨を加工してペンダントや指輪の素材にすることも行われている(特許文献1参照)。
特開2009−39141
手元供養が注目されるようになった背景には、先に述べた理由の他に散骨への理解が深まってきたことも挙げられる。近年、墓地や納骨を巡る状況の変化さらには宗教観や家族の在り方に対する意識の変化から、新しい埋葬の形態として散骨が注目を浴びている。散骨とは、人骨と判別できない程度に遺骨を粉砕して粉末状に加工し、海や山などの故人が指定した場所に撒布する埋葬方法である。散骨を巡っては墓地・埋葬等に関する法律や刑法の死体等遺棄罪など、いつくか考慮しなければならない問題はあるが、散骨そのものを規制する法律は存在せず、法務省は非公式ではあるが節度をもって行われる限りは違法性はないとしている。
散骨を行う場合、遺骨のすべてを撒布することは稀であり、一部の遺骨は残しておきたいという遺族の想いが手元供養への需要につながっている。撒布される遺骨は粉骨と呼ばれる作業を経て微細な粒子状に加工されているため、手元に残しておく遺骨の保管には湿気への対策が必要になる。また人目に付くところに保管しても違和感のない外観となるように配慮しなければならない。従来の骨壷は素材として陶磁器が用いられることが多く、蓋も密閉する機能を有していなかったため、湿気によって遺骨が風化することもあった。また、お墓に収めた後はほとんど人目に触れることがないため、意匠を凝らしたものは極めて稀であった。
前述の課題を解決するため、本考案は次のような特徴を有する。
クリスタルガラス製の本体部と、クリスタルガラス製の土台部で構成される骨壷であって、前記本体部が、下面に開口する遺骨収納室と、前記開口の周縁に接着領域を備え、前記土台部が、前記遺骨収納室を密閉する封止領域と、前記接着領域に接着する被接着領域を備え、前記遺骨収納室に粉末状の遺骨を収納した後に前記接着領域と前記被接着領域を接着し、前記本体部と前記土台部を一体化させたことを特徴とする骨壷。
この骨壷は全体がクリスタルガラス製であることから、外観の意匠性が高く、また収納された遺骨を外側から常に目にすることができる。遺骨を収納する空間は密閉されているため、湿気等による遺骨の風化を防止することができ、骨壷を傾けたり転倒させたりしたときにも粉末状の遺骨がこぼれ出ることがない。
骨壷全体を略立方体の形状になるように構成すると、骨壷というよりは調度品のような外観となり、居間や寝室等どのような場所にでも違和感なく置くことができる。
本体部と土台部の高さ比が3:1乃至4:1になるように構成すると、骨壷全体に占める本体部の割合が大きくなり、収納された遺骨の見え方も含めて全体の美観がさらに向上する。
本考案によれば、クリスタルガラス製の筐体を通してあえて遺骨を見せることで審美性や意匠性を追求した骨壷を提供することができる。また遺骨を風化させることなく保存することができ、万が一の転倒時や落下時においても遺骨をこぼすことなく保護できる骨壷を提供することができる。
骨壺の側面図 骨壺の平面図 図1の3−3線断面図 図1の4−4線断面図
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
最初に、骨壷の構成について説明する。骨壷10は、遺骨を収納するための容器であり、クリスタルガラス製の筐体の内側に遺骨を収納するための空間が形成されている。筐体は、高さおよび幅、奥行きが約40mmの全体として略立方体の形状をなしている。筐体は上下2つのパーツ(本体部12と土台部14)で構成され、本体部12と土台部14を接着することにより、筐体の内部に密閉された遺骨収納室16が形成されるようになっている。
本体部12と土台部14にはクリスタルカット(面取り加工)が施されている。本体部12の上面12aの4辺には比較的大きめの面取り加工が施され、下面12bの4辺には比較的小さめの面取り加工が施されている。これとは逆に、土台部14の上面14aの4辺には比較的小さめの面取り加工が施され、下面14bの4辺には比較的大きめの面取り加工が施されている。本体部12の上面12aの面取り加工の形状と土台部14の下面14bの面取り加工の形状は同一である。また本体部12bの下面の面取り加工の形状と土台部14の上面14aの面取り加工の形状は同一である。本体部12の下面12bと土台部14の上面14aは隙間なく接着できるように平滑な面に形成されている。
本体部12には円筒形の遺骨収納室16が設けられている。遺骨収納室16が本体部12の下面12aの中央に開口する部分は円形の遺骨投入口20である。遺骨投入口20の周縁は紫外線硬化樹脂を塗布するための接着領域22である。土台部14の上面14aの遺骨投入口20と相対する部分は、遺骨投入口20を塞いで遺骨収納室16を密閉するための封止領域24である。封止領域の周縁は本体部12の接着領域22に接着する被接着領域26である。
続いて、骨壷10に遺骨を納める手順について説明する。まず、本体部12を遺骨投入口20が上向きになるように設置する。次に、十分に乾燥させた粉末状の遺骨を遺骨投入口20から遺骨収納室16に投入する。このとき遺骨収納室16にある程度の余裕が残るように遺骨の投入量を調節する。次に、遺骨投入口20を除く本体部12の下面12a全体に紫外線硬化樹脂を塗布する。その上に土台部14を下向きに被せ、位置合わせをした後に樹脂を塗布した箇所に紫外線を照射する。これにより本体部12と土台部14が一体化した骨壷10が完成する。樹脂の硬化にって遺骨収納室16は完全に密閉されるため、骨壷10を土台部14が下になるように設置しても遺骨がこぼれ出すようなことはない。また遺骨収納室16の気密性も保たれるため、湿気による曇りやカビが発生することもない。
骨壷10は、本体部12と土台部14の高さ比h1:h2が3:1乃至4:1程度になるようにすると、骨壷全体に占める本体部12の割合が大きくなり、置物としての美観を向上させることができる。また、このような高さ比であれば遺骨収納室16に納めた遺骨が骨壷10の略中央か中央よりやや下寄りに位置するようになり、クリスタルガラスの透明な輝きと遺骨の白色の織りなす色彩感を艶やかに表出することができる。
10 骨壷
12 本体部
14 土台部
16 骨壷収納室
20 骨壷投入口
22 接着領域
24 封止領域
26 被接着領域

Claims (3)

  1. クリスタルガラス製の本体部と、クリスタルガラス製の土台部で構成される骨壷であって、
    前記本体部が、下面に開口する遺骨収納室と、前記開口の周縁に接着領域を備え、
    前記土台部が、前記遺骨収納室を密閉する封止領域と、前記接着領域に接着する被接着領域を備え、
    前記遺骨収納室に粉末状の遺骨を収納した後に前記接着領域と前記被接着領域を接着し、前記本体部と前記土台部を一体化させたことを特徴とする、
    骨壷。
  2. 全体として略立方体の形状を有することを特徴とする、
    請求項1に記載の骨壷。
  3. 前記本体部と前記土台部の高さ比が3:1乃至4:1であることを特徴とする、
    請求項2に記載の骨壷。
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